俳句ポスト365結果発表

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第5回 2013年2月21日週の兼題

春の月

  • よしあきくん一期一会の一句
  • 初心者向け解説コーナー今週の俳句道場
  • 今週のお便り
  • 人・並選の俳句
  • 天・地の俳句
本選句欄では、添削した形で句を掲載する場合があります。
添削は作り替えの提案として句会等でも議論されます。示唆された添削案が自分の表現したいことに合致すれば、作者の判断においてその案を自作として採用してかまいません。

人

門衛の男見上ぐる春の月
杉本とらを
春月の港の大き観覧車
酔う太
ダラダラ坂鬼さんこちら春の月
花屋
水源の森を抱きて春の月
根子屋
角いくつあっただろうか春の月
しんじゅ
仁王門とほり抜ければ春の月
春の月廃車置き場の油染み
北まぐれ
春月や見えないとこを消防車
雨月
海峡に沈みて赤き春の月
ポメロ親父
春月や航路存続する報せ
不知火
豆乳のとろん春の月のゆるる
めろ
車麩をゆつくりもどす春の月
亜桜みかり
春月に触れ来しやうな手を愛づる
ハラミータ
二階から声かけられる春の月
兼光
山頭火放哉も来よ春の月
村夫子
春の月6ペンスにて贖へり
七草
カクテルの泡の一粒春の月
西原みどり
ジントニックにライム沈める春の月
溢れたる酒は甘口春の月
大五郎
春の月ペテロは三度否認する
猫ふぐ
春月やあれはG線上の猫
すな恵
春の月あれはシュレディンガーの猫
ローストビーフ
点滴は囁くように春の月
理酔
点滴の雫連なる春の月
登美子
かの島に二つの名前春の月
実峰
群青に暮るる敦煌春の月
野風
春の月浪漫ちっくが蕩けでて
みかん
オルゴール終はる春月ぽこあぽこ
バーバラ
春の月古事記の文を探す島
三十郎
春の月忍者部隊の紅一点
あねご
退寮日部屋を春の月まみれにして
鞠月

並

雨止んで南に鎌研ぐ春の月
藻川亭河童
帰郷する手には念珠よ春の月
お茶係
春の月送別会の帰り道
なかさん
送別の花束重し春の月
点額
春の月ちょっと疲れて妻の笑み
真鍋稲穂
女生徒の耳打ち話春の月
魔心地
耳削ぎし画家やアルルが春の月
魚水
宿敵は尼寺に入る春の月
春秋 夏炉庵
春三日月一寸遊んで行かないか
こま
ワンコイン握り立呑春の月
四万十太郎
父のよう母のようにと春の月
台所のキフジン
春の月こうして夜は更けて行く
四万十のおいさん
涙目になほも潤むや春の月
輝女
春の月溶けて貘の目にも涙
煤竹
春月の濡るる吾の涙のせいか
美和
種籾を浸し終わりて春の月
旭山桜
春の月天頂におき大鳥居
岡本海月
唇を拒みし人や春の月
小市
とろり呑む杯にとかして春の月
風来松
マンションの高層を出ず春の月
金子加行
失恋の傷まだ癒えぬ春の月
洋子
カクテルへしぼっていれたい春の月
睡花
春の月バイオレットフィズ飲む気分
道草
春の月カステラの端の甘さかな
マーペー
駅を出て家まで五分春の月
のり茶づけ
春の月チャーハンを餡かけにする
奈津
春満月しょってる猫にこんばんは
月濡れ
笑むような猫の寝顔や春月夜
甘えび
道端の猫の死体に春の月
猫じゃらし
春満月散歩くしゃみに犬わらう
ちびつぶぶどう
のんびりと犬を呼ぶ声春の月
逸子
忘れたと呟く祖母と春の月
しかもり
屋根の上レモンみたいな春の月
春の月夫が焼いたパンケーキ
香苗
春の月音の外れた絵描き歌
西条の針屋さん
誕生を待つ静けさに春の月
空山
春の月もうすぐさわれそうなのに
和田緑の手
春の月好きなあなたと膝枕
キミミキ
京焼のデミタスカップ春の月
鎧戸のように目蓋が春の月
ミル
身重かや大潮近き春の月
はまゆう
早よう来いとそぞろ歩きて春の月
世四
志望校変更届春の月
よひら
書きかけの履歴書ひらり春の月
流星
薄皮を脱ぐやう昇る春の月
手を繋ぎ見上げる空に春の月
櫻龍
湯上りの柔肌融ける春の月
井深靖久
春の月アンニュイなるやカツフェの娘
たま
ビニールの袋にプリン春の月
神戸鳥取
春の月スカイツリーと手をつなぐ
ようこ
そうーっと抱えたくなる春の月
佐莉
思案ごとまた決めかねて春の月
時雨
着いてくる銭湯帰り春の月
れい
春の月浮かびて軽きジャズの調べ
紗蘭
犬小屋の夢やわらかに春の月
犬烏賊
片恋のさざなみやまぬ春の月
しゅんかん
春の月恋の行方に似てもおり
千代姫
観覧車戯れている春の月
笑松
山間(やまあい)の初めての道春の月
八木ふみ
羊羹を厚く切り分け春の月
ヤッチー
足ぬけの女郎の簪春の月
台所のキフジン
標的は春の月なり槍稽古
もね
家路へと撫で肩春の月をゆく
根子屋
真黄色を裏漉すなる春の月
和田緑の手
夕照に続く外灯春の月
てんきゅう
春の月雲が流れる坂の上
れんげ畑
君と出会えてよかったよ春の月
Blanca
春の月指して泣く子をなだめけり
八十八
春満月春樹ワールドに思い馳せ
光海
点滅の旅客機見てる春の月
金銀パール
春月や喧噪始まれる盛り場
りう女
志度湾のけふ見納めの春の月
らっこマミー
婆ちゃんを詩人にさせた春の月
ようこ
添い寝する孫と眺むる春の月
次次老

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