俳句ポスト365結果発表

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第69回 2014年5月22日週の兼題

  • よしあきくん一期一会の一句
  • 初心者向け解説コーナー今週の俳句道場
  • 今週のお便り
  • 人・並選の俳句
  • 天・地の俳句
本選句欄では、添削した形で句を掲載する場合があります。
添削は作り替えの提案として句会等でも議論されます。示唆された添削案が自分の表現したいことに合致すれば、作者の判断においてその案を自作として採用してかまいません。

人

なつかしき水のにおいの蛍かな
とりとり
ほうたるの水のにほひの火をとぼす
はまゆう
蛍のひそみし闇や水匂ふ
ふふ
幾百の蛍飛ぶ闇深ければ
水田和代
真の闇掴み損ねてほうたるは
もね
この闇の鼓動となりて蛍湧く
でこはち
蛍ゆれて闇を打ってゐる鼓動
小泉ルリ
濡れたる眼濡れたるままに蛍浴ぶ
とおと
やはらかき草音聞くや初蛍
瀬戸 薫
蛍火のひと火昨日のあのひと火
大平鍾馗
峡に仰ぐ星空小さく蛍の夜
ハムテル
初蛍水底に火の国興る
ハラミータ
流蛍や水底に火の国滅ぶ
ハラミータ
千二百光年先の蛍かな
こぶん
音の無き世より螢の現れぬ
じろ
空と地の相寄るはざま蛍飛ぶ
小出 葡香
蛍の甘き水より湧きにけり
渕野陽鳥
人去りし蛍水辺の濃く匂ふ
野風
一匹の蛍水面に二連星
しかもり
水先を照らす蛍や屋形船
日暮屋
蛍見に今宵どの川どの沢へ
雪花
この先に螢の渓などあるのですか
初蒸気
蛍たゆたひ一村の寝静まる
小野更紗
一山の息吹の如し螢の火
神戸鳥取
蛍放つ窓へ迫るや黒き山
カリメロ
蛍の夜は棚田の祭りかな
お手玉
夜の田の香るや蛍観察会
ぐわ
蛍飛ぶ奥には鍾乳洞の口
やのたかこ
武蔵野の蛍遠くにひかりけり
Muse
地下潜る東京の川夕蛍
てん点
草螢幽かに銀座昏くして
葦信夫
四万十川の星は蛍に紛れけり
一生のふさく
志摩の女と蛍と別れ以来会わず
ジャンク堂
栄光の時代を問われ蛍の夜
待ち合はす橋に名の無き蛍の夜
大阪華子
ほうたるや渡る橋などありませぬ
露玉
吊り橋を渡れぬ我に遠蛍
のり茶づけ
宵蛍こわごわ渡る土の橋
山歩
初蛍欄干を越え消えにけり
安芸彦
刑務所の塀越えて行く蛍かな
未貫
崖の下蛍湧きいづ事故現場
中原久遠
ほうたるの廃家へひとつ沈みけり
とうへい
使はない竈の上の蛍かな
きのと
路地裏に淋しき蛍ゐはせぬか
ポメロ親父
姫蛍悲し悲しと瞬きて
のひろ
片恋の蛍を囲ふたなごころ
ぼたん
躊躇いの蛍ひとすじ如何にせん
のひろ
蛍火やラストシーンのように消え
ぐべの実
らしきことなにも無きまま螢飛ぶ
じろ
蛍の夜ほんとは君が怖かつた
ハラミータ
蛍火や乙女のくせに闇が好き
七七子
蛍火の照らす女の首長し
四六三
蛍火や離れしひとの思はるる
酸模
慰めの言葉呑込む蛍の夜
瀬戸 薫
我が心打ち明けそびれ螢の夜
桂介
言ひかけてほうたるのごと口つぐむ
みちる
君知るや蛍火の殆どは嘘
三重丸
ほうたるや指切りしたを忘れをり
福花
約束は破るものです蛍飛ぶ
実峰
蛍火や傷つくほどに傷つけて
露玉
蛍火が揺れ動くから乱される
野ばら
待つことはもうやめました夕蛍
根子屋
別れぎは握りつぶそかこの蛍
大塚迷路
駆け落ちてゆく日曜の蛍かな
山本たぶん
蛍火の尾を引く恋となりしかな
松蔭 眞由美
たまずさのこひのあやなるほたるがわ
藻川亭河童
螢見にゆかな精算済みの恋
有櫛
二人して蛍のやうにさ迷へる      
みなと
黒髪の先で蛍を遊ぶ姫
塔山音絵
瓊馬玉の一夜蛍がかき乱す
流星
二本目の紐解きはじむ蛍の夜
るびい
激情はひんやり燃やす蛍かな
土井探花
蛍や指だけ愛した人がいる
あおい
蛍飛ぶ夜の営みの生臭き
ヤッチー
蛍来てほら肋骨が透けてゐる
雪うさぎ
ほうたるが女たらしの指に来る
奈津
掌の蛍と共に抱かれたき
流星
眼帯の男と昼のほうたると
るびい
ギムレット呷る男や蛍の夜
麗門
蛍火を携へて来る従兄かな
左遷の君の肩に蛍飛び来て
実峰
病室に蛍放つ夕べかな
郡里
ほたる嗚呼妻見たがつていたほたる
ぐわ
舌の根に溶くるニトロや蛍の夜
ヤスハル
ストレプトマイシン効かぬ蛍かな
幸久
肉食の果ての蛍の火のみどり
ポメロ親父
悪食の生まれかわりて新蛍
こま
今生は蛍にされた人攫い
花屋
裏庭に母は居ませり夕蛍
あい
今朝のこと忘るる母の手に蛍
マーペー
父がゐてその父がゐて大蛍
十猪
ほうたるや齢の離れた姉ひとり
里眠
ほうたるや今日より姉は人の妻
天宮風牙
出戻りの姉蛍呼ぶ声細し
可不可
母ひとり子ひとり蛍ひかる寝間
らっこマミー
母を待つビスコのる手に蛍のる
八木ふみ
透明な母乳あふれん蛍飛ぶ
鈴木桃宙
この世よりしんしん蛍時雨かな
緑の手
花の都恋しき平家蛍かな
もね
蛍火の流れ落人部落かな
麗門
六道の辻を行き交う蛍かな
北大路南天
能舞台蛍一頭出でにけり
小市
ほうたるを呼んでまじないじみてをり
やのたかこ
来てはならぬ来てはならぬと蛍火は
ハラミータ
蛍火や草書の如く闇を曳く
むすびめ
くらやみにひらがなを書くほたるかな
塔山音絵
とまらせて蛍の巨樹となりにけり
樫の木
両の掌に残る蛍の匂いかな
兀兀
手に捕れば甘き香りの蛍かな
三輪えつし
捕へたる子の手に蛍つぶれけり
神戸鳥取
はぐれ来し蛍は指の微熱へと
とうへい
京ちゃんの夢に出て来る蛍の夜
登美子
初ほたる閉校記念植樹の碑
あらた
蛍見る業務日程にも入れる
ぱむだ木下
未送信文書のありぬ初蛍
ぼたん
役場にて蛍の噂聞きにけり
富士山
パートB種辞めてあてなし夕蛍
Mコスモ
エプロンに蛍包みて帰りけり
毛利あづき
通夜すませ蛍と帰るわが家かな
木 よし
家出でてあてどなき夜の蛍かな
このはる
鈍行の揺れにまだ居り蛍の夜
ミル
蛍見て寂しき街の灯に帰る
不知火
カーラジオ消して眺むる蛍かな
風人雷人
ほうたるや音なく滑るガラスペン
ヤスハル
ずぶ濡れの私硝子器の螢
くろやぎ
爆心地燃えても灰の出ぬ蛍
ドクトルバンブー
空襲の話する母螢の夜
杉本とらを
空襲の悲話残す川蛍飛ぶ
八十八
特攻の化身ぞほたる帰り来し
やよい
ほうたるやプロペラ折れた紫電改
稲穂
蛍知らずまた生知らず死も知らず
ぱむだ木下
骨壺と川の字に寝て雨蛍
まどん
蛍火の消えてそれきり昭和過ぐ
雨月
この国の闇の方へと蛍飛ぶ
登美子
敗戦の前の運河に蛍飛ぶ
媚庵
蛍また一つ消えゆく遺族会
根子屋
青淵に花手向ければ蛍湧く
雪うさぎ
囁きか祈りかほたるほたるほたる
七七子
ほたるほたる飛び立てこれは釈迦の手ぞ
鞠月
耳塚に蛍の残像残す夕
稲穂
普陀落へ誘ふやうに蛍の火
松本だりあ
中陰へ螢しぶける川渡る
青萄
勤行の終ひ裏山より蛍
クズウジュンイチ
山深く蛍の墓は螺旋形
ちびつぶぶどう
水かきに蛍火囲う河童かな
三重丸
蛍飛ぶ王座追われし王のごと
茶子(ちゃこ)
オフィーリアの水先灯す蛍かな
三重丸
蛍来てスタンダールを解く夜更け
今野浮儚
呼べば来るほたる洛中洛外図
吾平

並

すっと来てほうたる囁きすっと去る
ひよとり
蛍飛ぶゆうらりゆらり小暗がり
ひろ志
暗い道光る蛍のカーニバル
おーかゆかり
舞いあがり逆さに落つる宵蛍
金太郎
ひとすじの蛍の光に願い込め
空清
吾はここ吾を見ろよと蛍飛ぶ
かすみ草
これほどに思いのままか飛ぶ蛍
車話
薄闇の深まりゆけば蛍見ゆ
笑松
薄闇のただただ静か蛍舞う
あさり
晦闇を待ちわび出づる蛍かな
ことのはみやび
青き闇照らして蛍生き急ぐ
さとう七恵
誘ふ蛍闇へ闇へと灯しゆく
たま
ほうたるや闇一枚の点と線
ぽん子
漆黒の闇に穴あり蛍かな
雨独
愛蛍やともせず還る籠の闇
緑角
絡みつつ闇に溶け合ふ蛍かな
ときめき人
ぬばたまの闇に蛍は色を見る
理子
蛍舞うそれだけでよし闇しずか
しげる
闇深し鳴かぬ蛍の叫び声
奈良翁
声ひそめ暗闇紛れ待つ蛍
パオ
灯を消して息をひそめて蛍待つ
まんじゅりか
あと少し時よ待ってと飛ぶ蛍
山野琥珀
暗幕をおろしほうたる舞始め
川島 欣也
藍染の裾に舞い飛ぶ蛍かな
勿忘草
あっちこち夜間飛行の蛍たち
山風禅
幽玄な光の帯や蛍舞ふ
おせろ
霞む眼にフワリ眩しき蛍かな
Blanca
蛍追い草に躓き濡れ鼠
母人
一身に視線集むる蛍かな
東雲
雨上がり蛍の光増しにけり
三つ葉葵 夏目 長益
雨上がりすぼめた傘に蛍在り
紅あずま
川音で消え入りそうな蛍かな
小春
蛍一匹清なるを知る古里の川
さんさん珊瑚
川べりで希望を灯せ螢たち
金雀枝
蛍舞う薄暮の川瀬忍び足
星降松
蛍灯や川瀬飛び交う夢の中
百合乃
蛍火の何処に消えて瀬音かな
青二
島の夜の瀬音に舞へる蛍かな
アサスズメ
せせらぎを乱舞の蛍ホータルコイ
笹百合
山道の水車まわるや宵蛍
寸人
清流を飛び交う蛍今いづこ
彦山
流蛍を一目見たさに突き進む
よりみち
捕らへてと言ひてはにぐる蛍かな
やにほ
乱舞する蛍にこの世忘れゐる
レモングラス
転生し重きを放つ姫蛍
珠桜女あすか
蛍火や僅か十日の儚さよ
春爺
青光る蛍追う目の老いしかな
白桜
白き手に蛍とらむと君ひかる
薄暮の旅人
蛍来い今夜は光る髪飾り
文月さな女
少年と少女の恋花ホタル咲く
北まぐれ
口実に誘いし蛍君の肩
丸助
蛍やささやくように近づきぬ
一斉に光りを合わす蛍かな
写俳亭みの
蛍火やツートンツーと点滅す
れんげ畑
わが息に合わせ蛍の点滅す
白川 葎
息継ぎを苦しんでをる蛍なり
みちる
ほうたるのかたち紫と言い放ち
亜桜みかり
印画紙に動きを残す蛍かな
坂三
蛍来て肩に止まりて息殺す
播磨路
恋告げる吐息の光る蛍かな
金子加行
蛍は光り燃えて恋するかな
竹内一茶
たまゆらの闇にひとすじ恋蛍
春川
恋蛍老ひたる吾の前を飛ぶ
雨独
明滅はうずく思ひか恋蛍
軌一
老ゆるとは蛍の嫉妬追ひもせず
魚水
ときめきて甘水追うや老い蛍
くさぐき
色恋はいつか蠱毒となる蛍
魔王
漆黒の恋の駆け引き蛍かな
しげ爺
初蛍ほんのり染まる君の顔
目黒輝美
ほうたるやあまきにほひをもとめくる
旧重信のタイガース
甘い水とはどんな水蛍来い
みけにし
蛍来い水は甘いと子ら歌う
誉茂くう子
蛍儚や甘い水でもいいじゃない
曲狸
ふうわりとほたるに怒ることやある
小林大山
今すぐにあなたと螢取り戻せ
小木さんの娘
蛍のあくがれし身の想いかな
津葦
蛍燃ゆ恋慕よ届け焦げんとも
泰 徳人
蛍見の夕べに君と出会いしが
台所のキフジン@始まりは椿山荘の蛍見の夕べ でした!
あなたの姿を追えばそこに蛍
ふーみん
ふられてもふられても飛ぶ蛍かな
つむぎ
蛍火や恋を流して川あをし
いさ
ほうたるや恋人たちを持て余し
ウルトラのはとこ
月潤み蛍恋恋舞踏会
てぃ
蛍火や二十日の恋が終わりけり
みかん
てのひらに恋のひとつぶ螢の灯
山上 博
恋せども蛍苦笑す里多し
城崎円香
夕蛍恋路の闇の右ひだり
嘉子
蛍火や恋つれなくば呻くなり
むじーじ
蛍落つシアン化合物より甘い恋
野純
運命のひとをさがして蛍舞う
石田麦子
夢までも続いてゆくか舞う蛍
想予
蛍待つその手握らむ今か今
宮沢剛
光追い微笑む君の背に蛍
目の前に星現れるほたるかな
まほろ
蛍みな水より生まれ星となる
桜木レイ
蛍火の高く上りて星となる
しおあん
ほうたるの星へ紛れし水の面
みちる
追いかけてこの手の中に初蛍
みえ
蛍追ひ青い光を手で掴む
秋桜
ほら捕った差し出す手から蛍舞う
タケ
手に蛍孫の世界は無限大
たびっと
てのひらの余韻にひたる初蛍
kokoro
ほうたるを闇になずらふ白き指
たんと
草むらの蛍を誘ふ指の腹
未々
蛍飛び違ひて吐息熱くなり
ichiei
蛍追う影に命の消えゆく灯
みよしい
蛍追ふわが魂のありどころ
ふふ
音もなく蛍たゆたふ魂合へよ
まんじゅりか
蛍火や己の闇を照らされる
しゅんかん
諍いの絶へぬ地球や蛍とぶ
お笑い迷人
事なきを光る蛍に託したし
がん田
かの世への帳や万の螢飛ぶ
きらら☆れい
夜七時集合蛍観察へ
みつこ
ホタル見に男子6人チャリンコで
ぐみ
三つある蛍の声を聞くベンチ
ゴマ四郎
夫と見る夷隅の里の蛍火や
位子
若き僧蛍を放つ鑑賞会
黄昏草
命日に蛍の背借り来るを待つ
金銀パール
蛍火や父の命日酒交わす
公毅
蛍飛ぶ季節巡りて亡父恋し
立香
陰膳を据えて華やぐ蛍かな
うに子
亡き人の香の蘇る蛍かな
倉戸せいら
特攻の蛍になりて帰りけり
風来坊
送り火のように消えゆく蛍かな
馬場 馬子
祈りたる数だけ揃ふ蛍の火
蘭丸
平凡が良しと言われてホタル追う 
木一路
蛍火に縋り一筆したたむる
たんと
蛍火の軌跡象形文字の由来
葛城蓮士
ほうたるや雫が下駄へ落つる音
丸山清子
現身のあまりに刹那蛍の火
時雨
贅沢な宴の果てて蛍とぶ
蛍火や三面鏡の自分達
さきの咲野
名称といへども蛍のとぼしさよ
さだ子
玄関で保護する迷い蛍かな
ひでやん
新聞屋朝に蛍の寝息聞く
K
放流した蛍の踊る校舎横
翔(かける)
蛍舞ふ母校中庭ビオトープ
てまり
廃村に蛍群れ交うダム湖かな
せり花
人が減り蛍が増えし故郷かな
雅酔
ふるさとの湿り瞼に蛍かな
逢わずに愛して
標なき道を蛍と共に行く
街路
蛍飛ぶ向こう岸にしまなみの灯
空山
蛍舞う糺の森も遠くなり
虎狼
貴船山思ひ託する夕蛍
江川坦庵
大通寺平家の御霊蛍かな
桜里
愚図る子の涙一筋初蛍
だんご
幼子の不思議不思議の蛍言う
昭徳
こわごわと触らぬ息子や初蛍
翠沢芽唯
ほうたるや初めて闇に遊ぶ吾子
四万十太郎
蛍火や躍り疲れて夢を見る
ちえ
何歳(いくつ)から悲しと思ふ蛍かな
0:00:00
初蛍涙腺緩む歳になり
南亭骨太
疲れ目に蛍飛び交う夢を見た
麦花
蛍にはちょっぴり苦しチョコレート
森田欣也
オカリナの流るる調べ蛍舞ふ
ときめき人
夕闇に蛍誘うかハーモニカ
寒露
蛍火は点から描く唄になる
バーバラ
蛍呼ぶ唄にいつしか子の眠る
夢堂
蛍の夜何処か遠くで子の唱歌
茂人
位置についてホタル道までヨーイドン
ひろくん六歳のママ
これ蛍戸惑う子等のゆび先ふるえ
黄金のあひる
蛍合戦や河原に子等の乱舞して
竹庵
ほうほうと屈みてすくう初蛍
山走子
七の段うまく言えずに蛍かな
青の時代
一度きり光る蛍の遊びかな
ふわり子
蛍見て小川の竜宮宝庫かな
まこち
初蛍息で飛ばすは橋の上
貴薫
橋の下蛍と共に雨宿り
驢人
一の橋二の橋の先蛍行く
ペコちゃん
お稲荷の提灯消して草螢
どかてい
初蛍小川の辺り道祖神
甘泉
畔の端を蛍ほのかに闇深し
東山
宿泊の窓に蛍のサンバかな
蛍飛ぶ庭ある宿に夜を待つ
喜多輝女
厠にて青き蛍と戯れる
談気
残業や遠回りして初蛍
竹庵
寂しさや蛍見られぬ町暮らし
八木高穂
大都会金で蛍を見る夕べ
竹春
出迎えの蛍現る駐車場
おせろ
タワー来て蛍の光路乱れがち
石川順一
対向車蛍の群れか夜行バス
がめ
あえかなる縁の如く舞う蛍
紅の子
初めての夜や蛍のほの灯り
ゆう
先ずは君つづいて蛍酒美味し
藤鷹圓哉
源氏名を問へば名刺に蛍おり
隣安
蚊帳中に蛍放たれ一夜過ぐ
高橋 冬扇
夜話や蛍の宿に雑魚寝して
森ぱふ
声明や蛍光りて唱和せり
このはる@声明(しょうみょう)は、日本の仏教儀礼で用いられる音楽(声楽)
歌に編む駒の導に蛍かな
小槻藍天@室町時代の初頭に、幕府より九州へ下向の命をうけた今川了俊。
ほうたるや夢の浮橋宇治十帖
真沙
読みおえた宇治十帖ほたる這う
睡花
いにしへのあはれも知らぬ蛍合戦
こっちんこ
蛍降り黄泉の国へと招かれる
小市
乙女子の魂や蛍と燈りたり
薄暮の旅人
メコン河汀きらめく土ホタル
寅文
北に向かいて蛍激しく鬱屈
四万十のおいさん@この点滅が見えるか?何故に拉致を、何故に帰そうとしない!

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