俳句ポスト365結果発表

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  3. 春の風

第102回 2015年2月5日週の兼題

春の風

  • よしあきくん一期一会の一句
  • 初心者向け解説コーナー今週の俳句道場
  • 今週のお便り
  • 人・並選の俳句
  • 天・地の俳句
本選句欄では、添削した形で句を掲載する場合があります。
添削は作り替えの提案として句会等でも議論されます。示唆された添削案が自分の表現したいことに合致すれば、作者の判断においてその案を自作として採用してかまいません。

人

ランナーと二人三脚春の風
笹百合
ランナーの一団過ぎて春の風
東雲
飛び立たむ春風を背にランナーは
七草
この坂が折り返し地点春の風
大塚迷路
折り返すトップランナー春の風
寝ん太郎
春風に四十二キロ伴走す
瀬越悠矢
秒読みの始まるゴール春の風
のり茶づけ
十五分待ちのしんがり春の風
不知火
春風や筋肉光るふくらはぎ
八十八五十八
春の風四肢のびやかにラストラン
うに子
新品のアディダス下ろし春の風
土井小文
大いなる春風となり走り行く
礼子
いつかまた走れる日々へ春の風
流星
吐く息もいつかの春の風となる
紗蘭
春風が額にほほに鎖骨へ肩へ
ぷりむら
耳元へまづ春風の来たりけり
おせどのすずめ
結び目のほどけるやうな春風よ
もぐたん
連れ歩くリボン結びの春の風
矢野リンド
彼女が歩くと春風が生まれる
ポメロ親父
はるかぜやくさかんむりの人ゆるる
紆夜曲雪
春の風今日も誰かと会える風
カンナちゃん
指揮棒を振りあげ春の風起こす
玻璃ヒカリ
どこへでもゆく春の風待ち続け
ハムテル
春風や握り飯二個友にして
しゅんかん
おにぎりを握るきらきら春の風
登美子
春風や讃岐うどんの出汁の澄む
柴田貴薫
春の風博多うどんのやわやわと
樫の木
はんぺんのチーズフライや春の風
ことまと
もうもうと春の風吹きチーズの香
玲明
春風やまあやわらかきオムレット
葦信夫
春の風スコーン並べる午後の居間
竹春
ジャムパンを割って大小春の風
富山の露玉
春風やからりと揚がるパンの耳
稲穂
春風とパンを頬張る昼休み
とめしょう
「ペリカン」のパンの香りや春の風
ぱむだ木下
アップルティーに春風少し溶かしおり
ゴマ四郎
春の風紅茶クッキー焼きにけり
ちえ
ラテアートハートの上を春の風
でらっくま
綿あめのくるくるくるり春の風
めいおう星
釣り銭は飴玉ふたつ春の風
まどん
春風や有精卵を割りほぐす
どかてい
春風や今日は卵の立つ日とか
銀命堂
フルートのソロここまでも春の風
しかもり
春風やビリージョエルのハーモニカ
ときめき人
春風にのせ母の吹くハーモニカ
茉莉
春の風とぎれとぎれのサクソフォン
寝子屋はすね
春風や校内放送モーツアルト
老人日記
春風やドイツ・リートが校舎より
甘えび
オペラシティー出て春風のなかにいる
らっこマミー
春風を招く歌声喫茶かな
ハラミータ
春の風金剛杖の弾み行く
クラウド坂上
お仁王さんの鼻孔くすぐる春の風
越智空子
春風に触れ合う絵馬と絵馬あまた
紀和やよい
開拓の碑文なぞれる春の風
みなと
春風をまつ網走の遊漁船
金太郎
春風や駿馬を見むと日高路へ
勿忘草
春の風湖北を包みうすみどり
百合かがり
春風のそよぐ伏見や酒香る
真沙
鹿島から22キロを春の風
桜里
巡り来て縄文の里春の風
東山
春の風此処は豪族古墳群
四万十太郎
春風の溜まる博物館のドア
吾平
春風や此処はむかしは映画館
トレ媚庵
春風やとんがり屋根はすべり台
桜姫5
春の風クレソン香る小川かな
間野ぷうちゃ
進水の舳先の反りや春の風
香舟
灯台に続く近道春の風
つかりん
春風や知らない村の波の音
茂人
春風や六の日に立つ寺の市
てぃ
春の風誰ぞ佇む堤かな
彦山
草原の小屋に煙突春の風
秋月
みづいろの岡をひろごる春の風
緑の手
あの橋を渡れば春の風の村
鈴木麗門
跳ね橋の上がりて春の風渡る
七草
橋梁にゐる春風を見てゐたく
雨宮涼風
春風に国旗海へと向いている
三島ちとせ
春風の中に青空色のビル
白豆
三越のライオン撫でて春の風
今野浮儚
カーブせる坊っちゃん列車春の風
小田慶喜
ふきおろす風も春なり銀座線
台所のキフジン
春風と貨物列車の過ぎにけり
カンガガワ孝川
正体はきっと猫バス春の風
竹庵
無人ヘリコプター浮かぶ春の風
菊池洋勝
競艇のエンジン音や春の風
小林大山
春の風くうんと伸びの野良の猫
山上 博
春の風三毛猫橋を二往復
大塚迷路
春の風子犬は空をとべるかも
とりとり
春の風初めて受くる子犬かな
東雲
はる風母の帰り待つ子犬
隣の芝は葵さん
じゃれあって転ぶ子犬に春の風
れんげ畑
春風に耳掻く犬の転びけり
時雨
老犬の耳の後ろに春の風
浜ちよ
春風やまつすぐに来て跳びつく犬
井上じろ
独り居の犬の尻尾に春の風
松寛
カピバラの鼻のふがふが春の風
とりとり
カピバラの眠りの鼻に春の風
井上じろ
道端に動かぬ鳥や春の風
山風禅
春風やサイドミラーをつつく鳥
とりとり
海鳥の羽毛膨らむ春の風
山上 博
プロポーズ真似る鸚鵡や春の風
このはる紗耶
背伸びする山羊の見てゐる春の風
内藤羊皐
春の風兎になれぬ亀撫でる
睡花
春風に馬疾走す十四、五頭
柳葉魚
北国の馬のたてがみ春の風
すえよし
春風や牝馬の腹に光の輪
竹春
春の風乗馬クラブの朝ぼらけ
タケ
ライオンの本気を誘う春の風
ちびつぶぶどう
春風とラクダの睫毛たわむれる
小木さんの娘
ぶらぶらと象の尻尾や春の風
井上じろ
親カバのあくびを追つて春の風
有櫛水母男
水に出す河馬の目玉や春の風
香舟
弛緩した河馬の腹筋春の風
田中ブラン
春風がアシカの鼻をくすぐりぬ
理子
春の風ピアノの前に象が立つ
紆夜曲雪
春風にばかされているお父さん
スズキチ
春の風母の銀髪梳いて行く
いち瑠
空港に佇む母や春の風
佐の子
来なくてもいいてふ母に春の風
紀貴之
春風や夫の行先問はでをく
なみ
春風に牛肉買いて妻を待つ
福田輝山
兄妹はべつこに愛す春の風
隣安
春の風ゆったりふたりの午後三時
あさり
還暦のみよちゃんに逢ふ春の風
ぼたんのむら
きよさんの手押し車や春の風
未貫
春風や泉谷しげる聴いてお茶
れんげ畑
春風に呼ばれ真砂女の遺稿かな
理子
春の風髪をなびかせ老教師
春川
校長の訓示さらって春の風
たま
警官と春風走る大東京
相模の仙人
春風におされ青年来たりけり
橘信子
カムチャツカの少年から春の風
山本たぶん
女剣劇袖に重たし春の風
越佐ふみを
春風に先達の声よくとほる
こりのらはしに
春の風年季の明けし弟子ひとり
山香ばし
春風や眦低き円空仏
老人日記
春風を孕める百済王の袈裟
ウルトラのはとこ
キティちゃんのリボンほどけて春の風
きじ猫
こちょこちょのくすくすえへん春の風
山崎点眼
はるのかぜはじめまして7さいのオレ
ひろしげ7さい
はるのかぜじてんしゃはじめてのれました
望月ゆう
手作りのベビーシューズに春の風
金銀パール
春風や眠る赤子のふくらはぎ
春野いちご
春風やガラス越しなる子らの声
石英
春風の逆より登る滑り台
コジマアキラ
縄飛ぶ子春風ふふと抱き上げる
河内天青
二人ゐれば三角ベース春の風
鈴木麗門
キャツチャーはカーブのサイン春の風
山本たぶん
小学校の始業のチャイム春の風
岐阜の鮎
教室のばけつの中に春の風
吉崎羽白
給食を終えて春風遊びに来い
河内天青
芥川也寸志の校歌春の風
百草千樹
春風に校歌を歌う最後の日
えちくらい
ひざ裏に勇気ひとはけ春の風
シツ女
思い出し笑いやあの日春の風
どっこいしょ
春風や私小説家の独り言
穐山やよい@作家の西村賢太氏のファンです。
幸運の女神にタックル春の風
野純
王宮に沈む夕日や春の風
らっこマミー@マドリード市外散歩
女王の猫とカーテン春の風
なんちゃってラスカル
春風やベール揺れたるマリア像
みさきまる
ハイヒール並べて選ぶ春の風
ふふ
春の風初めてトュシューズを履く
ひろくん7さいのママ
スカーフをさらりさらって春の風
お手玉
春の風シフォンスカーフ巻上ぐる
きらら☆れい
春風のスカーフ纏うアチチュード
藤紫@アチチュードはバレエのポーズ名
追いつけば逃げていくメモ春の風
レシートのくるりくるりと春の風
旧重信のタイガース
春の風紙ひこうきの宙返り
神戸鳥取
春風やベンチに捲るファッション誌
弘子
二拍子のポニーテールや春の風
十猪
春風やポニーテールの三拍子
八木風味
春の風信号音の三拍子
バーバラ
春の風今日は信号運が良い
花屋
春の風噂話しの棘を抜く
十六夜
春風やどちらともなく会釈して
下総うらら
そのがどに止まってをりぬ春の風
葦蘆
晴れ晴れと離れ離れに春の風
四六三
理髪屋のくるくる看板春の風
松本 だりあ
春風やゆつくり回る芋水車
慎吾
春風に動きだしたる万歩計
小町
春風や二円切手の白兎
杉本とらを
郵便の音は空耳春の風
寸人
空耳はファド春風にさそはれて
雨宮涼風
鼻母音をジャンヌのごとく春の風
小雪
レコードの針を落として春の風
春爺
平凡な名前に決めて春の風
桂介
春の風花がら摘みて日曜日
香寿美
春風やようやく伸びた髪を結う
野乃
春風に洗いざらしの白髪かな
晴好雨独
長髪の少年老いて春の風
山崎点眼
春の風更年期とふ余熏かな
破障子
春風やペンキぬりたて観覧車
善句太郎
春風にゆっくり無人の観覧車
写俳亭みの
春風の中洲の空をラジコン機
石井せんすい
トロッコを漕ぎ春風を迎へにゆく
牛後
触れ合はぬメールも春の風かとも
小泉ルリ
春風をみていただけの涙です
いもとやべえ
笑ひ皺ふるはす十時春の風
千寿関屋(仮)
春の風ピッカピッカの五百円
芭菜々
春風に置かれしままの父の杖
茉莉
春風や獣医の鞄ふくらみて
中原久遠
春風や獣医学部に鎮魂碑
雪うさぎ
春風にはためく黒の小旗かな
スズキチ
死ねないからだ春風を駆け抜ける
とおと
春風の奥に春風けものめく
森 青萄
この地やや傾き春の風笑ふ
瀬越悠矢
春の風なぜにお前は家に居る
てまり
春の風いつも私は逃げている
山香ばし
春風にゆるされずまだ人でゐる
とおと
退院のこれが娑婆なり春の風
凡鑽
病室のシーツに遊ぶ春の風
つむぎ
はじめての表彰式や春の風
さとう七恵
詰襟は明日から無用春の風
トポル
任一つ解かれて春の風の中
香山のりこ
ぱらぱらとめくる地図帳春の風
はまゆう
三つ折りの地図を拓けば春の風
あつちやん
みちくさやひと駅まへを春風と
葦信夫
春の風常時遅るる路線バス
不知火
ひと駅のひと駅ごとの春の風
燐寸坊
撮り鉄は土手に一列春の風
葉月のりりん
春風やカメラのレンズ取り替える
山走子
人混みに潜るも楽し春の風
四万十太郎
春風を巻いて回転ドアに入る
雪うさぎ
春の風すつと入りけり自動ドア
たんと
マネキンの大股の足春の風
アンダンテカンタービレ
春風や並べて飾るガラス瓶
如月あおい
剣玉のふはりと上がる春の風
春風や真っ白なノートを開く
みえ
春風を味方につけてメンコ打つ
奈津
転校を握りつぶして春の風
じーじ
春風に添削の手のふとゆるむ
位子
春の風大歳時記の封を解く
比呂 無
糸通す針の孔から春の風
黄金のあひる
靴紐の堅き結びめ春の風
亜桜みかり
婚礼の帰りの列や春の風
和のん
ウエディングアーチをくぐる春の風
まみー
産み月の妊婦の腹や春の風
えらいぞ、はるかちゃん!
春風へ嬰高々と抱き上ぐる
江戸人
春の風若き私と乳母車
ゆみづき
春の風こけら落としのシンフォニー
可不可
春風やピポンピポンとメール音
あきさくら洋子
パフパフとラッパの練習春の風
誉茂子
木霊する豆腐のラッパ春の風
川島 欣也
金色のモヒカン刈に春の風
茶子(ちゃこ)
春の風馬鹿を承知の殴り込み
幸久
春風や靴を揃へてあがりなさい
寄せ書きになりたるギプス春の風
北大路南天
春風の真ん中射るや弓道部
丸山清子
占いは待ち人遅し春の風 
俊明
動物の伝言ゲーム春の風
璃紗
自転車で届く弁当春の風
木好
故郷の匂ふ朝餉や春の風
ぎんやんま
せうことなしのお国訛に春の風
みちる
春風に逆らう棹のはしけかな
ぐべの実
春の風郷に逝く人炊ぐ人
ららやにほ
水甕の空掬いゆく春の風
時雨
スペードはキングに剣春の風
いもとやべえ
チェス盤の馬の前歯や春の風
長緒 連
春風と風船売りの消える街
ジャンク堂
春風や詩を売る人の座る道
中原
春風やクスコの屋台声交わす
公毅
春風やクルド少女の銃重し
河内天青
春の風掻き消している着弾音
灰色狼
松山の兵舎より抜け春の風
老兵
松山や石垣渡る春の風
小市
子規の国通り過ぎ来る春の風
きのと
春風駘蕩として昼の温泉(ゆ)に入る
喜多輝女
春の風風神様もやって来る
兀兀
線香の火をからかふや春の風
蓼蟲@『からかう』は「押したり返したりどちらとも決しない状態で争う」と大きな辞書にはあります。

並

マラソン大会春風の日曜日
スカビオサ
マラソンや顔に春風心地よく
木瓜
意地悪にマラソンなぶる春の風
パオ
ランナーよ春風の中走り込め
ヤッチー
ランナーの足湯に息ふ春の風
直木 葉子
ランナーの列うねうねと春の風
田山(たぁさん)
ランナーのこよなく愛す春の風
鈴木 ふみ
ランナーにタオルのような春の風
鈴木 ふみ
ランナーは乗るか起こすか春の風
みよしい
春風に運ばれテープ切る夢を
奈良翁
春風に舞いたるゴールテープかな
夢堂
ゴールする気分最高春の風
遷太
春風に乗る君ゴールあと少し
中塚五猫
ゼッケンの隙間を抜ける春の風
福熊猫
ゼッケンに春風受けて伊代路行く
千代姫
ピストルが走者押し出し春の風
香壺
春風のごとく走者を応援す
こねこね
遠近の声援とばし春の風
真魚
子どもらのガンバレの声春の風
野上泰広
春の風ファイト・ファイトの声乗せて
呑水
春の風夢の小旗の音高し
芭治留
春風や小旗の波に励まされ
桜貝
春風や伊予路を耐ふる左ひざ
るびい
春風や膝よ弱音は後にせよ
原田 甘
手を振りて迎える貴女が春の風
狸漫住
春の風君の分まで走り抜く
信天翁
春風や神の設定十八度
千里一歩
春風に饒舌となる自己ベスト
ひでやん
春風や十里も足を押し上げて
93kgのプッコラ
競り合ったふたりに里の春の風
さきの咲野
久々のQちやん礼ちやん春の風
寝ん太郎
軽やかに走り過ぎゆく春の風
悶阿弥
全身が蛍光色の春の風
七七子
楷書から草書にかはる春の風
金子加行
春の風まあるくまるく吹きあがる
よし江
頬撫でて眠りに誘う春の風
かつたろ―。
春の風後毛そっと撫でてゆく
あさり
Yシャツの襟元撫でる春の風
えらいぞ、はるかちゃん!
春風に襟元しかと重ねをり
おせろ
春風にゆるり揺られて深呼吸
のひろ
しまなみに生まるる春風の一陣
ころころぼっくる
島々を巡りて重し春の風
蛾触
春の風宿の看板目にとまり
花筏
春風が瀬戸の島々抜けてゆく
雅紀
潮の匂いをさせ島の春の風
空山
見よ光る海はビロード春の風
春の風遙かにつづく波模様
クリスマスローズ
春風や銀輪の道遙か
ひろろ
二輪車のつかず離れず春の風
サチコ
春の風バイクの店先賑わへり
のんきちゃん、
春の風遠回りしたバイク道
吉田知恵
配達の音軽やかに春の風
せり花
自転車のまたもやパンク春の風
渕野陽鳥
春の風黄色く染めて横断旗
さるぼぼ
春の風一際高く児らの声
ベルフラワー
宿題の九九諳んじて春の風
ひろ志
教科書やめくると届く春の風
金子木綿
飛行機の音遠ざかり春の風
むらたふみ
ビル街の色塗り替える春の風
やっぱり華緋
春の風摩天楼の谷間より
ゆう
我が為に春風つとに来たるかと
月光庵
思い出は心の貯金春の風
よしえ
春風や必死に生きる人きれい
泥炭
春風に欲の半分捨てにけり
電話めざす
春の風握り返さる別れの手
まろう
春の風カーテン少し揺らしをり
みかん
春の風さざ波窓に光射す
甘泉
金婚の紆余曲折や春の風
kokoro
春の風新しき恋占いて
Mコスモ
春風やときめく服を着る私
ハンダフミヨ
春風に恋したような我が黒髪
かをり
春風に黒髪なびく散歩道
未寅
亜麻色の髪がほどけて春の風
理子
ふよふよとうなじ漂う春の風
まの
ポニーテール走るリズムに春の風
かくみみ
春風に髪をたばねてペダルこぐ
とうくろう
陽だまりの猫に優しき春の風
文学寅さん
ぽかぽかと春風浴びて眠る猫
春風や裏戸の隙に猫の顔
むにむにちゃん
犬弾む朝日の道に春の風
はに丼
ヤギの子のつつまれていて春の風
犬烏賊
春風や牛放たれて野に遊ぶ
髙橋冬扇
春風に麒麟の羽の幅の空
しば蒼玉
淡色(あわいろ)のシャツ袖まくり春の風
まみん
パステルの絵の具流すや春の風
かぬまっこ
カラーガーズ白いスカート春の風
玉虫虫@マーチングバンドの中にフラッグを操る華やかな一団があり、カラーガーズといいます。
春風や無事出産の報がくる
春の風無事生まれたと便りあり
レモングラス
春風やあひつぎ赤子誕生す
春の風歩き始めのあやうさや
果林
春風に送られて来た孫の顔
春風や手足のびやかバギーの子
峰泉しょうこ
乳母車あくびの一つ春の風
紅の子
春の風乳房の中で寝る赤子
菜煮藻でん
春の風幼女の髪や陽のにほひ
鷺沼
春風に帽子奪われ青い空
むすびめ
春風に釣り人帽子飛ばされし
星野ひとみ
セピア色の帽子を奪ひ春の風
タオル飛ぶ大目にみよう春の風
ゆ~
ふんわりと柔軟仕上げ春の風
紗々
春風やことごとくみな青信号
加藤 又三郎
青信号春風に乗りあなたまで
溝口えみ
春風や行く先きめずバスに乗る
軌一
春風や保母の率いる紐電車
宮すみ女
孫を待つ改札口に春の風
ミセスどんぐり
いやいやながら妻の命令春の風
小木さん
颯爽と小紋の女優春の風
葉っぱのようこ
春の風しゃんとせねばと祖母の声
文月さな女
九十の母と迎える春の風
ねづこ
老いの身の夢ふくらます春の風
渓流
老人捜す放送や春の風
馬場 馬子
病室の夫に届け春の風
紅映
春の風吹かぬは我が家我一人
宮写楽
カフェでとるワインリゾット春の風
畦蕪
わしじゃないプリン食べたの春の風
食いしん坊セツ
春の風口どけの良きショコラかな
目黒輝美
ぽろころんアポロチョコと春の風
こまっちゃ
坊ちゃんの団子を食えば春の風
三好永作
春の風前髪気にする女子高生
石田麦子
カットした耳もとをいく春の風
蒼苑
カットした髪を撫でゆく春の風
杜若
若人の髪を撫で行く春の風
澄海
春風を顔に撫で付く小路かな
藻川亭河童
春の風六地蔵の頭撫でてゆく
多寿(たず)
野仏は耳くすぐられ春の風
瀬紀
春の風今頼もしき孫の盾
鈴村美恵
下の孫やっと卒業春の風
美泉
春の風合格連れて早く来い
香富士山
春の風答辞の声をかき消せり
まるこ
ピカソ展見てまどろむソファー春の風
三輪えつし
ピカソとて描ききれなき春の風
しげる
春風やハ長調の歌口ずさむ
るびちゅ
春の風メトロノームも軽やかに
山内務
春風の野手を惑はす甲子園
重翁
春風や校旗はためく甲子園
寸人
春風や三角ベースで野球の子
慎太郎
春風の如く襷を?ぎおり
想予
春風や靴ひも結ぶ手を捕らふ
白石 美月
春風に誘われ靴の紐結ぶ
豆闌
前屈みふと足とめる春の風
りつにつかや
空耳やつぶやき聞こゆ春の風
岐阜屋根の草
春の風心中の詩口ずさむ
香山 直子
弾き語り白い窓打つ春の風
高橋良夫
春の風風は呼ぶもの起こすもの
杜の緑子
春の風君の元にも届いたか
深草あやめ
春の風それは何色夢の色
彦女・真紗
春の風はじめの一歩大事だよ
悠生
眠りから肩をたたいて春の風
星降松
春の風新たな一歩の幕開く
2
春風に力みなぎり顔上げる
お茶子
青白き大志載せたる春の風
正史
置き手紙見るなとばかり春の風
千花
春の風泣き場をどこで知るのやら
山香ばし
太陽の光背にして春の風
東天僕
とある日の頬ほころびぬ春の風
富士山
春風に連れ出されてや当てもなく
風来坊
春風をうけてノンちゃん雲に乗る
我楽句多
月桂冠へ優しきひかり春の風
みつこ
春風に蕾も誘われカーニバル
よりみち
薔薇園の一枝だけに春の風
渓子
春風がざわめき運ぶ土埃
車話
春の風吐き出す森の黒さかな
雪虫
春風や千古の道の新たなり
日新
墓前へ合わせた手元に春の風
一歩
画面の前で感じること無き春の風
鈴村直樹
過去歴を一掃されて春の風
ねもじ
春風や交わす挨拶どちらまで
泰然
まずここに新しき家具春の風
倉戸せいら
旅人となる川べりや春の風
未々
長旅の始まる伊予路春の風
中崎力
これよりの地名の切符春の風
八幡風花
春風にせせらぎ呼応水車小屋
天めざす
春風が草木の肩を撫でていく
たかちゃん
赤く咲く棚田の畦に春の風
松風
春の風凛々と斬る常緑樹
くわみま
春の風草舟揺らし通り過ぎ
おーかゆかり
春風に押され里山登りきる
鈴鹿照
紙すきの里や静けさ春の風
春の風吊橋揺らし止まる人
山旅人
渡良瀬を渡る川風春の風
老驥
身ほとりに故郷の土手春の風
宗本智之
春風や振り向く海に南十字
上野貴弘
春の風海越えわたり深空へと
かしょう
ここちよくふたりをつつむ春の風
白川葎
春の風彼と歩いた散歩道
鶴田梅勝
春の風空仰ぎつつ駆ける君
細雪光
春風の点してほしい君の顔
藤鷹圓哉
友達の出来さうな予感春の風
春の風おしゃべりわざと遠まわり
てるこ
曲り角はたとささめく春の風
山本嘉子
後ろからそっと近づくや春の風
中島京子
春の風三日坊主がむくり起き
別れては出会う期来たり春の風
春風や義理の息子の誕生日
毛利あづき @長女が3月に結婚します!
病室の開たる窓に春の風
根子屋
春風や和尚の欠伸袈裟の陰
柳児
春風へ身を任せる尿かな
春風や千鳥足らのほろろ啼き
泰 徳人
春の風ぽんと開けるお茶の缶
竜田一歩
ページ繰る指を春風なでにけり
和也
竹とんぼ仰いで見れば春の風
木漏れ日
城めざし背押せ腰押せ春の風
春風の土手駈け上がり青き空
靫草子
春風の一歩先行くショーウィンドウ
一生のふさく
春の風バルーンアートの踊りけり
でらっくま
春の風ホストファミリーす朝げかな
蒲公英五十二
春風のにほひ残れる早寝かな
靫草子
兄弟のラスト定演春の風
ふわり子
リコーダー吹きつつ下校春の風
田中ようちゃん
豆腐屋のラッパ久しい春の風
ひろし
春の風新たスマホに一句詠み
珠桜女あすか
歓声は春風となり城山決勝点
ペコちゃん
春の風入試会場誘導員
ふわり子
春風や新型車両試乗会
露玉
種運ぶ各駅停車春の風
江口小春
春風や税務申告恙無し
山本嘉子
春の風美術館前途中下車
凪ひと葉
春風の中アフロディーテは誕生す
ビッグアップル
春風やボタフメイロの揺れに似て
巫女@ボタフメイロはサンティアゴ巡礼路の目的地である大聖堂に存在する巨大振り香炉。
シャンソンも血でなまぐさし春の風
利明
春風のかおりよとどけ戦地まで
松仁
春の風戦禍のあとのやみ市場(やみのいち)
ひよとり
幸せは平和な国に春の風
ばんしょう
日本に命運ぶよ春の風
ふかふか@ふかふかは可不可の息子10歳、小5

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