俳句ポスト365結果発表

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  3. 水菜

第103回 2015年2月12日週の兼題

水菜

  • よしあきくん一期一会の一句
  • 初心者向け解説コーナー今週の俳句道場
  • 今週のお便り
  • 人・並選の俳句
  • 天・地の俳句
本選句欄では、添削した形で句を掲載する場合があります。
添削は作り替えの提案として句会等でも議論されます。示唆された添削案が自分の表現したいことに合致すれば、作者の判断においてその案を自作として採用してかまいません。

人

水吸うて水菜の芯の通りたる
ことまと
さらさらと水菜は音を記憶する
くわみま
露地物の水菜の弾く水白し
宮すみ女
水菜青々見上ぐれば空軽くなる
江戸人
青空の雫を払う水菜かな
宗本智之
星々を葉先に宿す水菜かな
ぼたんのむら
暁天や水菜に水の満ちる音
初蒸気
天を指す矛先のごと水菜かな
宇摩のあかつき
はんなりと水菜の先のちくちくす
田中ブラン
水菜刈る鎌のひかりを刈り取らず
亜桜みかり
採りたての水菜子どもを抱くように
山風禅
服濡らし水菜かかえて帰りくる
睡花
吹きおろしうけて水菜の青々と
誉茂子
水菜抜く軍手の青く湿りけり
芭菜々
水青し水菜の泥を洗ふ時
きのと
水に色移してもなほ水菜青し
隣安
水菜洗ふ手も水もみな青くして
とおと
流水の光束ねて水菜かな
露玉
さらす水光となりて水菜から
すえよし
水菜振り千の滴を落としけり
どかてい
水菜食ふ唇に飛び散る水飛沫
桂介
ずぶ濡れのものら痛まし水菜さへ
中原久遠
手押しポンプの影へ置く水菜かな
穐山やよい
水菜洗ふ流れに三株攫はれて
下総うらら
水菜から雫笊からまた雫
しかもり
水菜洗ふ厨に走る水の玉
しば蒼玉
水を得てシンクの水菜また映える
のり茶づけ
水音をシンクに写し水菜洗う
ほうじ茶
水菜振ればシンクに雨の降るごとく
縹いと
水菜洗ふボウルの水の煌めけり
山上 博
まな板にしぶき飛び散る水菜かな
まな板に水菜の茎の白さかな
でらっくま
俎板に指に菜切りに付く水菜
とうへい
水菜刈る清しき音の三拍子
クラウド坂上
水菜切る八分音符に切り分ける
田中憂馬
ざく切りのなんと水菜の瑞々し
かくみみ
さみどりの霧の匂ひの水菜食ぶ
みなと
歯ざわりも水菜の青も潔し
あつちやん
凝った名の簡単な水菜のレシピ
ポメロ親父
白ワインまづは揺らせて水菜かな
井上じろ
水菜盛るカクテルグラス巴里の朝
笑松
水菜のサラダ光のつぶのトッピング
とりとり
クルトンを散りばめ水菜サラダ咲く
杜の緑子
ベーコンと水菜のパスタ日曜日
理子
さえずりと云う名の肉と水菜かな
驢人
朝採りの水菜たっぷり中華粥
夢堂
油淋鶏(ユーリンチー)に添える水菜や清新な
葉月のりりん
水菜をね松山あげと炊いたんよ
破障子
油揚げさつとあぶりて水菜かな
水菜有ります薩摩鶏に合います
理酔
水菜煮ゆるまでのたまゆら炉の匂ふ
有櫛水母男
引っ越しの荷に囲まれる水菜鍋
流星
ひとり暮らし小さな水菜買いにけり
市川七三子
ひん曲げた水菜を入れる野菜室
ゆみづき
生産者権造とある水菜かな
このはる紗耶
生産者の富子さんや水菜買う
しゅんかん
一隅に青き水菜や貸し農園
河内天青
業界紙ほどけばぶきぶきと水菜
あい
新聞に水菜の水の染みにけり
いもとやべえ
知りつくすつもりの路地や水菜売る
老兵
火曜市おまけにもらう水菜かな
らっこマミー
水菜売り宝くじ売る島の店
玉虫虫
器量よき水菜や人のまだ住む地
金子加行
名水と並び売らるる水菜買ふ
勿忘草
あの谷の清水を引きて水菜かな
ひでやん
湧水に水菜洗ふや小京都
たま
阿武隈の湧水育ち本水菜
白豆
水菜売り呼び声高し十日市
公毅
水菜採る畝の遠くに筑波山
山本嘉子
アメ横の裸電球水菜買ふ
桂介
水菜根を挿して浪速の侘住い
相模の仙人
大阪や都はるみを観て水菜
小泉ルリ
富小路西入ル店の水菜かな
山香ばし
水菜買う錦市場の長きこと
柳葉魚
みず菜買ひ錦市場をぶらぶらと
小雪
壬生菜売る四条に響く下駄の音
柴田貴薫
作務僧が水菜抱えてニ寧坂         
車話
水菜採る掘無き御所の朝日哉
四万十太郎
水菜太る千年前の都跡
不知火
鴨川のお裾分けなる水菜かな
理酔
鴨川の水に遊べる京菜かな
老人日記
水菜喰む裏に疎水を聞く宿屋
縹いと
水菜採る疎水の巡るまほろばに
春川@京都洛西の疎水は疎水百選に選ばれています。
洛北の水菜畑の雨激し 
タケ
水菜生ふ鞍馬山より貰ひ水
七草
水菜また千年杉を生づる水
大塚迷路
水菜食ふ百名山も道半ば
河内天青
山小屋の風に癖あり水菜喰ふ
蘭丸
水楢の山の麓の水菜かな
神戸鳥取
収穫の籠に水菜や尼の寺
吾平
水菜採る絵馬のかかれる神社脇
比呂 無
一雨のさつと過ぎゆく水菜畑
香山のりこ
潦かつてここにも水菜畑
森 青萄
水菜生ふ畑は爆弾炸裂地
木好(黙考)
産土は水の惑星水菜食む
凡鑽
水菜食む異郷の水の苦き味
山樫梢
人生と水菜の苦さちょっと好き
のひろ
憂き事の多きこの頃水菜噛む
福田輝山
鬱憤を水菜ザクザク切り晴らす
えらいぞ、はるかちゃん!
やはさうに見えて一徹水菜食ふ
八十八五十八
買いたての水菜のように快諾す
鞠月
水菜しゃきしゃき一つ返事で引き受ける
もね
母ちゃんの篭のシャキシャキ鳴る水菜
旧重信のタイガース
しやきしやきと歯にやはらかき水菜かな
ポメロ親父
シャキシャキと水菜を食めば風が立つ
さとう七恵
しやくしやくと水菜を噛めば明日近し
牛後
よく笑うシャキシャキすぎの水菜です 
俊明
シャカシャカとラジオや水菜シャキシャキと
ららやにほ
シャキシャキと水菜のような子供たち
野純
水菜食む音三半規管まで届く
多寿
父想ふ水菜のはりとほろ苦し
ぷりむら
難しき父と別れて水菜買う
狭山茶子(ちゃこ)
水菜くう父なく母なく妻もなく
四万十のおいさん
大阪弁止まらぬ母の切る水菜
野乃
兄嫁の背すじ真直ぐ水菜きる
どっこいしょ
新妻や水菜瑞々しき夕餉
江戸人
姉妹ゐて妹嫁ぐ水菜かな
トレ媚庵
水菜食む子の青蟲のやうな顔
三重丸
水菜食む久しく女は微笑まず
東山
はりはりと水菜ほおばる老紳士
スズキチ
ト書きにははりはり食むとある水菜
はまゆう
人魚の肉もろたで水菜買うてこい
可不可
夢二の絵見し日水菜を貰いけり
まみー
一茶くたさむ赤絵小鉢の水菜かな
花屋
愁ひては龍馬も水菜煮たゞらう
四万十太郎
水菜食べきりて片桐はいりかな
吾平
かみ切りし水菜の音や余貴美子
小市
浅漬けの水菜ひと口ヴィヴァルディ
鈴木麗門
カンツォーネ歌い水菜のペペロンチーノ
鈴木麗門
たとふればリルケ京菜のたたずまひ
紆夜曲雪
ゴーギャンの女に水菜採らせたし
三輪えつし
つよきこと水菜にならぶ京おんな
台所のキフジン
勢子さんは水菜二束買いにけり
灰色狼@「勢子(せこ)」さんという名字は元々鯨捕りの家系。
巡礼と光を分かつ水菜かな
妹のりこ
相撲取りの水菜ばさばさ投げ入れる
雪花
下駄履きの男水菜を買ひにけり
杉本とらを
無害なる男に捧ぐ水菜かな
カリメロ
平凡な男女になりて水菜食む
シツ女
結婚の理由のひとつ水菜好き
山本たぶん
しあわせになるまで水菜刻みけり
葦信夫
水菜食む週末のこと話そうか
ジンベイ貮拾陸
ガラス器に水菜かがやく誕生日
あつちやん
返事せず水菜しゃきしゃき反抗期
こま
水菜ざくざく後悔は先に立たず
のり茶づけ
水菜切る気泡のような夜の体
音絵野あよ
お通し水菜敬語で話す二人
和のん
チワワ寝て水菜洗ってメールする
ちびつぶぶどう
片耳で応ふる猫や水菜切る
有櫛水母男
洗いにくきタマと急須と水菜かな
写俳亭みの
水菜切り揃え日曜六時半
ミル@サザエでございまーす!
水菜洗ふ津波速報聞きながら
紀和やよい
異動日をいそいそと待つ水菜かな
まどん
内定の通知にほっと水菜鍋
竹庵
正しくて清くて貧しき水菜かな
初蒸気
我を張らず節曲げもせず水菜食う
豆闌
水菜咲く心硬くしているうちに
長緒 連
見え透いた嘘に黙って水菜噛む
北大路南天
密会や水菜つついて嘘ついて
理酔
水菜食むそろそろ鶏冠出る頭
矢野リンド
淡きもの弱きにあらず水菜かな
小市
未練さくさく京菜が三日分はある
ミル
ギザギザのハートを浸す水菜かな
菜煮藻でん
水菜二把明日南岸に低気圧
多寿
水槽の中に入れたき水菜かな
雪虫
革命的構造改革として水菜
雨宮涼風
いにしへのことばさらさら水菜摘む
大塚迷路
地に跼む水菜採るため祈るため
紆夜曲雪
みづみづしき降嫁の記憶京菜食ぶ
ハラミータ
水菜ざぶざぶザルツブルクは今日も晴
稲穂

並

鋸歯の葉手に柔らかき水菜切る
甘泉
水菜手に不意にきざきざやはらかき
越佐ふみを
京水菜割った株元うすみどり
かえるりん
株割(さ)けば又小さき株水菜の根
石井せんすい
こぐらかる水菜の白き茎眩し
渕野陽鳥
凛とせし白き茎もて水菜かな
松本 だりあ
水菜摘む畝に差し込む陽の温み
悶阿弥
温もりに水菜目覚めし朝ぼらけ
海雪
清き水豊かに育つ京水菜
kokoro
水菜は京の野菜の香りかな
竹内一茶
はんなりの言葉が似合う水菜かな
うらら4号
はんなりと赤み持ちたる水菜の根
内藤羊皐
空青し水菜畑の京の色
スカビオサ
起きぬけに裏の畑の水菜とる
和也
菜園に眺めてもよし水菜あり
クリスマスローズ
菜園の採り忘れたる水菜咲く
鬼怒
雲晴るる影尖りゆく水菜かな
てぃ
朝採りの水菜食む音弾けけり
玄次郎
水菜植え畝の間に水ためて
秋桜
朝畑の水菜一際輝けり
茎白し雅の郷の水菜かな
小野寺友香
あをあをと宅地の脇に水菜あり
松蔭 眞由美
取りたての青き水菜に黒い土
田山(たぁさん)
よき土で育ち水菜はよき水菜
土井小文
水土に力をもらい水菜伸ぶ
寝子屋はすね
土と水原始のごとき水菜かな
松寛
水菜摘む水こんこんと湧く小川
棚橋さとし
せせらぎの音や水菜を育める
芳青
細けれど株の太さよ水菜買う
凪 ひと葉
とりあへず買い物籠に水菜かな
こおりさと
店先に水菜見つけて連れを呼ぶ
鶴田梅勝
昨日から棚に水菜の並びけり
白川葎
スーツ姿で水菜の場所店員に訊く
kumajin
バーコード今朝の水菜の顔となり
しげる
レジ打ちのひと手間水菜カゴの上
まの
特売の棚に尖れる水菜かな
ちえ
百円で釣りもくれる水菜あり
ひょっとこ
道すがら百円市の水菜買う
蒲公英五十二
朝市の穢無き水菜の堆く
紅の子
水菜買うパート帰りの特売日
老驥
特売日水菜の山は崩れゆく
木漏れ日
マーケットまず籠に入れたる水菜
桜姫5
スーパーで村のマダムまず水菜
金銀パール
直販所木箱にシャンと立つ水菜
93kgのプッコラ
リヤカーの水菜と共に笑顔買い
葉っぱのようこ
軽トラに水菜の尻の並びけり
むらたふみ
夕餉へと水菜一株肩すぼめ
寒露
水菜買うお揚げも忘れないで買う
ジャンク堂
迷つたまま茨城産の水菜買う
小木さん
新聞に包まれ水菜出番待つ
栗子
新聞の中の水菜は生き生きと
左都
尖りたる葉を新聞で隠す水菜
香舟
袋より出でて水菜は伸びやかに
湖鐘恭子
水菜の荷母が持たせる紙袋
顧客から水菜もらいし初営業
つむぎ
猫車止めて水菜を持つてけと
anndanntekannta-bire
水菜取り真っ赤な車乗りて行く
ゴマ四郎
背負い籠あふれんばかりの水菜かな
間野ぷうちゃ
水菜摘み話夢中に忘れをり
螢寿
水菜採り生きてるままを食すなり
礼子
水菜して光の葉などを纏いつつ
カンナちゃん
株捌き水菜を洗う指先よ
ごぼうの花
絡まれる水菜の水に解き放つ
ハンダフミヨ
水くぐり京菜の束の生き返り
銀命堂
京にあり水も滴る水菜かな
月光庵
洗ひたての水菜はつらつ陽を吸ひぬ
なんちゃってラスカル
洗ひたる笊に重たき水菜かな
ふふ
水切りの笊に真直ぐな水菜かな
靫草子
水音を茎に溜め込む水菜かな
よしえ
鋸歯の葉をふりて水菜の水を切る
むすびめ
水切りてなおさら水菜雅やか
麻呂助
おだやかな炎のごとき水菜ゆれ
ふわり子
手力を抜いて水菜を洗ひけり
慎吾
水菜灌ぐ洗濯物を灌ぐやう
こりのらはしに
清き水野菜育つよ水菜かな
ばんしょう
掘り抜きの湧き水に浸く水菜かな
正史
畝と畝分水嶺となる水菜
山香ばし
水打たば水跳ねるごと水菜跳ね
せり花
水菜洗ふちゃぷちゃぷ洗ふへいまいど
鈴木 ふみ
洗い桶弾けるような水菜かな
むらたふみ
井戸水で水菜洗える実家かな
菊池洋勝
軒下の水路に飽きた水菜かな
吉崎羽白
湧水で洗う水菜や鳥の声
峰泉しょうこ
まな板にあふれんばかり水菜かな
真魚
まな板に青を散らして水菜切る
みよしい
俎板の水菜いよいよ張りをもつ
玻璃ヒカリ
俎板にデンと置かるる水菜かな
巫女
水菜切るサクリと軽く手に響く
かぬまっこ
水菜斬るサックリと良き音立てて
ビッグアップル
あてがいし指の長さと水菜の茎と
なか玉 季
手に包丁水菜一束水切つて
みちる
刻むほど露わさ増せり水菜かな
ねもじ
切口のそろへられたる水菜かな
金太郎
シャキシャキと生が一番水菜食う
よりみち
しゃきしゃきと水菜応へて吾子の口
ペコちゃん
しゃきしゃきの水菜の主張ここにあり
みえ
しゃきしゃきと音も香りも入る水菜
岐阜屋根の草
シャキシャキと今日の水菜の役どころ
天めざす
シャキシャキと今朝は水菜の辛子和え
杜若
シャキシャキとこ気味よき味水菜かな
立香
シャキシャキと噛めば噛むほど水菜かな
茂人
水菜摘み即席サラダシャキシャキと
木瓜
水菜食む口の中よりシャキシャキと
しげ爺
水菜噛むシャキシャキシャキと小気味よく
津葦
水菜食うシャキシャキシャキと嵐かな
ふかふか@可不可の息子、10歳、小5。/ふかふか
ザクザク切ってシャクシャク水菜食む
かなぶん
シャクシャクと水菜愉快に噛みしめる
文学寅さん
シャリシャリとギザギザの葉の水菜喰む
喜多輝女
しゃらしゃらと水切る音の水菜かな
石英
水菜噛むはりはりは佳きオノマトペ
隣安
君と吾の水菜食む音重なりて
深草あやめ
新鮮な歯ごたえ満つる水菜かな
Mコスモ
噛み締めて頬潤いぬ水菜かな
泰 徳人
歯触りと音の清しき水菜かな
日新
口の中主役になれる水菜かな
えちくらい
噛みきれぬ水菜やぐっと飲み込みぬ
澄海
兎の口で噛んでみる水菜かな
原田 甘
たんと盛る箸に溢れる水菜盛る
上野貴弘
朝採りのみず菜具にのる昼餉かな
ケイイチ
一品を添える小鉢の水菜かな
カンガガワ孝川
あざやかに小皿に映ゆるはミズナとゆう
こまっちゃ
皿一杯所狭しと水菜をり
彦山
水菜飾り大皿囲み朝ごはん
ゆうゆう
白磁器に山盛りサラダ水菜かな
丸山清子
水菜買う淡き色してサラダ向き
中島京子
日曜の朝のサラダの水菜かな
山走子
たっぷりと水菜のサラダ京の朝
目黒輝美
大盛の水菜サラダや青き山
小笑み
老夫婦水菜サラダと格闘す
十六夜
若女将自慢の水菜サラダかな
秋月
朝食は庭の水菜のサラダかな
晴好雨独
突き出しの水菜のサラダいただきます
千寿関屋(仮)
パリシャリと水菜サラダのダイエット
奈良翁
はりはりと音して水菜サラダかな
寝ん太郎
水菜ならサラダにしてと夫が言ふ
こねこね
還暦の朝餉は水菜サラダかな
小町
サラダには水菜をそへて誕生日
岐阜の鮎
フランスパン水菜サラダの音香
川島欣也
コーヒーと水菜のサラダ鳩時計
寸人
生ハムと水菜のパスタ我一人
清永ゆうこ
油あげと水菜炊いたん京の味
田中ようちゃん
ハリハリの水菜の山や西の夜
藤紫
水菜はりはり人の温もり一番星
藤鷹圓哉
水菜ならはりはり鍋と夫の声
百合かがり
ギザギザと鍋の真ん中水菜かな
千代姫
水菜漬けしゃきしゃき食めば箸すすむ
脇役も歯ごたえ残る水菜漬
紗々
水菜漬け歯切れの良さは母一番
桜貝
浅漬けの水菜を洗い今日始め
山旅人
野良生えの水菜も出番お鍋の日
お手玉
月末の主役は何処だ水菜鍋
りつにつかや
鍋だよと水菜音立て切ってをり
おせろ
一株の大きな水菜鍋に消え
おはぎ
渇いた母よ水菜の鍋をつくろうか
DX(でらっくす)
水菜浮く鍋の十才若返る
葛城蓮士
終い鍋たゆたふ水菜深みどり
彩お茶子
水菜くきくきしなしな鍋にしずむ
緑の手
父の手塩母に見せまい水菜炊く
中野素九
水菜洗い母は煮びたし娘はサラダ
百合かがり
煮浸しのあぶらげ恋し水菜かな
春爺
祝い膳水菜と鯛のカルパッチョ
毛利あづき
みそ汁に山盛り飾る水菜かな
さくら
味噌汁に朝採りての水菜かな
美泉
採り立ての水菜の浮かぶおみおつけ
八木高穂
一品に庭の水菜やおばんざい
弘子
ぴり辛く水菜きんぴら作りけり
ひろ志
水菜盛るしろごまの下青々し
果林
懐石の一線彩る水菜かな
芭治留
碗物に礼儀正しく水菜かな
白石 美月
おひたしの水菜ひと皿残りけり
いさ
塾の日は豚と水菜のサッと煮で
みつこ
大株の水菜ハリハリほろ苦し
深草あやめ
湯の中をさっと潜らす水菜かな
むにむにちゃん
がばと茹で少しばかりの水菜かな
善句太郎
あれほどの水菜を湯でてこれほどに
ヤッチー
煮てはただ心もとなき水菜かな
坂三
湯にさらす水菜羊頭狗肉なる
慎太郎
献立の問ひに内緒と水菜切る
時雨
君の手と水菜の直ぐき清らかさ
瀬紀
水菜引けば子が家を出る日のちかし
でこはち
根を付けて水菜を子等に送りけり
木好
水菜とり帰り支度の荷に母が
雅紀
母よりの荷物の隅の水菜かな
香寿美
尻落とす母や自慢の水菜畑
里帰り水菜たっぷり母仕立て
むじーじ
水菜見て故郷(ふるさと)の味母想い
宮写楽
亡き父が育てし水菜一抱え
蛾触
大家族ぎっしりと水菜採りきれず
バーバラ
大安に水菜と息子ご対面
ひろくん7さいのママ
よるごはんはみずないりのおじやです
ひろしげ7さい
ひと株の水菜差し出すお使い子
レモングラス
幸せに水菜モグモグうちのぴょん
ゆ~@我が家のうさぎは、水菜が大好き
姉妹(きょうだい)で思い思いの水菜かな
花筏
水馴染み瑞々し水菜摘む娘
るびちゅ
水菜切る「お笑ひ」を観る夫を背に
八幡風花
他愛無い夫婦喧嘩後水菜切る
璃紗
歯応えは婿殿に似てゐる水菜
鼓吟
歯ごたえがたのし水菜も若造も
うに子
くせのないソムリエ好み京菜かな
加和志真
味付けのしやすさゆえの水菜かな
髙橋 冬扇
脇役に徹していたく水菜食む 
想予
名の通り腹にたまらぬ水菜かな
軌一
水菜食む骨ありそうでよおく噛む
江口小春
しゃっきりと水菜を聞いた自前の歯
春爺@8020頑張ります。
かみしめて今日も快活水菜かな
パオ
さつぱりの君の性好き水菜好き
たんと
水菜涙にざぶりと息を吹き返す
みさきまる
女には意地の芯あり水菜鍋
ぽむ紅玉
情強(こは)き女の鍋に水菜かな
きらら☆れい
あの人の水菜をつまむ手に黒子
福熊猫
簪を外せし手もて水菜かな
倉戸せいら
水菜食む細い葉先や蜜な愛
みかん
水菜盛り弾める会話外は雨
彦女・真紗
居酒屋で水菜を語る京男
柳児
居酒屋のうらの畑に水菜かな
誉茂子
ジョセフィーヌ割烹店の京菜かな
竹庵
縄のれん突出しどすと京菜漬
馬場 馬子
おおきにとリヤカー引いて水菜売り
笹百合
おおきにと水菜ぶら下げやつて来む
今野浮儚
京菜採るあねさん言葉たをやげり
モーリー
京菜買う女ほんのり京言葉
根子屋
大原女の笑顔も売りて水菜かな
ひろろ
大原の里の色さす水菜かな
百合かがり
大原里水菜畑の道行けり
茂人
水菜とや京で味わうこともなし
狸漫住
京史録宇治の流れや水菜かな
松風
宇治駅の傍に青々京菜かな
登美子
東寺横いらんかねぇ~と水菜売り
いち瑠
水菜摘む比叡おろしに背を丸め
まるこ
叢生の水菜のままに富士写す
ひよとり
富士山の水掛けられし水菜なり
正則
湧き水や富士山麓の水かけ菜
泰然
釈迦ヶ岳の水が太らす水菜かな
香壺
伊勢の地で水菜くうとき水いらず
雪季
御嶽の灰流れ来て水菜萌ゆ
風来坊
前田家の朝の御厨加賀水菜
いち瑠
水菜畑往く浪士らは明日を見ゆ
中塚五猫
水菜採る明治維新の音立てて
今野浮儚
水清く古き都に植う水菜
重翁
水菜食む新宿生まれ京育ち
直木 葉子
しゃなしゃなと銀座に向かふ京菜かな
紀貴之
霊峰の恵みを浴びる水菜かな
兀兀
遠山に雪はふりつつ水菜採る
酸模
寺巡り腹ごしらえの壬生菜かな
向島堀小梅
光満つ施設で育つ痩せ水菜
八木風味
学級園日向背中に水菜引く
富士山
プランターに満員電車のごと水菜
位子
趣味の域こえて百姓水菜かな
あさり
よく見れば魔女の形に水菜かな
れんげ畑
荷台の水菜鬼女のごとく走る
竜田一歩
空白み昇り竜めく水菜かな
鳴子ユリ
水菜喰うて蛟は天へ昇れるか
くさぐき@蛟は、蛇の形で角があり四本肢の動物で、毒気を放って人間を害すると云われている。
そよそよと水菜の精が梳かれけり
阿武玲明
これでいいのと水菜ゆっくり流れけり
未々
呆けるに任せ放題壬生菜かな
幸久
たのみにはなりや水菜の恋占
ころころぼっくる
水菜煮て今宵ひとときジャズを聴く
ミセスどんぐり
つっちゃんと呼ばれ振向く水菜畑
真沙
水菜畑いじめられつ子密談す
山星侑起
派手さなく私に似てる水菜好き
紅映
震災や畑から水菜持ちゆけと
小林大山
水菜食う若さを求む年なれば
文月さな女
主張なき生きざまのある水菜かな
千里一歩
シリア砂漠に水菜を波打つまで
トポル
全員で水菜を食んで平和なり
望月ゆう
水菜畠平和の他は何もいらぬ
あきさくら洋子

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