俳句ポスト365結果発表

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第171回 2017年5月4日週の兼題

白靴

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の正しい表記とは
白い靴 チョットお洒落に 老人会 kuri
白靴を 抱いてドロ道 素足の子 すみ
ゴールして 最敬礼や 白い靴 たけ爺
夏涼み ビーチサンダル 海豚乗る チクタク
ま新し 白ぐつ履いて 水たまり にゃんみー
サンダルを 水面に落とす 白ワンピ へたこいた
ターンして 鏡に映る 白い靴 ルンルン
新しき 白靴目立つ 始業式 安庵
白靴で 忙中閑あり 晴天の 威房
靴箱の 白靴出番を 待ちこがれ 光空
白靴の 足音そろふ 海兵隊 細川 真喜子
庭土が つきし白靴 白衣脱ぎ 珠香(たまこ)
今度だけ ずっと白靴も 赤を買う 小林 番茶
白靴を 引き締めても 雲歩む 水龍
君が来るから 白靴を出してみる 川十重
月曜日 白靴まぶし 登校す 片野 菊女
白靴の 汚れぬように 孫帰る 抹香鯨
白い靴 お化粧しても しわ消えず 陽香
幼日に 履きし白靴(ズック)よ 老いてまた 齋藤 英明
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪次のご投句待ってますよ。

●初めまして 前回間を開けて投稿してしまってすみません。 いっぱいお勉強させてください 改めて宜しく御願いします!/あいだほ
○一つずつ、一歩ずつ学んでいきましょう。学ぶって楽しい♪

◆季重なりブラザーズ
ゴキブリを白靴で潰す繁華街 うじょう
ジョガパンで素足に白靴履いてみる 千徳
てんとう虫飛んでとまる白い靴 花まねき
新品の白靴で登山するセレブ 結城里部
白靴や白装束の鈴遍路 さとうくにお
しろぐつをはいてあるくとさわやかだ れい子
○うっかりしがちな季語ですが、「さわやか」は秋の季語になります。どれが季語なのか確認するのも勉強です。
 季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

◆兼題の考え方
短夜や朝めし前に野良仕事 長山隆一
○本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出していますが、季語が出題された場合はその季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。
今募集中の兼題は、6月28日(水)24時締切の「夏越」です。ご投句お待ちしてます♪

●4月からNHK俳句に挑戦したばかりなので何とも云えません。ただ、俳句に季語が必要なことはよく分かりました。/アオサギ
○参加者みんなで、季語を一つ一つ学んでいこう!というのが、このサイトの考え方です。一緒に、学ぶことを楽しみましょう♪

◆季語深耕
●白靴を白足袋に置き換えたりしてもいいのですか?/225
○「白靴」は夏の季語。「足袋」は冬の季語です。

初めてのサンダルでデートドキドキ 初恵
○ごく新しい歳時記では、「白靴」「サンダル」などを涼し気な夏の履物として載せているものもあるのかもしれません。が、兼題「白靴」と提示されれば、この季語と真正面から格闘してくれると嬉しいなあ。そのための季語深耕なので。

幸せの白靴ちらりブーケトス 蒼香
●教会で結婚式を挙げた新郎新婦、ブーケトスのために階段を仲好く降りてくる新婦の純白のウェディングドレスからちらっと見えた真っ白な靴、とっても素敵でした。/蒼香
○「白靴」は夏のお洒落を本意とした季語。結婚式の白靴は儀式のための靴ではないかと。

白靴しずかに近づき打つ注射 絵美加奈子
点滴やカーテン越しの白シューズ 紗々
●病院に行き検索室で注射を待っていて、痛いのイヤだなと思って下を見ていたら、音もなくナースシューズが目に入り、あっと言う間に腕をとられ針を刺された時の様子を読みました/絵美加奈子
●入院して点滴を受けている病室のカーテン越しに看護師さんが忙しそうに行き来する白いナースシューズが見える。時々カーテンを開けて声をかけてもらうと不安がなくなるようだ。/紗々
●さわやかな白靴ですが、医療職の私たちの周りには苦労がしみこんだ白靴がいっぱい。そして 学生さんたちは苦労がしみこんだ白靴の運動靴、今から結婚する娘はその白靴。白靴を通して「人生とか仕事が読めるのではないか」そう思いました。たとえば白靴。医療職の私たちの誇りではないだろうかと白靴を見てはっと思っています。やっと「実感の白靴」が読めました。爽やかな白靴ですが、こうやった泥臭い白靴でもいいのではないか。そして洗う、そして履く。。なんですね。/dolce(ドルチェ)@地味ーず
○働く側からのお気持ちはわかりますが、医療現場で日常的に履く靴も、季語の本意からは外れるのではないでしょうか。

行進の獄衣に光る白靴よ KAZU
水兵さん白い帽子白い服白い靴 だじゃれ
○同じように意味で、これらも季語として機能しているかどうかは疑問です。

●汚れるのがわかっていても夏には軽やかな「白靴」が似合います。素足か短め靴下で足首をみせると魅力倍増!/うに子
●白は涼しいイメージが強いですが、白の革靴なんてどうしてもすぐに汚れてしまうのでしょうね。そんなオシャレさんになってみたいものです。/Crew
●お洒落な「白靴」を俳句に詠むと……
 ネットをググっていますと星野高士さんの『NHK俳句』2015年7月号の記事がめっかりました。
 【俳句は写生が大事です。しかし難しいのはただの報告に、あるいは日記になっていないかです。 いい視点であっても、作者の意思が読者に伝わらなければ、その句は一人よがりで終わってしまうのです。目に見える季題、心で感じる季題等いろいろとありますが、今回の白靴は目に見える季題ですので、感情をどう入れるかが難しく、またおもしろいところでしょう。さて、近頃はお洒落な白靴を履いている方を見かけることが少なくなりました。そんな中、服装に気を使われる方が履きこなしているのを見ると、涼やかな気分になります。】
 そして、『白靴』なんとなんと、レデイースと云うよりも、メンズ・ファッションのコトバやそうです!  
 ともかくもオシャレな白靴を、もう片っ端から履いたり履かせたりしてみることに……。じつはお洒落というもの、拙はこれまでとんと関心がなく(組長も確かおんなじだとか! m ヘロヘロm(__)m)、これには死んだ母さんも生きてるヨメさんも、匙を投げていますが、さてさてどんな按配になることやら。センス無いものが下手に化粧すればチンドン屋! 俳句の世界では、それはそれで受ける、かも、と。 ガンバ!    ぐずみ拝/ぐずみ
●「白靴」はおしゃれの上級アイテムだと思いますし、実際俳句にもそう詠み込まれることが多いと思います。ですが、僕のおしゃれ好きな友達に訊くところによると、色んな服装に合わせ易いんだとか。では、なぜ白靴は「上級」なのか。それは、白靴のもうひとつの特徴である、「汚れの目立ちやすさ」にあると思われます。僕も今回の兼題が出て、なおかつ新しい靴が欲しかったので思いきって白い靴を買ってみました。そして、その新品を履いて博物館へ行ったのですが、博物館という比較的汚れなさそうな場所にも関わらず、鉛筆で書いたような黒いシミみたいなのがひとつ付いただけで全体的に汚れた印象に。分かっていたことですがこれはかなり小まめな手入れをしなければならないことを実感しました。歳時記に書いてあることを実際に体験してみることにより、「実感」という俳句作りの貴重な材料を手に入れました。同時に「心底めんどくせー靴だなー」という実感と自分はおしゃれ上級者には程遠いという自覚を手に入れました。/安達
○「白靴」を実際に買ってみる、履いてみる。これぞ季語を体験する行為です。涼し気なお洒落としての「白靴」。木・金の作品を楽しみにしましょう♪

◆季語雑学部
○今回も「白靴」にまつわる様々な雑学が届きました。以下、紹介します!

●季語雑学部  アメリカのプロバスケットボールリーグのNBAでは、バスケットシューズの色に関して、全体の80%が白色でなければならないと規定されており、多くの選手はせいぜいワンポイント入る程度の白系のシューズを履いていたそうです。しかし、当時はまだルーキーだった後に人気選手となるマイケル・ジョーダンが、ナイキ社と提携して赤と黒のカラーリングのシューズ、エアジョーダン1を規定に反して履き続け、一試合で5000ドルの罰金を支払い続け、結果として120万ドルを支払ってまでカラフルなシューズを履くことにこだわっていたそうです。その当時はまだ無名に近かったナイキでしたが、それをきっかけにスニーカーでは世界で一番売れているメーカーに成長したそうです。/山香ばし

●日本で、靴といえば西洋靴を意味することが多いが、日本には江戸時代の末期(最初に履いた日本人は坂本竜馬との説も)に西洋靴が入り、明治3年には築地に西洋靴の工場も出来ている。当初は、軍靴や上流階級の洋装用で、本格的に一般大衆に広まったのは大正時代らしい。子規の句を調べてみたが、白靴が季語の句は見当たらなかった。/重翁
●世界の靴の年間生産量は、200億足強で、生産量は中国を始めとするアジアで90%、需要は北米とヨーロッパで40%を占めている。一人当たりの靴の消費量は、中国やインド2.0足、アメリカ7.2足、日本5.4足である。日本でもケミカルシューズや布製、ゴム製の靴の輸入は多いが、革靴(年間7千万足)は半分ぐらいが自製されている。/重翁

●図書館で珍しい本を見つけました。『日本海軍軍装図鑑』柳生悦子。本体価格12000円!著者は映画・演劇の元衣装デザイナー。NHK『坂の上の雲』の軍服考証にも携わった方だそうです。260点の直筆カラーイラストが見事な図鑑です。その中で白皮靴を着用しているものを探しました。「明治33年制士官夏服」「大正8-11年南洋群島在勤海軍文官判任官制服」「太平洋戦争予備少尉礼服用の第二種軍装」「昭和17年10月制白色の士官防暑服」「昭和17年制文官従軍服夏用」の5点。士官学校を卒業したエリート、特別な技能で軍に招かれた文官らの足元を飾った白皮靴。一種のステイタスシンボルだったように思います。/西川由野

◆俳句文法研究部
●ひでやんさん提起の方言の使用の是非についてですが、私自身は、まっとうな興味を持って使用したのであればかまわないと思っています。その方言のネイティブの方々へ与える不快感などをきちんと覚悟した上で、ですが。/方言に限らず、どんな言葉であれ万人を傷つけず不快にしないというものは、残念ながら存在しないと私は思っています。俳句という文芸であれ、日常会話であれ、100%安全な言葉はないのではないでしょうか。「赤ちゃん」という一見微笑ましい単語ですら、不妊や流産を経験した方には刺さることでしょう。/話が広がってしまいましたが、要は、どんな言葉であれ、どんな場であれ、表現する時点で覚悟は必要です。そして、誰かに不快感を与える可能性を鑑みてなお、発表したい、表現したいと思うのであれば、発表すべきです。言葉は、発さねば伝わりません。誰にも、なんにも。/遠音
●ひでやんさんの方言の句についての問題提起の件。 方言を使うことが自動的に差別的になるとは思えません。また他地方出身であっても、その言葉を尊重するからこそ、それに取り組み、テーマにするということもあると思います。俳句1年生としましては「俳句は何をやってもよい、ただそこに詩がないといけない」との組長の言葉を羅針盤にしています。方言に限らず何かを馬鹿にした文章は、おのずと読み手に伝わるもので、それは詩ではありえないと思います。では詩とはなんであるか、の基準はとても難しいと思いますが、それは方言に限った話ではありません。また、十七音という短い俳句、他のいずれの語もそうですが、その言葉を使う必然性がどれほどあるかを考えることは大切なはず。無理やり使った方言はやはり不自然、あるいは陳腐になる気がします。では必然性とは、と考えるとこれまた私の能力を超えますが、ひとつ、「音」という要素はありなのかなと思いました。俳句は韻文の文学、音がとても大切と勉強しました。方言を使うことで意味や背景、場面設定が変わることはもちろんですが、音、響きも変わり、それによって句の手触りが変わってくるのではないかと思います。以前、組長のブログで公募のありました「おウチDE俳句」の例句の際、ちょっと冒険して「おしょうゆ」ではなく「おしょゆう」と使ってみたことがあります。関西弁地区で育った子供の頃の私は、「おしょうゆ」という言葉はテレビで知っていても、使ったことがありませんでした。逆に「おしょうゆ」としか言わなくなった今とは全く違った、まさに「おしょゆう」という響きが表す時間が流れていました。そんな子供時代の手触りが表せれば、と使ってみたのです。結果、成功したとは到底思えませんでしたがとにかく提出しちゃいました(笑) 組長の『季語手帖』にも素敵な方言の例句が載っていました。この俳句ポストにも、全国のみなさんのいろいろな言葉の句が並ぶと楽しいなあと思います。 長文失礼いたしました。/月の道

●俳句初心者です。打ち消しの「ず」と「ぬ」の使い方が分からず、「止まず」「止まぬ」で何日も悩みました。こんなに考えたのは久しぶりです。/月見草
○動詞+打消しの助動詞の「止まず」は終止形(連用形の「ず」もあるけど)、「止まぬ」は連体形です。

●白靴のサービスエース決まりけり 切れ字についての質問です。この句では「けり」を使っていますが、「たり」との具体的な違いが分かっていません。感覚的に、「けり」だと他人のプレイを見ている感じ、「たり」だと自分がプレイしている感じになる気がするのですが、何故そう思うのかもはっきり分かりません。「けり」と「たり」の違いを教えて頂ければ有り難いです!!/小川めぐる@チーム天地夢遥
○こちらはひとまず、俳句文法研究部の皆さんにパスしておこう♪

◆こんなお便り、質問届いてます!
●前回、兼題「薄暑」で季重なりで挑戦しましたが助詞の「も」で失敗し反省しました。しかし、これに懲りず勉強して又挑戦したいと思います。壁は有り難いです。/マカロン

●口語文語の使い分けは作者が意図をもって決めるとのこと、ありがとうございました。/やまぶき

●はやく質問や考察を出来るようになりたいと思っています。/今井佳香
○まずは、いろんな人の質問や考察を丁寧に読んでいきましょう。分からないことも、重ねて読んでいくうちに輪郭が見えてくるものです。

●白靴も季語なんですねえ。いやあイメージわかねえ。/純音
●白靴は初めて読みました/さわぐ博志
●季語で詠むのは難しいですね。/池田 功
●靴は左右で一足である、ということもふまえて使う季語なのですか?/智吹庵優水
●白い靴と言うと私はファッションアイテムに考えがちで、最初、白靴に水色のシャツワンピース などと詩情のありそうで無いただのコーディネートを考えてしまいました。/羽尾理紀
●そのままシログツと読んで良かったでしょうか?なんだか音がゴツゴツしたイメージです。難しいですね。/ナタデココ
●簡単そうで、難しいですね?!?でも、言葉 行事 季節とかに 新発見できて毎回楽しいです。/句詩呼
●白靴から新入生を思いましたが、新入生は春の季語。白靴は夏の季語。、新入生のことを俳句によむことは、難しくできませんでした。/青葉
●白靴って中学校だけですかね? 長靴も見かけることが少なくなりましたね。/狸漫住
●季語について、白靴というのも初めて知りましたし、句の中で実際に履いているシーンか、その様子を抽象的にまとめる意味で使うのかがよくわかりませんでした。後日の結果を読んで、勉強したいと思います。/榊裕江子
●今回の白靴や、以前の菜の花など、やはり凡人では発想が貧困になってしまいます。 一般的なイメージをより良い俳句にするにはどのようにすればよいでしょうか?/三ツ谷健
●現代ではなかなか革製の白靴を履いている方を見かけないように思います。昔々新人OLだった頃、「白いパンプスは、高いのをいつまでも履くより、安くても毎年買い替えた方がいいわ。」と先輩OLがロッカールームで話していた記憶があります。/紅の子
●兼題の季語にふりがな(読み方、音オン?)をつけていただけると嬉しいです。/ナタデココ
○兼題の読みを調べるところから勉強だと思って下さい。

●白靴は男のものに決まっているのでしょうか?男の白靴の印象が強すぎて、そのイメージからなかなか抜け出せませんでした。/小千住
●本意は男性が履くような、革の白い靴なのでしょうね。しかし、それでは実感で詠む事ができず、白い運動靴、白いハイヒールで詠んでみました。これは認められるのかどうかわかりませんが…よろしくお願いいたします?/k.julia
●白靴の紳士のいる景色を詠もうとすると、日傘の淑女や夏帽子など季重なりのワードが次々にくっついて来て苦労しました。/GONZA
●今回初めて投句前に自選してみました。出来た句の季語の白靴を、夏服や半袖に変えてみて、それで違和感のなく感じる句は思い切って外してみました。比較する事で言いたかったニュアンスを改めて考えなおした結果推敲も出来て、中々良い方法だと思ったのですが、今回の出来はいかがでしょうか?笑/24516
○比較することは、自句を推敲するうえで大変有効な手立てです。

●季語の白靴を 白い靴にしてもいいのでしょうか?/おばあばあ
●白靴は、白い靴とは言ってはいけないのかな?魔法の白い靴って言いたかったんだけど、自重しました。/ちびつぶぶどう
●「白い靴」にすると季語ではなくなりますか?/蝶番
●白靴のお題に、白い靴で対応しましたが、間違いでしょうか?/大三郎
●「白靴」を「白い靴」、「白き靴」にしてよいか迷いました。 僅かでしたが「白い靴」、「白き靴」の句も見つけたので使っちゃいましたが。/心楽庵馬空
●歳時記を開くと白靴はあっても白い靴がなく、心配になって「白靴」の俳句を調べてみました。数は少ないのですが、「白い靴」と詠んだ句がいくつかあったので、ほっとして投稿できました。 /三輪佳子
●「白靴」と言うと白い革靴を思い浮かべますが、運動靴のようなズック靴でも白ければ季語の「白靴」として有効なのでしょうか。/小石日和
●白靴を、白いサンダルとか、白いスニーカーとしても季語になるのでしょうか?/松本守宮
●夏井先生のお話では、白靴は革靴とのことですが、私は今までで白い革靴を見たことがありません。そこで身近なスニーカーを想像して詠んでみました。それではダメですか?/かすみ草
●いつも白いスニーカーというのも、白靴の範疇に入れていいのですかしらね。影の努力はスゴイと思うが。/こま
●(発表は済みましたが)「薄暑」において薄暑光、夕薄暑、街薄暑などのように一文字つける場合と反対に、白靴を「白き靴」、「靴白し」などと(分解?)することは一般に許容されるのでしょうか(他にも「遠雷」を「遠き雷」「雷遠し」とか)。句意などによるということなのかも知れず、ここで説明しきれるものではないでしょうが・・。拙い質問で申し訳ありません。/すりいぴい
○これらの質問は、全てケースバイケースであると答えるしかありません。具体的に句を検証するしかありません。

●羊雲はなぜ季語にならないのでしょうか?/こめまるこ
○季語にしたければ、「羊雲」を使って、いかにもその季節らしい秀句を作る必要があります。それが見事な作品になっていて、たくさんの俳人たちが「羊雲」を季語として使った句を作るようになれば、次代の歳時記に季語として採録される可能性がないとはいえません。

●投稿俳句のコーナーというのは、こちらもそうですがどうして投稿時ではなく発表時の季節に合わせた季語がお題とされるのでしょうか。まだ来ぬ季節について詠むというのは、個人的に違和感を覚えてしまうのですが…。/うじょう
○俳句の世界では、常に季節を早取りします。立夏は5月初旬、立秋は8月初旬。季節の声に耳をすませると、季節の訪れが分かるようになります。そういう意味では、ファッションの世界と同じですね。

●このたびの白靴や先の毛布が季語とは知らなかった。日常生活している周りには季語となる言葉が、案外ゴロゴロしているのだなと思われる。先に黄砂が日本に飛んできたので、これは季語にあるのかと思い調べたところありました。黄砂のほか霾る(つちふる)霾ぐもり(よなぐもり)等の言い方があり、聞きなれない言葉や難しい漢字に戸惑いましたが、例句を見ますと結構難しい漢字を使って句を詠んでいられる方が多いですね。でもこれからの俳句は日常語で通じる言葉で俳句を詠んだらと思うのですが、如何なものでしょうか? 先生のご意見を聞かせてください。/舟呂
○季語と仲良くなるところからの俳句修行。こんな美しい日本語があるのか、こんな面白い漢字なんだ!と、まずは季語を楽しんで下さい。

●夏井先生にぜひお聞きしたいことがあります。当方身体が不自由で行動が制限されており、作句はどうしても想像の域を超えません。我ながら貧弱な句だなと思っております。もっともっと臨場感や大きな?句をと思いますが、吟行もならず良い方法を教えてください。/竹流
○この秋に刊行予定の新刊『おうちDE俳句』は、様々な事情で外へ吟行に行けないという人たちに、「いやいや、家の中でもこんな視点や発想で俳句は作れますよ」という提案の本です。是非、楽しみにして下さい。

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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