俳句ポスト365結果発表

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第175回 2017年6月29日週の兼題

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の正しい表記とは
「かなかな」と 球児の瞼 切符なし 3児の母
細道に祭りばやしと蜩と Yuno
遠ざかる 孫の背に降る ひぐらしや アマリリス
鳴きほそる ひぐらしの声 母は逝く カトレア
蜩の 朝の美声で 目覚めるよ かよ
山寺で 唱える声と ひぐらしのこえ こうり
蜩や 去年は仏事 四件も たけ爺
ひぐらしか 聞きし始まる 媛国体 にしみなみし
ひぐらしよ 声あげて泣く ひぐらしよ 宇宙(コスモス)
かなかなや 老う犬と母の 鼾聞く 宇野うづら
ひぐらしや 涼しげな色 ころも着て 雅翔
ひぐらしも 命 つなげと 朝の声 紅すだれ
臨終の 背に重く ひぐらしを聞く 彩乃
老いた身に あゝカナカナと 日が暮れる 惨風 1
溢るる湯 唸るひとりに 夕蜩 小牧穏楽
ひぐらしの 声聞き焦る 夏休み 小林番茶
母逝きて 蜩を背に 墓花手向け 大坪美智子
日暮里の 蜩いずこ 声止みて 鍋島閑捜
蜩や 今宵またぞろ メザシ膳 美智子
ひぐらしと 流れる雲の ほお赤し 野球バカ
故郷の 夕餉の薫り お腹鳴き 蜩鳴いて 蛙鳴くなり 南 健
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から〜♪次のご投句待ってますよ。

●前回の兼題「夏越」では五七五の間にスペースを入れてしまいました。火曜日の「俳句道場」にて、もっともっと勉強させて頂きたいと思います。宜しくお願い致します。/塩の司厨長
○はい、一つ一つゆっくりゆっくり学んでまいりましょう。

 

◆季重なりブラザーズ
秋近し蜩の声何思ふ 龍奈
蜩で涼む間に蚊に刺され 涼慶
風鈴の音色に負けぬ澄んだ声 パーミー
かなかなの声も祈りに原爆忌 みさゑ
ひぐらしに薫る母校の西日かな りすぶん
晩夏に蜩のぬけがら宝物 京子
西陽さす部屋いまひとり蜩と 春日
蜩やカナカナカナと夕涼み 池田和正
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

◆兼題の考え方
我先に 波に飛び込む 遥かさき 天空の漁師
○本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出していますが、季語が出題された場合はその季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。
今募集中の兼題は、8月23日24時締切の「櫨紅葉」です。ご投句お待ちしてます♪

◆季語深耕
●仰向けになって足を縮めて死んでいるセミの姿をよく見かけます。空を見上げ恋しがって死んでいくようでなんだか切ない気持ちになります。/あつむら恵女
●口うるさいお母ちゃんのようなみんみんぜみ、街頭演説を連想させるつくつく法師と比べると、蜩は何か秘密のにおいがする気がしました。小声でこっそり繰り返し繰り返し、というイメージがこんな句になってしまいました。/ささの浮舟
●兼題「蜩」、4句めの投句です。 ひぐらしは、東アジアにしかいないそうですね。 秋のもの哀しさを感じる日本の侘び寂び を知った虫なのかもしれないな、と思いました。/結城 然
●蜩が鳴き始めると何故か切ないですね(水夢)/水夢
●かなしい季語やねん。/こま
●夕暮に響く「蜩」の声は声高な他の蝉と違って静けさ哀しさを感じます。夏休みがカウントダウンされ焦りを感じるのも蜩の鳴く頃でした。/うに子
○もの悲しい音色が、他の蝉たちとは圧倒的に違いますね。蜩の林の中に立っていると、自分も美しい一本の木になれるのではないかと、そんな心持ちになったりもします。

●「ひぐらし」「かなかな」…どちらも蜩を差す呼び名ですが、どう使い分けるのがよいのやら…。/多々良海月
○「ひぐらし」は意味を、「かなかな」は音を、それぞれ使い分けたいですね。

●「蜩」、素敵で好きな季語です。 でも、すでに、沢山詠まれていて・・・難しいです。/宙のふう
●「遠蜩」「夕蜩」を下五に持ってくる句を何件か拝見しました。 下五に字余りでも、なんとなく語調が整うような気がするのが不思議です。「し」が柔らかく収束していくような音だからでしょうか?/霞山旅
○同感です。どちらも美しい傍題です。

●蜩は日本固有のものかと思いその分布を調べてみると、日本には北は北海道から南は奄美大島までの広い範囲に分布していました。そして、それ以外地域では中国を中心とした東アジアに分布しています。どうも欧米には生息していないようです。しかしながらなぜか朝鮮半島にはいないそうです。中国と日本の中間点にある朝鮮半島が蜩の空白地帯というのが不思議です。
 さて、今回の兼題は蜩です。蜩の季語六成分についてどの成分が強いのか考えてみました。多くの方は聴覚が一番強いとお感じだと思います。私もその考えに異存は無いのですが、私はそれよりも連想力の方が強いとの印象を持っています。なぜ連想力が聴覚より強いとの印象を持つかと言えば、蜩は古来から様々な文学作品の題材として登場し、また多くの歌人、俳人に詠まれており、その中から蜩に関する多くの世界観が生まれているからです。これは裏を返せば作品作りにおいて類想という魔物が多くの潜んでいることを暗示しており、この類想という魔物に囚われないよう注意して作句をしなければならないという意味で難しい兼題でした。/いもがらぼくと
○いもがらぼくとさんの分析、勉強になりますね。類想という観点で、木曜日の句を丁寧に読んでいくと色んな発見があるかも。

◆季語雑学部
蜩の体透かして見る日輪 あつむら恵女
●蜩について調べるとこのような記述が。「オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。」びっくりしました。蜩の体が透けるなんて幻想的です。/あつむら恵女
●蜩のオスのお腹はほぼ空洞らしいですね。鳴き声の増幅装置みたいことなのでしょうかね。/すりいぴい
●ウィキペディアに「オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。」とあったので、腹が透けて見える写真を探しました。/あるきしちはる
●「はじめて見たよセミのなぞ」写真・文/新開孝という写真絵本で、蜩ではないですが、アブラゼミの輪切りを見ました。腹側の中心から伸びる太いV字の発音筋を小刻みに縮こませ、それが両端にある発音膜という太鼓の皮のようなものを震わせることによって音を出します。背中側には共鳴室という三角の空間があり、音を増大させています。外側の足の付け根付近には腹弁という団扇のようなものがあって、音に変化をつけています。空間があるというのが驚きでした。あと気になったのは、人間の鼓膜にあたる鏡膜というものが腹の発音筋のすぐ側についていることです。セミは自分の音をどんな風に聞いているのでしょう。案外ドラミングの音だと思っているかも知れません。面白いと感じました。/西川由野
○これは、知りませんでした! 今度じっくり見てみなくては! 以下、今回もさまざまな蘊蓄が届いておりますよ♪

●ヒグラシは漢字表記で、「蜩」「茅蜩」「秋蜩」「日暮」「晩蝉」と書かれるが、朝夕の薄暗い頃に、薄暗い場所で鳴くので、漢字の雰囲気が分かるような気がします。蜩の旁(つくり)の部分(虫の右側)は、中国でセミの鳴き声をテウテウと聞き取ったことに由来があるようです。鳴き声からの名前は「かなかな」が多いが、「カーカー」「ケーケー」と呼ぶ地域もあるようです。/重翁

●蜩を調べていて面白い見解の文面を見つけました。 「欧米人は虫の鳴き声を右脳で処理するので雑音と捉える。日本人は言語脳である左脳で処理するので、季語として表現されたり、蝉しぐれという言葉が生まれた。おそらく蝉の種類ごと、一般人が判別できるのは日本人だけではないだろうか…。」 確かに、ミンミン蝉、法師蝉、蜩、聞き分けることできますよね。外国人の方はどうなんでしょうね?/紅の子

●季語雑学部  せみは種類によって好んで止まる木が違うそうです。ひぐらしは山中のスギやヒノキの林が好みのようで、戦後の拡大造林政策(雑木林を伐って建材となるスギやヒノキを植林した事業)により、生息数を増やしたとも言われています。なので都心部ではほとんど見かけることがありません。そして戦前は独唱が多かったひぐらしも、戦後は合唱、輪唱が増え、ひぐらしに対する印象も変わってきているのかもしれませんね。/山香ばし

●中尾舜一著の「セミの自然史」を読みましたが、セミの人生や生活と泣き方等が纏められていて面白かったです。芭蕉の「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の蝉は、山形県の蝉の発生時期からニイニイゼミと断定している。蕪村の「蝉なくや僧正坊のゆあみどき」の蝉については、ニイニイゼミ(朝5時前~夜8時頃)、クマゼミ(朝6時~12時皓)ヒグラシ(朝夕の薄暮型)、ツクツクボウシ(午後から夕方へ上昇型)の鳴く時間の大きさから、ヒグラシと断定している。/重翁

●セミは翅を擦り合わせて鳴いていると思っていたがファーブル昆虫記によるとそうではないらしい。後ろ翅の付け根にある小さなシンバルをぺこぺこさせて音をだし、内部の空間で共鳴させる。また、その目的は雌を呼ぶためではない(ネット検索では求愛行動との記述が多い)。なお彼ら彼女らの聴力は殆どない。一方視力が良いのでそれで十分らしい。では何の為か?肝心の記述はなかった。以上、ファーブル昆虫記より要約。初版1930年。/としなり
●ファーブル昆虫記より一部抜粋「アリストテレーヌによれば、蝉の外被の破られる前が何ともいえぬ風味・・味は極めて甘美なり」/としなり
○ファーブル、恐るべし!食ってるのか! あ、食ってるのはアリストテレーヌ?って、誰? そもそも人名?

◆俳句文法研究部
●すりいぴいさんの「日焼け・す」の活用と接続についてご質問がありました。 そのなかで「日焼け・す」のほかに「日・焼く」という動詞の扱いも考えられるのではないか、という問題提起がありましたので、わたしの見解を述べたいと思います。 ●「日・焼く」(カ行下二) 日焼けズ 日焼けタリ 日焼く。 日焼くるトキ 日焼くれバ 日焼けよ について。 日本語は欧米語のようには自動詞・他動詞の区別が明確ではありません。 「戸あく」は  自動詞(戸が)あく。         他動詞(戸を)あける。 「芋焼く」は  自動詞(芋が)焼ける。         他動詞(芋を)焼く。 「日焼く」というのは、「日が焼ける」「日を焼く」となりますが、いずれも不適当です。従って「日・焼く」という活用は無いと思います。 「日焼・け・ぬ(完了の助動詞)」不適当。 「日焼・け・ず(打消しの助動詞)」不適当。 「日焼・け・り(完了・存続の助動詞)不適当 と思うのですがいかがでしょうか。/ウロ

●「日焼」火曜日欄において、「日焼」を動詞として使用について、自分でも何が書いてあるのやらわからない文章で申し訳ありません。間違いもありました。お詫びいたします。 以下、専門家の方、「それはちゃうで」ということでしたらおっしゃって下さい。訂正・補足していただければ幸甚です。 パターン1. 「日焼」+す(サ行変格活用(せ・し・す・する・すれ・せよ)。「愛す」「対面す」「恋す」「赤面す」「結婚す」などのように、体言や体言に準ずる語の下に付くパターン。 パターン2. 「日+焼く」(自動詞カ行下二段活用(語幹(や))、け・け・く・くる・くれ・けよ)。 パターン1. の例(日焼せし〇〇、日焼せる〇〇、日焼す(終止形)、日焼せり(終止形)、日焼して~)等。 パターン2の例(日焼けたる〇〇、日焼けたり(終止形))等。ただこの場合、綴り上「け」を入れないとオカシイ気がしますが、俳句の場合、2.のパターンで、「日焼けたる」ではなく「日焼たる」とするのが適切か否かはわかりません・・(動詞としての扱い、「け」の扱いに悩まれた方もおられるようですね)。 とりあえず私は高校生の受験参考書の易しいのを買いました・・。 ご質問のあった件ですが「日焼せし」は、日焼+「す」の未然形「せ」+過去の助動詞「き」の連体形「し」かと。この場合、過去に「日焼していた〇〇」ということかと。 「日焼せる」は、日焼+「す」の未然形「せ」+完了・存続の助動詞「り」の連体形「る」かと。この場合、いま目の前で「日焼している(した状態の)〇〇」ということかと。 「日焼せり」は、直後の修飾される名詞に原則、続かないかな・・と思います。終止形ではアリかな・・。 人選句をみるかぎり、名詞で使う場合では「日焼」がほとんどだけどケース・バイ・ケース(動詞使用なら「日焼して~」多し)。この判断はたくさん入選句を読みこむことから見えてくると思いました。組長。もし間違いだ、混乱する、掲載できない、ということでしたら、ご放念くださいませ。すいません。/すりいぴい

●俳句文法研究部  まずは、「日焼」の週のすりいぴいさんの疑問から・・・ 「 名詞+す」と「日+焼く」があるというご理解でいいと思います。「名詞+す」では、サ行変格活用動詞で「せ・し・す・する・すれ・せよ」と活用すること、また「日+焼く」ではカ行下二段活用動詞で「け・け・く・くる・くれ・けよ」と活用することは、すりいぴいさんおっしゃる通りだと思います。  「名詞+す」は、口語で言うと「名詞+する」ですから「愛する」「旅する」「議論する」のようにその名詞を動詞化するパターンとしてよく使われますね。「日+焼く」のほうは、「焼く(「焼ける」の意味の自動詞)」の連用形「焼け」が名詞化して、「日に焼けること」=「日焼け」という成り立ちです。連用形の名詞化の例「走る」⇒「走り」=「走ること」、「咲く」⇒「咲き(「二分咲き」のような使い方)」=「咲くこと」  完了・存続の助動詞「り」と「たり」の動詞との接続ですが、「り」はサ行変格活用動詞の未然形、四段活用動詞の已然形に接続します。よって「日焼す」なら「日焼せ+り」となりますが、下二段活用である「日焼く」には接続できません。ところがややこしいことに、「焼く」には四段活用の他動詞(燃やす、焼く、の意味)があって「焼けり」(已然形+り)という形があるのです。「日焼けり」としてしまうと「日を?日が?焼いている」という意味になってしまうので注意が必要だと思います。 よって、「日焼く」のほうで完了・存続の助動詞をつける場合には連用形「日焼け」に「たり」がついて「日焼けたり」となります。  ちなみに、完了・存続の助動詞「り」の活用「ら・り・り・る・れ・れ」 完了・存続の助動詞「たり」の活用は「たら・たり・たり・たる・たれ・たれ」 となっています。 /ひでやん

●俳句文法研究部 もうひとつ、「日焼」の週の花節湖さんの投稿について・・・ 「日焼けした〇〇」と表現する場合ですが、現代の日本語では「過去」と「完了」の違いが明確ではありません。しかし、文語においては、完了と過去では使う助動詞が変わってきます。 「日焼せり」というのは、すりいぴいさんへの説明でも書きました「日焼す」というサ行変格活用動詞に、完了・存続の助動詞「り」がついたものです。ニュアンスとしては、「日焼する」という状態が過去から続いており今に至っているあるいは今終わった、という感じでしょうか。 「日焼せし」は「日焼す」の未然形+過去の助動詞「き」の連体形です。(通常「き」は動詞の連用形に付きますが、サ変動詞の場合は、連体形「し」已然形「しか」が未然形につく特殊な形です。)ニュアンスとしては、過去ですから、過去にあったことを思い出のように語っているような感じでしょうか。 ややこしいことに過去の「き」に「前に起こったことの結果が今なおある」という存続的な意味が含まれる点です。「咲きし桜」が「(前に咲いて今なお)咲いている桜」という意味になるという文例がありました。「日焼せる」は「日焼す」の未然形+完了・存続の助動詞「り」の連体形「る」ですので、「日焼せる」の後には体言が来ることになります。ですから、下五を「日焼せる」で終わらせると、その後になにか日焼けしているモノが省略されいる感じになります。微妙な違いですが、表現したいことに合わせての使い分けができるといいですね。(←私自身への言葉)
 それから、文語表現の学び方ですが、これは人それぞれに適した方法があると思うので一概には言えません。高校の参考書など引っ張り出すもよし、古語辞典とにらめっこするもよしですが、理屈から入るのが苦手な方もいらっしゃると思うので、歳時記の例句、句集などを読んで、どういう表現ができるのかを知るのも一つの方法かと思います。/ひでやん
○新聞や句集で、こんな言い回しアリなんだ!と思ってうっかり使うと、それが文法的誤用の場合もあるので油断なりません。自動詞と他動詞もめんどくさいけど、疑問に思う度に辞書を引くしかないですね。私もそうしてます。

◆こんなお便り、質問届いてます!
●摩耶山ではひぐらしがもう鳴いているとの情報を聞き小雨降る中山歩きをしましたが、残念ながら成果なし。あと一週間遅ければカナカナと降り注ぐはずですが…/くらげを
○この原稿を書いている今、松山では蜩が鳴き始めています。

●今回まだ夏にもなってないのでどうやって感情を出そうかと思い、 家にあったヒグラシの録音CDから音を貰い、それをボイスコーダーにとって それを聞きながら神社を歩き回りました。夏越でかなり神社に朝行ったので そこで一緒にヒグラシを作っていったのです。森の感覚、秋の感覚は 6月の朝5時から6時にかけてありました。そこでヒグラシの録音音を聞きながら 読んでみました。 /dolce(ドルチェ)@地味ーず
●今回の「蜩」を調べていたら、某動画サイトで、蜩の声を延々と流してくれる動画を見つけました。 この蜩の声の動画をスマホで耳元で再生しながら寝てみたところ、神経がすーっと落ち着き、あっという間に眠りの中へ!蜩の声は1/fのゆらぎの性質があるそうですね。不眠気味でたまに眠剤にたよっておりましたが、思わぬ快眠法を見つけることができました。「蜩」を兼題にして頂きありがとうございます!(笑)/ツナサラダ

●まだ梅雨も明けませんがもう兼題は秋の季語なのですね。ひぐらしの季節感がイメージしにくかったです。/羽尾理紀
●兼題季語が早すぎて実感が沸かない。/舎人
●え、もう秋の季語と思いましたが、「俳句は季節を先取り」というメッセージを見て、よし、この暑さを乗り切ろう、秋の気配を探そうという気持ちになりました・・・でも、梅雨が明けてからですね・・・/三輪佳子

●今回の私の投句ですが、 〝かなかなの鳴いて幽体離脱かな〟 これを、 〝かなかなと鳴いて幽体離脱かな〟 とした場合、〝かなかな〟の部分は季語として認められますか? 認められるなら本来、下の句を投句したかったのです。/松尾寒蝉
○認められなくはないと思います。が、季語よりも「幽体離脱」という言葉のほうが質量が多くなっているように感じます。季語を主役にする工夫が、もう一手欲しいかな。

●兼題季語を疑問に使ってもよいのでしょうか? 「ひぐらしの声かメナムの夕茜」 外国で、カナカナに似た鳴き声を聞き詠んだ句ですが 兼題季語が、実際には違うかもしれない、 そのような使い方をしてもいいのかと疑問に思いました。 初心者の疑問ですので、当たり前の事でしたら申し訳ありません。/はかた百合
○「ひぐらしの声か」という呟きによって、読者は「ひぐらし」の声を思いますので、問題はないでしょう。その後に「メナム」という固有名詞が出てきますので、句意は充分分かりますので。

●六十路過ぎ・・・と俳句を詠んだところ、「あなたは70歳代ということになりますよ」と言われました。60歳代を表したいときは、六十路来て・・・とした方がよいのでしょうか?/あい女
○あるいは「六十路なる」とか、下五なら「六十路かな」とか。さらにワンランクアップを考えると、何歳という具体的な数字を入れないで年齢的な感慨を詠めたら、さらにカッコイイと思います。

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。
②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)
③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。
④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。
⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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