俳句ポスト365結果発表

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  3. 菊日和

第176回 2017年7月13日週の兼題

菊日和

  • よしあきくん一期一会の一句
  • 初心者向け解説コーナー今週の俳句道場
  • 今週のお便り
  • 人・並選の俳句
  • 天・地の俳句
本選句欄では、添削した形で句を掲載する場合があります。
添削は作り替えの提案として句会等でも議論されます。示唆された添削案が自分の表現したいことに合致すれば、作者の判断においてその案を自作として採用してかまいません。

人

菊日和天守閣から見る大河
豊田すばる
菊日和くもがぽくぽくわきだして
豊田すばる
道草は江戸まで続く菊日和
酒井おかわり
菊日和でっかい笑い皺の雲
酒井おかわり
新井式回転抽選菊日和
ヒカリゴケ
菊日和けふの占いだと東
ヒカリゴケ
散骨の波や菊日和ならむ
桃猫雪子
父の入る焼き場は5番菊日和
桃猫雪子
菊日和義弟は巴里に行くと言ふ
dolce(ドルチェ)@地味ーず
一斉に開く楽譜や菊日和
dolce(ドルチェ)@地味ーず
機会とは作るものです菊日和
かをり
菊日和着物選ぶにきりもなし
かをり
燕尾服四千並べ菊日和
さとうりつこ
天界の水底澄めり菊日和
さとうりつこ
菊日和祇園精舎のみづ白く
しろ
水源の水はあたらし菊日和
しろ
菊日和なんでもありますロバのパン
すりいぴい
下駄音は伽藍へ流れ菊日和
すりいぴい
研ぎ屋よりハサミ受け取り菊日和
ちゃうりん
菊日和白磁の白はやわらかし
ちゃうりん
菊日和哀しくなつた空のこと
つぎがい
アイロンのぴしと幾何学菊日和
つぎがい
菊日和アンモナイトの触手掘る
どかてい
猫の舌ざらざら野菊日和かな
どかてい
昼酒の理由(わけ)を質せば菊日和
トポル
菊日和金の御紋の牛車の糞
トポル
孕みゐる土偶のをんな菊日和
まどん
象なけば鯨しほふく菊日和
まどん
菊日和の泥は蕩々豚笑う
らくぼ
菊日和の風良しプロペラのゴム
らくぼ
哲学の匂いぷんぷん菊日和
哀顏騎士
菊日和息子の嫁はんまた肥えた
哀顏騎士
学僧の砂紋を描く菊日和
葦たかし
菊日和競馬聞いてる和尚さま
葦たかし
菊日和倹飩箱の鉢足らず
伊予吟会 宵嵐
やつとうの才無かりけり菊日和
伊予吟会 宵嵐
もくもくと土の香昇る菊日和
一阿蘇二鷲三ピーマン
菊日和峰へ嘶く放れ駒
一阿蘇二鷲三ピーマン
独身の老人集ふ菊日和
大塚迷路
とことんの空を戴き菊日和
大塚迷路
振り塩に陽射し零せる菊日和
内藤羊皐
仏壇の誰の臍の緒菊日和
内藤羊皐
ガマ園から登る石段菊日和
西川由野
菊日和餡餅売れて早仕舞
西川由野@餡餅=シャンピ
馬の耳さやに前向く菊日和
高尾彩
菊日和誰言ふとなく叔母のこと
高尾彩
関節に出刃打ちおろす菊日和
比々き
菊日和オタフクソースにほふ道
比々き
雲一つなき安達太良山や菊日和
峰泉しょうこ
掌に塔のせてみる菊日和
峰泉しょうこ
菊日和晝の厨の酢の匂ひ
凡鑽
ここに決めよか母さんけふは菊日和
凡鑽
菊日和めんこに油よくしゅんで
牟礼あおい
都合よく人死ぬドラマ菊日和
牟礼あおい
菊日和ぽっくり死ぬといふ夫
有瀬こうこ
坂道に置屋のありて菊日和
有瀬こうこ
晴々と負け犬である菊日和
龍田山門
父いまだ父たらむとす菊日和
龍田山門
菊日和女系家族に父の乱
隣安
科挙に一つ詩題は聳え菊日和
隣安
四の日のとげぬき地蔵菊日和
朶美子(えみこ)
パンダ見てブリューゲル観て菊日和
朶美子(えみこ)
権妻のひざを枕に菊日和
柝の音
段葛行く長持唄や菊日和
柝の音
蓋とれば湯気ふくいくと菊日和
板柿せっか
菊日和空の途方もなき深さ
江戸人
ジュラルミンケースの鈍や菊日和
安達竜胆
帯の鈴りり、りり、りりり菊日和
楠えり子
鎮けさを写経の筆へ菊日和
伊奈川富真乃
菊日和障子まばゆく目覚めたり
位子
濁音のなき子らの声菊日和
井上じろ
見ゆるもの褒め合う阿吽菊日和
一斤染乃
菊日和柾目にひびく相矢倉
一茶お
偶に来る人の椅子買ふ菊日和
一斗
新元号は平和でよろし菊日和
永井潤一郎
着座黙想正面に礼菊日和
永井正雄
菊日和奈良の御代から賜りぬ
西尾婆翔
菊日和反り極まれる大庇
めいおう星
菊日和すこんバッハの子だくさん
緑の手
菊日和募金のノルマ告げられて
笠原 理香
人形の頬の艶めく菊日和
28あずきち
しんがりの棺の窓の菊日和
28ひろきち
菊日和今日も巷は銭のこと
be
ウメ子といふ象のゐた城菊日和
chiro
三國を分かつ頂菊日和
HGDT
みちのくの城下五万石菊日和
k。堀尾
人形の着物香るや菊日和
KAZUピー
もっこすが何だか円か菊日和
Kかれん
菊日和母と出かける銀座線
m.ソラ
菊日和雷門を直進す
yoko
円錐のやうな祈りを菊日和
Y雨日
フルートのトリルまろやか菊日和
あいむ李景
清流の天に響もす菊日和
あい女
絶壁の城は間近や菊日和
あさり
獺祭を一本肩に菊日和
あつちやん
美しき日本はここぞ菊日和
あつむら恵女
菊日和スザンナを連れ劇場へ
あるきしちはる
萎えた空膨らんでゆく菊日和
いつき組福岡リスナー班/ 由美子
神官の衣は陽の色菊日和
ウェンズデー正人
やはらかに畳光るや菊日和
うさぎまんじゅう
肩書きをとれば軽やか菊日和
うに子
水にほふ枯山水や菊日和
ウロ
淹れたての香気あまねく菊日和
かもん丸茶
現地集合現地解散菊日和
かるかるか
菊日和帆を高くせよ海王丸
ギボウシ金森
菊びより湖上のペダル弾む弾む
晩熟と云われて久し菊日和
くさぐき
骸より元気な煙菊日和
クズウジュンイチ
萩焼の窯まだ熱し菊日和
クラウド坂上
ほつれ糸端切れ整え菊日和
くるみだんご
菊日和小さじの柄には銀の猿
ぐわ
本堂は開け放たれて菊日和
こうぶん
天守より海は弓なり菊日和
こじ
蒼天に龍勢昇る菊日和
こてつ川
菊日和遺品の中に花鋏
ことまと
からくれなゐの降嫁の輿や菊日和
このはる紗耶
菊日和祖父母の写真持たざりき
こま
そらそらそホルンのうたう菊日和
さくみ
菊日和少し歩を足す万歩計
さくやこのはな
菊日和糊の効きたるシャツを出せ
ささのはのささ
ひいばあばてまりころころ菊日和
さな(5才)
つぶあんのおはぎぎようさん菊日和
さぶり
しつけ糸するりと抜けて菊日和
さるぼぼ@チーム天地夢遥
菊日和ゴリラの檻の長蛇列
じゃすみん
染め帯の絹鳴りキュウと菊日和
しゃれこうべの妻
太巻きが全部上向き菊日和
シュリ
下京区門前町や菊日和
しょうき
能登沖に浮かぶ立山菊日和
しょしん者
菊日和母がお粥を食べました
すみっこ忘牛
菊日和戦国街道雲悠々
タケ
かんてらの金糸雀しづか菊日和
としなり
画仙紙に青空据える菊日和
としまる
笑点録り損のうても菊日和
ながら
菊日和帆船遅々と淡路沖
パッキンマン
菊日和産湯のごとく逆さ水
はまのはの@父を湯灌した時のことを思い出し、抜けることができないので、句にして送ります。 「ごとく」だと湯灌の作業を、「ごとし」だと逆さ水の描写になりますよね。迷いましたが、どちらも伝えたいことなので、両方送ります。/はまのはの
富士壺へ揺らぐ光や菊日和
はまゆう
やわらかき求肥のざらり菊日和
ひつじはねた
菊日和資格をひとつ返上し
ひむか
増したるは母のわがまま菊日和
ひよはるばば
菊日和留守番犬に懐かれて
ひろ志
二等車でもらい煙草や菊日和
ふくろう悠々
菊日和恩賜の煙草ありし頃
フジサワヒロキ
鯉の餌百円なりて菊日和
ふぢこ
菊日和頭上にジェットコースター
ふわり子
鳶ノ輪ニ神休ミタリ菊日和
ヘリンボーン富樽
句読点なき話なり菊日和
ぼたんのむら
菊日和お召し列車の御紋かな
ぼたんのむら
菊晴や塔より出たい阿弥陀様
ぽろたま
ふくよかに読経わたれる菊日和
ほろよい
野良犬をこの頃見ずや菊日和
みさきまる
連峰は海を台座に菊日和
みなと
日ノ本のあすの空なれ菊日和
み藻砂
菊日和音なく落ちる戦闘機
むじーじ
真つ新の靴の匂ひや菊日和
むにむにちゃん
倉庫じゅうサイレン響く菊日和
むらさき(5さい)
祝ひ事多き村なり菊日和
むらたふみ
立ちどまる度に講釈菊日和
ももたもも
大屋根にまたがる少女菊日和
ももひろじゅん
クレーン四台青空に立つ菊日和
もりお
菊日和射的の玉の弾け飛ぶ
ヤッチー
菊日和今日あの尾根を行くつもり
やまなすび
富士の彫り深くなりけり菊日和
やまぶき
日比谷駅B5出口は菊日和
ヤマボー
肋骨を締め参進や菊日和
ゆすらご
黒髪はまだ伸びている菊日和
ゆみづき
菊日和ぽんしゅのやうな水溜
よあけの晩
針と糸無限につむぐ菊日和
よりみち
菊日和上野みはしの茶も美味し
ラーラ@上野みはしは老舗の甘味喫茶です。本店は鈴本演芸場のはす向かいにあります。
体操する妻の真顔や菊日和
らくさい
立つ我をささふる骨や菊日和
ららやにほ
菊日和出かける祖父はハンチング
ららら句
天を指す九輪はぶれず菊日和
るびちゅ
吾の影はひとつなりけり菊日和
何田三等か
菊日和馬の荒息騎手の黙
歌鈴
貼り付けた空に皺なく菊日和
花伝
煎餅の割り方自由菊日和
霞山旅
菊日和土方さんの刀傷
灰色狼
折鶴の揃はぬ角や菊日和
樫の木
対峙する友は白組菊日和
葛谷猫日和
菊日和享年二十三の墓碑
飴玉のすきとおつてゐて菊日和
瓦すずめ
百歳の猫につかはれ菊日和
閑茶
六色旗かかげるぼくら菊日和
岩本かしわ
いつも鳴く犬静かなり菊日和
軌一
空色に染まらぬ菊や菊日和
輝 龍明
軒下でバリカン唸る菊日和
輝棒
菊日和言葉はなべて経のごと
亀田荒太
海鳥の螺旋に散れり菊日和
蟻馬次朗
菊日和宮水保存調査隊
吉や
マッチ箱ほどの羊羹菊日和
久我恒子
菊日和冷めてもうまいお弁当
宮坂変哲
菊日和小二誦える九九日和
宮﨑紅清
香しき菊日和なり集ひたる
弓女
薙刀に太き光や菊日和
魚ノ目オサム
四方持たれ浮かぶ柩や菊日和
玉木たまね
百歳に葬列長し菊日和
吟  梵
菊日和笠智衆のああそうか
銀命堂
菊日和佳き死と言はれ父の葬
空 春翔
身の底の水琴窟や菊日和
栗原美枝
菊日和富士は海より立ち上がり
君島笑夢
この続き足湯で話そ菊日和
桂奈
ホイッスルの音の尾っぽや菊日和
月の道
ままごとの声きらやかな菊日和
月見草
「最後尾」の札まかさるる菊日和
剣持すな恵
菊日和影踏む声も影となり
犬散歩
菊日和口にはしないけど親友
鯉太郎
菊日和四回左折して戻る
広瀬 康
夫と行くばんえい競馬菊日和
港のヨーコ
菊日和龍彫り上ぐる宮大工
香舟
平日の新宿御苑菊日和
黒塚紅葉
六畳の菊日和かな天あおぎ
佐々木信天翁
玉結び綺麗に閉じて菊日和
佐川寿々@チーム天地夢遥
菊日和射的の客の前のめり
佐東亜阿介@チーム天地夢遥
菊日和御紋を羽織る神馬かな
斎乃雪
色紙からいろ飛び出るよ菊日和
桜さくら
音羽屋のよきこときくや菊日和
桜姫5@音羽屋さん(尾上菊五郎・菊之助丈)のお家の模様は、 斧(よき)の絵と琴の文字と菊花の絵を並べた柄で 「良き事聞く」と読ませます。
京都バス時計まはりに菊日和
三輪佳子
菊日和放てマーブルチョコレート
山香ばし
此の星の空気きんこん菊日和
山西琴和浦
犀の目のやさしさにゐる菊日和
山野穴太
菊日和それでは午後の壇上で
司啓
丹田へ呼吸をおろす菊日和
志保川有
金色の波音止まぬ菊日和
枝温李
菊日和くま筆の先ほぐしけり
次郎の飼い主@くま筆とは所謂ぼかし筆のこと
雨男なので菊日和に安堵
耳目
馬を駆る聖徳太子菊日和
篠田ピンク
練り香の暖められて菊日和
尺骨
朝に飲む水の甘さや菊日和
酒好
打ち掛けの錦糸は鶴や菊日和
秋好子
菊日和師の師は牧野富太郎
秋乃智春
大桶を洗ふ蔵人菊日和
春野いちご
菊日和祖母は死すこと忘れたか
純音
吊り橋の定員二人菊日和
初蒸気
歌手の来ぬ市民ホールや菊日和
小橋春鳥
側室の暮らせし寺や菊日和
小市
折り紙の折り目合わせん菊日和
小千住
菊日和仔犬はまろびまたまろび
小川めぐる@チーム天地夢遥
吉祥天の長き目尻や菊日和
小泉岩魚
所持金は五円となつて菊日和
小倉じゅんまき
だんご粉のひやりと指に菊日和
小田寺登女
キャラメルを分けてバス待つ菊日和
松田てぃ
米櫃の底見えし日や菊日和
松尾千波矢@チーム天地夢遥
けさ主婦を退職したの菊日和
松本守宮
菊日和背丈等しき儀仗隊
笑松
城跡はまっ平なり菊日和
城内幸江
菊日和赤間の神に潮風が
植木照美
菊日和なんで息子に嫁が来ぬ
心楽庵馬空
普段着のゆるき歩幅や菊日和
慎吾
座敷わらし居るとこねえよ菊日和
新米
麹花匂ふ伏見や菊日和
神山刻
菊日和なんと綺麗なホームラン
神谷たくみ
わが恋は前傾姿勢菊日和
水夢
富士山の少し近きや菊日和
粋田化石
ふなぐちの缶高く蹴り菊日和
酔いどれ防人
良いお茶を自分に淹るる菊日和
杉本とらを
空き家なるカバ舎を覗き菊日和
瀬波秋鮭
鶴亀算今も解けるや菊日和
晴好 雨独
白黒の映画のような菊日和
清水夕陽(せきよう)
菊日和尾道水道下に見て
西山哲彦
菊日和五百羅漢の笑ひ声
誠馬
宇治橋にくぼみ二筋菊日和
青柿
ベンツから道譲らるる菊日和
青柘榴
たのまれて留守番したる菊日和
青萄
象潟の隆起のあらは菊日和
石井せんすい
二冠馬の引退式や菊日和
石川焦点
付き添わぬ術後の散歩菊日和
善多丸
楽箏の絃の張りたる菊日和
蒼鳩
特売の卵に急ぐ菊日和
村上 無有
黒文字のすいと入りけり菊日和
多事
菊日和勝手知ったるお坊様
太子
菊日和朝から空を褒め通し
駄口竹流
制服の紺香らせて菊日和
台所のキフジン
菊日和黙祷の背に乾いた陽
大口屋
茶を足しつ母と居りし日菊日和
大西主計
振り上げた拳開いて菊日和
谷口詠美
菊日和次があるとは思われず
狸漫住
菊日和妻琴を出し弾かざりき
丹羽国守
菊日和鞄ひとつの湯沢駅
池田香
玉砂利を無紋浅葱や菊日和
竹庵
点滴を連れて語らふ菊日和
中山月波
菊日和杜の奥なる弓道場
中村厚子
一直線雑巾かけて菊日和
中村種子
菊日和五臓六腑を干しましょう
宙のふう
阿羅漢の酒酌み交はす菊日和
直木葉子
三冠馬の口取長し菊日和
津軽ちゃう
じょんがらの撥の手入れや菊日和
津軽わさお
菊日和父の手癖の肥後守
辻が花
菊日和カメラ構えてパンかじり
鶴田梅勝
菊日和町にプロレスやって来る
田村幸之助
右巻きの仏の螺髪菊日和
田中ようちゃん
漢方の効き目頗る菊日和
田中耕泉
菊日和吉祥天に人だかり
都乃あざみ
河馬の髭ぽぽんと立てり菊日和
土井デボン探花
菊日和組みし骨木のかすれ文字
桃福
菊日和寡黙な父の祝婚歌
湯川美香月
菊日和妻るすばんのひとり雲
藤鷹圓哉
さみしさのあかるく笑う菊日和
藤田康子
めずらしく母に客あり菊日和
藤田千佳
昼席の寄席にふらりと菊日和
豆闌
産着みな水を通せし菊日和
菊日和女の帯の長きかな
忍冬
うつくしき寺の紋縁菊日和
猫愛すクリーム@紋縁(もんべり)とは、家紋などを入れた特別は縁のことで、寺院や書院、現在では床の間など特別な部分に用いられます。
薄れゆく弓手の火傷菊日和
播磨陽子
菊日和旗に連れられ善光寺
博光
舌先で風を味見の菊日和
薄荷光
はぷはぷと空喰む鯉や菊日和
麦吉
菊日和どの握り飯から食ふか
姫山りんご
菊日和干し網多き漁夫の町
百合乃
菊日和すっと息吸い草履履く
百合也
菊日和大陸よりの便りの来
百草千樹
菊日和墓所(おくつき)で聴くビートルズ
服部睦月
機内から見下ろす日本菊日和
平松洋子
問い解けてくるりシャーペン菊日和
望空
妹に勝たせるかけっこ菊日和
妹のりこ
菊日和寝癖のままのキャッチボール
麻純
青空の乾きつつある菊日和
抹茶金魚
菊日和夫がニス塗る柱かな
未貫
久々に外で待とうか菊日和
峰たすく
降り立てばここはニッポン菊日和
蜂喰擬
山の臍抜け旅の空菊日和
蜂里ななつ
自転車を枕に空は菊日和
菊日和その手の唄は知りません
望月ゆう
薬指より匂ひ初む菊日和
堀口房水
旧敵と城址を巡る菊日和
麻中蓬子
ナナハンの加速試験や菊日和
夢堂
ポンプ式井戸を押すこつ菊日和
霧子
菊日和法話にアイヌ語の入りて
勿忘草
フィアンセの母は丸顔菊日和
野ばら
星を枕に休む身や菊日和
野中泰風
手鏡の髪は溌溂菊日和
野々原ラピ
菊日和あと一卓のテラス席
野良古
菊日和腹腔鏡の曇りなく
柄杓引く音真っ直ぐに菊日和
祐知子
スーパーに研師来てをり菊日和
与志魚
納骨は此処でいいわと菊日和
葉音@チーム天地夢遥
菊日和雲は千切れて行きたがる
利平
おのころの絵島沼島や菊日和
誉茂子
重き署名簿北口は菊日和
李子
柔らかく振り向く人や菊日和
理酔
車夫の皆学生といふ菊日和
璃当
ひそやかにふくらむ粒子菊日和
立川六珈
鞄揺らし土産揺らさぬ菊日和
鈴木牛後
落ちさうな射的のアトム菊日和
鈴木麗門
菊日和尺鯉一尾釣果とす
蓮華寺
万葉の舟もゆらりと菊日和
兀兀
鴟尾高き奈良の都は菊日和
巫女
独り立つハルカスの峰菊日和
珈琲斎
菊日和縁切り寺にさざれ石
聰子
菊日和魚戻りたる神田川
莎草
剪定鋏錆を研ぐ研ぐ菊日和
霖之助
杜氏住まふ部屋は整い菊日和
いもがらぼくと
帯締めも錆朱色なり菊日和
キラキラヒカル
たくあんのしっぽ叩いて菊日和
ぐべの実
ロシア人墓地けふも人在る菊日和
たま
菊日和きりんのかたちしている木
ちま(3さい)
宍道湖の舟きいと鳴り菊日和
ドナルド駄句
浦上の旅の始まり菊日和
山田檸檬
子規庵の戸は放たれて菊日和
樹朋
寺町を千切れ雲ゆく菊日和
春川一彦
引き満つる弓の形よ菊日和
浅見 弓楽
古書店の棚の埃や菊日和
村上海斗
花の名の茶杓にて待つ菊日和
風来松
拭き上げる漆器に風の菊日和
福花
棟上げの餅撒く右腕菊日和
福良ちどり
ままごとやかじつくさびらきくびより
明 惟久里
雨去りてミランの街は菊日和
野純
菊日和かげを作らぬほどの雲
悠き白。
朝食に一本頼む菊日和
蓼蟲

並

車椅子父に買ひけり菊日和
S.A.Y.
あと幾年車椅子押す菊日和
sakura a.
留守電に相槌うちて菊日和
sol
廃材は猫の家なり菊日和
あいだほ
父の大工道具ならべる菊日和
あい琶(句ゼミ)
菊日和燃した手紙の煙立つ
お気楽草紙
菊日和カチッと留まるホッチキス
かつたろー。
公園に保母の点呼や菊日和
かまど
ライトフライ碧天に失せ菊日和
かめのべ
菊日和コーヒー豆をゆるり挽く
さきのジジ
会話せず親父と歩く菊日和
しんしん
遊園地のヒーローショーや菊日和
スズキチ
菊日和妣の着物でバスに乗り
せつ華
外商は小紋を広ぐ菊日和
せり坊
きくびよりきょうりゅうのいるはくぶつかん
たくみ4才
釣糸のふわりと軽い菊日和
ちびつぶぶどう
膨れきて空は解けり菊日和
ツカビッチ
菊日和去年仕込んだ味噌の出来
ツナサラダ
菊日和組体操の塔高し
でこはち
初めての健脚コース菊日和
てまり
天才にあらぬピアノや菊日和
とかげ
菊日和あくびして嗚呼生きてゐる
ときこ
校舎から三部合唱菊日和
なないろ
きくびより今年も来るよたくみくん
ひろしげ10さい@2学期に他小学校のたくみくんが、息子のクラスに3回遊びに来るそうです。息子が1年生の時から毎年来ていて、今年もたくみくんが来るよ~!と楽しみにしています。/ひろしげ10さい
菊日和バザーに集ふ車椅子
ひろ史
あくびより魂抜けて菊日和
ペコちゃん
麦焼酎下げて友来る菊日和
れっどべりー
服薬の一錠減って菊日和
れんげ畑
故郷皆まあるく老いて菊日和
一咲ふゆか
結納の大和屋旅館菊日和
一走人
手話の指ぴちぱちしゅるん菊日和
遠音
菊日和調べに足を止めにけり
大井河薪
浮き世枕にうつらうつらと菊日和
塩の司厨長
五右衛門の銀の煙管や菊日和
夏柿
淡く濃くクラゲの如く菊日和
未知
剣玉の「世界一周」菊日和
夢見亭笑楽
菊日和今日もミサイル飛来せず
夢沢那智
思春期の息子と歩く菊日和
夏風遊々
宇宙から見える日本は菊日和
暇人哉
菊日和箱根馬子唄ハーイのハイ
華女
独り居に届く絵手紙菊日和
雅 かめ乃
児に与ふ白き乳房や菊日和
干珠
子の遊具カタカナばかり菊日和
甘泉
退院のホールケーキや菊日和
渓湖
菊日和母は老女になりにけり
鶏侍
余命まだ告知はされず菊日和
結矢ゆよん
菊日和紬取り出す古箪笥
孝雄
菊日和隣家の主はデイケア
江里口泰然
菊日和飛行機雲は撓みつつ
高原三峯
子の顔の輪郭明瞭菊日和
山の中のオクラ
菊日和夫還暦はゝ米寿
山内茶花人
菊日和庭師の剪定音に暮れ
残月
菊日和菊一文字血塗られて
紙威
菊日和後ろ姿も父に似る
紫野アネモネ
菊日和伽藍を射貫く黄の光
時のアオ
菊日和の校庭地球人で満つ
秀貴
菊日和庭に砧を打つてをり
春生
夫婦して皿洗う昼菊日和
松つづみ
菊日和陶器市にて買う九谷
真繍
ばあばあと喧嘩しばらく菊日和
星降松
菊日和甘味処に人あふれ
清清檸檬
園児らの園外保育菊日和
西尾桃太郎
菊日和雀をあやす母の声
石手川紅樹
三ヶ月禁煙したぞ菊日和
石鎚桜
木の陰に恋を読むなり菊日和
竹の子
孫ふたり向き会う将棋菊日和
竹林
代謝よく朝餉の二膳菊日和
長田写々
菊日和昔維新の奇兵隊
津軽まつ
食ぶ求肥はんなり伸びる菊日和
天野姫城
菊日和ドナドナ歌う子の音痴
登るひと
三界に吾は家なし菊日和
都花
菊日和模試が終わればすぐに寝る
土井小文
菊日和ロボット抱きて微睡まん
冬のおこじょ
菊日和光の粒を深呼吸
東山
喉あめを配る媼や菊日和
桃泉
菊日和散歩の先は夢二展
桃八
帰省する菊日和来たるらし風のふく
湯華
咲くための肥やし毒舌菊日和
比呂無
菊日和産直野菜顔写真
富山の露玉
靴先に空映り込む菊日和
風来
ピン惚けの家族写真や菊日和
文月さな女
菊日和いまにも空の落ちさうな
聞岳
最上の菊日和かな孫生まる
穂の美
菊日和カルボナーラを特訓中
葉月のりりん
菊日和抜ける青空ソーダ味
葉子 A
菊日和路地に小さき逆上がり
蘭丸結動(旧名 蘭丸)
菊日和網を繕う尉と姥
里甫(りほ)
菊日和果てに消えゆく貨物船
立野音志古
掘出物なき骨董市や菊日和
老人日記
菊日和テレビ電話は祖母と繋がり
六本木
手を合わせ菊日和かな鈴の音
225
呉服屋の玻璃戸の中の菊日和
24516
牧場のポプラ天突く菊日和
「ひなた県」一之進
桑名城下ささやき多し菊日和
248ゆきち
混む朝のペットホテルや菊日和
93kgのプッコラ
遠山の風色青き菊日和
aya
段畑に墓土地一つ菊日和
GONZA
大福はつぶあんが好き菊日和
k.julia
納経の墨かわきゆく菊日和
kokoro
拝殿の紙垂あたらしき菊日和
kuri
吟行の九十媼菊日和
K堀尾
菊日和彼方の山の白煙
M多孫(タマゴ)
人形の香に余りあり菊日和
OK牧場
母の頬弛みしあの日菊日和
PON
琵琶の音の響く講堂菊日和
TAKO焼子
菊日和坂登り見る平和な日
アオキシゲル
墓に来てお茶をひとくち菊日和
アガニョーク
菊日和あかの提灯はやし立て
あけび庵
練習の太鼓の音や菊日和
あすなろ
ミサイルの突き抜けて来し菊日和
あまぶー
ジーパンにパーカー赤で菊日和
アマンバ
菊日和楠緒子の棺華やいで
あめふらし
菊日和ひとりぼつちのうた唄う
あゆ
縁側に猫と並んで菊日和
アリマノミコ
「三四郎」閉じて仰げば菊日和
いいよかん
時こえて宮家の館菊日和
いけのはら
マドンナと足湯するかな菊日和
いごぼうら
在所まで坂ゆるゆると菊日和
いち留
良馬場に鼻先競う菊日和
いつき組リスナー班 たあさん
標識の赤柔らかき菊日和
いでお
縁側におざぶを二枚菊日和
いととんぼ
窓の陽に編み棒きしむ菊日和
いなべきよみ
菊日和これが咲く頃飯うまい
いなまさ
菊日和ごろごろしてる罪悪感
イヘアナチョ
磨き上ぐ長き廊下や菊日和
うしうし
真剣を虚空に放つ菊日和
うんりゅう
峰風に広がる畑菊日和
えっちゃん
お疲れさん金婚式は菊日和
えび天
ベランダにスニーカー干す菊日和
えんどうけいこ
並び添い溢れる喜び菊日和
オイびっき
菊日和延べ竿垂らす伊予の海
オイラー
河川敷畑にオバアの菊日和
おけら
濡れ髪のさらりと乾く菊日和
かざばな
金鯱の光空へと菊日和
かすみ草
カメラ持ち現地集合菊日和
かぬまっこ
渓谷をぬけゆく唄と菊日和
カノン
菊日和地方紙めくる子の佳作
かみつれ
菊日和末の娘の嫁ぎゆく
きのと
飛行機雲トビ追いかけて菊日和
ぎゃーちゃん
露店からやっちゃやっちゃの菊日和
きんえんくん
甲乙の真名仮名綴る菊日和
ぐずみ
「明暗」に三枚札や菊日和
ぐでたまご@三枚札は、古本の入札市における入札方法の一種のことです。
君が窓開け空見遣る菊日和
くま鶉
菊日和伊予灘臨む列車旅
クリスマスローズ
菊日和白無垢沁みて人力車
くろべぇ
菊日和深呼吸してテラス席
クロまま
菊日和絡む薫りが脈を打つ
けいえむ
菊びより動物園のうさぎかな
けいご6才@夏休み、動物園などいろいろなところに出かけています。一日一句チャレンジしています!(あるきしちはる代送)
礼服の折目固くて菊日和
けら
江の電や家々てらす菊日和
コケこっこ
面映ゆく己が忌覚る菊日和
ココダン@今年の10月7日で弟が急逝して2回目の命日(三回忌)を迎えます。あの日の青空が思い出されました。
菊日和遺影を撮った話など
こなぎ
伸びをして仰げば都会の菊日和
これでいいのだ
ネパールへ発つ友送る菊日和
さとい
菊日和土手にちらほら香をたたく
さとうくにお
腰巻の朱色選びて菊日和
さとう菓子
菊日和無口な孫は声変わり
しー子
菊日和温泉巡り乾杯す
しおかぜ
司馬遼を初読了す菊日和
しかもり
菊日和若さ自慢の老い二人
しげる
菊日和猫と戲る翁かな
しげ爺
菊日和児は爺さんを従えて
シニアモモ
菊日和祖母は童女の笑み浮かべ
じゃあびる
地下街に競演する美菊日和
ジュミー
人形の薫りに誘われ菊日和
じゅりあん山本
招かれて友の書斎へ菊日和
しゅんらん
老ひの身を妻と生きなむ菊日和
しらぬいのがね
自らを切り替えてこそ菊日和
しろちゃん
菊日和集ふ同期に故人あり
すえよし
老猫も足取り軽し菊日和
スタルカ
香りかぐ猫の鼻先菊日和
せいじ
新調の眼鏡の馴染み菊日和
せいち
退院の廊下短し菊日和
そめやまさみ
手を合わせ祖父と語りし菊日和
たいき
七十路の鼻近ずけて菊日和
たけし
菊日和留学決めた朝の庭
タケニー
花札の手役に一枚菊日和
だじゃれ
朝練へ向かふ自転車菊日和
たちこ
菊日和天神さまのつのかくし
タック
菊日和待ちて仰ぎし高き天
たまきふみ
軽トラで来て品評会は菊日和
たんじぇりん金子
常連の会長賞や菊日和
たんと
遠山が迫り来るよな菊日和
たん造
老いてなお艶ある話菊日和
ツーちゃんの恋人
単線の駅に降り立つ菊日和
つかりん
水引の鶴も翔び立つ菊日和
つつ井つつ
山頂に大きな背伸び菊日和
つつ井つつ夫
菊日和ころがるひかり午後三時
つばさ
石畳白の花緒や菊日和
デコ坊
子返りの母と小庭の菊日和
テツコ
菊日和はてさてけふは帽子持て
ときこの母よしこ
古本の昭和の栞菊日和
ときめき人
嫁ぐ日の父無口なる菊日和
とべのひさの
サイドミラー子の待つバスや菊日和
なおばら
菊日和ままごとの座に眠り猫
ナタデココ
上棟の祝詞嬉しや菊日和
なみは
きっと会お約束してる菊日和
にゃんみー
菊日和騎乗の放射背すじ伸ぶ
ねぎ坊主
打掛の襟足白し菊日和
ねこじゃらし
九条の看板ある街菊日和
ねもじ@武生には九条の看板が北陸本線
手習いの筆飽きもせす菊日和
のぶ子
無理かしら走ってみたい菊日和
のら
菊日和花嫁記念撮影会
バーバラ
山頂に達す笑顔や菊日和
パオ
少年の笛に巫女舞う菊日和
はかた百合
ヒロシマに後世に継ぐ菊日和
バス待ち人
かあさんのいいにおいする菊日和
ぱの
路地猫もくつろぐ芝生菊日和
はら美華子
菊日和おしゃれ着つけて気持ちいい
ばんしょう
親友の夢東京と聞く菊日和
ひいらぎ
許可貰い母に寄り添う菊日和
ピザの斜塔(ロマンスグレー)
吾が子のように鉢を抱えて菊日和
ひでやん
午後のお茶菓子にキセワタ菊日和
ひなた県一之進
玉砂利の音聞き耳たてる菊日和
ひよとり
菊日和仲直りにはいい日かも
ひらいみつる
菊日和きのう届いたファンデーション
ひろくん10さいのママ
京阪の武者人形に菊日和
ひろのじょう へっぴこ
菊日和あっぷっぷする父照れて
ふあり光
馬に乗る高虎の像菊日和
ふうせんかずら
古希祝う同窓会や菊日和
ふさこ
菊日和?の如く波来たる
ふっこ@菊日和かもめの如く波来たる
菊日和父憧れの武士になり
ぺぱあみんと
和太鼓の地響き菊日和の午後
ほしの有紀
考えない日もあっていい菊日和
マオ
菊日和といふのに籠つてばかり
マカロン
裏切られ木蘭色なり菊日和
まさこ
眉決まる鏡のわたし菊日和
まち眞知子
箸愉し通訳軽し菊日和
マテバシイ
菊日和かれは八十われも八十
まめ小路まめ子
菊日和孔雀は羽をつくろひて
まゆ熊
菊日和青春切符でゆらりゆら
まゆ実
新宿御苑の開門を待つ菊日和
みえ
菊日和家事取捨しつつ旅支度
みかん
急かされて門を出づるや菊日和
ひろろ
現世に夫の戻れる菊日和
みくにく
菊日和スクランブルす領空を
ミセウ愛
菊日和子ら散らばりし写生会
ミセス水玉
菊日和無言で歩くふたり連れ
みっちゃん1号
日ノ本の花と心の菊日和
みのちゃん
病室の父杖の音軽し菊日和
みのる
丸坊主も菊日和よぴょんとぴょんと
みもうさ
手桶からいけてのどかや菊日和
みよしい
墓石を選ぶ眼いとし菊日和
むぎみち
菊日和孕んだ猫は横たわる
むすびめ
風孕む半纏青し菊日和
もせきのこ
乳呑み子の頭噛む獅子菊日和
モッツァレラえのくし@すくすくと育つように荒獅子に噛んでもらうおまじない的なこと
腰かがめ子を撮る我が背菊日和
もはは
がらがらの電車にひとり菊日和
やすこはん
ぶっかけをかけにかえたり菊日和
やっちゃん
菊日和カッと目をむく武蔵坊
ゆぃ
菊日和祖父母もそろう写真館
ゆうり
菊日和人形お衣装匂やかに
ゆきこ
運び入る百寿の皿鉢菊日和
ゆきたま
菊日和手を繋ぎたる老夫婦
ゆきのかあさん
番犬の肩書下ろす菊日和
ゆきはな
菊日和縦一に見る海の橋
よこぶえ
菊日和親孝行もしたくなり
よだか
手向けしはつつがなき日々菊日和
ラッキーの母
野の道や亡母に会うらし菊日和
らびっと
子が河原走り続けて菊日和
りひ蔵(りひぞう)
孫待ちて両手にまんじゅう菊日和
りら
改札を抜けて煙草屋菊日和
るりりん
母待ちて登る石段菊日和
ルンルン
きくびよりさいてるすがたひんがよい
れい子
明け渡すロッカーの底菊日和
亜音洲
菊日和卒寿の朝の笑顔かな
阿波豊
菊日和帯に挟んだ赤袱紗
阿婆
みちのくの娘の奥二重菊日和
阿武 玲
菊日和長寿嬉しや酒美味し
安田 信山
葬式饅頭のことなど伝へ菊日和
杏と優
洗濯の揺れるひかりや菊日和
伊藤はな
宝くじ買うてみましょか菊日和
伊藤欣次
物干しに並ぶいろいろ菊日和
伊予吟会 心嵐
地主の家の鉢の多さよ菊日和
衣玖
絵手紙の黄色あざやか菊日和
井田みち
寺普請槌音響く菊日和
郁李
菊日和隣町まで歩こうか
一心
出不精の友を誘はな菊日和
一生のふさく
草の束吊るす軒ゐの菊日和
一泉
豆腐売り声遠ざかる菊日和
一呆堂
笛の音やトルコもきっと菊日和
羽白雨
出掛けよう疲れ滲めど菊日和
羽尾理紀
そこ曲がりシャッター街にも菊日和
卯MOON
母の手の温もり今も菊日和
詠野孔球
毛氈のすみに一本菊日和
越佐ふみを
菊日和艶やか人形誇らしげ
苑菖
連れ添うて病院巡る菊日和
黄金のあひる
菊日和天守復元名古屋城
黄昏草@この秋から500億円をかけての木造復元が始まります。
碧空に銀機帯ひく菊日和
乙女座のM
白檀の香りは静か菊日和
加果生
菊日和月命日を飾りけり
加藤賢二左右衛門
菊日和ゆったり回る水車小屋
加和 志真
菊日和姉妹で同じ誕生日
可不可
暮れにけり足音絶えて菊日和
嘉藤次
駅舎までゆつくり歩く菊日和
河童
観覧車回り続ける菊日和
花 節湖
縁側でねことあやとり菊日和
花まねき
辻占に聴くはいよいよ菊日和
花屋
母からの手土産多し菊日和
花咲明日香
ソプラノで言祝ぐ禰宜や菊日和
花南天anne
声援も吸い込まれるか菊日和
茄子紺
自転車を押して歩みし菊日和
蚊詩
手作りのおにぎり白し菊日和
蛾触
今年また破顔亡父の菊日和
雅雅丸
アルバムの母笑はかす菊日和
乗り換えの二時間待ちと菊日和
海田
菊日和今朝の主は話し好き
海風山本
叶ふなら同じ速度で菊日和
灰汁
菊日和酒と青短十五文
灰田《蜻蛉切》兵庫@「十五文」は現在の価格に直すと300~450円程度。短冊の値段を入れても、ワンカップ大関1つ(218円)は余裕で買えるだろう……安い酒だが(笑)
菊日和ザラ砂の道菊歩く
葛城裸時
装ひは少し派手なり菊日和
勘太郎
菊日和お上を守る志士の墓
菊日和窮屈に着しタキシード
幹爺
青空へママちゃり走る菊日和
岸 れん
菊日和朝どれ市場賑わえり
喜一郎
結納の今日ととのひて菊日和
喜多輝女
御手洗場の川面明るし菊日和
幾恋良石@御手洗場(みたらし)伊勢神宮 五十鈴川の御手洗場所。
こんな日に死ねたらいいね菊日和
軌一
黒髪を風に遊ばす菊日和
菊日和湯飲みに酒の五つかな
輝久
岩田帯の里より届く菊日和
鬼怒
襁褓干す母の記憶や菊日和
菊池洋勝
手を五回にぎりかえして菊日和
吉川哲也
縁側に香り届くや菊日和
久衛(ひさえ)
伐採の音も澄みたる菊日和
久仁重
菊日和田舎アートで日が暮れる
宮写楽
ジオラマの恐竜吠える菊日和
牛歩
ほっぺたに米粒みっけ菊日和
京あられ
病室を見上げて帰る菊日和
京にんじん
御朱印の墨を日に当て菊日和
京のみやび
菊日和小さき悩み忘れけり
京丸
菊日和美術館へいそぎ足
京子
花びらを取りて蒸し干す菊日和
緊張の新婦の父や菊日和
琴女
小便の濡らす布団や菊日和
金亀 子
穏やかな話持ち寄る菊日和
金子加行
飛石のすりへりてをり菊日和
金太郎
抱き愛でてポカポカ香る菊日和
句詩呼
菊日和リンゴ飴なめる谷津遊園
空清@チーム将軍
雑踏の退いた浜辺に菊日和
栗田もとえ
菊日和白や黄色の衣装着す
群馬の凡人
香開く茶碗の中に菊日和
恵々
木漏れ日を萱で包める菊日和
渓太
菊日和同じ香りの人に会う
蛍子
菊日和気にも留めぬ君の寝顔
結城 然
菊日和祖父に届きたる香煙
結城里部
菊日和知らぬ名多き展示会
健次郎
菊日和認知の母は二度の昼
玄次郎
菊日和ぶらりと佐渡へ旅に出る
公毅
胴殻の根らの談笑菊日和
恒泰(つねやす)
武士の厚化粧する菊日和
江戸川青風
久方の華燭の典や菊日和
江口小春
幼子に晴着を選ぶ菊日和
江津
神々の留守境内の菊日和
甲賀忍者
菊日和軍鶏のいきかう山家の庭
紅の子
菊日和同窓会に恋敵
香野さとみ
菅公のジオラマ久し菊日和
香壺
緑寿過ぎ君と鑑賞菊日和
高橋 鰈舟
送り出す母の柩や菊日和
高田仁和加
絵手紙に自由描き込む菊日和
今井佳香
山頂へのんびり向う菊日和
今日はアッシー
菊日和花の松陰目も涼し
佐山夕子
一礼をしたる出所や菊日和
佐藤直哉
味付けを褒めそやされて菊日和
彩楓(さいふう)
菊日和ビニール鉢に挿す名札
歳三
日てふ吾がよしなき文字や菊日和
斎藤秀雄
箒目の忠霊塔も菊日和
菜々の花
行進曲風に乗り来る菊日和
坂本林檎
菊日和まきわら船のごとき花びら
榊裕江子
古本市掘り出し物や菊日和
菊日和将棋さすは老夫婦
桜ヤヨイ
窓放ち深呼吸する菊日和
桜井そら太
菊日和つつがなく父母の墓じまひ
薩摩っぽ
菊日和猫と見上げる君の国
三月海月
赤飯を配り終えたる菊日和
三子
荒れ庭に光生まれし菊日和
三児の母
純喫茶レモン裏文字菊日和
三重丸
菊日和吹奏楽部優勝す
三輪えつし
ペン習字研鑽つんで菊日和
三毳
菊日和人形見上ぐ艶ぼくろ
山崎点眼
車椅子を母と選ばむ菊日和
山内彩月
馥郁に虫の羽音や菊花展
山猫小鳥
すらすらと述ぶる口上菊日和
山本 力
産声をじつと待つ身や菊日和
山本嘉子
手を合わせ線香煙る菊日和
惨風 1
菊日和なのに凄惨なこの事態
惨風2
制服の喪章の緩し菊日和
珊瑚
縁側に対のグラスや菊日和
四丁目
菊日和どじょうすくいに腹抱え
四葉
唯ヒトが解釈をして菊日和
始の子
菊日和留袖夫人競い合い
市川七三子
姉妹五人お弥彦さまの菊日和
志津
玻璃越しの嬰児の寝顔や菊日和
天空に心遊ばす菊日和
紫香
菊日和有職模様の黒留袖
時の実
紙風船あまりに軽く菊日和
時雨
菊日和詰め襟の群れ居丈高
時波日依
山彦に応える親子菊日和
治もがり笛
君守るギプスの甲冑菊日和
七瀬ゆきこ
菊日和回廊そろり綿帽子
七生姫
花魁の裾翻り菊日和
柴原明人
ミシガンの友に文書く菊日和
柴田貴薫
菊日和四方を拝する靖国で
舎人
魔の二歳すねて寝転ぶ菊日和
紗々
喫茶店二軒はしごの菊日和
朱河
遊山箱を持ちて出掛ける菊日和
宗本智之
三毛猫に二度見されたり菊日和
秋雲
記念碑となりし戦艦菊日和
秋月
孫抱きて爺ゆび指せし菊日和
秋光
菊日和三本立の丈揃う
秋桜
潔く花手向けたる菊日和
秋色あじさい
孫よりの勲章つける菊日和
重翁
菊日和人形の背に六文銭
重波
達筆なる宛名の書簡菊日和
出楽久眞
菊日和お洒落な祖母の百箇日
出席番号43番
床上げし夫の散歩や菊日和
春宵
人形と対峙している菊日和
春爺
菊日和ジャズコンサートの昼下がり
順女
菊日和天気予報を見ず出勤
初音
愛猫の小祥迎え菊日和
初恵
地平線まで透きとおる菊日和
曙光
海光にぼんやり立つや菊日和
勝子
持病ある娘の妊娠や菊日和
小鞠
拙庭の華やかなれよ菊日和
小山 薫
おみくじの結び目堅し菊日和
小青(こしょう)
菊日和移住を決めし友送る
小石日和
畦道や自転車の風菊日和
小塚 蒼野
菊日和妻に甘えてみたくなる
小田慶喜
明日からは一人の夕餉菊日和
小梅
富士山を歩くが如く菊日和
小野みっちゃん
窓あけて遠く見渡し菊日和
小野田栄一
眉間の山もやわやわと菊日和
松井亜衣
紀章つけ登壇するや菊日和
松永裕歩
選ばれし蕾満開菊日和
松山
幸薄き女逝きけり菊日和
松山めゐ
谷下る一瞬の風菊日和
松山女
良き日ねと席整えし菊日和
松田文女
大輪に出迎へらるる菊日和
松尾寒蝉
天満宮柏手響く菊日和
松尾富美子@チーム天地夢遥
菊日和畳入れ替ゆ売家かな
松野英昌
菊日和嫁が選びしタイ締めて
湘輝
告知の日天下泰平菊日和
笑々
衣擦れに華やぐロビー菊日和
笑酔
園庭のままごと遊び菊日和
上江洲睦
ガラス戸の光あらたし菊日和
上市まさ
流鏑馬の朝吾子の顔攣る菊日和
常夏松子
占って散らして悔いた菊日和
常陸人
菊日和留学決めた予選落ち
信而
ちちははのよそ行き姿菊日和
心音
義経の衣のかをり菊日和
新田 淑
菊日和一枚きりの家族写真
深草あやめ
菊日和ホットドッグをリクエスト
真宮マミ
菊日和三人初老の笑う旅
神山やすこ
菊日和畳に降り立つ影法師
針トいと子
菊日和上下あなたと色合わせ
諏訪ヤス子
大輪は大臣賞「いこい」をふかす菊日和
水間澱凡(みずまおりぼん)
菊日和誘い誘われお城まで
睡花
木漏れ日に香りかぐわし菊日和
粋仙
早逝の母の笑顔…菊日和
粋篤
菊日和風手を繋ぎ香り合う
粋流
再会の異国の空で菊日和
粋量
雲置かぬ空を仰ぎつ菊日和
翠穂
寝る犬も陰から足出す菊日和
酔楓
師弟の音あきらかなりて菊日和
雀虫
菊日和手持ち無沙汰な立ち飲み屋
澄海
丹精の言葉現る菊日和
世文亭
鉢並べ天を目指せと菊日和
晴日和
菊日和けふは男坂登らう 正則
正則 (いつき組リスナー班)
風に乗る武者の匂ひや菊日和
正木児童
父と似し人と湯船や菊日和
清一
菊日和人気役者が花の中
聖右
菊日和一日分のはさ並ぶ
菊日和前歯抜けたと孫がいふ
青い月
庭先に自慢の大輪菊日和
青い薔薇
折鶴を三羽折りたる菊日和
青玄
熱き茶を水筒に入れ菊日和
青泉
菊日和半月生きた子の忌日
税悦
乱世にも菊日和あり阿房宮
赤い彗星の捨楽@阿房宮=菊の品種であり、且つ秦の始皇帝の建てた宮殿の名前でもあります。菊の方の阿房宮は、私の地元、青森県八戸市の特産品です。
菊日和さて今晩の酒肴など
雪うさぎ
うどん炊くわが家のにおい菊日和
雪雀
今日の日の金糸の草履菊日和
千の葉
南征くタラップ白き菊日和
千種
金曜の朝の人波菊日和
千寿関屋
菊日和君待つ午後の蒼き空
千晴
菊日和ばあばの花を選ぼうか
千波
滝底に光る小魚菊日和
川西勝久
菊日和二十の妹の逝きし日も
川島 欣也
ランドセル背に馴染み初む菊日和
浅海なな緒
菊日和空に溶けるは掛け声かな
船本さくら
富士の嶺遥かに望む菊日和
前田和男
草野球腕も上がるや菊日和
倉の人
菊日和畑一面の星宇宙
想予
極楽と浸かる足湯や菊日和
蒼香
水の禍のボランティア為す菊日和
蒼水@九州北部豪雨被災地でのボランティア活動中
画用紙をはみ出るクレヨン菊日和
蒼奏
菊日和動物園は休園日
霜月
火葬場の煙は無色菊日和
多々良海月
山頂へリュック列なす菊日和
太一
澄み切るや空の青さも菊日和
太鼓祭り好きの祭り娘
匂い満つ車走らせ菊日和
太郎
菊日和神社の神と待ち合わせ
大蚊里伊織
飛行士はより高く見え菊日和
大三郎
口含む伏見の酒や菊日和
大住希
差す栞ここまで今日は菊日和
大須賀一人
菊日和佳作賜はる書道展
大谷如水
シヴァの首ピシと折れたる菊日和
大島涼波
五十年ぶりの友あり菊日和
沢田朱里
菊日和あるか無しかの風よぎり
谷元央人
菊日和空に映えたる姫路城
谷山みつこ
菊日和サンドイッチをぶら下げて
谷川の蛍子
お隣の米寿の宴菊日和
智吹庵優水
菊日和雲の流れも穏やかに
池田和正
出不精の紅さす今日は菊日和
竹さ
結納の水引ききらり菊日和
竹春エリザベス
百一歳母の皺笑ふ菊日和
漕艇の声風となる菊日和
昼行燈
映画館外の眩しや菊日和
衷子
君は吾に歩幅を合わせる菊日和
朝桜 咲花
菊日和墓の俗名撫で又撫で
町の案山子
ぬれ煎餅齧る車窓の菊日和
直樹里
ドライブの口笛軽ろし菊日和
津葦
菊日和棒蹴り上がり旗なびく
典真
菊日和祖母の育てし鉢一つ
天晴鈍ぞ孤
楽しげな母子手をとる菊日和
兎々
菊日和遊ぶ子の声飛んでくる
土屋 木漏れ日
鳥の目も青く潤う菊日和
土耳古猫
お茶請けは沢庵三つ菊日和
東郷源一郎
ぐいのみの地酒香るや菊日和
東尋坊
シーサーも空を見上げる菊日和
桃花
袖口の萎れし武者や菊日和
燈穂
達筆の御朱印拝受菊日和
藤井祐喜
コンサートホールはオペラ菊日和
藤娘なつ
ミサイルの飛ばぬ雲間や菊日和
藤野あき
菊日和成層圏はすぐそこに
豆田こまめ
総代がのぼり確かむ菊日和
陶然
屋島寺の厄瓦抛る菊日和
得里昭
青春を思い出す旅菊日和
徳英
菊日和きらきら廻る観覧車
禿凡夫
中空に薫りを集め菊日和
栃木のあーたん
菊日和お宮参りのすまし顔
南きよみ
恩師より書を賜りて菊日和
南雲風花
夫婦して瀬戸の海行く菊日和
南風
菊日和孫連れ渡る五十鈴川
二上松風
遠き友に便り書く日は菊日和
二人静
菊日和遺影を撮りに写真館
日出時計
条幅の墨のにじむや菊日和
日本酒
うつむきし花嫁の父や菊日和
猫楽
鳶くるり天へ抜けゆく菊日和
猫渓
銀輪競う突風も菊日和
猫舌扁平足
半襟を色物にかえ菊日和
埜咲てる美
菊日和畳の下に五圓札
波音
日の当たるベンチは白し菊日和
波世遠
菊日和杖持参せよバスの旅
馬場馬子
空と海藍色透くよ菊日和
俳ビギ名
幼子が稚児(ややこ)をあやす菊日和
俳菜(はいさい)
すらすらと筆が動きし菊日和
博泉
菊日和爺婆連れ立ち墓参り
白晃
亡き父の花に添う指菊日和
白山
煙突に昭和湯とあり菊日和
白鳥国男
縁側へ持ち寄りの茶菓菊日和
白豆
菊日和豪雨の後の川柱
八幡風花
菊日和にかっぷ麺ひとつ振りぬ
半額無料
菊日和クレヨン買ひに駆くる吾子
比良山
入居者の詩吟朗々菊日和
眉山ケイ
懸崖の香り豊かな菊日和
美泉
菊日和机に眠るパスポート
美年
背負われし稚児の眠りて菊日和
美峰子
車椅子のたりのたりの菊日和
美嶺
菊日和向ひ合ひたる夫婦箸
柊 月子
菊日和農夫追い抜く金田一
百幸
菊日和昼の一献留守居かな
富樫 幹
紅差せば背筋のしゃんと菊日和
風花
菊日和迷いなき師の花鋏
風由花
画板から覗く頭と菊日和
福熊猫
終の日の美しくあれかし菊日和
物心
運動会の騎馬組む子らに菊日和
文房具茶釜
菊日和主に祈りたる厩務員
暮井戸
菊日和窯元めぐる陶器祭
菊の香に猫もさまよう日和かな
房之丞
病癒え急ぐ家路の菊日和
睦女
車椅子押す背に天守菊日和
麻呂助
菊日和愛馬と別れ復員す
未々
菊びより十年日記繰るベンチ
岬りこ
歩けど歩けど五百羅漢や菊日和
古木並ぶ参道今朝は菊日和
夢芝居よしみ
菊日和またも抜かるるスニーカー
椋本望生
菊日和待ち人に声あがる駅
明女
弁当袋二つ縫う菊日和
免疫力アップUP
菊日和栄華を偲ぶ大手門
妄 児
菊日和父と育てし檜山
木吉こと木好
旅心今日もそそらる菊日和
木人
児等の点つ茶会の誘ひ菊日和
木村ひむか
亡き母の供養の支度菊日和
紋舞蘭
菊花展外つ国人と愛でており
門 未知子
ホールインワン喚声上がる菊日和
野水
輿入れの箪笥ゆらゆら菊日和
野々りんどう
大往生とは祖母らしや菊日和
野々村
大空に五輪を描く菊日和
野良
番茶二杯縁側談義菊日和
柳児
菊日和おはぎを作るのも日課
柳匠
熊野路に食べるおにぎり菊日和
薮内椿
菊日和のたこ焼き屋台巡りかな
湧雲文月@俳句大学
パンを焼く薫りただよう菊日和
湧泉
車椅子押す人乗る人菊日和
由坊
ぶらり旅菊の日和にカバン提げ
由利庵
愛猫の月命日や菊日和
祐三
菊日和影ぞ亡き子の背丈かな
夕望
お抹茶の落雁食べて菊日和
葉っぱのようこ
留守電のお誘いどなた菊日和
葉るみ
菊日和みたらし団子を食べもして
葉月けゐ
父母に阿吽の間合菊日和
欲句歩
妻の手にそつと腕貸す菊日和
藍植生
金色の鶴舞ふ帯や菊日和
理子
境内に染み入る鈴音菊日和
立志
白杖の香を編み込める菊日和
立石神流
愛犬の忌日迎ふる菊日和
立歩
本堂は琵琶の会とや菊日和
留野ばあば
一片の雲無き空や菊日和
隆星
亡き夫の空鉢重ね菊日和
緑の街
菊日和母の遺愛のスカーフす
林田 正光
シャッターを押して駆け込む菊日和
蓮の実
菊日和大道芸の身も軽く
六々庵
気になりし失せ物ひよいと菊日和
和音
小さめのレンタサイクル菊日和
和河馬
菊日和いざ田園へ上野駅
和田東方
スニーカー揃いの青の菊日和
嶌田康之
辛口の酒を一献菊日和
洒落神戸
玉砂利をざくりざくりと菊日和
澪つくし
菊日和在宅勤務のテレワーク
菊日和着付けの店に異邦人
痺麻人
菊日和祖父の愛せしピース缶
眞す美
とりどりの色の香むせる菊日和
祺埜 箕來
菊日和寺の野点に香の風
萬代草舟
菊日和凛と佇む乙女かな
蓼科川奈
林道は旧家の庭へ菊日和
靫草子ぼ
菊日和新婚乗せて人力車
菊日和薄紅ひいて稚児の舞ふ
髙橋冬扇

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