俳句ポスト365結果発表

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第177回 2017年7月27日週の兼題

  • よしあきくん一期一会の一句
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よしあきくん一期一会の一句!

 「いで湯と城と文学のまち・松山」を応援するのが、それがしの務め。本サイトを応援することも我が喜びにござる。そして、我が座右の銘は「一期一会」。我が心に怒濤の感動を呼び起こす一期一会の一句、今週もドドドーン!とご紹介いたしますぞ!
 以下、●が皆さんからの投稿。○が拙者のコメントでござる。

●夏越で一期一会に選んで頂き、ありがとうございました。 「日焼け」でやっと人間になったと思ったら、「秋桜子忌」で、並&ボツ(なんかお笑いコンビの芸名みたいですが)になり、落ち込んでいたところでしたので、モチベーション上がりに上がりです。 でも、「鰯」簡単そうで難しいです。 締切ギリギリまで頑張ります。/一呆堂
◯一呆堂殿、お喜び頂き恐悦至極に存じまする。拙者も精進いたしまする。

◆よしあきベストセレクション

第7位
女へんに弱いと書いてあたしかな ぐべの実
●よしあき殿 今回も不作の親父ギャグでござる 自分で言うなよ と言いたいのじゃが、なにぶん辛い立場でござってな /ぐべの実
◯ぐべの実殿、さようでございまするか。拙者もそうなのでございましょうか?

夕暮れの屋根に止まりし鰯かな 星降松
◯星降松殿、珍しいものをご覧になられたようで羨ましゅうございまする。拙者も拝見したいのでございまする。

下校の音墨の香鰯四十枚 夢芝居よしみ
◯夢芝居よしみ殿、これはまた大漁?でございまするか。店先でございまするか?

第6位
知らなんだ煮干しが鰯だったとは 笠原 理子
●かまととじゃないけれど。/笠原 理子
◯笠原 理子殿、拙者は煮干しは好きでございまする。こう見えて骨太なのでございまする。

真鰯のDHA・EPAは宝 江戸川青風
◯江戸川青風殿、さようでございまするとも。毎日毎日、鰯を食べるのでございまする。

第5位
イワシ群れ如き睡魔の襲う会 竹さ
◯竹さ殿、たいへんな睡魔殿でございまする。拙者はどんな会でも襲われておりまする。

グーチョキパー鰯の群れのかくれんぼ 吟 梵
◯吟 梵殿、かわいい鰯殿でございまするな。拙者などは、かくれんぼは無理なのでございまするが。

マスコミに列島の形の群れ鰯 馬の耳
●大勢に流されやすい国民性を案じて/馬の耳
◯馬の耳殿、愁いておいででございまするな。拙者などは流されませぬ。この身体は流されませぬ。

第4位
鰯の芽祈るわらべや骨生ける 宍戸美香
●魚の好きな子供が、食べ終えた骨を土に植え また鰯が生えてきますようにと祈る様子を詠みました/宍戸美香
◯宍戸美香殿、「鰯の芽」でございまするか。わらべ殿はすごいのでございまする。拙者もお城山に植えてみるのでございまする。

鰯から・・・(黙秘)剥ぎ取らるるさばき 時のアオ
◯時のアオ殿、なんと!でございまする。鰯殿からの伝言でございまするか。

第3位
いただきの呼び声鰯目を覚ます 石野上路無
◯石野上路無殿、こちらは、鰯殿がお目覚めでございまするか。鰯殿ににらまれると怖いのでございまする。

小太りで鰯溺れる油の海 赤太
●イワシのフライが美味しい季節です。/赤太
◯赤太殿、鰯殿が鰯殿がおぼれる・・・。と思ったら、鰯フライでございまするか。拙者も好きでございまする。

第2位
鰯群少し遅れてソクラテス しんしん
◯しんしん殿、今度は、ソクラテス殿までがついてくるのでございまするか。拙者の頭には、難しいのでございまする。

アラザンと鰯の目をば取り替えこ ゆきこ
●ただのいたずらです。/ゆきこ
◯ゆきこ殿、アラザン?でございまするか。その・・アラジンではございませぬな。アラザン、アラザン、アラザン・・

第1位
定型ありきのへっぽこオイルサーディン野郎死す 羽沖
◯羽沖殿、オイルサーディン殿は、定型でございまするか。なんとなんと、拙者の頭には厳しい週でございまする。

◆掲示板

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

◆「ギャ句」に挑戦!
 古今東西の名句を1音変えてみると、愕然と意味が変わる?!「最小の音変換による最大の意味変換」を狙う知的遊びであります。

うつくしやつむりの肌の濃き淡さ くさぐき
●ギャ句 原句「うつくしや鰯の肌の濃き淡さ」 小島政二郎 聞く所に依ると、卵白やバターを塗ったり、靴のクリームで磨いたりして、つむりの肌を美しく見せるのだとか?。/くさぐき
◯くさぐきくん、いやどうもどうもどうだです。なになに、ワシのことかな。なになにワシのつむりかな。いやそうじゃ、磨けば磨くほど頭は良くなるもんじゃからのう、うほん。

じゃけんは負けよ色師の骨を抜く ハーゲン
●ギャ句:元句は「じゃんけんは負けよ鰯の骨を抜く/高橋澄子」/ハーゲン
違和救ふ孤高無頼の面つけて ハーゲン
●ギャ句:元句は「鰯食ふ孤高無頼の面つけて/浜崎良彦」/ハーゲン
黄泉醜女うるさいワシを食べていた ハーゲン
●ギャ句:元句は「黄泉醜女潤目鰯を食べていた/金子兜太」/ハーゲン
◯ハーゲンくん、いやどうも俳号がいつも気になるが、ハーゲンくん。まあ、ワシの句を取り上げていただいたので、良しとしよう。しかしじゃ、ワシの句のギャ句は、なんだな、ちょっと、あれじゃな、うほんげほん。

うつくしや智恵子の肌の濃さ淡さ ひろ志
●原句は「うつくしや鰯の肌の濃さ淡さ/ 小島政二郎」 /ひろ志
◯ひろ志くん、いやそうかそうか。高村光太郎さんか。まあ、ギャ句としては変換文字数が多いが、その志や良し、じゃな。ガンバってくれたまえ、うほん。

たわし店側外束ね売られたり ラッキーの母
●ギャ句@原句「鰯右側臥位に寝ね売られたり」上田五雨/ラッキーの母
兄弟子の真青な締めに無頼あり ラッキーの母
●ギャ句@原句「真鰯の真青な背に無頼あり」鳥居三朗/ラッキーの母
捨て回し浜に夕日のほら二本 ラッキーの母
●ギャ句@原句「捨鰯浜に夕日の裏日本」大野林火/ラッキーの母
庭師焚きおり良き香かの午後秘せり ラッキーの母
庭師焚きおり古希爺の小言せり ラッキーの母
●ギャ句@原句「鰯炊きおり良き母の心地せり」津波古江津/ラッキーの母
◯ラッキーの母くん、うん、なかなかガンバっておる。まあ、変換文字数を減らすように、さらにガンバってくれたまえ。「捨て回し」のギャ句はワシは好きじゃがのう、うほん。

今取りしおあしをわけてもらひけり 越佐ふみを
●ギャ句 原句「今取りし鰯をわけてもらひけり/子規」 「今取りしおあし」とはどんな場面でしょうか。さあ、みんな一緒に考えてみましょうね。/越佐ふみを
◯越佐ふみをくん、いや、犯罪はイカン、犯罪はイカンぞ。え、そうじゃあない。「おあし」は難しいのう。お悪しからず、うほんうほん。

このしろと鰯引けり盆の月 灰田《蜻蛉切》兵庫
●原句:おもしろと鰯引けり盆の月 含粘 【……小判に勝る里の光よ】……なんちゃって(汗) 2匹とも、ピカピカ光ります。2匹の魚は季重なりですが、初秋(このしろ)と三秋(鰯)で、時期的にはほぼ同じです。どうでも良いですが、同じニシン目です。 ついでに、「よく釣れて闇に光れる鰯かな(松原赤実果)」などという句もあったりします。/灰田《蜻蛉切》兵庫
大量のこぼれ話は皆が引く(季語なし) 灰田《蜻蛉切》兵庫
●原句:大漁のこぼれ鰯は波が引く 鈴木真砂女 適度なこぼれ話(=本題から離れた話)は場が盛り上がって良いが、あまり話し過ぎるのも考えもの……どうもすみません(汗)/灰田《蜻蛉切》兵庫
すみしのち猫は寄りつゝ鰯引 灰田《蜻蛉切》兵庫
●原句:すみしのち浪は寄りつゝ鰯引 山口誓子 おこぼれ狙い……気の早い猫である(汗)/灰田《蜻蛉切》兵庫
ふるさとや鯒安き日の鰯売り 灰田《蜻蛉切》兵庫
●原句:ふるさとや東風寒き日の鰯売り 鈴木真砂女 鰯売りも形無し。でも、高級魚の鯒(こち)が安くなる事なんてあるかな? なお、東風は三春、鯒は三夏の季語。で、鰯は三秋の季語なのだが……違和感があまり無いところを見ると、鰯は季節感があまり無い季語なのだろうか?(汗)/灰田《蜻蛉切》兵庫
◯灰田くん、いやご考察、ご苦労ご苦労ご苦労さん四五。ギャ句の場合も季語の問題は微妙じゃがな。できる限り元句を生かして、有季定型は有季定型で、自由律は自由律で、ということじゃ。季重なりは許すとしよう。でじゃがな、ワシは寿司屋では、このしろも鰯もよく握ってもらう、うほんほん。

ぺしやんこ蒸鰈は死の真新し 亀田荒太
●(元句)「ぺしやんこに轢かれ鰯の真新し/右城暮石」鰯の句を鰈の句に変えてみました。鰈はもともと平べったいですから轢かれなくでもぺしゃんこなのですが、最少の音節変換で蒸鰈にすることで何とか有季をキープしました。/亀田荒太
◯亀田荒太くん、よろしいよろしい、よしよし良子さんじゃのう。まあちょっと強引ではあるがのう。「蒸鰈」のところをさらになだらかになればのう。いや、ひとつ、よろしく!うほんうほん。

よき者と恨まれながら鰯引く 金亀 子
●ギャ句ですね。「よそ者とうとまれながら鰯引く 足立堂村」 @教えなきゃ 面白かったのに。。こころの隅のシミみたいな感情。 /金亀 子
ぶちうまけよだれひろがる鰯かな 金亀 子
●ギャ句ですね。「ぶちまけてなだれひろがる鰯かな 岡田耿陽」 @広島弁で「おいしい」は「ぶちうま」です。/金亀 子
男らはお爺に女らは鰯干す 金亀 子
●ギャ句です。「男らは沖に女らは鰯干す 下村梅子」 @なんか、哀し。/金亀 子
◯金亀 子くん、なるほどじゃのう。屈折しておるのう。いや、その屈折がギャ句には大事じゃからのう。もっともっと、屈折しなさい。そのうち、元に戻るじゃろう、うほん。

二四尾品薄村さ来の干鰯 山香ばし
●ギャ句 元句は「西日して薄紫の干鰯/杉田久女」 8/5に同じギャ句を投句しましたが、一部分間違いがありましたので、訂正し投句しなおしましたので、よろしくお願いします。/山香ばし
鰯食ふ大井にタラ泳がしては 山香ばし
●ギャ句 元句は「鰯食ふ大いに皿をよごしては/八木林之助」/山香ばし
鰯は食う未亡人と昏れゆけり 山香ばし
●ギャ句 元句は「鰯湧く海茫々と昏れにけり/田名部柊一」/山香ばし
大烏賊ワサビはマドンナ鰯干す 山香ばし
●ギャ句 元句は「大碇錆び浜問屋鰯す/木村里風子」/山香ばし
◯山香ばしくん、おお、おお、ガンバっておるのう。いや、いいじゃあないか。ワシは、その、マドンナが良いのう、良いのう、マドンナが良いのう、うほんうほん。

三線の囃しつつむや蛸の皮 山内彩月
●ギャ句です。原句「三銭の鰯包むや竹の皮/正岡子規」 沖縄では蛸の皮を食べながら賑やかな宴会がひらかれている、かも。 /山内彩月
さかずきの潤目鰯に箸の短さよ 山内彩月
●ギャ句です。原句「あかつきの潤目鰯に糶の短かさよ/古舘曹人」 アテに箸が届かなくなるほど酩酊しています。 /山内彩月
ちちははがたわしになった水屋かな 山内彩月
●ギャ句です。原句「ちちははが鰯になった水あかり/坪内稔典」 シュールです。元句は美しいのに・・・。/山内彩月
夕飯がハヤシになって鍋つつく 山内彩月
●ギャ句です。原句「姉さんが鰯になって陽をつつく/ 坪内稔典」 元句は美しいのに・・・。Part 2/山内彩月
あとの君しづまりかへり鰯値引き 山内彩月
●ギャ句です。原句「あとの闇しづまりかへり鰯引/山口誓子」買うという人が誰もいなかったので、値引きされてしまいました。/山内彩月
鰯焼くのろまと云ふ名の五十肩 山内彩月
●ギャ句です。原句「鰯焼く妻と云ふ名の五十年/武田光子」実感です。家事がなかなかはかどりません。/山内彩月
◯山内彩月くん、いやどうもどうも。キミもギャ句には向いておるようじゃな。いや、物事は斜めから見るのがよいのじゃ。「ちちははがたわしに」のシュールも好きじゃのう。まあ、その調子で、ひとつ、よろしく哀愁。うほんうほん。

鰯飽くくせに入念けぶらせて 桃猫雪子
●●原句:鰯焼く苦節十年けぶらせて 高橋悦男/桃猫雪子  「飽きた」と文句言いつつ鰯の旨みを引き出すべくじっくり焼く人。/桃猫雪子
◯桃猫雪子くん、そうじゃのう。まあ、あんまりけぶらせるとのう。そのうちに黒焦げになるからのう、うほん。

にぎやかに鰯割く也九十九里 出楽久眞
●ギャ句です。原句は、「にぎやかに鰯引く也九十九里」(正岡子規)。 包丁を使わずに出開きで鰯をおろす、の句です。 /出楽久眞
◯出楽久眞くん、なかなか微細なところに手を入れたのう。いいじゃあないか。良く出来ましたじゃ。1字変換もよろしい。いや、気に入った!うほーーん。

医務探すヘルニアから逃れてきた鰯 赤い彗星の捨楽
●ギャ句です。原句は「乳房掠める北から流れてきた鰯」金子兜太。/赤い彗星の捨楽
餌にありつけた鰯がさわいで居る 赤い彗星の捨楽
●ギャ句です。原句は「岩にはり付けた鰯がかはいて居る」尾崎放哉。/赤い彗星の捨楽
燦然と鰯包むや化けの皮 赤い彗星の捨楽
●ギャ句です。原句は「三錢の鰯包むや竹の皮」正岡子規 。/赤い彗星の捨楽
下取りし鰯をまけてもらひけり 赤い彗星の捨楽
●ギャ句です。原句は「今取りし鰯をわけてもらひけり」正岡子規。/赤い彗星の捨楽
◯赤い彗星の捨楽くん、いや、ワシの句をサンキューサンキュー三球三振。ありがとうじゃ。まあ、ちょっと捻りすぎてはいるが、ワシの句のギャ句ということで許そう!そしてじゃ、ワシは、「下取り」のギャ句が良いのう、うんうん、うほん。

豊漁てふ鰯三枚の恵みかな 比良山
●ギャ句です。原句;豊漁てふ鰯三昧の恵みかな;山本町子/比良山
売れすぎの売るめえ鰯に値のつかず 比良山
●ギャ句です。;原句;とれすぎの潤目鰯に値のつかず;武政礼子/比良山
節分や鰯一連咥へ喰ふ 比良山
●ギャ句です。;節分や鰯一連加へ買ふ;阿部悦子/比良山
◯比良山くん、おっ、ちょっといいじゃあないか。それぞれ、1音・2音・1音という変換も見事じゃあないか。「才能有り!」。その調子でガンバってくれたまえ、うほんうほーーん。

一向に向きを変へざる鰯かな 富樽
●ギャ句! 元句は「一斉に向きを変へたる鰯かな/高橋将夫」/富樽
がうがうと寄せる涛音いざ詩作 富樽
●ギャ句! 元句は「がうがうと寄せる涛音鰯割く/櫻井多恵」/富樽
◯富樽くん、おお、よろしいよろしい。そんな調子で、試作、いや、詩作句作にガンバルのじゃ。ワシも応援しておる、何も出来んがな、うほん。

たこ焼きや庭師の兄に人だかり 明女
●ギャ句: 原句「夕焼や鰯の網に人だかり」正岡子規 /明女
麦秋や子(ね)を追いながら束子売 明女
●ギャ句: 原句「麦秋や子を負ひながら鰯売」一茶/明女
◯明女くん、うんうん、たこ焼きはワシも好きじゃ。してじゃが、お兄さんはそんなに人気者なのか。ひとつ、今度、紹介してくれたまえ。ワシもちょっとは人気者じゃからのう。はははははは、うほん。

某所奥鰯焼く香の豊かなる 隣安
●どうだ先生に捧げるギャ句@トホホギス。原句は「暮色濃く鰯焼く香の豊かなる/山口誓子」/隣安
鰯食ふ大いにサリーをよごしては 隣安
●どうだ先生に捧げるギャ句@トホホギス。原句は「鰯食ふ大いに皿をよごしては/八木林之助」/隣安
◯隣安くん、ななな、なになに。どこで誰と鰯を食っておるのじゃ。まさか、高級ホテルじゃあ無いだろうな。まあ、このごろ色々と問題にはなっておるから、ひとつ、よろしく!ワシはそれなりのホテルで我慢しておーる、うほん。

ちちははが鰯になった身の証 小市
●どうだ先生に捧げるギャ句シリーズ@原句は《ちちははが鰯になった水あかり/坪内稔典》/小市
姉さんが鰯になって胃をつつく 小市
●どうだ先生に捧げるギャ句シリーズ@原句は《姉さんが鰯になって陽をつつく/坪内稔典》/小市
大漁の鰯貰ふて戻りけり 小市
●どうだ先生に捧げるギャ句シリーズ@原句は《大漁の鰯拾ふて戻りけり/正岡子規》/小市
現世や鰯の肌の濃さ淡さ 小市
●どうだ先生に捧げるギャ句シリーズ@原句は《うつくしや鰯の肌の濃さ淡さ/小島政二郎》/小市
◯小市くん、いやどうもどうもどうだです。父母と姉までが、そうかそうか草加煎餅。いやキミも苦労がたえんのう。せめて、貰った鰯の肌でもなでなでしておきなさい。ワシも応援しておる、何も出来んがな、うほんうほん。

◆今週の「聞き倣し季語」?!
 兼題の季語が、耳にどう聞こえるか?……というクダラナイ試み。

岩瀬・岩虫・束子・浮気・グワシッ!(楳図かずお・まことちゃん…ご存知の方おられるかしら?) さとう菓子
●「聞きなし倣し季語」かなり迷走してます。あきれていますよね…毎度すみません。/さとう菓子
◯いやいや、なになに、そもそも、どんどん、じゃ。何でもやりなさい、うほんうほん。

癒し 賎し ひろ志
◯そうじゃのう。どちらも、まあ、似たようなもんじゃ、うほん。

回し・束子・渡し 花 節湖
◯しばし、寛ぐことにした。うん、うほん。

庭師・火ばし・美輪氏 まゆ熊
◯そういえば、美輪さんはお元気か?ひとつ、よろしく!うほん。

庭師 亀田荒太
医は死 亀田荒太
鼬 亀田荒太
◯まあそうじゃ、最後っ屁はかなわんからのう、うほん。

忌まわし 山香ばし
いわき市 山香ばし
◯常磐ハワイアンセンター改め、スパリゾートハワイアンズ、じゃな、うほん。

◆今週の「なんちゃって回文」

鰯の血汚染くて狂ふ地の磁歪 ウロ
●回文俳句です。  いわしのちふるくてくるふちのじわい 浜に鰯が大量に打ち揚げられている。鰯の集団自殺。原子力発電所の排水の放射能で血が汚染され、回遊するのに頭のコンパスが地球の磁歪を正常に感知しなくなったのだ。 ゴメンナサイ。むりしています。  /ウロ
月収か吝嗇いよ鰯麹漬 ウロ
●回文俳句です。  げつしうかしわいよいわしかうじづけ 月収? そりゃキビシいよ。だから、やすいイワシをこうして麹漬にして食い延ばしているのさ。 これは普通の俳句としてもいいのではないでしょうか。ご検討ください。 /ウロ
生干し鰯遠のく野ほど辛い塩魚  ウロ
●回文俳句です。   なまぼしいわしとほのくのほどしわいしほまな 海から遠い郷へ送る鰯のひものは傷みやすいので塩をきかしてあるのだが。 苦労した割にはデキがよくないの、ハイ、認めます。 /ウロ
干しいわし酌める春めくしわい塩 ウロ
●回文俳句です。  ほしいわしくめるはるめくしわいしほ 生干しの鰯で一献傾けているとその甘塩でこの秋もなんだか春めいてくるようだなあ。 /ウロ
◯ウロくん、おお、なかなかガンバっておーる!その努力は良しとしよう。「月収」はよいじゃあないか。まあ、無理矢理が目立つものも有るが、そこからじゃ、うほん。

鰯の頭採れとまたあの吝 くろべぇ
●なんちゃって回文。いわしのあたまとれとまたあのしわい しわい:吝嗇 けちな(やつ)/くろべぇ
◯くろべぇくん、いやなんじゃ、頭だけが採れるのかのう。なかなかの光景じゃのう、うほん。

日鰯の皺一二 さとう菓子
●「なんちゃって回文」にちいわしのしわいちに…日=日本。/さとう菓子
◯さとう菓子くん、うぬん、ちょっと肩がこるが、まあ、よろしいよろしい。うほん。

野郎喰ういわし飯わい浮く風呂屋 マオ
●回文です。やろうくういわしめしわいうくふろや/マオ
貝かき鰯好き寿司は生きがいか マオ
●回文です。かいかきいわしすきすしはいきがいか/マオ
良きあたま鰯味わいまた秋よ マオ
●回文です。よきあたまいわしあじわいまたあきよ/マオ
照り暑く鰯のこの皺いくつありて マオ
●回文です。てりあつくいわしのこのしわいくつありて/マオ
◯マオくん、うんうん、まあまあの平均点じゃあ内科小児科肛門科。そしてじゃ、念のためいっておくが、ワシは寿司屋に行ってもまずは、貝貝貝じゃ。そこのところ、ひとつ、よろしく哀愁、うほん。

鰯七つ星星没名無し私 衣玖
●回文です。「いわしななつぼしほしぼつななしわい」/衣玖
◯衣玖くん、そうかそうか草加煎餅。名前が無いのはかわいそうじゃ。いつでもワシのところに来なさい。テキトーな名前を付けてやるぞ、うほん。

皺傷み招くなと泣くを見た鰯 遠音
●回文俳句。しわいたみをくなとなくをみたいわし/横臥の体の皺をさすり上げるたびに傷んでゆくのは、褪せてかさついたその肌ではなく私の左胸のかたすみ。訪おうとするあたたかな電話に、どうかこの家に上げるなと泣き出すそのあっけない枕の中の顔を、皿の上の鰯がきろり、と一瞥する。/遠音
◯遠音くん、なんじゃのう、壮大な物語が鰯の向こうに展開するのう。鰯が鯨に見えるのう、うほん。

木屋小父のしわ嫌いわしの塩焼き 月の道
●回文「きやおじのしわいやいわしのしおやき」。イワシの塩焼きを見ると、木屋に住むおっちゃんの皺を思い出していやになる。こともあるかもしれない。ないかもしれない。うほんげほん。/月の道
◯月の道くん、いやあ、なんじゃ、「ワシもシワ」・・おっつと回文じゃが、皺はあるんじゃがな。まあ、木屋町の小父さんによろしく、うほん。

月曜 回文 紅の子
●吝いの持つ初物鰯 しわいのもつはつものいわし 吝い=甲州弁(山梨県)でケチの意味 回文難しいです。/紅の子
◯紅の子くん、いやいや、キミも頑張っておーる。しかしじゃな、今週は、「吝い」だらけじゃのう。いや、これは致し方ない、ないないない。うほん。

朝着く鰯誰だ皺いくつさあ 山内彩月
●回文俳句です。「あさつくいわしだれだしわいくつさあ」 朝取れの新鮮な鰯だけど、持ってきた人はいったい何歳なんだ?と噂しあっています。 /山内彩月
◯山内彩月くん、おいおいおい。ワシのことかな?ワシはまあ、皺はあるがシワシワではないぞ。何回も言うが、シワシワではないぞ、うほん。

鰯飯食べたね食べた締めしY 曙光
●最後の締めに鰯飯を食べたY氏です(回文)/曙光
◯曙光くん、いやこれはじゃ、ガンばったじゃあないか。「吝い」に行かず、Y氏とは、いいじゃあないか。で、そのY氏とは誰じゃ?ううん、誰じゃ、うほん。

はて、またあの皺いわしの頭では 桃猫雪子
●●回文です。 はてまたあのしわいわしのあたまでは  あの人、また法令線と見せかけて鰯の頭をくつけているわ。 /桃猫雪子
◯桃猫雪子くん、そんなことをしておるのか。なんとまあ、ほんとまあ、顔に鰯の頭・・・ま、まだ、法令線のほうが、ワシは好きじゃ、うほんげほん。

しわ鰯もらうよ裏もしわ鰯 猫舌扁平足
●なんちゃって回文 しわいわしもらうようらもしわいわし/猫舌扁平足
◯猫舌扁平足くん、皺鰯か・・ワシはシワイワシか。うーん、シワイワシ、シワイワシ、イマイマシ・・うーん、げほん。

鰯顔哀れなれわあ可笑しわい 波世遠
●回文俳句です。「いわしかおあわれなれわあおかしわい」 妙な言い回しですが雰囲気で受け取ってください。/波世遠
◯波世遠くん、おお、おお、受け取って置くぞ。まあ、受け取っただけじゃがのう。それ以上は無理じゃがのう。受け取っておくぞう、うほん。

今うまい吝いが鰯いまうまい 抹茶金魚@回文
●いまうまいしわいがいわしいまうまい 大事なことなので二回言ってみました。反則かな。 /抹茶金魚@回文
吝い靴またいで板間つく鰯 抹茶金魚@回文
●しわいくつまたいでいたまつくいわし /抹茶金魚@回文
◯抹茶金魚くん、いや、よろしいよろしい。「大事なことなので2度言ってみました。」と、誰かさんも言っておったのう。今週のはやり言葉「吝い」の回文句じゃが、よくガンばった。いや、今週もみなさん、よくガンバったわい、よろしいよろしい。では、また、うほんげほんはほん、ほほん。

 

※『俳句ポスト365』の文字が小さすぎる?
 この問題に関しては「それぞれのパソコンの個性によって見え方が違ってくるので、統一して同じ大きさにするのが難しい」のだそうです。次の方法でひとまず対処して下さい。
 「CTRL(コントロール)」のキーを押さえておいて「+(プラス)」のキーを押すと、自動的に文字が拡大されます。同じ方法で「-(マイナス)」のキーを押すと小さくなります。一度この方法を試してみて下さい。

よしあきくん

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