俳句ポスト365結果発表

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  3. 舞茸

第180回 2017年9月7日週の兼題

舞茸

  • よしあきくん一期一会の一句
  • 初心者向け解説コーナー今週の俳句道場
  • 今週のお便り
  • 人・並選の俳句
  • 天・地の俳句
本選句欄では、添削した形で句を掲載する場合があります。
添削は作り替えの提案として句会等でも議論されます。示唆された添削案が自分の表現したいことに合致すれば、作者の判断においてその案を自作として採用してかまいません。

人

舞茸の憲法色の解れだす
凡鑽
まひたけのここから裂けといふ裂け目
凡鑽
舞茸や朽木に腎虚てふ病ひ
トポル
割山の境界上の大舞茸
トポル@割山=入会山の権利を分割すること。
舞茸を採る鼻唄の呪文めく
かをり
嫁に来い美味い舞茸食べ放題
かをり
被爆した日本に舞茸の豊か
秀貴
舞茸を割くや独身九日目
秀貴
舞茸に熊野古道の湿りかな
ヒカリゴケ
舞茸をきゆうきゆう泣かせ連れ帰る
ヒカリゴケ
ずしり舞茸アインシュタインの脳
あまぶー
舞茸をテーブルとしてぐりとぐら
あまぶー
舞茸や森の澄むまでよく眠る
いつき組福岡リスナー班/ 由美子
舞茸を挟み愛など語るなよ
いつき組福岡リスナー班/ 由美子
舞茸や割けば寡婦の匂いして
いもがらぼくと
舞茸や夜の食国奉る
いもがらぼくと@夜の食国(ヨルノオスクニ)とは古事記に記された月読尊が治めた国の名前です。
舞茸や即身仏の睨む先
クラウド坂上
舞茸や万の父母棄てし山
クラウド坂上
舞茸譚に演出ひとつ加はりぬ
くらげを
舞茸のホイル焼きより激論す
くらげを
舞茸をぼきり憤怒の香立つ
ぐわ
舞茸のをなごの声ではなすとも
ぐわ
特急の棚より舞茸の落ち来
こじ
顔よりも大き舞茸高々と
こじ
舞茸や山あい抜ける九頭竜線
さきのジジ
舞茸や沢に獣の匂いあり
さきのジジ
まいたけはさけてわたしはさみしくて
さとうりつこ
山姥の手塩大舞茸もがな
さとうりつこ
舞茸を今日の釣果に加へけり
さるぼぼ@チーム天地夢遥
舞茸の数式つひに解明す
さるぼぼ@チーム天地夢遥
舞茸食みて山のひとかけらとなりぬ
しろ
舞茸くずす孤独にはなりきれぬ
しろ
舞茸は神の依代光りけり
たかし
舞茸や老樹奏でる月の笛
たかし
まひ茸たつぷりため息小さじ1
たんじぇりん金子
触手咲かせて舞茸のふゆらふゆら
たんじぇりん金子
舞茸をふらり大天狗のむしる
つぎがい
匂ひ立つ森波打てる灰樹花
つぎがい
舞茸のからりと揚がる薄暮かな
とおと
舞茸の山気ひたりと手に憑きぬ
とおと
足元の舞茸のことさりげなく
一阿蘇二鷲三ピーマン
舞茸や今頃回る奇書の毒
一阿蘇二鷲三ピーマン
駅弁の舞茸ちさき旅愁かな
ラーラ
舞茸に月の滴と星の火と
ラーラ
舞茸の下に何かが埋まつてる
葦たかし
舞茸や妣のおしやべりひらひらと
葦たかし
舞茸の天ぷらばりばりばりのばり
井上じろ
舞茸や昔アイヌの住みにし地
井上じろ
舞茸の腰の括れを食いにけり
一走人
舞茸を噛めばほころぶ頭頂部
一走人
その崖の下の舞茸秘密秘密
永井正雄
舞茸や逢瀬のやうに山に入る
永井正雄
金星のつんと出て舞茸芳し
可不可
舞茸を採れば山くすぐったがり
可不可
山に風鍋に舞茸人に愛
亀田荒太
わけるほどなき舞茸をわけにけり
亀田荒太
舞茸がこりんと割れて彦生る
月の道
姥捨て山に入りて舞茸ばかり食う
月の道
四次会の舞茸うどん食ひ別る
香野さとみ
舞茸をからりと揚げて無職なり
香野さとみ
舞茸や熾火は温し阿蘇の夜
山内彩月
ひそひそと山霧含み舞茸咲く
山内彩月
ふた取れば湯気も舞茸色なるか
時雨
舞茸や役行者の村に入る
時雨
舞茸の大喝采を摘みに行く
耳目
むかしむかし飢饉の村の舞茸は
耳目
半壊の舞茸 森は祭の夜
酒井おかわり
舞茸の佇つ森ゆれる相聞歌
酒井おかわり
舞茸やけふも雨なる羅生門
純音
舞茸の一つのさばる奴のをる
純音
誰がうちの墓へ舞茸供へしか
初蒸気
舞茸や生贄埋めし帰り道
初蒸気
舞茸の天麩羅ざふと喰らひつき
小川めぐる
いうまいぞうまいまいたけくうまいと
小川めぐる
抱えたる舞茸肺の湿りけに
小泉岩魚
舞茸に隕石ひとつひそみおり
小泉岩魚
舞茸割く小さな痛みが耐えられない
小倉じゅんまき
家中を舞茸にして父は風呂
小倉じゅんまき
ご所望の舞茸を荷に離陸せり
小野更紗
舞茸の小さき翼を重ねたる
小野更紗
もりうどん舞茸天の聳え立ち
松野英昌
舞茸を加へ頷く鍋奉行
松野英昌
杓文字には舞茸ばかりのりにけり
城内幸江
舞茸を裂く心臓を裂くやうに
城内幸江
鯱の口に舞茸匂ふやうな
真繍
舞茸や霧に乗りくる獣臭
真繍
舞茸や岩で煙草を揉み消して
星埜黴円
舞茸や北へ下れば砲座跡
星埜黴円
舞茸を煮よか揚げよか踊らうか
雪うさぎ
舞茸と父と行動心理学
大塚迷路
舞茸をもう守らずとも良き根株
大塚迷路
舞茸や津軽大字字の一
辻が花
舞茸や羊歯の葉を敷き産土神に
辻が花
代官に告げずまひたけ食らひけり
土井デボン探花
舞茸や花になりたいもの倶楽部
土井デボン探花
二時頃に焼きあがる骨まいたけ飯
桃猫雪子
舞茸や鬼の腰巻風抜ける
桃猫雪子
舞茸や阿弖流為母礼のひとつ星
楠えり子
ひんがしにおらが山あり舞茸汁
楠えり子
さいのかわらまいたけがもえてながる
理酔
大いに笑う舞茸狩らずに笑う
理酔
舞茸や陸奥猿の眸の昏き
矢嶋博士
舞茸や貧乏のみみたぶ薄し
矢嶋博士
舞茸喰うて我が乳房をとりかへす
緑の手
舞茸の殖ゆる音して甘き夜
緑の手
舞茸や湿って臭う地下の墓地
公毅
縄文の土器の匂ひや黒舞茸
24516
舞茸も我も饒舌舌だらけ
桃八
舞茸や詰め放題の哀れなる
あさり
舞茸の心を折らぬやうに裂く
Kかれん
舞茸の握り飯から剥がれ落つ
カンガガワ孝川
街宣車舞茸鍋は黒く黒く
あいだほ
青空に舞茸袋ぶら下げて
いまいやすのり
舞茸や暗黒星雲の匂い
かまど
大陸を渡る影あり灰樹花
ちびつぶぶどう
舞茸や会ふたび婿に酒指南
伊奈川富真乃
龍の鱗剥がれ落つ森舞茸生う
歌鈴
不倫してみたり舞茸ほぐしたり
広瀬 康
舞茸をさくてにみづのかをりかな
石鎚桜
舞茸やいつ隕石が落ちたるか
dolce(ドルチェ)@地味ーず
国衆は舞茸程の絆かな
GONZA
舞茸の籠二つ満つ朝の水
HGDT
星を観た分舞茸は育つのだ
Kかれん
舞茸や炎を上ぐる中華鍋
K堀尾
舞茸やサンドバッグのほつれ見る
Mコスモ
舞茸やオカリナ吹きてのちの宴
PON
穫るならば明日と舞茸好きが云ひ
yoko
舞茸や手振符牒の舞う市場
Yumino Aoiro 青色 弓乃@手振符牒(てぶりふちょう)とは、青果物のせりの際、手の形で金額を表す方法のこと。
舞茸を拾ふや舌の力を抜き
Y雨日
栗鼠駆けて舞茸の襞少し欠く
あいむ李景
まいたけや初補聴器の今日澄めり
いけ がみこ
舞茸が百花となりし天つ風
いけのはら
ご神体背負うが如に大舞茸
いごぼうら
あの辺り舞茸採りは嘘をつく
いちた
舞茸や麓の寺は回向中
いち瑠
舞茸や背比べせし星の夜
いつき組リスナー班 たあさん
舞茸や土鍋に溢る灰汁あぶく
いなべきよみ
そういえば舞茸じいさん死んだそう
イヘアナチョ
舞茸のなかのひとりとなつてをり
いもとやへえ
舞茸の襞をドロローサの埃
ウェンズデー正人
舞茸を負うて朽木の聖者めく
うしうし
舞茸や笙の気流をまとひたる
ウロ
舞茸をクロネコ運ぶ明日の夕
オイラー
濁流の波のごと舞茸生ふる
おじきち
舞茸や空は握れずたなごころ
おにぎり3号機
メデューサのごとき舞茸掴みけり
おんこう
舞茸を剥がせば水の滲みをり
お気楽草紙
舞茸や優しき蛇の印あり
かすみ草
舞茸の株をわしゃりと割りにけり
かま猫
舞茸を炒め月賦も半ばなる
かもん丸茶
舞茸の根元の闇の青黒き
カリメロ
今昔の木伐人いみじく甘くふわり焼く舞茸
きおき
山神より賜る舞茸昼の月
きのと
ガウディの建築に似て舞茸は
ギボウシ金森
まいたけやこころうつうつはんびらき
きみこば
祖母が踏み入る黒き森の舞茸
きょん
へかへかとあくびの横で舞茸飯
舞茸の襞の数だけ在る宇宙
くさぐき
舞茸やたっくんは医者の子らしい
ぐでたまご
舞茸や私の斧は鉄の斧
ぐべの実
今年も未解決まいたけの石づき
くま鶉
舞茸の眠っていそう神子森
クリスマスローズ@愛媛県今治市の鈍川の奥に神子森みこのもり
ぞっとくる舞茸採りの遭遇談
くりでん
透き通る空舞茸を解くとき
けら
舞茸を採れば樹間に安達太良山
こてつ川
舞茸やフランス語のやうに開き
ことまと
舞茸は八重の花びらすまし汁
こなぎ
舞茸や水の香の濃き千年樹
このはる紗耶
舞茸のびらびらふえてどうしよう
こま
舞茸と無限素数の美しき
さくやこのはな
舞茸や四方に開かるる野心
さとう菓子@開かる…はだかる
舞茸ふりるふりふり月のした
さな(5才)
舞茸や大正生まれの祖父のごと
舞茸を裂き独り言つ年金日
シニアモモ
雲のごともくもく舞茸当たるまで
じゃあびる
舞茸や最初の胞子は宇宙から
シュリ
敵将を刎ねたる心地や舞茸
しょうき
舞茸や静寂に沈む水の森
しらぬいのがね
舞茸のごとくあつさり別れけり
すかんぽ
吸ひ物に舞茸沈む喪明けかな
スズキチ
舞茸や地獄谷より香を運ぶ
すみっこ忘牛
舞茸や駐在所には黒電話
すりいぴい
舞茸を印し白地図湿りをり
せり坊
まいたけはばらみたいかたつむりみたい
たくみ4才
廃校に舞茸これは記念の樹
タケ
歯にコキと舞茸応ふ夕餉かな
たけし
舞茸や停電の夜の無駄話
たん造
舞茸のぴろぴろのなかきゅいとなく
ちま(3さい)
舞茸の山で拾ってきた話
ちゃうりん
日めくりの八日舞茸包まれて
ツカビッチ
舞茸に腰掛けたるは小さき影
つばさ
舞茸の傘奮はせて樵唄
でこはち
この人に見つかり舞茸も本望
てまり
舞茸飯噛めばきしきし母匂ふ
てん点
ぴーひやらと笛舞茸の揚がりたり
どかてい
世界中しつとり舞茸の野望
ときこ
舞茸の背負い籠から湿りきて
としまる
当方は舞茸を推す村長選
ながら
舞茸や息子案じぬ日々は無し
ナタデココ
ちりちりと鳴きだしさうな舞茸ぞ
ニット
舞茸や亡き夫秘蔵の大吟醸
にゃん
山神に会うて舞茸もらいうく
ねぎ坊主
母ちゃんの髪みたいな舞茸焼けた
のらのら
もきゅもきゅと舞茸食んで香呑んで
はまのはの
舞茸や爪に泥して吸う煙草
はまゆう
舞茸を揚げる昼には孫が来る
ぱむだ木下
ひとひらの舞茸を食む小糠雨
ばやかり
舞茸に舞うた奴など知らぬわい
ひでやん
舞茸の昼餉や森のボランティア
ひろ史
舞茸や大地のやはらかな怒り
ふきょう和音
客人が舞茸付きでやって来る
ふくろう悠々
舞茸やバギーの坊主よく笑う
ふさこ
舞茸や角栄つくりし大道路
フジサワヒロキ
舞茸や熊出没の巨なる札
ふっこ
奈落底黒舞茸を覗きこむ
ペコちゃん
木菟が鳴いて舞茸色づく夜
ヘリンボーン富樽
焦香いろの木霊と舞茸と
ほしの有紀
舞茸を摘みひとかけら落ちにけり
マカロン
舞茸を噛むきしきしに身震いす
まさこ
雨後に消ゆあれは舞茸採りらしい
まめ小路まめ子
舞茸のこれより先は熊の国
まるちゃん2323
全方位より舞茸の見つめられ
みくにく
舞茸のすき間に残る山の風
みこ
舞茸や道に迷ひし村の長
みちる
踊りをる鬼の酒宴に舞茸煮
みつき
舞茸ごはん天地返しをきびきびと
みなと
天と地が触れ合う森の白舞茸
むじーじ
舞茸や妣の使いし下ろし金
むべ
舞茸のかいだんのぼるこびとたち
むらさき(5さい)
舞茸の圏震撼と軍機過ぐ
めいおう星
舞茸やヤッケ の底の古切符
もせきのこ
舞茸採るお汁と少し揚げる分
ももたもも
まいたけを提げて灯台守訪ふ
ももひろじゅん
舞茸の好きな子に育てしは叔父
ヤッチー
舞茸や鉈傷は千金の遺産
やっちゃん
返礼に舞茸を受けまた返礼
やまなすび
舞茸や食欲のつぼ耳にあり
やまぶき
姑の顔ほどの舞茸を割く
ヤマボー
アヒージョの舞茸星も滴りて
ゆきたま
舞茸を裂く私母祖母彼奴
よあけの晩
舞茸に丹波の土の匂ひかな
らくさい
舞茸のシチュー森に星は降る
らくぼ
舞茸や沢に微かな熊の鈴
ラッキーの母
舞茸や山より山の匂ひ濃し
りら
舞茸のてんぷら供え納骨日
りんごのほっぺ
古の火星の水は舞茸へ
る・こんと
舞茸や笑い上戸の婦人会
るりこ
舞茸といふ一代の壺中天
わらび一斗
地球滅びさう舞茸好きに食ふ
阿武 玲
舞茸や山襞深き甲斐の山
舞茸や坊にあずかる握り飯
伊藤はな
舞茸や杳たる森の小さき空
伊予吟会 宵嵐
舞茸や屈みこごみて山誉めず
位相朗
舞茸の溢れそう電波飛んでそう
一斤染乃
舞茸を噛みては祖母の秘密知る
一咲ふゆか
舞茸のところどころが洞を吹く
稲穂
山水よ古木に香る舞茸よ
卯MOON
家系図は五代舞茸堆し
遠音
舞茸の株賜杯の如く手渡され
乙女座のM
君の手に触れるよに舞茸に触れ
何田三等か
にこやかに籠の舞茸おくびにも
花屋
舞茸を食めばぎしぎし鳴る金歯
花伝
舞茸や祠へ今朝の水と花
花南天anne
旨えからメエタケだてふ山翁
霞山旅@秋田では「メエタケ」というみたいです。舞茸と呼ぶより美味しそう……。
シクと音出す物のあるらし舞茸も
灰汁
舞茸酒書棚に遠野物語
街麦
ここからは舞茸生えぬか採られたか
笠原 理香
舞茸に野獣の光深遠
葛城裸時
舞茸やナイフほどよく錆びてゐる
瓦すずめ
舞茸の裂きたき場所を裂きなさい
勘太郎
濡れ縁に舞茸色の夜が来る
干珠
舞茸や縄文代の煙跡
舞茸や家族そろってよく笑う
甘泉
ドアノブに見舞のメモと舞茸と
幾恋良石
舞茸や燻ってゐる觔斗雲
輝 龍明
舞茸発見ふつふつと滾る縄文の血
鬼怒
舞茸のひとひらと今日ついた嘘
蟻馬次朗
舞茸を炙り四、五盃李白面
吉や
一番風呂かかの舞茸飯炊けた
吉川哲也
舞茸や風分かれゆく百瀬川
久我恒子
詞華集を付けて舞茸貰いけり
宮川 夏
気持ちよく裂けて舞茸はんぶんこ
宮﨑紅清
光射すそこに舞茸現るる
弓女
耳はずすように舞茸分けてゆく
魚ノ目オサム
手の平の舞茸のれん分けされる
京のみやび
舞茸や山にも海の時代あり
玉木たまね
ちぎってもちぎっても舞茸である
芹沢雄太郎
舞茸の生ふ叢をふかぶかと
近澤有孝
まいたけ裂く猫背に遠くどんひゃらら
吟  梵
舞茸や山の御神舞い降りし
銀命堂
舞茸や笑むたび昔の顔となり
空 春翔
獣道株に舞茸朝ぼらけ
栗田もとえ
舞茸を食うて笑つて百寿かな
君島笑笑
舞茸に日差し喰ふ牙数多なる
慶太
手土産は軽き舞茸空は蒼
桂奈
舞茸に出くわすといふ山ここか
渓湖
舞茸やアイヌの森を弾む唄
月見柑
舞茸の天ぷら花の湧くやうに
剣持すな恵
舞茸や舞うごつ上手き与太話
弦流@舞うごつは熊本弁でとてもの意味で使われます。
舞茸に悪い噂も少しだけ
鯉太郎
舞茸や径なき径も里へ着く
光風
カリンバの奏マイタケ裂くごとに
恒泰(つねやす)
舞茸や糞柔らかき獣道
江戸人
大舞茸ひばの葉を敷き玉座とす
江里口泰然
腹黒き奴に舞茸スープ出す
港のヨーコ
トリュフ犬のごと舞茸を嗅ぎ回る
香舟
黒舞茸や父の遺愛の跣足袋
香壺
舞茸や父の切り子で呑む吟醸
高橋 鰈舟
舞茸の傘や杣歌きくごとし
高尾彩
車座の舞茸ご飯森静か
今井佳香
舞茸のカコリ外れし首根っこ
佐川寿々@チーム天地夢遥
舞茸や仁王の如き瘤の幹
佐東亜阿介@チーム天地夢遥
舞茸や老いたる龍の千の角
佐藤直哉
舞茸の山よ磐座大草履
彩楓(さいふう)
神饌の舞茸三宝より溢れ
斎乃雪
水源の森に舞茸すっくすく
桜姫5
大笑いしながら舞茸さがす
三子
舞茸の襞を木霊のこぼれ落つ
三重丸
晴れの日の舞茸山のふくらめる
三輪えつし
舞茸や村役免除道普請
三毳
スキキライスキキライ舞茸裂く
山香ばし
舞茸やかぶは哀歌の端に置く
山西琴和浦
板長も籠見入りたり今朝の舞茸
山田ノムオー
さち婆の黒舞茸ほぐす手皺かな
山本 力
歯に清し舞茸しやくりしやくりかな
珊瑚
舞茸の咀嚼の価値は君にない
司啓
舞茸や森を歩荷の独り言
四丁目
舞茸や触手のごときひざのあり
四葉
舞茸踏みしめドラクロワの女神
始の子
舞茸や阿弥陀もときに髪を梳く
志保川有
舞茸飯かっこみ弟より先だ
枝温李
舞茸の切株に斧握り飯
紙威
舞茸の時の形に重なりぬ
紙魚
舞茸やメドューサの首のごと斬る
時のアオ
断面に不死鳥宿す舞茸や
次郎の飼い主
舞茸は星くずを集めるほうき
七瀬ゆきこ
舞茸に傾ぐ番屋の魚介鍋
篠田ピンク
舞茸は秘なりたくらみは密なり
柴原明人
舞茸や星降る穹に負けまいと
手毬歌
舞茸や悪くないのに怒りたし
珠桜女あすか
大舞茸もらふ講釈小半時
樹朋
舞茸のごとき君から出た言葉
秋雲
舞茸の豊かな頁分け開き
秋光
舞茸や歯科女医の手はシャボンの香
秋色あじさい
舞茸をマタギはけふの獲物とす
秋津洲はじめ
風の果て山の舞茸巨大塊
重波
舞茸や奔放巧緻なる意匠
出楽久眞
舞茸に千手観音宿るやも
春野いちご
東西の舞茸汁や光る星
小橋春鳥
舞茸やすべてが海でありし時
小市
老木は舞茸に看取られて逝く
小青(こしょう)
舞茸を採って男(おのこ)と認めらる
小田和子
舞茸のロールシャッハのごとき笠
松下眞す美
舞茸採り上ぐる戴冠のごとし
松田てぃ
舞茸や十年先の独居かな
松尾寒蝉
舞茸を裂いて夕べの白い顔
松本守宮
舞茸や卜伝むずと鍋の蓋
笑松
酔えば又舞茸採りの法螺話
新米
舞茸や出羽三山の揺るぎなき
深草あやめ
舞茸の匂ひ燥ぎて腑に落ちぬ
神山刻
舞茸や過去帳めくる胡座の庫裏
尋牛
一箱の舞茸重し八ヶ岳
水間澱凡
碁敵がデカイ舞茸提げてくる
水夢
占いをするように舞茸を裂く
睡花
舞茸の笠二つ三つ鍋の底
粋田化石
三回忌舞茸飯の艶やかな
酔いどれ防人
喪帰りの腹に舞茸うどんかな
杉本とらを
こそげ取る舞茸を虫這い上がる
瀬波秋鮭
舞茸のレシピは古し赴任終え
清水夕陽(せきよう)
舞茸や深山を父と母として
清清檸檬
舞茸の炎は正に火焔土器
西山哲彦
むつごとを口無き舞茸に聞かす
西川由野
舞茸焼く謝罪会見流れてる
青い月
舞茸や深山の尼のかよひぢの
青柿
舞茸のひらひらと味丸めたり
青柘榴
舞茸や雑につかねし老いの髪
青萄
あらぬこと考えるから舞茸になる
静里秋希
舞茸や老人ばかりの世となりき
斉藤ふみえ
舞茸や墨絵の水の溶け具合
石井せんすい
舞茸や紙飛行機は見つからぬ
石野上路無
舞茸や商談は足元見られ
赤馬福助
舞茸をざっくり割りて二軒分
千の葉
カート押すまいたけ知らぬ子をのせて
船本さくら
舞茸を抱く傍ら虫が死ぬ
祖乞
舞茸の宿をふせをるひとり旅
倉の人
天狗の目かすめ懐に舞茸
蒼奏
舞茸や背負子に乗せて山残す
蒼鳩
舞茸やそこに野武士が倒れておった
霜月
小さきもの雨避く舞茸の笠に
村上 無有
舞茸を傘として土眠り行く
村上海斗
爪痕の涸れて舞茸犇めけり
多事
注連縄の楢は舞茸飼うてをる
多々良海月
いつせいに舞茸隠れおほせけり
舞茸の歯音楽しき昼餉かな
大井河薪
ツチノコのしゃと隠れしは大舞茸
大西主計
パチパチと炭の香走る舞茸や
大槻 税悦
悔しくて舞茸噛んで忘れます
谷口詠美
舞茸の届くしばらく留守するに
谷川の蛍子
舞茸や朽木小川に小さき空
丹波在くう@朽木小川は滋賀県にある谷あいの地名です
常しえに舞茸満ちる手倉越
端池
舞茸の舞いしほうから食らいけり
池田奈加
舞茸や酒豪ばかりの同窓会
竹さ
舞茸を囲み原発論議かな
竹春エリザベス
舞茸の呼気ゆうらりと森を這う
中山月波
白舞茸ひらひら手話の美しき
宙のふう
舞茸や山車曳く子らの黒き髪
昼行燈
森の波際に舞茸丸く丸く
衷子
舞茸の飯うすむらさきの湯気まとふ
長谷川陶子
舞茸や宿の主は平氏の裔
直樹里
たちこめる嵐気舞茸育つ育つ
直木葉子
釜炊きの舞茸めしや野営の夜
直躬
駆落ちの途中束の間白舞茸蒸し
津軽ちゃう
副賞は黒舞茸五貫清酒五斗
津軽まつ
舞茸やわだばゴッホに。菩薩彫る
津軽わさお
僧房の舞茸飯や山日和
田村幸之助
舞茸の隆起太古の地層噴く
田中耕泉
舞茸に八岐大蛇めく香気
登るひと
襷掛け舞茸の王と対峙せり
土井小文
舞茸や一塊の邪鬼踏みつけて
冬のおこじょ
舞茸や3代続く峠茶屋
東山
舞茸や椅子引きくれる天ぷら屋
桃泉
舞茸や日を置き去りに東山
太子
舞茸や月に羽衣たまはりて
湯川美香月
舞茸を焼きながら練る謀
藤井祐喜
根元にはぶわと舞茸の曇る
豆田こまめ
舞茸や恐竜が骨の出でる山
内藤羊皐
舞茸や手書きの地図の×に嘘
日出時計
舞茸はときどき活火山のかたち
猫愛すクリーム
舞茸や熊野に満ちる法螺の音
猫楽
北斎の波見つけたり舞茸ぞ
猫渓
舞茸や秘密の一つくらいある
猫舌扁平足
舞茸の化け掛けたるを店の棚
波世遠
舞茸や元祖水沢うどん店
博光
舞茸やわが子は露地の奥の家
博士
舞茸の株大きくてみな笑ふ
柏井青史
熊の糞まだあたらしき舞茸狩
白鳥国男
ドレス裂くよに舞茸を引きちぎる
薄荷光
舞茸と疑心暗鬼を共に煮る
麦吉
舞茸は火星で採れたのが旨い
八作
舞茸や天岩戸は谷の奥
八幡風花
舞茸と見破られたる奇岩かな
比々き
舞茸やあの老木に猿田彦
柊 月子
舞茸や殷賑を極むる酢飯
百草千樹
前兆のひとつ舞茸のけたけた
富山の露玉
舞茸の石づきの果てカンブリア
風力発電
舞茸の乗る卓袱台で国憂う
服部睦月
舞茸やここは姥捨て山じゃった
福良ちどり
椀方のもぐ舞茸ふさりふさり
峰たすく
舞茸や鍋肌の灰汁かふかふに
豊田すばる
母を弔い舞茸喰らう空の青
夢野
舞茸に当たり雲上に大天狗
霧子
舞茸の裏に昭和のワンカップ
椋本望生
闇を吐く舞茸を煮て夕餉かな
木村ひむか
舞茸を裂く蝶蝶を放つよに
門 未知子
舞茸や鴎外の隠し子の段
野地垂木
舞茸とたまに帰れの文届く
柳児
舞茸の里の女将の多弁かな
有瀬こうこ
舞茸や嬰の出臍は美味しさう
湧雲文月
舞茸の手に解けしや仮住まい
夕望
舞茸やひだに宿せる星の露
与志魚
雁首の如き舞茸ぬっと差し
欲句歩
舞茸や星の湿りと知らざらむ
蘭丸結動
舞茸の在りか親父に質す頃
利平
舞茸と名付けられたる縺れあり
立志
舞茸や他人積み重ねて家族
立石神流
ぴりぴりと舞茸揚げて恋失ふ
立川六珈
舞茸や山には峰といふ翼
劉雷安(Ryuu Ryan)
舞茸や澤音畳み斯くまでも
留野ばあば
分けいれど舞茸を得ず鬼となる
龍田山門
舞茸の飯炊ける間の一手かな
露砂
舞茸や千片ほどのうねりかな
巫女
舞茸をちぎって夜が来るのです
廣岡紅
三人で裂けば舞茸笑い出す
柝の音
舞茸のころに賑わう神社あり
游真
舞茸や話題の主は遠ざかり
珈琲斎
産土の舞茸留むる乳の匂ひ
舞茸をほろほろと割くそっぷかな
あつむら恵女
熊楠の小箱舞茸雄弁に
あめふらし
さざれ石めくや舞たけ幾重にも
アガニョーク
舞茸の干す修験者の隠れ宿
テツコ
舞茸は猿の手袋に良さそうな
ときこの母よしこ
舞茸割くアインシュタインの脳みそ
としなり
舞茸を割いて付箋のごときかな
花 節湖
舞茸や犬はしづかに尾を揺らす
三島ちとせ
舞茸のグイと伸びたる月無き夜
都乃あざみ
舞茸の採取地暗号での日記
勿忘草
舞茸を籠にわんさと太郎冠者
鈴木麗門
舞茸や仰臥の鼻を擽れり
蓮華寺
舞茸や安全靴を履くをんな
痺麻人
舞茸を円空仏の台座にと
聰子
尼の秘密は舞茸のありかかな
萬代草舟
舞茸を叩(はた)けば千の虫御座る
蓼蟲

並

舞茸の包みおそらく隣家より
詞意魔の輝久
家飲みのあてに踊るは舞茸天
珠稀
舞茸を嫌いな夫と夕餉かな
松田文女
舞茸をのこぎりで引く香りかな
善多丸
舞茸の談義混浴露天風呂
竹庵
たてがみのやうな舞茸天然ぞ
泥酔亭曜々
茸目利きよ来てくれ特大舞茸だ
白豆
舞茸をどつさどつさとだまこ鍋
蜂里ななつ
舞茸や十八歳の折れやすき
浮き心舞茸ひらく山に雨
225
ジュウジュウと舞茸踊り炭笑顔
「ひなた県」一之進
舞茸の刈られ夕映充填中
248ゆきち
バスツアー舞茸配る長野さん
28あずきち
舞茸や陽樹の山へ筐負ふ
28ひろきち
岩礁の如く舞茸特売日
⑦パパ
軒連ね舞茸ならぶ出湯の街
aya
君の裂く白き舞茸赤き空
be
山男舞茸背負い足軽し
Blanca
採らざるを得ない舞茸あすは雨
chiro
舞茸や脳中巡る数へ唄
Cたか
鈴鳴らし舞茸採りが山下る
h。笑王
舞茸や広げし袖に受くるは何
j順女
孫揃う舞茸香る夕餉かな
KAZUピー
舞茸の免疫効果の酢漬かな
kokoro
舞茸は俺の席だとサルが言う
kuri
一筆箋添えて舞茸箱の中
m.ソラ
舞茸の釜で炊かれし夕餉かな
M多孫(タマゴ)
舞茸の百キロ息吹く老木よ
S.A.Y.
舞茸や大き中華の鍋に舞ひ
sakura a.
分け入って水楢に咲く舞茸や
sol
舞茸や渡月橋みてすする蕎麦
TAKO焼子
舞茸の千手ほどきて料すなり
あい女
舞茸や傘重なりて落つ滴
あい琶
舞茸の歯応え良くて酒要らず
アオキシゲル
汝に馴染む舞茸柔く手の中や
あけび庵
舞茸を採った話は聞かぬ喜寿
あすなろ
舞茸や裂く手に残るやわらかさ
あまぐり
舞茸や香り仄かに碗にいて
アマンバ
鍋底に舞茸すくうエグザイル
アリマノミコ
舞茸の襞つややなる夕餉かな
いいよかん
出遭ひたし巨大舞茸踊るとや
いととんぼ
舞茸やたっぷり出汁の鍋で舞う
うさぎまんじゅう
舞茸のキッシュきらきら町おこし
うに子
舞茸や猟師と熊と三竦み
うんりゅう
鶏が鳴く東舞茸を割りて朝
エイシェン
舞茸のランドセルより出てきおり
えび天
舞茸や切株囲む大家族
おけら
舞茸は天狗のウチワ鍋恋し
おはぎ
絵手紙に舞茸香る茶の濃淡
かく
この辺り大舞茸の祖父の地図
かざばな
弁当分残しつぐ舞茸ご飯
かつたろー。
舞茸のぽりぽり折れて籠の底
かぬまっこ
舞茸の香りのフリル頬張りぬ
かよこ
まいたけやきのうチャーハン夜ごはん
がんばれけいご6才
舞茸や日々重なりて山の音
ギコ
舞茸に豆腐玉コン牛も入れ
ぎゃーちゃん
舞茸や森の静の口当たり
きんえんくん
舞茸の襞や大腸内視鏡
ぐずみ
舞茸の在り処は子にも語らずと
くめ仙人
舞茸の当座煮混ぜて茶碗蒸し
くりすけ
舞茸の籠を揺らさず速足ぞ
くるみだんご
舞茸や言葉濁しておすそ分け
くろべぇ
舞茸やシャクシャク踊る口の中
クロまま
待ちわびし舞茸ご飯夜の音
くろりん
舞茸を干して炊き込む豊かなり
けいこ
舞茸やゆるぶ六腑のあはあはし
ココダン
舞茸に峡の湿りと香りあり
ごぼうの花
舞茸と名付けし人を思ふなり
これでいいのだ
舞茸に逢うても舞えぬ日のありて
さくみ
湯気ごしにふいの舞茸椀錦
さくらんぼ
舞茸の大安売りや道の駅
ささのはのささ
舞茸や鍋にどつかと味そえる
さとうくにお
嬉しさの詰まるしよい籠舞茸や
さぶり
舞茸やマルクス主義の彼の師逝く
さんさん珊瑚
舞茸の味に勝れるエメラルド婚
しげる
舞茸やクマ出没の立看板
しげ爺
舞茸汁余命を聞くは10年前
シナモン
舞茸や子にも教えぬ藪の道
じゃすみん
舞茸や裂く指で聴く幽き香
しゃれこうべの妻
舞茸のアヒージョ分けて夜は更けて
じゅりあん山本
舞茸や腸の襞まで空かし待つ
しろちゃん
舞茸や噛み切る音の骨伝導
しんしん
父だけが知る舞茸の生誕地
すえよし
鍋の中踊る舞茸山知らず
スタルカ
舞茸を嗅ぎ分けて行くブルドッグ
せいじ
舞茸と記念撮影男衆
せり花
舞茸の現る木陰静もりて
そめやまさみ
母の箸舞茸踊る夕支度
たいき
天然の自慢の舞茸香立ち
タケニー
養殖の舞茸なれど香り良し
たけ爺
舞茸や食欲の無き我は昔
たご
何事も無かった顔で舞茸飯
たびまま
舞茸や大地の律儀この場所に
たま
舞茸と米・酒・醤油背で香る
たむ
舞茸の深山しづもる穴場かな
たんと
舞茸や偏平足のあし長き
ツーちゃんの恋人
舞茸や山の名前は秘密です・
つかりん
舞茸や山寺に老木ひっそりと
つつ井つつ夫
舞茸やひとつまみする背徳感
ツナサラダ
わさわさと舞茸ちぎる母の朝
デコ坊
舞茸や子規と弟子との晩年句
ときめき人
地方紙に包まり郷の舞茸便
とし子
舞茸やドン・ホセのごと香に惑ふ
どっこいしょ
ばあちゃんは舞茸が好き酒が好き
とべのひさの
舞茸の旨さ覚えし十五歳
なかおち
店先で踊ることなし舞茸に
なし
赤子ほどの舞茸抱いた若き祖父
なないろ
辿り来て採る舞茸の湿りかな
にやん
手のひらに舞茸のせてうふふふふ
にゃんみー
舞茸や耳たぶ長き父の耳
ねこじゃらし
舞茸の煮物相伴お茶の席
ねもじ
年一度舞茸出たと電話来て
のぶ子
潔く裂かれ舞茸炊き込まる
のぼ子
舞茸に遠い記憶の父香る
のら
木洩れ日や舞茸を背に実を拾う
のりりん
蕎麦打つ音舞茸揚げる音睦まじ
のんのん
テレビ見て舞茸を盛るメタボ鍋
ばあばあ
舞茸の出しびろびろへ入る舌へ入る
バーバラ
舞茸にまうまうまいの舌鼓
ばあ哉
舞茸に四角いバタァ溶け進む
パオ
舞茸の膳に暮れゆく山の宿
はかた百合
舞茸を土産にしたる秩父旅
はずきめいこ
舞茸や山の珊瑚に触れてみる
パッキンマン
舞茸の収穫見せ合う笑顔かな
はら美華子
大木へ踊り集まる舞茸よ
ばんしょう
焼きそばに舞茸香る昼餉かな
ピーター
舞茸の穴場父より引継ぎぬ
ひいらぎ
舞茸に舞った時代に戻りたい
ひでき
肉厚の大舞茸に喉が鳴り
ひな三葉
他言無用にて舞茸のありどころ
ビビサン
舞茸やあく出し切っての美味かな
ひよとり
舞茸や食みて旨しと大人気
ひらりん
間違えて買ったまいたけ大正解
ひろくん10さいのママ
まいたけやきのこリレーはビリでしょう
ひろしげ10さい
我一人野生舞茸月の夜
ひろのじょう
舞茸や去年の古木へ急ぎ足
ひろろ
朝採りの舞茸の香の馥郁と
ひろ志
蕎麦屋から舞茸揚げる音がする
ひろ之介
舞茸や誤解のままの名を持ちて
びわ湖
仕送りの底よりいでし舞茸や
ふあり光
小糠雨舞茸御飯輪っぱに詰め
ふうせんかずら
舞茸や馬術競技の昼休み
ふじもり よしと
舞茸や大鍋掛ける自在鉤
ふぢこ
舞茸を捥ぎぬ獣のをりしあと
ふなゆう@文字化け用 舞茸をもぎぬ獣のをりしあと
限界集落を舞茸凌駕す
ふわり子
舞茸のフリルすりつぶす朝
ぶんたん
舞茸や藍色深き皿に盛る
ぺぱあみんと
嗅ぎ分ける舞茸の香と附子の香と
ぼたんのむら
ずんずんと藪漕ぎてこそ舞茸よ
ぽろたま
舞茸の極み炎のフラメンコ
ほろよい
舞茸のてんぷら軽し修行僧
マオ
宴長けて舞茸談義国訛り
まこと
ワシャワシャと舞茸の声薪爆ず
まだら
フライパン焦がしバターへ舞茸を
まち眞知子
一人なら買わない舞茸刻みて
まつね三花
舞茸の崩れて手巾取り出せり
マテバシイ
舞茸やホクホク顏で箸のばし
まやこや
舞茸のぎっしり魚焼き器かな
まゆ熊
舞茸や熊も彷徨う森に生ゆ
まるっぱ
舞茸や四時間かけて深山を
みえ
舞茸や溢るる程の手さげかご
みかん
舞茸のぱきりと白き株を切る
ミセウ愛
シャキシャキと舞茸喰むる一人酒
ミセス水玉
直売所ざる盛り舞茸目を見張る
みっちゃん1号
古新聞舞茸くろむばっちゃの手
みのる
食感を愛でて舞茸汁の中
みよしい
天然舞茸二十歳の旅の味消えず
み藻砂
舞茸や蒼き樹海に澱む渣滓
むぎみち
舞茸をサクサク裂いて夕餉かな
むぐるまひなこ
舞茸やタンゴの女(ひと)の足の許
むすびめ
木の下の舞茸内緒に村の衆
むにむにちゃん
ふた開けて舞茸の香の広がりて
むらたふみ
醤油かな?煮汁の色は舞茸よ
もさん
舞茸とレシピを囲む三世代
もちえちゃん
まいたけの天麩羅しゃんと待つ老父
もはは
舞茸や九九の声する下校時
もりお
舞茸のひらひらしなる熱さかな
やまんば
舞茸のバター醤油が家族呼ぶ
ゆぃ
舞茸を割く母の手の甲のしみ
ゆうり
舞茸やアンナカレーニナ三頁
ゆきこ
舞茸や親もと離れ深呼吸
ゆすらご
舞茸をひらひらほぐす妻の指
ゆみづき
舞茸と酒と部長の武勇伝
よだか
恐れつつ猪口にくちびる舞茸酒
よりみち
舞茸のありど聞き込む待合所
らびっと
舞茸の森を木漏れ日うつりゆく
ららやにほ
無口なる人より舞茸貰い受け
ららら句
ほんとうかしびれないのか舞茸か
りえ@愛の葉ファン
舞茸や鍋の華とは言わず食べ
リバティーさん
足元に大輪の舞茸当たる
りひ蔵
舞茸や山彦の声うっすらと
りんきょう
舞茸やグリフォンの羽根の弾力
るびちゅ
舞茸のプリーツ揺れるお味噌汁
ルンルン
まいたけとさるのこしかけおもしろい
れい子
大舞茸抱き夫帰る廚口
れっどべりー
耳朶のごとき舞茸食べにけり
れんげ畑
疲れたる身体へ舞茸の入る
ろー
舞茸を割る手近づけ匂い嗅ぐ
わわ
山羊飼いに舞茸貰いレジ袋
亜音洲
ふふふふふ妖精妖精舞茸の
哀顏騎士
舞茸をざんざん炒め妻を呼ぶ
或人
舞茸と知らぬ間に来し鍋奉行
安田信洲
舞茸の手出る足でる夜の厨
杏と優
舞茸やおのが傘寿の祝膳
伊藤欣次
舞茸の並ぶ夕餉や指あそび
伊予吟会 心嵐
六時半舞茸売りの老爺かな
位子
白舞茸触るまでドレスだつたのに
衣玖
舞茸や無人の店にあとひとつ
井田みち
舞茸の大きさ自慢火を囲み
郁李
舞茸が香る至福の朝餉かな
一宮寅五郎
鍋物の名脇役や舞茸は
一心
舞茸や婆の掌に載る道の駅
一炊
きつと居る縄文舞茸あの森に
一茶お
いさかいの残る夕べの舞茸や
一呆堂
舞茸やボス猿の椅子を争う
芋徹三
舞茸をほぐさばほぐせ総選挙
羽沖
舞茸や海なき国のかおりして
羽白雨
舞茸の溶けたカレーをなみなみと
羽尾理紀
我がまなこ舞茸みるや松ぼくり
雨林檎
味噌汁に浮く舞茸の扇かな
卯月
嫁が来て舞茸ピザに入れました
卯辰
舞わずとも舞茸いつか雲の上
英らんる
舞茸を買ふ日や母の上機嫌
詠売川柳
舞茸のソテーに応ず腹のむし
詠野孔球
誰か来る伏せろ舞茸熊も出ろ
越佐ふみを
くしゃと舞茸甘き一人飯かな
榎本みわ
舞茸や身をよりそわせ肩をくむ
舞茸や籠いっぱいの残念賞
苑菖
核の傘よりも舞茸汁が好い
塩の司厨長
舞茸の頑なな茎指で裂く
黄金のあひる
スーパーの舞茸なれども季節の香
黄昏草
仄白き結界に座す大舞茸
岡二
舞茸や山賊話と朴葉味噌
加果生
舞茸やねずみ茸かと錯覚し
加藤賢二左右衛門
天地の精気舞茸実に集め
加和 志真
着きにけり塊なし香る舞茸に
嘉藤次
舞茸や百の扇のにべの色
夏柿
舞茸や郷里の便りのこんもりと
夏風遊々
舞茸や空の青さの続きをり
河童
舞茸をほろり割きつつ愚痴こぼす
花咲明日香
色白な祖母の舞茸炊飯器
花梨
木を切りて舞茸飯の昼休憩
茄子紺
老木に抱かれ舞茸八重に咲く
華女
孫の口に初舞茸が居候
雅雅丸
舞茸の生えたる老木枯れにけり
介タマ母
舞茸の鍋まで至る道長し
海月漂
舞茸や鍋の煙も山水画
海風山本
舞茸や母の日々飲む処方薬
灰色狼
舞茸の跡を託して名月や
灰田《蜻蛉切》兵庫
喉スルリ舞茸の味甘露かな
芥川光正
朝採りの舞茸ならぶ道の駅
垣内孝雄
木が老いて舞茸生えて土となる
笠原 理子
採り来たる舞茸並べ売る姑娘(クーニャン)
梶 鴻風
舞茸やケモノ道から人間臭
葛谷猫日和
舞茸の在りかを噤む宿の主
舞茸やモーツァルトの華やかさ
柑子
舞茸を貰ひかしわと酒を買ふ
閑茶
舞茸を肴しこしこ酔心地
岸 れん
見つけた舞茸迫る手に怯える
岩のじ
一人の夜勤山積みの舞茸や
岩本かしわ
舞茸と茄子と豚こまこれ絶品
喜一郎
舞茸や傘ひらひらとしこしこと
喜多輝女
舞茸を毟りて入れる団子汁
軌一
おざんざに舞茸のるや奥信濃
輝棒
舞茸や襞に熊の実隠れたる
菊池洋勝
舞茸や男もすなる昼の酒
吉永智恵子
舞茸や爺の下げる照る照る坊主
吉岡 亨徹
老いすすむ舞茸売りの日は落ちて
桔梗
舞茸はぶなの根元の赤子かな
久衛(ひさえ)
舞茸にふるさとを嗅ぐ夕餉かな
久仁重
舞茸やお奉行さまも舌鼓
宮坂変哲
山の神舞茸採れて祝い酒
宮写楽
舞茸のフリル優しくほどく指
京あられ
朝日射す舞茸の柄の真白さよ
京丸
舞茸よ松茸にはまけるなよ
京子
山道に迷ひ舞茸群生地
金子加行
舞茸や空山風のレシピかな
金治宜子
おどるほど美味いマイタケ召し上がれ
句詩呼
舞茸と豆腐目玉に肉を買い
空翠
「帰ったぞ」腕に舞茸一抱え
空清@チーム将軍
舞茸在り処じじからととへ倅へと
栗原美枝
舞茸や迷ひ迷はせ獣道
群馬の凡人
舞茸の紫雲のかほり立つ厨
恵々
脇役の香りふりまく舞茸と僕
舞茸の場所はナイショ茸籠
蛍子
舞茸や菜箸握るマエストロ
結城里部
独り居の舞茸育つ女かな
結矢ゆよん
舞茸つつく鍋はにかむ目と目
月白芳
舞茸や回り道して子に教え
犬散歩人
民宿の舞茸づくし味濃ゆし
玄次郎
王者よりカゴの舞茸誇らしげ
娯李音
舞茸の炒めて糧を減らしけり
江戸川青風
舞うような文字で舞茸お品書き
江口小春
何食わぬ顔も大事と舞茸山
高原三峯
舞茸の黒き煮汁や鍋香る
黒曜石
舞茸に松山あげの郷土飯
今治・しゅんかん
舞茸と大吟醸と七輪と
今日はアッシー
巨樹の香を纏ひ舞茸朝市へ
幹よりも威張って育つ舞茸よ
佐山夕子
舞茸は夜会服(ソワレ)の貴婦人(レディ)や陽光が射止め
佐保
味噌汁に舞茸踊る平和かな
佐雄
テーブルに舞茸パスタ塾鞄
彩未
舞茸の思慮深き汁目を閉じつつ
菜々の花
舞茸や天狗の羽うちわしゃもじの柄
菜奈恵
舞茸湯われ呼び捨ての叔母二人
榊裕江子
ひな段に揚がる舞茸惣菜屋
桜井そら太
舞茸の迷路に小人かくれんぼ
三児の母
舞茸と無農薬米とどきけり
三輪佳子
舞茸や滑って転んで見いつけた
山の中のオクラ
舞茸や装うひとひらふたひらと
山下みきこ
舞茸の値札に赤で天然と
山本嘉子
舞茸と葱の死にざま鍋洗ふ
山野穴太
鍋かこみ舞茸おどる箸おどる
惨風1
マイタケ酒飲んで知る舞茸のわざ
惨風2
煮るなり焼くなりどうぞマイタケ
惨風3
舞茸のありどは祖母の秘密なり
残月
舞茸のレシピは手書き婚の荷に
子石水
鏡越し舞茸ごとき婆の皺
市川七三子
箱庭の奇岩山なる舞茸天
紫香
舞茸の香り舞い立つ朝餉かな
紫野アネモネ
病み上がり薀蓄かたぶけ舞茸酒
時さん
たしなしも舞茸入れば声弾み
治もがり笛
にょこにょこと箱に生まれる舞茸や
七生姫
舞茸を裂きながら聞く時事ニュース
紗々
朝刊にくるまれ舞茸の届き
尺骨
舞茸の裂きて表わる香りかな
朱久瑠
炒めれば舞茸まさに踊り出す
酒好
八つ当たりの舞茸入れし卵とじ
寿々子
舞茸は滅多にないと祖父の手に
周次郎
舞茸や深山で当たる宝くじ
宗本智之
舞茸や宝の地図のバツ印
秋月
舞茸やベロア纏いし踊り子よ
秋好子
釜飯や舞茸自身の味に酔う
秋桜
舞茸の香満ちたる夕餉時
秋乃桜
アルプスの太古岩塩舞茸に
秋乃智春
楢の木の精をむさぼる舞茸
重翁
舞茸の一は天ぷらと父が言い
春宵
舞茸のもこもこもこと盛り上がる
春生
舞茸や天地無用の宅配便
春川一彦
舞茸や飼い犬嗅ぎて遠ざかる
春日のツバメ
旨味までへらへらと舞茸のへら
春爺
朝ぼらけ楢の根に咲く大舞茸
春蘭
舞茸やクリームシチューの煮込む音
初音
舞茸の天麩羅けんかした夫に
曙光
公園の摘むかやめるか舞茸を
勝子
舞茸の鍋鳶色に染まりゆき
小丸子
舞茸をぎょうさん入れた釜飯じゃ
小鞠
喧嘩明け舞茸の舞うすまし汁
小千住
舞茸を取れず渓谷にぎりめし
小塚 蒼野
舞茸を抱えて熊の潜む山
小田慶喜
舌先を仕舞いわすれて舞茸掘る
小田寺登女
うろの中花びら覗く舞茸や
小梅
土色に紛れて舞茸露地に咲く
松永裕歩
舞茸や今に良い事ありそうだ
松岡哲彦
舞茸が竹面桶の蓋のうら
松山
舞茸や白い夕暮れいそぐ帰路
松山女
舞茸の籠の重さや伯耆富士
松尾千波矢@チーム天地夢遥
舞茸を焼いて晩酌夫の顏
松尾富美子@チーム天地夢遥
舞茸や母娘で作る美容食
湘輝
田舎飯舞茸炒め爺笑ふ
笑々
その時は舞茸の天ぷら食べていた
笑酔
舞茸やさつくと割れば芯真白
上江洲睦
舞茸の味で忘れる歯のちから
上市まさ
舞茸へ繋げし山毛欅の洞は黒
上里助
舞茸や車走らせ戸隠へ
常夏松子
あさぼらけ舞茸汁にうたう君
常陸人
ネットで調べる舞茸のレシピかな
植田 宗一
酒傾け鍋の舞茸つまみ上げ
植木照美
舞い上がる気持ち木の陰に舞茸
信好
舞茸と帰り間際に出会ひけり
慎吾
舞茸のパスタとジャズのAランチ
新田 淑
雨後の土に盛り付けたよな舞茸よ
真宮マミ
びらびらは舞茸ぽつりぽつりは君
真珠
舞茸や里は芸術祭に沸く
真茶子
舞茸や明日年輪となる木から
神谷たくみ
舞茸の香り懐かし里の暮れ
粋仙
今昔の舞茸に酔いし人集う
粋篤
舞茸食べふと思い出す星空
粋流
集まりて舞茸踊る夕餉かな
粋量
舞茸をやさしくほどきホイル焼き
翠穂
舞茸や蓮華並べて帰り待つ
酔楓
舞茸や顔色すぐに変わる妻
晴好 雨独
舞茸やザルに山盛り滝の茶屋
晴日和
舞茸や入山料は千円と
正木児童
舞茸や記憶のほこり立ち上る
清一
大いなる舞茸チアの持つような
清水仙人掌
ぶなの雨舞茸色を深めつつ
生初 文四郎
舞茸の食べ時指示する鍋奉行
聖右
舞茸を抱える吾子を抱きしめて
西尾桃太郎
舞茸の味を恩師に教はりぬ
晩酌の舞茸づくし唄踊り
誠馬
舞茸の自慢話の夕餉かな
青玄
おーいちょっと舞茸ないよと鍋奉行
青泉
舞茸を一粍ずつに裂く夜更け
赤い彗星の捨楽
舞茸や凱歌上がるる夜の空
赤好庵
手びねりの皿出す老父初舞茸
雪華るな
舞茸と対の香卓袈裟袋
千寿関屋
舞茸や吾子は旨いと踊りけり
千晴
舞茸をちぎりぶち込む鍋奉行
川西勝久
舞茸の出自は今や農工場
川島 欣也
舞茸や重なり群れる鍋の中
浅見弓楽
舞茸の宿す古木や文隠す
浅田 チコ
舞茸を採りぬ篭より香り立つ
想予
舞茸の厨に一本独居かな
相模の仙人
舞茸飯日の入り早き一つ宿
草嶋 薫
舞茸のホロリホロホロフリル落つ
草野 はな
舞茸は天燃ですと山の宿
蒼香
舌先に舞茸触る心浮く
太架子
山のなか舞茸みつけ踊りだす
太郎
舞茸や笑ひ合ひたる日の夕餉
駄口竹流
舞茸のてんぷら妻と雫取り
泰通
舞茸の数で値踏みのはつ七日
台所のキフジン
舞茸や空が欲しいと伸びる手よ
大蚊里伊織
仲直りの舞茸バター夜を待つ
大寒たまご
笊一杯に舞う茸さけば身の白き
大熊猫
舞茸の傘綴じかける一寸法師
大月犬ラルフ
舞茸や君のパスタの美味きこと
大口屋 助六
舞茸の陰に農夫の顔写真
大谷如水
舞茸の軸真白にてなまめかし
大島涼波
舞茸は文殊の知恵に勝る味
大洋 遊子
舞茸や群雄割拠の時を生く
沢田朱里
一株の舞茸で足る一家かな
達哉
海藻のごと舞茸のフリルかな
谷山みつこ
舞茸の雲広々と畑々へ
智吹庵優水
初料理囲む娘の舞茸飯
智蝶
舞茸の筋斗雲なり悟空待つ
池田香
舞茸やワルツ奏でる山の木々
竹の子
舞茸やパスタにからみこれ美味ぞ
竹林
昆布出しに舞茸そっと散蓮華
宴果て鍋に舞茸二、三片
茶子
湖面には舞茸ごはん頬ばる子ら
朝桜 咲花
裂くほどに舞茸とかとそんな気に
潮ベルト
舞茸の同じに裂ける白さかな
町の案山子
舞茸や橅の林は保水ダム
津葦
舞茸や鼻ぴくぴくと風をよむ
鶴田梅勝
舞茸や舌の選びし出生地
貞女
鬼籍入り遭えぬ仲間の舞茸か
天晴鈍ぞ孤
舞茸や三陸海岸苦味走る
天野姫城
麺の上ジュツと盛られる舞茸天
田中ようちゃん
舞茸を炊き込み家族そろふ夜
田邊えり
天然の舞茸見つけ舞い上がる
渡邉康之
大舞茸を抱き夜の酒思ふかな
登美子4
舞茸をひとつ摘んで味見した
土屋 木漏れ日
舞茸やお稲荷さんに手を合わせ
土耳古猫
舞茸やすでに人ゐる秘密基地
東尋坊
香ばしい舞茸を噛む緩む頬
東風
舞茸と母の笑顔やビデオレター
東洋らいらん
舞茸に三味をきかせる夜の膳
桃福
天然の舞茸ならば舞いまする
藤郷源一朗
舞茸や籠に豪華に溢れをり
藤田こくりこ
今日は炊き込みご飯舞茸主役
藤田康子
舞茸の浮き世姿は舞扇
藤田由美子
舞茸の籠より溢る今朝の夢
藤娘なつ
山踏みの熊に舞茸奪わるる
人知らぬ舞茸狩られ神話となる
豆闌
天然の札ついた舞茸売れ残る
陶然
舞茸の襞に何ぞ育つやも
舞茸の生れし北国晴れ模様
徳永 北道
朝日帰る舞茸所望息子より
栃木のあーたん
舞茸に孤居で目をやる夕餉前
鍋島閑探
株採りの舞茸並ぶ観音堂
南きよみ
舞茸やひらりと踊り天ぷらに
南雲風花
定番の舞茸ごはんの夕餉かな
南風
舞茸や時速百キロ朝市へ
二上松風
舞茸や米炊くかほり空の猪口
二心
舞茸の傘衣うつ雨の音
日本酒
舞茸や山の彫り師の腕の冴え
忍冬
コンロくつくつ舞茸割きて夫帰る
播磨陽子
舞茸や力を入れて力抜く
波文
舞茸の山の腰までダムの水
破袋
舞茸の飯予報では注豪雨
馬場馬子
音も無く群雄割拠よ舞茸や
俳ビギ名
炙り出るエキスの満ちて舞茸酒
俳菜(はいさい)
舞茸の巨大な面に顔隠れ
博泉
舞茸や栗毛の巫女の足捌き
白と玉
茸狩り二者択一の赤と黒
白虎
舞茸に熱燗付きし今日の膳
白晃
舞茸を見つけたる山今いずこ
白山
実家では無料(ただ)の舞茸五百円
白瀬いりこ
舞茸はうまかマイタケ100g
半額無料
精霊に捧げん舞を舞茸を
飯田 青
舞茸のラインダンスの昭和かな
比良山
舞茸のチュチュを纏う樹舞曲待ち
緋目高
舞茸汁夫婦喧嘩の収まりし
尾苅鍋太
ケレン味のまま舞茸を揚げてをり
尾野会厘
舞茸ご飯おにぎりにして一人飯
眉山ケイ
舞茸で夕飯美味く出来上がり
美皆
舞茸を天ぷらにして酒の友
美泉
舞茸とチェンソー腕に主帰る
美年
舞茸やブナの奥山当りをり
柊の花
舞茸と言ひたき事を飲み込む夜
姫山りんご
とりあへず舞茸買うていそぐ家
百合乃
舞茸のあな姦しや木々の幹
百合也
舞茸や塗り直されし定食屋
百田玲
舞茸や汁に頷く鍋奉行
富樫 幹
舞茸や薔薇のごとくに扱はれ
風花
舞茸のからりと天ぷら毬のやう
風間 燈華
そっと添へ舞茸の脇抹茶塩
風間爺句
舞茸や籠から溢れ笑み溢れ
風由花
背負ひ籠の舞茸隠す笹数多
風来
舞茸の舞台で舞うや小さきもの
風来松
舞茸や思えばごとき舞姿
風来坊
舞茸の菅孔ひとつ詰まる声
福花
舞茸や御飯御香香御御御付け
文月さな女
舞茸の香ばしきかな隣家より
聞岳
舞茸をリユックに詰めた僧にやり
平松洋子
舞茸でカサ増し今夜も腹鼓
平塚雪月花
舞茸を含みて偲ぶ母の味
峰江
舞茸は不作と告げて山に入る
峰泉しょうこ
舞茸の咲く木は孫にのみ告げて
蜂喰擬
舞茸の天麩羅と酒飛騨の里
豊田のゆうさん
深山行く舞茸群れるしじまかな
房の花水木
舞茸の籠はみ出してざわめくや
望空
舞茸や勝てぬ相手はひとつなり
望月ゆう
舞茸の香りと囲む夕ご飯
北の羆
舞茸や雲湧く如く黒々と
睦女
木の雫受けて舞茸光る朝
麻呂助
舞茸のハスハスと裂く白さかな
妹のりこ
舞茸を見つけて威張る子どもかな
抹香鯨
舞茸やしくとほぐるる花のやう
抹茶金魚
食べたいな舞茸ご飯母ちゃんの
万希子
立膝で食む舞茸やメール待つ
未貫
舞茸を目印に発つ大冒険
未知
舞茸の裂れば真白の茎香る
未々
舞茸のてんぷらが好き紙婚式
岬りこ
舞茸や踊る阿呆に見る阿呆
稔   久
美しき曲線舞茸の薫る
舞茸や大人の階段駈け上る
夢見亭笑楽
祖父母初デート前菜は舞茸
夢芝居よしみ
舞茸をもらい夕餉を思案せり
夢沢那智
舞茸に湯気仄かなる森の朝
牟礼あおい
舞茸や森のさゞなみ店に並み
明 惟久里
舞茸や天に手の舞ふフラメンコ
明女
舞茸と猪肉と酒月と友
免疫力アップUP
舞茸の炊き込み義母の食進む
妄 児
舞茸の末広がりに生えにけり
木吉こと木好
舞茸を見て身構えり北の核
木人
舞茸を見つけ香りに酔ひしれる
紋舞蘭
舞茸や腰籠を背負いて犬散歩
野のちさと
舞茸の天ぷら魯山人に乗る
野ばら
舞茸の一個とするは何処から
野純
舞茸の煮ゆる匂ひに箸の舞ふ
野水
今昔や舞茸食べて狂う人
野中泰風
きゅるきゅると舞茸の泡山湿り
野々りんどう
鋸音の幽かに深山大舞茸
野々原ラピ
舞茸を炊き込み国体飯競う
野良
舞茸や君に合わせる話し方
野良古
舞茸やてんてこ舞いの婆ちやんや
舞茸のスープの効果ナカナオリ
由芽
舞茸の取持つ縁夫と吾
由坊
黒き汁さては舞茸箸踊る
祐知子
舞茸のわんさと出でし雨後の森
遊泉(ゆうせん)
ひっつみに舞茸踊る夕餉かな
予熱
蓋とれば舞茸わらふ釜の飯
誉茂子
舞茸や古き吊り橋ランプの宿
葉るみ
舞茸の天ぷら花と広がれり
葉音@チーム天地夢遥
舞茸のひだの奥まで探検す
葉月けゐ
舞茸を包む夕刊朝の市
葉子 A
食卓に毎々舞い舞う舞茸
雷紋
舞茸を孫抱く様の下山かな
藍植生
舞姫はエリスか白き舞茸か
藍白
うどんの具舞茸取れし飯豊山
藍風
舞茸やもるる団らんたのしげに
李子
舞茸の香は稜線を這うやうに
理子
舞茸と呼び戻さるるズックかな
璃当
朝駈けて舞茸採るや九十九折り
里甫(りほ)
舞茸の出づる処は冥途まで
立歩
山路来てふと見つけたり舞茸よ
立野音志古
舞茸やドンパン節の谺きき
流川ゆきはな
舞茸を揚げる小さな母の背よ
涼慶
天ぷらのシメは舞茸決めてをり
林田 正光
授賞式欠席理由「舞茸狩」
隣安
舞茸の天ぷら美味し白ワイン
玲風
舞茸に季の深まりし重さかな
鈴海老
舞茸や湯気の向こうにある笑顔
鈴蛍
脇役の声静かなり舞茸よ
蓮の実
まず神に謝して舞茸拝み取る
老人日記
抜きでよし咲き開きたる舞茸天
六々庵
舞茸やひだスカートの寝押しし日々
和音
朝市の光るとうふとマイタケと
和泉葵
山路きて木彫のごと舞茸かな
和田東方
舞茸で十割蕎麦愛で雨あがる
兀兀
舞茸や故里訪ね西東
壽女
断崖絶壁岩盤に舞茸はがす
朶美子(えみこ)
舞茸や親父自慢の自在鉤
洒落神戸
舞茸を花束にして持つ翁
澪つくし
舞茸の籠にあふれて笑み走る
默鐘
一盛りのゆたか舞茸朝市場
蓼科川奈
舞茸や古木の齢二千過ぎ
霖之助
舞茸の山指し別る庚申塔
靫草子
舞茸の化けて滋養のスープかな
舞茸の襞の多さを確かめり
髙橋冬扇
にび色の衣装に舞茸の矜持
髙田仁和加

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