俳句ポスト365結果発表

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第183回 2017年11月2日週の兼題

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の正しい表記とは
敗戦後 すみより黒く 火をつけろ 陽光
炭の香や とっさの所作も 穏やかに 小林番茶
炭火鉢 大正昭和も 遠くなり 相模の仙人
饒舌も ひととき黙る 炭火かな 抹香鯨
炭力 汚れた空気 さわやかに i糸井 華ふう
炭は黒い けど灰は白い オセロみたい アイスティー
炭熾こし 火花はねれば 匂いたつ きっちゃん
うろこ雲 安芸の島山 おおいたり せつ
炭赤し 孫の手この手 くらべみて てつ爺
エビを焼く 炭火の上 香うまし にしみなみし
家猫の 背伸びの朝に 白き炭 胃痛
ああおもち 炭の上にて 幸せ太り 稲葉あつひ
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪次のご投句待ってますよ。

●前回の舞茸で空白をあけて初心者丸出し俳句として選ばれてしまったのですが今回はいかに?/おくにち木実
○そうです、こんな具合にして皆、学んでいくのです♪

◆季重なりブラザーズ
息白しキンキンと炭の燃え崩れ 千波
焚口の灰の焼芋炭の窯 藍植生
懐炉抱き八十路にピタリぬくもりや アオキシゲル
凍る息八百万待つ炭の音 みもうさ
星いくつはじけて炭火冬の夜 京女
山遊び炭焼きのもと冬仕事 ばんしょう
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

●水涸るの季語でカワニナを詠み、春の季語だと投句の後に分かり、自分の早とちりにショックです。季語重なりになるのは、一重に月並みの言葉しか知らないと言う事の表れだと思います。探究心が足りないと自分に言い聞かせています。 岸れん/岸 れん
○慌てることはありません。ゆっくり学ぶことの楽しさを堪能して下さい。

◆兼題の考え方
炬燵置かぬフローリングの冷たさや 気のまま風
●近頃の奥さん方は炬燵が嫌いらしい。理由は掃除がし難いため部屋が汚れる。或いは、人間が横着になり、座ったまま動かない。これに反発しての炬燵嫌い。ウチの奥さんだけだろうか???(笑)・・・と言うことで、フローリングそのものが冷たい上に、炬燵まで取り上げられては夫婦間の愛情も冷え冷えとしたものであろう。/気のまま風
○お気持ちは重々分かりますが、本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出していますが、季語が出題された場合はその季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。今募集中の兼題は、1月10日24時締切の「石蓴(あおさ)」です。ご投句お待ちしてます♪

◆季語深耕
はじめての裸像デッサン炭折れて 立石神流
素描の炭滑らす指のなまめかし 和泉葵

雨上り木炭バスの煙しみる しげる
木炭バス坂下で休憩馬力貯める ひよとり

消臭の効果ありとか墨飾る 尾苅鍋太
下駄箱の隅に忘れし竹の炭 ピーター

きんこんと炭の風鈴冬に鳴る 石川 夏山
炭琴の音青空に引っ掻き傷 野ばら
●今回、「舞茸」よりは考えやすかったのですが、私にとって炭で暖をとる生活は縁がなく、茶道・香道、アウトドア、クロッキーなどの句を投稿させていただきました。しかし茶道・香道などの「炭」は「冬の季語」と成り得るのかが悩みどころで、冬らしい語も入れると季重なりになるのか否か、疑問が多い回となりました。/雪華るな
○季語としての「炭」を考えた時、デッサンの炭、木炭バスの炭、消臭剤としての炭、音を立てることを目的とした炭などは、季語としての力が極めて薄いと考えざるを得ません。

炭火焼き伊賀田楽の香ばしや くによ
鰻焼く炭火の煙も腕しだい コケデカ
好釣の鰺の炭焼き酔い進む しおかぜ
七輪の魚焼く炭燻りぬ 林田 正光
炭火焼き肉より先に串が消え 空翠
焼き肉の炭火を囲む別れかな 勝子
●炭がお題の場合炭火のようなものはダメなんでしょうかねぇ/赤馬福助
○ならば、火が熾っていたらいいのか……といわれた時に「炭火焼き料理」に季節感があるのかどうか、と言われると、これまた微妙。さらにいうと、「炭火」と「炭火焼料理」は、ちと違うのかもしれないなあ。

● 草嶋 薫です。今次の兼題は「炭」と僅か二音でそネ。歳時記を見ると、子季語として「木炭・堅炭・軟炭・黒炭・佐倉炭・鞍馬炭・小野炭・炭の香・炭納屋・炭挽く」などが列挙されていますが、「炭焼・炭小屋・炭車」なども許容と見て良いでしょうか、また茶事の「炭手前・炭点前・三炭・初炭・後炭・立炭・留炭」なども許容と見てよろしいか。加えて炭の加工品である「炭団・豆炭」も許容でしょうか、問題は(と言っても風情がないので詠みませんが、)「練炭」です。長文で申し訳ございませんが、早目に御教示ください。/草嶋 薫
●手元の歳時記や、よく利用する歳時記サイトには、「炭」と「炭火」「炭焼」は別の季語として紹介されていました。 これは、火の着いていない、真っ黒な「炭」を詠まなければいけないのか…。 なかなか悩ましい、今回の兼題「炭」であります。/多々良海月
●茶道で使う炭を詠む場合、わかる人にはわかるけど知らない人にはピンとこない、例えば点前のこととかは詠まずに、もっと広く詠み手にわかるものを詠んだほうがいいのでしょうか…?/うしうし
●本来は暖をとるための炭ゆえ冬の季語なのでしょうが、現代で実際に使用するのはBBQや茶道の場面が多いので季感が出しにくいです。/うに子
●講談社の大歳時記には『炭』の他に『炭火』『消炭』『炭俵』『炭焼』がそれぞれ別の季語として載っています。炭俵や炭焼はまだ分かるのですが、炭火や消炭が別の季語になっているということは炭という季語で火のついた光景を描くのは難しいという事でしょうか?ただそうなると炭の本意が火をつける事以外に何があるのかという疑問も出てきます。とりあえず今回は炭火という単語を使わなければ良いと解釈して句を作りました/24516
●炭:木炭のこと。三冬、生活。傍題:木炭、堅炭、備長、枝炭、炭納屋、炭挽く、粉炭、炭屑、炭の香、炭売など。簡単な季語はないんですが、今回はとりわけ難しかったです。それは近接する単独の別季語との使い分けです。「カラー図説日本大歳時記 冬」(講談社)によれば、「炭火」(跳炭、燻り炭など)「埋火」「消炭」(消え炭など)「炭斗」(炭箱など)「炭俵」「練炭」「炉」(囲炉裏、炉話など)「火鉢」(火桶、箱火鉢)「炭窯」「炭焼」(炭焼小屋、炭焼夫、炭車、炭馬、焼子など)は別項目(別季語)が立てられています(いずれも「生活」)。どのあたりまで許容されるのか。特に「炭火」「炭焼」「炭窯」「炉」「火鉢」がくせもの。 「炭」を詠むときは、焼きあがってから火を熾されるまでの間の状態(熱のない状態。炭をつぐまで)についてのみ詠むものなのか。炭をつぐ、という句は多い。炭熾す、炭熾こるだと「炭火」の句になるのか。「炭火」解説欄には「木炭でおこした火。または、火のおきている炭」とある。「炭」の例句中に、粉炭のよく起きてゐる灰の中 星野立子 や、手さぐりに掴んでくべる粉炭かな 一茶 という句があるが・・。また、「くべる(焼べる)」は「つぐ」と同視していいのか。困りました・・。そして、浄水や炊飯、スケッチ木炭は「炭」句の本意とずれるのか。難しい。「炭」の本意を探り、迷いながらの投句です。 別途、季重なりになりそうな季語に、「暖房」「炬燵」「湯気立」「火事」「火の番」「息白し」「風邪」「くしゃみ」(漢字)「悴む」「咳」「霜焼」などなど。/すりいぴい
●私が子供時代には既に炭(木炭)は暖房用の燃料として用いられておらず、練炭、豆炭から灯油へ移っていく時代でした。そのため、炭は焼鳥かバーベキューまたはお茶席の湯を沸かすものでしか実際に見かけたことがありません。焼鳥は炭と同じ冬の季語なので関連性がありそうですが、バーベキューは夏、茶席は野点を連想するので春、どちらも冬の季語には関連なさそうで、作句の手がかりになりそうもありません。やはり、いつものように例句から俳人の方々が感じている炭のについて調べてみることにしました。例句を調べてみると、多くの例句が見つかりました。そこからは素っ気ない真っ黒な棒きれのような「炭」に視覚(断面の割れ目が菊花状になっているものを菊炭と呼ぶなど)、聴覚(上質の炭同士を打ち合わせるとカンカンと甲高い音がするなど)、嗅覚、連想力(学問のさびしさに堪え炭をつぐ/山口誓子)がしっかり含まれているということです。特筆したいのは嗅覚として「炭の香」という表現があったことです。ほぼ純粋な炭素原子だけで構成されている炭が香るというのは驚きでした。私が数年前に炭を実際に手に取った記憶ではなんら香りを感じませんでした。このことでまだまだ私の感覚は俳人の方々の足下にも及ばないことを知ることとなりました。そして、多くの感覚を内包している「炭」は俳人の方々の創作意欲を刺激して、多くの句を生み出したのではなかろうかと思った次第です。/いもがらぼくと
●炭。生活の中では触れることの絶えてしまった季語ではないでしょうか。キャンプやBBQ、また炭火焼きの料理屋で遭遇するのがせいぜい。しかし、あまりノスタルジックに扱うのは違うように感じます。その熱や硬質なる質感、匂い、爆ぜる音…感傷に流れるのを拒むような切り口が徐々に見えてきた2週間。誓子の「学問のさびしさに堪へ~」の句の巨大さに胸を打たれていました。/可不可
○いつもいうことですが、歳時記とは、その編者の意図に基づいて編集されているものです。ですから、歳時記によって季語となっているもの、季語として採録してないもの、傍題になっているもの、なってないものなどは、全て歳時記編者の考えによるものです。
 季語「炭」については、大判の歳時記の場合は「炭」「炭火」を別ものとして解説しており、小さな季寄せ等は「炭」の傍題として「炭火」あるいは「炭火」の傍題として「炭」を載せているというケースが多いようです。
 季語「炭」とは、焼きあがってから火を熾されるまでの間の状態(熱のない状態。炭をつぐまで)」を指すのが基本。つまり、火を熾すことのできる「炭」という黒い物体です。それが赤い火となれば、「炭火」という季語に変化するということなのでしょう。
 大判の歳時記と小さな季寄せでは、季語の扱いが微妙に違いますので、今回の選は「炭」「炭火」を許容しつつ、進めていこうと考えています。

●木材は酸素が多い所で燃やすと燃えてしまいます、酸素があるからです。酸素(さんそ)が少ない状態で木材を加熱すると燃えずに 炭として残ります。 。たとえば、炭窯の中に木材を入れて、外から加熱してやると 窯の中は酸素が少ないので、木材は燃えません。 でも、そのまま加熱を続けると、木材からは煙が出てきて、 少しずつ黒い物質に変化していきます。これを100度まで冷まし 少しずつ取り出し冷却させたものが炭です。 ドラム缶とかでもできますが、木材のよっては はじける栗の木は使えません。 愛媛県の鹿ノ川洞窟では約30万年前の炭(木炭)が 発見されています、 (魚を食べるためです) 現在のようにつくられた炭でなく 焚き火の一部が偶然炭化して「けし炭」になったと されています。 石炭も炭ですが、着火製が悪く煙が多く出ます。 しかし炭では無数の穴がもともと開いていて(これはまた説明しますが) 煙が少ないのです。 奈良の大仏建立には800トンの炭が使われたり 茶道の発達、また家での温をとったり、炉や火鉢に 無くてはならないものが炭でした。 炭は実は沢山の小さな穴が無数にあいています。 その穴に匂いの分子が挟まるので、湿気を吸い取ったり匂いけしにも 使われます。 なんと炭1グラムあたり穴を全部広げると200から400平方mに 及ぶといわれています。 竹、ウバメガシ、クヌギなどを原料に使います。 火を起こすときは直接炭に火をつけずに、炭の粉とか 新聞紙など燃えやすいものに着火してからですが 炭と炭との間に小さなかけらをおいたり、なかなかコツを 覚えるのは難しいです。 そして炭は「燃料以外にも使われます。 匂い消しとか、脱臭剤、ご飯と一緒に たくなどとかお風呂にいれることもできます。 この「燃料以外に使う」場合はまず「絶対洗剤を使わずに たわしで洗い、10-20分煮沸させて、だして1-2日干すと 大丈夫です。 よく畳に炭を塗布させたりオブジェ兼脱臭剤に使っても OKです。研磨剤、また炭石鹸としても使われています。 炭の残りも農業に使ったりと使い道がいろいろあります、 /dolce(ドルチェ)@地味ーず
○詳しい情報、ありがとう!

◆季語雑学部
●炭焼きの過程で出来る木酢液がすぐれもの。/こま
●炭に含まれるミネラルが湯の中に溶けだし、湯がアルカリ性になるそうです。また、炭の表面の無数の穴が 匂いの成分を吸着するので、脱臭効果があるそうです。我が家では火鉢で使うというより、浴槽、下駄箱で炭は活躍しています。/彩楓(さいふう)
○炭の効用は多岐にわたりますね。

●最近は備長炭をフィルターとして水を美味しく飲むとか。火より水に近いものに?/こま
○おおーそういう把握も生まれてくるのか。そうなると、季節感がまたまた動いていきますね(苦笑)

●季語雑学部  炭焼きの技術は弘法大師空海が、遣唐使と一緒に中国に渡った際に、仏教とともに持ち帰った技術であったとの説があるそうです。空海はその後嵯峨天皇から高野山を下賜されたことで、和歌山の地に炭焼きの技術が広がり、その後高級炭として知られる紀州備長炭作りの礎を築いたとも言われているそうです。/山香ばし
●炭の勉強をして、空海が一酸化炭素の発生が少ない白炭の技術を唐から持ち帰ったことに興味を持ちました。白炭は炭化が終わる頃に、窓口を開け、一気に釜の温度をさせてから炭を取り出し、素早く消化するが、消火に使用する灰で炭が白灰色になるので、白炭と呼ばれている。白炭では、ウバメガシを使用した紀州の備長炭が有名で、煙も少なく火持ちがし、肉・魚等をカラッと焼ける(燃焼時の水分が少ない)のが特徴です。/重翁
○人間の知恵というものに、舌を巻くばかりです。

●難題でした。炭というと木ですが、生物系の炭はあるのかと調べてみると「獣炭」というものを見つけました。1、粉炭をねって獣の形に作り、中に香を入れて薫するのに用いるもの。2、獣血・肉・骨・毛・爪などを乾留して得られる炭質物の総称。原料の種類ににより血炭・骨炭などという。吸着剤として薬用または脱色ように供する。1、はともかく2、は単独では季語にはならないかとは思いますが、「獣炭」という言葉に意味以上のものを感じました。上手くは詠めなかったですが(笑)/あまぶー
○古い歳時記に「獣炭」を発見して、驚いたことを思い出しました。季語の世界はまだまだ奥深いですなあ。

●日本最古の炭は、今から30万年前と推定されるものが、愛媛県肱川町の洞窟から人骨や石器と一緒に発見されている。室町時代には、庶民の家庭でも炊事や暖房に炭の使用が一般化し、江戸時代には茶道用の木炭(クヌギが良い)や七輪も作られている。戦前の1940年に270万トン、戦後の1950年に200万トンあった炭の生産量も、石油や天然ガスの使用で、2010年には3万トンまで落ち込んでいます。/重翁
○愛媛県ですか?! 肱川ですか! 知りませんでした。吃驚。

◆俳句文法研究部
● 文語での上二段活用の動詞はほとんどが口語では上一段活用に、文語での下二段活用の動詞は、口語ではほとんどが下一段活用になる。
 文語でも口語でも上一段活用なのは、 着る、似る、干る、見る、射る、居る(い、い、いる、いる、いれ、いよ) これらの語には、語幹がないのが特徴です。
 また、文語唯一の下一段活用「蹴る」(け、け、ける、ける、けれ、けよ)は、口語では五段活用(ら、り、る、る、れ、れ、ろ)になってしまいます。/ひでやん
○こういう特徴のある動詞は、もう単純に覚えたほうがいいかもしれないですね。あ、でも私は、何回でも確認のために調べ直します。覚えられなくても、また調べりゃいいだけです。(笑)

◆こんなお便り、質問届いてます!
●生活の中であまり炭と関わってきてなかったのだと改めて思いました。 なので ちっとも感慨がわかず、ネットでまぁたくさん調べました。 (俳句やってゆくうちに雑学博士になれるような気すらしてきます) 結局 生活に密着した『炭』の使い方はできず、かなりあちこちに想像も含めて旅行しております。/ニット
●普段の生活に、今はほぼ無いものなので難しかったです。もっと〝ふるさと寒くころも打つなり〟みたいな風情を目指したかったのですが、実力不足でした…。あ、備長炭も炭だったか!でも季語にはならないですよね?/らんる
●なぜか欧米風のキーワードを取り合わせてみたくなりました。とはいえ、「炭」と「薪」とを混同している自身の認識とイメージの整理に苦戦したのは事実です。/る・こんと
●「トコトンやさしい炭の本」を図書館で借りました。燃料としての他に、環境の改善を初め、実に様々な利用法があるのにビックリ!でも、季語としてなら、やはり季節感のある使い方でないと駄目ですよね?/アガニョーク
○そうだねえ、季語としての力というものを考えると、どうしてもねえ。

●いつも兼題季語のおかげで、身の回りにあるモノを改めてじっくり観察する機会を与えていただき感謝しています。/さくらんぼ
●今回の兼題も苦戦しました。炭には焼き鳥かバーベキューでしかお目にかからないのです。 日頃、炭とは縁のない生活をしていることをあらためて実感しました。 /たびまま
●囲炉裏を囲う風景が身近にないので、なかなか情景が浮かびません。/のぼる
●俳句は現在を詠むと聞きます。「炭」は昔の思い出しかありません。思い出はどのように今に読むのでしょうか。/しんしん
●上記の2句は、いずれも炭の効果・効能に着目して作りましたが、いまひとつ「冬」の季節感が出ていない気がしています。冬の季語としての炭の使い方は合っていますでしょうか。/みずほ
●(消炭を作らんがため人払ふ)と書いてみましたが実際には夏の行事でやったことです。とすると、消炭は季題ではなく使って良いことになるのでしょうか。「水掛けて氷も掛けて炭を消す」季題は氷で冬の句になってしまいましょうね、夏にしたことでも。「南風を背に立ちにける炭を消す」なら、夏のことになる、という風でしょうか。 いやあ、季節混交。氷は夏使うことが多いんですから。/坂三
●組長、みなさま、こんにちは。ギャ句を作る参考半分、勉強半分で例句を調べていましたが、他の季語に比べて、いわゆる季重なりの句が多い気がしました。「火鉢」や「初釜」など、炭を使うアイテムやイベントと組み合わされているようです。作句の際に炭だけでは季節感に乏しく感じた詠み手が、季語の力の強弱を考慮して上級テクを駆使した末の産物って事で良いのでしょうか。/赤い彗星の捨楽
●炭の例句が思いの外多いことに驚きました。生活に根ざしたものだったのだと思います。/出楽久眞
○昔の人たちにとって、冬の寒さを防ぎ、夏の暑さを過ごしやすくするための方法が、季語となってきたのですものね。

●炭手前火箸をにぎる君の素手  この炭手前は季語ではないか、弱いと思い二句目にしました。  /重波
●実は、炭くべて昭和のかすかな音の中、で投句したかったのですが、中七が八文字なので断念しました。思いが離れそうで、どちらもボツとは知っていながらの句です(冷や汗)/駄口竹流
●大昔 花炭というものを作りました。昔茶道の師匠が作るからいらっしゃいと おっしゃったので。 花炭とは、松ぼっくりとか木の実、果物、野菜等を原型のまま炭にしたもので インテリアとして使用します。 また脱臭効果、除湿効果も期待できるようです。 その原理はというと 水分を放出した炭は微細孔という小さな穴が無数に開き その穴に匂い,湿気が吸収されるのだそうです。 綺麗だから茶道に使うということで、あまり覚えていませんが とてもわくわくしました。 庭にかまどがあってそこで作った思い出があります。 /dolce(ドルチェ)@地味ーず
●私の父は、まだ元気だったころは毎年冬になると、田んぼの中央にくぼみをつくり、そこに山で切ってきた木(クヌギだったと思う)を並べ、スクモ(籾殻)を振りかけて山にしてその中で燃やすというか燻すというか、そんなやり方で家で七輪などに使う炭を作っていました。煙突から出る白い煙が透明になったら出来上がりなあのだと言っていました。/ひでやん
●宮尾登美子さんの「一絃の琴」のヒロインの父が炭焼きで財をなした設定だったかな?/こま
○季語「炭」と格闘した今回、さて木曜日金曜日はどうなりますことやら~♪

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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