俳句ポスト365結果発表

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第184回 2017年11月16日週の兼題

探梅

  • よしあきくん一期一会の一句
  • 初心者向け解説コーナー今週の俳句道場
  • 今週のお便り
  • 人・並選の俳句
  • 天・地の俳句
本選句欄では、添削した形で句を掲載する場合があります。
添削は作り替えの提案として句会等でも議論されます。示唆された添削案が自分の表現したいことに合致すれば、作者の判断においてその案を自作として採用してかまいません。

人

探梅や風に懐かれゆく歩み
一阿蘇二鷲三ピーマン
探梅や逞しく立つ尿の湯気
一阿蘇二鷲三ピーマン
探梅へ小鳥は象形文字のまま
酒井おかわり
探梅や雲から昼が溢れてる
酒井おかわり
裾見えぬ大和三山梅探る
星埜黴円
探梅のための町営駐車場
星埜黴円
家のこと面倒なので探梅へ
亀田荒太
探梅の沢のかみから来るひかり
亀田荒太
探梅や風にらしき香みつけたる
井上じろ
瓢箪の酒飲むばかり探梅行
井上じろ
探梅の人をぬひつつふる尻尾
比々き
十の目のどれも節穴探梅行
比々き
探梅や左に恋人の聖地
猫愛すクリーム
探梅行みなコンビニの雨合羽
猫愛すクリーム
探梅や神隠しの子が手招きす
岬りこ
探梅や祠の先の海の鈍
岬りこ
探梅の供や腰鉈鈴ククサ
野地垂木
登別地獄谷先探梅行
野地垂木
探梅や福島の野の膨れ上ぐ
矢嶋博士
探梅やそれはそれは長き橋越えて
矢嶋博士
探梅の次郎帰らず梅となる
龍田山門
梅探る山に朽ちたるラブホテル
龍田山門
あそこだけ空があはくて梅さがす
緑の手
探梅行ひかりをひろふ風の道
緑の手
探梅の山に震災基準点
小川めぐる
探梅や汽笛聞こゆる天狗岩
小川めぐる
探梅や空高くなり低くなり
城内幸江
切り株は皆椅子となり梅探る
城内幸江
おそらくは岐路に見落とす梅探す
青萄
探梅のわれに鉱物採掘権
青萄
探梅にしては薄着で来ましたね
石川焦点
味のなきガム噛みながら探梅す
石川焦点
百を数えたら梅を探しにゆく
天野姫城
探梅や星の降り方ちょうど良い
天野姫城
たんばいのばにさしかかりにほふうみ
土井デボン探花
探梅や鬼の子笑む方が出口
土井デボン探花
梅探るらしき黒マントの二人
怒りのえびかずら
動かざる空のありけり探梅行
怒りのえびかずら
探梅の人らし轍真あたらし
藤井祐喜
探梅の人おほき山ちさき山
藤井祐喜
探梅の歩の進むたび山目覚む
香野さとみ
しりとりは明るい言葉探梅行
香野さとみ
探梅や邪馬台国の喪は十日
佐藤直哉
探梅や盆地は星をこぼさざる
佐藤直哉
探梅や続く路肩のコーンバー
斎乃雪
梅探すここは青空濃き処
斎乃雪
探梅や轍は少し膿んでおり
山香ばし
風神の留守とは知らず探梅行
山香ばし
オートバイの爆音一閃探梅行
山内彩月
探梅や開けてはならぬ四の蔵
山内彩月
探梅や折り目の多き手描き地図
次郎の飼い主
探梅や空の茜に影ほどき
次郎の飼い主
新品の太陽の下梅探る
耳目
太陽といふ巨花に背を向け梅探る
耳目
三半規管しんと冴えゆく探梅行
歌鈴
探梅や今何かと目が合っている
歌鈴
探梅行幣にあちらと告げられて
霞山旅
飴色の蒟蒻玉や探梅行
霞山旅
探梅や斜面に陶片の数多
樫の木
探梅や硬貨の裏を左とし
樫の木
風と鬼ごっとするやう梅探る
24516
天にひび入りたる方へ梅探る
24516
探梅や欲と呼ぶには真っ直ぐな
あいだほ
たんばいやそつとごんぎつねのおはか
あいだほ
探梅のしんがりにいる知らぬ顔
うしうし
探梅や光やわやわ峠道
うしうし
探梅や小さき祠に龍の爪
かすみ草
探梅やぬつと怪しき山猫軒
かすみ草
探梅や今年は鳥に先んずる
かつたろー。
一息に熱きごぼう茶梅探る
かつたろー。
探梅や化学工場ゆらゆらす
かもん丸茶
探梅の札場に隠レ切支丹
かもん丸茶
探梅や南馬籠に北妻籠
くめ仙人
探梅やナップザックに筆絵の具
くめ仙人
探梅やイーゼル太刀の如く負う
クラウド坂上
狙撃手の如きレンズよ梅探る
クラウド坂上
阿吽像過ぐるぐるぐる梅さぐる
ことまと
探梅や雲は流れて桃色に
ことまと
探梅や深き眠りのこんにゃく岩
さるぼぼ@チーム天地夢遥
探梅や石にされたといふ女
さるぼぼ@チーム天地夢遥
水筒に沢のひかめき探梅行
すりいぴい
探梅や鏡のやうな陽の出でて
すりいぴい
探梅ややまねは洞をこぼれてる
せり坊
探梅や沼の汀にひき返し
せり坊
探梅や祠に何か居たような
ちゃうりん
探梅や妻の取り出すゆで玉子
ちゃうりん
とほく鳴る単線軌道梅さぐる
とおと
梅探るあかるき蔵を横にみて
とおと
ああ龍に笑はれながら梅探る
どかてい
探梅や塩キャラメルはあとひとつ
どかてい
探梅やさつき此処通つたやうな
トポル
まだ硬き風を従へ梅探る
にゃん
探梅や足跡はみな二本爪
にゃん
流さるるまま探梅の日暮れかな
ヒカリゴケ
探梅にこぽと溢るる身の上よ
ヒカリゴケ
探梅の一行そろそろ疎ましく
ヘリンボーン富樽
探梅や飛行機銀の粒となる
ヘリンボーン富樽
探梅や径はずれてもまた愉し
ぽろたま
探梅や我も見つけて欲しいのだ
ぽろたま
探梅や言の葉離るるとき木霊
めいおう星
探梅を逸れ脱藩の崖の上
めいおう星
探梅やここから海が見えるのか
ももたもも
探梅やぽんと現れたる地蔵
ももたもも
琴の音の有線放送梅探す
わらび一斗
梅探すシルクロードのどん詰まり
わらび一斗
探梅の仄かに潮の匂ひけり
葦たかし
探梅や男根石を拝みつつ
葦たかし
のぼり来るバスは空色探梅行
伊奈川富真乃
里山の水まだ硬し探梅行
伊奈川富真乃
五人降り探梅らしきのが三人
野良古
うねりつつ光る谷あり梅探る
dolce(ドルチェ)@地味ーず
探梅や延命水を右に折れ
GONZA
探梅や黒潮蛇行あきらかに
HGDT
探梅や風が背中を押すはうへ
Kかれん
探梅や行商人の荷ほどき場
Mコスモ
探梅は海風届く坂の上
n・桂月
合戦を見し八房の梅探す
S.A.Y.
吐く息のぽぽと色づく探梅行
TAKO焼子
探梅や幸福になるは簡単だ
yoko
梅探る野や行雲の影もなし
あつちやん
探梅や方位磁針が定まらず
あつむら恵女
探梅行ひこうき雲の指す方へ
あまぐり
玻璃のごと空気割りつつ探梅す
あまぶー
探梅や少女の吾と山野入る
アリマノミコ
光琳の紅二つ三つ探梅行
あるきしちはる
土師の里埴輪は今も梅探る
いけ がみこ
探梅や三十三の仏あり
いけのはら
探梅や一年ぶりの奥の院
いしかわかざん
探梅やあずさ二号の掲示板
いつき組福岡リスナー班由美子
探梅や翅脈のごとく道濡れて
いづみ
探梅や石塔群に静の風
いなべ きよみ
探梅や迷えるときは風を聴く
うに子
探梅をまわって地熱発電所
ウロ
探梅や話し上手な未亡人
かぬまっこ
探梅のリュックに去年の切符かな
かまど
探梅できます温泉付いてます
かをり
探梅の道を尋ねて連れとなる
カンガガワ孝川
探梅や花の形のおにぎりだ
がんばれけいご7才
たんばいやぼくのおもちゃのそうがんきょう
がんばれたくみ4才
探梅や付き合いで行く婦人会
ギボウシ金森
探梅の連れは無口な方がいい
探梅の顔を埴輪にしてもらふ
クズウジュンイチ
楼蘭を訪うるがごとく探梅す
ぐずみ
探梅の道たばこ屋でなにか買ふ
くらげを
梅探るゆんべに星の降りし野に
くりでん
探梅の果ての寺よりモーツァルト
ぐわ
探梅や野鳥の会の靴が良い
けら
集へるは酒豪ばかりや探梅行
こじ
探梅や盆地の底に我が家あり
ことり
梅探る小さき祠にある造花
こなぎ
探梅や松浦乙女の遊びし野
ごぼうの花@「松浦=まつら」
探梅の七つ道具に手鏡を
こま
探梅の道失ふを肯へり
ささのはのささ
探梅行ひかり結び込む靴紐
さとうりつこ
探梅や雨なら雨の日の楽し
さとう菓子
探梅のまるであかりを辿るよう
しかもり
探梅の空ミサイルが裂く青い空
シナモン
探梅のきゅるきゅる滑る鬼の磐
じゃすみん
暗香や目隠し鬼さん梅探る
しゃれこうべの妻
探梅や枝の大猿黄色い眼
シュリ
探梅や口は母音を発すのみ
しょうき
探梅の母の杖音風の音
すみっこ忘牛
探梅行何はともあれ用足しを
せいち
探梅や潮の香のぼる女坂
そめやまさみ
探梅や視野に乗馬の訓練場
タケ
探梅や靴に付きたるローム層
たんと
探梅やドロップあまいあまいあまい
ちま(3さい)
坂道に鈴音交はす探梅行
つぎがい
探梅や縁切寺へ遠回り
つつ井つつ
探梅や恋は還暦過ぎてから
テツコ
探梅の奥多摩水の音速し
てん点
吾を待つ梅かも知れぬ梅探る
ときこ
探梅や二輪は遠くまなうらに
ときこの母よしこ
探梅や跳ねるジープの幌硬し
としなり
探梅というて今朝から雲がくれ
とりとり
探梅の裾に広がる真蒼の湖
なかおち
ここにまた弘法の杖探梅行
ながら
山起こすほどに探梅弾み行く
なないろ
探梅へ黒部ダムから御一行
ななけた
乾きたる足音連れて探梅行
ねこじゃらし
探梅や阿育王の案内で
ねもじ@阿育王(アショーカ王)
探梅や父の小柄を受け継いで
はずきめいこ
探梅やこの世にひとりかもしれず
はまのはの
探梅や海の底へも行ってみむ
はまゆう
俺だけの月下の探梅今宵もまた
ひでき
探梅やとなり走るの丸ノ内線
ひろしげ10さい
探梅や青空ばかりみておりぬ
ふきょう和音
探梅行これはどなたの糞でしょう
ふくろう悠々
探梅やホーロー看板掲ぐ家
ふぢこ
探梅や風の窪みに背を任し
ふっこ
探梅や帰り道まで考えぬ
ぺぱあみんと
探梅の帰りは夫にやさしくす
ほしの有紀
脱藩の龍馬の道や梅探る
ぼたんのむら
探梅の肩にカメラの紐の跡
ほろよい
探梅行幽かに揺れる塔婆あり
マカロン
探梅や喧騒をたつ帰路の人
まさこ
山のふと明るきはうへ梅さぐる
まどん
探梅行南部曲がり家男坂
まるちゃん2323
探梅の空りんりんと海恋ふる
みくにく
探梅やこの笠地蔵覚えあり
ミセス水玉
フルートは水の響きや探梅行
みちる
探梅にぷくと胎動応へけり
みなと
探梅やカーナビ止まり歩けと云
み藻砂
探梅の野にも眠れる不発弾
むぎみち
梅探し駅のノートの地図写し
むじーじ
深梅や泥靴洗う無人駅
むべ
探梅やキャラメルの紙はりついて
むらさき(5さい)
寺過ぎて寺又見えし探梅行
むらたふみ
探梅の程よき場所にある茶店
やまぶき
探梅の回し飲みするスキットル
ラーラ
探梅の流れる雲や車椅子
らくさい
探梅や日の照りはじむ山の色
らくぼ
梅探る光の粒の落ちし坂
ラッキーの母
稜線の消ゆることなし梅探る
ららやにほ
探梅の行き止まりまで来たりけり
ららら句
仙境のきわにやあらむいざ探梅
るびちゅ
この指に止まりし者と探梅行
るりこ
探梅や谷戸の中より牛の声
れっどべりー
探梅やそんな集落ないと聞く
亜音洲
探梅や鵯越の逆落とし
哀顏騎士
探梅や泉鏡花の一二冊
或人
巫女はまだ探梅の最中だらうか
安達竜胆
探梅の帰路に背負ひし夕日かな
伊藤はな
探梅や武家は無料の渡し舟
伊予吟会 宵嵐
探梅の海風受くる岬かな
郁李
伊吹山ここら庭やで梅探そ
一斤染乃
我が山の境界知らず探梅す
一咲ふゆか
探梅や伊予の七坂七曲り
一走人
無住寺にひかりさす探梅の声
一呆堂
探梅の一行と鮫出会わぬ旋回
羽沖
首吊れぬ死に損ないの探梅行
浦川汀渚
探梅の果終便の福祉バス
越佐ふみを
探梅や一番星は目の高さ
何田三等か
探梅や富士枝先にかすみけり
加和 志真
探梅や引き返しの機見つからぬ
可笑式
メールには返事せず探梅に出る
可不可
探梅や廃屋七戸南向く
花屋
探梅の母の手のひら温かし
花咲明日香
探梅や雲よりもゆっくり歩む
花伝
探梅や村は土へ還る匂い
海田
梅探る青き家出の轍張る
灰田《蜻蛉切》兵庫
探梅や見事錆びたるクライスラー
街麦
探梅や街も母校も移ろひぬ
葛谷猫日和
探梅やイタコは右と言つてゐた
瓦すずめ
探梅や片目失ふやもしれぬ
閑茶
探梅や見つかつたのは吾のほう
岩のじ
探梅や熊野は潮の風ばかり
幾恋良石
探梅や陽光に風まさりたり
輝 龍明
タンバイヤケンヂノウタトアゼヲユキ
輝棒
探梅や二本目となるワンカップ
鬼怒
探梅や土手に置いてけぼりのカブ
蟻馬次朗
探梅の小鉤きつうてかなわんわ
久我恒子
最後かもしれぬ探梅父母の背
宮﨑紅清
探梅や空の広さにうろたへり
弓女
路線バスの高き座席や探梅行
魚ノ目オサム
香生るる前の世にをり探梅行
玉木たまね
吾子の手の大きくなりし探梅行
芹沢雄太郎
ここ辺り富士の出るはず探梅路
金子加行
探梅にブーツの女さそひける
金太郎
探梅や山懐とは言ひも言ひ
銀命堂
探梅や山に入らば富士見えず
空 春翔
探梅や印の旗について行く
君島笑夢
探梅や夕景に吐息をひとつ
群馬の凡人
探梅や折れたる枝は道しるべ
桂奈
探梅や一足ごとに土匂う
桂奈
探梅にあらまたお会いしましたね
渓湖
探梅や違法酒隠す若き祖父
結城里部
探梅や採石跡に巣の高し
月の道
探梅の心地三十三間堂
幸一輝
探梅の空はカンタービレの空
広瀬 康
玉川上水の匂ふ梅探る
更紗ゆふ
耳を切る風探梅の列の黙
江戸人
先達と言はれ下見の探梅行
江里口泰然
しんがりはランチの話探梅行
香舟
詩の神に憑りつかるごと梅探る
香壺
探梅や踏む土に聴け風に問え
高田 仁和加
梅探るガット弦の音合わすごと
高尾彩@ガット弦=牛や羊の腸から作られた弦。
探梅の紅指し示す羅針盤
根本葉音
怨霊を祀る社の探梅行
佐東亜阿介@チーム天地夢遥
探梅や皆捨てに来る隠し事
歳三
エスカレーターでゆで卵食ふすでに探梅
斎藤秀雄
お誘いを断られたので探梅
朔屋かもめ
探梅の空のいきなり海となる
三重丸
源流を遡る梅探しけり
三島ちとせ
探梅や戯れ橋をたんと越ゆ
三輪えつし
梅探る独りに慣れぬ三回忌
山姥
探梅や山間に響くサヌカイト
山西琴和浦@サヌカイト=香川県産出の音を奏でる石
探梅や比叡の山は白かろう
珊瑚
探梅や筑波颪の昼下がり
残月
探梅か三日戻らん奴おるで
司啓
探梅も妻のおいどに従いぬ
四丁目
探梅行とかく話題は胃や腰を
志保川有
探梅の小さき先客の足跡
紙威
梅探る龍棲む谷の息づかい
紙魚
電気柵の設置看板探梅行
探梅や姿見ず肺胞は満つ
七瀬 ゆきこ
梅探る放哉ついぞ紅は見ず
篠田ピンク
太陽に合わせる歩幅梅探す
紗蘭
探梅行卒寿の朝の空は青
秋色あじさい
探梅やセッター脇をすり抜けて
重波
片雲を追ひつ越されつ探梅行
出楽久眞
探梅の歩を緩めつつ伊豆の海
春川一彦
あの鳥は在りか知りをる探梅行
純音
あのうどん屋潰れたんやな探梅行
初蒸気
探梅や見下ろす雲の薄茜
小市
探梅や本丸跡は発掘中
小石日和
足弱を待ちつつゆるり探梅行
小千住
探梅や盟友なれど初対面
小泉岩魚
探梅の空に突き出てフランスパン
小野更紗
探梅や展望台から見る堺
松永裕歩
探梅や校歌に塾歌宣揚歌
松山
探梅の墓へと登る一周忌
松山女
探梅や人間の足跡はまだ
松尾寒蝉
探梅や獣の気配かも知れぬ
松野英昌
コンビニの握り好きです探梅行
湘輝
探梅やかすれた墨で描く山河
笑松
海鳴を突然おもふ探梅行
新堀未夏
探梅や海に大島見ゆるまで
真繍
探梅や揃ひも揃ひたる音痴
神山刻
梅探す左にひかる瀬戸の海
睡花
探梅や牛の香少し混ざりおり
粋田化石
探梅や灘の五郷を一望に
瀬々葱坊主
探梅やいつもしんがりの人生
晴好 雨独
玉堂の秘蔵に出会ふ探梅行
正則 (いつき組リスナー班)
探梅行看板傾ぐ「熊注意」
正木児童
探梅や鳥獣戯画の中にをり
清一
探梅へスイッチバック賑はひぬ
清清檸檬
探梅や雨男来て雨催い
西山哲彦
探梅や吉祥天女見て帰ろ
西川由野
探梅やカバンのジッパー噛みついて
西尾桃太郎
足跡に獣の匂い探梅行
西尾婆翔
探梅やわっさわっさと山を漕ぐ
赤い彗星の捨楽
探梅や発電所反対の札
赤馬福助
探梅や父の遺品のスキットル
雪うさぎ
探梅や鳥は知ってるなにもかも
雪花
此のナビはまた嘘をつく探梅行
雪華るな
大杉の対に武者塚梅探る
千の葉
探梅やうねうね進む予讃線
千寿関屋
探梅や日の当たりたる屏風岩
川島欣也
探梅や欅の末(うれ)に三日の月
浅海なな緒
探梅やサークルに男は一人
善多丸
探梅や欠伸に鳶の声遠し
倉木はじめ
探梅の空広くしてまた狭し
草嶋 薫
マラソンの試走に譲る探梅路
蒼香
あやとりの赤い橋越え探梅行
蒼奏
探梅や雨跡の山あまやかに
村上 無有
雄弁に斜度語る髭探梅行
村上海斗
つい口に「襟裳岬」が梅探る
多事
探梅や冷たきままのハンドリム
駄口竹流
探梅に行つて千年経ちにけり
大蚊里伊織
探梅行だれかうしろにいたような
大口屋 助六
探梅の笑ひあひたる重装備
大西主計
余命など吾は知らずや探梅行
大谷如水
探梅行風向きほのとあのあたり
大塚迷路
探梅や影の失せたる脳腫瘍
大槻税悦
泥たびに夕陽さしきて探梅行
大坪美智子
探梅や子はきのう声変わりした
沢田朱里
イーゼルの先客ありて探梅行
谷元央人
探梅や居合稽古の宝満山
谷口詠美
探梅や母はホームでお茶の頃
谷山みつこ
探梅やとうに子離れ済みたる身
谷川の蛍子
探梅や根尾川縫うて列車行く
端池
父方のせっかちを継ぐ探梅行
竹さ
探梅や兜太の句碑の太き文字
竹庵
探梅や第一原発まで間近
竹庵
探梅へさそう蕩児の金時計
中山月波
探梅や最寄りの駅の猫駅長
宙のふう
探梅の酒もじょっぱり津軽っ子
津軽ちゃう
探梅の酒はほろほろ山頭火
津軽まつ
探梅の樹間に小さき三角山
津軽わさお
探梅や祠だらけの八犬伝
辻が花
探梅や筑波嶺消えて道藪に
天晴鈍ぞ孤
使はれぬ給水塔や探梅行
田村幸之助
探梅や手ですくい飲む水の綺羅
田中ようちゃん
探梅や未知の陽の道陰の道
田中耕泉
探梅や方位磁針は春を指す
登るひと
探梅に初恋話聞く日和
登美子
粋狂ななぁ梅を探しに来なはったん
都乃あざみ
四角い足音丸くなり探梅
冬のおこじょ
探梅や仮設の宅を西へ出て
桃花
支配人の情報信じ梅探す
桃泉
探梅や枝ぶりを褒め雲を褒め
桃猫雪子
梅探る銀のくすみを拭うよに
桃福
探梅や少し藪漕ぎ強ひらるる
湯川美香月
探梅行姉と幼き日のやうに
藤田康子
家広し皆探梅に行きにけり
藤娘なつ
探梅や雲の流れの果つ処
藤野あき
探梅や山のことなら鳥に聞け
豆田こまめ
礼状を出し終えて探梅にでも
豆闌
探梅やそれらしき枝蕾付け
栃木のあーたん
探梅や女陰を象る道祖神
内藤羊皐
探梅行贄めく新妻ひとりかな
楠えり子
探梅や故郷のやうな山にゐて
日出時計
探梅や道を作りつ山に入る
猫楽
探梅やかごめかごめと囃す野辺
播磨陽子
梅探る比丘尼の墓の風車
梅探る比丘尼の墓の風車
探梅や自販機だけが温かさう
博光
探梅や未だ岩なる天守台
白瀬いりこ
うす日射す姥ヶ懷探梅行
白鳥国男@姥ヶ懷(うばがふところ)
探梅はまっすぐなリビドーに似て
薄荷光
探梅や鳥居の奥のカノン砲
八幡風花
単身の嫁取りのやう探梅行
比良山
探梅や光の帯の落ちる谷
美年
探梅の耳に羽ばたき届きけり
富山の露玉
探梅行こぽこぽと沢動く音
武井かま猫
探梅や眉間の奥の静かなり
風花
シュプレヒコール遥か孤独なる探梅
物心
探梅や上の子ばかり叱られて
文月さな女
探梅行沈下橋をば二度渡る
聞岳
探梅に腰を据えたる風水師
暮井戸
探梅やひかりあふるる山坂へ
峰泉しょうこ
兄になる子の小さき背よ探梅行
蜂喰擬
梅探る古の詩人追うやうに
蜂里ななつ
探梅やココロノヤサシイオニノウチ
豊田すばる
梅探る空に言葉が溶けていく
望の月
探梅やラヂヲの声のいづこより
望月ゆう
探梅に来てこの花に出会ふとは
堀口房水
探梅の鉄葉の膝に宿る熱
凡鑽
探梅や西山さん家を越してすぐ
未貫
探梅や李白の月を刺す深紅
未知
山廃の酒のありけり探梅行
夢見亭笑楽
死に場所の下見を兼ねて探梅行
夢沢那智
たかが探梅でせうなに化粧して
牟礼あおい
なかぞらへ攫はれさうや梅探る
椋本望生
探梅やきらきらうたふ巫女の幣
明 惟久里
画の中へ入る夢をみる探梅行
茂る
探梅行火の当たる浜へ抜け
妄 児
探梅や二万歩示す万歩計
紋舞蘭
徘徊の最後の仕事梅探す
野純
青空に梯子を架けて梅探す
野々りんどう
屋島いま兵なく凪ぐや探梅行
野々原ラピ
探梅や風呂屋のごとき富士を添え
柳児
探梅や衛門三郎生誕地
薮久美子
探梅や離島の隠れマリア仏
有瀬こうこ
耳垢の僅かな湿り梅探る
湧雲文月
探梅や冷気に軋む車椅子
夕望
探梅や瀬音消えれば独りなる
与志魚
探梅と称し木曾路の五平餅
藍植生
探梅や絵手紙にある隠れ地図
蘭丸結動
折り返すバス停降りて探梅行
利平
銃の音に鳥語に騒ぐ探梅行
李子
探梅に踏みし瓦礫の乾きかな
理子
探梅やうっかりと踏む小さき骨
理酔
探梅や山のえくぼと云ふところ
璃当
梅探る冬の壁貫く穴探る
立志
探梅やちひさき橋の板うごき
立川六珈
探梅行はらから四人みな男
劉雷安
晴れながら早翳る里探梅行
留野ばあば
探梅や鯨石より引き返す
竜胆
かの君の転生中の梅探る
鈴木あむ
探梅や内緒の話溜めし山
蓮華寺
探梅ややをら効きだすアスピリン
和奘
探梅や延命水を掌
巫女
探梅や明治天皇行幸跡
朶美子(えみこ)
探梅や戸板の野菜買うてくる
柝の音
探梅や舟は港に息をつく
痺麻人
梅探る日差しの奥を忘れ水
聰子
ぽきりぽきり笹か骸か探梅行
萬代草舟
探梅や連れは県警元署長
蓼蟲
山鳩の胸のふくらみ梅探す
靫草子

並

探梅行恋人探しの如くかな
しげ爺
着ぶくれの梅重色探梅行
のら
探梅の約束彼はまだ来ない
衣玖
梅探る地球が回る確認に
羽尾理紀
探梅はゴールあるのかないような
笠原 理香
カップルや若き歩幅の探梅行
詞意魔の輝久
探梅や一両列車の婚約者
七生姫
探梅の後ろ姿の寝癖かな
小倉じゅんまき
デジカメのどれがズームか探梅行
多々良海月
骨上げを待つ間に探梅済ませけり
忍冬
これよりは水面に探す梅一輪
さきのジジ
探梅の明るい知らせ吉と待つ
225
探梅や集落跡の井戸の端
「ひなた県」一之進
新聞を斜め読みして探梅へ
28あずきち
探梅や放棄地にある猫車
28ひろきち
黄昏やたった一輪探梅行
⑦パパ
探梅や友と逸れし友の声
aya
探梅や鳥行く先にありぬべし
chiro
探梅や緩む山々駆け巡る
KAZUピー
探梅の秘密コースを教へられ
kokoro
探梅のリュックサックにカップ酒
m.ソラ
探梅や道案内の垂れており
M多孫(タマゴ)
探梅に古道辿れば鳥の声
sakura a.
探梅や蕾は水の匂いかな
sol
半音をたいせつにして梅探る
Y雨日
探梅行サイドミラーに触れる枝
あいむ李景
探梅や空の高さに驚きぬ
あい女
山城の土塁辿りて探梅や
あい琶
眼前にもしやの香り梅探る
アオキシゲル
探梅や猫の死体の眠る山
アガニョーク
探梅の錆びるに任せ花一つ
あけび庵
探梅も足湯に浸かる一日なり
あさり
探梅や産土神社あと少し
あすなろ
探梅や長き吊り橋こわごわと
アマンバ
梅探る火サスのロケを横に見て
あめふらし
探梅や飴ちゃん袋回しつつ
あらあらた
探梅や何度も背負うランドセル
いくらちゃん
一輪に声のこだます探梅行
いごぼうら
探梅や屋敷跡地は駐車場
いしまさ
探梅や昼に広げる卵焼
いち瑠
探梅やポッケにニッカ忍ばせり
いつき組リスナー班 たあさん
探梅やタンクに吸い上げられる白
いつき組リスナー班・旧重信のタイガース
探梅や色無き里にまず香り
いととんぼ
探梅や筑波の山は早かろか
いまいやすのり
杣人の夫の小屋へと梅探る
いもがらぼくと
探梅や明日は機上の人となる
うりずん好き
恍惚の老女は梅を探りをり
うんりゅう
探梅の人と目の合ふ日和かな
エイシェン
探梅のお共に2本梅錦
オイラー
探梅や振り仰ぐ空やや青し
おくにち木実
探梅の車窓に母の指定席
おけら
脹脛の痛みに探梅の名残
おじきち
探梅や犬の鎖を解き放つ
オッキー
探梅やシニアグラスと呼ぶらしい
お気楽草紙
小流れに光反射す探梅行
かざばな
父を看る母にあげたい探梅行
かずぽん
妖精にしるべもらいてさがす梅
カトレア
探梅や下山の人に笑顔あり
かなた
探梅や典雅の香る道しるべ
カノン
空つぽのバス見送りて探梅行
かめのべ
泥濘を乾かす風に梅探す
かよこ
探梅の道なだらかになだらかに
カリン
探梅や廃墟の軒にはばかりて
ギコ
探梅や山道ちがえ沢登る
きっちゃん
探梅に入所の君はゆっくりと
きなこ
探梅行つまみ菜分けて貰ひけり
きのと
探梅に見つけてもらひ朱の鼻緒
きびを
探梅や去年の梅の確かさを
きょん
探梅や鼻先赤く恋遠く
キラキラヒカル
探梅や秘境の宿の露天風呂
くさぐき
探梅や朽ちたる駅に伝言板
ぐべの実
大山でゴジラ見つけし探梅行
くま鶉
探梅や角の民家に稚児の声
くるみだんご
梅探る地図に無き道舗装され
ぐれむりん
探梅や山門抜けて阿弥陀堂
くろべぇ
温泉まんじゅう探梅行の供となり
クロまま
光さす枯れ枝祓い探梅す
けいこ
駅伝やテレビカメラと梅探る
コイケケイジ
箱根山おにぎり持って梅探る
コケデカ
探梅の帰途に一輪求めけり
こてつ川
天邪鬼と恵比須を供に探梅行
ゴマ四郎
探梅のさやか光に導かれ
これでいいのだ
裏山の雲へ雲へと探梅す
ざうこ
梅の香を探りて太ももまで埋む
さくみ
探梅や元素記号の温泉湯
さくやこのはな
探梅や薫の君の笛あえか
ささの浮舟
探梅にしばし佇む小道かな
さとうくにお
探梅行古き祠に先ず一礼
さぶり
いっとう賞好きな祖母連れ探梅す
さんさん珊瑚
探梅のメモはチラシを四つに折り
しー子
夫婦連れ街中ウォーク探梅す
しおかぜ
探梅や漁の手休め双眼鏡
しげる
定年や妻の歩調と探梅す
シニアモモ
梅探すモノクロの中紅一点
じゅりあん・山本
探梅をドローン充電切れるまで
じゅんじゅんヴェルファイア
探梅も我の病ぞ母笑ふ
しろ
探梅や稚児に成り行く父背負ひ
しろちゃん
探梅や去年見し場所は更地なり
しんしん
目を凝らし老女歩みつ梅探す
スタルカ
探梅や煙管の煙ゆらゆらと
せつ華
探梅や古歌口ずさむ老い二人
せり花
探梅の帰りはいつも縄のれん
たけし
地の主へ一声かけて探梅す
たけ爺
お公家さん牛車に揺られ探梅に
だじゃれ
探梅行歩幅の広き漢かな
たちこ
探梅や新し命宿りたり
タック
菅公に願いついでの梅探し
たびまま
まさに初恋の震えや探梅す
たま
アンダンテに目醒めゆく朝梅探る
たんじぇりん金子
探梅や地元主(あるじ)は指で言ふ
たん造
梅探る龍神の湯の狭き谷
ちびつぶぶどう
探梅や山の向かうに人の声
ツーちゃんの恋人
探梅や二の足三の足の鳴る
ツカビッチ
探梅といふ言い訳のデートなり
つかりん
山間の風道ずれに探梅行
つつ井つつ夫
梅探る一眼レフの指の色
つばさ
求道めく探梅行や通り雨
でこはち
探梅やピンクの杖を新調す
デコ坊
探梅が趣味といふ人募集中
てまり
探梅行ちょっと休めと道祖神
とうくろう
ほんとうの幸いなぞる探梅行
ときめき人
探梅や鳥に従い歩を進む
としまる
おしゃべりも老の良薬探梅行
とし子
探梅や手紙を流す風退ける
ともかわすてむ
探梅や山靴の音鳥と聞く
ナタデココ
探梅の声ほどけゆく遍路みち
なにわのらんる
前髪の君にやりたし探梅す
ニット
山歩き探梅と聞き心起つ
にゃんみー
探梅の北限の地に通学路
ぬらりひょん
分け入りて匂ひまだ無き梅探る
ネコふんじゃん
探梅や家の界隈あるくかに
のぶ子
探梅やたばこ燻らし帰路につく
のぼる
探梅や二万五千の万歩計
のぼ子
探梅や探されたのは私たち
のりりん
探梅や帰宅予定は未定なり
バーバラ
探梅や寄りて暖取る爺と婆
パオ
道すがら思いも掛けず探梅に
バッカス
探梅行いこかもどろかかずら橋
パッキンマン
探梅や風下で待つ君の声
はまあん
探梅や石仏笑みて日の優し
はら美華子
進学を特待生で探梅だ
ばんしょう
探梅や足曳きながら見る夕日
ピーター
気の早い探梅となり魔法瓶
ひいらぎ
探梅や一日二便のみのバス
ひでやん
探梅や澄み渡りたる空のもと
ひろのじょう
探梅の迷いの果ての道しるべ
ひろろ
探梅や両手に包む缶コーヒー
ひろ史
探梅や汐の香匂ふ崖の上
ひろ志
探梅やお土居の名残まだ黒き
びわ湖@京都の北野天満宮
探梅に板チョコとポット用意して
ふうせんかずら
探梅や鞄の底へ湯のセット
ふさこ
探梅や逃避のやうにジグザグと
フジサワヒロキ
夜勤明け足軽やかに探梅す
ふみの
一筋の雨脚示す探梅行
ふわり子
手探りの風の強さや梅探る
ペコちゃん
探梅や蹴り出された訳でもなく
マオ
探梅や馬籠のもやと薄明かり
まこと
探梅や迷いし人に同行す
まだら
探梅やポットに熱きお茶注ぎ
まち眞知子
探梅や新参者の問ひ続く
マテバシイ
探梅す分厚き雲のすき間縫い
まめ小路まめ子
探梅や案外短気な人でした
まゆ熊
探梅や小さき足跡道標
みえ
探梅や聴き覚えあるビバルディ
みかん
「こっちだよ」呼ばれた気がして探梅行
みこ
探梅のお供は酸っぱいにぎりめし
みずほ
探梅や秘密の道を行き進む
ミセウ愛
探梅にはぐれて一人きりとなる
みちや
探梅と姉妹で歩く生家道
みっちゃん1号
探梅に峡の夫婦の影淡し
みのる
探梅の坂の向こうに香りあり
みよしい
青空や雲仙岳と探梅す
むすびめ
探梅や吹き下ろす香のほの甘く
むにむにちゃん
探梅や昏るる道切れ光る海
もせきのこ
探梅行背に朱印帳と鳩サブレ
もちえちゃん
探梅に一つほころぶ塩むすび
モッツァレラえのくし
探梅やこの道こそと急がるる
もりお
探梅の何時しか此処は獣道
ヤッチー
探梅や香り待つ身に遠い空
やまあじさい
革靴をスニーカーに換え探梅に
やまなすび
探梅や野仏に聞き風に聞き
ヤマボー
はしゃぐ声待って待ってと探梅へ
ゆぃ
探梅や悲恋の城の抜け道に
ゆきたま
探梅に昔は道があったはず
ゆすらご
探梅の視線の先に獣道
ゆみづき
探梅や両手でくるむミルクティー
よあけの晩
探梅や見つからずとも美味き酒
よだか
探梅や上空よりの花だより
よりみち
探梅や夫(つま)の使いし杖つきて
りう女
探梅の一番札所参りかな
リバティーさん
白化粧登りくねりて探梅へ
りひ蔵
探梅や季節わからぬ母と居て
りら
ダウン着て木々の 間を探梅や
りんごのほっぺ
梅探る額田女王の影も
る・こんと
探梅のはなをもとめて山あるき
れい子
探梅の山道歩く二人かな
れんげ畑
探梅や百箇日ゆくあの世道
阿波豊
梅探る頬明るさの恋日和
阿武 玲
探梅や鞄の中に入れ忘れ
阿片
探梅やはやぶさ2号星の旅
探梅や犬に曳かれて大樹あり
安田信洲
もういいかいもういいよとて探梅行
杏と優
探梅や出不精雨に祟らるる
伊藤欣次
探梅や記憶の中に生きる人
伊予吟会 心嵐
探梅やボストンテリアと競う朝
位子
探梅やほころびて皆ほころびる
位相朗
探梅や紅点る空めざし
井田みち
良き地酒よき友共に探梅行
育由
探梅の第一歩なる無人駅
一宮寅五郎
探梅へ芭蕉気取りの旅支度
一心
人伝のメモ書き頼る探梅行
一生のふさく
探梅の小枝をゆする峰おろし
一茶お
廃校の蕎麦屋の地酒探梅行
烏龍茶
探梅行こんな名の駅あったんだ
卯MOON
探梅やペダル踏み込む友と我
卯月
探梅や山を越え又山があり
栄魚
探梅の友有りて有り難さ知る
永 七子
探梅や聞きしにあらず息切らし
永山由紀子
探梅や煙ひとすじ一軒家
詠野孔球
探梅行今年はペン胼胝と来たり
榎本みわ
探梅は火の鳥が住むといふ山
探梅やつぼみ一つで茜色
苑菖
探梅の最後は無人駅抜けて
遠音
探梅の径ざくざくといざ行かむ
塩の司厨長
古希過ぎて孫と行きたし探梅行
横暇爺
探梅の人の瞳に異邦人
岡 莞弥
探梅や祖母のお墓を通り過ぎ
加藤賢二左右衛門
探梅や色無き画布に落とす色
夏柿
手をかざし僧の応える探梅路
河童
廃駅の裏径よりの探梅行
河野 伊葉
探梅やSiriに天気を聞きながら
花 節湖@Siri(シリ)
探梅や花粉情報始まりぬ
花南天anne
しんとした白きせせらぎ探梅行
茄子紺
探梅行海臨む尾根向い風
蛾触
くじ運の良き夫のあと探梅行
雅かめの
孫連れの探梅行に苦笑い
雅鬼
探梅にとき待てぬやと老い送る
雅由
前日に探梅の山検索す
探梅や神隠しなど怖くない
海月漂
生きてきた人生苦あり探梅す
芥川光正
探梅にまだ早き里地酒買ふ  梶 鴻風
梶  鴻風
探梅や造り酒屋に長居せり
探梅や誘はれ先づは靴選び
勘太郎
探梅や切通から武者の声
週末の一万歩毎梅探る
幹弘
探梅の花二輪提げ母見舞う
甘泉
探梅ゃ小鳥を追えば空の青
岸 れん
探梅はまだまだ先や村の人
喜一郎
探梅やおまけに鳥の声も聞く
喜多輝女
探梅と言えど山野に梅は無し
気のまま風
探梅行ポットに温き酒を入れ
軌一
探梅や脈を取りたる目の先へ
菊池洋勝
探梅や樹木葬と決めし日の
吉や
探梅や現世にわれは残されり
吉川哲也
山深く笹跳ね返し梅探る
吉野幸治
山裾の重なり深し探梅す
桔梗松山
探梅やたしかこの道かすかな香
久衛(ひさえ)
探梅行うつろおぼえの峠かな
久仁重
探梅に行くとき未だ訪れず
宮みやび
探梅行団子で犬を共にする
宮坂変哲
探梅や灯りなき土地光さす
宮写楽
探梅や安酒ぐびり飲み干しぬ
宮本背水
その先の探梅なるや影ふたつ
京あられ
探梅行色なき道を一人行く
京のみやび
探梅や見知らぬ里に行き着きて
京丸
吉野山桜の中に探梅よ
京子
探梅や昨日の途をまた辿り
近澤有孝
探梅や転ばぬ先の妻の肩
金亀 子
探梅や土塀に小さき鳥居の絵
吟  梵
探梅や山道白き遥けしか
句詩呼
探梅はよちよち歩きの手を引いて
空清
探梅の秘仏のごとき微香かな
栗原美枝
探梅の裸の枝や襟立てる
栗田もとえ
探梅の四方見せおり胸の母
群青
追分の日だまり揺るる探梅行
月見柑
探梅やお地蔵様は道標
月城 花風
探梅や犬の上着も薄くなり
犬散歩人
梅探り弾む鼻歌ハ長調
弦流
探梅の期待膨らむ古道かな
玄次郎
探梅や利かぬ鼻にも香り告ぐ
古椿
探梅のお供に今日は梅むすび
古都鈴(ことり)
梅探る茶の短靴の我が師かな
五木紀世彦
奥多摩への車窓はや探梅行らしく
鯉太郎
探梅やかそけき鈴の音の降らん
光風
スカイツリー遠くに見ゆる探梅行
公毅
探梅や固き里山切通し
幸変更
探梅や傷負う猫と帰りけり
恒泰(つねやす)
探梅や海へと続く峠道
江戸川青風
探梅や夢で迷った道をゆく
江口小春
愛犬の名前はうめや探梅行
港のヨーコ
探梅や梅なき郷に尋ねけり
高橋
香の誘う探梅行の古戦場
今井佳香
探梅に湯煙嬉し伊豆の山
今坂 功
探梅の閉山の地を訪ねけり
今治・しゅんかん
探梅の妻の居ぬ間の一服よ
今日はアッシー
幸せは近くにあるか梅探る
佐々木信天翁
遊民や梅を探りて季(とき)を待つ
佐山夕子
ほの香る先を見つめる探梅行
佐保
探梅や香り導く羅針盤
彩菜
探梅行なんと電話は圏外に
彩楓(さいふう)
探梅や演歌ではなくオザケンで
菜々の花
探梅や行き着くところ山の寺
菜奈恵
梅探る木無くも心跳ねる香
榊裕江子
探梅の道に迷へるふたりかな
桜姫5
朝日射す探梅行の二人かな
雑草おばさん
急いて入る探梅の山しんしんと
三休
探梅へ去年とちがう顔ぶれで
三子
探梅やふいにひらける瀬戸の海
三輪佳子
探梅や軒先通る無人駅
三毳
探梅やまずは左の古木へと
山田ノムオー
梅探る一番駆けと湯治客
山本 力
探梅や隠居の脇を奔るしし
山本嘉子
探梅の遠い雪山せまりくる
惨風1
我が道の手さぐり探梅の如く
惨風2
今一歩私の中を探梅す
惨風3
矢印を目当てに歩く探梅行
四葉
探梅や定期航路の岬まで
始の子
探梅はへっぴり腰の谷瀬橋
市川七三子
探梅行センダングサの種も連れ
枝温李
凛とした香に白梅を探しおり
紫香
梅探る耳を澄ますはモノトーン
紫檀豆蔵
かの人の薫りも似たる梅探し
詩楽麿
照手姫に引かれ熊野に梅探る
時の実
漱石に愚痴らせようぞ探梅行
時雨
足元に香り漂う探梅や
治もがり笛
迷ひしも面白からん梅探る
柴原明人
探梅や古びた小屋の壺の横
紗々
探梅や轍つくりて馬車駆りて
尺骨
みちみちの秘密の噺梅探り
手毬歌
オーバチュア失恋からの探梅行
珠桜女あすか@※オーバチュア=オペラの最初に演奏されるオーケストラ曲
あの頃は君と探梅してたよね
酒好
探梅行成就せぬ恋慰めん
寿々子
鉱山の集落跡や梅探る
樹朋
探梅や肩甲骨は羽の跡
宗本智之
探梅や四点杖も歩を緩め
秋雲
探梅や残り2頁の俳句帖
秋月
探梅や皆で分け合う氷飴
秋月なおと
深梅や脚もつれたる膝の傷
秋光
立ち入りを禁ずる札や梅探る
秋好子
探梅や藁(わら)屋根前の梅一本(ひともと)
秋桜
手放した庭偲ぶ朝探梅す
秋乃智春
出で湯湧く熱海の山に探る梅
重翁
探梅のダム湖に沈む遠き日よ
出席番号43番
探梅に誘えど友の生返事
春宵
探梅や酔狂者を大歓迎
春爺
雲ひとつおにぎりひとつ探梅行
春野いちご
清貧の祖母の笑顔や探梅行
春蘭
花よりも友と寄りみち探梅行
初音
探梅に伴うマメ太オス2歳
曙光
先客に鳥の居ります探梅行
小鞠
探梅すほころびをるや去年の山
小橋春鳥
探梅や老犬低くバウと吠え
小青(こしょう)
探梅や求めて歩く友二人
小塚 蒼野
探梅のついで坊主と組む座禅
小田慶喜
秘仏には色残りけり探梅す
小田寺登女
探梅に誘ふ術後の夫かな
小田和子
ペダル踏み風の匂ふや探梅行
小藤(中村京子(けいこ))
探梅行石垣残る空の城
小梅
青き朝音なき白き探梅行
小牧穏楽
分け入り淋しさののちの探梅
松井亜衣
をちこちを向きて探りて梅ら我ら
松山めゐ
探梅や光この身にゆきわたる
松田てぃ
探梅や星の並びは当てにせず
松田文女
探梅や俳句仲間の五人連れ
照波
探梅や胸にポケットウィスキー
笑王
探梅なんて柄にもない事してるかな
笑酔
探梅やこれは道かと進みたり
上江洲睦
探梅やズブリとピチャの二重奏
常陸人
探梅や一輪求め彷徨へり
植田 宗一
雪道の藪かき分けて探梅に
植木照美
日溜りに靴紐締める探梅行
慎吾
探梅やディーゼルカーは高山へ
新藤柑子
探梅や帰りのバスの酒旨し
新米
山の辺を明るき方へ探梅行
深草あやめ
探梅行吾子のつむじは左巻き
真宮マミ
探梅の闇わが闇に溶けている
真珠
不意の影探梅と知り交わす笑み
針トいと子
車椅子あの頃の背で探す梅
甚平
幸不幸つぶやく女あり探梅行
水間澱凡
探梅の空近づけて深呼吸
水夢
探梅やメロディ奏でる道白し
粋笑
探梅や白き野山に薄日差す
粋仙
探梅の供のカメラで撮る笑顔
粋篤
一輪のつぼみ見つけし探梅か
粋流
探梅や心が躍る山歩き
粋量
探梅やスマホ片手に母娘連れ
翠穂
古寺や探梅行を終える鐘
酔いどれ防人
探梅の足下いつか遍路道
酔楓
探梅の無口な父の欠伸かな
杉本とらを
探梅や無人の駅は日に四便
雀虫
来た道の正しきを知る探梅行
瀬波秋鮭
探梅やいつしか歩む阿闍梨道
晴日和
あの時の探梅のみち歩く君
清水羽衣
ロープウェイ眼下の枝に梅探る
清水仙人掌
探梅や手甲脚絆で山の中
聖右
紅ほしく白い心に探梅す
西川あきや
賑やかに指差し登る探梅行
誠馬
探梅や写生しているお下げ髪
青い月
行き違ふ同士だんまり探梅行
青柿
探梅や歓声の先二三輪
青玄
探梅や細き山道犬と行く
青泉
探梅へ磁石と靴の試運転
青柘榴
探梅の林途切れて朱なる雲
青嵐
探梅やこころざしを持つ福翁
青鞜
探梅は幽けき美女を捜すよふ
斉藤ふみえ
鬼子母神まつる祠や梅探る
石井せんすい
杜子春の夢を追いかけ探梅行
石野上路無
探梅の木間風見え牧場見え
赤好庵
探梅の旅や泣く我に餅買いし祖母
千種
梅探の旅は列車で信州へ
千晴
探梅や母の歩調に合わせ行く
千葉睦女
探梅や空耳遠く身をよじる
占新戸
道なのか分らぬままに梅探る
浅見 弓楽
探梅や香の漂える山光る
浅田 チコ
毎年の探梅の道土石流
善句太郎
恋しさの募り探梅君へ飛ぶ
祖乞
探梅の奥深き郷人寄せず
倉の人
月の路辿り辿りて探梅や
想予
探梅や終着駅の迎え人
蒼鳩
探梅の固きつぼみや受験生
霜月
探梅やほころびの香のほんのりと
太一
探梅はやまのは風の詠み歩き
太架子
探梅や海を横目にツーリング
太子
探梅行今日東に明日は西
太正浪漫
梅探る日向ざわめく美山川
鯛風
髪ゆれて呼ぶ声ゆれて探梅の
台所のキフジン
探梅やガイドの洩らす山詞
大井河薪
探梅や石の心も熔けるまで
大橋弘典
探梅やピント合はざる双眼鏡
大島涼波
探梅の戻りに買ひしロトセブン
達哉
探梅行終へてつどへる町のカフェ
池田香
探梅や雲ひとつなき天守閣
竹の子
探梅や無音の森に包まれり
竹春エリザベス
竹林のこぼれ日かざし探梅行
竹林
探梅の人影もなく南高梅
故郷へ帰る道すがら探梅行
中村幸二
探梅行あの一団は去年にも
中嶋浄土
陸奥や翁嫗の探梅行
昼行燈
探梅やビンズイの胸縦斑
衷子@縦斑=たてまだら
探梅や澄ましの汁に具は二つ
朝ぼらけ
探梅の我とらえたる横顔よ
朝桜 咲花
探梅や立て札だけの無人市
潮ベルト
探梅や潮騒の群れ追う如く
長田写々
梅探る道の半ばの万歩計
直樹里
防人の見返り峠梅探る
直木葉子
虫愛づる姫もまじれる探梅行
直躬
靄けぶる 山並みにポツ探梅の紅
沈丁花の香り
探梅や深き眠りにさよならを
津田燕子花
探梅日安寧見つめ部落あと
鶴田梅勝
義父ならば探梅すらむと猫を抱く
貞淳
気の置けぬ友と辿るや探梅行
貞女
探梅や鈍色の雲眩しくて
泥酔亭曜々
探梅や鳥瞰するはドローンか
哲坊
探梅の風や顎上げ歩む丸の内
田山恵里子
探梅のちちと鳥鳴く方へ方へ
田邊えり
探梅や嫁の持たせし魔法瓶
田邉 真舟
探梅に老眼鏡を持って出る
土屋 木漏れ日
探梅やせせらぐ川も華やいで
土耳古猫
探梅や褒美と仰ぐ富士の峰
東山
探梅や犬はおのれの道選び
東尋坊
探梅や兄のえりあし祖母が言う
東風
探梅や未踏の崖で鳴く鴉
東洋らいらん
探梅の君のペダルを追ふペダル
桃八
マウンテントレイルのごと探梅す
燈穂
探梅を見守る木々の影伸びる
藤すみ
探梅の風に押されて墓参り
藤井眞おん
探梅やひだまりにある白一つ
藤郷源一朗
探梅や恋は途中がゆきあへる
藤鷹圓哉
早朝に探梅行きのバスに乗る
藤田由美子
探梅行川に傾ぎて連なりし
陶然
探梅や近きに見えて遠きこと
探梅や眼下に青き相模湾
徳永 北道
探梅や香の筋道に靴の跡
南雲風花
一輪の出逢いが嬉し探梅行
南風
山寺や探梅決めておむすびを
二上松風
探梅や長靴すべる山の路
二丁目
探梅や躓く石や棒切れや
日本酒
探梅の両手で包む缶コーヒー
猫渓
陽当たりのよき道選び梅探る
猫舌扁平足
探梅や靴底硬く土固く
波世遠
探梅や熱海往復二枚買う
馬場馬子
探梅や健脚の列伸び縮む
俳ビギ名
探梅や光琳の梅見ておりぬ
俳菜(はいさい)
腕時計わざと忘れて探梅行
柏屋ちひと
探梅や人はまばらに我一人
白晃
息白く山道険し探梅行
白山
先頭はこの山の主梅探し
白豆
探梅や棚田の上の奥の方
飯村祐知子
探梅や陽の暖かきことを知る
飯田 青
瞑りゐて祖母と見つけし梅探る
彼方ひらく
探梅で力貰うよ我が心
美泉
探梅行ついでに背負子持たされて
柊 月子
探梅や靴擦れ耐えて登りをり
柊の花
探梅やからし忘れしカツサンド
姫山りんご
日の在処良く知る人と探梅行
百合乃
探梅の果や山岳寺院址
百草千樹
探梅や声弾ませて指をさす
富樫 幹
探梅や朝もや晴れて透ける花びら
風由花
梅探るもうひと山へ目線かな
風来
探梅のついでに探すツチノコも
風来松
探梅や単身赴任三年目
風力発電
探梅は口実なりぬ路線地図
福花
探梅行ひたい押し上ぐ目玉かな
福良ちどり
探梅に村人あちらと指を指す
平松洋子
先走る癖で今度は探梅へ
平塚雪月花
探梅や夢で見たのは紅だった
穂の美
色失せた山を歩いて梅探る
峰江
探梅や齢七十たび続く
探梅や崖に注意の赤ペンキ
萌久
高い空探梅の輪色あわし
探梅の足元ひらく古戦場
麻呂助
探梅のどちらに進めど獣道
妹のりこ
探梅と梅干し買ひにゆく輩
抹香鯨
探梅や人を訪ねるごとくゆく
抹茶金魚
南洋に梅探すひと文途絶え
万斛@南国タイにも北部チェンマイに梅林がある。日本人が尽力して植えたものらしい。
探梅や病の友に画像メール
未知子
探梅や猟師と出会ふ杣の道
未々
探梅や山々巡り山を知る
稔   久
ばか尾根を一気に登る探梅や
妙@ひたすら登りの尾根をばか尾根と呼んでいます。
約束の探梅白し息の背よ
夢芝居よしみ
探梅や美しすぎる案内図
夢堂
探梅は鼻をきかせて香を求む
夢野
探梅やふと渡さるるゆで卵
明女
探梅や岩棚に立つ黒い鳥
免疫力アップUP
探梅に通ひし道は流されぬ
木人
廃線のバラストを踏み梅探る
木村ひむか
探梅や足元に木漏れ日キラリ
木槿
探梅や鴎亭書家の詩文の碑
勿忘草
探梅の足は止まりて震(なゐ)のあと
悶阿弥
探梅や水のほとりでむすび食ぶ
門 未知子
探梅や解散場所は知らぬ駅
野ばら
探梅や廃屋の壁崩れをり
野水
探梅や奥四万十の小道行く
野中泰風
探梅やダウンロードせし地図片手
野木編
探梅の老夫は過去を語らざり
野々村
探梅や一番乗りの鳥の声
野良
探梅や薄墨の中紅を見る
柳田孤星
目の薄き姑は香りで梅探る
由坊
殿の健脚じまん探梅行
遊泉
探梅の丸太の橋を渡りけり
葉るみ
探梅行懐炉冷えをる帰り道
葉月けゐ
探梅や途中に白猫産まる寺
葉月のりりん
探梅や鎌倉彫りす妣の指
葉子 A
年嵩の話抜出し梅探る、
欲句歩
探梅のこのわくわくは恋だろか
雷紋
探梅や木末滴の光揺れ
藍白
探梅や分け入り仰ぐ御空かな
里甫
探梅や帰路の肩には青い鳥
立石神流
探梅や御利益生るる山の寺
立歩
根を跨ぎまた根を跨ぐ探梅行
流川ゆきはな
探梅や花一輪に誘われて
隆星
探梅と知らず村の子山遊び
緑の街
廃校の通学路踏み梅探る
林田 正光
青鮫は青鮫はどこ?梅探る
隣安
隧道(ずいどう)に見えし光や探梅行
玲風
吊り橋の次は野猿や探梅行
鈴木麗門
飛び交うは世界の言葉探梅行
蓮の実
探梅や打ち明けごとをしたくなり
露砂
瀧音もまだ小さけり梅探る
老人日記
探梅や去年の出逢いの橋に立ち
六々庵
神さびし宮飾るらし梅探す
和音
探梅や峠越えると大湯煙
和田東方
あかめが谷天神様の梅探る
兀兀
探梅と云ふて手ぶらで出掛けをり
洒落神戸
猟犬も散歩がてらの探梅行
淺野紫桜
晴れ予報探梅か予約の歯科か
游真
探梅や見つけし友の頬赤し
澪つくし
懐に顔出す子犬探梅行
珈琲斎
陸に立つ海の男や探梅行
もういいかい?まずは小鳥が探梅す
莎草
探梅や茶屋の女将は顔馴染
蓼科川奈
探梅や古びた地図のバツの跡
霖之助
探梅や俳句短冊揺れており
探梅や地図を広げし思案顔
髙橋冬扇

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