俳句ポスト365結果発表

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第189回 2018年2月8日週の兼題

春潮

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の正しい表記とは
春潮や 一人ぼっちで 波あそび カトレア
春潮や 胎児に届け と腹を撫で しゃんぷー
春潮の クマノミ躍る 伊豆の海 はなにら
春潮の 砂浜はしゃぐ 子供たち みっちゃん
春の潮 うごめく心 古希の旅 京 雅(きょう みやび)
春潮を 刺す海鳥 魚(うお)咥え 秋乃 さくら
春潮が 舷まで濡らす 浜の船 春日
春潮や 無造作に造る 板場さん 小林番茶
春潮は ニライカナイや 戦闘機 相模の仙人
春の潮 神人一体 巫女舞うや 大坪美智子
春潮や 野にいくいくたる 花を愛で 美智子
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪次のご投句待ってますよ。

◆季重なりブラザーズ
春潮や広き干潟になびく旗 ドラタンリュウジ
春潮や広重の干潟の賑わい 未知
春潮の引いて干潟の広さかな 隆星
春潮や我跳ねるカツオも跳ねる 渡邉康之
朝焼けの大漁旗よ春の潮 半熟赤茄子
春潮やぺたんぺたんとむつごろう 葉っぱのようこ
春潮や惜春鳥に御言付け 春爺
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

●季重なりブラザーズにときどき掲載されてます。無知な私はお題以外どこに季語をつかったのかわかりません。 季重なりブラザーズに掲載の際は、できればお題以外に使われた季語も指摘していただけると嬉しいのですが。。/介タマ母
○一体どれが季語?!と、歳時記を調べてみることから俳句の勉強は始まります。自ら学んでこその、生涯教育的学びであります。歳時記と仲良くなってみるところからのスタートです♪

●「春潮の干潟」と詠もうとして「干潟」も季語であることに気づきました。わたしは「春潮の引くや」と詠んでみましたが、どうすれば「春潮の干潟」をうまく表現できるでしょうか?/伊介
○実のところ、「春の干潟」と詠んでも、うまくやれる場合もあります。全てケースバイケースです。が、どちらも季語であるという認識と意図をもって作る必要があります。

◆兼題の考え方
はなさくが いかになるかと そのさきは すえのわびさび
春節や キャリアーゴトゴト いでゆ坂 伊原幹治
あぜの脇 クスクスおしゃべり 雪中花 犬慈
想う鳥 悪戯な線 凍滝へ 山下ブライアン
早春の 空を写して 忘れ潮 脳出血
山間の根雪となりて春を待つ はるこ
遊具朽ち声無き日向に氷風 へろへろ
ちゃりんこで母に連れられ潮干狩り 治もがり笛
木の芽時桜のスイーツの新作 叢雨
滝凍る坂登り来て忽然と 徹太郎
膨らんで開花まちたる庭の梅 おとめ
朝風や横一列に待つ干潟 萬代草舟
○本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出していますが、季語が出題された場合はその季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。
今募集中の兼題は、4月4日(水)24時締切の「蟻」です。ご投句お待ちしてます♪

春の海釣竿持って初デート 雑草おばさん
春の海加えタバコノ海人 川島 欣也
火葬場の涙の向こう春の海 松けいこ
●20年前の3月、祖母の火葬を終え、火葬場の裏の堤防に家族で並び、海を眺めた時の句です。冬から春に変わる3月の海に、悲しみも思い出とともにキラキラとあたたかなものに変わっていく心を重ねてみました。/松けいこ
○ハンディ版の歳時記や季寄せでは、「春の潮」「春の海」「春の波」を一つの項目として括っているものもあります。が、本サイトは季語の本意を一つ一つ深く耕していくことを目的としております。三つの季語の違いを今回は学んでいきたいと思います。
 次項「季語深耕」に、ハイポニストの皆さんからの情報を紹介しています。それぞれ参考にして下さい。

◆季語深耕
●春の潮と春の海の違いは何ですか? 同じですか?/貴芭蕉
●「春潮」の本意を頭に入れて詠んでいるつもりだったのが、「春の海」の方が合う句になったりしてなかなか難しかったです。/あまぶー
●春潮と春涛と春の海、違いを出せなんて…組長ったら!/こま
●『春の海』『春の潮』『春の波』この3つの違いがよく分かりませんでした。取り敢えず大きな波の動きを心がけて作ってみましたが、今度は登場するものが船とか岩とか同じようなものしか発想できず、これまた苦労しました。頭の中で波がジャブジャブいってます。/24516
●「春潮」以前にNHKの兼題で組長の回で「春の海」がありましたね。これは組長からの この二つを詠み分けられい!というご指示と承りました。さて、私の手元にある『今はじめる人のための俳句歳時記 新刊』によりますと…なんと春潮は春の海の傍題としてあるではないですか。むむ、ならば自身の感覚で。自分的には春の海は大きな景色を軸として光や風など。春潮はもう少し動きや音があるかなぁ、さてさて皆さんはどのように詠まれたのでしょうか。/ニット
●今回の兼題は春潮です。歳時記によっては春の海の傍題として扱われている場合もありました。そこで、ふと海水と潮の違いはなんだろうとかと自問してみると、うまく説明できません。そういえば、なんとなく海水と潮を同じようなものとして考えていて、違いはどこにあるかはっきりさせていなかったことを改めて認識しました。ここはしっかり海水と潮の違いを調べてみる必要があるなと感じて、いつものように 電子辞書で調べてみました。そうすると、潮は読みによって二つの意味がありました。一つは読みが「しお」の場合は月および太陽の引力によって海水が満ち引きすることとなっています。そういえば、春潮の傍題を干潟としている歳時記を見かけました。もう一つは読みが「うしお」の場合、満ち引きする海水、海水の流れ(潮流)となっています。同じ「潮」という漢字ですが、微妙に違う意味を持つようです。同じ潮ですが「しお」と「うしお」では見えてくる景色や匂い、音に違いがありそうです。この違いに着目すると春潮の句の世界がまた違って見えてくるようです。/いもがらぼくと
●潮の満ちひきで現われる干潟の恵みや暖かな海にかわる喜びを「シュンチョウ」というはじけた明るい響きに託したいです。/うに子
○「しお」と「うしお」、さらに「シュンチョウ」。俳句における音の響きは、重要な要素ですね。

●春潮、春は干満差が激しくなると聞いて、疑問だったので調べてみました。潮の干満については、春秋より夏冬のほうが大きいそうです。ただ、年間最高潮位は秋に記録されることが多く、年間最低潮位は春先に記録されることが多いとのことで、この時の潮の姿が季語に色濃く繁栄されているのでしょうね。また、日本海側は地形的に潮が引きたくても引けない袋小路のような形なので、干満の差は激しくなく、太平洋側は開けた海なので干満差が激しくなるそうです。どおりで生まれ故郷の日本海側で潮干狩りなど聞いたことがなかったわけです。改めて日本の四季の多様性に触れることができました。/播磨陽子
●春潮 (三春、地理、傍題:春の潮) 「暖流である黒潮が流入すると、水温が徐々に上がるとともに、潮の色は淡く澄んだ藍色に変わる。また、干満の差も大きくなり、遠浅の海では豊かな干潟が広がる」と本サイトに書かれていました。 「春潮」(春の潮)と似て非なる季語に「春の海」「春の波」とがあります。NHKテキスト2018年2月号で組長は以下のように書かれています。 春の海ひねもすのたりのたりかな(蕪村)を引用し「柔らかに凪いだ海面を少し離れた位置から眺める映像が思い浮かびます。波音は、あまり聞こえてこないような気がします。蕪村のこの名句は、音ではなく映像を表現した作品なのですね」。また、巌毎に怒涛をあげぬ春の海(水原秋櫻子)を挙げ、この座五を「春の潮」と差替えると音が強くなる、とも。「『怒涛をあげぬ』は映像として機能し、砕け散る白波を表現する措辞となっています」。そして、春潮や巌の上の家二軒(高浜虚子)については、視覚+聴覚の効果を生み出すと。試しにこの上五を「春の海」と差替えると音はほとんど聞こえてこない、とし、「春の潮」(春潮)は「時に激しく時にゆったりとうねる、分厚い波の動きだということがわかります」と書かれています。 俳句ポストのFBには「春の海」とは違ってどこか海の動きや、生きているような海を感じる季語ではないか、かといって「春の波」のような動きではなく、静かで大きな動きです、との記述が。 私の捉え方が適切でないかも知れませんが、ひとまず、「春の海」は遠景の視覚、のどかさ(静的)に重点が、片や「春の潮」(春潮)は分厚い波の動き(動的)に重点がある(そして「春の海」よりは聴覚・色を感じさせる)、ということができそうです。他方、先のNHKテキストでは「春の波」について、「打ち寄せる音と光ということになるのでしょうか」との記述あり。「春の波」はごく近景の視覚・聴覚が比較的立っていて、文字通り「波」であり、「春の潮」のような分厚さはあまり感じられないという感じでしょうか。「春の波」は3つの中では一番具体的かつ詠み手との物理的距離が近い(浜の波?)季語とも感じられました。「カラー図説日本大歳時記 春」(講談社)は、「思わぬ高さまで潮がふくれてきて、ひろびろと干潟を残してゆく」(山本健吉)と書く。 「春の潮」(春潮)は地球や月を感じ、相対的に感覚的・心情的な季語かな、と思いました。ただしあくまで「地理」の季語である点にも留意する。しかし肝要なのは「春潮」の気分を探ること。/すりいぴい
●書き忘れましたが「夏の海」「夏の潮」(そして「春の浜」など)との違いも注意したいところです。自句に「これは夏の句になっているのではないか」と思われる句があるからです。どう注意すればいいのかまだわかりませんが・・。「夏の潮」(三夏)のうち五月の潮は、よく晴れ、潮の流れも力強く輝いていると書かれています。また「夏の海」は要約すれば、紺碧の色、目にしみ入る明るい光、炎天下の空は爽快である。光と熱と力に満ち溢れ、たくましくエネルギッシュである。健康とはなやかさが繰り広げられるのが夏の海である(「カラー図説日本大歳時記 夏」講談社)と書かれています。眩しく男性的な感じ。 春は母性的、幼い生命力、覚醒、ゆっくりだが力も感じさせる、という感じでしょうか。色は冬から順番に、鉛色、淡い藍色、明るい碧色へと。実際の春の潮を見られないいま、「春の潮」の成分を探ります。 (別のコメントの訂正。「カラー図説日本大歳時記 春」(講談社)の、「思わぬ高さまで潮がふくれてきて、ひろびろと干潟を残してゆく」(山本健吉)、というのは「春潮」の記述でした。失礼いたしました)。/すりいぴい
●いつも有難うございます 今回の季題 【春潮】と【春の海】との違いについてNHK俳句の中で夏井先生のお話を伺い 理解出来ました   /水夢
○NHK俳句の月刊テキスト、よく読んで下さって嬉しいです。さらに専門家から、貴重な情報が届いています♪

●春潮の解説で「春になって暖流である黒潮が流入すると」とありますが、潮汐も黒潮も私の守備範囲なので、訂正させていただきます。 まず、「黒潮」とは北太平洋を大きく廻る亜熱帯循環のうち、西側の日本付近の強い海流のことで、流路の変動はあるものの、東シナ海からトカラ海峡を渡って四国沖、東海沖と季節を問わず定常的に流れています。この黒潮が足摺岬や室戸岬、潮岬に接岸すると、海峡や内湾に黒潮の暖水が流入することがありますが、春に流入しやすくなるといったことはありません。 黒潮は季節変動は(ほぼ)ありませんが、沿岸に近づいたり離れたりして、ちょうど現在、東海沖で大きく南に曲がって進路をとる「大蛇行」が発生中です。 黒潮の流れは稚魚や魚卵の輸送に大きくかかわり、またその強い流れから、黒潮の岸側の海況も支配するので、漁業への影響も大きくなります。(つづく)/くらげを
●さて、それでは春の潮です。 水温は気温に比べて温まりにくく冷えにくいため、海水温の変動は気温に比べて一ヶ月ほど遅れます。すなわち、三月頃が海水温の最も低い時期にあたります。水温が低いと海水の体積は小さくなるため、この時期の平均的な潮位は一年で最も低くなります。一方、一日ほぼ二回ある潮の満ち引きは、太陽と月の位置関係から、春と秋が大きくなります。ベースの潮位が低く干満差が大きいため、干潮時に潮は大きく引くことになります。 つまり、年間の最低潮位は春に発生するのですが、これを利用したのが潮干狩りで、他の時期比べて大きく広がった干潟はアサリを獲るのに好都合なのです。 また、干満差が大きいということは、潮流も強くなるということなので、海峡付近で発生する渦潮も激しくなります。 潮干狩りも観潮も春の季語ですが、いづれも春の潮が原因となっているのです。 以上、長々と失礼しました。(おわり)/くらげを
○なるほど、そういうことか! また一つ賢くなりました♪

◆季語雑学部
●季語雑学部  四方を海に囲まれた日本には多数の潮流があり、いくつもの三大○○が存在するそうです。日本三大急潮流として、鳴門海峡、来島海峡、関門海峡があり、日本三大潮流として、大畠瀬戸、伊良湖水道、早岐瀬戸があり、日本三大急潮として、来島海峡、針尾瀬戸、黒之瀬戸があるそうです。なんだか似た名前で混同しそうですが、針尾瀬戸を望む西海橋公園では、春のうず潮まつりが行われるそうです。/山香ばし

●春潮すなわち日本の南岸に沿って流れる黒潮は、南方の海水にに起因してプランクトンが少ないために、海に入射した太陽光線が殆ど吸収され深い藍色になっています。世界的にもメキシコ湾流と並び流れが速く、時速7km、幅は100kmに達し、その蛇行によって海水の温度と密度が変り、沿岸の潮位も大きく変わるようです。又、黒潮の蛇行は、気候や漁獲高に大きな影響を与えます。因みに、親潮の一部は瀬戸内海にも入るが、関門・来島・鳴門海峡の時速は、早い時には18~20kmに達するようです。/重翁

●「春潮」の例句を読んでおりますと「虚偽兎」と言う単語が目に留まりました。さらに調べてみますと、どうやら「因幡の白兎」の事らしく、民話を織り混ぜた俳句に、とても興味を持ちました。私は落語も好きなので、いつか俳句に反映させてみたいです。上達するかどうかは、ともかく俳句から様々な知識が得られるのは楽しいですね。 /塩の司厨長

◆俳句文法研究部
●俳句文法研究部 6音の季語を下五におくと、本当は字余りなんだけれど、何となく5音におさまっている感じがすることがあります。以下私個人独自の考察です。
 例えば春の季語だと、「薄紅梅」とか「花大根」とかが6音です。これらの季語の最後の2音は、「ba・i」や「ko・n」のように2音なんですが、1音のようにも感じます。つまり、二重母音と言われる「ai」とか「ei」で終る言葉、あるいは「子音」+「母音」+nの構造になっている(子音に「an」「in」「un」「en」「on」がつく)言葉などにおいて、その母音の連続が1音のように感じられるということです。 試しに、これらの季語と一緒に手拍子を打ってみてください。薄紅梅だと「u・su・kou・bai」、花大根は「ha・na・dai・kon」と「タ・タ・タン・タン」のようになります。音符にすると♪♪??(八分音符2つと四分音符2つ)で1音の長さが違ってはいますが、4つの音になっている感じがします。 組長がよく5音の例で挙げられる「チューリップ」(チュ・ー・リ・ッ・プ)のように、日本語は「チュ」「-」「ッ」を1音(1拍)として数えるのが正しいのですが、「チュー・リッ・プ」(手拍子だとタン・タン・タン)のように分けることもできます。 これは、どうやら、子音+母音の一塊としての音節(チューリップは3音節)と音数を数える拍(チューリップは5音(5拍))の違いからくるようです。先程の手拍子は音節に合わせて打ったものですね。拍に合わせて手拍子をすると6音の季語はちゃんと「タ・タ・タ・タ・タ・タ」と6回たたくことになります。 結論)2音だけれども音節としては1音節というときに1音のように感じることがある。 いかがでしょうか。 /ひでやん

◆添削という名の杖~♪

春潮の電柱ひたす水牛車 和田東方
●八重山諸島の西表島。そこから由布島に水牛車でのんびりと渡る。春の海に並ぶ電柱に並行して水牛がマイペースで行く。暖かい沖縄とはいえ、春の潮がひたひたと押し寄せ、風は春めいている。/和田東方
○「春潮」というと海流の動き。この光景であるならば、むしろ絵画的な「春の海」が相応しいのではないでしょうか。上五字余りになりますが、映像としてはこんな感じ。
【添削例】 春の海に並ぶ電柱水牛車

◆こんなお便り、質問届いてます!
●海から遠いと「春潮」ならではのイメージが薄いです。海の子がうらやましい。/こま
●今回の兼題は初心者の私にとって難しかったです。まだ北海道は雪の中。兼題のような情景は中々思い浮かびませんでした。/な~さん (雪見酒)
●春の波、春の海との違いをどう出すか、悩むところでした。そもそも、春の波、春の海でもなかなか句ができず…。海ある県の山沿いに住む者の苦悩です。/出楽久眞
●語感的にも意味的にも難しく感じる兼題季語でした。/ひろ之介
●春潮も難しい季語でした。春の海とどう違うのか分かるような分からないような…。/やまぶき
●今回の俳句では使いませんでしたが、「春の海」を詠んだ俳句でもよかったのでしょうか? 春潮の傍題が「春の海」なのかしら?と思いまして。/湖の子(うみのこ)
●「春の海」「春の波」「春の潮」を、どう分けて考えればよいのでしょうか、 迷いながらの投稿になりました。 なんとなく、万物の命を、「春の潮」に感じました。/宙のふう
●春潮だと、当然のように海を詠んでいるのですが、それもあんまり面白くない、まだ時間があるので考えてみます。/藤郷源一朗
●春潮は、俳句を作るのに、苦労しました。/藤田由美子
●「春潮」と「春の波」を使い分けるポイントを知りたいです。/菜穂子
○前記「季語深耕」を参照して下さい。

● 春潮と言う季語は、初めて知りました。昔の人が、いかに自然をつぶさに見つめていたかが伺われます。/窓 たんぽぽ
●春潮 雄大な季語で、素敵です。あえて、せこい小市民的な幸せ、こまごまとした日常の些事と取合せることで、長閑なムードが出せるのでは……?と、その方向性でチャレンジしてみました。/街麦
●春潮には、一見穏やかそうなイメージがありますが、悲惨や不遇を包んで却って際立たせるようなあわれを感じます。藍や縹の色合いが濃くなるにつけても、そこに隠されていたものが、思い余ってあふれんとしているような。私にとってはそういうところが春の海との違いかな、と思っています。/播磨陽子
●うーん、季語が動きやすい兼題が続きますな…。 前回の兼題「薇」には、「蕨」という明確な比較対象が存在していましたが、今回の比較対象は「春の海」。なかなか区別が付け辛いように感じられます。 辞書的な意味も調べてみましたが…やはり「海」と「潮」の違いは曖昧に感じられ(読解力不足かもしれませんが)、途方に暮れております…。 いっそのこと、「季語が動く?上等!」くらいの気持ちで作句した方が、案外良い句を作れたり…しないかなあ。/多々良海月
●春潮に対して地理的な要素と言うのはどれほどあるものでしょうか。個人的には瀬戸内海もしくは太平洋のイメージが強いように思います。例えば桜前線などの様なものがあると分かりやすいのですが、そんなものを求めるのは甘えでしょうか(苦笑)/京野さち
●黒潮は北赤道海流に起源を持ち、フィリピン諸島の東で北上してくるそうです。春潮という季語から黒潮の起始部を連想して作句した場合、気候が異なるため、季節感がずれるのではないかと思いました。句全体で季節を表現できれば良いのでしょうが、季語としての鮮度は貶めてしまっているのではないかと悩みました。ご教授下さい。/古瀬まさあき
●春の海は「静」、春潮には「動」を感じました。流れ、満ち引き、というイメージを込められたらと思い、ギリギリまで悩む結果となりました。皆様の見解を拝見させていただきたく、発表を楽しみにしています。/古瀬まさあき
●春潮は視覚、触覚、嗅覚、温度など、様々な感覚に訴えてきそうな季語なのに、海無し県に住んで入るためか他の季節の海との違いがいまいちぴんと来ませんでした。そこで吟行へ行こうと思っているのですが、どこかおすすめスポットはありませんか?/伊介
○季語雑学部、山香ばしさんのオススメ吟行地は、いかが?

●春の潮といえば。やはり門司?下関に向かう関門海峡あたり、門司港あたりを思います。 様々な歴史と思い出がたくさん。きらきらした流れのはやい潮の光が目に焼き付いて、題材が絞れないままの 〆切日。春潮やああ春潮や春潮や、の気分でおります。/谷口詠美
●春の大潮は干満の差が激しく干底になると普段は見えない場所も見えることがあります。普段は入れない深さまで潜ることも出来ますので、大きなさざえや鮑を取る絶好のチャンスでもあります。40年位前はうるさいことも言われず素もぐりで漁を楽しんでいたのですが。 /点額
●とにかく見よう、と昼休み、加茂川河口にいきました。すごい干潟。そして穴、この穴をなんとか歌にできないか。この穴って貝の穴なんです、春の潮がすうっと引くとすうっと河口上がること3キロくらい干潟ができ無数の貝などの穴ができている。ああ、ここにも生きているものがいるんだと、改めて地球の凄さを感じました。寒いけど3日に一度はこの河口に朝とか昼にいって春の潮の凄さ(3キロの干潟を作るから半端じゃないです)を見ています。 それと気がついたことなんですが、河口から海、海は干潟なんですが必ず「龍神社」(必ず同じ名前)がいくつもあり海の静まりを待っているんでしょうね。私も3か所の河口にいってみたけど必ず龍神社があるのあです。水龍でなく。海の神様への経験なきもちなんでしょうか?/砂山恵子
○吟行すると新鮮な俳句の種が手に入りますね。

●“しゅんちょう“という音が何音と数えてよいのか迷いました。英語のアクセントのように考えれば2音になり、4音とも数えられます。どう考えればよいのでしょう? 春潮を含む句を調べたら“春の潮”と使っているものもあり、その方が私にとっては五七五に入れやすく思いました。/古都鈴(ことり)
○「しゅんちょう」は4音です。

●意外と日常の中にあるものは、盲点でした。 改めて観察しました。/里甫
●私にとって難しい季題でした。知らぬ事を想像の中で句を詠む事もある意味訓練となるでしょう。でも今のインターネットの普及は人の想像力を低下させてしまっていると思います。考える前にパソコン、スマホに手がのびるのは決していい事じゃないですよね。昭和生まれの私は気が付けばおじさんです。平成が終わりを迎える前にして考える事の多い毎日です。/宮島ひでき
●春潮、ということで、まず春の海の色を具体的に知りたいなと思って、「春潮」で画像検索したところ、大惨事になりました。私以外にも同じことをした方が絶対絶対いると思います(笑)。/次郎の飼い主
○なにそれ?!どうなるのだ?と気になるが、やってみる気にはなれない~(笑)

●標高600㍍の山の上にもようやく春の足音が聞こえてきました。今年は格別に寒い冬でしたが、俳句に出会えたおかげで雪に閉ざされた日々も楽しく過ごすことができました。 夏井先生の「退屈しません」の言葉は本当ですね~。 前回の「あおさ」で初投稿の娘の句が並入選して「俳句ておもしろいね~」という娘からのラインが来てとってもうれしかったです。 俳句はいろんな力もってますね。/山姥
●兼題「石蓴」の拙説を取り上げて頂き有難うございました。/大谷如水
●兼題「しゃぼん玉」、送った後に季重なりを発見。「虹」って夏の季語だったのですね。やってしまいました。/うしうし
●ラグビーの俳句道場ではありがとうございました。私には嬉しいびっくり。 勉強を続けたいと思います。/シマノ万里子
●「八金」を出してほしい。/脳出血
○「八金」って何?

●上記2句目の「魚干しぬ」は季語重なりか気になります。/谷元央人
○「上記2句目」がどんな句かが分からないのですが、「魚干しぬ」は季語としての力はないと思いますよ。

●恵方巻は季語ですか?/くれいじいそると
○次代の歳時記には、春の季語として載るかもしれませんね。コンビニの戦略が、季語を作ることもあります。

●七十二候をWIKIPEDIAで調べました。七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気(立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大署、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒)をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。 そんな言葉があったんですねえ。/峰江
○知るって楽しい!

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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