俳句ポスト365結果発表

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第191回 2018年3月8日週の兼題

金盞花

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の正しい表記とは
春来れば 思い出に泣く 金盞花 まりこ
あと一歩 感じる春風 キンセンカ ちえ
伸びる陽や こうべ上げんかと 金せん花 ドニー
きんせんか 乙女のように 美しい ハッピー
想ひ出の 道の標べや 金盞花 稲城人
金盞花 涙から生まれた 思い花 華らん11
金盞花 句に思い馳せ 仙伝抄知る 華らんまま
キンセンカ 艶やかなれど 淋しげで 士王
金盞花 祖父慈しむ 花ハウス 春日
金盞花 ハタ出す君にフラッシュす 小沢光
路地灯り 寄り添うように きんせんか 小林番茶
廃屋を 金色に染めし きんせんか 大坪美智子
眩かる ひんやり咲ふ金盞花 潮ベルト
何はさて おき仏壇に きんせんか 美智子
幸福度 こぼれ落つ手の 金盞花 薬師丸ひで樹
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪次のご投句待ってますよ。

◆季重なりブラザーズ
息白し花壇にぽつりきんせんか いつの間にアラカン
金盞花白き蝶々と春を呼ぶ 紅映
寒に疲れ春に抗う金盞花 咲也
金盞花食と併せて春となす 無
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

●先ほど、「金盞花あす田に戻す花畑」を投句したのですが、花畑が秋の季語の傍題と気が付き、急ぎ季重なりを回避して、再投句します。/亜音洲
○とりあえず、季語っぽくなくても、季語かもしれないと調べてみる! これも修行の一つですね。

◆兼題の考え方
春の日に 心踊りし 新入生 句楽人
蝶の羽根 かかえて走る蟻さんのあり きょんちゃんー
ほおばりし 満面の笑み いちごがり さくら
古写真ああ春の丘だいだいの 利尻
ペンだこが語る掌受験票 猫の左手
いと嬉し ホームの庭の 八重桜 越智 サツ子
●80代 女性 有料老人ホームに入居して7年、今年は風が強く、揺れる八重桜が目に止まりました、今年も無事に迎えられたことを感謝しての一句になります。/越智 サツ子
○俳句を作ってみよう!と思い立つところから、学びが始まります。
本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出していますが、季語が出題された場合はその季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。
今募集中の兼題は、5月2日24時締切の「老鶯」です。ご投句お待ちしてます♪

◆季語深耕
●日当たりや風通しよいところであれば特別な手入れをしなくても長い間花をつけているのが特徴とか…。明るいオレンジや黄色は気持ちを上向きにしてくれます。/うに子
○よく見る花ですが、好き嫌いもあるかと。以下、皆さんから届いた「金盞花」情報です。

●金盞花はヨーロッパの地中海沿岸が原産の菊科の草花で日本へは江戸時代の元禄期には中国を経由して渡来していたと言われていますが、文献によって渡来時期はまちまちではっきりしませんでした。日本では 主に観賞用として栽培されていますが、ヨーロッパでは薬用もしくは香草として、中国では主に薬草として用いられています。原産地の南ヨーロッパでは畑の畝や道端に普通に生えている野草だそうです。
 さて、季語としての金盞花を知るため、歳時記にある例句を見てみると、海や海辺に関する言葉、例えば 岬、海女などと共に詠まれている句が多いなと感じました。植物としての金盞花を調べている中で海辺に咲く花という記述にお目にかかっていないので、海辺の植物とは考えられません。私には金盞花の写真も見てもその少し赤みがかった黄色の花から海を連想することができません。多くの俳人の方々はどのようにして金盞花から海を連想されているのかという疑問が解けないまま作句に取りかからざるをえませんでした。/いもがらぼくと
○「金盞花」と「海」の関係は、私もよく分かりません。かつては、潮風の太陽に恵まれた地に咲いてたのかなあ? 今は、公園とか学校とか家庭の花壇のイメージが強いよね。

●金盞花は、キク科キンセンカ属、学名はCalendula officinalisといい、別名カレンデュラ、または『ポット・マリーゴールド』。日本では主に観賞用や仏花として親しまれてきましたが、海外ではハーブとして昔から利用されていて、食べられるんだそうです。ハーブティーやサラダの彩り、染色の材料、スキンケア用品の原料として、畑で大量に栽培して乾燥させた花びらが売られているらしく、日本でも生産している方がいるようです。一方、『マリーゴールド』という花も花屋さんによく有りますが、こちらは別の種類。キク科コウオウソウ属(マンジュギク属)、学名はTagetesといい、これは観賞用の花で、食用にはしないようです。 花の名前は結構紛らわしいですね。/山内彩月
●「金盞花」晩春、植物。傍題:常春花、長春花、ときしらず(「カラー図説日本大歳時記 春」講談社) キンセンカ(金盞花、学名:Calendula officinalis)。別名はカレンデュラ、ポットマリーゴールド。キク目キク科キク亜科キンセンカ属キンセンカ種(C. officinalis)、学名:Calendula officinalis L. 、和名:キンセンカ、英名:Pot Marigold。 キク科の一年草で南ヨーロッパ原産。四月、五月頃から数か月にわたり咲き続けるので「常春草」「長春花」「ときしらず」の名でも呼ばれる。切花としても出荷されている(「カラー図説日本大歳時記 春」(井沢正江)を要約)。以下、複数ソースより総合判断。
 花径10cmほどでオレンジ色や黄色の花を、早春から初夏に咲かせる。品種により、一重、八重、中心に黒のスポットのあるものなどいろいろ。観賞用として花壇・鉢植え・切花の用途がある。日向を好み、寒さに強く丈夫だが、暑さにはやや弱いよう。園芸初心者でも比較的容易に育てることができる。四季咲き性のある品種では、秋冬にも咲く。日の出とともに開き、夜に花を閉じるとか。ヨーロッパでは原種はハーブの1つに数えられる。「金盞花」は「ポットマリーゴールド」とも呼ばれるが、「マリーゴールド」はマンジュギク属であり、「金盞花」は全く異なるものらしい。日本には江戸時代末期に中国より渡来。南房総で多く栽培される(なので「海」と合わせた句が見受けられるのかなあ)。他のみなさんも書かれるでしょうが、カレンデュラの語源は、ラテン語「calendae」(ローマ歴の「朔日(ついたち)」。「calendae」は、現在にいう「カレンダー」の語源になったとか。 いわゆる花言葉には重きを置きませんが(日本におけるものを)一応調べると、悲嘆、失望、寂しさなどであり、個人的にはあまりこれらを感じませんでした・・。寒冷地・温暖地により、種蒔き・開花の時期がかなり異なり、前回の「パンジー」のようにどちらかというと季感がやや弱い気がします。
 近くの緑地では探しきれず、販売店に何度か足を運んで観察してきました。花弁の色が比較的のっぺりしていて、硬め。葉も同様でしっかりしている印象。どこか人工的で整いすぎの感じであり、たくましさすら感じるのですが・・。仏花として使用されるけど地中海の匂いもする。 本サイトのfacebookに組長は「『他の季語でも良いんじゃないか』という俳句が出来がちだったりしますが、良い機会ですので、前回の「三色菫」とは違う「金盞花」だからこその俳句ということで頭をひねってみてはいかがでしょうか」と書かれています。傍題選択・仮名書きなどの字面、聞こえ方からのアプローチを含め、これにチャレンジ。何より、私が金盞花に見たもの、が伝わるよう気分・成分を探ります。「向日葵」「菊」ではない「金盞花」句。「植物季語」詠み分けって難しいですね・・。/すりいぴい
○「三色菫」と「金盞花」の詠み分けはしたいですよね♪

◆季語雑学部
●季語雑学部  金盞花はキク科の植物ですが、アオイ科の植物に銀盞花という芙蓉に似た植物も存在します。それぞれの花言葉をみると、金盞花は「別れの悲しみ」、「忍ぶ恋」とあり、銀盞花は「恋によって身が細る」とあり、リンクしているようにも感じます。それから、青紫色の花を咲かせるシソ科のタツナミソウの漢名は向天盞花といい、花言葉は「私の命を捧げます」で、キンポウゲ科のフクジュソウは花が金盞花に似ることから、漢名を側金盞花というそうです。花言葉のひとつに、「悲しい思い出」というものがあるようです。/山香ばし
○季語雑学部の部長山香ばし君、いつも情報をありがとう。「金盞花」と「銀盞花」、花言葉も微妙に違うんですね。へえ~。

●金盞花の花言葉を調べてみたところ、「別れの悲しみ 」「悲嘆」などの意味がありました。明るい花言葉だけではないのですね。/ねこやなぎ
●「金盞花(きんせんか)」……この前の「三色菫」同様に目立つ花。しかし、同じ目立つ花でも、「三色菫」の方は色の組み合わせや模様に目がいく反面、「金盞花」の方は単色ながら色彩の強さに目がいく。明るそうな花だが、花言葉は「慈愛・静かな想い」というプラスの言葉がある反面、「暗い悲しみ・別れの悲しみ・失望・悲嘆・さびしさに耐える」というマイナスの言葉も目立つ。この花言葉の由来は、ギリシャ神話が影響しているという話もあるが……非の打ち所がない程明るそうな(温かそうな)花を見ると、逆に「(花が内包しているであろう)悲しみ」を感じてしまう、人間の繊細さが見え隠れしているような気もする。/灰田《蜻蛉切》兵庫
●●キンセンカ全般の花言葉 「別れの悲しみ」「悲嘆」「寂しさ」「失望」 ※由来、誕生花、西洋の花言葉(英語)などもあります。 ●花言葉の由来 明るく陽気な雰囲気をもつキンセンカの花。その一方で「別れの悲しみ」「悲嘆」といったキンセンカの悲しい花言葉は、ギリシア神話に由来するといわれます。 また、黄色系の花には不吉をほのめかす花言葉が多くつけられています。 ●キンセンカとギリシア神話 水の精(ニンフ)クリティが太陽神アポロンに恋をしました。 しかし、アポロンとレウトコエ王女が恋仲にあり、それをねたんだクリティが王女の父に密告してしまいます。怒った王は娘のレウトコエを生き埋めにしてしまいました。 自分の行ないを恥じたクリティは、9日間地面に座ったまま空をすぎるアポロンをみつめていると、やがてキンセンカに姿を変えてしまったといいます。 以上、http://hananokotoba.com/より抜粋。/松浦麗久
●今回の兼題を調べて、この花の原産地が地中海沿岸であること、またギリシャ神話で、ヘリオス(太陽神でのちにアポロンと同一視される)への恋が成就できなかった妖精クリュティエーが泣き暮らして死に、この金盞花になっていつも愛しい人の方を向いているというお話などを知りました。クリュティエーは金盞花でなくひまわりという話もあるようですが、ひまわりは北アメリカ中西部原産なので、金盞花の方がしっくりきました。別名カレンデュラはカレンダーの語源から派生したもので、いつも月の1日に咲いている、花期の長いことを表しているそうです。/うしうし
●『366日誕生花の本』(瀧井康勝著・日本ヴォーグ社)で調べてみましたら、きんせんか(金盞花)は8/24の誕生花。花言葉は“わかれのかなしみ”以下引用↓↓↓ 「太陽の神に恋してしまった少年がいた。小さい時から、空を見つめるのが好き。輝くばかりの光を見ると踊り出したくなり、夜になると、悲しくて沈んでしまうのです。太陽の神も、少年を愛し始めたとき、雲の神が嫉妬した。太陽の神を8日間も、雲の中に閉じこめてしまう。少年は淋しさに耐えきれずに、死んでしまった。太陽は少年を悼み、ふたりの愛の記念として、死体を「きんせんか」に変えたのだという話。 きんせんかが、いつも太陽に向かった美しく咲くのは、太陽との変わらぬ愛のあかしなのだとか。 英名の『CALENDULA』は「暦」の意味。」 ギリシャ神話から来た話なのかはここではわかりませんでしたが、やはり金盞花は太陽と関わりのある花なのですね。/古都鈴(ことり)
●ギリシャ神話に金盞花の話があることを初めて知りました。 ー『水の精(ニンフ)クリティが太陽神アポロンに恋をしたけれど、アポロンはレウトコエ王女と恋仲で、そのことをねたんだクリティが王女の父に密告してしまった結果、怒った父王に娘レウトコエ王女は生き埋めにされてしまう。自分が招いたことの重大なさにその行ないを恥じたニンフのクリティは、地面に座ったまま空をすぎるアポロンを9日間みつめ続け、やがてキンセンカに姿を変えてしまった』 そんな話だそうです。神話って恋するがゆえに愚かな行動を取った悲しい話や結末のものが多いと思うのはわたしだけでしょうか。生きている人間とさして変わらないように感じます。/秋乃さくら

●金盞花の学名はカレンデュラで、カレンダーと同じ語源に由来するラテン語ですが、広く栽培されているのはオフィシナリス(薬用のという意味)という品種で春から初夏に咲く八重咲が多く、17世紀の中頃に渡来している。金盞花の元々の名前であり10世紀頃に渡来したアルウェンシス(田畑に生えるという意味)という品種が牧野富太郎により「本金盞花」と改名されているが、10月~3月に咲く「冬知らず」がその一種である。 芭蕉の俳句を愛した天才数学者の岡潔の妻のドラマドラマ「天才を育てた女房」で、イタリアのフィボナッチが発見した「3、5、8、13、21、34・・」と直前の2つの数の和が次の数となる数列は自然現象とよく合い、花びらの数は大体、5、8、13、21、34枚であるという話があった。「冬知らず」を調べたら正に21枚であった。 /重翁

●金盞花の語源を調べて見ると、中国名を日本語読みしたもので、「盞(又は盞)」が「皿(うつわ)+戔(小さい))で盃を示し、金の盃の意味である。又、「戔」の字が気になるが、戈(ほこ)と戈をあわせ相戦う意とされるが、戈二つで木などを削りに削って残りが少ない・小さいと解釈できるようだ。「浅」は「淺」の略字で、賎」「銭」「桟」「綫」「箋」「餞」等が同系らしい。尚、神話に出て来るスサノオ(の命)は須佐之男、素戔男、素盞雄等で表記されるが、戈と関係がありそうな名である。/重翁

●金盞花、うちの田舎ではのりの花と呼んでいました。独特の臭いがあり私は苦手でした。「のり」が何なのか調べてみましたがわかりませんでした。土手の事かなと想像して、そこらへんに生えている、をイメージしました。 金盞花を調べるとマリーゴールドが出て来ますが今の園芸店のマリーゴールドとのりの花はちょっと違うように思います。三色菫もそうですが花苗は年々改良されていて元々の花の雰囲気も変わりつつあると思いました。 /花南天anne
○なんだろう?「のりの花」という名の秘密、知りたいな。

◆俳句文法研究部
●俳句文法研究部 「薇」の週の水曜日、さきのジジさん、文語文法の勉強のしかたということなんですが、私もウェンズデー正人氏と同じく、学生時代の教科書又は参考書をお勧めします。私の場合は、古語辞典を活用しています。辞典の付録のページにある解説や活用表を見ることが多いです。 /ひでやん
○高校の時に使ってた古典文法の副読本、結構便利でした。使いすぎて表紙が千切れたので、辞典の付録頁を拡大コピーして自分用の早見表を作ってます。

◆こんなお便り、質問届いてます!
●特徴的な花ですが、俳句にするとなると難しいです!/やまぶき
●金盞花はどこにでもありそうで、いざ探してみると意外に見かけないです。 /徳永 北道
●海辺の町でよく栽培されているイメージですね。ひところよりは、あまり見かけなくなった気がしますが…。/なにわのらんる
●今回の兼題は難しかったです。 身近によくある花のはずなのに、手触り、匂いなどが思い出せませんでした。 花言葉も調べましたが、結局「花壇で見かける花」、「ボタンのような形」という第一印象を大事にして読みました。/半夏生
● 「きんせんか」から、変換しようとしたら、できなかったので、一字一字変換しました。/稔 久
●転居して初めて植えたのがパンジーとカレンジュラでした。こんな偶然にびっくり。まだ小さな双方を愛で、春を思いながら庭で吟行しました。花にはお日さまと風が似合うとあらためて感じました。そして金盞花には由来となった「盃」や「花言葉:別れの悲しみ」が句に用いることができそう。しかし、取り合わせの距離感が近すぎれば安易な発想となりそうで、語彙の選択に苦心しました。我が家のカレンジュラは信州の霜害に耐え、今年も咲いてくれそうです。/古瀬まさあき
●金盞花、キンセンカ(キク科)春~夏 南ヨーロッパ原産の切り花用一年草 トウセンカをいう/はずきめいこ
●金盞花の色はそれは明るくて花自体も大きめで華やかではあるのですが 自分的にはあの香りのせいか少し寂しい、忌わしさすら感じる花でした。 /ニット
●ハーブや薬草としても使われるそうですが、あの独特な匂いはちょっと・・・。/ことだ
●種の形を見たとき、直ぐにももぞもぞと動き出しそうで…いもちゃん苦手なんです。/さとう菓子
○その匂いも、もぞもぞ感もまた、句材だと思おう!(笑)

●三色菫の後に金盞花。花が続いて難しかったです。/芍薬
●2回続けて植物(中でも咲いた花のイメージが強い)の兼題であり、おそらくはその違いを句の中に表現しなければならないのだとは思いましたが、これは大変に難しかったです。一方で、「(ポット)マリーゴールド」の別名がゆえに、欧米を思わせる単語との取り合わせに惹かれました。/る・こんと
●前回の兼題、三色菫に続いての草花の兼題。悩みました。金盞花ではなく三色菫でも成立する句ではいけないことは分かりつつ、結局は何の花でもいいような句しかできませんでした。/ふくろう悠々
●前回の三色菫は身近すぎて悩みましたが、金盞花は逆に馴染みがなさすぎて苦しみました。 ドイツでは金盞花はハンドクリームなどのスキンケア用品によく使われていて、そういう意味ではとてもポピュラーなのですが、お花自体を目にする機会はほとんどありません。日本では仏花として重宝されているのですね。 金盞花ならではの俳句…金盞花に限らず季語が動かない俳句というものがなかなか掴めずにおります。/露砂
○「金盞花」のハンドクリームって、なんか可愛いね♪

●うちの方では、「仏さん花」と呼んで庭や畑の隅に植えられていますが、その「仏」のイメージが強く抜け出しにくかったです。難しかった。/あまぶー
●「金盞花」はよく見かける花ですが、明るい色なのに仏花としてよく使われますよね。 ごくありふれた花にどんな取り合わせをしたら良いのか迷っています。/猫愛すクリーム
●金盞花が季語ということで、お店で2鉢買ってきました。仏様の花で知られてますが、鉢植えはかなり小さく育つように品種が変えられてるようでした。花屋さんに質問すると一年草で鉢植えは、薬で小さく育つようになってますが、本来は切り花用にすっと長い茎の花との事でした。イメージとしては仏壇の花です。しかも流行りすたりがあるのかはわかりませんが、最近は仏様の花としてもあまり見かけなくなってる気がしました。/はずきめいこ
●金盞花。漢字で書くと何ともゴージャスな字面です。語源は「さかずき(盞)の形をした金色の花」とのこと。よく実家の仏壇に飾ってありますが、ビタミンカラーと仏壇が妙に馴染むのが不思議です。/月見柑
○私の出身の町では、金盞花を仏花にする習慣はなかったので、へえ~!って感じです。

●絵手紙展を観に行った家族から、金盞・・・と書き添えた水仙?の絵があったとの話を聞き、早速調べたら、七十二候の立冬・末候に<金盞香~きんせんかさく~>(水仙が咲き始める頃)を発見!一つ勉強になりました。/てまり
○へえ~知りませんでした。これは間違いそうだよね!

●難しい漢字ばかりの句と平仮名ばかりの句がそれぞれあると思いますが、季語が難しい漢字ならば、カタカナや平仮名で書いた方が良い例もあるのでしょうか?/貴芭蕉
○難しい漢字だからカタカナにした、という判断はちょっと損です。植物図鑑じゃあるまいし!という理由で、カタカナで書くことを嫌う俳人もいます。私は、句の内容によって表記は選ばれるべきだと考える立場をとっています。

●植物の季語で作るときの心構えなどあれば、ご教示ください。 また、今回の傍題「常春花・長春花・ときしらず」の作例が乏しいのですが、その原因はどこにあると思いますか。言葉自体は非常に詩情を感じさせる言葉です。/水野大雅
○傍題は、過剰な意味が前に出すぎる場合が多いので、難しいんじゃないかな。逆に、その意味を逆手に取ると、機知を含んだ句になる場合もあるかと思います。

●金盞花を歳時記で引いてみると八重の金盞花がのってたりします。八重の金盞花はまだいいのですが一重の金盞花をインターネットで調べてみるとガーベラとそっくりなわけです。確かに細かいこと植物学的には異なる品種だとは分かるのですが雰囲気的にはどうやって区別してどうやって金盞花を活かせば良いのかがわからないです。教えてください。/明星
○一重ならば、「一重の金盞花」と書くか、それを映像として描写するしかないのでは?

●見たことがおそらくない花に対するイメージを探すのが難しかったです。/葩
●俳句を始めて約半年の初心者ですが、 句作について2点ほどお聞きしたい事があります。 1.松山俳句ポスト360の場合、お題、季語が決められていますが 句作はお題、季語が先にあって行うものですか? 2.兼題が、冬に春の句を読むように、季節を先取りして出されます。 この場合、実感が伴わず想像で句作をしてしまいます。また知らない季語の場合、ネット等で情報を得て想像で句作を行っています。これは間違っているのでしょうか? よろしくお願いいたします。/玲風
○俳人たちが、季語の現場に立とう!と心がけるのは、いつどのような兼題が出ても、それに対応できる自分でいたいと思うからです。つまり、季語との出会い&季語への感動を、自分の体に貯めていくのが俳句修行の一つなのです。
 ネットで情報を集めるのがダメとはいいませんが、五感で季語を体験しておくことが大切。来年のこの季節の兼題に対応できるよう、今、季語体験を貯金しているのです♪

●全然兼題季語と関係なく本当に申し訳ないので却下でもいいです。或いは適切なお答え箇所があれば教えて下さい。
 例えば金子兜太先生がお亡くなりになりましたが、一年経たなければ忌日俳句は作っては駄目とかありますか?それといずれ○○の忌とか○○忌とか兜太大先生の忌日の呼び方は俳人の方々の世界ではもう名前でなく別の言い方とか検討があるのでしょうか?自分なんかが軽々しく兜太の忌、とつけ俳句を詠んではいけない気がして。/吉良水里
○確かに一年たてば忌日はめぐってきますが、ケースバイケースでしょう。亡くなった方との心理的な距離もありますから、一概にルールを決めるのは難しいかと思います。

 

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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