俳句ポスト365結果発表

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第193回 2018年4月5日週の兼題

初鰹

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の正しい表記とは
平成は 夫を担保に 初鰹 うりずん
初鰹 燻った香りが 猫誘う きよきお
合わせたき 吟醸酒 初がつお にしみなみし
鍋しまい 囲む大皿 初鰹 はすみん
卓囲み 重ね合う箸 初鰹 りぃらっくま
初鰹 妻はにっこり 帰り待つ 愛棄丸
初鰹 おじいちゃんの 栄養剤 華らん11
竜馬ゆく 初鰹の如し 回遊記 華らんまま
初鰹 荷あげの声の 威勢良し 鰹人間
プロポーズ 父の瞳潤む 初鰹 金田まゆみ
竜馬どん こいが薩摩の 初鰹 士王
土佐からの 季節の便り 初鰹 若竹一夫
初鰹 黒潮に乗り 古来より 小林 番茶
初鰹 はるか光年の 星を一口 赤いパンダ
初鰹 風の途見る 枕崎 相模の仙人
恬然として 食らう幸 初鰹 大坪美智子
初鰹 子らもワクワク 一番セリ 貞山
冷酒の キリリと旨し 初鰹 定功
ぐい呑みに くちびる取られ 初かつを 美智子
青空に ギラリと舞ひて 初鰹 薬師丸ひで樹
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪次のご投句待ってますよ。

◆季重なりブラザーズ
薫風に こでまりの白 初かつを カトレア
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

◆兼題の考え方
安倍総理 もりでもかけでも 腹壊し 匿名
荒子川 ピンク舞い散る 桜川 鷹輪孔
宇宙(そら)へゆけ ぼくのこいのぼり 吾子逝く 湯山mochiman
同窓会夏瀬と共に去りぬ来ぬ S
種まきや思い膨らむ花姿 桜井久栄
花吹雪 振り向く我が子 今思う 新米お父さん
●先日、結婚式に参列しました。 会場から外に花嫁が退出する場面で、振り返る花嫁の背中から桜が風に乗って舞い込んで来ました。花嫁の見る先にご両親がじっと見つめていて、ふと思い浮かんだ俳句です。私にも愛娘がいるので、自分の将来を見てる気持ちになって、少し親心をわかった気がしました。/新米お父さん
○新米お父さん、いつか自分の娘が嫁ぐ時に、素敵な一句を捧げてあげて下さいね。
○本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出していますが、季語が出題された場合はその季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。
今募集中の兼題は、5月30日24時締切の「赤潮」です。ご投句お待ちしてます♪

◆季語深耕
●どうしてもイメージがつき過ぎる兼題であり、手ごわいものでした。ともすると江戸情緒に没してしまい、ともすると「有難がる」部分から離れにくい、そんな感覚があるもの、12音から作った方がよいのでしょうかね。/水野大雅
●「鰹」との差別化が難しいですね…。 江戸っ子に重宝された点や、初夏の爽やかなイメージを読み込めれば…と自分なりに考えてみたものの、作句してみると季語が動きまくり。ハイポデビュー以来最も悩ましい兼題として「初鰹」が立ち塞がっております。/多々良海月
●私の出身は高知県(現在大阪市に在住)で、子供の頃から鰹料理はタタキや刺身等をよく食べていました。 そのため初鰹は高知県沖で獲れたものと思い込んでいました。 インターネットで「初鰹」を調べましたところ、鰹は四月から五月に黒潮に乗って北上するため初夏に 伊豆沖辺りで獲れるものが初鰹ということでした。驚きと共に勉強になりました。/白蘭
●「鰹」自体豪快でいきの良い魚…それに加えて瑞々しい「初物の鰹」を食す喜びを17音に込めたいです。実際5月の鰹は血合いの色も綺麗です。/うに子
○「鰹」と「初鰹」をどう詠み分けるのか。そこを丁寧に考えてくれた人もいました。以下、レポートを紹介します。

●今回の兼題は初鰹です。本にもよりますが、「初鰹」と「鰹」が並んで書かれていたり、鰹の傍題として 扱っている歳時記を見かけますので、この二つの季語は近しい関係にあるようです。では、鰹に初がつくとどう趣きが変わってくるのかを知るために初鰹以外に干支としての動物を除いて「初(動物)」で取り上げられているものを拾い出してみました。そうすると初鴨(秋)、初雀、初鶏、初鳩、初鴉(以上四つ は新年)がありました。これは私の手持ちの歳時記から拾い出したものなので、皆様がお持ちのものとは 異なるかもしれません。さてこれら初(動物)の季語について少し考察して、初鰹はどういう季語なのか 考えてみたいと思います。
 まず初鴨ですが、初を外した「鴨」は単独で冬の季語として存在します。鴨は 冬の季語ですが初が付くことにより冬の寒さ近づいてきていることを感じさせる秋の季語となっていま す。次に初雀、初鶏、初鳩、初鴉の初を外した雀、鶏、鳩、鴉は単独では季語として取り扱われていません。しかし、初が付くことで新年のおめでたい意味合いを持った季語に生まれ変わります。これらの考察 を踏まえて初鰹という季語を見てみると、「鰹」単独では盛夏という季節感がありますが、初が付くとまだ夏本番のうだるような暑さではなく爽やかな暑さである初夏という季節感になるのではないでしょうか。これは、初鰹の代表句である山口素堂の「目には青葉山郭公初鰹」からも間違いないように思いま す。さらに秋の季語である初鴨が次の季節である冬を予感させるという考察から、鰹に初が付くことで、 うだるような暑い夏、盛夏が近づいてきていることを感じさせるということも含んでいるように思いま す。さらに、初雀、初鶏、初鳩、初鴉がおめでたい季語として扱われている例から鰹に初が付くことで、 なにかおめでたいことを連想させる季語としても機能しているのではないかと思われます。私が持つ初鰹 の本質、印象はこの通りです。これらの本質、印象を上手く使って詠みたいものですが、実際は中々うまくいかないものです。/いもがらぼくと
●初鰹(初夏、動物、傍題:-)。昔、江戸で初鰹として食されたものは、おもに鎌倉、小田原あたりで釣ったもので、黒潮に乗って内地の沿岸へ回遊してくるのは、若葉の候になってからである。今では南洋で獲れた大きな鰹が厳冬の候でも食されるために、初鰹の季感は薄くなった。しかし初鰹はやはり近海ものについていうべきである。その日釣ったものを早飛脚で運び、夜に江戸に到着するものを夜鰹といった(「カラー図説日本大歳時記 夏」山本健吉解説を要約)。似た季語に「鰹」(三夏)がある。また「鯖」「鯵」等ではない「初鰹」ならではの感じとは何か。「戻り鰹」や江戸での高値については、みなさんが書かれるでしょうからそちらに譲ります。 「動物」分類の季語であるから、まずはその姿かたちや生態系の中の特徴を詠むのが出発とは思いますが、「初」というのはあくまで人間が感覚・習慣の上で言ったもの。海中の鰹を詠んで「初鰹」の句とすることはどういうことか。まず「初鰹」と句中に書けば、獲れる前の鰹を詠めるか、という問題。次いで、一本釣りなどの時点から、調理されて口に入るまでの過程の範囲の問題。(動物季語といえども)後者については基本的に問題ないとひとまず判断しました。人間が言う、「初」はこれらを積極的に含んだ季語と思われるからです。この意味で「人事」季語の性格も持つのかなあ。やはり(当たり前だけれども)「鰹」との違いは端的に「初」の字に現れていると思います。「初」がつく季語はもちろん「新年」中に多いですね。上記歳時記「夏」では「初河鹿」「初蝉」等があります(いずれも傍題)。「春」では、「初燕」「初雲雀」「初鮒」等が。新年は同じようにやってくることと異なり、鰹、蝉、燕などは、年、地域により異なるため「ああ、今年も来たなあ」(そういう時期なんだなあ)というような待ちわびたものがやっときた心持を表するもの、と思いました。/すりいぴい
〇新年の季語の「初」は寿ぎ。それ以外の季節の「初」は、その年に初めて出会ったという、ささやかな喜びであったり、感慨であったり。「初」の一字の表現の工夫を、今回の選句のポイントにしたいなと思います。

◆季語雑学部
●季語雑学部  俗にシーチキンとかツナ缶と呼ばれるオイル漬けの缶詰がありますが、その原料は全てマグロだと思っている日本人は多いのでは。実は世界での主流は原料がカツオのツナ缶が当たり前らしく、特に欧米ではマグロ属の魚もカツオ属の魚もひとくくりに「ツナ」と呼ぶこと、そして絶滅の危機に瀕したマグロに比べてカツオは資源が豊富で、値段が安価なことから、カツオを原料にするツナ缶が広まったようです。ちなみに日本の大手メーカーでも、はごろもフーズさんでは、シーチキンマイルドと書かれたものがカツオを原料とし、いなば食品さんでは、ライトツナ、ライトフレークと書かれたものの一部の原料にカツオも使われているようです。また、他メーカーのものでは、そのままずばりカツオと大きく謳っているものも存在しています。/山香ばし
〇知らなかった! シーチキンよ、そうだったのか!

●鰹の語源は「古事記」や「日本書紀」にまで遡ると言われていて、もともとは堅魚と書いて「カタウオ」と呼んでいたそうです。それが転じて現在の鰹になったという説がいちばん有力なんです。 ちなみに中国では、「堅」という字には「長く巻きつく」という意味があって鰹ではなく鰻(カツオ)を指していたと言われています。/たてしな昇平
〇「カタウオ」とはこれまた意外。だって、鰹を捌く時の難しさは、あの身の崩れやすさですもの。へえ~と吃驚。

●鰹の縞模様について! 水族館で元気よく泳ぐかつおは縞模様はあまり見えませんが 餌を食べたりする時には 背中にヨコジマ!が現れ鮮魚店でみる鰹にはお腹にタテジマ! ちなみに魚は頭から尾に向かって伸びる縞をタテジマというのだそうです/水夢
〇おおーなるほど、そういうことか。これも雑学♪

●江戸時代の初鰹の値段、最高値は天明時代(約1780年頃)の約三両、最安値は文化年間(約1810年頃)の約百文だそうで、およそ30年で約120分の1まで値が下がったことになるそうです。/24516
●初鰹(はつがつお)……江戸時代、初鰹にとんでもない値段がついていたのは有名な話ですが……(魚河岸・町の魚屋・闇ルート等、買う場所や経路にもよるらしいが)今の価格に直すと大体一匹8万円~30万円程度。幅はあるが、とんでもない値段である(*o*)しばらくすると値が落ちてきて、5千円~2万円前後になるというが……そこと比較しても凄まじい値段である。現代の正月のマグロの初競りで、一本2000万~3000万の値段がつくのと同じような原理だろうか? ちなみに、現在の価格は(時期や重さにもよるが、高い時期でも)一匹9千円~1万2千円程度。漁業技術や輸送能力の賜物であろう……良い時代になったもんだ(^_^)/灰田《蜻蛉切》兵庫
〇「今の価格に直すと大体一匹8万円~30万円程度」 それを粋がって買ってたのが江戸っ子たち!

●江戸時代に初鰹も含め鰹が俳諧や川柳でよく詠われるようになったが、江戸では初物食いの風潮、鰹が高価なことによる優越感、初夏にのみ大量供給されたことが影響しているようだ。又、南方から鰯を追いながら黒潮に乗って移動する鰹が、大阪等の西では好まれず、関東沖で脂が乗って美味しくなる江戸で初夏の風物詩になっている。戻り鰹の方が栄養もあり美味しいようであるが・・・・。/重翁
●「日本の近世17 東と西 江戸と上方」からの抜粋、要約です。 ・「慶長見聞集」(1614年)に、初鰹を賞翫(=味の良さを楽しむこと)する旨の記述があります。その理由として、鰹は「勝負にかつうを」と通じ、後北条氏(戦国時代)の頃から門出の酒肴に鰹を用いたとあります。理由の真偽の程はともかく、江戸が武士の都であることを意識した説明です。 ・江戸っ子の鼻っ柱の強さは虚勢を張っている面が大きいですが、人口の半分近くを占める、身分の高い武士に対抗する姿勢が重んじられたからです。歌舞伎狂言の台詞に、“田舎者の武士のこけおどしが怖くて初鰹が食べられるか”というような啖呵がありますが、このような啖呵を田舎者の武士や身分の低い武士に叩きつけ、初鰹は金に糸目をつけずに買うのが江戸っ子の心意気でした。 ・武士は小売店の店先や棒手振(ぼてふり)の行商人から野菜や魚を買う生活がなく、食品は御用聞きに届けさせ、盆暮れ勘定か御切米を支給されたときにしか代金を支払えないような生活でした。そのため、初鰹を買い求める流行を指をくわえて見ているしかできませんでした。江戸の町人たちにとっては、自分たちが初鰹などの初物を競い合うことが、すなわち武士たちに対する見栄であり張り合いでした。それは日常的に現金払いできない武士に差をつけ、武士を見くびることのできる行為でした。/つぎがい
〇「武士を見くびることのできる行為」とはこれまた吃驚。武士ってタイヘンだったんだねえ。しみじみ。

◆俳句文法研究部
●2018-04-10俳句ポスト兼題「三色菫」の「俳句文法研究部」欄で、猫愛すクリームさんが、「濃いと濃ゆいの違い」についてのご質問が寄せられていました/すこし述べさせていただきます/ まず「濃し(コ・シ)」のように、2音で構成される形容詞を洗いざらい調べてみました。/  あし(悪し)いし(美し)うし(憂し・愛し)えし(良し・善し・好し)くし(奇し)けし(異し・怪し)こし(濃し)さし(狭し)すし(酸し)せし(狭し)とし(利し・鋭し)(敏し・聆し)(疾し・捷し)なし(無し・亡し)はし(疾し)(愛し)ほし(欲し)もし(茂し)よし(良し・善し・好し)をし(惜し)/ 2音でできている形容詞は、以上17語しかなく、現代でもわかるものは、「濃し」「無し」「欲し」「良し」「惜し」だけではないでしょうか。/ ほかの12語は3音以上の語句に移行しています。例えば、「あし」→「わろし」、「いし」→「うつくし」、「うし」→「いとし」、「さし」→「せまし」…のように。/ 上記の5語が現代口語として「生き延びていること」と、古い言葉なのに「わかる」のは、耳で聞いてわかりやすい(紛らわしくない)からではないでしょうか。/ 問題の「濃し」ですが、同じ理由(いくらか紛らわしい)で3音型形容詞「濃ゆい」に進化しつつあるのではないかと思います。しかしまだ「濃ゆい」は正式に認知されたコトバではありません。/ 確定した語彙ではないのに、「濃ゆし」が俳句で使われる理由としてはほかにふたつのことが考えられます。/ ①句調をととのえるためにさして違和感のない俗言をはめ込んでいる。/ ネット検索では「九州地方の方言」とありました。私の田舎の薩摩では、「濃い」ことを「濃いか」や「濃ゆか」といい、「濃か(こか)」とはいいません。誓子は京都、虚子と草田男は共に松山のひとですから、方言説もあながち排除はしませが、・・・/ 「濃い」は使い勝手のいい言葉で幅広く運用されますが、「濃ゆい」のほうは発展途上なのですべての「濃い」に転用できるわけではありません。例えば、「色/ 霧/ 影/ が濃ゆし」はまだしも、「味/ 香り/ 鬚/ 味噌汁/ 粥/ 疲労の色/ 敗色/ 犯罪の疑い/ 優勝する見込み/ などでは、あとの例になるほど「濃ゆい」とは言いにくいのではないでしょうか。/ つまり「濃き」がキリッとした語感(漢語的)であるのに対し「濃ゆき」にはユルい感じ(大和言葉的)があります。猫愛すクリームさん例示の俳句はいずれもゆったりとした静かな情景であり、「濃ゆし」はふさわしい選択であるように思います。これが俳句にする場合の②の効用であると考えています。/ まとめると、「濃ゆし」は、俳句には①句調をととのえる。②句の表情を和らげる。③日本語の総体的な傾向として、わかりやすい語彙への移行(2音で「コシ」に比べて3音にして「コユシ」は、一義的に意味が定まる)の効果を生み出していると私は考えています。 /ウロ
●俳句道場(火曜日)原稿(猫アイスクリームさんお質問に対する回答)13日金曜日15:04付に、「文字化け(3か所)」がありました。 ①(薩摩方言の話のあと)「・u栫B」誓子…とありますが、「。」に ②(おわりのほうの、まとめると、のところ)「…「コユシ」は亜w)€鼡`的」とありますが、これは「…「コユシ」は一義的」に ③(最後のところ)「考えています w)€。」とありますが。これは「。」に、 できましたら、文字化け修正をお願いいたします。 どうしてこうなったのかわかりませんが、ご多忙のところを恐縮ですがどうぞよろしくお願い申し上げます。 /ウロ
〇こちらのパソコンでは、問題なく見えるのですが、どんな理由で文字化けするのか分からないので、ひとまず載せておきます。

●俳句文法研究部 「三色菫」の週に、口語の活用では文語の「已然形」のところが、「仮定形」となるのが正しいのに、「已然形」と表示してしまいました。皆様に大変ご迷惑をおかけしました。改めて口語の場合に活用を確かめるとき続けてみるとよい言葉を書いておきます。 未然形  ~ない(言わない) 連用形  ~ます(言います) 終止形  。(言う) 連体形  ~とき あるいは ~こと(言うとき、言うこと) 仮定形  ~ば(言えば) 命令形  。(言え) (未然形) ~う(言おう) 活用形「未然・連用・終止・連体・仮定・命令」 続く言葉「ない・ます・〇・とき・ば・〇・う」 私の場合これをリズムよく唱えることで覚えたように思います。/ひでやん

◆こんなお便り、質問届いてます!
●初鰹は、難しく兼題です。 /風峰
●「初鰹」の兼題の難しいことむずかしいこと。唸ってばかりでした。かつお祭りというものがあるそうで、賑やかなんだろうな、さぞ美味しいんだろうなと想像するも、その域の壁は高く・・・。/蜂里ななつ
●こんにちは。今回の兼題の「初鰹」ですが、ことばとして日常使っていても実際実感として 生活の中でなかなか感じる機会がなくとても難しかったです。 だからネットで動画を観たり、辞書を数冊みたり、もちろん歳時記も、観て読んで俳句を 作りました。やっぱり季語を肌で感じないといけないですね。/玄鳥
●鰹が泳いでいる姿も描写しようと思いましたが、初鰹を表現するのは難しかったです。「旨そうだ」という人間の感情、味覚への期待を有した季語なのだなと改めて学び、人の存在を感じられるように作句しました。/古瀬まさあき
●難しい!なんとかひねり出したって感じです。/古都鈴(ことり)
●俳句初心者の若造にはこの兼題季語が簡単なのか難しいのかもわかりません/後田明方
●初鰹どころか、鰹を最後に食べたのはいつなのかも定かではありません…/露砂
●初鰹と鰹、それぞれ独立した季語だと知って、江戸っ子が本当に初物を珍重した気持ちが見えた気がします。/播磨陽子
●鰹はかつお節やツナ缶などで生活に密着してるなと思ったのですが、特に初鰹を選んで食べた事がないことに親ともども気づきまして、今年は是非経験しよう!となりました。江戸っ子の粋がわかるかしら。/澪つくし
●初鰹をありがたがって食べた記憶が無いので、二句とも想像です。/芍薬
●「初がつを」で「を」の表記で良いですよね。東京では「初鰹」を大層好みますが、全国的にはいかがでしょうか。全国から投句なさっている皆さんに伺ってみたい気がします。/なご
●ただもう食べたい旬の味/なにわのらんる
●マグロなど他の魚でも言い換えられるのではないか、『初』でなくても良いのではないか…等  うーむ。/ニット
●戻り鰹や秋鰹という季語があるみたいなので、それとは違う内容になるように心がけましたが、結局うまくいきませんでした。季節をとらえ的確に言葉にすることの難しさを改めて感じます。/ふくろう悠々
●初鰹はそろそろ夏がやってくるぞというイメージがします。/やまぶき
●兼題に初がついている鰹。困った!?。そこで飛脚が江戸へ、競りに、小売へ、捌かれ、贔屓筋へ、食されて「初鰹協奏曲 完」というイメージで10句詠みました。/としなり
●松魚と書くのは待つ、の言葉遊びかしら?/こま
●初鰹より鰆がいいなあ。/こま
〇こまさん、自分で買って食べてね、初鰹も鰆も♪(笑~)

●「目に青葉山ほととぎす初鰹」美味しい句を詠みたいです。/でらっくま
●「目には青葉山ほととぎす初鰹」の印象が強すぎ、まったく浮かびませんでした。個人的印象ですが、この季語は前回の「蟻」と比べて季節の濃度が高く、自分の知識や勉強量では、発想を飛ばす作句は非常に難しかったです。/る・こんと
〇立ち塞がるのがこの句だね!

●北大路魯山人は随筆「いなせな縞の初鰹」で、江戸人が初鰹を待望する理由を推測しています。冬から春にかけてしびまぐろに飽きた頃、青葉をみて爽快な気分となりそこへ「いなせな縞の初鰹」があらわれたものだから、なにをおいても‥となったのではなかろうか、と書かれていました。それにしてもこの粋なタイトル、そのまま中七下五に置きたくなります。/月見柑
●「初鰹」と聞いて思い浮かぶのは落語のマクラで使われる「武士・鰹・大名小路・広小路・茶屋・紫・火消し・錦絵」と言う一節です。これは江戸の名物を表しており、「鰹(初鰹)」が第二位にラ
ンクインしていますね! 私は落語も好きなので、この一節や有名な「目には青葉山時鳥初鰹」の句も落語から知りました。また江戸の当時には「女房を質に入れても初鰹」とも言われており、とても高価なモノだったみたいですね。一本十数万円もしたとか。もしも私が江戸時代に生きていたとしても、とてもそんな高級料理は口に出来なかったと思います。またそれとは別の意味で、今回の句を考える時には、まだまだ初鰹は手に入りませんでしたので「鰹みりん」のふりかけを食べて考えた私でした。そう言えば「石蓴」の時も・・・。失礼致しました。(苦笑) /塩の司厨長

●やっぱり初鰹を食べてみないと、と妻に言ってますが、できれば、酔鯨か司牡丹で一杯といきたいところですね、ところで「可盃で酔鯨飲み干し初鰹」なんてのも作りましたが、商品名がもろにはいっていますので投稿しませんでした、商品名が入っているのは投稿できますか?、俳句としては商品名が入っていても有りと思いますが? 鰹 高知 可盃 とくれば 当然土佐の酒ですが、山内容堂(鯨海酔公)にちなんだお酒とあるべきで、司牡丹では合わない、どっかの公共放送みたいな真っ赤なポルシェを真っ赤な車に変えるのもしたくないです。愛媛県のサイトに高知県の商品の宣伝もないとも思いますが(笑) /藤郷源一朗

●「俳句における読者の考え方」について、ご指導くださり、ありがとうございました。国文の出身でありながら、ずっと「文学」から逃げていたのも、その辺りがうまく呑み込めなかった、ということもあります。正直なところ、まだすっきりはしていないのですが、とりあえず作り続けてみます。作ること自体は楽しいし、読んでいただき、選んでいただくのもうれしいので。う……ん。たぶん、そういうことなのでしょうね。/りう女
●組長、正人さま、みなさまこんにちは。 組長。先日の「三色菫」の回の「添削という名の杖~」にて、添削いただき感激しています。原句「パンジーや乱れなく三十万の墓石」 「一読した時、私は「三十万円」の墓石かと思ってしまったよ(苦笑)。そう読ませない工夫をすればOK」ということで、2つも添削例を示していただきありがとうございます。一読やはり原句では値段みたいですよね・・。添削後は組長のいわれるように、より迫力が増しました。伝えたいことがちゃんと伝わるか、誤解させないかを再チェックし、客観的に見てみることの大事さを教えられました。以後注意いたします。ありがとうございました。 あ、そして先日50歳代に突入しました。これからの10年もよろしくお願いいたします。/すりいぴい
〇これからも切磋琢磨してまいりましょう。

●今回、「鶚」といっしょに読み込もうと思ったら、冬の季語としてあるものと載っていないものがありました。冬の季語になっている方が古いです。歳時記の内容って変わるのでしょうか? また、この場合は季重なりになるのでしょうか? /陽気姫
〇歳時記は編者によっても、時代によっても内容は少しずつ違います。「鶚(みさご)」「初鰹」を季重なりにしたいということでしょうか? 季重なりの成否は、ケースバイケースなので画一的に判断することはできません。

●「ゴールデンウィーク」は間違いなく季語でしょうが「連休」は季語に該当するのでしょうか?/松田卯市楼(まつだういちろう)
〇「連休」だけでは無理だと思います。

●すなどる(漁)や、若人などの言葉や、文語の文法の活用語尾など、パソコンで出にくいのが困ります。 何かいい方法はありませんか?/平康
〇皆さんはどうしてますか? 私はこれといった工夫もなく、アナログな対応をしてます。

●くらげをさんによる「春潮」の解説、とてもわかりやすく、ためになりました。また得意分野の季語の回はお願いします!/小野更紗
〇それぞれの得意分野の兼題が出たときは、お互いに教え合えたら有難いですよね。

 

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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