俳句ポスト365結果発表

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  3. 赤潮

第196回 2018年5月17日週の兼題

赤潮

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の正しい表記とは
ほどが良し そも赤潮は 浮遊生物 いと つむぐ
暁闇を 衝いて出かけし 赤い潮 カトレア
赤潮の 下で魚は 息苦し すいすいみずすまし
赤潮が 垢赤々と 青を赤に のもとみな
気温下げ 赤潮減らせ 魚増やせ はすみん
赤潮や 朝から漁師 酒あおり 一碁一会
赤潮や 海彦の幸 奪うまじ 光乃
工場の ひかる海辺に 夏の月 史月
赤瀬とは 赤潮だけが 故ならず 士王
謝れず 赤潮の渦 深くなり 紫蘭
赤潮や どこかにないか 皆の幸 小平祥子
琵琶湖では 赤潮退治 半端なく 小林 番茶
赤潮や 波を割りつつ 動きけり 赤潮
赤潮の 海の深さや 角力灘 相模の仙人
赤潮や 手こぎ筏の 浮き沈み 大坪 美智子
赤潮発生 予定の釣りが囲碁になる 入口弘徳
赤潮や 日焼けし子らの 騒ぎおり 美智子
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。

●一行の間を空けてはいけないという記載があったので、再投稿してみました。/児爺半
○この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪

◆季重なりブラザーズ
赤潮の宿を駆け見た夜光虫 琳明
赤潮に錆止め効かぬ積乱雲 麻ノ葉楓
赤潮や陽落つ前から夕焼けか ライブラリー
赤き潮ざわざわさせし夏の海 若竹一夫
赤潮や日焼け漁師の眼はうつろ 白山
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

◆兼題の考え方
畦道に天とどろくや麦秋路。 萬や
厄水を飲みて蠢く浅蜊かな 千種
娘、見て ネットかゴミか 流行り服 三段目
春潮や痙攣して眼剥いて 大橋弘典
駅の名に三水多し夏の潮 へるしんか
海に立つ漁師の顔や黙示かな 桃色
首黒し夏草青し「びわ湖の日」 琵琶湖虫
●琵琶湖に赤潮が発生し、冨栄養化の防止を目的とした「びわ湖の日」ができて、もう30年もたちます。私たち滋賀県民は、毎年7月1日の「びわ湖の日」前後に琵琶湖一斉清掃をしています。そこでは、首を黒くしながら青い雑草を刈るご近所さんの姿もお馴染みのものとなっています。今回はそんな光景を詠ませて頂きました。/琵琶湖虫
○本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出していますが、季語が出題された場合はその季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。テーマで詠むのではなく、季語を入れてご投句下さい。
今募集中の兼題は、7月11日24時締切の「踊」です。ご投句お待ちしてます♪

◆季語深耕
●赤潮は、釣りに困ります?/入口弘徳
●生活排水による栄養過多と温暖化が海を赤く染める原因だとか…前触れなく起こる自然のしっぺ返しですが本当に漁師泣かせです。/うに子
●死活問題…。/こま
○子どもの頃は、赤潮がでると泳げないので、がっかりしてました。が、漁師さんたちにとっては、がっかりなんてもんじゃないものね。まさに死活問題。

●赤潮とは水中の富栄養化によって起こる現象です。富栄養化ってなんだか凄く良い響きに思えますが、富栄養化によって生き易くなるのはプランクトン→元気なプランクトンが水中の酸素を沢山使う→水面をプランクトンが埋め尽くし日光を遮る→魚のぶんの酸素や日光が足りずに死んでしまう、という事なので魚目線ではやはり悪い話です。 ところで『赤潮』とくれば、対になって思い出されるのが『アオコ/水の華』ですよね!基本的に発生するメカニズムはどちらも同じですが、構成生物が違うみたいですね。赤潮の赤が渦鞭毛藻類の色であるのに対し、アオコ/水の華の青は藍藻類の色であるという所で区別している様です。『青潮』という現象もあるみたいですが、これは貧酸素水塊という化合物の色の様なので全く別物が見えるみたいです。 それから赤潮は潮と言うだけあり海洋で見られる現象であるのに対し、アオコ/水の華は河川や湖沼でできるそうです。/涼木習
●「赤潮」……「魚の大量死、悪臭、見た目の気味悪さ」と、強い-の要素が三拍子揃った季語。「死、くすんだ血のような赤、強い生理的嫌悪感、手の付けようがない(現象)、困り果てる(漁業関係者)」などというキーワードを強く想定させるため、どこをどう切っても+の要素が見当たらない珍しい季語である。あるとしたら、「夜光虫(プランクトンの一種)が多く含まれている赤潮の場合、夜になると青白く光って幻想的な光景になる」という所ぐらいだろうか……見ようによっては、これも不気味だけど(^_^;)/灰田《蜻蛉切》兵庫
●赤潮(地理、三夏、傍題:くされ潮(「カラー図説日本大歳時記 夏」) 上記歳時記には「以前は夜光虫の異常発生によるもので、晩春に多かったが、最近は海水の汚染が発生の原因となって夏季に発生することが多い。一部の歳時記では春の季語となっているが~(略)、古くから記録に残っている」(草間時彦)とあります。農水省などのいくつかのサイトを参照すると概ね以下のようです。赤潮は、海水の栄養分が多くなり、植物性プランクトンが異常に増えることとあります。水の色は原因となるプランクトンの色素によって異なり、オレンジ色、赤色、赤褐色、茶褐色等を呈する。日本においては、有明海、瀬戸内海、東京湾、伊勢湾、大阪湾などの内湾部で赤潮の発生が多く報告。また、日本の歴史上、文献に残る最初の赤潮に関わる記録は、奈良時代に成立した『続日本紀』天平3年(731年)6月13日条に記載されており、紀伊国阿?郡(現和歌山県)沿岸で、海の色が5日間にわたり赤く染まった事例であるとされている(wikiより)。琵琶湖などの湖でも起こります。 赤潮とされる現象にはさまざまな名称が存在します。色(赤潮、白潮、緑潮、青粉(アオコ))、性質(苦潮、濁水、腐れ潮、すすけ潮)、現象を見る視点(厄水、役水、薬水、くらげ水など)、などなど。「青潮」は由来物が異なり、これらとは区別されるようです。しかし「苦潮」は河口の近くの淡水の混じった海水が、普通の海水の上に層をなしたときに生じる異常現象であり、夜光虫、プランクトンが大量発生したり、乗り入れた船が進まず、漁夫を怖れさせ、赤潮と混同されることが多い、と上記の歳時記においても書かれ、「苦潮」(および「青葉潮」)は別季語扱いです。 また、上記歳時記「夜光虫」(三夏、動物)には以下の記述があります。赤潮という現象が起こるのは、この虫の大量発生による。プランクトンの一種で、最も下等な生物に属し、何かの刺激が加わると閃光を発する。Wikiでは、大発生すると夜に光り輝いて見える事からこの名(Noctiluca scintillans)が付いたが、昼には赤潮として姿を見せる、と書かれています。このあたりも留意しながら、地理の季語としての「赤潮」の気分を探ります。しかし、知識を得たうえで、自分にひきつけるのがやや難しい季語ではありました。/すりいぴい
●海洋で全ての生命の源となる植物プランクトンは、淡水産種15,000種、海産種5,000種(未知が多い)があるが、大量に増殖して赤潮を形成し魚介類を致死させる有毒プランクトンは、渦鞭毛藻類、ラフィド藻類、ケイ藻類等の60種と言われている。日本では八代湾、豊後水道・播磨灘等の瀬戸内海他で、真鯛、養殖ブリ等の大きな被害が何回も発生している。 赤潮の発生は、水温、塩分濃度、光(光合成)や、栄養塩(窒素、燐の化合物)の影響を受けるが、一時期は工場排水や家庭の排水(洗剤等)の影響が大きかった。最近は、黄海や東シナ海の富養化や温暖化による海水温度の上昇、乱獲によるプランクトンを食べる魚の減少の影響も指摘されている。初夏から秋口に鎌倉、湘南の海で夜中に青く光る夜光虫がインスタ映え等で話題となっているが、昼間に見ると赤潮である。 /重翁
●今回の兼題は赤潮、多くの歳時記では夏の潮の傍題として取り扱われています。赤潮はミクロン単位の植 物性水生生物である、珪藻、鞭毛藻が水面で急激に繁殖することにより海水(もしくは湖水)が変色し、 それが赤褐色に見える現象です。急速に繁殖した藻類の呼吸やその藻類が死んだ後の有機物が水中の酸素 を大量に消費するため、酸欠状態となった魚介類が水面近くまで浮き上がってきたり、死んだりする被害 がでます。さらに死んだ魚介類が放置されたままだと、高い水温で死骸が急速に腐敗して水質が悪化しま す。それを食い止めるため、漁業関係の皆さんは死んだ魚の回収に追われます。また、魚介類の養殖に携 わっている方々は養殖生け簀を赤潮がない沖合に移動したり、移動が間に合わず死んでしまった養殖魚の 回収に追われたりと、赤潮の対策に奔走されます。赤潮の別名として苦潮、厄水があります。特に厄水は 東北地方の太平洋側を流れる親潮で発生し、こちらは赤褐色ではなく緑褐色をしていますので、今回取り 上げる赤潮とは別物と考えるべきかと思います。さて、赤潮の句を探してみると、やはりというか、数が とても少なく、季語として赤潮はどのようなものか、あまり多くの手がかりがつかめませんでした。今回 は例句に頼らず、いままでここで書いてきたことについての景を言葉にして、句作りしてみることにしま す。/いもがらぼくと
○私の海辺の村で育ったので、赤潮は生活に密着する季語でした。臭いもありありと思い出せます。

●赤潮は夏だけに発生するのですか?/貴芭蕉
●私の持っている歳時記には、赤潮は季語としてありませんが、季語になると言う事は何か深い意味があるのですね。/徳永 北道
●「赤潮」は夏の季語ですか。「第26回 2013年7月18日週の兼題[朝凪]の俳句道場にて、朝凪といへども赤潮近づけり きのと  「赤潮」は春の季語ですが、夏の朝にこのような現象が起こることもあり、それを詠みたい時は、敢え て季重なりに挑戦するしかありません。(以下略)」と、春の季語と説明していました。/ロクヨン
●「赤潮」を夏の季語にしている歳時記と春の季語にしている歳時記があります。 夏の季語:新日本大歳時記 春の季語:合本俳句歳時記新版(角川)、現代俳句歳時記改訂版、早引き季語辞典(新年・春) 昔は春の季語にしていたけれども、最近は夏の季語にしているのでしょうか? この間の事情を教えてください。/小千住
●広辞苑第六版をひくと赤潮は春の季語と書いてありました。歳時記をひくと夏の季語とでてきます。季語も季節が変わったりするんですかね?ちなみに、アオコ/水の華は季語ではないみたいですね。/涼木習
○季語は生き物。歳時記編者の考え方、俳句を書く作者の意図によって、春と解釈する場合もあり、一筋縄ではいきませんね。以下、黴円くんのレポートを参照して下さい。

●歳時記を年代順に調べてみたら、赤潮について面白いことがわかりました。 赤潮は、そもそもは春の季語だったのですね。 昭和38年の「圖説俳句大歳時記(角川書店)」では、春になっていました。冬の澄んだ水が、春の日射で暖められて、プランクトンが増殖することである、と。冷たい水の赤潮(厄水)なんていうのも載っていて、興味深く読みました。 夏の同様の現象は、「苦潮」という別の季語のようでした。 昭和49年の「合本俳句歳時記(角川書店)」では、春潮の傍題となっていました。 昭和56年、「日本大歳時記(講談社)」では、「以前は晩春だったけど、最近は海水の汚染のため夏に多いので、夏の季語とした」となっています。 平成12年、「新日本大歳時記(講談社)」では、すっかり夏の季語になっていました。 個人的には、腐れた浜の臭いで「ウゲロッピー」((C)トノケン)になった記憶があるので、夏に親和性を感じます。 /星埜黴円

◆季語雑学部
●季語雑学部  赤潮は富栄養化によるプランクトンの増殖によって、海の表層部分がそのプランクトンの色素に染まる現象なのですが、カレニアミキモトイなどのプランクトンの場合は、時に表層にその色素が現れず、海の中層及び底層に存在する赤潮もあるそうです。/山香ばし
●赤潮を調べていて3種類の青潮があるのに驚きました。①海水中の硫黄分がコロイド化して青く見え、赤潮と同様に魚介類を大量死させる(東京湾に多い) ②黒潮の分流の対馬海流の愛称 ③青葉の頃の黒潮はプランクトンを多く含み藍色が濃く青葉潮とも呼ばれ、青潮、鰹潮が傍題(初夏の季語)なっている。/重翁
●今回の兼題季語について調べていて一番驚いたのは、赤潮の色は必ずしも赤ではないということでした。赤潮は社会の授業の資料集で知ったのが最初で、以降はニュースや新聞等でしか見たことがなく、その名からして赤いのが当然だと思っていました。今回、兼題に挙がったことで、ネットの画像検索で句材集めをしていた時に、その事実が判明。その色から、今回の投句の一句目を詠んでみました(が、一句目が闇行きだったら、第三者には何のこっちゃですよね 笑)。/次郎の飼い主
●赤潮の別名として、青くなる青潮、乳白色となる白潮、また東北地方の三陸沿岸域では厄水、相模地方ではなっぱ水、五島列島ではくされ潮、なんと沖縄地方の石垣島では星の汁や星の涎などと呼ばれているそうです/24516
○「星の汁」「星の涎」とは驚きました。

◆俳句文法研究部
●俳句文法研究部 ウロさんの2音の形容詞の3音化のご意見、大変興味深く拝読いたしました。 私も、どうも2音というのが、言いにくいというかリズムが悪いというのか、尻切れのように感じられて3音化するように感じています。「濃い」を(誤った言い方ではありますが)「濃いい」と言ったりするケースがありますので。「濃し」も同じような感じであったのかもしれないと思いました。/ひでやん

●兼題「初鰹」結果発表(水曜日)「今週のお便り」に、半夏生(竹村)さんから、古語「美し(いし/はし)」について質問がありました。/たまたま、「俳句文法研究部」に、2音からなる形容詞として「美し(いし/はし)」に触れましたが、今回あらためてこの問題に絞って述べたいと思います。// 「いし」は、意味の多彩な言葉ですが、一方「はし」は意味の狭いことばです。「いし」は、①よい。好ましい・②立派だ。(殊勝だ/上手だ)③美味だ。(いずれも文例省略)一般的な褒め言葉で、このなかで現代残っているのは③の美味が女言葉として「お・いしい」だけです。(男言葉は、「美し(うまし):申し分ないの意から派生」)/ 対する「はし」は、意味としては、可憐だ・いとおしい、だけです。文例としては、「み吉野の玉松が枝ははしきかも君がみ言を待ちて通はく」(万葉集13)/ ところで「はし」は、この語自体の意味合いは狭いのですが、その分分化しています。/ 「美し」という字を「くはし」とよんで「こまやかにうつくしい」という意味に転化し、この場合は「細し」という字を当てています。現代語の「くわしい」詳しい・委しい・精しいの原義です。/ この「くはし」から「香細し(かぐはし)」香しい・芳しい・馨しい、「目細し(まぐはし)」見た目に美しい、「名細し(なぐはし)」名前が美しい、の3語が派生しました。/ 「くはし」例。「走り出の宜しき山の出立のくはしき山ぞ」(万葉集3331)/「かぐはし」例。「蘰(かずら)かけかぐはし君を相見つるかも」(万葉集4120)/ 「まぐはし」例。「まぐはし児ろは誰が笥(け)か持たむ」(万葉集3424)/ 「なぐはし」例。「なぐはしき吉野の山は(万葉集52)/ 「はし」に何故「く」がついたのかについては、前回既述のように、2音→3音にするひとつのカタチで、接頭語の「さ」(さ衣・さ渡る)と同じく語調を整える役割をもっているのではないかと思います。/ なお、上記「まぐはし」に似た言葉で「めぐはし」がありますが、これは「?し」またたく、まじろぐの意味で「めくばせ」の語源です。「そぐはし」似つかわしい と共に動詞由来ですから上記の語とは成り立ちが異なり「美し」を含意していませんので注意してください。/ウロ
○すごい詳しい情報。熟読いたしました。ありがとう!
            -

◆添削という名の杖~♪
豊饒の海を剥ぎ取る赤き潮 明爽
父の背が小さく見える赤き海 月々
夢にでた怪獣模様赤い潮 コケデカ
赤い潮表と裏の顔ありき 中村水音
深海より吹き上ぐ命赤き潮 定吉
さんとうむらのちかくにまっかなうみ りひと 5歳@孫です。/さくやこのはな
●「赤潮」を「赤き潮」と読むのはアリなのでしょうか?すこし検索しただけですが、赤き潮、ではすぐには見つからず…/かのたま
●赤潮…赤い潮と書いて詠んでもよいのでしょうか?/古都鈴(ことり)
○悩ましいところではありますが、「赤き潮」「赤い潮」は許容しにくい表現かと思います。「赤潮」が四音だから、五音で使うために「赤き潮」にしたのではないかと思われる節があります。
 例えば「豊饒の海を剥ぎ取る赤き潮」ならば
【添削例】 赤潮や豊饒の海剥ぎ取りて
【添削例】 豊饒の海を赤潮剥ぎ取りぬ
語順を変える等して、正しく「赤潮」として使いたいものです。

●赤潮のような嫌うものへも感嘆の「や」を付けても良いのでしょうか/しんしん
○「や」は強調ですから、何に付けても問題はありません。

◆こんなお便り、質問届いてます!
●赤潮って凄く最近の、人為的に生まれた害あるものってイメージで、季語になるんだーとびっくりしていました。なんか素人からすると、「もうなんでも季語でよくね?」って思えてきます笑/Elise
●赤潮などという言葉からも俳句という詩は紡げるものなのですね。/GONZA
●まさか赤潮が俳句の主役になると思いませんでした。このようなものにも季節を感じ思いをのせることができるのですね。/ふくろう悠々
●赤潮を読み込むのはとても難しいと思いました。/みぃすてぃ
●赤潮は見に行きたくてもなかなか見れない物なので大変でした。/みどりちゃん
●毎度ながら 難しく苦戦してます。出題される 兼題季語を詠むにつき 発想するたびに 自然の素晴らしさと偉大さを感じずにいられません。17音の文に 映像化する俳句に出会えて良かったです。 言霊の偉大も感じます。/句詩呼
●都市住民なので、なかなか海の現象には疎い。難しい題です。/光乃
●おそらくみなさん書いていらっしゃると思いますが… 赤潮難しすぎました!!!/露砂
●「赤潮」全くのお手上げ(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)/里甫
●赤潮難しかったです。 帰ってきた実家は海が近く、母曰く赤潮が起きたら見れるそうなので体感が必要です。/白瀬いりこ
●赤潮の実物は一度しか見たことがなく、しかも目を背けた記憶があります。 最近はニュースや映像でし知らないし、イメージも湧かないし、赤潮は難しい兼題でした。/琉璃
●独学で俳句を嗜んでいます。 兼題季語から物事を想像するのはとても好きです。テレビのように映像として頭にインプットしてしまうよりも朧げなイメージ感覚や予備知識のほうが想像しやすく私にはあっていると思っています。兼題から想像するという思考の順番はシンガーソングライターの個性に通じるものがあります。曲から書く人もいれば詩から書く人も。それによって個性も違います。なんかそれとよく似ている気がします。 ところで、今回の兼題はまったく良いイメージが浮かんできません。「季語を主役に」しなければいけないのですが調べても「臭い、迷惑、魚介類が死ぬ・・」など、赤潮のデメリットばかりで良い点がまったくありませんでした。とても難しい兼題でしたが逆に面白く詠めました。 /力蔵
●昨年の「渡り漁夫」から投稿していますが、今回の「赤潮」はこれまでで一番苦しかった(!)兼題でした。 今日は締め切り当日なのに一句も出来ておらず、朝から雑巾を絞るように脳みそをぎゅうぎゅう絞ってなんとか駄句数句を投稿しました。 さて、赤潮の映像は、見ているだけでなんだか息苦しくなってきます。 赤潮現象、、、故郷の沖縄の海でもあったのかしら?見た記憶がありません。。。 俳句が出来ないまま、赤潮についての雑学だけは増えました。 一億年前の大量且つ長期間(数十万年)の赤潮発生の結果で、石油などの化石燃料が出来たとか云々。自身の句はアカンです。 皆さんの句を拝読するのを楽しみにしています。/楠えり子
○挑むという楽しさ!

●臭いのかな?/こま
●2013年に地元駿河湾で赤潮が発生したという記事が残っていました。 全然知りませんでした。 そんな程度の意識レベルですから、いくらインターネットで「めっちゃ臭い」と書かれているのを読んだとしても実感などあるはずもなく、どうしようかと考えあぐねました。/だいふく
●赤潮は、赤だけでなくオレンジや茶色もあるそうですね。画像検索してみたら、まるで血の海でした。ぞぞっとしました。しかし、実際に見てみたいです。/さとう菓子
●海のない地域で育ち暮らしている身に海関係の兼題はつらいです。赤潮について調べてみて、赤潮が詠まれた句も読んでみて”なんとなく胸がざわざわする““不安“”猜疑心”などのイメージが浮かびました。そこで胸騒ぎや悩み事の光景を思い浮かべ、兼題に組み合わせて作ってみました。/古都鈴(ことり)
●明るいさわやかな兼題季語をお願いします(笑)。/横じいじ
○濁ったもの、汚いもの等も、私たちの生活と密接な関わりを持つ季語。直視してまいりましょう。

●内陸に住んでおり赤潮はテレビで拝見、想像俳句は許されますか?/富樫 幹
●赤潮を見たことがありません。今日の朝ドラの秋風先生の言葉「想像はリアルに負ける」ってのが身に沁みてます…(泣)/k.julia
○確かに「リアルには負ける」です。が、俳人である私たちの味方「想像力」を武器として挑んでみましょう。

●赤潮と夜光虫は別の季語ですよね?それでも、赤潮といったら夜光虫を詠みたくなります。あの幻想的な海を知ったら赤潮もかわいく思えてくる…かな?/でらっくま
●「赤潮はプランクトンの大量発生で海が赤く見える」とう事象だけ聞くとちょっと神秘的?に映り、決して悪いことではないように聞こえてしまいます(苦笑)俳句には本意を込めてみたつもりですが・・・。/やまぶき
●夏井先生 いつもありがとうございます 今回の兼題(赤潮)!地球温暖化により発生するそうですが夜になると赤潮の原因の プランクトンが美しく光る夜光虫となる!! 初めて知りました  水夢/水夢
●「赤潮」の原因となる植物性プランクトンには夜光虫(夏の季語)も含まれることにびっくり。 夜の闇の中に青白く輝く海も昼間になればトマトジュースのような赤く濁った海に。幻想的なで生命の神秘を感じさせる光輝く夜の海と海洋汚染の結果というべき赤く濁った海、同じだとはすぐには信じられません。/中岡秀次
●昔、楽しみにして海水浴場に行くと赤潮で海に入る気にもなれずテンションダダ下がり、別の折、同じ海の近くでキャンプをしたのですが、それは美しい銀波で、夜光虫だと教えらました。この兼題を与えられた今回初めてあの夜光虫が赤潮の原因だと知りました。手ですくって喜んでいたのに。。。/洋々
●赤潮=悪いイメージ。そこから離れたり、逆に突き詰めたり、あるいは見たままを素直に詠んだり。意外と幅広い兼題だと気付かされました。/泥酔亭曜々
●病院の待合室に流れていたNHKの子ども向け番組で赤潮について説明していました。愛媛県の漁港が取り上げられていて、積み重なった魚たちの映像や漁師の方の話が流れ、思わぬ吟行(?)となりました。恥ずかしながら、昔の公害のイメージでしたので、現在も残っている問題だと言うことを知り驚きました。/青楓也緒
●実際にはこの目で見たことのない「赤潮」でしたが、調べたり色々とあぐねている内にこの季語が好きになりました。自然な赤潮もあるそうですが(境目が謎ですが)、環境汚染からくるおどろおどろしいイメージに偏ったものの、そう一朝一夕には戻せない難しさ・大切さが身に沁み、また海の下に広がるもうひとつの世界の不思議に触れ、勉強になりました。海藻と海草の区別も知らなかったのですが、アマモやガラモといった藻の名前を見ながら「何だか怪獣の名前みたいだな」と面白がったり、アマモやウミヒルモといった海に咲く花の存在を知り、神秘の世界に感嘆したりしました。多くの種類の藻がその海域に馴染みながら(ある意味進化しながら)生息しているとかで、それ故に、壊れつつある藻場に別の場所から移植しても、吉と出るか否か未知数でまだまだ研究が必要だったりだそうです。当たり前ですが、だいじな問題だけに奥が深いです。/蜂里ななつ
○俳句を始めると退屈がなくなる。それは作ることだけでなく、調べることの楽しさ、知ることの興奮を覚えるからでしょうね。

●赤潮、鎌倉の海に現れたらしい・・・ /竹春エリザベス
●赤潮が昨年5月に湘南の海でも発生していたのを知りました。空からの映像では陸から流れだしているように見えました。その中で ヨットやサーフィンをしている人もいて 驚きました。/空 春翔
●今瀬戸大橋ができ、海も本当にきれいになりました。瀬戸大橋を渡る列車,直島をはじめ、海そのものを楽しめる、でも40年前、50年前は瀬戸内海が死の海だったこと。それを40年から50年かけてまた復興させ、美しい海にしたことを、けして忘れてはいけないと思うのです。でも地球温暖化のおり、いつでも海は赤潮になります。なりえます。それは人類の身勝手に対する海に怒りと思います。/砂山恵子
●私の故郷名古屋ではよく赤潮が発生しました。三河湾とか知多の海とか名古屋港でよく発生しました。魚の大量死とかテレビのニュースで流れていました。今日のラジオでは中日新聞の不祥事をしていました。懐かしく聴きました。/寝たきりオヤジ
●『赤潮』といえば、海の浄化能力の低下、人間による無計画な汚物の排出、地球温暖化などによる環境の変化など考えられます。どれも人間による人間だけのために、自然に逆らっている行為であると思われます。昔、当たり前のようにあった砂浜や干潟などは、護岸工事や埋め立てでほとんど見かけなくなり、山は開発と称して切り開かれる。また、人間のためだけに地球の資源を使い放題使い、要らなくなったものは当り前のように捨てる。人間の驕りが赤潮を作り出していると思います。そんな赤潮は、人間が大地を錆びつかせ、人間の棲む都会の汚物を垂れ流す行為の象徴のような気がします。自然が、「人間よ、そろそろ愚かな行為に気付きなさい、さもないと自然の怖さを思い知るわよ。」とサインを出しているのかも。/育由
●今回の兼題「赤潮」の根本的な原因が人間が出す生活排水や工場の排水だと言う現実に、とても複雑な気持ちで作句に挑みました。 また、昨年12月の兼題「石蓴」も増えすぎると「緑潮」と言う現象が起きると知りました。海から与えられた恵みに対して人間からも適切な恵みを還す事が出来るようになれば自然界の循環に少しでも溶け込む事が出来るようになるのではないか? と考えさせられた今回の兼題でした。 /塩の司厨長
○考えさせられる季語も多いですね。

●今回の赤潮や以前の初鰹のように、そのものが持つイメージが割と強い季語のときどうやって句を作っていいのか初心者なりにものすごい迷うのですが、みなさんはどのように作られていますか?/大弐の康夫
●初めて質問させて頂きます。最近、機知の句という言葉を立て続けに耳にしたのですが、ネットで検索しても、これという回答が得られず、今ひとつ意味があやふやなままです。どういう句を評した言葉なのでしょうか? 教えて頂ければ幸いです。/玉木たまね
○申し訳ないが、今、その質問に回答するための時間の余裕がありません。皆さんで、議論して頂ければ有り難い。

 

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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