俳句ポスト365結果発表

  1. TOP >
  2. 結果発表 >

第201回 2018年7月26日週の兼題

  • よしあきくん一期一会の一句
  • 初心者向け解説コーナー今週の俳句道場
  • 今週のお便り
  • 人・並選の俳句
  • 天・地の俳句

よしあきくん一期一会の一句!

 「いで湯と城と文学のまち・松山」を応援するのが、それがしの務め。本サイトを応援することも我が喜びにござる。そして、我が座右の銘は「一期一会」。我が心に怒濤の感動を呼び起こす一期一会の一句、今週もドドドーン!とご紹介いたしますぞ!

 以下、●が皆さんからの投稿。○が拙者のコメントでござる。

●今回、余裕がなくてよしあきくんへの句を考えてる時間がなかった・・・不覚。/ちゃうりん
○ちゅりん殿、よしあきくんでございまする。拙者の月曜をお気遣いいただき、かたじけのう存じまする。

◆よしあきベストセレクション

第8位
ヒエーッこれが稗つき節のオリジナル ぐべの実
●よしあき殿 親父ギャグ その1でござる /ぐべの実
○ぐべの実殿、おやじギャ句かたじけのうございまする。拙者もますます、精進いたしまする。

「稗~~おどろいたな」 冷中症
●自由律/冷中症
○冷中症殿、さようでございまするな。拙者も、驚いたのでございまする。

稗と聞きおでこに浮かぶひえピタよ 江久保亜月
●馴染みのない稗から思い浮かぶのは ひえピタだけでした。/江久保亜月
○江久保亜月殿、そういう時には頭を冷やすのでございまするな。冷えーーー。

腰いわす奥歯がたがたいわす稗 小倉じゅんまき
○小倉じゅんまき殿、腰はたいへんなのでございまする。奥歯がたがたでございまするか。聞いたことがあるような気もいたしまするが。

年貢米囲まれ笑顔稗を食べ のりりん
○のりりん殿、年貢米がたくさんでございまするか。稗を食べるのでございまするか。どなたさまでございまするか。

稗にヒャア初見画像のグロテスク ぶぅちゃん
○ぶぅちゃん殿、さようでございまするか。ヒャアでございまするか。稗殿もたいへんなのでございまするな。

茶がなけりや稗粉食すも命がけ 羽藤武彦
●唄」の中の源内さんのエピソードが背景にあります。/羽藤武彦
○羽藤武彦殿、さようでございまするな。ゴホゴホ。拙者もゴホゴホ。たいへん、ゴホゴホ。

第7位
稗飯か雑穀ブームだ買い走る イサポン
●雑穀ブームで調べてみました。/イサポン
○イサポン殿、雑穀ブーム・健康ブームでございまするか。拙者も少しはダイエットに勤めまする。

姿見ぬ粟稗今や保健米 しず坊
●自分達が幼少のころには粟や稗と言えば田圃の中の邪魔ものでその実は牛などの餌であったが、今の時代にはその姿は滅多にみられない。健康保険食として十穀米等に混ぜられているようだ。/しず坊
○しず坊殿、さようでございまするとも。拙者も健康にダイエットするのでございまする。

稗メシのant(アント)浮かばず炊き上がり 草翡
○草翡殿、さようでございまするか。蟻殿も災難でございました。ご供養なさいませ。

稗混ぜて他のカロリー帳消しに みずほ
○みずほ殿、ますます、気をつけなければと思う拙者でございまする。

第6位
公文書をのり弁に稗官の夜 為一暢道
●兼題の稗について色々調べてみましたがなかなか思い浮かばず、苛立っている時に長野県の森林組合の補助金不正受給ニュースを見たのち「稗官」という言葉に巡り合ったので作ってみました。/為一暢道
○為一暢道殿、かたじけのうございまする。拙者も勉強に励みまする。

稗に涙する民だ磁気テープねじれた側で 羽沖
○羽沖殿、ゲージュツでございまするな。拙者の頭では理解できないのでございまするが、ゲージュツでございまするな。

第5位
米女優次興すべしヒエブーム こぶこ
○こぶこ殿、そうなのでございまするか。ヒエブームを興すのでございまするか。米女優殿も頑張られるのでございまするな。

稗の実の道ゆくバキュームハムスター なお
○なお殿、バキュームハムスター?殿でございまするか。頑張っておられるのでございまするか。ハムスター殿もたいへんでございまする。

「稗すらねぇ」ベタ悲鳴こい3.2.1! 百幸
○百幸殿、拙者の頭が悪くて申し訳ございませぬ。これも、ゲージュツでございまするな。ゲージュツでございまするな。

稗団子タレで惑わぬ十二歳 未知
○未知殿、十二歳殿はどのようなタレでございまするか。拙者は、うう、甘いような辛いような・・。

農作業稗とり除く一苦労 ばんしょう
●稲の収穫頃稗がものすごくはびこる。稗が混じれば商品価値がさがる為収穫前の稗を取り除くのに一苦労する。/ばんしょう
○ばんしょう殿、たいへんなのでございまするな。稗殿もたいへんなのでございまするな。

焼き魚唾を飲み込み稗を喰う しょもパンダ
○しょもパンダ殿、拙者も焼き魚殿は好きなのでございまする。稗殿も食べるのでございまする。そして焼き魚殿を食べるのでございまする。

縄文を想い稗食う歴女かな 平塚雪月花
●稗は縄文時代からあったそうな。/平塚雪月花
○平塚雪月花殿、歴女殿はどの時代も思われるのでございまするか。縄文も思いながらでございまするな。

第4位
稗餅にグシュグシュの顔美しい きびだんご
●おばあちゃんの顔と同じグシュグシュ。本人の冗談話を聞いて作ってみた。/きびだんご
○きびだんご殿、お祖母様はお元気でございまするな。稗餅殿も美味しいのでございまするな。

祖母の笑みサッシが噛んだ稗の実よ コン
○コン殿、お祖母様はお笑いでございまするな。サッシに挟まっても稗殿は元気なのでございまするな。

通じよし肌もつるりと稗の飯 小原 護
●稗にはいろいろな効能があるらしい。/小原 護
○小原 護殿、稗のご飯でお元気でございまするな。拙者も稗のご飯でガンバルのでございまする。

今も昔も稗はヘルシーフードらしい 新野見 墨花
●まず漢字が読めませんでした。 分からないなりにいろいろ調べた結果、今の感慨を俳句にしてみました。 巡り巡って、稗の健康食品ぶりが再評価されているそうです。/新野見 墨花
○新野見 墨花殿、さようでございまするな。拙者も少し大きくなった身体を稗殿に助けていただいて、ガンバルのでございまする。

第3位
稗の穂や出掛ける前に三つ編みす k.julia
○k.julia殿、拙者も三つ編は好きなのでございまする。三つ編をしたk.julia殿を拝見したいのでございまする。

ママの編む稗のリースよ超おしゃれ まち眞知子
○まち眞知子殿、あなたさまはリースでございまするか。おしゃれでございまするな。拙者もおしゃれをガンバって・・どうなるのでございましょうか。

ひえ団子じゃ供になれぬよ桃太郎 夏風遊々
○夏風遊々殿、さようでございまするな。桃太郎殿もちょっと驚かれたのでございましょう。拙者はいつでもお供いたしまする。

これが稗飯か 秋津州はじめ
○秋津州はじめ殿、さようでございまする。稗飯殿でございまする。

君の名は稗だったのかあの逸品 はずきめいこ
●先日アジアンテイストばかりの料理店だらけのややお高いフードコートに行きました。 場所はお洒落都心ビルでした。 和食をこよなく愛す私はすぐ、後悔しましたが、友人と いたので、たまには?と、食してみました。 癖のある香菜を恐々摘まみ、そして、友人の皿の「稗」を食べてみました。 初めての「稗」、そう、多分あれは「稗」/はずきめいこ
○はずきめいこ殿、稗殿にお会いになったのでございまするか。稗殿はいかがでございまするか。その稗殿は美味しいのでございまするか。

「どれが稗?」「これが稗だよ」「それは粟」 泡水
●体に良いからと、妻が雑穀米を炊き始めました。案外美味しく、味に不満はないのですが、どの雑穀がどれだか区別が付きません。別に付かなかったってどうってことはないのですが、たまに尋ねるとだいたいこんな感じの会話です。/泡水
○泡水殿、確かに稗殿と粟殿とにお聞きになるのが良いかと思うのでございまする。

第2位
稗揺れて覗く唇刺青濃し しかもり
○しかもり殿、唇殿に刺青殿でございまするか。拙者の大きな唇にはどんな刺青なのでございましょうか。

稗の頁に栞差す死刑囚 阿波のオードリー
○阿波のオードリー殿、死刑囚殿も稗殿をご覧になるのでございまするな。しみじみとする拙者でございまする。

第1位
花嫁の為の稗入りジュースです きりえ
●アフリカのどこかの国にこんな風習があるそうです。/きりえ
○きりえ殿、そうなのでございまするか。花嫁殿には稗のジュースでございまするか。これからも、健康で幸せなお二人を祝福したいのでございまする。

◆掲示板

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

◆「ギャ句」に挑戦!
 古今東西の名句を1音変えてみると、愕然と意味が変わる?!「最小の音変換による最大の意味変換」を狙う知的遊びであります。

雨がちに海女の遅れ寝冷え多し 24516
●ギャ句です!原句『雨がちに海女の遅れ田稗多し/石田波郷』/24516
蝿を打つぶつきらぼうな顔が来て 24516
●ギャ句です!原句『稗を抜くぶつきらぼうな顔が来て/茨木和生 』/24516
○24516くん、いやどうもどうもどうだです。海女さんも大変じゃあ内科小児科肛門科。まあ、お疲れじゃからのう。寝るのがよろしい、うほん。

麦飯もよし据え飯も辞退せず くさぐき
●ギャ句 原句「麦飯もよし稗飯も辞退せず」高浜虚子 一音変換です。但し、現実とは乖離してます。/くさぐき
○くさぐきくん、そうかそうか草加せんべい。いや、飯は何でも食った方がよろしい。ワシなんぞは、2時間かけて何でも食うぞ、うほん。

雨が血に天の遅れ田稗多し にゃん
●ギャ句 元句「雨がちに海女の遅れ田稗多し」石田波郷/にゃん
痴情には子が嫌になり稗を抜く にゃん
●ギャ句 元句「地上では子が親になり稗を抜く」安川貞夫/にゃん
稗もつと粟もつとみな啜りあふ にゃん
●ギャ句 元句「稗もつて粟もつてみな叱りあふ」飯島晴子/にゃん
仙骨大き大将生れ稗の花 にゃん
●ギャ句 元句「戦歿多き大正生れ稗の花」三橋敏夫/にゃん
山鳩人と稗啄んで交りたる にゃん
●ギャ句 元句「山鳩ひそと稗啄んで交りたる」中村草田男/にゃん
○にゃんくん、おお、うーん、血の雨が降るのは何ともなことではあるがのう。そしてじゃ、痴情はいかん!いかんじゃあ内科小児科肛門科。これからは、気をつけてもらいたい、うほん。

「ギャ句に挑戦!」この足袋に紐付きをよく見かけけり ひろ志
●原句は「この旅に稗抜きをよく見かけけり/森田 峠」 /ひろ志
○ひろ志くん、なに?足袋に紐付きか?なんじゃろうのう。紐付きのう。なんだかわからんがのう、うほん。

ぬきんでて飛びしは飛車に紛れなし 卯MOON
●ギャ句です。原句は ぬきんでて伸びしは稗に紛れなし 榊東行様です。/卯MOON
稗草は飽かぬ草にて国旗に挿す 卯MOON
●ギャ句です。原句は 稗草は飽かぬ草にてコップに挿す 山口誓子様です。/卯MOON
稗枯れて夫にも枯るゝ響きせり 卯MOON
●ギャ句です。原句は 稗枯れて月にも折るゝ響きせり 前田普羅様です。/卯MOON
道草の稗も垂れたりバンジーが裾に 卯MOON
●ギャ句です。原句は 道草の稗も垂れたり汝が裾に 石田波郷様です。/卯MOON
○卯MOONくん、なるほどほどほど。飛車は確かに飛び出すのう。しかし、飛び出しすぎて、国旗に挿すのもどうかのう。そしてじゃ、夫は大事にしなさい、枯れてものう、うほん。

粟稗にとぼしくあるやガス止まる 海月@大阪
●ギャ句です。元句:粟稗にとぼしくもあらず草の庵 /芭蕉 粟稗を食べるのは清貧だからじゃない、貧乏だからだ! チクショーッ!! 時代が70年以上、古いかもしれませんが、銀シャリを食べたいが無理だという悲哀を逆ギレ気味に……。 /海月@大阪
○海月くん、まあ、そう言わずにじゃ。確かにガスが止まると、稗も炊けんからのう。辛抱してじゃ、ひとつよろしく哀愁!うほん。

「ギャ句」満ち食うその胃へ凭れたり流す素麺 亀田荒太
●元句「道草の稗も垂れたり汝が裾に/石田波郷」いくら素麺流しが楽しくまた素麺が消化にいいからと言って、腹いっぱいになっても無理して食べ続ければ胃が凭れてしまいますよ、ほどほどですよ。/亀田荒太
○亀田荒太くん、なんじゃなんじゃ、なんじゃもんじゃの木。そこまですることはない。もっと、身体を大事にしなさい、うほん。

戦ひは稗田慌ての案山子かな 金亀 子
●ギャ句です。戦ひは稗田粟田の案山子かな 坂本四方太 @殿!ようよう間に合いましたぞー。/金亀 子
○金亀 子くん、そんなに慌てるとろくなことはないじゃあ内科小児科肛門科。ゆっくりとやるもんじゃ、うほん。

道の辺に野稗みのれりハイタッチ 山香ばし
●ギャ句 元句「道の辺に野稗みのれり開拓地/大野林火」/山香ばし
唐婦人稗の抜穂をかかへ佇つ 山香ばし
●ギャ句 元句は「遠富士に稗の抜穂をかかへ佇つ/木村蕪城」/山香ばし
冷えモツで泡盛で皆叱りあふ 山香ばし
●ギャ句 元句は「稗もつて粟もつてみな叱りあふ/飯島晴子」/山香ばし
海老天の冷えをぬく 山香ばし
●ギャ句 元句は「炎天の稗をぬく/種田山頭火」/山香ばし
いざ刈りや雨を思はぬ稗畑 山香ばし
●ギャ句 元句は「日盛や雨を思はぬ稗畑/河東碧梧桐」/山香ばし
犬稗や六つの小クッパここにお湯 山香ばし
●ギャ句 元句は「犬稗や陸奥の子童ここに老ゆ/佐藤鬼房」/山香ばし
○山香ばしくん、おお、なかなかのハイタッチ!冷えモツで一杯もいいのう。仕上げが、クッパもいいじゃあ内科小児科肛門科。うほんげほん。

ぬきんでて伸びしは彼に紛れなし 山内彩月
●ギャ句です。元句「ぬきんでて伸びしは稗に紛れなし/榊東行」  よく目立ちます。/山内彩月
番長も稗搗く村をかぎりとす 山内彩月
●ギャ句です。元句「行商も稗搗く村をかぎりとす/水本祥壱」  彼のシマもここまで。/山内彩月
稗刈るやサッカー焼の顔日に晒し 山内彩月
●ギャ句です。元句「稗刈るや酒焼の顔日に晒し/土橋璞人子」  頼もしい後継ぎがいるようです。/山内彩月
稗を炊くぷっくらお腹大きくて 山内彩月
●ギャ句です。元句「稗を抜くぶっきらぼうな顔が来て/茨木和生」  ダイエットダイエット!/山内彩月
笛吹きて鵯知らす稗の秋 山内彩月
●ギャ句です。元句「笛吹きて嫁どり知らす稗の秋/平畑静塔」  鵯(ヒヨドリ)も稗がお好き。/山内彩月
○山内彩月くん、なんとなんと南都銀行。そんなに背が高いのか、彼くんは。なんじゃな、酒焼よりはサッカー焼の方が健康でよろしい。ま、そんなことで、ひとつ、よろしく哀愁!うほん。

痴情では子が親になり籍を抜く 星埜黴円
●原句: 地上では子が親になり稗を抜く  安川貞夫/星埜黴円
瞳みのる頬へ射す陽のうつくしく 星埜黴円
●原句: 稗みのる谷へ射す陽のうつくしく  浅見波泉 瞳みのるさんは、わたしの行ってた高校(男子校)の、先生でした。古文だったか、漢文だったか。 私が所属していた、漫画研究会の顧問でもありました。 かつては、グループサウンズのザ・タイガースで、ドラムをやっていたそうですが、高校ではどちらかというと、地味な先生でした。非常勤講師をしていた女子高では、大人気だったそうです。 あ、ギャ句は「白木みのる」さんでも、良かったんですけど・・・。 /星埜黴円
冷抜くや次西国へゆくごとし 星埜黴円
●原句: 稗抜くや月西国へゆくごとし  庄司圭吾/星埜黴円
泡姫がうりてかなしき春のいろ 星埜黴円
●原句: 粟稗がうちてかなしき巌のいろ  加藤楸邨/星埜黴円
昼抜きの部下が煮こぼすふとる素 星埜黴円
●原句: 稗抜きの深田にこぼすひとり言  桂 樟蹊子/星埜黴円
将来の禿また髪を抜きゐたり 星埜黴円
●原句: 松籟の稗また稗を抜きゐたり  斎藤玄/星埜黴円
ぬきんでて稲よりも安く稗売れぬ 星埜黴円
●原句: ぬきんでて稲よりも濃く稗熟れぬ  篠原梵/星埜黴円
冷めしの中の米つぶ冷めや寿司 星埜黴円
●原句: 稗めしの中の稗つぶ冷めやすし  加藤知世子/星埜黴円
自転車できて後添えの美恵を抜く 星埜黴円
●原句: 自転車できて畦ぞひの稗を抜く  森田公司/星埜黴円
蕎麦喰へ(そばくへ)や峡田は稗を踊らしめ 星埜黴円
●原句: 日照雨来(そばへく)や峡田は稗を踊らしめ  石田波郷/星埜黴円
仕事もうなく雲の田に稗ひきに 星埜黴円
●原句: 仕事ともなく雲の田に稗ひきに  松瀬青々/星埜黴円
稗は穂にどこかに髪の抜ける声 星埜黴円
●原句: 稗は穂にどこかに神の話し声  河原枇杷男/星埜黴円
○星埜黴円くん、なんじゃなんじゃ、キミも痴情とはのう。しかし、瞳さんを知っておるとは嬉しいじゃあ内科小児科肛門科。「後添え」もなかなか気に入った。「蕎麦食え」のギャ句は基本に忠実な技がよろしいよろしい。「禿」の句は気に入らん、うほんごほん。

対面の牌にまぎるゝ中を引く 万斛
●原句 山畑の稗にまぎるゝ草を引く 清崎俊郎 大三元狙いのイカサマ技炸裂!さすがにバレるだろう、それは。/万斛
天和の牌を抜く 万斛
●原句 炎天の稗を抜く 種田山頭火 ツモ山から牌を抜いて天和完成!それロン。/万斛
○万斛くん、「牌」はなかなか考えたのう。幹事に着目するのもよろしいよろしい。まあ、麻雀ネタもいいもんじゃ焼き。うほん。

稗を抜く西日の男面識なし 隣安
●どうだ先生に捧げるギャ句@トホホギス。原句は「稗を抜く西日の男面輪なし/石田波郷」/隣安
稗を抜くのつぺらぼうな顔が来て 隣安
●どうだ先生に捧げるギャ句@トホホギス。原句は「稗を抜くぶつきらぼうな顔が来て/茨木和生」/隣安
○隣安くん、そうかそうか草加せんべい。まあ、のっぺらぼうでは、面識もなかろう。そんなもんじゃ焼き、うほん。

髭を抜く日美の男面輪なし 洒落神戸
●【原句】稗を抜く西日の男面輪なし 石田波郷 /洒落神戸
○洒落神戸くん、なんとなんと南都銀行。そんな男なのか、日美の男は。それはなんというか、うほん。

◆今週の「聞き做し季語」?!
 兼題の季語が、耳にどう聞こえるか?……というクダラナイ試み。

冷え・引け・シェ~!(イヤミざんす。) さとう菓子
●「聞き倣し季語」至って真面目です。/さとう菓子
○なんじゃなんじゃなんじゃもんじゃの木。イヤミなのか。なるほどほどほど。うほん。

「聞き倣し季語」冷え(冬) 比叡 ひろ志
○比叡山も確かに冬の景が浮かぶのじゃが、うほん。

「聞き做し季語」冷え 亀田荒太
●稗は、冷えにも日照りにも強い。/亀田荒太
○なになになんじゃ。まあ確かに、そうなんじゃがのう。うほん。

ひえ?っ! 洒落神戸
●【聞き做し季語】 僭越ながらハイポニストを代表して。Twitterでも何人かが「ひえ?っ!」と叫んでおりましたが、SNSなどにアップしなくても「次回の兼題」の「稗」を見て同じようにつぶやいたハイポニストは星の数ほど。私の予想では1,355人以上は居たかと。/洒落神戸
○そうかそうか草加せんべい。まあ、そんなもんじゃの木。うほん。

 

◆今週の「なんちゃって回文」
酔ひはせず寿ぎほどこす施は稗 /白丘山人(893人)
●回文です。「えひはせずことほぎほどこすせはヒエ」/贈答品は稗だけれど、真面目な気持ちで寿いでいるのですよ。//白丘山人(893人)
大旱魃耐え稗立つ挽回だ /白丘山人(893人)
●回文です。「だいかんばつたえヒエたつばんかいだ」/旱魃、季重なり何するものぞ。強靭な生命力でこのダメージから立ち直るのだ。//白丘山人(893人)
○白丘山人くん、いやどうもどうもどうだです。力強い回文俳句じゃ。「挽回」はいいじゃあ内科小児科肛門科。ひとつ、その調子でガンバってもらいたい、うほん。

稗の禾目を突きつ喚(をめ)き野の愛婢 ウロ
●回文俳句です。 ひえののぎめをつきつをめきののえひ / 野遊びに来ていて、稗のノギで目を突いたと大騒ぎしているウチの女中。そろそろ帰ろうか / 万葉調です。 /ウロ
葡萄染が娘の目棲むかめそ稗 ウロ
●回文俳句です。 えびぞめがむすめのめすむかめそひえ / 葡萄(えび)染色(黒紫いろ)が生娘のまなざしに映っている。斎戒沐浴した清浄な娘が稗を噛んでは甕に吐き、噛んだは吐きして酒を造っているのだ。さ、その稗噛みなさい。 「処女が穀類を噛んで……」「神事として巫女さんが米を噛んで……」など、若い未婚の女性が「口噛み」をして造ったと伝わっています。/ 回文俳句には、一見簡単でホントは難しい兼題でしたね。 /ウロ
放下す稗にはとりとばに恵比寿顔 ウロ
●回文俳句です。 ほかすひえにはとりとばにえびすがほ / 抜いた稗を庭に打っ散らかしておくと鳥小屋の鶏が啄んでいる。農夫の顔も微笑みを隠しきれないようだ。 「とばに」:永久に・日がな一日。の意味と、鳥場・塒・鳥小屋。の意味をかけました。といいたいところですが、それはできすぎで、たまたまこうなりました。 /ウロ
海老の粉よ九の日の此処予後の稗 ウロ
●回文俳句です。 えびのこよここのひのここよごのひえ /   海老も「ふりかけ」なんだ。病後の経過もいいのにもう九日も稗飯なんだぜ。  /ウロ
ついぞ酔ひ強か糺し稗そ出づ ウロ
●回文俳句です。ついぞえひしたたかただしひえそいづ / ついうっかり過ごして酔ってしまったので、きつく叱ったことが尻切れトンボとなってしまったが、もとはと言えば「稗めし」を喰わせたことに腹が立ったのだ。/ つい:副詞「思わず」「うっかり」/ つひ:副詞 終。遂。「とうとう」 ここで問題なのは、「酔(え)ひ」です。「酔う」は、歴史的仮名遣いは「よふ」ですが、古語でもともとは「ゑふ」だそうです。ワ行からヤ行にかわっているものの、「えふ」にはならない。/ 意外なことに「えひ」は、「帯」「衣被」「海老」の3語しかありません。 しようがないので「酔ひ」→「蝦(えび)」にしました。 〈ついそ蝦したたかか糺し稗ぞ出づ〉 粗相した「えび」をきつくたしなめたら、アヤツ、「ひえ」に化けおった、の意味です。どうでしょうかねえ。サブイですかねえ。 /ウロ
○ウロくん、おお、なかなかの労作じゃあ内科小児科肛門科。古に思いを馳せるのも、「稗」という今回の季語には似合うっておるのじゃろう。まあ、意味は少々難しくはあるが、こんなことも回文俳句の持つ世界じゃのう。いや、勉強になった。うほん。

この稗は煮たり炊いたり田には海老の子 くろべぇ
●なんちゃって回文 このひえはにたりたいたりたにはえびのこ 稗と海老の関係は?/くろべぇ
○くろべぇくん、うんうん、何だか不思議な取り合わせじゃが、そこが魅力じゃ。よろしいよろしい、ひとつ、その調子でよろしく哀愁!うほん。

草の芽稗は愛媛の咲く さとう菓子
●「なんちゃって回文」くさのめひえはえひめのさく/さとう菓子
○さとう菓子くん、なるほどほどほど。愛媛にとな。ささやかな景も見えるのう。うほん。

見ろ此処の芽稗だ愛媛の試み たん造
●回文です みろここのめひえだえひめのこころみ  この度の西日本豪雨では、愛媛のミカン畑も土砂崩れが起き樹木が根こそぎ流される被害がありました。元のようなミカン畑にするには何年もかかるそうです。それまでの間はどうするのでしょうか?いろいろな試みが有ると思いますが・・・・・。/たん造
○たん造くん、キミも愛媛にエールじゃのう。よいのう。ガンバってもらいたいもんじゃ、うほん。

酔ひて戯れしを知れむ果たて稗 遠音
●回文俳句。えひてたはむれしをしれむはたてひえ/ねぇ…。ねぇ…きこえてる?そこの、紫の帽子のひと。えっ、ひゃああ、そんなに驚くこと、ないじゃない!?鴉が、しゃべったって悪かないじゃないのよ?え、鴉はオッサンの声のはずだって?しょうがないじゃないの、わたし、ニハチだもの。十六歳。永遠の。あのね、しこたまね、酔ったのよ。そうよ、ミセーネンインシュキンシホーなんてなかった遠いとおい時代のお話よ。初めてお座敷に上がったの。目つきの悪い、じいさんだったわ。なんでもできるというので、じゃあ私を鳥にして頂戴、自由な鳥に、ってもたれかかりながら言ったらね、じいさんの袖が、ひるがえったわ、黒が拡がった。気づいたら私の着物が、床に落ちていた。私は一鳴きして、濡羽色の風を起こしてぬばたまの窓の外へ、飛び抜けていったの。それ以来、人の畠の稗をつまみ食いする歓びも、知ったわ。あら、急ぐの?そう…。左様なら、紫の帽子のひと。北へ、ゆくのね。/遠音
○遠音くん、おおおお、今回も物語るのう。よろしいよろしい、「稗」はやはり昔を呼び起こすのじゃのう。寝物語でも聞くかのう、うほん。

朝良く抜き稗消え引き抜くよさあ 塩の司厨長
●(あさよくぬきひえきえひきぬくよさあ) 回文俳句です。稗は朝に抜いたほうが良く抜けると言う人がいる、とか、いない、とか。失礼しました。/塩の司厨長
○塩の司厨長くん、そうなのか。それは知らんかった。いや、勉強になることが多い今回じゃ、うほん。

須佐之男と稗の田の蝦遠野指す 星埜黴円
●回文です。 すさのおとひえのたのえびとおのさす/星埜黴円
頼め稗村長居らむ愛媛の田 星埜黴円
●回文です。 たのめひえむらおさおらむえひめのた/星埜黴円
妻の消ゆ畑稗飛騨は雪の松 星埜黴円
●回文です。 つまのきゆはたびえひたはゆきのまつ/星埜黴円
猫食べた稗食べた海老食べた子ね 星埜黴円
●回文です。 ねこたべたひえたべたえびたべたこね/星埜黴円
稗挽くや熨すかおかずの焼く緋海老 星埜黴円
●回文です。 ひえひくやのすかおかずのやくひえび/星埜黴円
○星埜黴円くん、そうかそうか草加せんべい。キミも愛媛にエールじゃのう。それにしても、「猫食べた・・」はちょっと好きじゃ。1句・3句もいいじゃあ内科小児科肛門科。うほん。

楽しさや稗生え陽優し野田 西川由野
●回文です「たのしさやひえはえひやさしのだ」/西川由野
○西川由野くん、「楽しさや」という打ち出しが、なかなかいいもんじゃ焼き。野田の地名も効いてオール5。うほん。

読めたが稗知らんしエビ固めヨ 猫舌扁平足
●回文です「よめたがひえしらんしえびがためよ」/猫舌扁平足
○猫舌扁平足くん、こりゃ楽しい楽しい。回文俳句にも諧謔は必要じゃのう。いや、楽しませてもらった、うほん。

 

※『俳句ポスト365』の文字が小さすぎる?
 この問題に関しては「それぞれのパソコンの個性によって見え方が違ってくるので、統一して同じ大きさにするのが難しい」のだそうです。次の方法でひとまず対処して下さい。
 「CTRL(コントロール)」のキーを押さえておいて「+(プラス)」のキーを押すと、自動的に文字が拡大されます。同じ方法で「-(マイナス)」のキーを押すと小さくなります。一度この方法を試してみて下さい。

よしあきくん

ページの先頭