俳句ポスト365結果発表

  1. TOP >
  2. 結果発表 >
  3. 胡桃

第205回 2018年9月20日週の兼題

胡桃

  • よしあきくん一期一会の一句
  • 初心者向け解説コーナー今週の俳句道場
  • 今週のお便り
  • 人・並選の俳句
  • 天・地の俳句

よしあきくん一期一会の一句!

 「いで湯と城と文学のまち・松山」を応援するのが、それがしの務め。本サイトを応援することも我が喜びにござる。そして、我が座右の銘は「一期一会」。我が心に怒濤の感動を呼び起こす一期一会の一句、今週もドドドーン!とご紹介いたしますぞ!
 以下、●が皆さんからの投稿。○が拙者のコメントでござる。

●よしあきくん一期一会の句にはどうしたら選ばれるのでしょうか?/けーい○
○けーい○殿、よしあきくんでございまする。拙者の選にという奇特なご意見は嬉しいのでございまするが、拙者もどうしたら選ばれるのか、難しいのでございまする。

◆よしあきベストセレクション

第5位
ブルジョアの胡桃にぎる手今リハビリ よりみち
●胡桃と言えば、パイプをくわえ、ガウンを羽織って、胡桃を手のひらで転がす、子供の頃のテレビドラマの印象。お金持ちのイメージ、今、思えば成金かな?/よりみち
○よりみち殿、さようでございまするか。そのような外国の方を画面で見たような気がいたしまする。

手の平で回すは胡桃かあの人か ハマさん
○ハマさん殿、さようでございまする。その方でございまする。

か弱いと自負したキミが割る胡桃 ペンギンおじさん
●「私ってか弱いの~」なんて言えちゃう女の子のポテンシャルは高いなぁと常日頃から・・・/ペンギンおじさん
○ペンギンおじさん殿、それはすごいことでございまする。拙者の大きい手ではなかなか胡桃殿は割ることが出来ません。

風を待つ胡桃ありけりかつら飛ぶ 岩のじ
○岩のじ殿、なんと!胡桃殿も驚かれたのではございませぬか。

胡桃割るわんぱく象の耳垢か 青柘榴
○青柘榴殿、象殿の耳垢でございまするか?拙者は象殿の耳垢は拝見したことがございませぬが・・・

落ちている胡桃を城にお嫁入り きびだんご
○きびだんご殿、それは拙者のお城でございまするか。嬉しいのでございまする。

胡桃割り過ぎて鼻血やニキビ君 はしびろこう
●昭和です。/はしびろこう
○はしびろこう殿、胡桃殿を食べ過ぎるとたいへんでございまする。拙者も胡桃殿は好きなのでございまするが。

第4位
鬼胡桃やピーナッツ以上にうまき味 秋桜
●ピーナッツを甘くおいしくしたようで小さく切っていました。甘さだけは少し残りますが何とも言えないおいしさ口中にひろがります(菓子の中の味)/秋桜
○秋桜殿、ピーナッツ殿も好きなのでございまするが胡桃殿も好きなのでございまするが・・・

胡桃食べ食欲増して飯食らう ちゅうちゃん
●そのままでござる。/ちゅうちゃん
○ちゅうちゃん殿、それはすごいのでございまする。胡桃殿の後にご飯でございまするか。

歳問わず女子は好きだな胡桃入り 平塚雪月花
●お得感からなのか、お洒落な感じがするからなのか、「クルミ入り」とか「アーモンド入り」とか、女子は好きですよね~。/平塚雪月花
○平塚雪月花殿、さようでございまする。拙者のご城下でもさようでございまする。

脳に効く胡桃むしゃむしゃ別名ブレインナッツ 敬子
○敬子殿、さようでございまするか。拙者もガンバって、もっともっと胡桃殿を食しまする。

胡桃悪人間脳みそは貰った 草花
○草花殿、どうされたれたのでございましょうか。脳みそをどうされるのでございまするか。

第3位
胡桃食う不正融資をしたお前 松岡哲彦
○松岡哲彦殿、さようでございまするか。拙者も不正は許しませぬ。不正などとんでもございませぬ。拙者も不摂生はいたしませぬ・・・。

こし餡かつぶ餡で揉め胡桃割る 夏風遊々
○夏風遊々殿、それは大変なことでございまするな。こし餡殿とつぶ餡殿はどのようになるのでございましょうか。拙者は、どちらも好きなのでございまするが。

壁紙を選ぶ孫の写真(え)クルミの目 多可芳
●初孫の写真をスマートホンに貼り付けるのは、ジジババにとって、もはや当たり前。たくさん送ってくる中で、選ぶ視点は顔の表情。目はクルミの形のようにまん丸目を選んでいます。初孫最高!/多可芳
○多可芳殿、さようでございまするな。孫殿はかわいいのでございまするな。拙者は、その前にまだまだ買いハードルがあるのでございまするが・・グスン。

胡桃割る闇夜の人形ラッタッタ 夾竹桃
○夾竹桃殿、何が起こったのでございまするか。何か怖いことでございまするか。タタ・タンタンタッタ・タタタン・・・。

第2位
稜線のはみ出る頬の胡桃かな 小だいふく
○小だいふく殿、どんな頬殿でございまするか。稜線でございまするか。拙者は、あちこちがはみ出ているのでございまするが。

村おこし胡桃に穴をあける夜 小漣世
○小漣世殿、穴をあける・・のでございまするか。村おこしは大事な大事なことでございまするが・・穴を・・・。

会いたいな胡桃こりこりあびこさん てつ
○てつ殿、あびこさん・・でございまするか。あびこさん殿はどうされたのでございまするか。拙者も、会いたいな、でございまする、

第1位
山姥の黙って噛んでやる胡桃 鶫
○鶫殿、山姥殿は胡桃殿を噛むのでございまするか。何のために誰のためにでございまするか。拙者のためにではございませぬな。山姥殿、山姥殿。

◆掲示板

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

◆「ギャ句」に挑戦!
 古今東西の名句を1音変えてみると、愕然と意味が変わる?!「最小の音変換による最大の意味変換」を狙う知的遊びであります。

ある夜わがすさびて身ぐるみ剥ぎゐたり くさぐき
●ギャ句 原句「ある夜わがすさびて胡桃割りゐたり」藤田湘子 まだまだ「半分青い」のでした。/くさぐき
○くさぐきくん、いやどうもどうもどうだです。どうしたどうした。この寒さもつのる夜じゃあ内科小児科肛門科。まあ、青いところもアルじゃロウ。うほん。

胡桃割るコキンと呼吸嗅ぎ合いて にゃん
●ギャ句 元句「胡桃割るこきんと故郷鍵開いて」林翔/にゃん
もはや掌の湿り胡桃の臀部まで にゃん
●ギャ句 元句「もはや掌の湿り胡桃の暗部まで」藤田湘子/にゃん
湯婆婆の背に胡桃の袋かつかつと にゃん
●ギャ句 元句「婆々の背に胡桃の袋かつかつと」中村草田男/にゃん
あをあをとアバターをりて鬼胡桃 にゃん
●ギャ句 元句「あをあをとあばたもありて鬼胡桃」森澄雄/にゃん
鬼胡桃割れぬを意志と思ひ見る にゃん
●ギャ句 元句「鬼胡桃割れぬを石と思ひ見る」山口波津女/にゃん
肋立つ夜店の中の胡桃売り にゃん
●ギャ句 元句「まばら立つ夜店の中の胡桃売り」石川桂郎/にゃん
○にゃんくん、おお、なかなかのもんじゃ焼き。1句目は意味はよく分からんが、1句2句も、1音変換の基本技に忠実じゃ。ひとつ、この調子で、よろしく哀愁!うほん。

「ギャ句に挑戦!」懐の包みしだいにあたたかく ひろ志
●原句は「手の中の胡桃しだいにあたたかく/山西雅子」 /ひろ志
○ひろ志くん、そうじゃのう、まあ、ギャ句としては変関数が多すぎるが、生暖かいものを感じるのはいいのう。うほん。

身ほとりのくるまる炬燵と年を越す 卯MOON
●ギャ句です。原句は 身ほとりの胡桃二つと年を越す 鷹羽狩行様です。/卯MOON
胡桃割る北斎の音と思ふかな 卯MOON
●ギャ句です。原句は 胡桃割る百歳の音と思ふかな 中澤康人様です。/卯MOON
旅の仕度して涙ぐむ妻胡桃割 卯MOON
●ギャ句です。原句は たのしくて涙ぐむ妻胡桃割 細川加賀美様です。/卯MOON
胡桃負いとっぽいツアーを白雲へ 卯MOON
●ギャ句です 原句は 胡桃負ひ一歩一歩を白雲へ 村越化石様です。/卯MOON
○卯MOONくん、「北斎の音」とは、なかなかのもんじゃ焼き。変換後のギャ句は、詩を宿しておるもんじゃ焼き。ガンバルのもんじゃ焼き、うほん。

鬼胡桃早く割ってと泣く子かな 甘泉
●ギャグ句 元句 名月を取ってくれろと泣く子かな 一茶/甘泉
○甘泉くん、うーん、なかなか大胆なギャ句じゃあ内科小児科肛門科。まあ、キミの耳にはそう聞こえたんじゃロウ。うほんげほん。

「ギャ句」胡桃池や川に飛びこむ水の音 亀田荒太
●「古池や蛙飛びこむ水の音 芭蕉」
「ギャ句」クルミニー・トマールか東野武一行くや野府の春 亀田荒太
●元句「胡桃に棲まるカトウノヴィッチ・イクヤーノフの春/加藤郁乎」「カトウノヴィッチ・イクヤーノフ」みたいな訳のわからない人名を出していいなら、僕だって、「クルミニー・トマール」と「東野武一(とうのぶいち)」の二人出しちゃいますよ。 /亀田荒太
○亀田荒太くん、うーん、ワシも出しちゃおうかな。カネコノヴィッチ・ドーダノフ。うほんうほん。

胡桃割訛れば判らずいつまでも 金亀 子
●ギャ句。胡桃割なければ割らずいつまでも 鷹羽狩行 @殿!江戸表暮らしの某にはちーと?/金亀 子
○金亀 子くん、まあそうじゃがのう。ワシも苦労はしておるのじゃがのう。まあ、ひとつ、よろしく哀愁!うほんうほん。

胡桃が時雨れてもどら息子らを待つ 山香ばし
●ギャ句 元句は「胡桃菓子ぬれて戻らむ子らを待つ/能村登四郎」/山香ばし
リムジンの拭き残したる姫胡桃 山香ばし
●ギャ句 元句は「風神の吹きのこしたる姫胡桃/高垣美恵子」/山香ばし
ファンが減るかたちに札付きの来る身 山香ばし
●ギャ句 元句は「考えるかたちに二つ夜の胡桃/山口青邨」/山香ばし
来る身の恥ずかし上がる脂肪の付き 山香ばし
●ギャ句 元句は「胡桃の葉透かし明るし盆の月/山口青邨」/山香ばし
正念場蜂の巣を捕る胡桃の木 山香ばし
●ギャ句 元句は「少年は蜂の巣を知る胡桃の木/細見綾子」/山香ばし
アイアンの手よりはなれし胡桃割る 山香ばし
●ギャ句 元句は「愛玩の手よりはなれし胡桃割る/百合山羽公」/山香ばし
素麺のツユの胡桃のまだ割れず 山香ばし
●ギャ句 元句は「壮年の艶の胡桃のまだ割れず/能村登四郎」/山香ばし
寒き夜の寝ずにおるかヤクルト飲む 山香ばし
●ギャ句 元句は「寒き夜の鼠おろかや胡桃噛む/山口誓子」/山香ばし
○山香ばしくん、そうかそうか草加せんべい。基本技を追求してオルじゃあ内科小児科肛門科。まあ、アイアンはしっかり握りたまえ。保険は入っておるのか。胡桃が割れないときは、ヤクルトを飲むのもよろしかろう、うほん。

鬼胡桃割る手刀一閃「婆すごい!」 小川めぐる
●ギャ句です。 元句「鬼胡桃割る手刀を婆もちて/能村登四郎」/小川めぐる
むかしのママの誉れ「胡桃」の中の「冬」 小川めぐる
●ギャ句です。ママ、若い頃はあの名店「胡桃」で冬場の売り上げナンバー1だったんだって。 元句「むかしのままの己れ胡桃の中の冬/村越化石」/小川めぐる
○小川めぐるくん、「ママ」はいいじゃあ内科小児科肛門科。そのママさんには会ってみたいもんじゃ焼き。そのときには、ひとつ、よろしく哀愁!うほんごほん。

鬼の顔仏の貌の着ぐるみ干す 星埜黴円
●元句: 鬼の顔仏の貌の胡桃干す  花岡栄子/星埜黴円
胡桃割る緋の猿猴の一家族 星埜黴円
●元句: 胡桃割る燈の円光の一家族  大野林火/星埜黴円
安きことを教へる高さ胡桃割る 星埜黴円
●元句: 易きことを教へる難さ胡桃割る  林 了春/星埜黴円
髪わずかな中年かれいの体臭す 星埜黴円
●元句: 髪ゆたかな少年くるみの体臭す  鈴木正治/星埜黴円
鬼胡桃ハゲるを医師と思ひ見る  星埜黴円
●元句: 鬼胡桃割れぬを石と思ひ見る  山口波津女/星埜黴円
沢ほまれさんにも後ろ姿ありて 星埜黴円
●元句: 沢くるみ山にも後ろ姿ありて  北野民夫/星埜黴円
胡桃の実つぶれて青し何かかなし 星埜黴円
●元句: 胡桃の実つぶらに青し何かかなし  加藤楸邨/星埜黴円
胡桃割る聖所の万の痔をとざし 星埜黴円
●元句: 胡桃割る聖書の万の字をとざし  平畑静塔/星埜黴円
穴掘棒(シャベル)にて拾ふ胡桃の屑ばかり 星埜黴円
●元句: 礼拝堂(チャペル)にて拾ふ胡桃の薄明り  秋元不死男/星埜黴円
胡桃割る胡錦濤故郷鍵あいて 星埜黴円
●元句: 胡桃割るこきんと故郷鍵あいて  林 翔/星埜黴円
栗鼠退いてくるみだけゐる山路かな 星埜黴円
●元句: 栗鼠のゐてくるみ抱きゐる山路かな  室生とみ子/星埜黴円
○星埜黴円くん、おお、「着ぐるみ」も「猿猴」も読ませるもんじゃ焼き。しかし、他の句は哀愁が漂っておるのう。「中年」も
「ハゲる」も・・え、なに、ハゲる!なんじゃなんじゃなんじゃもんじゃの木。うほん。

胡桃割り呉るゝ女に鉄アレイと 末尾波世遠
●ギャ句 原句「胡桃割り呉るゝ女に幸あれと/高浜虚子」 ボツで結構です。/末尾波世遠
ことことと胡桃の田中タイキック 末尾波世遠
●ギャ句 原句「ことことと胡桃のなかのシャイロック/平井照敏」 すべり込みなんで。23:55/末尾波世遠
○末尾波世遠くん、いや、ボツはイカンガーじゃ。虚子さんの元句にもなかなかの味がアルじゃロウ。しかし、シャイロックがタイキックとは、なんとなんと南都銀行じゃ、うほん。

胡桃割るたびに(石原)莞爾と顔あぐる 万斛
●原句 胡桃割るたびに莞爾と顔あぐる 藤田湘子 満州事変の首謀者だった石原莞爾は、東條と対立して閑職に追いやられ、炬燵で妻と胡桃を割る毎日であった。そのような莞爾を妻の視点から描いてみました。また、これは、一字一句変えずにギャ句にするという画期的な試みです(笑)/万斛
新しき(立花)胡桃と古き(小鳩)胡桃かな 万斛
●新旧が逆になっておりました。訂正いたします。すいません。以下 解説文は同じです。 原句 新しき胡桃と古き胡桃かな 石田勝彦 立花胡桃という人を初めて知ったが、誰でもいいのですな、新しい胡桃ならば。古い胡桃は、小鳩くるみしか思いつきませんでした。これも、詠まれている対象を脳内変換するだけで、字句は変えないギャ句です。柔道で言えば「空気投げ」ですな(笑) /万斛
○万斛くん、なんとなんと南都銀行。これは、ビックリそっくりこっくりさん。どうだも真っ青じゃ。しかし、脳内変換がうまく行くかじゃのう、うほん。

魑魅といふしづけさにゐて胡桃割る 隣安
●どうだ先生に捧げるギャ句@トホホギス。原句は「父といふしづけさにゐて胡桃割る/上田五千石」/隣安
胡桃割る頭の中に使はぬ部屋 隣安
●どうだ先生に捧げるギャ句@トホホギス。原句は「胡桃割る胡桃の中に使はぬ部屋/鷹羽狩行」/隣安
○隣安くん、そうかそうか草加せんべい。魑魅なのか。まあ、そんなときは、一杯ある頭の中の使わぬ部屋をひとつづつ、覗いてみることじゃ、うほん。

◆今週の「聞き做し季語」?!
 兼題の季語が、耳にどう聞こえるか?……というクダラナイ試み。

区民・くるりん・グミ さとう菓子
●「聞き倣し季語」/さとう菓子
○さとう菓子くん、うん、どれも、ちょっとの早口じゃな、よろしいよろしい。うほん。

「聞き倣し季語」グルメ 久留米 車 暗闇 ひろ志
○ひろ志くん、なるほどほどほど。だんだんと暗黒に落ちてゆくのが分かるのう、うほん。

「聞き做し季語」売る身 亀田荒太
●「お嬢ちゃん、やけになったからと言って自分の体を売るようなことをしちゃいけないよ」 「えっ、お嬢ちゃんじゃなくておにいちゃんだったの、これはとんだ失礼をいたしました」/亀田荒太
○亀田荒太くん、社会の深層に迫るのも大事ジャガイモ、深窓の令嬢を大切にするのも大事ジャガイモ?うほん。

着ぐるみ(よしあき殿!)、木の実(そのまんまやん)、垂水(神戸市の……)、刺身(鯛が好き♪)、切り身(お頭付きの方が……) 洒落神戸
●聞き做し季語にあらせられます。 /洒落神戸
○洒落神戸くん、おおそうかそうか草加せんべい。まあ、よしあきくんには、ワシから伝えておこう。しかし、キミは、食い物が多いのう、うほん。

◆今週の「なんちゃって回文」

見る句をば塩菜と直し歯を胡桃 ウロ
●回文俳句です。  みるくをばしほなとなほしはをくるみ / 句の推敲風景、選者はめちゃくちゃ直して、青菜に塩をかけたように弟子を悄然とさせたかと思うと、胡桃の実を歯で噛み割ろうとしているのであった。 /ウロ
葉にミルクしたたか正し胡桃に刃 ウロ
●回文俳句です。  はにみるくしたたかただしくるみには / 葉ものに水のかわりに牛乳をやらのは、ワシの考えでは甚だ理にかなっておる。胡桃の殻に刃を当てるようなものじゃよ。明達、めいたつ! /ウロ
端にミルクつけて〈サテ欠〉胡桃に刃 ウロ
●回文俳句です。  はにみるくつけてさてけつくるみには / 放送局員の朝。咥えトーストで、サテライトスタジオには「病欠」を連絡、クルミ割りが見当たらないのでナイフを胡桃の殻にカチリと…妄想自在の句。クルシイ。 /ウロ
婆のミルクひたして死旅胡桃の歯 ウロ
●回文俳句です。  ばのみるくひたしてしたびくるみのは / 死出の旅ゆく婆さん、胡桃の箱の入れ歯を口に戻し好きだったミルクを綿で、唇を家族かわるがわる湿してあげるのであった。ジャ~ン /ウロ
ミルク飲み人形夜勤に美濃胡桃 ウロ
●回文俳句です。  みるくのみにんぎやうやきんにみのくるみ / 夜勤だ。片時も手放さないミルク飲み人形と美濃産の胡桃を持って… / 「胡桃」とくれば回文では「ミルク」でしょう。ウロもミルクのオンパレード。 /ウロ
掌の胡桃とミルク野良日の出 ウロ
●回文俳句です。 てのひらのくるみとみるくのらひので / 高血圧予防のくるみの実ふたつを手の中に握っている。テーブルにはミルクの瓶そして畑のほうでは日の出だ。いい朝だ。 /ウロ
○ウロくん、いや、「ミルク」オンパレードはよしよしよし子さんじゃ。兼題によっては、こういう鉄板回文ということもアルじゃロウ。そこをどう抜け出すかも楽しみのひとつ。しかし、「野良日の出」はいいじゃあ内科小児科肛門科。うほん。

実の胡桃割るただ滴るはミルクのみ くろべぇ
●なんちゃって回文 みのくるみわるただしたたるわみるくのみ ナンチャッテ /くろべぇ
○くろべぇくん、おお、いいじゃあ内科小児科肛門科。景を描いておるのう。よしよしよし子さんじゃ。ひとつ、その調子で、よろしく哀愁!うほん。

胡桃くるみクルミとミルク見る来ミルク こま
●単純回文。多そう。/こま
○こまくん、おお、よろしいよろしい。回文とは本来的に単純なところが基本じゃからのう、うほんげほん。

皆の知る胡桃にみる句僂指の並 さとう菓子
●「なんちゃって回文」みなのしるくるみにみるくるしのなみ/さとう菓子
○さとう菓子くん、おお、そうじゃそうじゃ。確かに、今回の兼題の回文は、指折るほどのもんじゃった、うほん。

胡桃の擂り粉そうさ子リスのミルク たん造
●回文です くるみのすりこさふさこりすのみるく  胡桃の実を擂り潰すと油っこい液体になる(確かそうなったと記憶しているが)。これは真に子リスのミルクだよねー。/たん造
○たん造くん、そうなのか。まあ、子リスくんに聞いてみないと分からんが。で、子リスくんとは?うほん。

冬宮ら胡桃を見る暗闇結ふ 遠音
●回文俳句。ふゆみやらくるみをみるくらやみゆふ/ようこそ、お嬢さん。白いリボンが、蝶のようだね。冬宮へ、迷い込んでしまったんだね?んん?存在するのは春宮と秋宮だけのはず?ふふ、たしかに、ね。夏宮と冬宮は、ない。おわかり?招かれざる客よ、心の間隙と時空のひずみとが、不幸な一致、歓喜の交差を成す刹那、ひかりは吸われ、闇は結われて、堕天使のうた声が、かなたの夏宮、こなたの冬宮に轟き、せせらぎ、世界はSの字にくねり続けて、ねじれの雫がうたかたの木の実となる。宮の氏子らは、とわに拾い続けるのさ。この小動物の精緻な脳のごとき実をね。え、帰りたい?本気で言ってるのかい?ふふ…。/遠音
伝ふミルク色黒い胡桃ふたつ 遠音
●回文俳句。つたふみるくいろくろいくるみふたつ/その時でございました。お嬢様の陶磁器の肌に、白いものが、伝ったのでございます。肌が透けて牛の乳のいろのような、それは、まさかの涙でございました。鋼の美女と揶揄されたお嬢様を、不肖この婆めは、幼少のみぎりからお世話申し上げてまいりましたが、それが初めて見た涙だったので、ございます。焼け跡から見つかった無残な宝石箱を見ても、眉一つ動かされなんだのに、焦げて崩れそうな胡桃がふたつ、その消し炭のような箱からころげ落ちた途端に。つぅと。なにかを介在しなければ、表わせない御方なのだと、その時ようやく知ったのでございます。はい。/遠音
○遠音くん、いやどうもどうも。いつも壮大な物語じゃのう。ワシは「伝ふミルク色」が好きじゃ。よしよしよし子さんじゃ。うほん。

画家 芋胡桃割るわ ミルクも如何 塩の司厨長
●(がかいもくるみわるわみるくもいかが) 回文俳句です。今回の兼題で「さつまいもと胡桃のケーキ」がある事を知りました。機会があれば食べてみたいです。/塩の司厨長
○塩の司厨長くん、「画家」からの展開で成功したじゃあ内科小児科肛門科。ワシも「さつまいもと胡桃のケーキ」は食べてみたいがのう、うほん。

村ぐるみ胡桃がみる苦ミルグラム 星埜黴円
●回文です。 むらぐるみくるみがみるくみるぐらむ ミルグラム 閉鎖的な状況における権威者への服従心理実験/星埜黴円
見る苦の無し仏逝け徒歩信濃胡桃 星埜黴円
●回文です。 みるくのなしほとけゆけとほしなのくるみ/星埜黴円
見る久米宏の逆さの城姫胡桃 星埜黴円
●回文です。 みるくめひろしのさかさのしろひめくるみ/星埜黴円
苦力胡桃投げ鵜の物憂げなミルクリーク 星埜黴円
●回文です。 くーりくるみなげうのものうげなみるくりーく ミルクリークは、東急ホームズの輸入高級注文住宅の、ブランド名だそうです/星埜黴円
ミルク匂う顔乳を買う鬼胡桃 星埜黴円
●回文です。 みるくにおうかおちちをかうおにくるみ/星埜黴円
○星埜黴円くん、おお、なかなかの労作じゃあ内科小児科肛門科。しかし、「苦」にあふれておるのう。回文句なのじゃがのう。「久米宏」さんまで登場とは、嬉しいもんじゃ焼き。うほん。

焼き胡桃噛りけり歯科見る茎や 西川由野
●回文です「やきくるみかじりけりしかみるくきや」 /西川由野
胡桃割り機の午後の霧はミルク 西川由野
●回文です「くるみわりきのごごのきりわみるく」 /西川由野
銘菓胡桃ゆべしへ湯見る九回目 西川由野
●回文です「めいかくるみゆべしへゆみるくかいめ」 /西川由野
ソファに胡桃餅もミルクに合ふぞ 西川由野
●回文です「そふあにくるみもちもみるくにあふぞ」/西川由野
○西川由野くん、「午後の霧はミルク」はいいじゃあ内科小児科肛門科。詩がある。そんな午後はじゃ、ソファにくるみ餅もいいのう、うほん。

白い胡桃の木山羊のミルク色し 白丘山人(893人)
●回文です。「しろいクルミのきやぎのみるくいろし」/変異種なんでしょう。胡桃の実の味も山羊のミルクに似ているに違いありません。/白丘山人(893人)
○白丘山人くん、おお、なかなかのもんじゃ焼き。そんな胡桃の木を見てみたいのう、うほん。

指で廻し見る胡桃皺まで冷ゆ 璃当
●回文俳句 ゆびでまわしみるくるみしわまでひゆ/璃当
○璃当くん、いやあ、深秋の寒さを感じるのう。よろしいよろしい。うほん。

○いやどうもどうもどうだです。今週の兼題は、良い回文を見せてもらった。ひとつ、この調子で、よろしく哀愁!うほんうほん。

 

※『俳句ポスト365』の文字が小さすぎる?
 この問題に関しては「それぞれのパソコンの個性によって見え方が違ってくるので、統一して同じ大きさにするのが難しい」のだそうです。次の方法でひとまず対処して下さい。
 「CTRL(コントロール)」のキーを押さえておいて「+(プラス)」のキーを押すと、自動的に文字が拡大されます。同じ方法で「-(マイナス)」のキーを押すと小さくなります。一度この方法を試してみて下さい。

よしあきくん

ページの先頭