俳句ポスト365結果発表

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第209回 2018年11月15日週の兼題

雪兎

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の表記~五七五の間は空けない
雪うさぎ 遊びつかれて 盆の上 カトレア
ふれてみて 冷やり驚く 雪兎 それぞれのしあわせ
粛々と ゆらぐ鐘の音 雪うさぎ はなあかり
あくまでも あくまでもきよし ゆきうさぎ ビッグマム
盆の上 ちいさく溶けて 雪兎 ひろきう
帰還せり 出迎えうれし 雪うさぎ ももとせゆきこ
雪兎 線香たゆたう 白昼の間 稲畑実可子
幼き子 雪兎作り 僕に見せ 海百合 躁明
赤い実の 出番嬉しき 雪兎 紀子
我が代わり 泣いてくれたか 雪兎 吉野乃雪
帰り道 誰が忘れた 雪うさぎ 栗子
亡き祖父と 泊まるグレーの ゆきうさぎ 菜の花が実を結ぶ頃
雪兎 生まれ変わりて みぞれ鍋 紫香
参道で 稚児が辞儀する 雪兎 春日
南天の 赤い目ふたつ 雪うさぎ 小林 番茶
雪兎 かぎ針躍る 夜の部屋 森の水車
暁光や 盆溢れ出る 雪兎 雛罌粟
雪兎 豪雪知らぬ 都会人 相模の仙人
餡を練る 祖父の庭先 雪兎 草本洋子
ガマの穂の となりに鎮座 雪兎 駄犬
出征に うしろ髪引く 雪うさぎ 大坪美智子
下がり目で ウインクしてる 雪兎 池田 功
ばあちゃんに 貰いし盆に 雪兎 猫になにわ節
神棚や 雪うさぎ早 溶けりたり 白えび太郎
父逝きて 雪のうさぎを庭に添え  美井檀
ただいまに 飛び出す盆の 雪うさぎ 美智子
日差しきて やがて悲しや 雪うさぎ 美魔女
雪兎 生まれし空に 月輪盆(つきわぼん) 穂風
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪次のご投句待ってますよ。

◆季重なりブラザーズ
かじかみし手で甘酒や雪兎 三枝 木公
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

●「雪兎」と「月」は季語がダブっていますが、作句では誤りとなるのでしょうか。/穂風
○「月」は秋の季語ですが、月の光景の中にある「雪うさぎ」を描きたいこともあります。「雪うさぎ」が主役になるような作り方をすれば、何の問題もありません。

●「雪あるが南天生らぬ雪うさぎ」 季語3つ。わかってます・・・。 雪うさぎって、積雪する北国の雪と、暖地に自生する南天で作るんですね。 こう思うと不思議な造形物です。 また、種類が多く全国にある笹。この種類の多さゆえに、地方により個性が出るんですね。 「雪うさぎ南天あるが雪のなし」 語順はどちらがいいんでしょうか?/若澤杏子

◆兼題の考え方
仔紅葉の後ろに振りしお裾分け いらこ
身に沁むや子想う列の早暁かな 詠風絵夢
バイオリン 震える指先 ヴィブラート 廃空
冬晴れや 帰り待つらん 姿変え お月様
木から落ち 風にゆられて 旅する葉 平良は
●授業中にみた小学校の校庭にあるケヤキからは落ちる葉はとても自由に飛んで、自分の知らないところに旅立っていってるようだった/平良は
○本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出していますが、季語が出題された場合はその季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。
今募集中の兼題は、1月23日24時締切の「菠薐草」です。ご投句お待ちしてます♪

◆季語深耕
トランプの宣言むなし雪だるま とんとん
●私の季寄せには「雪兎」は「雪達磨」の傍題で上がっていました。兼題「雪兎」とある場合は雪達磨の句はダメなのでしょうか?(心得としてご指導ください)/しんしん
●季寄せには、雪達磨の傍題として雪卯が掲載されていました。反対に雪卯の傍題として雪達磨を使用することは出来るのでしょうか。/ふくろう悠々
●手元の歳時記見るとなんと「雪兎」は「雪達磨」の傍題(今回はこちら)、「兎ウサギ科哺乳類の相称」の傍題両方ありビックリ。動物の兎の傍題に雪兎があるなんて!ならば雪の雪兎もたまには動きたい、跳ねたい、跳びたいのではなかろうか妄想。/ミセウ愛
●そもそもの兼題がとある季語の傍題、というのが個人的には初めてだったように思います。季語のイメージがしっかりし過ぎているために、二物衝突で作りたいのですが発想が全く飛ばず、かといって一物仕立てでは類想に埋没してしまうというジレンマに陥りました。/る・こんと
●雪兎と雪だるまの違いが難しかったです。/猫になにわ節
●雪兎と雪だるま、どちらも雪で作りますから、その違いを区別する必要があるかと思いました。雪兎はまるでコース料理のような気品、消えてしまう儚さを感じます。いつまでも大切にしておきたいという気持ちを句にできないかと工夫しました。/古瀬まさあき
●雪兎を例えば雪だるまに変えても成立するようであれば、雪兎を季語に選択した意味がない…と考えると、途端に難しい兼題だなあと感じました。/海老名吟
●調べてみて雪だるまと雪うさぎとは持つイメージが違うことを知りました。雪うさぎは観賞用、きれいで愛らしくあるものなのですね。/古都鈴(ことり)
●今回の兼題は、「雪達磨」が比較対象になりまそうですが…。何気に、雪兎作ったことが無いという…。 あるサイトで拝見した、櫂未知子先生の「『雪達磨』が『楽しむ』もので『雪兎』は『愛でる』もの(要約)」という解説文を、参考にして作句していきたいと思います。/多々良海月
○頁数の少ない季寄せでは、「雪達磨」の傍題として「雪うさぎ」が載っている場合が多いようです。大判の歳時記では、別の季語として取り上げられているケースもあります。「『雪達磨』が『楽しむ』もので『雪兎』は『愛でる』もの」という把握は、まさに!ですね。

●兼題季語についてではありませんが、漢字とかなの使い分けがよくわかりません。今回の兼題では「雪兎」「雪うさぎ」「ゆきうさぎ」の三種類が考えられ、句によって自分なりにかえてみましたが、何か注意するポイントはありますか? 漢字あるいは「かな」にする効果を教えてください。/柑斗梨舞礼
●雪うさぎと雪兎、印象が違うのは私だけでしょうか。平仮名のほうが優しさや柔らかさを感じ、平仮名と漢字を両方試しての投句ですが、何か使い分けの基準はありますか。/真紅ゆうこ
●「雪兎」と漢字で書くより「雪うさぎ」とひらがな交じりの方が似合う可愛い季語。雪だるまより小さい分誰でも作れるし家にも持ち込めるのが嬉しい!/うに子
○表記も表現の範疇に入ります。句の内容に合わせ、作者として意志と意図をもって、表記も選びましょう。

痛きかな雪のうさぎを踏みし靴底 百合園ゆみ
●雪兎の兼題 最初は生きているうさぎ「エゾユキウサギ」の事かと思いましたが雪で作った兎なんですね。 あまり雪の降らない地方では縁のない兼題です。 雪兎は見た目が雅なものなので逆にコミカルな物や洋風なものと取り合わせたくなります。/けーい○
○他にも「雪のうさぎ」としている句が沢山ありました。これは、生物としてのユキウサギだと読まれる可能性が高くなります。

●宇多喜代子さん「古季語と遊ぶ」によると、古い歳時記には「雪ころばし」「雪合戦」とともに「雪遊」のひとつとして採録されていたとか。子供の楽しみが「雪遊」とすれば、大人は「雪見酒」「雪見舟」など、とか、これも雪の少ない地域のことで、豪雪地帯では風流とは無縁・別世界のもの、とか書かれていました。大人も雪兎は作るかも知れませんが、後段は分かります。 多くの人がイメージするでしょうが、「雪兎」は愛でる、可愛い、愛しい、儚げ、慈しむ、贈るとかそういうイメージですね。ここはもう、この感じの類想ど真中で、しかし表現や素材で少しオリジナリティ、リアリティを与えて素朴に詠みたい季語ではあります。むつかしき愛をやさしく雪兎 遠藤由樹子 もうこれを越える句は難しいなあ・・。 ちなみに英語「Snow Rabbit」で検索すると、海外ブログに日本には雪兎という遊びが昔からあった、と写真付で紹介されていました。欧米にはないのでしょうかねえ。雪達磨(Snowman)はありますが、形は日本のような二連球のものばかりとは限らないようです。また、ウサギ科の哺乳類に「ユキウサギ」というのがいます。ノウサギよりひとまわり大きく、北海道からシベリア・モンゴル・北ヨーロッパにかけて分布している(夏毛は褐色で、冬毛は耳の先が黒いほかは全身真っ白)が、もちろん本兼題で詠むものではありません。/すりいぴい
○講談社の『日本大歳時記』では、「雪丸げ(ゆきまろげ)」の傍題として、「雪ころばし」があります。「雪達磨」の傍題には「雪仏」なんてのもあります。面白いですね。

●今回の兼題は雪兎です。私の歳時記には「雪兎」は「雪達磨」の傍題として掲載されていましたが、「雪達磨」とは別に「雪兎」の説明も書かれており、「雪達磨」の傍題とはいえ独立した季語の感があります。雪になじみのない所に住んでいる私は雪兎の実物を見たことは無いのですが、どの歳時記を見ても目は南天の実を使うと書かれています。どうも、兎の赤い目を模してもののようですが、赤い目に白い毛の兎は日本固有のもののようで、海外の兎の目は黒や茶色が多いようです。さて、季語として「雪兎」を考える場合に注意したいのが動物の「兎」も冬の季語ということです。動物の「兎」も「雪兎」もどちらも白くて愛らしいのですが、動物の「兎」は狩猟の対象として冬の季語となっています。同じ狩りの対象である「熊」、「猪」のように人に立ち向かってくることもなく、ただ逃げるばかりの「兎」には哀れさを感じます。「雪兎」の例句に盆に置いてあった雪兎が溶けて、盆には南天の実だけが残っているというものがありました。「雪兎」は人形や愛玩動物のような愛らしさがある反面、溶けて消えてしまうという寂しさ、侘びしさがあります。これは逃げ回った末に狩られてしまう「兎」の哀れさに通ずるものがあるように思えます。/いもがらぼくと
●雪兎(晩冬、人事、傍題なし):雪に兎の形につくる子供の遊びでお盆の上にのせ目玉に真っ赤な南天の実を、耳には南天の葉を用いてたのしむ(「カラー図説日本大歳時記 冬」講談社、小鷹ふさ子)。例句掲載は少ない。水原秋櫻子編の「俳句小歳時記」には未掲載。「俳句歳時記 冬」(第四版増補版、角川文庫)には「雪達磨」傍題扱いで掲載。盆の上に雪で兎の形を作ったもの。赤い実の眼、青い葉の耳が愛らしい、とある。写真は解説どおり盆の上に乗ったものでした。ネットで画像検索すると地面(雪)の上に直接作られたものもありますが、やはり元々は盆上に作り、屋内に持ち込まれて愛でるもの、宴などで廻され鑑賞されるものだったように思われます。ただし盆に乗せられていなくても雪兎といってよいかと思われますが・・。とはいえ十七音の中で「盆」といわなくても読み手は盆上のものを(特別にそうではないように詠まないかぎり)想像してくれるでしょう。たぶん。
2015年にNHKテキスト連載「日本の季語遺産」で取り上げられていたようです。以下要約すると、「雪兎」は「雪達磨」とやや異なり、もう少し雅なもの。雪達磨は出来上がった後も屋外に置かれるが、雪兎は塗りの盆などに乗せられて鑑賞されるべく屋内に運ばれる。雪達磨はあくまでも(作る)楽しさがメインであり、雪兎は小さくて美しいことがひたすら愛される、と。一方は童心そのものであり、もう一方は懐石料理の一品のようなイメージ・・とのこと(要約以上)。これだけ読むと近代でもちょっと名家(?)というか、ええしの家での遊びのように思われます。「雪兎」自体は古来(いつかはわからない)からあるようですが、必ずしもそう上品なもの、高貴な感じで言い切ることは難しいような。作ること以上に「愛でる」ことに少し力点があるというのはなんかわかる気もします。作るのは「雪達磨」も同じですからねえ。主観ですが。/すりいぴい
○「愛でるもの」というキーワードは重要。その向こうに様々な感情が動きます。

◆季語雑学部
●季語雑学部  雪兎に使われる南天の実と葉ですが、難を転ずるというゴロから、魔除けや火災避けとして庭先や玄関先に植えられているのをよく見かけます。また、古い時代には不浄を清めると言う理由から便所の脇に植えられ、かつ南天の葉を触ることで手を洗う代わりにしていたそうです。これは、南天の葉にあるナンニジンという成分に殺菌効果があるからで、実際にも清める力があるようです。その効果は、食品の腐敗防止にも役立てられており、今でもお赤飯に南天の葉が添えられるのは、その効果を期待してのもの。ただし、摂取すると毒にもなるため、口にはしない方が良いでしょう。ちなみに実の方にもドメスチンという毒成分を含み、摂取すると知覚障害、神経麻痺などを起こす可能性があります。それでも野鳥たちは冬の餌の少ない時期になると、南天の実を食べ始めるそうです。少量ずつ食べることで毒成分に中毒しない工夫もしているのだとか。そのため実は少しずつ減ってゆくため、春近くなった頃に雪兎を作ろうと思っても、目にする実が無いなんてこともあるかもしれません。/山香ばし
○南天って、そんな力があったのか!

◆俳句文法研究部
●俳句文法研究部 過去・詠嘆を表す助動詞に「けり」というのがあります。「咲き+けり」のように活用語の連用形に接続します。 意味としては「咲いているなあ」あるいは「咲いたんだなあ」という感じになります。
 また、完了・存続の意味を表す助動詞で「り」というのがあって、これは四段活用動詞の已然形(咲け+り)及びサ行変格活用動詞の未然形(供せ+り)に接続します。「咲けり」だと「(過去咲いていて今も)咲いている」「咲いたところだ」といった感じになります 「けり」という表記があった場合に、接続する活用形の違いから、詠嘆の「けり」なのか、カ行四段活用動詞の已然形+完了の「り」なのか見分けることができます。 混同していると思われる表記を見かけたので、書かせていただきました。作句の際、参考になれば有難く思います。/ひでやん
○これはよく間違える人が多いケース。助動詞「り」は、「リカさみしい」と覚えます。「さみ(サ行は未然形)、しい(四段は已然形)」

◆こんなお便り、質問届いてます!
●組長、正人さん、スタッフの皆様、いつもお世話になりまして、有難うございます。うーん(困) 雪だるまは子供の頃に作った記憶はあるけれど、雪兎は…多分無いなぁ。大人の作るもの?(笑) なんだか全然イメージ湧かない。詠めない(汗) 今回は投句継続のみ!って、感じになってしまってます。宜しくお願い致します。/chiro
●兼題の「雪兎」を作ったことが無いので、心に浮かんだイメージで俳句を作ってみました。/白えび太郎
●大昔の記憶しかなく、難しい。/富樫 幹

●バリエーションはないんんですかね。雪猫とか。/こま
●大小だけで親子に見える。/こま
●意外と形成が難しい。/こま
●卵型がポイント! /こま
●チャーハンやチキンライスの型があれば、ご利用ください。/こま
○お、あれか! ならば出来そう♪・・が、我が家にそんなものはない!

●食べ物はおいしそうに詠むのが原則のように、雪兎のような季語は可愛く、愛らしく詠むべきでしょうか。/月の道馨子
●雪兎は可愛らしい、儚いイメージがしました。/なつぽよ
●雪兎は、ずいぶんと可愛らしい季語だな、と思いました。自然となんとなく可愛らしいものと関連付けていました。/ふくろう
●「だから何?」という感じの、ただの報告の句になってしまいがちです。どうしたら詩情が出せるのでしょうか…。/おるか改め籠居子
●今回も6句作りました。雪兎に個人的に抱いているイメージとして、無垢・純粋・儚さなどがあり、そこから句の発想を広げていきましたが、なんだか暗いイメージのものが多くなったような気がします。/安溶二
●「雪兎(ゆきうさぎ)」……今回、画像検索に苦労した単語。「雪兎」を知らない訳では無かったが、「雪だるま」のようにバリエーションがいっぱいあると困るので(※後述)念のため調べたら……アニメのキャラばっかりじゃん!!!!(>_<)本物の「雪兎」の画像なんかほとんど出てこなかった……「雪だるま」はまだ大丈夫そうだが、「雪兎」は絶滅危惧種だったりして(-_-;) / (※→国内・国外問わず山のようにバリエーションがある。2段重ね・3段重ねは基本として、ミニオン・ベイマックス・トトロ・ピカチュウ・カオナシ・初音ミク・ポプテピピック・出血雪だるま・便器……って、いい加減にしろ(-_-;))/灰田《蜻蛉切》兵庫
●雪兎は、子供の頃の思い出などを連想させる季語と感じました。/錦江
●具体的すぎて難しい兼題だと感じました。もろ「雪兎」が邪魔をして発想がゼンゼンです。白夜は季語じゃないですよね、持ってる俳句歳時記には載ってなかったもので。/遠きいち
○「白夜」を夏の季語としている歳時記もあります。はくや【白夜】高緯度地方で、夏、太陽が地平線近くに沈んでいるために薄明が長時間続く現象。びゃくや。《季 夏》「街灯のひとり灯(とも)れる白夜かな/万太郎」

●雪兎、イラストでは冬に欠かせないものですが、雪だるまに比べて実物を見る機会がほとんどありませんでした。お隣の玄関先に笹も南天の実もあるので、この冬はお隣さんに許可をいただき作ってみたいと思います。/青海也緒
●雪が降ると、勇んで雪だるまをつくりに出るのですが、関東の雪では雪だるまには到底足りず、根気も足りず、結局、手のひらサイズの雪兎に落ち着くことが多かった幼年期の思い出です。/でらっくま
●雪が積もるとつい雪だるまを作ってしまうのですが、今冬は雪兎にしてみます。しかし、南天の実はいつもヒヨドリがさっさと食べてしまうので困りものです。/なみはやらんる
●雪兎と聞くと、子ども時代のことを思い出す人が多いのではないかと思います。ただ、自分は雪兎の表情がなんとなく怖く感じられたりもします。可愛いはずなのですが、どこか不気味なあの感じ…。雪兎の季語でみなさんがどのような俳句を詠むのか、とても興味があります。/とりまる
●雪国に生まれ育ったのに、雪うさぎを作ったのは1、2回しかありません。どかっと降るので、雪玉をゴロゴロ転がしての雪だるま作りが定番でした。または、かまくら。雪うさぎは、雪が少ない地方のほうがポピュラーなのかも!?/海野しりとり
●雪だるまはよく作りましたが雪兎は昔々作ったことがあるような無いような・・・。 数年前に植えた万両がきれいな実をたくさん付け始めたので、この冬に雪が降ったらそれを瞳にして雪兎を作ってみようと思います。お盆に乗った姿は風流ですね。 /香羊
●岩手生活38年間で、[雪兎]が話題になったことは一度もありませんでした。 岩手の乾いた雪では、手で雪を握っても固まらない。雪を転がしてもくっつかない。雪合戦や雪ダルマができないのです。塊にするためには、水をかけねばなりません。 自分の思い出としての雪兎は、半世紀以上前に遡ります。手で握りながら形をつくる。その所作とつかの間の絵模様の楽しみが蘇ってきました。又、[100年俳句日記]でのあまぐりさん報告にあった三千院での切り撮りに癒されました。 /天晴鈍ぞ孤
●満洲の冬は、寒さがきついため雪がサラサラで雪を固めることができず、雪合戦・雪だるま・雪兎など日本の北国のこどもの遊びをしたことがありません。その代わり、スケートでわざと転んで腹ばって滑ったりしても全く濡れることがありません。「雪だるま」は、男の子の遊び、「雪兎」は女の子の遊びとして絵本で見て、とても、うらやましく思ったものです。/ウロ
○雪の多い少ないや雪質によって「雪兎」の普及度が違うとは!

●「困惑顔の雪兎」という表現をしましたが、雪兎の擬人化(?)はよくないのでしょうか。/穂 真白
○擬人化がダメなわけではありません。ちょっと難しい技術ですから、失敗しやすいということはいえます。

●生き物のウサギじゃないんですね。。雅すぎて庶民には難しい兼題です。。 /工藤浩之
●雪兎は造形品であるが、北海道には北きつねが生息している。それゆえ、兎が食べられて最近は見かけなくなったと友人が言う。雪の中を餌を求めて兎が跳ねまわる。それを狐がねらう。この兼題を見てそれを想い出した。一方千歳の陸上自衛隊は兎狩りを年に一度やり、鍋にして食べるニュースもあった。/徳永 北道
●実際の雪兎の生態を「エゾユキウサギ、跳ねる 冨士元寿彦著」で調べてみました。世界に16種いる雪兎の中で、北海道に見られるエゾユキウサギは、野生種の兎で最も大きく、毛の色は夏は茶色で冬に白くなり(保護色)、体長50~60cm、時速80kmで走り、夜行性で、長い耳は外敵の察知と放熱の役目がある。寝る前には、今まで来た道を逆に戻り(止め足)横にジャンプすることを繰り返し、目くらませをする。又、木の根元に穴を掘り防空壕(雪穴)として非常時に逃げ込む。冬場の食べ物は、柳等の小枝や冬芽、樹皮である。/重翁
○こちらはこちらで、興味深い季語です。

●「写真」を見るまでは「雪兎」がわかりませんでした。いろんな想像をして作句することになりました。そうしているうちに、「雪だるま」は外国にもあるけど、「雪兎」も海外にあるのかな?という疑問が浮かび、ネットで調べてみました。しかし、調べ方が下手なのか答えはわかりませんでした。/高橋寅次
●雪兎は画像を見て、耳が葉っぱだと初めて知った様に思います、どうも季重なりに成り勝ちな季語のような気がします。/藤郷源一朗
●雪兎 またよく知らないものでした。ネットで調べたら、とってもかわいらしい映像が出てきました。でも、南天の瞳がとってもはっきりしていて、意志の強さを感じました。/知究
●雪だるまを作ったことは何回もあります。 子供らにも作り方を教えました。 ところが、「雪うさぎ」、作ったことも、見たこともありません。 こういう場合は、情報から、「雪うさぎ」を想像して作句することになりますが・・・ 構わないのでしょうか?/風間昭彦
○見たことがない季語について、ネットで調べてみるのも一つですが、その季語のある世界に入り、ありありと脳内吟行をしてみましょう。

●「雪男」、「雪女」は季語との事なのですが、その基準が「雪」という言葉に拠るものであるとするならば、「イェティ」や「イタカ(イタクァ)」は季語にならない?それともあくまで類似の名詞として季語と判断されるのか、あるいは個々の伝承などをもとに総合的に判断されるのか?日本と外国の違いはある?いろいろ悩ましいです。/山陽兵
○それを季語にする人がいつかでてくるかもしれませんね(笑)。

 

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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