俳句ポスト365結果発表

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第213回 2019年1月24日週の兼題

ていれぎ

  • よしあきくん一期一会の一句
  • 初心者向け解説コーナー今週の俳句道場
  • 今週のお便り
  • 人・並選の俳句
  • 天・地の俳句
本選句欄では、添削した形で句を掲載する場合があります。
添削は作り替えの提案として句会等でも議論されます。示唆された添削案が自分の表現したいことに合致すれば、作者の判断においてその案を自作として採用してかまいません。

人

ていれぎの懺悔のやうな味したり
きゅうもん@木ノ芽
ミサンガをしずかに濡らしていれぎを
きゅうもん@木ノ芽
ていれぎの差し入れ測量小屋の夜
ぎんやんま
隣家よりていれぎ貰ふ佳き日かな
ぎんやんま
ていれぎの触れし踝すきとほる
ていれぎや温泉街の神隠し
ていれぎぴりぴり明日先生の離任式
さとけん
微炭酸のやうにていれぎ咲きにけり
さとけん
ていれぎや太陽の棲むポリタンク
すりいぴい
ていれぎや雲母は薄くはがれさう
すりいぴい
ていれぎの流れに立ちて四分休符
トポル
ていれぎや河童の皿のささらめく
トポル
ていれぎや姉も私も祖母育ち
めいおう星
ていれぎや薄刃の如き水の味
めいおう星
ていれぎのまはりをさなき水ばかり
一阿蘇鷲二
ていれぎや棟梁祝詞奏上す
一阿蘇鷲二
水が転がるとていれぎが喜ぶ
蟻馬次朗
ていれぎは話し上手な水が好き
蟻馬次朗
ていれぎの柔らかさうに濡れにけり
玉庭マサアキ
ていれぎより先に河童を見つけたり
玉庭マサアキ
尻子玉捕れずていれぎ喰うかっぱ
月の道
ていれぎやこんこん朝を吐き出せり
月の道
水なおも堅固ていれぎたわやかに
山香ばし
ていれぎを鈴振るように引き抜きぬ
山香ばし
ていれぎや産湯に使ふ水を汲み
小川めぐる
ていれぎや風信帖を臨書して
小川めぐる@空海が最澄に送った書状3通を1巻にまとめたもので、1通目の書き出しの句に因んで『風信帖』と呼ばれる。(Wikipediaより)
ていれぎや開国進取語る酒
星埜黴円
ていれぎの辛さや癌は腹にあり
星埜黴円
湧水やていれぎ靡くこと知らぬ
大雅
ていれぎのみづは重さを知らぬ頃
大雅
ていれぎが揺れて子ぎつね喜べり
龍田山門
あの人が死んでていれぎ咲きました
龍田山門
ていれぎからなにかのしつぽがでてゐる
ヒカリゴケ
ていれぎや水の脈動すれば陽も
樫の木
ていれぎや子規の名付けし野球して
油揚げ多喰身
ていれぎや千二百年みづは無垢
はまのはの
ひところすのもていれぎそだてるのもみづ
はまのはの
山の風ていれぎ舐めて来し匂ひ
Kかれん
ていれぎを探れば水の神のこゑ
Kかれん
ていれぎや牧野博士の丸眼鏡
あいみのり
新しき御代やていれぎの花四弁
あいみのり
ていれぎが人の庭にも生えやがる
あつむら恵女
ていれぎや静かな晩年過ごします
あつむら恵女
ていれぎやみほとけ多き国の水
うしうし
ていれぎの萌えて静かな国境
うしうし
ていらぎのみどりかそけき水辺かな
おくにち木実
湧くやうに囁くやうにていらぎは
おくにち木実
ていれぎや水のしびれを楽しめり
かのたま
ていれぎや鐘の音鈍き水の底
かのたま
ていれぎや湧水口に舞う石英
くさ
よもやていれぎ盛るほどの料理とは
くさ
ていれぎやオロシャの捕虜の眠る街
くりでん
ていれぎや偉人とはみな腹へらし
くりでん
ていれぎの明るし水は母ならむ
さとうりつこ
あの時のあれはていれぎだったらし
さとうりつこ
ていれぎを裾野に飼うて息清か
じゃすみん
ていれぎのぴりりと蒼し胸の傷
じゃすみん
ていれぎや遠き天地匂ふごと
しゃれこうべの妻
ていれぎや生臭き話へ句点
しゃれこうべの妻
ていれぎやにんげんはくさいくさい
ちま(4さい)
ていれぎやうそはあかんのだけどつく
ちま(4さい)
おほばたねつけばな猫は水嫌ふ
どかてい
渡せなき艶書ていれぎぴりぴりす
どかてい
ていれぎや水を汲む手は無垢となり
としまる
ていれぎや複式学級起立礼
としまる
ていれぎや爪さき白いごんぎつね
なみはやらんる
ていれぎや佐保姫の繰るみずのいと
なみはやらんる
ていれぎや産霊の息のあをきこと
にゃん@産霊=むすひ
ていれぎや子規喀血の帰路の船
にゃん
ていれぎの水を白杖沈みゆく
ふるてい
ていれぎまでひかりたつぷり届くやう
ふるてい
ていれぎや愛比売の風の朗らなり
ほろろ。
ていれぎや細波にかすかな螺旋
ほろろ。
ていれぎの仄かに匂ふ水の過去
まるちゃん2323
ていれぎの震えておりぬ水の磁場
まるちゃん2323
ていれぎや驢馬の眸の中に星
みやこわすれ
ていれぎや舌先に星またたきて
みやこわすれ
ていれぎややさしいかぜとチロのほし
むらさき(6さい)
ていれぎやはじめておぼえた漢字は子
むらさき(6さい)
湧水の中ていれぎは身動がず
めぐみの樹
ていれぎや城下の子等のよく疾る
めぐみの樹
ていれぎを育む水のちと濁り
やぶつばき
ていれぎや祖父の小言に畏まる
やぶつばき
ていれぎや虫食ひの父の恋文
よしおくん
金星やていれぎの香を曳いて宵
よしおくん
宇宙は透明でていれぎ眩しくて
よだか
ツンとしてていれぎまるで朝の顔
よだか
ていれぎや水トレモロで詩いだす
ラッキーの母
ていれぎの香や初恋の日へ帰る
ラッキーの母
ていれぎのひそひそ歌うあぶくかな
りんたろう
ていれぎは白墨の花神代の文字
りんたろう
署名連綿とていれぎ青々と
一斤染乃
きらきらと泣くていれぎの空清ら
一斤染乃
ていれぎや馬の脱走劇ありて
一走人
ていれぎや水清ければ清く生き
一走人
伊予節のていれぎや今こぽごぽぽ
遠音
ていれぎやうねりつ凪ぎつそらのあを
遠音
ていれぎや犬に引かれて駐在所
夏柿
ていれぎに開く緑の句帳かな
夏柿
ていれぎやしなやかに水は絡まる
花伝
ていれぎの筋の通つた辛さかな
花伝
ていれぎの十字は龍を呼ぶ印
花南天anne
龍去りて淵へていれぎ残しけり
花南天anne
ていれぎや蓬莱山に有りさうな
雅喜
ていれぎや星の匂ひの白い花
雅喜
ていれぎや桐のタンスを運びくる
久蔵久蔵
ていれぎや「ああそぼ、あそぼ」なにせうぞ
久蔵久蔵
ていれぎや牛の尿の滔々と
玉響雷子@本上聖子改め
水底に空ありていれぎ戦ぐ空
玉響雷子@本上聖子改め
ていれぎや鈴は転がり水の中
桂奈
ていれぎや綺麗な声で歌います
桂奈
ていれぎは杖の一打に揺れにけり
古瀬まさあき
ていれぎや城下に水はめぐりゆく
古瀬まさあき
ていれぎや水晶離るる音のごと
枯丸
ていれぎや青磁の色の苔のうゑ
砂山恵子
ていれぎや寂しきほどに清き水
砂山恵子
ていれぎや膳揃ひたる「萌木」の間
斎乃雪
ていれぎを整ふ夕の華やぎし
斎乃雪
読経やていれぎの白根に光
三重丸
ていれぎの花へ打ちたる毛鉤かな
三重丸
ていれぎの辛さを示す濁音符
始の子
ていれぎは清しミナヒャクネンツヅケ
始の子
ていれぎ生ふほとりに数珠を清めけり
次郎の飼い主
ていれぎのみづみづしきに入定す
次郎の飼い主
ていれぎや魚のゆまりのゆたかなり
七瀬ゆきこ
ていれぎやすなほな川の水が欲し
七瀬ゆきこ
ていれぎや例の小径の地図に無く
小春
ていれぎや十五の煙草咎めらる
小雀
ていれぎや淵の大師に貰ひ水
小田寺登女
ていれぎや挨拶にくる大女将
小田寺登女
ていれぎにメゾソプラノの流れあり
松山めゐ
ていれぎやあの子の消へた跡に風
松山めゐ
ていれぎや子規出立の祝い膳
笑松
ていれぎや持ち手正しき塗りの箸
笑松
ていれぎの清すぎていて渡れない
城内幸江
ていれぎや川の綺麗な日に生まれ
城内幸江
根の国のていれぎかと手を緩めやる
真繍
ていれぎや故郷と違ふ水の温
真繍
ていれぎやひりりひりりと瀬をそよぎ
神山刻
ていれぎや愛比売の乳を蓄ふる
神山刻
ていれぎへ正しき妻の箸遣ひ
西川由野
水少し鎮め手折るやていれぎは
西川由野
ていれぎやなみだをすうたみずきれい
青海也緒
水に浮く。うん、ていれぎになるぼくは
青海也緒
ていれぎのていれぎらしく揺れている
石川 聡
馬刺し二枚ずかとていれぎ辛きかな
石川 聡
ていれぎや漱石集に「草」いくつ
石川焦点
ていれぎや井戸が産声あげました
石川焦点
ていれぎについて17文字で答えなさい
赤馬福助
ていれぎやひかりの似合ふ水の音
赤馬福助
ていれぎはあすこのねきで採れよらい
船岡遊子
ていれぎやたんぽぽ堂に詩人あり
船岡遊子
水縫うて縫うてていれぎ空を見よ
倉形さらさ
ていれぎの苦味は水の痛みとも
倉形さらさ
ていれぎを食へば遊女の匂ひけり
倉木はじめ
ていれぎは水を百年湧かせをり
倉木はじめ
ていれぎやこんなとこにもクラムボン
多々良海月
ていれぎを摘んで齧つて山頭火
多々良海月
白鳥座の星は流れてていれぎに
泰然
ていれぎや水辺に集う尼僧たち
泰然
ていれぎやかとこんかとこん杖の音
天玲
春よりは子規の後輩ていれぎ摘む
天玲
鼠骨の手ほの紅くあるていれぎや
冬のおこじょ
ていれぎてふ訛あたたか光る雲
冬のおこじょ
ていれぎや夜中のせせらぎの哀し
桃猫雪子
ていれぎや水の都の遠からず
桃猫雪子
知ったかぶりの舌へていれぎ清清し
豆田こまめ
咀嚼するていれぎも悪口も
豆田こまめ
ていれぎやボール拾ひの水の翳
内藤羊皐
ていれぎや北斗の星に水匂ふ
内藤羊皐
ていれぎや猫を弔ふ小さき燭
楠えり子
ていれぎや余所に貸したる密柑山
楠えり子
風よりも雨をゆるしてゐるていれぎ
福蔵
ていれぎの水を敵とし味方とし
福蔵
ていれぎを星のまたたくやうに噛む
比々き
ていれぎを摘む間も一種絶滅す
比々き@毎年1万7000~5万種が絶滅=毎日47~137種
ていれぎの花咲くころやサボタージュ
平林檸檬
ていれぎの花よ分校さようなら
平林檸檬
ていれぎの白霊峰の雲の白
蜂里ななつ
ていれぎやむかしひとつのわらひごと
蜂里ななつ@霊峰・石鎚山の山岳信仰などから、道元禅師の女人禁制に対する「日本国にひとつのわらひごとあり」という言及があった。
ていれぎやこの羊水を撰びたる
茂る
「はてこれは」「ていれぎです」とかしこまる
茂る
ていれぎの籠に転がる竜の珠
門前町光乃
ていれぎや新しき詩を読める朝
門前町光乃
いやこれはクレソンでなくていれぎだ
野ばら
ていれぎや時には昔話でも
野ばら
ていれぎや嫁げば変わる味噌の味
雷紋
棺桶に添えるていれぎ程の愛
雷紋
平らかに流るるていれぎのひかり
緑の手
ていれぎやいたみをゆるす白やどす
緑の手
一角獣のゐるていれぎの清流
朶美子(えみこ)
松山はていれぎ日和風わたる
朶美子(えみこ)
ていれぎやひた走る水うるはしき
蓼科川奈
ていれぎや朝の光を洗ふ水
蓼科川奈
ていれぎやぴらびらと鳥歌う森
24516
ていれぎやペンキの藍の匂ふ駅
28あずきち
ていれぎや初めての詩を贈る人
HGDT
ていれぎやボーイソプラノはにかみぬ
Mコスモ
恋うたひませうていれぎ摘みませう
RUSTY
ていれぎを食み子規と酌む夢を見る
sakura a.
ていれぎやつま先軽し水の神
sol
ていれぎやバツハの曲の清らかに
syuusyuu
側に母おるよにおらぶていれぎと
yoko
ていれぎのやさしく水の湧くかたち
あいだほ
よし明日ていれぎ採りにあの道へ
あさり
ていれぎや風のサラダとなる新譜
あつちやん
水音に磨かれていれぎの白さ
あまぐり
南無大師遍照金剛ていれぎ摘む
あまぶー
ていれぎや律のレシピのもぶり飯
あみま
ていれぎや吾子の手刀ざざざざざ
あめふらし
ていれぎの切り口香る辛みかな
あわの花水木
クラムボンわらふところにていれぎ生ふ
いさな歌鈴
告白の帰り道ていれぎの花
いしい美髯
ていれぎが相撲相手なら負ける
いしだもよ
ていれぎや水の香りの尖りたる
いつき組福岡リスナー班/由美子
ていれぎの水をちひさき石ころぶ
ウェンズデー正人
ていれぎや公民館が移転とか
うさぎまんじゅう
ていれぎや伊予の河童の腹薬
うづら
ていれぎの小さき十字花稚子霊(みづこだま)
ウロ
ていれぎや子と紡ぎ合ふ十二音
えむさい
ていれぎも食べて大人になりなさい
おおやぶちょ
ていれぎやスキップ上手くできなくて
お気楽草紙
ていれぎを盗まん吾に水清き
カオス
ていれぎや四十九日の帰り路
かずポン
ていれぎや我を見上げたる野良猫
かつたろー。
ていれぎや幼なじみは明日嫁ぐ
かまど
ていれぎや水魚交わる月の庵
かもん丸茶
ていれぎやバッテン並ぶ通信簿
キャサリンまさこ
ていれぎや子規の系図を遡る
ぐずみ
ていれぎひりりもうすぐ六年生
ぐでたまご
ていれぎや鳩の歩みのとぽとぽと
くま鶉
ていれぎや嫁心外に辛く居て
クレイジイソルト
ていれぎ摘まみ崩す既成概念
くれまてぃす恵子
ていれぎやかつてはここも海だった
けーい○
ていれぎを摘むくるぶしの笑いおり
けら
ていれぎや下戸の二人が差向ひ
こじ
ていれぎや里には清らかな遺体
ことまと
指を抜けていれぎ川の真中行く
コナラ
ていれぎや怒れば伊予の訛り出て
こはまじゆんこ
ていれぎを知らず追い返されて来る
こま
ていれぎや電波塔より雫落つ
ざうこ
ていれぎていれぎ撥ねる舌の魔法
さゆみ
ていれぎや言葉の棘を抜くことば
さるぼぼ@チーム天地夢遥
ていれぎや星なき街へ流れ着く
しー子
ていれぎや写真の祖母のワンピース
ししまる
ていれぎやうさぎいち子の仏花とす
しみみ
ていれぎやひとりひとりに顔がある
しゅうちゃん@5さい
ていれぎや結婚線の役立たず
シュリ
ていれぎを見入るは家出娘らし
しょうき
ていれぎや抜け穴のある城の井戸
しんしん
ていれぎやゴトリと子規の喉仏
すみっこ忘牛
ていれぎや殺処分てふ明朝体
せり坊
ていれぎに歯ごたえありて反抗期
たけし
ていれぎや祖父の秘密の隠れ沼
たむらせつこ
まほろばは日照雨ていれぎきらきらし
たんじぇりん金子
ていれぎや一筆啓上母君へ
ちびつぶぶどう
ていれぎを摘むや匂いの濡れている
ちゃうりん
けがれとは色のつくことていれぎ摘む
つぎがい
ていれぎや水面に映る古希の顔
つつ井つつ夫
竜の子のひそむ流れとていれぎと
テツコ@第二まる安
ていれぎや放課後の密談の丘
でらっくま
明星を背にていれぎを摘みはじむ
ときこ
小流れにていれぎ山はゆるやかに
ときこの母よしこ
ていれぎや富嶽くっきり朝日和
とし子
ていれぎや二度折り返す園児服
とりまる
ていれぎの星をつなげる遊びかな
とんぼ
ていれぎや夫婦で歩く一万歩
ナタデココ
転校やていれぎそっと噛んでみる
なづな
ていれぎの咲かない街へ来て四年
なつぽよ
ていれぎを摘む道すがら深呼吸
なみは
ていれぎは律が摘みしか御馳走帖
ぬらりひょん
ていれぎをあしらひ皿を喜ばす
のつり
ていれぎや良き人の通夜佳き戒名
のぶこ
ていれぎに似て居り(おり)、屈む都心、隅
のもとみな
ていれぎを食みて交換留学生
はずきめいこ
ていれぎや父がをとこでありし頃
はなまる
ていれぎの森に一寸法師寝ぬ
はむ
ていれぎや横臥の子規の忽然と
ひだ岩魚
ていれぎの天へ伸ばす手つかむ白
ひなた
ていれぎやエッシャーの絵の水を追ひ
ひねもす
ていれぎや涙はどこへたどりつく
びんちょー
ていれぎをふんふん嗅いで三つの子
ふじこ
ていれぎや無口な子らは後回し
ふわり子
ていれぎや夕日はちさきしずくにて
ペコちゃん
ていれぎを噛んで男を見限りぬ
ヘリンボーン富樽
ていれぎや川向うから嫁が来る
ぼたんのむら
ていれぎや雲うごくとき風うごく
ぼたんぴ
ていれぎの光ゆっくり乳母車
ほろよい
ていれぎや眼下に濁る首都東京
ぽんたちん
水に沈む小銭の悲していれぎや
マオ
ていれぎの白星のまだ固きかな
まこち
ていれぎ に昭和の海の名残かな
まりい@木ノ芽
ていれぎは辛味男は低き声
まるひるま
ていれぎや鈴のやうなる清き水
みかりん
ていれぎや母のやさしき伊予訛り
ミセウ愛
はにかむやうに咲くていれぎを摘までおく
みそまめ
ていれぎや射止めし役はお客①
みのる
ていれぎや豊かに厚き砥部の皿
みやかわけい子
ていれぎや花白きゆえ髪飾り
むじーじ
ていれぎや小芥子のような石拾う
むべ
ていれぎや幼馴染と地場の酒
むらたふみ
ゆるらりとていれぎ筏流れたり
めしめし
ていれぎへ溜め息預け泥匂ふ
めりっさ
手甲解きていれぎの水掬ふ淵
もせきのこ
ていれぎや酔ったのはお酒が悪い
モッツァレラえのくし
ていれぎや国語教師の竹の鞭
ももたもも
ていれぎやおかしらさんの知恵の水
もりお
ていれぎの風聞けそうな日曜日
ヤヒロ
ていれぎや針の止まった腕時計
やまなみ
ていれぎと分かつ水にて溶く絵の具
やまぶき
ていれぎをたどっていけばとなり町
ゆうが
ていれぎや保育器の子の黒目がち
ゆすらご
ていれぎや母の歩幅の幼くて
よぶこどり
ていれぎの揺れて乙女のような水
ラーラ
子に送るていれぎ摘みにゆきにけり
らくさい
ていれぎや弘法さんの粉白粉
りぃらっくま
ていれぎや幼馴染の声変わり
る・こんと
ていれぎはゆらゆら小川はさらさら
れんげ畑
子規の髭ほどていれぎを添えてやり
ローストビーフ
ていれぎや秋山大佐に敬礼す
わかこ
ていれぎや裏で舌出すたぶらかし
わたさん
ていれぎの水せんせいのいない朝
ワンダフルもずく
ていれぎや一篇の詩を囁きぬ
或人
ていれぎや秘湯十キロ先にあり
安溶二
ていれぎやつまの座よりもあるじの座
杏と優
ていれぎの滴るほどに廃れけり
伊勢史郎
ていれぎの水の軽さや雲白し
伊藤はな
ていれぎや越後栃尾のあぶらあげ
伊奈川富真乃
ていれぎや一番窯に熱満ちぬ
伊予吟会 宵嵐
恋すてふあなていれぎの味如何
井久
ていれぎの花に明るし谷戸の雨
一人静
ていれぎの舌先水の尖りおり
卯MOON
ていれぎを俳句の別れ言葉とす
瓜中不眠
ていれぎや山頂の光る点が城
越智空子
ていれぎや引つ掻き甲斐のある光
塩谷人秀
ていれぎや山を越えれば祖母の家
横ちゃん
戦争とていれぎ知らぬ大人たち
温湿布
ていれぎや三行半を書きかけて
佳月
中落ちにていれぎ添えて雨の宵
加賀もずく
ていれぎやちきうてふみづのわくせい
可笑式
ていれぎや素手もて掴み鯵さばく
夏珠子
ていれぎよ持ち帰る子のくつ下よ
花屋
ていれぎや沢を下れば城下町
花咲明日香
ていれぎと職員さんは顔見知り
花紋
ていれぎや子規望郷の歌を詠む
ていれぎやふくふく流る甘き水
海野しりとり
ていれぎや山彦ひとつ風ひとつ
灰田《蜻蛉切》兵庫
ていれぎやあづまおとこは口ばかり
ていれぎやあの口笛は鎮魂歌
瓦すずめ
ていれぎや祖母に教はる箸使い
勘太郎
ていれぎやコンビニで買ふ郷の水
幹弘
ていれぎや一番星のもと暮らす
閑茶
魔王ていれぎ食むていれぎ食む
岩のじ
ていれぎを食む陰謀に義憤せり
幾恋良石
テイレギヤ異国ノ人二手ヲ振ッテ
気まぐれ 稔久
ていれぎを手に『坊ちゃん』は未読かな
輝 龍明
「嫁ぶりがよか」とていれぎ摘み持たす
鬼怒改め 中村 邑
ていれぎを摘めば鉄橋揺れにけり
亀田荒太
ていれぎや東京にある忘れ水
桔梗
ていれぎは光のうてなやもしれず
久我恒子
初戀の人ていれぎのやうな人
宮坂変哲
痰一斗故郷の鯛とていれぎと
虚実子
ていれぎと言はれて育つみどりかな
京野さち
ていれぎや足踏みヲルガン鳴る教会
玉木たまね
ていれぎやお不動さんは見てござる
琴女
ていれぎの名水に2億円の鯉
筋トレ俳人
用水路ていれぎちょっと借りにけり
金治宜子
年金の通知ていれぎ一人食む
銀命堂
ていれぎや松山は青春の街
空山
ていれぎの子規の一句がありにけり
君島笑夢
ていれぎや織江の唄の哀しくて
月の砂漠★★
ていれぎや金の柄杓に日の溢る
月見柑
ていれぎや清は達者でおられるか
月城花風
ていれぎや河童のお墓に行く途中
犬井山羊
ていれぎや何処が甘き水と知る
賢精
ていれぎの水てぃりりてぃり持鈴の音
古都ぎんう
ていれぎや新しき音携えて
鯉太郎
黄昏の風の鈍角ていれぎへ
広瀬 康
ていれぎ咲いて着手すること数多
江戸人
ていれぎや山降りてくる水のこゑ
江戸川青風
ていれぎの用水に鍬洗ひけり
江津子
くるぶしの揺らぎていれぎ揺らぎけり
綱長井ハツオ
ていれぎの影歪ませてみづの皺
香野さとみZ
ていれぎの揺れつつ埋もれゆく家郷
香壺
ていれぎや去年の祖母の通夜の味
高田 仁和加
ていれぎの無いビル街で手紙書く
高田祥聖
ていれぎや半ドンタクの空は青
黒子
ていれぎや笑窪のごとき白小花
彩楓(さいふう)
ていれぎをていれぎおほふみづべかな
斎藤秀雄
ていれぎを食む音土間に光差す
細谷細清
ていれぎやじゅげむじゅげむと眠り入る
桜桃の里
ていれぎに寄りそう水の美しきこと
笹風ゼット
朝の頭かたくていれぎのやわらかく
三水低@第二まる安
ていれぎや土産に貰ふ三河の蛸
三輪えつし
ていれぎや若き上司と酒の席
山樫梢
ていれぎやけふの見合は実るかも
山西琴和浦
ていれぎや看ることもまた水仕事
山田喜則(やまだよしのり)
ていれぎと名付けて草の香りだす
山内彩月
ていれぎはあふれるみづをささへてゐる
山野ゆうり
ていれぎやスーツケースで帰る里
山陽兵
ていれぎやませた子供のませた口
珊瑚
ここに在るていれぎ水辺の契約
司啓
ていれぎや番付表の色褪せて
四丁目
清流のていれぎむづと掴み上ぐ
志保川有
ていれぎはひかりを両替したかたち
紙魚
ていれぎや金婚式は子規の郷
試行錯誤
大師にまずご賞味いただきたしていれぎ
柴原明人
大粒の涙真直ぐにていれぎへ
捨愛大佐
ていれぎややがて卍となりにけり
朱夏A
ていれぎや川は流るる時薬
珠桜女あすか
ていれぎと昔話へ本気だす
酒井おかわり
ていれぎや水湧くところ人集ふ
樹朋
ていれぎや猫を呼び寄せ独り酒
宗本智之
ていれぎの花言葉ゆめこれも夢
愁愁
坊主じゃけんていれぎ摘んでこうわいな
秋津州はじめ
ていれぎを引きぬき蛭のやうなもの
渋茶雷魚
ていれぎや棒ひとかきの水の綾
純音
刺身食いていれぎで納め(しめ)杯を伏す
小熊利雄
ていれぎの泡世界に溶けて朝
小山路子
ていれぎぴりり少年子規の四書五経
小泉ミネルヴァ岩魚
ていれぎや烏の帰る山何処
小倉あんこ
ていれぎを食ひたしむやみに歩きたし
小桃
ていれぎはため息吸い込むからピリリ
松浦麗久
ていれぎや埃まみれの黒ラジオ
松永裕歩
ていれぎと流るるやうなお品書き
松山帖句
ていれぎや杖たて受ける水甘し
常陸人
ていれぎや飛行機低くあらわれる
新藤柑子
ていれぎや896トンの焼夷弾
真心素秋
ゆうらりゆらりていれぎゆらり夜光石
真優航千の母
ていれぎや掬へる水を日の惑ふ
仁和田 永
ていれぎや鏡の国へ手を伸ばす
逗留舎なお
ていらぎよ星のかけらに生を受く
世良日守
ていれぎは星降る夜に生まれしや
是空
ていれぎの辛さは水のあおさかな
正木羽後子
ていれぎや碧い弦音は風に溶け
清ら
ていれぎや下校の子らの笛の揃わぬ
西泉アモ
ていれぎの白い火花や静かなり
青伽
ていれぎや新聞の0面にある未来
青木健一
清流に研がれて光るていれぎや
青嵐
ていれぎのチチチチと咲く音きこゆ
斉藤ふみえ
ていれぎや方言まるで外国語
石井茶爺
薄青き空やていれぎ摘み噛めば
赤橋渡
ていれぎや達筆すぎる母の文
折戸洋
ていれぎに祖母のやさしき水使い
千の葉
ていれぎやお大師様のおまじない
占新戸
ていれぎや湧水多き善通寺
善多丸@弘法大師の生誕地である善通寺には、杖の淵と同様、師が杖を突き水が湧き出たと言われる出水(ですい)が70か所もあります。
天雲のたゆたふ水よりていれぎよ
蒼鳩
ていれぎに白いひかりの灯る頃
村上 無有
シーソーの傷ていれぎの咲くころか
村上海斗
ていれぎや耳の奥より水の韻
村上優貴
ていれぎや涙もうみせないと言ひ
村上瑠璃甫
ていれぎや袁の泪の中の虎
多事@山月記より
湯に浸すていれぎに載せ少彦名
鯛 風
ていれぎのはじらうようにかたくして
台所のキフジン
ていれぎや金つばの皮うすかりき
大谷如水
ていれぎや罵詈雑言を水に梳き
大塚迷路
甘さうな水好みたるていれぎや
大槻税悦
ていれぎや日本酒好きは祖父譲り
短夜の月
空海が先かていれぎが先か
池之端モルト
ていれぎやつんと初恋ふりかえり
竹 夢月
ていれぎや青年的な白である
中岡秀次
ていれぎの洗はれてゐる朝日かな
中山月波
ていれぎや川の生まるる一雫
中西柚子
ていれぎの花白竜のうろこ落つ
宙のふう
ていれぎを砂のケーキにのせる吾子
朝桜咲花
清ここはていれぎがあるそれだけだ
直樹里方 坊っちゃん
ていれぎの辛味にはっと龍の息
津軽わさお
ていれぎを噛めば地球の苦みあり
辻が花
もう二度と母とは呼ばぬていれぎよ
天野姫城
眠れないていれぎの花光る夜
田村美穂
ていれぎや小さき水路に河童の子
田中耕泉
ていれぎの花よ四年の後に会おう
渡野しえん太
駆け出した子規ていれぎに球を拾う
登りびと
いよはみづこぼすかたちよていれぎよ
土井デボン探花
この花にていれぎの名のありしとは
土屋虹魚
ていれぎの小径や筆を折る決意
冬戸梅雨
ていれぎの清らな水や十五歳
桃泉
鼻歌も出るていれぎをカゴに入れ
藤すみ
ていれぎや呼吸してゐる万のもの
藤田康子
ていれぎや清しき空のあをき味
藤野あき
ものわすれする草なのかていれぎは
豆闌
ていれぎの花散るごとき伊予絣
ていれぎや初めて舐める酒の味
ていれぎが残される夜に始まった
豚ごりら
空の蒼ていれぎの碧水の青
楢山孝明
ていれぎのこびとがミサに来さうな花
南風の記憶
ていれぎや喧嘩の時は伊予なまり
南風紫蘭@木ノ芽
ていれぎや口ずさむはハ長調か
尼島里志
ていれぎの花ずたずたのランドセル
日出時計
ていれぎや拾五萬石の出汁茶漬
忍冬
ていれぎの鯛に透けたる翠かな
猫になにわ節
ていれぎや吾はわたらせの水育ち
猫愛すクリーム
ていれぎや三方ヶ森から暴れ川
猫楽
ていれぎや洗礼を待つ黒い猫
播磨みっさん
ていれぎや行きくれて水うまきこと
播磨陽子@種田山頭火の「行き暮れてなんとここらの水のうまさは」の本歌取り
ていれぎや寂れた飲み屋の古時計
波音
ていれぎを打つ雨粒が墓洗う
馬場東風(とうふう)
ていれぎを下さい形見分けとして
背馬
ていれぎや祖母石鎚に百回参る
白井百合子
ていれぎの瀬の音青し明けの空
白樺みかん
ていれぎは見たあれ絶対河童だつたよね
薄荷光
ていれぎや和尚のスーパーカブ走る
麦吉
ていれぎはこだまがゆすってったとさ
半熟赤茄子
ていれぎやちゃぶだいかやす父は逝く
比呂
「ていれぎ」金管楽器の音色する
比呂子
ていれぎや百年続く家訓あり
風華
ていれぎの流れ定時の鐘遠く
風舎哲坊
「て・い・れ・ぎ」は脱藩藩士合言葉
風峰
ていれぎも食べられるぞな金之助
風来松
ていれぎや写真だけの結婚式
風鈴
ていれぎとくりかえすたび澄んだ水音(みなおと)
平康
ていれぎや紅きくちびる嘘をつく
朋夏
ていれぎや浅き衣紋に風渡る
朋知
ていれぎやしづかにしづむ池の泥
豊田すばる
ていれぎやパーカーの紐咥え摘む
暴朴
ていれぎや約束の日は晴れがいい
望月ゆう
雲無きや精進落としのていれぎ
北野きのこ
ていれぎに水の辛(から)さを問ひにけり
堀口房水
水のごと澄みし鋏よていれぎよ
凡鑽
ピアニカを抱いてていれぎ咲く水辺
未補
ていれぎや泥を踏み抜く指のまた
眠る烏龍茶
ていれぎや公民館に献血車
夢堂
泡摘むやうにていれぎ摘みにけり
牟礼あおい
ていれぎや龍の寝息に光る水
霧子
ていれぎとねえさまと手をつなぐ道
綿井びょう
ていれぎや頁の折れた九九ドリル
網野れいこ
ていれぎを引けばぐちぐち靴がなる
木村ひむか
ていれぎや若いトロルが会いに来る
野倉夕緋
ていれぎの根は晒されて白かろう
野地垂木
ていれぎを一掴みキミへ速達
野々ゆか
ていれぎや空すうすうとミント色
野々りんどう
ていれぎや故人は明るい人でした
野良古
ていれぎやまっちゃま弁の抜けぬまま
柳児
ていれぎやお見合い口の二つ三つ
唯我独善
オパールの水ていれぎの常磐色
有瀬こうこ
坂の町ていれぎの花踏まれおり
遊飛
ていれぎの日差しに鞘のポンとかな
余熱
ていれぎやモミ蒔き給えと花開く
与六
ていれぎや未だ知らぬこと多き喜寿
葉子 A
飛行機の爆音浴びてていれぎは
遥明
ていれぎの吐息集めて水光る
陽気姫
ていれぎを取らんとふれた水やわし
嵐寛
ていれぎの光悩むる竹の笊
蘭丸結動
ていれぎを前歯で噛みぬ老いの恋
利伯
里に棲むていれぎだから蒼すぎる
李子
ていれぎや負けた心地の不戦勝
理子
ていれぎや子規の机にあるへこみ
立志
外人墓地ていれぎ浜風に揺れる
立石神流
ていれぎやつまとしたれば酒旨し
隆松
ていれぎ摘むや西向いてゐる大師像
竜胆
ていれぎやふはふは虫語また虫語
鈴木麗門
ていれぎや唱歌の上手き妻めとる
老人日記
ていれぎと綺麗に割れる割り箸と
洒落神戸
ていれぎや天狗の森から一つかみ
藪椿@木ノ芽
ていれぎを摘む手小さなささくれよ
霖之助
ていれぎや引けば光となる雫
靫草子
ていれぎや弘法の涙は苦し
あい琶
ていれぎを清き水より抜きし罪
しおうらゆうこ
ていれぎの花散らす子等水速し
シニアモモ
ていれぎやのぼさんの雲遠くなり
ひいらぎ
ていれぎのせせらぎ渦を巻きにけり
ピンクソルト
水底を射す日ていれぎ揺らぐ影
江里口泰然
ていれぎや水うつくしき伊予の国
紅さやか
風柔し大葉種漬花の午後
高村優雨花
ていれぎの透ける水面や子規の空
克巳
ていれぎ咲く河童が棲むといふ村に
国代鶏侍
ていれぎや金之助にも会へずなり
朱契
ていれぎや水神様の祠わき
千葉睦女
ていれぎや棚田に水の匂ひそむ
露砂

並

ていれぎや六腑にしみる燗の酒
あい女
ていれぎに添われて魚は整列す
あら サナエ
ていれぎや父しらぬもの僕食べず
ふっこ
ていれぎや二千円札使えない
北村 崇雄
ていれぎの白さに優るベールかな
14橘 貞山
ていれぎや鈍川の夜のギムレット
28ひろきち
道後の宿つまのていれぎ食べてみる
⑦パパ
せりせりと食めるていれぎ伊予誉
99カリン
こぶ〆に添えるていれぎ国料理
aya
ていれぎを食して知れり伊予の風
be
清冽は辛みとなりてていれぎに
chiro
ていれぎの添書にさへなかりしが
GARU
ていれぎやお国自慢と蘊蓄と
GONZA
ていれぎや白きロザリオ揺らしをり
KAZUピー
ていれぎの白き十字に願いごと
kkk
上京す我を見送るていれぎよ
time-R
小魚とにわかに遊ふていれぎか
アーナンダ
ていれぎの佇んでいる川辺かな
あー無精
ていれぎや水汲む人の伊予訛り
あいむ李景
ていれぎに金波銀波風がささめく
あお
ていれぎや祖母と歩きし朝の道
あおい
ていれぎや白い十字の花おどる
アオキシゲル
ていれぎや水辺に遊ぶ家族連れ
アガニョーク
ていれぎやゆららさららと風まかせ
あきこ小町
ていれぎの連なるレース模様かな
あざみ
未だ踏まぬ俳句の郷のていれぎよ
あじこ
ていれぎや子規も食べたかほろ苦さ
あすなろ
ていれぎの辛み生々しきお斎
あっちゃん
ていれぎの花くすぐる風にふふふと笑う
アマリリスと夢
ていれぎや勤め上げたる金庫番
あらあらた
ていれぎや今日が主役の送別会
アリマノミコ
ていれぎや八か寺巡りの案内図
いごぼうら
ていれぎの母は湧水十四五度
いつき組リスナー班・旧重信のタイガース
ていれぎの水に繋がる大師かな
いっちゃん
ていれぎや子規も愛でたか里の味
いつの間にアラカン
ていれぎは知らんぞなもし祖母の声
イナケン
朝採りのていれぎ食うて旅心
いまいやすのり
ていれぎや天国でみる川面かな
うどんこつよし
ていれぎや米寿祝ひはおちょっぽで
うに子
ていれぎや床屋帰りの軽やかさ
エイシェン
ていれぎよ刺身のつまで満足か
えび天
ていれぎや水辺に咲きし白十字
えらぶゆり
ていれぎや施設の義母の持ち直す
エリザベート
清流にていれぎ一本凛として
オイラー
ていれぎや川面に浮かぶ坂の雲
おがたま
ていれぎやアイロン台の手に差す陽
オキザリス
海鮮丼ていれぎ添へて召し上がれ
おけら
ていれぎは水辺に咲くと父に聞く
おこちゃん
ていれぎや水面に映る吾子の顔
おたまじゃくし
鮮やかなていれぎのある水清し
おんちゃん。
ていれぎや今頃気づく親心
かざばな
名水に花を添えるはていれぎか
かすみ草
ていれぎや森の京都のスタジアム
かたな
真白なる花か飛沫かていれぎや
かつら子
手作業に耐えてありつくていれぎかな
カトレア
ていれぎや宿の中居の伊予訛
かぬまっこ
蒼天と咲くていれぎに深呼吸
かわしょー
ていれぎや名水を汲む杖ノ淵
かをり
ていれぎや陽気暮らしのほろ苦さ
ギコ
ていれぎや耳慣れぬ名に広辞苑
きさらぎ
ていれぎを摘む指先に水の音
キッカワテツヤ
ていらぎを摘んで刹那に消える夢
きっちゃん
ていれぎや伊方原発再稼動
きなこもち
ていれぎや薄靄かかる讃岐富士
きのと
喜びに辛みを誘うていれぎや
きびだんご
ていれぎを土産にしたい伊予の旅
ギボウシ金森
水面揺れ緑を誘うていれぎの花
キョンちゃん
ていれぎの育む場所の水を汲む
きんえんくん
ていれぎも酒の肴と晩酌す
くめ仙人
ていれぎはピリリと吟醸酒はグビリと
クラウド坂の上
酒場にてテイレギを噛む雨の宵
ぐれむりん
罵詈雑言消し流したるていれぎや
クロまま
ていれぎを摘みし松山旅行かな
コタロー
ていれぎや手間隙かけて峡の昼
こつき
ていれぎやそれとは知らず食したか
こてつ川
ていれぎのすずしろのごと白き花
こはぎ
道行やていれぎ洗ふ若夫婦
こぶこ
ていれぎや母の繰言背中に聞く
さくみ
指の先ていれぎ揺れて水面散る
さくやこのはな
ていれぎや清流住みし河童見ゆ
ささき良月
ていれぎをつつき会話を濁す夫
さとう菓子
ていれぎや板長の指示短目で
サトシワタナベ
ていれぎの葉によじのぼる虫のあし
さな(7才)
ていれぎや優しき花に猛き茎
さばいばあ
ほどほどの程が良かろうていねぎや
さぶり
じじばばが下校時送るていれぎや
しおかぜ
ていれぎやはしばみの靴光失せ
しかもり
ていれぎを肴に今朝の迎え酒
しげる
ていれぎや採る人集ふ杖の淵
しげ爺
ていれぎや三河に届く伊予の種
ジミーあゆみ
ていれぎに伊予の名水沁みわたり
シモーナ
松山やていれぎそっと噛んでみる
じょいふるとしちゃん
酒一合いをにていれぎ続くの夜
シラクサ
すきとほる水ていれぎの味のごと
しろ
ていれぎや錫杖の音にそと渡し
ず☆我夢@木ノ芽
ちゃーらぎの海とていれぎわが故郷
すえよし@「ちゃーらぎ」=平貝。
ていれぎや詮無き話題の尽きぬこと
すずき忍すけ
ていれぎと呼ばれ得たレゾンデートル
すま
ていれぎや些細なことと我慰む
すみれ色の涙
ていれぎやとーから待ちゆ奥道後
スローライフ@「とーから」は伊予弁「待ちゆ」は土佐弁で「ずっと待っている」
ていれぎをかじれば水の匂いかな
せり花
ていれぎや小さき溪の泉守
せんえい
飛鳥人ていれぎ食べて湯治かな
せんべい
ていれぎを映す水面や豊の伊予
そめいゆ
キミの街ていれぎの里と知ることに
それぞれのしあわせ
ていれぎの波打つ皿の刺身かな
たいき
ていれぎや父母の見知らぬ町に住み
たいぞう
有田焼ていれぎ添えて夫待つ
たけうち晴美
ていれぎや返す気の無い北の島
だけわらび
ひと束のていれぎ摘みて鯛の街
タック
ていれぎに清き盃や糸の雨
たま
ていれぎにそっと秘密を打ち明けり
たま蛙
ていれぎや精進落としは松花堂
ダリア
ていれぎや農事暦の指南役
たんと
ていれぎの萌ゆる谷川空青し
たん造
ていれぎの葉をつややかに洗う水
ちづるこ
道の駅おじさんが売るていれぎの絵
ちゃんこフォンデュ
ていれぎを初めて食す娘御よ
ちょぴまる
ていれぎのあるところ蟹も住むところ
ちょろたこいん
ていれぎのむかし庄屋の屋敷にか
ツーちゃんの恋人
ていれぎや小僧の一掴みの無知
ツカビッチ
ていれぎや高井へも行く旅プラン
つつ井つつ
ていれぎや白磁器に咲く清し色
つばさ
ていれぎよ人呑む海を知らじかな
つぶみ
ていれぎや清流そよぐ鳥の声
つわきの嫁
ていれぎや小川に浸す稚児の足
ティーダ
ていれぎを頻りに摘む子規と虚子
てまり
ていれぎや七年癒やす道後湯屋
ときめき人
進駐軍の跡地溜池ていれぎや
とこちゃん
断腸の開城ていれぎの辛く
としなり
谷際にていれぎも見ず鹿の骨
とのじ
ていれぎや辛みの効いた人生は
とみことみ
ていれぎや未知の辛味に唾の湧く
どみそ
訊きますと「ていれぎ」とだけ去る童
ともかわすてむ
ていれぎや杖に湧き出る清き水
なおこ
子等も湧くていれぎの澄みわたる空
なおばら
ていれぎやまさをの空と白き花
なかがわ 聖一
ていれぎやピリッと皮肉のきつい人
なかの花梨
小言聞くていれぎの前歯にて噛む
なご
ていれぎや始末を生きた樹木希林
なごやいろり
ていれぎや恩師の眼鏡光りたる
なつめモコ
ていれぎと叫ぶ声まで記憶せり
なめろう
ていれぎを手のひらのせて水の肌
にゃんみー
ていれぎや膝の疼きて通夜堂
ぬけまいり
ていれぎや忍び足にて水動く
ねむり猫
ていれぎや生への未練断ち切れず
ねもじ
ていれぎの噛みかおる松山は晴れ
のら
ていれぎや刺身の側に郷の味
のりた
刺し身盛ていれぎ一枝備前焼
バーバラ
ていれぎや斎王代の歩み去る
パオ
ていれぎをまだ凍む沢に振り濯ぐ
はすみん
萌出やていれぎつかみ口元へ
パッキンマン
長年月ていれぎの功水清き
はなあかり
河岸変えるていれぎに手を出しそびれ
はなだんな
ていれぎのぴりりと締める瀬戸の味
ははろ
ていれぎや料理優雅にしておりぬ
はら美華子
ていれぎや光さんさん浴びる樹々
ハルキッキ
ていれぎへ水面の波紋押し寄せる
ハルノ花柊
ていれぎのあるに松山水の切れ
ひなが咲也
ていれぎに思い寄せればそっくり過去
ひな子桃青
親と子のていれぎ顔の赤らんで
ひら
ていれぎやなんだ近くに育ってた
ひろくん11さいのママ
千代田線ちょうど真上にはていれぎ
ひろしげ11さい
ていれぎや可憐な花よ白十字
ひろのじょう
ていれぎや刺身のつまの自己主張
ひろ史
ていれぎや高井の里の水清し
ひろ志
ていれぎや四散す花弁タイヤ痕
ふあり光
ていれぎや居場所の証白十字
ふあんた
ていれぎやアンパンマンの列車過ぐ
ふうせんかずら
ていれぎやタイムカプセル埋めたあと
ふくろう
山盛りのていれぎ箸に食いつきぬ
ふくろう悠々
ていれぎや腹の芯より浄化さる
ふさこ
次の旅は松山のていれぎ食わん
ふたあい
ていれぎや真白の十字陽のひかり
ふみ
ていれぎの小山あをあを磁に生ふる
ふみゑ
ていれぎの如く清流選びたし
ペトロア
道端のていれぎそっと手をかかげ
ほうすい
ていれぎの光の暈のさやかなり
ほしの有紀
ていれぎを食む金婚の夫山の雨
ほの 真白
ていれぎを喰むことも無く語る恋
ほのぼぉの
ていれぎの咲きて湧きたる杖ノ淵
ポン
ていれぎや神童も今ただの人
ポンタロウ
ていれぎちょう新たに菜の名知りて吉
ぽんのじょう
ていれぎに人影揺れて遠き空
まぐのりあ
瞳孔のなかをていれぎそよぎたる
ましろなぎさ
ていれぎや膝上丈を買ってみた
まめ小路まめ子
ていれぎや差し出す君はホームへと
マユミ
ていれぎや摘みて荒れた手赤くなる
まり姫
ていれぎていれぎ平成を惜しみつつ
みえ
ていれぎやぶっきらぼうに返事する
みくにく
清流のていれぎさらに緑かな
みくらまる
カンタービレていれぎ揺らす雨の音
ミセス水玉
碧々とていれぎほこる杖ノ淵
みつこ
ていれぎよ食べた犬らがびっくりす
みっこりん♪
熟田津に注ぐていれぎ過ぐる水
みどりがめ
ていれぎのわんさわんさと葉も花も
みなと
ていれぎや舌先かすかに空想す
みゆき
ていれぎの脇かすめし瑠璃の鳥
みよしい
ていれぎや祖母の袖よりこぼれ落つ
み藻砂
湧き水やていれぎを手を入れて取る
むすびめ
ていれぎやぴりりと味蕾しげきして
むったん
ていれぎや風と転がるレジ袋
もりたきみ
ていれぎや知ったかぶりの義父が来る
やえ子
ていれぎや名脇役の入る鬼籍
ヤッチー
ていれぎや囁くような字幕追う
やよえ
ていれぎや味の脇役父のごと
ゆぃ
一皿の刺身ていれぎ猪口二つ
ユク
ていれぎ食さんしまなみひた走る
ゆづき裕月
ていれぎのほのかに辛く手酌酒
ゆみづき
ていれぎやたゆたふオフェーリアの髪
よあけの晩
大の字でていれぎの香を受け止める
ようざん
ていれぎをおもい描けぬ敗け戦
よーころ
ていれぎよ行く手を阻め徒の祖母
よしこ
松山にていれぎの香り吹きにけり
よつ葉
ていれぎや清き乙女の白十字
よひら
合格やていれぎ添えて祝い膳
よりみち
釣り人のていれぎを手に家路かな
らびっと
湧水の調べに遊ぶていれぎよ
ラング蘭
ていれぎや豊後水道渡り来る
リバティーさん
ていれぎを知らずに食ぶか旅の宿
りんごのほっぺ
ていれぎや海馬のねむり揺り起こす
りんどう
ていれぎの水澄む里の湯のけぶり
るびちゅ
ていれぎや溢れんばかりのおもてなし
ルプママ@比らり
ていれぎや水の清きに浮き沈み
るみ
ていれぎを摘んで清水のきらめけり
るりぼうし
ていれぎや迷い子の手の温かく
れい
ていれぎや刺身にそつと寄り添うて
ロクヨン
初耳のていれぎ探し二人旅
わわ
ていれぎや列の帽子の真新し
亜音洲
ていれぎや大将わきの三代目
阿波豊
ていれぎの花にわらじの紐を解き
哀顏騎士
こぽこぽとていれぎ小さき息をつぐ
葵 新吾
ていれきの伊予の光の昼餉かな
安田 信洲
おいでんか一度ていれぎご賞味を
伊藤欣次
ていれぎや神殿の森光挿す
伊藤善隆
ていれぎや白き十字のひかり呼ぶ
伊豆子
古の杖聴きて生くていれぎや
伊予吟会 玉嵐
ていれぎや未知なるものを見に行かむ
伊予吟会 心嵐
ていれぎのお浸し旨し臨書あと
位子
ていれぎや白き十字で指否み
位相朗
空腹やテーブルにはまだテイレギのみ
為一暢道
ていれぎや仕事ほっぽり伊予の旅
井田みち
ていれぎや砥部焼の碧柔らかく
育由
ていれきが淡白白身に色を添え
一碁一会
鳥見行足下にていれぎまた愉し
一純。
ていれぎや湧泉育ち三味の音
一茶お
ていれぎや垣をくぐりて客となり
稲垣加代子
ていれぎを添えるや卵かけごはん
右田俊郎
ていれぎの恋に沈まん嫗いざ
羽衣使
空想に嗅ぐていれぎや五点盛り
羽沖
ていれぎをささくれ増やしそっとポキッ
羽光
ていれぎや醤油わずかに父の皿
雨霧彦@木ノ芽
ていれぎや母退院の夢を見る
卯辰
ていれぎの水ぴりぴりと流れをり
卯年のふみ
ていれぎの光る緑をちぎり喰む
栄魚
ていれぎや巡礼終へて瀬戸は凪
永想
ていれぎやちょっと辛いがいい男
英子
ていれぎや清流下る木の葉舟
詠野孔球
食ひ意地の子規ていれぎの掴み取り
越佐ふみを
ていれぎやこの歳で知らぬ野草かな
越仙
ていれぎや鯛の刺身で一献と
清冽に成れずていれぎにも逢えず
塩の司厨長
ていれぎや修道女の指浸しおり
横山薫子
ていれぎや闘志を秘めて咲いてをり
乙子女
初孫やていれぎ"清流にうまる"
加和 志真
ていれぎや獺(かわうそ)遊ぶ水飛沫
花河童
ていれぎや待ち人来たるの吉が出て
茄子紺
ていれぎをまとう小鳥の可憐さよ
華らんまま
ていれぎや清水に捜す杖の跡
我省
ていれぎの清流を聞く花傾げ
蛾触
夫婦にはていれぎ風邪には薬
雅な童
ていれぎが孫の瞠目連れて来し
雅雅丸
ていれぎも生き延びるにはツマが要る
雅鬼
ていれぎの我食してや問い質し
雅由
清流やていれぎ集むる老婆の手
ていれぎや婚約膳の箸の先
海葡萄
ていれぎや伊予の海風柔らかく
海風山本
群生のていれぎ磨く平瀬かな
海老名吟
ていれぎや市場に出回らざる肴
灰色狼
ていれぎの粥をととのふ媼かな
垣内孝雄
同行二人ていれぎを食んでみる
笠原 理香
ていれぎを踏み長江の渡船場
梶  鴻風
赤シャツの逆襲語るていれぎが
甘泉
ていれぎの水や少年だけのもの
甘党
ていれぎの涙流れる杖ノ淵
甘平
ていれぎの根に見え隠れ稚魚二匹
岸 れん
ていれぎやぴりりとからく子規のごと
喜多輝女
ていれぎや舌鼓打つ子規思ふ
気のまま風
講釈を聞きてていれぎ箸に取り
軌一
ていれぎや葉っぱと葉っぱと花の凌ぎ合い
輝峰亭
ていれぎや結願の道折り返し
輝棒
早起きのていれぎ水の美味さかな
菊池洋勝
ていれぎや出合いよろしき鯛向こう
吉 や
ていれぎや今日もばばの初恋談義
吉野三子
ていれぎや岩場湧き水白十字
桔梗松山
刺身とてつまありてこそていれぎぞ
丘 るみこ
ていれぎは高貴や白の十字花
久仁重
ていれぎは伊予の言葉と見つけたり
宮みやび
ちらし寿司ていれぎ添えて長寿会
宮写楽
ていれぎをさがすいそのかみのまろ
宮島ひでき
ていれぎや母の小言と父の背
宮﨑紅清
ていれぎの揺らぐ水面やつめいたし
弓弦葉
ていれぎのみずみずしさを刻む音
弓女
ていれぎや吾子スポイトで川を採る
泣きそうだ
ていれぎ揺れる水清き場に生きて
京あられ
ていれぎや友の苦言を思い出し
京丸
ていれぎや風にゆれて身を任せ
京子
ていれぎの花や見下ろす稚児の爪
鏡葉
ていれぎや子規兄妹の椀に浮き
近澤有孝
ていれぎを知りてこの地を近くする
金子加行
もりあがる湧き水にていれぎゆるる
金太郎
ていれぎを探す八十路は子規と為り
吟  梵
弘法の杖に肖りていれぎや
銀蜻亭
動く箸刺身ていれぎリズムヨシ
句詩呼
ていれぎをパスタに添える七十歳
ていれぎや岸辺に犬の日向糞
空 春翔
ていれぎの艶やかを嫋やかを摘む
空蝉
今年から中学生ていれぎ食む
空白みゆき
初耳のていれぎや食材と知る
熊乃福助
ていれぎやさらさらさらと水清し
熊縫まゆベア
十字背負(しょ)うていれぎ握り歩み出す
栗子
ていれぎやブローチのごと盛り皿に
栗田もとえ
ていれぎや水の生まれる瞬間に
桑島幹
ていれぎや見ぬ地に嫁ぎ早五年
啓泉
ていれぎや鬢の白さに合わす紅
ていれぎを摘みて浮かびし友の顔
桂坂
松山の旅やていれぎ知らずして
渓湖
ていれぎや水源探す異国人
月のうさぎ
ペリカンの口ひらく如ていれぎ葉
月影ミウ
転職を決めてていれぎこれ旨し
月々
ていれぎや清流の音「千代の亀」
犬散歩人
ていれぎや旅は半ばの峠越え
ていれぎや伊予の旅路はセピア色
元喜@木ノ芽
ていれぎや南髙井に残ります
弦流
ていれぎのかたちのこしたまま潰れ
古田秀
ていれぎって何語ですかと転入生
古都鈴(ことり)
ていれぎの苦味はきっと君の笑み
己心
つまみ上ぐちさきていれぎちさき指
湖雪
ていれぎや吾にできるのはこの程度
五月野敬子
ていれぎや祖母の形見の伊予絣
光本弥観
ていれぎや湧き水光る雨の後
公毅
ていれぎの仕分け厨の笑い声
小包を開くとていれぎがすこし
江口小春
ていれぎや水に流すのやめないか
高橋寅次
散歩道ていれぎ前で犬が尿
高月藤村
ていれぎや野山に海の湧くにおい
高野由多
ていれぎや若き一茶の伊予の風
根子屋彦六
ていれぎや主役を立てる人でした
根本葉音
ていれぎの光に放つその秘密
佐々木のはら
友ありて刺し身と酒とテイレギと
佐山夕子
ていれぎを揺らし流るる子規の措辞
佐東亜阿介@チーム天地夢遥
夫作る刺身ていれぎ一つまみ
佐藤 めぐみ
ていれぎや故郷懐かし摩天楼
佐藤こはる
子ら歌う下校の土手にていれぎよ
細木さちこ
ていれぎは白絵の具のみ筆に乗る
榊裕江子
清流になんと似合うかていれぎよ
咲耶とこ野@木ノ芽
ていれぎを教える君の伊予訛り
桜川俵船
白内障ていれぎの青に癒さるる
桜姫5
ていれぎやスマホで今日はお賽銭
雑草おばさん
握り飯ていれぎおさえ杖おきて
皿檸檬
空見上げていれぎのような星
三寺ひろみ
湧水やていれぎ深し杖ノ淵
三世
天と水ていれぎが住む景色かな
三大夜景
ていれぎに気づけば花のことも知り
三島ちとせ
ていれぎの奥を流れる水暗き
三木庭
ていれぎの漂ふごとき余生かな
三輪佳子
ていれぎや十時飛車かけ銀を取り
三毳
鮮烈に咳が止まらないていれぎ
山下修三
ていれぎや左党の中の下戸ひとり
山口とねりこ
ひねもすやていれぎの花見つめおり
山口雀昭
ていれぎの沢より母の声のする
山口富子@MH俳句道場
ていれぎやツチノコのこと浮かびたり
山吹美羽@木ノ芽
ていれぎを添えて彩よき子規の膳
山裾 都
ていれぎにあかつき飽和水蒸気
山田ノムオー
ていれぎや子規の入りしほとりの湯
山本 力
ていれぎや食べねば味は判らむと
山本嘉子
弾け飛ぶていれぎの種恋破れ
山野はな
ていれぎや漱石の跡追ってみる
史月
ていれぎや嫁娶告げる日の赤の「〇」
紙威
ていれぎの緑葉ぞにほふ味いかん
紫雲英
往く水やさようならていれぎの花
紫音
群緑に眩く星よていれぎよ
紫鋼
ていれぎの検索三日反故の山
紫香
ていれぎや酒三昧の道後旅
紫紺
ていれぎや庭師の妻を卒業す
紫檀豆蔵
雑踏にていれぎの香する訛
紫蘭
川岸のていれぎつまみ摘みきれず
詩楽麿
ていれぎや風と光を摘む水辺
慈温
ていれぎや水音の澄むとこしなへ
時雨
ていれぎの売り場静かに出番待つ
治もがり笛
せせらぎの音はていれぎ歌う音
篠田ピンク
箸置きとていれぎ添えたおもてなし
紗々
ていれぎや黒き革表紙の聖書
紗千子
ていれぎの花の勃起す種の莢
守安雄介
ていれぎや他愛なき日を愛しめり
朱河
ていれぎや文豪の庭光さし
樹梢(木ノ芽)
ていれぎに路傍の地蔵座してをり
秀堂
ていれぎや空海偲ぶ杖の淵
秋月なおと
ていれぎ食んでふと浮かぶ郷
秋月流音@木ノ芽
ていれぎや食難時代思ひ出し
秋桜
ていれぎの十字架美しき湧水地
重翁
旧り行くやていれぎの香に変わりなく
重波
親指と中指で摘むていれぎの花
塾志
松山へ行きたやていれぎ食の粋(いき)
春果
ていれぎや石鎚山は今日も晴れ
春川一彦
様変わり何処(いずこ)に消えたていれぎよ
春日瞳
ていれぎや刺身のつまに楚々として
春爺
ていれぎや大師の水を守り継ぐ
春野いちご
ていれぎやひかり吸いこむ手水鉢
春蘭素心
誰も知らず誰もが知っているていれぎ
潤目の鰯
ていれぎや手品の種は白い鳩
順三
ていれぎや子規漱石も食しけり
順女
ていれぎや恋にわずかな辛味あり
小鞠
ていれぎや岸辺さやかに馬車の音
小橋春鳥
ていれぎが似合う湯の町俳句鄕
小熊伸子
ていれぎを穫りし姉さんかぶりかな
小山晃
湧く水清していれぎの花聖し
小市
ていれぎや応挙の描く絵の余白
小川都雪
心尽くでせうかていれぎでせうか
小倉じゅんまき
ていれぎや大人しそうで毒を吐く
小町
清流にていれぎ摘みし笠ふたつ
小塚 蒼野
ていれぎや子規堂目指す一人旅
小梅
ていれぎやおにぎり包む竹の皮
昇華
四国路は温泉の宿ていれぎ花
松井慶幹
ていれぎや道後の宿の向付け
松山女
ていれぎや坊っちゃん列車に乗ったり降りたり
松茶 巴@プレバト木ノ芽
ていれぎの歯切れ良きもの山頭火
松田てぃ
今朝摘みしていれぎ匂う夕餉かな
湘輝
ていれぎやさざめく井に緑深し
照波
ていれぎの群れ清々し杖の淵
笑酔
年長者舌は覚ゆるていれぎを
上江洲 睦
ていれぎに隠れ十字の涙あと
植木照美
ていれぎや高井に嫁ぐ娘おり
寝たきりオヤジ
ていれぎや翔鳥めざす伊予の浜
新田 淑
ていれぎや登校班は四人の児
森の水車
ていれぎや水軍どもの夢のあと
森一平
ていれぎや旧姓書きし絵付け皿
森田まなみ
ていれぎと言うもの知らず阿波女
深山 紫
ていれぎや父の説教聞き流し
深草あやめ
俳都行く子規も食べたかていれぎを
活け作りつまにていれぎ箸がのび
真紀子
ていれぎや結納品の蒔絵箱
真宮マミ
ていれぎの意味を問いたき夫は亡く
真咲子
ていれぎや昆布せうゆで母の味
真珠星倫世(スピカリンセ)
ていれぎや刺身も心も躍る宿
真妃
母の手を包んで覗くていれぎや
真林
ていれぎの匂ひを添へる夕餉かな
神山やすこ
代々のていれぎ採りの沢の地図
芯棒
ていれぎや糟糠の妻腕ふるひ
仁葉
ていれぎを祈り散らして昏れにけり
壬生紋鬼
青空映すていれぎの白い花
水夢
ていれぎのピリリと美味しカルパッチョ
杉浦夏甫
ていれぎを跨ぎマドンナ乗る小舟
杉本とらを
孫達の帰省もてなすていれぎや
菅野侑哉
ていれぎを浸せる鉢の呉須の渦
雀虫
ていれぎや啄む者は人ばかり
澄海
ていれぎの若芽ぴくりと漱石の髭
瀬々葱坊主
ていれぎを水ごと笊に放りたり
瀬波秋鮭
ていれぎの薫り運ぶや光る瀬戸
星降松
ていれぎや出会いを求め九州へ
晴海南風@木ノ芽
ていれぎや凛と存在皿の隅
晴日和
ていれぎや妣の笑顔の遥かなる
正丸
大鉢に旬の色濃していれぎや
清波
ていれぎや清水写すは老いの顔
聖海
ていれぎのゆかごに一把厨口
西山哲彦
行き暮れてていれぎ辛し一人酒
西川あきや
ていれぎや小さき諍ひ娘と交す
西村楊子
酔いざめにていれぎの香か頬に風
西田武
ていれぎを見つめて烏兎は近寄らず
西尾婆翔
ていれぎの若芽を噛んで伊予の人
誠馬
ていれぎやせせらぎ聞いて育ちおり
青い月
ていれぎや鯛も伊予より届きたる
青柿
ていれぎや大根役者になりきれず
青玄
やわらかき風ていれぎを揺らしたり
青泉
ていれぎ一束ばさと置き来る母の家
青萄
ていれぎの零れし坊ちゃんの御膳
青木豊実
ていれぎ生ふる御大師の水渾渾と
石井せんすい
ていれぎやうどん湧水に身を任す
石野上路無
ていれぎを取り分ける手の美しき
赤黄
ていれぎや我を引き出す師の教え
雪野 冬葉
甘き水集めていれぎ辛くなり
千恵
ていれぎの咲きし沢や冒険譚
川口みち
”ていれぎ”や洋食皿のすみにあり
川島 欣也
ていれぎの育ち良き性つんつんと
祖乞
ていれぎをさっと湯がいて朝の卓
素人
ていれぎのこばな未だ見ず未だ知らず
双月(そうげつ)
ていれぎの彩りそえる夕間暮れ
倉の人
ていれぎや水の底より背伸びせり
想予
ていれぎや消極的に反論す
相沢はつみ
ていれぎや雀の散歩午後三時
草央
ていれぎやほろり落人秘せし山
草青
ていれぎの花の十字架誰も見ず
草本洋子
ていれぎや朝市並ぶ今日目玉
山盛りのていれぎ一人喜寿祝い
蒼い朱鷺
見てみたしていれぎの花葉も味も
蒼香
よそゆきや鉢のていれぎ畏まる
蒼馬
ていれぎやウソ棲む川があったとさ
霜月
水の上伸びれば切られていれぎよ
多聞仙
ていれぎや小川の水は辛いのか
太一
盆石にていれぎの花二つ三つ
太子
ていれぎの煙る阿を灯しけり
大井河薪
松山城知らずに食すていれぎを
大三郎
ていれぎに添うて清水沸き起こる
大坪美智子
ていれぎや叱ってくれる人探し
沢田朱里
ていれぎの香ぞ清流に乗りにける
只暎
ていれぎのせいか酒酌む友の目に涙
達哉
ていれぎのサラダ浄めの辛みかな
谷口詠美
子規詠みし高井のていれぎに会へり
谷川の蛍子
一度見むていれぎ浸す杖の淵
谷田藪辛子
ていれぎや坊ちゃんの湯の熱きこと
知音
初孫や酒と刺身とていれぎと
智蝶
殉教の濁りなきていれぎの花
池田郁英
ていれぎにひかりよかぜよせせらぎよ
池田香
ていれぎやダグラス少佐指揮を執り
池田和正
ていれぎや難問数独に挑む午後
竹さ
さわさわとていれぎ生る杖の淵
竹の子
ていれぎや消へる集落墓仕舞ひ
竹庵
ていれぎの揺れて水面の雲ゆらり
竹春エリザベス
偃息のとき青空とていれぎと
竹内うめ
ていれぎや四角い有田が晴れ舞台
竹福
ていれぎや今日姓変わる孫娘
竹林
刺身つまていれぎ草のピリ辛し
ていれぎの花白き星散りばめて
中井清心
ていれぎや子規の歩みの如何にあり
中原秋波子
ていれぎとは何ぞなもしと風に聞く
中根由起子
清流のほとり賑やかていれぎ草
中山白蘭
清流に辛さはあるやていれぎよ
中村遥季
ていれぎや誓いの言葉みつけたる
中嶋範子@MamalyHouse俳句道場
ていれぎと清き心をつなぎ止め
中野久子
ていれぎやなんと小さな土手っ原
仲七
ていれぎのたゆたふ水のたなごころ
宙蝉(そらせみ)
ていれぎや完走祝いの活け造り
虫めがねん
ていれぎの水の辛みを飲みしあお
衷子
ていれぎと問われて惑ふ瞳かな
朝ぼらけ
ていれぎや今日また下手な照れ隠し
潮ベルト
ていれぎの生える水底金雲母
長谷川 ひろし
ていれぎや遂に町家の皿に載る
長田写々
颯颯とかの「ていれぎ」のやうな奴
直木葉子
ていれぎやお大師さまに縋る旅
津葦
大葉種漬花七割水の吾の体
津軽ちゃう
望郷の眼にていれぎの白き花
津軽まつ
上ばかり見て落ち込むなよていれぎ
椎の木くるみ
湯の里やていれぎの膳大広間
鶴田梅勝
ていれぎも高井の里も伊予節よ
定規
ていれぎや覗けば遠く小さき魚
定吉
ていれぎや味蕾をしゃんと整いぬ
泥酔亭曜々
ていれぎと家紋の由来子に伝え
哲也
ていれぎや身分証さへ未発行
天晴鈍ぞ孤
ていれぎの澄む川辺にて組む十字
天野河
ていれぎや香る蕾の小ささよ
貼女(ちょうじょ)
塹壕や摘むていれぎはうつつ無し
澱凡
ていれぎのすがし緑よ故郷よ
田中ようちゃん
ていれぎやすみれという名の仲居の背
田中勲
名水で打ちし饂飩とていれぎと
田辺 ふみ
ていれぎや子規食つたなら我も食ふ
田名あみ子
御籠持ちていれぎ摘みし乙女かな
田邉真舟
ていれぎの若芽ぴりつと妙味かな
斗三木童
ていれぎや峠の源流なつかしく
杜志
ていれぎや女子供の村に朝
都乃あざみ
空海の穿ち穴よりていれぎの巣
土井小文
ていれぎを採る魚を捕る子が育つ
土王
ていれぎを辞書の絵をみて作をねる
土屋 木漏れ日
ていれぎを調ぶ手重し書架棚や
冬菫
ていれぎやB定食は別メニュー
東山
ていれぎを食はせ損じき愚陀佛に
東西 南北
ていれぎを食べよ球児よ勝利せよ
東洋らいらん
清らなる水ていれぎを辛しめる
桃八
寄り添ひし妻ていれぎの口辛し
桃福
ていれぎを見たことあるかと野良に問ふ
桃葉琴乃
いざ行かんていれぎの里子規の里
当卯
ていれぎや子規の食ひ気の大いなる
藤井祐喜
ていれぎも芽吹く大師の杖の跡
藤郷源一朗
ていれぎや青春きっぷ伊予路へと
藤原訓子
ていれぎや揃い帽子の鼓笛隊
藤色葉菜
宇和島風鯛めし脇はていれぎ
藤鷹圓哉
清流にていれぎ育つ十字花
藤田由美子
ていれぎをつつく箸先新歓会
洞奈津子
ていれぎや大師の像に手を合わせ
瞳子
ていれぎを知らぬと言わぬ二十歳かな
徳本あつ
ていれぎや土井善治のレシピ帖
奈良香里
ていれぎのみどりの川になりにけり
那須いずみ
やわらかな川面の日差していれぎ摘む
那須の田舎者
ていれぎやあだ名で呼びあふ同窓会
凪野たいら
ていれぎを子規の清き眼捉へけり
南雲風花
ていれぎや杖の音止むせせらぎの
南亭 骨太
散歩兼ねていれぎ探す小川沿い
南風
ていれぎや清流つくる神の指
日記
ていれぎの茹でよか切ろか絞ろうか
日田路
ていれぎの名前は知らず刺身食ぶ
入口弘徳
ていれぎや昨日の敵と酌み交わす
猫渓
ていれぎのたゆたふつぼみ雨の夕
乃良
ていれぎのお通しの付く酒場かな
馬場馬子
朝日さし踊るていれぎ用水路
馬門宗太
ていれぎや今年も発する白のろし
俳ビギ名
ていれぎや食えたか?故里の小川
俳菜裕子
足元のテイレギの花踏むまじき
梅雨
「ていれぎ」とつぶやきながらのクレソン
白丘山人(893人)
潰すほどの時間やていれぎの青さや
白居千夜
心にもていれぎそだてし伊予の国
白銀のシリウス
ていれぎ食む例の上司の奢り酒
白傘
ていれぎや清き水面の白十字
白山
かつての休耕田ていれぎの風
白瀬いりこ
ていれぎの摘む人もなく川戸跡
白鳥国男
ていれぎや方言の裏深読みし
下流へとせせらぐ色もていれぎや
畑 詩音
ていれぎや門に維新の刀傷
八幡風花
ていれぎや水道水を飲む暮らし
板柿せっか
ていれぎや清き水こそ恋しけれ
飯村祐知子
再会やていれぎ鯉のつまとして
比良山
ていれぎや紙漉く水は空の色
尾上真理
ていれぎの里は宵猪口傾けん
枇杷子
清流に光るていれぎニングル住む
美翠
ていれぎは料理引き立つ食そそる
美泉
水鏡の雲を破り刈るはていれぎ
美津子
酒断ちてていれぎ前に喉動く
美年
お見合いやていれぎ食べる男美し
姫山りんご
ていれぎの辛みほのかに糟糠の妻
百合乃
ていれぎの生えてゐるらしそのあたり
百草千樹Z
ていれぎや投げた小石が川走る
風らん
故郷の清流青していれぎよ
風花
ていれぎや曙の顔洗いけり
風間 昭彦
クレソンといわれはにかむていれぎ草
風摩亜
水清くていれぎ生うてふ伊予国
風紋
ていれぎや母の愚痴消し去る夜よ
風由花
ていれぎは懐かし美味し伊予の人
風来
地酒酌むていれぎ添ふや高井の夜
服部 勝枝
晴れの席先づはていれぎ口すすぐ
福良ちどり
ていれぎのぴりりどぶろくなっそあり
文月さな女
ていれぎやこんなところにサボ片方
文女
ていれぎや生家の村は廃れたり
聞岳
ていれぎは何ぞと問うて松山へ
平松智華
緑濃きていれぎ有りて酒肴
平松洋子
ていれぎを見習え妻よ出しゃばるな
平塚雪月花
ていれぎや陽だまり探して歩く猫
勉邪明
ていれぎや生きがい交流センターに
暮井戸
ていぎれや流れと下る女坂
峰泉しょうこ
ていれぎや西ではもう咲いているか
ていれぎも喰ひ尽くせりと戦中派
凡々人
ていれぎや瀬音たしかな伊予の朝
麻呂助
畦道の揺れるていれぎ陽に香る
末摘花
ていれぎやペラの風過ぐ紫電改
末尾波世遠
ていれぎや子規の句仰ぐ鼻毛ぬく
万斛
ていれぎや試験の朝の空青し
満る
人さし指をぷるんと逃れていれぎよ
未貫
ていれぎや次の札所は西林寺
未々
添うておるていれぎ辛し妻のよう
妙光@木の芽
ていれぎを噛めば想う初恋を
眠 睡花
ていれぎや松山球児の応援歌
夢見亭笑楽
ていれぎや靴ずれの帰路缶チューハイ
夢芝居よしみ
ていれぎのめでたき鯛になりにけり
椋本望生
ていれぎの花は+(プラス)か×(ばつてん)か
明惟久里
笛の音にていれぎ流れ白い花
明明
清流にていれぎ”姿隠しけり"
妄 児
ていれぎと打ち掌に見る緑
木いちご
ていれぎをすくいし水に空の青
木花
ていれぎを求めて辿る伊予道後
木人
ていれぎと光を揺らす水面かな
木槿
ていれぎや清き流れに清き水
紋舞蘭
ていれぎや波紋ひろごる水鏡
也和
ステーキのていれぎ避ける幼き子
野純
ていれぎや天に向かいて十字為す
野中泰風
ていれぎやゆらゆらさそう魚たち
野田の木8
ていれぎや白神の神宿る水
野々原ラピ
ていれぎや伊予節うたふ髷のあと
薮久美子
ていれぎや水車の板の欠け古し
優純bow
松山にていれぎがある子規がゐる
悠久
つまなれどていれぎ摘み猪口に差し
由坊
ていれぎの水ひかめきて杖ノ淵
誉茂子
ていれぎや甘え下手なるあまのじゃく
羊山羊
ていれぎや長靴二足干されをり
葉るみ
ていれぎや演歌ばかりの続く宴
葉月のりりん
ていれぎや水面に埋もれしばし待つ
葉酸
ていれぎの白十字めきて匂ひ立ち
葉室緑子
ていれぎをおでこの魚籠に連れ帰る
欲句歩
ていれぎ咲く沢の木洩れ日遊びけり
落葉 勝山
ていれぎやアルトの欠けた合唱部
藍時 湘
ていれぎと聞けば名代の伊予万歳
藍植生
ていれぎの生ふる証や水溢る
利平
ていれぎや今に残せる杖の淵
里甫
ていれぎや虚空に月のあるごとし
立歩
ていれぎやあの歌声につつまれて
流川ゆきはな
ていれぎは味も見た目も刺激有り
ていれぎはナースのような花を付け
琉璃
ていれぎやアルミの柄杓湧水に
留野ばあば
ていれぎや静かに佇むもどかしさ
林 和寿
マドンナの指を待ちたるていれぎや
六々庵
ていれぎとお骨に夜が忍び込む
ていれぎや辛口の酒酌み交はす
巫女
護られて咲くやていれぎ白き花
戌の箸置
「ていれぎ」てふ刺身つまから国自慢
橄欖子
ていれぎや生涯現役とは夢
渕野陽鳥
ていれぎや皿いつぱいのおもてなし
淺野紫桜
ていれぎやこの世はすべて水の中
祺埜 箕來
ていれぎの花や星座を探してみる
籠居子
ていれぎや浮き世の傍を息づきぬ
脩平
ていれぎの皿に静かな風香る
芍薬
ていれぎに触れて流るる小川かな
茫々
ていれぎや道後の湯まであと三里
蓼蟲
小宇宙めくていれぎの花群れよ
蘂六
ていれぎを食むや獺名乗るひと
邯鄲
道後の夜酔いて旨していれぎかな
闍夢
アリアドネ端なき季語のていれぎや
若澤杏子
ていれぎの噛めば解けたる辛みかな
あけび庵
きみはまだていれぎ辺り花いくつ
ウロ
ていれぎや索条痕を撮るために
どろん
ていれぎが主役を脇で狙ってる
みずほ
ていれぎの選びし露天湯気はなし
弘美
ていれぎや流るる川の清きこと
治(はる)
テイレギや雄蕊雌蕊に白い花
日本酒
「てい」は花「れぎ」は水音ゆめに生ふ
与志魚

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