俳句ポスト365結果発表

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第215回 2019年2月21日週の兼題

サイネリア

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の表記~五七五の間は空けない
げんまんの 影ながかりし サイネリア ビッグマム
暗き朝 サイネリア咲く晴れ晴れと みつこ
対局の 先手問いけり サイネリア ももとせごえ
窓磨く母 ひかり吸うサイネリア 宮川亜紀
のどけしや 汽笛がボーボと サイネリア カトレア
昨夏の 吾子のいたずら サイネリア  ゴジュウ・ロク
打開策 連れて帰るはサイネリア 治(はる)
手に受けて 少し零して サイネリア 相模の仙人
サイネリア 持つ手恥ずかし 登校す 植木野野子
求め行く 身の丈の服 サイネリア 足利美喜子
退院の 我見送るや サイネリア 大坪美智子
亡き祖母の 窓辺の灯りや サイネリア 美智子
咲き誇れ 我恋のよに サイネリア 美魔女
冬の陣 数で攻めるは サイネリア 西の海牛
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪次のご投句待ってますよ。

◆季重なりブラザーズ
卒業の笑顔と揺れるサイネリア 青条揚羽
卒業生それぞれの歩みサイネリア うといぺんこ
就職し1K寒しサイネリア あさもわ
サイネリアあぶら虫との鬩ぎ合い アマリリスと夢
サイネリア霜の朝にも華やかに 舎人
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

◆兼題の考え方
お揃いのコサージュ香る卒業式 神宮
待てよ待て帽子転がす春一番 孝純
イケメンのスケーター応援、炬燵から 紫
東風に乗せ 開花を告ぐる 沈丁花 狸炉囲
冬の海 鱈にアンコウ フグ平目 ひろと
梅の花 死の灰被っても 梅の花 畑山
○本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出していますが、季語が出題された場合はその季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。
今募集中の兼題は、4月17日24時締切の「蟇」です。ご投句お待ちしてます♪

花だんの香サイネリアめけるランドセル あんもえ
○「サイネリアめける」は比喩表現になります。季語としての力は少し弱まるかなあ・・・惜しい。

サイデリアまとめてかわす向かい風 シロクマ太郎
美しき乙女心やサイデリア 恵美子
サイデリア囲み華やぐ院の庭 守安 雄介
●ありがちだと思いますがサイネリアとサイゼリア間違えました。しれっと送り直しときます/赤馬福助
●可愛らしくグラデーションに富む花…響きがサイデリア(今はなき安っぽいサイディング建材)に似ているからかこじんまりした庭や窓辺に似合います。/うに子
●これ、絶対「サイネリア」を「サイゼリア」に誤変換して投句してしまう人いますよねー。予測変換で。さっき、お友達とメールしててサイゼリアで送信しちゃいましたよ。/有瀬こうこ
○そうか!予測変換か~・・・うーむ残念。

◆季語深耕
●「サイネリア」……色々な種類があるようだが、青・青紫・赤紫・ピンク等の物があり、一色の物もあるが白の混じった二色の物もある。個人的には白の混じった二色の物の方が印象深く感じる……去年の今頃に俳句ポストで出ていた「パンジー(※)」とは対照的な色合いの花。パンジーほど目立たないが、「普通の花では目立たないはずの白色がかえって目立つ」という不思議な花。 / (※)→正式に兼題として出たのは「三色菫」。三色菫はパンジーの事を指すらしいが、ビオラを指すという見方もあるのでここでは「パンジー」と限定した。パンジーは色が強いが、ビオラはやや穏やかな印象がある。/灰田《蜻蛉切》兵庫
○「サイネリア」という名は知らなくとも、見たことのある花!という人は多いのではないでしょうか。詳しい解説レポートも届いておりますよ。

●サイネリアの中心部…*サイネリアの花色は多彩だが、中心部も白いものから紫や紺、濃桃等濃い色のものまで多彩にある。*向日葵、金盞花、サイネリアのようなキク科植物は、外側の花びら状の舌状花と、内側の筒状花との小さな花の集まりで、一輪の花になっている。*中心部の粒々の一つが筒状花という一つの花になっている。この小さな花が開くと花粉が見えるようになる。*サイネリアでは花粉の色も黄色(ゴールデンセンターと呼ばれているらしい)と淡黄白色(シルバーセンター)とがある。*中心部の色が濃いものでは花粉の色とのコントラストが殊に美しいと思う。/真繍
●サイネリア(植物、晩春、シネラリアの傍題。他の傍題に、白妙菊、富貴菊(ふうきぎく)、蕗菊(ふきぎく)、蕗桜、しゅんとう菊)。「アフリカ、カナリー諸島の原産で、代表的な鉢植草花としてさかんに栽培されているキク科の越年草。茎の高さは三十センチあまりで四、五月ごろ野菊に似てそれよりもやや大きな頭状花をひらく。色彩が豊かで紫・赤・白二色染分けなど多く、花弁がビロード状に光って美しい(「カラー図説日本大歳時記 春」講談社1982年、井沢正江)。*** 以下、学術上の正しい種名である「シネラリア」について。キク科キク亜科ペルカルリス属シネラリア。学名:Pericallis × hybrida。英名:Florist's Cineraria。ひとつの苗からたくさんの花をまとまりよく咲かせます。特色は色の豊富さ、鮮やかさで、オレンジ色以外は大概あるそうです。また、グラデーションになったものや、中心部が白いもの、中心部が濃いものも多く見ます。耐寒性があり(ただし最低気温が5度を下まわるとよくない)、反面暑さに弱い。2000以上の品種があります。*** すぐ近所にサイネリアらしき花が植えられていたのでじっくりさわり、観察しました。匂いは近づけばします。うまく言えないですが甘くもなく、ハーヴ系でもなく。嫌な香りではないです。鮮やかでややどぎつい紫と青色の花の中心は固く、葉は作り物のようなペンキで塗ったような鮮やかな黄緑でしっかりとしていました。個人的には人工的な感じでとっきにくく感じました。日頃お世話になっている俳人、句友の方によれば、セネシオ貴鳳という品種ではないか、ということでした。「本来のサイネリアに比べると、背が高く、花が小さく、丈夫な品種」とのこと。サイネリアを、キク科キオン(セネシオ)属Senecioに含むとするサイトもありましたし。サイネリアとはやや異なりますが、作句において強くは影響しないのではないか、との結論になりました。*** 同じ春の季語で似たものに「花簪」「花輪菊」「東菊」「雛菊」(デイジー)そして以前の兼題「金盞花」(カレンジュラ)など(いずれもキク科)。そして「アネモネ」(キンポウゲ科、晩春)「ガーベラ」(キク科、三夏)、「ディモルフォセカ」(アフリカ金盞花。オレンジ色があります)「オステオスペルマム」があります。似てゐる花が多く、詠み分けようとすれば説明句になり。写生すると私の技量ではどの花かわからなくなりそうな。ひとまず現物からイメージを引き寄せてなんとか春らしいサイネリア句が詠めればいいなあ。/すりいぴい
○そうですね。春の彩りとして、明るく詠めたらいいですね。が、そこを逆手にとってくる句もあるかもなあ~(笑)

◆季語雑学部
●季語雑学部  サイネリアに蕗櫻という和名を付けたのは、日本の植物学界の第一人者である松村任三博士によるものです。東京帝国大学(現・東京大学)理学部植物学教室の教授を経て、初代小石川植物園の園長となり、門下生には日本の植物学の父と謳われた牧野富太郎がいます。その松村博士は、生涯で150以上の植物を発見し学名を付けたことで知られる人。有名な所ではワサビや桜のソメイヨシノ、ハマギク、モリアザミ(漬物のヤマゴボウ)やノハラアザミ、フジアザミなどのアザミ類などに学名を付けています。学名の後ろに命名者の略表記として、Matsum.と入っています。その反面、和名命名の方はなかなか市民権を得なかったようで、コスモスの和名にオオハルシャギクという名前も付けているようです。/山香ばし
○オオハルシャギクが、コスモスですか! 和名と学名の違いを一覧にすると面白いかもなあ♪

ドラゴンの骸朽ち初めサイネリア 山内彩月
●サイネリアの学名Senecio cruentaに関連するcruentus という単語は「血塗られたとか」「血の色の」という意味だそうです。鮮やかな色が目立つからつけられたかと思いますが、愛らしい元気な花が、一気にまがまがしさを帯びてきます。 原産地のカナリア諸島は、「竜血樹」という木も有名で、樹脂は古代ローマ時代から薬や着色料として珍重されていたそうです。どこか響き合っているようで不思議です。/山内彩月
○「竜血樹」という字面そのものが冒険ファンタジーみたい♪

◆俳句文法研究部
●俳句文法研究部 「待っている踏切」という表現を文語体ではどう表現するか。 今現在待っているという動作が継続しているのであるから存続の助動詞の「り」の連体形「る」が付いて「待てる踏切」となるというのがまず考えられる。また、もう一つ存続の助動詞「たり」があって、連体形は「たる」。「待ちたる踏切」となる。これらは英語ではwaitingあるいはhave been waitingといったところだろうか。
 それとは別に、今現在のことなのだから四段活用動詞「待つ」の連体形としての「待つ」を使って、「待つ踏切」としても、今現在待つという行為が存在しているニュアンスは出ると考えられる。英語で言えば単なるwaitに相当すると思われる。
 ちなみに、「待たるる」とした場合は、「るる」は自発又は可能の助動詞「る」の連体形なので「自然と待つという行為が行われる」又は「待つことができる」という意味になってしまい、「待っている」という意味ではなくなる。 「待っている〇〇」という繋がりで、「往来を待てる跳ね橋柳の芽」という句(事例のために作った句なので、出来についてはご勘弁を。)において待っているのは誰なのかということを考察してみた。 1.「往来を待てる((船の)往来を待っている)」という部分が連体修飾部として「跳ね橋」にかかっているから、「(船の)往来を待っている」状態である「跳ね橋」ということで、待っているのは「跳ね橋」である。 2.「跳ね橋」は場所なので、跳ね橋を渡りたい「私」が省略されているのであって、待っているのは、跳ね橋を渡りたいので船の往来するのを待っている「私」である。  1も詩的にはありうるから、どちらで読んでも成立すると言えば成立する。どちらもいいと思えればそのままでもいいだろうし、どちらの景を詠みたいかによって推敲の仕方も変わるだろう。
※今回は、句友凡鑚さんとのTwitter及びDMでのやり取りを基に、凡鑚さんの了解を得て、支障ある部分は改変をするなどして整理し、加筆もして投稿させていただきました。凡鑚さんありがとうございました。 /ひでやん
○ひでやん、すごく分かりやすい解説ありがとう! そして、一昨日の「伊月庵」の花見会にての「尻二字しりとり句会」の捌きもありがとう。楽しい時間となりました。来年もよろしくね♪

◆こんなお便り、質問届いてます!
●サイネリア。図書館で調べたが、どの本も数行ずつしか載っていない。これは実物を見なければ!と、丁度お寺の祭りの植木市が立ったのを幸い。購入して観察しました。/アガニョーク
●サイネリアはほとんどなじみのない花(たぶん見たことはあるが意識をしたことがない)でいつも以上にイメージが湧きませんでした。/いつの間にアラカン
●サイネリアもそうですが、花の兼題の場合他の花ではダメなのか?というのを考えると難しかったです。/けーい○
●サイネリア難しい。本意は?と考えますがわかりません。Net検索し画像を見、自分でイメージ膨らます。そんなんで良いのでしょうか。/しんしん
●新しい兼題が出る度にそれを見てくる。サイネリアは知らなかったので 花屋を訪ねて見てきました。その都度勉強になります。/徳永 北道
●サイネリア、最初はなにそれ?!って思いましたが、不思議と俳句が次々浮かんできて楽しかったです。/青山あじ子
○楽しい季語だと思いますよ♪

●これか!見たことある!/こま
●サイネリアのサイは猜疑のサイ。/こま
●他の花と如何に差異をつける?/こま
●「サイネリア」という花の名を知らずに、ボーっと生きてきました。ネット画像を見て初めて知りました。花そのものは街角で良く見かけます。こんな身近かにあったこと、驚きでした。/天晴鈍ぞ孤
●日頃縁の薄い花で、難しい。花屋でチェック。/富樫 幹
●一般的な花で家庭的なあたたかい感じがする花だと思っているのですが、どうですか/蜥蜴の尻尾
●サイネリア、どんなお花かなあとピンと来ず、サイネリアの事や関連して詠まれた俳句など色々調べてみました。正木ゆう子さんの句がとても印象に残りました。/とりまる
●紫や青の花ってどこか魅惑的。/なつぽよ
●サイネリア、調べてみると中心部が白っぽく、周りの部分が色鮮やかで可愛らしい花ですね。 他の花との差別化を考えながら、句を作りました。/海老名吟
●「サイネリア」は五文字なので使いやすく感じますが 初心者には広がりを持たせるのが難しい兼題でした しかも「切れ字」が詠み込めず「推敲の余地多し」です/玉井 瑞月
●春の季節感を出すのが難しく苦戦する初心者です どうも楽屋落になってしまいます/玉井 瑞月
●初心者ながら頭をひねり、頑張って五七五に仕立てました 兼題が「サイネリア」だったので詠み込みましたが、「サイネリア」である、また、「春」である必然性が無く薄っぺらな感じが拭えません サイネリアのように、季節感の薄い(私だけでしょうか?)季語を上手く強調するコツなどあるのでしょうか/玉井 瑞月
●毎度のこと 経験 体験不足に痛感します どこにでもある 句しか詠めない でも好きだから詠む サイネリア シネラリヤ と兼題季語は 奥が深い /句詩呼
●耳にしたことのあるある花の名でしたがどんな花なのかはっきりせず図鑑で調べたら以前鉢植えを買ったことがありました 説明にある通り沢山の花色があり花の形が可愛らしく春らしいピンク色とキリッとしまった紺色のものを選びました 多年草とありましたが私の世話が至らなかったのか次の年は咲かなくてそのうち無くなってしまいました それなのでてっきり一年草とばっかり思ってました/斗三木童
●調べているとマディラ諸島に自生とか、マディラ酒は酒精強化ワインだそうですが、すぐそちら方面を調べてます、小沢昭一ぽいですね。/藤郷源一朗
●サイネリアはどうしたら良いのか!?そもそも花の季語はどうしたら良いのか!?食べ物の句ならとにかくおいしそうに、動物なら雄々しく偉大になど、私自身の基本的コンセプトがありますが、花は明確なものがないのです。季語の本意を学ぶべく、たくさんの句を読みました。善悪、清濁、明暗、幸不幸。これらベクトルの向きの向きに悩みました。結果、サイネリアはちょっとだけきれいな幸せ、かな?みなさんの句を楽しみにしてます。組長の選評も勉強になるので楽しみです。/古瀬まさあき
●マーガレットやデイジーとの違いは密集した花の多さや葉の大きさなどかと考えました。 つぼみや種類が余りに多いので恐怖すら感じます。/とのじ
●派手な花ゆえ情緒に乏しく、ちょっと損な役回り。今回初めてまじと見ましたサイネリア。/なみはやらんる
○「今回初めてまじと見ましたサイネリア」俳句かい?ははは!

●シネラリアよりも気に入っています。/右田俊郎
●シネラリアを忌み言葉ということでサイネリアに読み変えていることを知って、海外旅行の入国審査で「観光ですっ。」の「です」がデスノートのデス(死)って聞こえてないか、めちゃめちゃ気になったことを思い出しました。 /せり坊
●今回は同じ季語でもサイネリアとシネラリアを別々に考えて、俳句を詠んで見ました。 サイネリアは(彩)美しく、そしてシネラリアは(死ね)わざと悲しく別の季語のように詠んで見ました。/山口雀昭
●サイネリアとシネラリアは同じ季語ですが、詠み方では大分ニアンスが違いますね。 サイネリアは嬉しく、シネラリアは悲しい・・詠になりますね!/山口雀昭
●サイネリアをもともとの名前のシネラリアで俳句を詠んだら、どう言う結果になるのか 二句「シネラリア」で詠んで見ました。 季語はサイネリアもシネラリアも同じはずであるが、さてどう相成りますやら。 楽しみでござるのう。/山口雀昭
●シネラリアは英語のcinerariaに由来するが、元々はラテン語の灰(cinerarius)の意味である。古代ローマの納骨所の単数形がcinerariumで、複数形がcineraria(シネラリア)でもある。大正時代にシネラリアが死に通じると、日本語読みのサイネリアとしたらしい。別名の蕗桜、蕗菊、富貴菊は、シネラリアの根葉が蕗に似たハート形をしていることに由来するが、現在は殆ど使用されていない。 サイネリアの全般的な花言葉の由来は、寒い冬から春にかけて明るい色の花を「快活」「元気」に咲かせることに因んだと言われ、紫色には「元気」の花言葉がありますが、青色には「恋の悩み」白色には「望みのある悩み」という花言葉があり、花の色にも注意が必要です。 /重翁
●「シネラリア」という呼び名が「死ねラリア」に通ずるということで、お見舞いに持参するのは御法度だったサイネリア。ところが、代わりに広まった呼び名「サイネリア」が「災ネリア」に通ずるということで、お見舞いどころか新築祝いでも持参御法度に。和名の「フキザクラ」は呼び名としては定着せず。サイネリアは、(日本では)綺麗なのに忌避されてしまう損な花のようです。 逆にイギリスでは、「いつも快活」という花言葉から、むしろお見舞いには持って来いの花だそうです。/多々良海月
●サイネリアって言うのは元名シネラリアというものだが不謹慎な言葉があるがためにサイネリアと名付けたらしいです。/藤咲大地
●質問です。外国語の日本語読みを題材にしていいのでしょうか? シネラリアを不吉な名前とする前提で、サイネリアも同じように扱っている句がありますが、何か納得できません。彼岸花と違って日本の伝統的な意味を持たない花ですし、そもそもCinerariaですからチに近いシだと思います。サイネリアがかわいそうな気がしてします。/なみ
○冒頭の質問に関しては、「はい」と答えるしかありません。

●今更ながらな質問ですが、「サイネリア」のような近代的な季語の句に「~なり」「~けり」等の古語を使うのは「有り」なのでしょうか?/塩の司厨長
○何の問題もありません。

●上五に濁点がつく接続助詞(が、で)を使うのは避けた方が良いのでしょうか?そうである場合、「が」を「の」に置き換えることは問題ないでしょうか?例えば、「大根が」を「大根の」に置き換える場合です。同様に、「で」はどのように置き換えれば宜しいでしょうか?ご指導宜しくお願いします。/ぽんたちん
○「上五に濁点がつく接続助詞(が、で)を使うのは避けた方が良いのでしょうか?」との質問には、「いいえ」と答えるしかありません。全てケースバイケースです。

●今回の季語サイネリアの花言葉は喜び、いつも快活です。花言葉から発想を飛ばして俳句を作る人は大勢いると思うのでそこからどこまで独創性の高い発想を得ることができるのかが重要ですね。特に今回は汎用性の極めて高い花言葉でもあったため、作るのに苦労しました。優しい言葉で固めようともしましたがどうも自分の性には合わなかったみたいで…/ミズカラス
●「サイネリア、サイネリア。。。」とブツブツ呟きながら通勤していたところ、まさにそれと思える花を目にして、ようやく数句の着想を得ました。なじみの無い植物というのは、とても難しいですね。/る・こんと
●サイネリアは日本人にとってそれほど身近な花ではないのでは?と感じます。日本人にとって共通の印象がそれほどないように思える季語を作品に使う時、共感を得るためにどう向き合うべきか教えてください。/わたのはら
○外国の花であろうが、日本の花であろうが、それを季語として捉えるためには、まずは季語を体験することです。

●子供達の通った小学校では、在校生が育てたサイネリアが、卒業式の会場を彩ってくれていました。私にとって旅立ちの日の花です。/海野しりとり
●サイネリア(シネラリア)と言う名を初めて知ったのは中1の頃だったか。中学校で“一鉢運動”なる試みがありまして…在校生が鉢植えの花を購入しその花を卒業式を飾る花として使う。そのまま世話をし、入学式もその鉢植えの花を使う。入学式後は各家庭に戻されるというもの。その時の花がサイネリアだったわけで、確かわが家も協力しました。もしかしたらその一回で終わりだったようなでなかなかいいアイデアだと思うのですが何か事情があったのかも。/古都鈴(ことり)
●サイネリアと言えば、学校の花壇にいっぱいに咲いているイメージでした。桜が散って学校が落ち着いて来た頃に彩る花。いろんな色があってわくわくします。/浅河祥子
●私が独立して最初にワンルームマンションを借りた近所の花屋さんでは店先に九官鳥を飼っていました。それが良く鳴き真似をする九官鳥で店の喧伝をしていました。店にサイネリア があったかどうかはわかりません。それを思い出しました。/寝たきりオヤジ
●美しい四季を持つ日本。しかし、サイネリアにとっては暑かったり寒かったりは辛いようだ…箱入り娘のように手間暇かけて大切に育ててあげないといけないサイネリアは、まさに日本の箱入り娘だ。/さばいばあ
●サイネリアなど聞いたこともなかったので、いつものようにネットで写真を観察する日々が続きました。そんなある日、信号が点滅したので立止まったバスのロータリー、そこでサイネリアが私を見ているのに気が付きました。ロータリーの花壇を手入れするボランティアが植えたのであろうその花は、名札が付いていなかったので不確かですが、たぶんサイネリアです。その日を境にサイネリアの句を作る熱が一層入った様な気がしました。元々の名前シネラリアという語呂を嫌ってサイネリアになったと聞いています。そんな五文字のカタカナの季語。カタカナをあえて多めに使った句も詠んでみました。そんな目論見は、やっと俳句2年目のひよっこには早いのかもしれませんが、何事も挑戦と思って挑んでみました。/高橋寅次
●うちも買ってきましたが、これ地植えがめちゃくちゃ難しい花です。まだ気温が高くないと地植え、外に出すと枯れてしまう。きれいだけど、気難しい花です。/砂山恵子
●サイネリアを始めて知ったのは10代の頃 色数も少なくプレゼントには不向きと教えてもらいました 今は店先を彩る花になりお手頃価格で親しみのある花にイメージが変わってきましたね/慈温
●夏井先生 正人さま スタッフの皆様いつも有難うございます 兼題(サイネリア)園芸コナーで良く見かける多彩な花! 押し合うように沢山の蕾をつけており思わず購入!今窓際で華やかに咲いております/水夢
●鉢植えのサイネリアを買いました。色は妻・銀猫の好みで白です。(うちの庭の花は大体は白か紫です。3月上旬のこの時期に咲いているのは雪柳、沈丁花、水仙、アネモネ、ムスカリ、土佐水木です。)/樫の木
○実物を眺めてみる。これが大切♪

●サイネリアという花を今回初めて知りました。 とても華やかな花ですね。花言葉も『いつも快活・喜び・愉快』とあって、突き抜けたような明るい句を詠みたくなりました。 実物を見るために園芸店へ出かけてみようと思います。 普段はしっとり落ち着いた雰囲気の花を育てることが多いのですが、今年の春はサイネリアの鉢を買って庭先を華やかにしてみようかなと妄想中です。/香羊
●サイネリアは色によって花言葉が違うらしいですね/ズンドコ丸
●季語とした場合、花言葉は気にしたほうがいいのでしょうか?/川口みち
○気にしてもよいし、気にしなくてもよいです。個人的には、あまり気にしません。そこに咲いている花そのものをどう描写するか表現できるかに興味があるので。

●処変われば(13)ベルリンの花屋さん ベルリンでお花屋さんといえばベトナム人が経営しているお店がとても多いです。八百屋さんといえばトルコ人経営になります。何故か?;花も野菜もスーパーで買える時代になり「花屋」自体の経済的存在が逼迫しています。その挙句花は市場に朝5時には仕入れにいかなければならないので、大変な労力です。大きなチェイン店などはオランダからトラックが来てデリバリーしてくれますが、普通の個人店では自分が仕入れにいかなければなりません。家族、親戚が皆一丸となり働いているベトナム人でないとやっていけないのでしょう。同じことがトルコ人の八百屋さんです。彼らはベルリンの壁が開いた時東ドイツで国家の契約労働者として働いていた人達の次世代です。西ドイツは南ベトナムからのボートピープルを受け入れて、東ドイツには北出身、西ドイツには南出身者が居た訳です。現在までその乖離は当地のベトナム人社会にある印象を受けます。 /ぐれむりん
○ぐれむりんさんの、処変われば(13)シリーズ、楽しみに読んでます♪

●蛙の目借時について「目借時」だけだと駄目だと記述を読んだのですが、目借時だけの句も沢山あり、迷っています。/季凛
○「蛙の目借時」の傍題として「目借時」を採録している歳時記も多いですよ。

●当初 風の香 を詠みましたが 初夏の季語の様なので 東風に乗せ と致しました。風の香 は季語でしょうか。ご教示頂ければ幸いです。/狸炉囲
○歳時記は編者の考えによって編まれています。特にネット歳時記には、見たことない言葉が季語とされていることもあります。ひょっとすると、古典に論拠をおく季語なのかもしれませんが、私にはよく分かりません。

●先日のプレバトで季語の強弱のことをいつきさんはおっしゃっていましたが、季題(季語)自体には強弱は無くて強弱はあくまでレトリックで表すべきことは初心者に説明するときにはもっと丁寧にされてはいかがかとおもいました。ちなみに小生も季重なり容認派です。/達哉
●兼題季語でないのですが、川蝉や鶺鴒のような年中見られる鳥たちが季語になっていて、困っています。 いちいち【冬川蝉】などど言うべきなのでしょうか?/青山あじ子
○「冬の翡翠」という具合に季語を合体させればよいです。季語に強弱をつける工夫をして、主役と脇役を明確にする方法もあります。

●とくにはありません。ただし、季語(副題)に、”シネラリア、蕗桜(フキザクラ)、富貴菊、蕗菊(フウキギク)”とあり、使い分けがわかりませんでした。/風間 昭彦
●兼題がサイネリアでしたが、蕗櫻(ふきざくら)に変えても、良いのでしょうか?/童好
○兼題となっている季語の傍題を使うのはOKです。が、本サイトは、共に兼題に挑戦して学ぶことを主眼としておりますので、「サイネリア」の句を作った上で、傍題にも挑むという姿勢でお付き合いいただけたらと考えます。

●田川 飛旅子 の句に「遠足の列大丸の中とおる」と言うのがある何年かまえにこの句にあってはいたそして気にはなっていた、もう5年ほど前のことである、そして またその句にあった、年を食ったら計算が苦手否子供のころから金の計算と読み書きができたらよいという親にそだてられたから勉強は全くしなかった。 だからいつ読まれた句か計算しなければならない、それが嫌で深く考えることもなく月日だけが過ぎていった。/比呂
●私の叔父憲兵隊所属で戦後心斎橋大丸に勤務していた、その関係もあり6年生の修学旅行に大丸奈良京都が組まれた、大阪駅に叔父が迎えに来ており 先生たちも見知らぬ土地にまごつくこともなく大丸に通された、句の説明に「いきなりぞろぞろと、子供たちの一団が「大丸」デパートの中に入ってきた。」 いきなりぞろぞろは入れてはくれない総勢150名余の団体である、戦後4年後の句作は私たちが6年の時春の修学旅行と一致するのである、普通に考えても 大集団をデパートがOKするわけもないし社会勉強に時間を割いてくれるわけもな。何かを買ってくれる客でない大概断るだろう。 田川 飛旅子 の生き死にも今日初めて知った、生きている内に合えたかもしれないのにと思うと残念さだけが残った、 会うことができれば細かく当時の様子を聞いて話を煮詰めることも出来たのにと恋人に逃げられた敗北感のようなものが疲れを増す。 彼女の顔そして生前の様子どこで生を終えたのかが今は気になって仕方がないのである。/比呂
○俳句との邂逅にもさまざまありますね。

 

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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