俳句ポスト365結果発表

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第216回 2019年3月7日週の兼題

桜鯛

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の正しい表記とは
桜鯛 色鮮やかに 一本釣り イルカ
竜宮を 出でて 鳴門の桜鯛 カトレア
甘美な風は 君髪そよぐ 桜鯛のごとし さきがけ
桜鯛 箸つける君 思い馳せ たけ鶴
土鍋占めたる 桜鯛 かおる伊予 にしみなみし
青き海 一本釣りの 桜鯛 みかん
多幸あれ お食い初めへの 桜鯛 みつ子
ひ孫まで 揃うて祝うや 桜鯛 ももとせごえ
初給料 思ひ出かほる 桜鯛 玄和
我ひとり 身に余る一尾 桜鯛 出来筆樹
桜鯛 恵比寿みたいに 笑ている 小林 番茶
沐浴し かすかな鼾や 桜鯛 森脇誠
もののふの 桜鯛喰う 勝ちいくさ 雪炎 董斎
プレミアムフライデー 今宵は 桜鯛 全力少年
浜風に 尾鰭立てたる 桜鯛 相模の仙人
在りし日や 父の前掛け 桜鯛 大坪美智子
桜鯛 夢に向かって 泳ぎけり 池田家 くるみ
食い初めの 膳で躍るや 桜鯛 美智子
地の神に 豊作願うや 桜鯛 美魔女
春が来て 心も跳ねる 桜鯛 壱丸
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪次のご投句待ってますよ。

◆季重なりブラザーズ
満開の花を知らずに桜鯛 佐々木のはら
桜鯛幾春越えて老い行かん 七天八頭
うず潮にもまれて美味し桜鯛 尊 雅心
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

◆兼題の考え方
碧林檎と葉 夕日に 紅く染む きめたしゅん
黒白の 祝いに添える 紅一点 ひら
桜咲く 水面に咲くまで 二週間 沈心浮心
雛壇に今年も上げる鯛飯や しおかぜ
星が降る夜に穴ぐらで泣く熊はさみしく な
花ほぐや凪のさやけし海の郷 ヘルシーアイランド
晩秋や腕に温もり喉鳴らし 笠松天神
かみ合わぬ労使の協議春の雷 久野八渓
春寒し待ちくたびれたポットかな 室町なう
プレゼント都忘れやほのぼのと 都忘れ
○本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出していますが、季語が出題された場合はその季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。
今募集中の兼題は、5月15日24時締切の「罌粟坊主」です。ご投句お待ちしてます♪

恵比寿抱く姿燦たる瀬戸のはな 山下 勲
●唯一の日本出身の七福神 恵比寿さまが大切に抱える真鯛 姿形、色も味わいも  まさに日本を象徴する魚だと思います 瀬戸内の早い潮流に揉まれ引き締まった姿は美く華があると思います 最後の はな はあえてひらがなにして花と華両方の意味に取れるようにしました プレバトを拝聴し興味を持ち先生のご著書拝読いたしました まだ1週間足らずで初めての投稿です よろしくお願いいたします/山下 勲
○伝えたいことは分かるのですが、やはり兼題「桜鯛」を詠み込んでいただく必要があります。

腰かがめ迷い選びしサイネリア 美遊
○兼題「サイネリア」の募集&発表は終わりました。〆切を確認の上、ご投句下さいね。

遡る桜鯛跳ね菊間川 ころん
○桜鯛は、川を遡るのか? この「菊間川」は特殊な現象が見られる川なのか。判断しかねる一句・・・

◆季語深耕
●組長、正人さん、スタッフの皆様、いつもお世話になりまして有難うございます。 桜鯛、真鯛の季節限定の呼称であることをついつい忘れ、鯛の一種と思ってしまいます(汗)/chiro
○「桜鯛」は、まさに季節限定の真鯛なのです(笑)

●「桜鯛」は春の真鯛という認識でおりましたが、スズキ目ハタ科の海水魚も桜鯛という名前だと知り、ビックリ。/アガニョーク
●他の方も書かれるでしょうが、「サクラダイ」(桜鯛、学名:Sacura margaritacea、スズキ目スズキ亜目ハタ科ハナダイ亜科、サクラダイ属サクラダイ)という固有種も存在します。見た目がもちろんぜんぜん異なります。鮮やかな赤色で背びれ尾びれもかなり異なります。上記講談社歳時記では、誤ってこの固有のサクラダイを「桜鯛」の写真として掲載しています。15センチほどの小魚であるため、ほとんど市場には流通しない。主にかまぼこの原料として使われるとのこと。あくまで俳句で「桜鯛」は春の「真鯛」のこと。/すりいぴい
●桜鯛は桜の時期の真鯛ですが、サクラダイという魚がいるとはじめて知りました。 スズキ目スズキ亜目ハタ科ハナダイ亜科のサクラダイはどんな気持ちでしょうか(笑) これも凄く美しい魚でした。/白瀬いりこ
○同じ名前で、違うヤツ。動物や植物の季語には、その手の名がありますので、歳時記や図鑑を調べることも重要です。

●今回の兼題は桜鯛です。ハタ科の魚に体長15cmほどの桜鯛という魚がいますが、今回の兼題はタイ科の真鯛を指しています。因みにハタ科の桜鯛は小ぶりなため生食での流通はほとんど無く蒲鉾などの練り製品の原料として使われているため、一般の人が目にすることはほとんど無いようです。
 さて、日本人にとって鯛は古来より特別な魚であり、天然物は深海に生息しているため、養殖以外ではお目にかかることのない鯛が春の産卵期になると赤く染まって浅瀬に集まってきます。この時期は日本人が愛して止まない桜の開花と重なり、それにちなんでこの頃の鯛は桜鯛と呼ばれて尊ばれています。一方、ヨーロッパ、アメリカの西洋世界では鯛は何にでも食いつく卑しい魚として認識され、魚としての評価は低いようです。また、お隣の韓国では高級魚としては石首魚(いしもち)が代表格で鯛はそれほど尊ばれていないようです。また、中国は川魚を好んで食べる(中国内陸部では海産物を食べる習慣がない)ため、鯛という魚自身が認識されていないようです。東南アジア、オーストラリアでは引きが強く、美味しい魚として釣り人に愛されていますが、特別な魚という認識では無いようです。このように見てくると祝い事やおめでたい時などの晴の場で供され、尊んでいるのは日本人だけのようです。ここで、季語としての桜鯛を考えてみますと、日本人にとって特別な魚ということもあり、多くの俳人に詠まれています。また、鯛は多くの感覚要素を含み、喜びに関連する感情を内包しているせいか、実に様々な取り合わせの句がありました。また、古来より鯛の産地として有名な明石、瀬戸内海を詠んだ句も多く見られます。これだけ多くの句が詠まれていると類想を避けるのは中々難しいかもしれませんが、経験の中から何とか新しい発見をひねり出してみたいと思います。/いもがらぼくと
●桜鯛(さくらだひ、晩春、動物、傍題:花見鯛、乗込鯛、姿見の鯛、烏賊鯛)。真鯛は形も色もよく海産魚類の王である。「春、産卵のため内海の浅場へ群れてくるが、そのころことに雄の真鯛は、腹部が婚姻色と言って、性ホルモン作用で赤味を帯びる。ちょうど花見に当り、その色を賞美して、俗に桜鯛とか花見鯛とか言うのである」「桜鯛とはたくさんとれる時期の名であってシュンではない。本当は、八十八夜を過ぎておいしくなるので、名前と時期に少しずれがある」「備後の鞆の津などでは、有名な鯛網を引く。鯛の料理は、ふつうの刺身、塩焼、煮付のほかに、皮つきの鹿の子作り・鯛茶漬・鯛飯・鯛鮨・うしお・鯛ちり・あらい」などにする」(山本健吉、「カラー図説日本大歳時記 春」講談社、1982年)。*** スズキ目タイ科マダイ亜科マダイ属マダイ。学名:Pagrus major、英名:Red Seabreamなど。「鯛」といえば狭義には真鯛を指す。寿命は20-40年程度。1メートルを超えるものもある。ある漁師・料理人ブログによれば、子を持つために栄養を貯える一、二月が一番おいしく、「桜鯛」の頃は単にたくさん獲れる時期というだけとのこと。また、五、六月は「麦わら鯛」といい、産卵し終わって性も根も尽きてあまりおいしくない鯛とのこと。よくわからない。/すりいぴい
●昔から高級魚の代表のひとつとされている。養殖が盛んとなり、天然ものの値段をも引き下げている。また南半球のニュージーランド、オーストラリアから近縁種を輸入しているらしい。年間を通じて養殖もの、天然ものともに入荷量は多い魚。実際に店頭で見ると電灯の下のためか時期が違うのか、養殖ものだから?か色は地味でした。うまいマダイは年間をとおして手に入るけれど一応旬は秋から春。相対的に、地域的にはうまさの差はあるようです。天然ものブランド?として、瀬戸内の明石鯛と鳴門鯛、和歌山加太の鯛などが有名らしく、瀬戸内(の入り口)は桜鯛のひとつの一大漁場のようですね。養殖では、愛媛・熊本・三重・長崎・高知・和歌山など。天然では、長崎・福岡・愛媛・兵庫など(いずれも平成27年度、wiki)。*** どの範囲を詠むのか?釣るところから調理完成少し前までか、食するまでか。やはり皮の色に由来・着目する呼び名ですので、刺身にし終わった景、焼きあがった景を詠むと「桜鯛」という感じはなくなるような気がしないでもないですが。まあ、これは詠みようなのかも知れず、姿造りとかならいけそうな。わかりませんが・・。めでたい感じが出ていればよいのかも、ですが難しい。*** 「鯛」は単独の季語ではないようですが、似た季語に「黒鯛」(夏、傍題:ちぬ)、鯛網(晩春、生活)、「掛鯛」(新年、生活)があります。「桜鯛」には(「掛鯛」とは異なる意味の)めでたい、祝い事、景気が良い、結婚、勝利、王とかのイメージがあります。あと日本らしさも。どうも真鯛はいくつかの諸外国では、日本ほどはありがたく高級な魚とはされていないとのことなので。「下魚」とする国もあるらしい。***/すりいぴい
○季語深耕の情報を、来年の「桜鯛」を詠むための参考にして下さい。少しずつ、自分なりの季語情報のストックを増やしていくのも、俳句修行です♪

◆季語雑学部
●季語雑学部  桜鯛というと桜の咲く頃に婚姻色として色づいた鯛を指す季語ですが、桜というとついソメイヨシノを思い浮かべがちです。しかし、戦国時代の連歌師であった猪苗代兼載や江戸時代の俳諧師であった井原西鶴が桜鯛を俳句に詠んでいますから、この桜が指すものは江戸時代末頃にできたソメイヨシノではないことがわかります。よって兼載が生れた場所に近い福島県三春の滝桜(ベニシダレザクラ)や、大阪出身の西鶴であれば吉野山の山桜(シロヤマザクラ)が本来の桜のイメージでしょうか。どちらも遠めに見るとほんのりとピンク色に染まった花姿を見せますので、赤く染まった鯛の色彩にそぐうものと思われます。しかし桜は全国に多種類あり、原種の桜だけでもおよそ10種あり、自然に交配した自生種だけでも100種以上を数え、またそれらを交配して生れたものが数百種あると言います。よって、見る人それぞれに生まれ育った場所の馴染みのある桜を思い浮かべればいいと思うので、現代人であればソメイヨシノを想起してもいいのかなと感じますね。ちなみに桜鯛と呼ばれるものはマダイを指しますが、近縁種にチダイという魚がいます。マダイにそっくりですが、この鯛は別名を花鯛とも呼ばれています。俳句で花と言えば桜を指しますが、チダイは一説によると実は体色に由来した名前ではなく、大きくなるとおでこの部分が少し膨らむことから、鼻が突き出たように見えるため、鼻鯛の名が付き、いつしか鼻の字が花に置き換わったと言われています。/山香ばし
○へえ~「鼻鯛」だったとは! 知りませんでした。

●真鯛が赤く見える理由を調べてみました。鯛が好んで食べるエビの中には「アスタキサンチン」という物質が含まれていて、この「アスタキサンチン」が体表に蓄積されると赤くなる。又、鯛が好んで生息する水深の深い場では、太陽光の中の赤い光は波長が長く吸収されるので、赤が黒く見えるから外敵から身を守る色となる。尚、秋に水揚げされる鯛は「紅葉鯛」と呼ばれている。/重翁
○「紅葉鯛」も風流な名前ですね♪

◆俳句文法研究部
●四段活用、上一段活用及び下一段活用では終止形と連体形が同じ形になる。
例)書く、書くこと 蹴る、蹴ること
上二段活用、下二段活用、カ行変格活用及びサ行変格活用では、終止形に「る」をつけると連体形になる。
例)恋ふ、恋ふる 講ず、講ずる
四段活用なので「書くこと」なのに、間違えて「書くること」としてしまったり、上二段活用なので「恋ふること」なのに、間違えて「恋ふこと」としてしまっていたり、連体形を間違えてないかチェックしてみてください。/ひでやん
○ひでやん、いつもありがとう。動詞の活用は、面倒くさがらずにその都度チェックしていきましょう。慣れることが大事です。

◆こんなお便り、質問届いてます!
●今回で 春は終わり つぎは夏の兼題季語 一足先にと もう頭で想像吟行するしかないです。 でも 楽しく苦悩して詠む それしかないです。/句詩呼
●動物の季語なのに料理された姿しか思い浮かびません。難しい‥/月見柑
●相変わらずギリギリまで悩むこととなりました。桜鯛で難しいのは、やはり桜がついていること。この桜をどのように処理するかがポイントなのかなと思いました。いろいろ試してみましたが、成功しているでしょうか。よろしくお願いします。/古瀬まさあき
●魚の句は実体験が乏しいので、漁師さんや海の近くに住む人のサイトの中へ妄想吟行。わずかな実体験も誇大させて盛り込んで句をひねり出した感じです。/香羊
●真鯛の美味しい時期は1月2月といいますので、今回の兼題は、味覚ではなく、季節の華やかさやお祝いの気持ちを意識して詠むよう努めました(詠めたとは言ってません 笑)。/次郎の飼い主
●桜鯛は食べた事が無いので、イメージの句になりました。憧れの魚です。/鹿乃山千里
●魚の死体の写真を、チラ見できるようになりました/松山めゐ
●「桜鯛」自体、意識した事が無く、また「桜鯛=春」のイメージが湧かず難しい兼題でした /瑞月
●桜鯛の季語からも日本人の魚との付き合いというか歴史を感じます。/大福ママ
○魚の名前も、風流。そこに日本人の心を感じますね。

●大相撲の優勝力士が、手に持つ鯛は、何鯛ですか?又、季語になりますか?/コタロー
●鯛だけでも、春の季語になりますか? 初投稿します。よろしくお願いしますよ /州芳
●鯛は実際一種類何だろうが、実際はかなりの種類に分かれている。 桜鯛(春)や黒鯛(夏)のように季語として扱われる鯛は数少ないようであるのは、どうしてだろうか。真鯛は季語になっていないが真鯛の一種でありながら桜鯛は春の季語として使われる。これ以下にである。 季語は奥深い魔物であるのう~!/山口雀昭
●鯛だけでは季語にはならず 桜鯛や黒鯛で一つの季語になると説明を読みました 今回「さくら色」と「鯛」で分けてしまいましたが 季語として成立していますでしょうか /山下 勲
●「桜鯛色」としてしまうと兼題からはずれてルール違反になりますでしょうか? また無季の句になるのでしょうか? ご指導よろしくお願いいたします。/遊飛
○「さくら色」と「鯛」、うーむ、句として成立するかどうかは、ケースバイケースですね。

●「ことばの歳時記」(山本健吉エッセイ)には「桜鯛」の項があります。食べる場所に一番近い場所で獲れたものが一番うまいとしつつ、やはり鳴門・明石など瀬戸内の鯛を挙げます。そして実は寒中の鯛が一番うまいのかもと。この本によれば「細雪」(谷崎)で、幸子が一番好きな食べ物を訊かれ、「鯛やわ」というシーンがあり、それを「日本人の真の贅沢の美学」と書いています。*** 近代以前の俳句ばかりを扱った、柴田宵曲の「新編俳諧博物誌」(岩波文庫緑)では、20頁以上にわたり「鯛」に頁を割いています。重箱に鯛おしまげて花見かな 成美 が印象的でした。ほとんどの「鯛」句は(鯛だけでは季語でないためか)取り合わせとして「鯛」を詠んだものですが面白かったです(春季に限らず)。時代のせいか塩鯛を詠んだものも多々あり。「桜鯛」句は一句のみ。これは季語として。其角。/すりいぴい
○「重箱に鯛おしまげて花見かな 成美」は、花見の句になりますね。「鯛」そのものは季語ではないので、さまざまな季語との取り合わせも可能になります。

●磯でも釣りやすくなるけん春の鯛もよかね。味もそれほどは落ちんと食べれらい。サクラダイ言うて別の魚もおるけん、まあ間違えよらんけど。/とのじ
●桜鯛とサクラダイが別物だということを、初めて知りました。改めて、日本語の奥深さに触れました。/めりっさ
●鯛にあまりなじみがないです。 産卵に帰ってくるというと鮭、そして力尽きるイメージに侵食されたかもしれません。/久坂晶啓
●桜鯛を調べると瀬戸内沿岸での呼称であるとありました。紅葉鯛、花見鯛改めて愛媛県の鯛にあっぱれです。/宮みやび
●淡路島に行ったので桜鯛をいただいてきました。味はもとより色あいが美しく麗かな春にぴったり!~食べ物季語は美味しそうに詠みたいです。/うに子
●38年間の岩手生活で、真鯛が食卓に登場する機会はありませんでした。 どちらかというと馴染みの薄い部類の魚となります。 めでたい食として、鯛、ブリ、鮭等が一般的かもしれまでんが、岩手では正月の縁起物としてナメタガレイの煮つけが登場します。”所変われば品変わる”の類でした。 鮃の時とは違い、今回はスーパーに真鯛が並んでいました。妻が”何してるの?”と呼びにくるほど、まじまじと見つめました。が、降りてきません。購入して食するまでいかないとダメなのかも。/天晴鈍ぞ孤
●長男のお食い初めが旧ダイエーで買ってきた桜鯛でそのせいか魚好きになりました。また三重県尾鷲沖で鯛を釣ったのですがもうGWのことなので少し遅かったかもしれませんね。/寝たきりオヤジ
●鯛などの白身魚はアレルギーが出にくいため、赤ちゃんに食べさせやすいタンパク源のひとつ。ちょうど離乳食初期の子どもがいるので、鯛のお刺身パックにはお世話になっております。お食い初めの縁起物としても定番ですね。おめで鯛! 外は紅くて中は白いというのも面白いなと思いました。/藤井白亜
○お食い初めには、やはり鯛! 目出度いの、タイですね♪

●「桜鯛」の味、或いは鯛の旬であるかについては議論があるようです。そうなると味に焦点を当てた俳句は作りにくくなる気がしますが、夏井先生はじめ俳ポの皆様はいかがな意見でしょうか。以下はインターネットで検索すると見つかるサイトよりの引用です。 >桜鯛の味は、産卵前のためエネルギーを卵に取られて美味しくないといわれたり、逆に子を産む準備をしてエサを豊富に食べているから美味しいなどといわれたりしている。
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2018/10/2-2.html >
鯛がいちばんええときというのは、子を持つために栄養を貯えよる一、二月ころよ。このごろの鯛はほんと、見事にしっぽまで太うて刺身なんぞは「これぞ鯛」という風格のある味をしとらい。 http://ehime-uoyoshi.com/?p=889 特に後者は全体的に手厳しい意見ですが、愛媛の漁師さんの言葉であることを考えると説得力があります。/京野さち
●「桜鯛」について、調べていると「鯛そうめん」に出会い、私の地元だけでは無く、瀬戸内沿岸で広く行われていることがわかり、妙に納得しました。 「鯛そうめん」私にとって、残しておきたいものの一つ!!! 「ていれぎ」駄目元で投句しましたのに並選有難う御座いました。/里甫
●真鯛が春に全身がピンク色になったものを桜鯛といわれると知りました特に雄の腹の辺りが赤くなる繁殖の時期で美しくなるんですね 地方では明石鯛、鳴門鯛と呼ばれて海峡を通過するものもいるんですね 桜鯛は耳にしたことのある言葉ですが実食した記憶がありません 近所のスーパーマーケットでも桜鯛として鯛が売っているのを見たことも無いように思います 私の住む北東北地方でも桜鯛はいるのでしょうか?/斗三木童
●ていれぎ発表タイミングでの鯛なのでまた松山に囚われていました。/安達りんだう
●鯛の大切な漁獲期って春なんですね。昨年の夏に松山で食べた「鯛めし」が、いままで食べたものと比較できないほど美味しかったので、私の中では鯛=夏でした。あ、季語は婚姻色に染まった鯛である「桜鯛」でしたね。「ていれぎ」につぎ、食べたい、食べたい、と思って句を考えていた季語でした。/かつら子
○来年は、是非松山に来て、「桜鯛」と「ていれぎ」を食べて下さいね♪

●めでたい!/こま
●相変わらず難しいお題が続く俳句ポスト。どの季語が来たところで難しいんですが。桜色の鯛の尾頭付きが似合う景色を探せばやはりおめでたいことですね。幸せの風景を紡げればいいなと思います。/古都鈴(ことり)
●どうしても「めでタイ」に繋がってしまうことにに加え、「桜」が付くことによる「めでたさ」の、言うなれば過剰排出をどう制御すべきかということに迷いました。 /る・こんと
●このあたり、今治や東予はおめでたいときはいつでも桜鯛が飛び回ります。/砂山恵子
●第210回兼題「鮃」の金曜日にはその特徴的なフォルムを詠んだ句が多くありました。一方「真鯛」はThe魚というポジション。特徴的な鱗を詠んだ「俎板に鱗ちりしく桜鯛 /正岡子規」。他に鯛で思いつくのは、「めでたい」という感情。優勝力士の記念写真は類想のど真ん中だろうか。/としなり
●桜鯛は「桜」の一字が入っているのが目を引きます。単に色が赤っぽいというだけではない、風流なイメージがあります。/海老名吟
●鯛というと、「めで鯛」から<お祝い>のイメージが想像されます。さらに今回は「桜鯛」なので<桜の時期>に焦点を当てて作句に挑みました。あと、「桜鯛」を調べていくうちに<婚姻色>なる言葉があることを初めて知りました。これについても句に詠み込めたらと思いましたが難しかったです。/高橋寅次
●夏の季語の「鮓」が脇役になるような、季重なりにチャレンジしてみました。早くも買った夏の歳時記が役に立っております。/油揚げ多喰身
○油揚げ多喰身くん、渾身の季重なり! 楽しみに探してみるか(笑)

●上記のとおり、起工式等でなじみの魚である「桜鯛」、食べてみたら、おいしい味ではなかったと記憶します。 でも、お祝いに欠かせない魚。 外国にも、日本の「桜鯛」のように、お祝い等に欠かせない「魚」は決まったのがあるのでしょうか/風間昭彦
●真鯛の旬とは、桜鯛とは・・味として本当に美味しい時期と、漁獲量として沢山とれる時期との意味合いに少しのズレがあるということを知りました。愛媛県伊予市の季節料理のお店(魚吉さんというお店)の漁師の方のブログに詳細があり参考にさせて頂きました。他、似て異なる季語「魚島」の語源は、鯛漁に歴史のある瀬戸内海の魚島から、とも言われているとか。その魚島についてネットでほんの少し知ることが出来ましたが「吉田磯」に纏わるエピソードや魚島村の開墾の歴史、鯛の飼い付け漁の始まり、鯛漁の盛衰など興味深いことに触れることが出来ました。『吉田磯之漁景図』という鯛漁の絵図などをネットで拝見したのですが、見物船まで出る程の賑わいが手に取るように伝わってきました。もっと時間が欲しかったですが色々と時間切れ。出来は別として兎に角皆勤だけは今のところ守れているぞ、と。/蜂里ななつ
○こんなズレについて調べてみるのも楽しいですな。

●桜鯛の傍題があれば詳しく教えて下さい。どういう意味を成すのか、、、など。/藤咲大地
○季語深耕の記事を参照して下さい。

●暮れなずむは、春の季語になりませんか?つるべ落としの反対の季語との説明もありますが・・・ ご説明頂ければ大変勉強になります。 どうぞ宜しくお願いいたします。 /てるてる
○「暮れなずむ」が春の季語、という認識は持っていませんので、説明できません。そのような認識を持っている俳人に質問して下さい。

●70歳にして俳句初心者です。 質問 ①「初」がつけば全て新年の季語になるのでしょうか?      初ルージュ 初化粧 初電話 初メール など/小林風花
○「初燕」「初蝶」などもありますので、一概にはいえません。

●季語ではないのですが、作句するときに散文的というのが、よくわかりません。自分でも声に出して読み返しているのですが。こういう所を気を付ける、といった点を教えていただきたいです。/井久
○散文的というのは、普通の文のところどころを削って、俳句っぽくしたものです。「プレバト!!」でもよく出てくるので毎回説明してます。参考にして下さい。

●漢字で書いたほうがいいのか、ひらがなのほうがいいのか考えますがよくわかりません。何か決めてがありましたら教えてください。/丘 るみこ
○ケースバイケースですが、漢字は硬く重くなりますし、ひらがなは柔らかい印象にはなります。

 

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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