俳句ポスト365結果発表

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第217回 2019年3月21日週の兼題

水鉄砲

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の表記~五七五の間は空けない
ぶくぶくと 気合十分 水鉄砲 かいた
年甲斐も なく乱射撃や 水鉄砲 カトレア
水鉄砲 白い膨らみ すかせたり からし
吾子狙う 我手をあげし 水鉄砲 さゆりん
日の目みて ニヤリと笑う 水鉄砲 のぶのぶ
祖母の背を 盾にむかうや 水鉄砲 ビッグマム
みずでっぽう おふろであそぶ おとうとと マキマキ
水鉄砲 成人式の アルバムや みかん
柔く引く 水鉄砲の 的は孫 みつこ
幾度なく 水鉄砲に 撃たれ死ぬ ももとせごえ
やかましい 水鉄砲で 長湯かな 阿部亭
水鉄砲 対水風船 合戦なり 樫木かかし
水鉄砲、撃ってほしいとおいかける 義桂
口むすび 大声出すも 水鉄砲 紫峰
水鉄砲 大海原に 発射する 小林 番茶
水鉄砲 兄弟庭で 喧嘩なり 酔天坊
父と子の 今ひとときの 水鉄砲 西村佳織
平和な世 武器は全てが 水鉄砲 川口の赤天副座長
猛暑など 忘れし昼の 水鉄砲 全力少年
虹見んと 水鉄砲の 連射かな 相模の仙人
ぢぢばばは うたれじょうずよ みずでっぽう 大坪美智子
水でっぽう 子供の戦争 武器になり 池田家くるみ
ずぶ濡れて すっぽんぽんや 水鉄砲 美智子
男の子いで 水鉄砲に 想いはせ 美魔女
水鉄砲 競いし友も 喜寿傘寿 抹香鯨
日の下で 笑顔はじける 水鉄砲 霧島悟
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪次のご投句待ってますよ。

◆季重なりブラザーズ
姪ガンマン水鉄砲で毛虫取り 口岩健一
園児らやプールで打ち合う水鉄砲 童好
天花粉して蚊帳へ入る水鉄砲 夢芝居よしみ
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

◆兼題の考え方
肥後守の細工鮮やか虹清か さかえじ
地を割って ジャガイモの芽や 春始動 成川
令和くる 花踏みしめ ゆく吾子よ 英恵
春眠 叶わず暁 有明の月 月子
夜市の子 輪を投げ狙う 参加賞 春菊
夏の空時すでに遅し鉄砲魚 元木まだら
身震いの細氷降るや寒い朝 桜井 久栄
麗らかや眼下にワイキキ新たの義足 八高啓茶
●初めての家族ハワイ旅行。息子は出発前日にでき上がった義足だったのであちこち擦りむけつくりながらも登ったダイヤモンドヘッド。頂上から観たワイキキの素晴らしい景色を謳いました。/八高啓茶
○八高啓茶さん、このような家族の歴史を俳句として刻んでいくことは、家族史でもありますね。素敵なことです。
 ただ本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出しています。今回の兼題は「水鉄砲」でした。

子らの笑みいずるは水の筒先か ヘルシーアイランド
ピュンと飛ぶ 相手の顔に 命中だ まおリーナ
滲ませたシャツ 狼狽えて撃つ 夏の空 菅井啓汰
○これら三句は、たしかに水鉄砲のことを詠んでいるのですが、「水鉄砲」という言葉が入っていません。季語が出題された場合はその季語(あるいは季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。

●初めて投稿します。兼題の傍題(今回の水鉄砲なら、水遊び)でもいいのでしょうか?/花丸
○頁数の少ない歳時記や季寄せによっては、「水鉄砲」の傍題に「水遊び」を入れているもの、その逆に「水遊び」の傍題として「水鉄砲」が採録されているもの。それぞれあるかと思います。個人的な見解ですが、「水鉄砲」「水遊び」それぞれ詠み分けたい季語だと考えています。

待つ子らや水鉄砲のごと喋り出す 蒼馬
○「水鉄砲のごと」と比喩になっています。ケースバイケースではありますが、比喩になると季語としての力が弱くなってしまうことが多いですね。比喩として成立させつつ、季語としての力を保つのは、かなり高度なテクニックが必要です。
 今募集中の兼題は、5月29日24時締切の「楊梅」です。ご投句お待ちしてます♪

◆季語深耕
●水鉄砲(みづでつぽう、三夏、生活、傍題:なし)。「子どもの水遊びの道具。木や竹・金属で出来ており、きれいな彩色のものもある。水を吸い上げて別口から飛ばすようになった単純なものであるが、ただ手で水をかけるのとはまた別な楽しみがある。道ゆく人をねらっての水鉄砲の想い出の人も少なからずいることだろう」(「カラー図説日本大歳時記愛用版 夏」講談社、1989年、山田みづえ)。掲載例句はまさに「水鉄砲」という感じで、玩具の季語らしい?「あるある」な可笑しみのあるものが多かった。本書の例句では 転びし子水鉄砲を離さずに 高田風人子 がいいと思いました。
 「新歳時記 夏」(改訂版、河出文庫、1996年、平井照敏)では同様の記述に加えて、「本意」の中に「近松も『曽我会稽山』に『顔を目当てにしゆつと突き出す胡椒辛子の水鉄砲』と使っているが、古くからある玩具である」と書かれています。そこで平井氏の選ぶこれぞ「水鉄砲」句として、ちちははを水鉄砲の的に呼ぶ 井沢正江 を挙げています。この句は「俳句歳時記 夏」(第四版補訂、角川文庫)でも挙げられていました。「水遊」の傍題としてですが。やはり可笑しみと子供らしさ、楽しさが肝のようですが、ちょっと裏切ってみたい気もします。/////
  現在はプラスチックに素材を変え、大形の両手タイプ(マシンガンのように持つもの。レトロSFに出てきそうな)も多く見受けられ、まだ使われている印象です。まあ今も昔も知らん人にかけて怒られる点は変わりありませんが・・。私の遠い昔には半透明硬質プラで、コルト・ガバメント型、ベレッタ92に似た型、ワルサー型が多く、一部には金属製も残っていました。駄菓子屋やおもちゃ屋で売られていました。リボルバー(回転弾倉)型は私の周りではあまり見た記憶がありません。色はいずれもうすいみどり・ピンク・青・黄色でした。おそらく昭和40年以前には、いわゆるシリンジ(注射器型)のでっかい形のものもあったのでしょう。ポンプ式のものは構造が単純で、安価。圧縮空気を使うものは加圧ポンプや圧力バルブなどやや構造が複雑・大型で幾分高価な製品が多いとのこと。/すりいぴい
○時代と共に、「水鉄砲」も変化しているのですね。可愛い子どもの遊びではない水鉄砲をニュース映像で観て、吃驚したのを思い出しました。

◆季語雑学部
●季語雑学部  水鉄砲を遊び道具としてではなく、突きつけて強盗に使用する人も少なからずいるようです。2005年から2006年にかけて大阪府南部の泉佐野市などで、信号待ちの車のドアを開けて水鉄砲を発射し、ひるんだ隙に所持品を強奪する男がいたり、2007年には兵庫県の川西市の関西アーバン銀行川西うね野支店において、行員にガソリン入りの水鉄砲を突きつけたり、2012年には愛知県稲沢市のUFJ銀行稲沢支店に男が押し入り、「今から悪いことをするぞ」と宣言しつつ、水鉄砲を突きつけるという事件もあったようです。また、海外でも2007年にデンマークで80歳の男性が銀行に押し入り、水鉄砲を突きつける事件も発生。2016年にはマサチューセッツ州では連続強盗で水鉄砲を使用。誰も傷つけないためとの理由で水鉄砲を使ったと説明。同年ミズーリ州でもセントルイス地方で水鉄砲を使用した強盗事件が発生するなど意外と水鉄砲による強盗事件は多いようです。ちなみにここで挙げた事件は全て犯人は捕まっています。それと、アメリカのルイジアナ州では水鉄砲で銀行員を撃つのは禁止するという法律もあるようです。/山香ばし
● Wikiに記載があるので読んだ人も多いでしょうが、米・カナダでは、「かなり長い間、水鉄砲は「透明あるいは淡色のプラスチックで作られたものでなければならない」という輸入規制と国内の法律があった。これは同地域が銃社会であることにも絡み、実際の火器との見間違いを防ぐためである。事実、水鉄砲や遊戯銃と実銃を見誤ったために強盗などと勘違いされて銃撃され、流血の惨事となってしまった事例は少なからず存在する」とか。事実であれば暗部を感じます。/すりいぴい
○銃社会ならではの「水鉄砲」の現状があるのですね。

◆俳句文法研究部
●第214回「柏落葉」の火曜日コーナーに、小市さんから寄せられた質問〈柏落葉厭ふべきものに顔ひぬ〉(草間時彦)はどう解釈するかが、ありました。/ 句歴2年生で見当違いだとは思いますが、聞いてください。/ まず、最後の「ひぬ」ですが、この古語は現在でも残っている言葉で、辞典にこうあります。/ 「陳(ひ)ぬ」【動詞】下一段。名詞ヒネの動詞化した形。古くなる。年を経る。陳臭い(ひねくさい)。/ 派生語がたくさんあって、陳(ひね)くれる(ふつうの、「捻(ひね)くれる)とは別物)」・陳男(ひねおとこ)・陳米・ひねしょうが…/ 次に「に顔」ですが、「に」は「似(に)る」【動詞】上一段の連用形から名詞化して「顔」と複合名詞をつくったもの。「似顔」は、「似顔絵」の略、と辞典にあります。/ 我流のかいしゃくは、「世の中何といったっていやなものは、ひねこびた我がツラよ。」です。中七は、名詞留めで強く言い切り、「それはつまり」と下五につなぐという形です。/ 「に(顔)」が何故漢字でなくて仮名なのか。ですが、短冊に書くときはタテ書きですから、その連綿体の都合と、主張の本意である「顔」に力点を置く「見た目」ではないかと思います。また、仮に「に」が中七に属するとしますと、句としての口調が壊れ散文的になるように感じます。/ リンカーンは、「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」と言ったそうですが、勝彦もこれを作句したときは54歳で、そろそろ衰えぶりが気になりだしたころ、くしゃくしゃした柏葉を見て嘆息を漏らした光景ではないかと思いました。/ウロ
○なるほどねえ。この件に関しては私もよく分からないのですが、丁寧に調べている時間が今ありません。このような問題をほじくっていくのは、大好きな作業ではあるのですが。(@溜息)

●「柏落葉」の週の質問について 乙子女さんの、「や」で切ったときは体言止めにするのかという質問でしたが、「や」などの切れ字を使ったら体言止めにするというようなルールはないと思います。でも、(私の感覚ですが)体言止めにしたときに、その後に省略されている動き(動詞)や様子(形容詞)が想像され、想像の広がりの幅が大きくなるように思います。用言だと、動きや様子が限定されますが、それはそれで効果的なときもあるのではないかと思いますつまり、言いたいことあるいは省略すべきものを適切に表現できる言葉を選べばいいので、あまり「切れ字のときは体言止め」と硬く考えなくていいのではないかと思います。あくまで私の感覚なのですが。/ひでやん
○上五「や」で切った後の下五は、体言止めに限るというわけではないですね。

●「水」を「みづ」と表記する場合は、「鉄砲」は「てつぱう」となるのでしょうか。/高田祥聖
○全部を歴史的仮名遣いで平仮名書きにしたければ、そういうことになります。

◆添削という名の杖
●“銃規制のニュース吾子の水鉄砲”のように下五がどうしても字余りになってしまいますが、どういう場合であれば字余りでもオッケーなのか判断ができない時があります。判断するコツや指標を教えていただけたら幸いです。/まゆりんご
○ケースバイケースとしかいいようがありません。この場合でしたら、上五を字余りにすればよいだけです。上五を「銃規制の」と6音で置きます。
  【添削例】 銃規制のニュースや吾子の水鉄砲
こうすれば、上五の字余りと下五の字余りで、バランスをとることができます。

◆こんなお便り、質問届いてます!
●水鉄砲が季語なら作れそう!と思ったものの、月並な句ばかり浮かんできます。身近なものなら何とかなるわけじゃないんだなぁ、と改めて思う、投句12ヶ月目。/海野しりとり
●なぜか緑色。/こま
●孫が幼稚園の頃、近くに水遊び場がないので大きな盥を買いました。孫も大きくなり今は大学生です。大きな盥は庭の隅に置かれたままです。/てつ
●水鉄砲…最近は使ったことがないのでなかなか難しく。息子も三歳になり、今年の夏はビニールプールで水鉄砲を使う機会があるかもしれません。そのときにまたこの季語で俳句を詠みたいです。/とりまる
●海辺の我が家では、水鉄砲と浮輪は夏の必需品でした!わが子も親類や近所のちびっこもごちゃまぜになってはしゃいでた楽しさは「令和」の夏でもきっと続くはず…/うに子
●水鉄砲というと幼稚園から小学校前低学年の子どもたちの遊びというイメージがあります。/ゆずき
●水鉄砲・・懐かしいオモチャですが、俳句に詠むとなると、難しかったです。/乙子女
●最近は、水鉄砲でチョロチョロと遊ぶ子供も見かけず 「水鉄砲=夏休み=帰省」から抜け出す事が出来ませんでした しかも「思い出話」になってしまい頭を抱えています /瑞月
●水鉄砲=駄菓子屋を連想してしまう 安物で壊れやすく、ほぼ使い捨ての水鉄砲 でも、最近のポンプ式のしっかりした作りの水鉄砲を見ると、なんとなく愛おしい/瑞月
●兼題[水鉄砲]とは、久々になつかしいことばとの出会いになりました。ネットで調べることもなく、兼題に向き合うことができるのですが、”豈図らんや”状態です。 水鉄砲といえば、どうしてもプレイバックすることになります。小刀を手に竹で作った水鉄砲ですね。 竹選びに竹林に入り、のこぎりで筒と押し棒の二つを切り出す。この筒と押し棒サイズ選びも重要なポイント。切り出した筒と棒にささくれないように面取りを施し、押し棒に布を巻き付け筒サイズに合わせて完成。 いざ、試し撃ち。節に明けた穴サイズにより噴水の威力が変わる。大きすぎると飛ばない。標的に何を選ぶか?当然、身近かな人に。野良仕事から戻ったかあちゃんだったり、工作の勘所を教えてくれたじいちゃんだったり、遊び友達だったり。サイズ合わせがうまくいかずに手元に噴き出したり、大笑いもある。 小刀竹細工で、紙鉄砲、杉の実鉄砲なども作り楽しんだものです。今ではスギ花粉症云々問題の杉、なんと杉の実を弾にするのです。俗称”スギノミトントン”なんて言ってました。 田舎育ちの自分には、竹林が遊び場であり、宝物がありました。藪のあるところは基地にもなります。そんな竹藪の基地で作った大きな傷跡が、今でも膝に残っております。 新元号発表の日が明日となりました。平成が終わるとともに、そんな昭和がさらに遠くなります。 /天晴鈍ぞ孤
○水鉄砲という季語が掘り起こしてくれる思い出ぽろぽろ。

●竹筒で作ってある水鉄砲、なつかしく思い浮かべました。今は竹筒で作ってある「お手製の水鉄砲」見かけませんね。私の子どもの頃、ある意味とてもいい時代でした。/まり姫
●「水鉄砲」は帰省した夏休みの思い出につながる 皆は駄菓子屋の水鉄砲だったけれど、私だけは祖父手作りの竹製水鉄砲であった 大きいの小さいの、太いの長いのと20本は作ってくれていた 本当は、ピストル型を持っていたんだけれど、子供心にその事は言えなかったなぁ?/瑞月
●小学生の頃、近くの竹やぶから竹を切り取って、短い棒にボロ切りを巻いて竹のn水鉄砲でを作り、皆でかけ合い追いかけ回した記憶が蘇りました。 今は、プラスチック製の性能のよい水鉄砲でがありますから、良く飛びますね。/山口雀昭
●昔、竹筒の水鉄砲で遊んだ。しかし、今は、見ることもない水鉄砲の遊び。 写生句ではない。想像句。難しい。/風間昭彦
●兼題「水鉄砲」。水鉄砲といえば昔ながらの竹のものも有りますが、昨今の事情を鑑みての兼題ということもあるでしょうか、「NPO法人 全日本竹水鉄砲合戦協会」なるものがあるそうですね。水も含めて資源を大事に循環して使うこと、そしてその有難味を考えざるを得ません。/蜂里ななつ
●春休み真っ只中、戸外で遊ぶ子を見かけることがありません。水鉄砲も特に誰に教えてもらった記憶も無く、わいわいがやがやと悪さをし、近所の大人に叱られていた頃:::::::::今では水鉄砲一つ(竹製)昔の遊びとして伝えるとは、なんだか寂しいと感じる今日この頃/里甫
●時代とともに水鉄砲のかたちも変わり、竹に穴を開けただけのものから、プラスチック製のものになり、今では大人も驚くほどの勢いと距離を出すものまで目にすることができます。この季語は、作者それぞれの少年・少女時代の水鉄砲を強く想起させるような気がします。/る・こんと
●8年ほど前に、近所の子供達を庭に呼んで、水が流れるビニール滑り台や水用サンドバッグや小さいビニールプールを設置して、子供達が喜ぶだろうと大型のプラスチック水鉄砲を4個準備してパーティーをしたのですが、大型プラスチック水鉄砲の威力が泣きたい位痛く、「中学生以上は使うの禁止~!」状態でした。昔ながらの竹筒水鉄砲を懐かしく思いました。 /千波
●最近はマシンガンみたいな水鉄砲あるらしいです。/大佛清
●世代によって思い浮かべるものが異なりそうな季語ですね。 私が水鉄砲と言われて真っ先に思い出すのはツクダオリジナルが販売していた「エアーウォーターガン」です。ポンプでタンク内の空気圧を高めてから撃つタイプのいかつい代物です。水鉄砲と言えばこれという人、20代後半から30代くらいの人なら結構いるんじゃないでしょうか。/泣きそうだ
●ウォーターガンが季語になる日もあるのでしょうか/はるちゃん
○竹製からプラスチック、そしてウォーターガン。「水鉄砲」も進化していきますね。「水鉄砲」の傍題として「ウォーターガン」が採録される日もくるでしょうね。

●水鉄砲って撃つ以外の発想がなかなか出ないので難しかったです。/けーい○
●遠い昔のことで、難しい、想いで俳句になってしまい難しい。/富樫 幹
●兼題が夏の季語の水鉄砲、まだまだ降雪のある地方では先取り感満載です俳句の季節は早いなぁと思いました歳も早くとってしまうのかしらん 最近はプールへも海にも浸かりに行かなくなってしまい水鉄砲も遠い存在になってしまいました 私が就職した頃は同期の同僚たちと夏には水に浮かぶ大きなビニールの椅子やイルカ、機関銃のような水鉄砲を持ち寄り遊びに興じたこと 子供頃はうちの板塀にホースと水鉄砲で水を当てて虹を出すのを喜んだりとか 懐かしいことが頭から離れなくなりました 作句には自分の経験や体験に裏付けされてるなと改めて実感した兼題でした /斗三木童
●水鉄砲は多くの人にとって馴染み深いものですが、それだけに類想類句が多くありそうです。実際に詠んでみると、水鉄砲で無邪気に遊ぶ子供、またはそれを思い出す大人のノスタルジー、といった句になりがちだったので、そこからどうオリジナリティを出していくかというところを考えてみたいと思います。/海老名吟
●水鉄砲は風呂場でちょっとだけ遊んだくらいの子どもの頃の記憶です。すぐに壊れてしまう玩具の代表格のような気もします。ちゃんと乾かさないと黴るし、中の残った水が腐るし、子どもが清潔に管理することはなかなか難しいので、すぐ壊れるような安価な代物を買い与えられていたのではないでしょうか。今は凄まじい水鉄砲がそれなりの金額で売られていますね。子等には魅力的でしょう。さて、水鉄砲から飛び出す水しぶきを詠む場合、噴水等との詠み分けが必要でした。水を詠むよりも、ギャングエイジである子等という集団を描いた方がこの玩具の季語の本意に近いのかなと思いました。もともとは江戸時代の消火ツールだったみたいですが、焼石に水とはまさにこのことだったのではないでしょうか。/古瀬まさあき
●プラスチックの、水を入れる穴が小さくてなかなか水が入っていかないあの小型の水鉄砲が思い出の水鉄砲です。もっと昔には竹の水鉄砲もあったんですよね。最近はマシンガン型の大型連射式水鉄砲をみかけます。物騒な形だけど、水の勢いがすごくて大人でもちょっとやってみたいなーと思ったりします。/香羊
●兼題「水鉄砲」で感じたこと。「水」と「鉄砲」に分解すると、「水」の方は夏という季節と一緒に詠みやすくて、「鉄砲」は「玩具」→「おかしみ」という雰囲気を作るのに役立つかなと感じました。また、単純に「水鉄砲」から想像できる光景で詠むと、類想類句になりそうだったので気を付けました。総じて、取り合せの型で発想を飛ばすのが意外に難しかった季語だったように感じました。/高橋寅次
●俳句では竹の筒持の水鉄砲ですが、一番最近で水鉄砲を見たのは、何とかランドかもしれません。/藤郷源一朗
●水鉄砲…やっぱり子どもがいるシーンが浮かびますね。しかし…昨今ラブホテルに水鉄砲置いてあるんだとか!(テレビで見た)これ詠んだらユニークかな?と思ったけどどうにも季節感が感じられずパスしました(^^;/古都 鈴(ことりん)
●「水鉄砲」は確かに夏といえば夏ですね。涼をとるわけではないですがみなびちょびちょになるし、その前提なので。今も売られていますが、もう子供ではない人にはどこか郷愁を感じますし、基本はこどもが遊ぶもの。昔ほどは遊ばれていないでしょうが、まだまだ絶滅季語ではありません。季節がまたがりますが、俳句ポスト「物」の生活分類季語「炬燵」「炭」「白靴」「毛布」「歌留多」「ねんねこ」「金魚玉」「しゃぼん玉」、「一句一遊」の物の生活季語(汗拭・鶯笛とか)とかの句を読み直しました。さらに、今も普通にみかける「ハンカチ」「縄跳」「ふらここ」「浮人形」、そしてあまりみなくなった「独楽」「凧」「竹馬」「綾取」「浮人形」などの句も「生活」分類の「物」句の考え方の参考になるように思われました。もちろん季が違うという点はありますが。詰まるところ、直接に描くか否かはともかく、人物が見える、という点を大事にしたいと思います。/すりいぴい
○すりいぴいさんみたいに、生活のジャンルの季語を丁寧に見つめ直してみるのも、確かに一手ですね。

●水鉄砲、自分は全く遊んだ記憶がないので、夫にどういう風に遊んでいたか聞いての作句になりました。/椎の木くるみ
●シュトゥットガルト俳句女子の会で恒例の集まりを持ちましたが、年齢が上、下に関わらず、意外に季語体験のない方が多くてびっくりしました。私はあの竹のしゅぽしゅぽいうやつで遊んだ記憶があって身近に感じたのですが。また悩んだのが、お風呂に入っている時に両手を組み合わせて、お風呂の水をぷしゅっ、とか、ぴゅーっとか指の間から押し出す遊び(何て呼ぶんでしょう)。あれは水鉄砲に含まれるのでしょうか。季節感があまりないような気がして、私は難しいかなあと思ったのですが、自信はありません。/月の道馨子
●水鉄砲、意外と難しくて全然出てきません。お風呂などで両手をバレーボールのレシーブの形にすると水鉄砲みたいになりますが、ああいうのは季語として成立するのかわかりません。/播磨陽子
●両手を合わせて水を押し出すのは水鉄砲とは言わないのでしょうか?お風呂で父に習いました。季節感はあまり感じられないので今回句に発展しなかったのですが。/古都 鈴(ことりん)
○お風呂のヤツは、季語としての「水鉄砲」とは違うような気がするが・・・。

●季語水鉄砲と聞くと思い出すのは、昔「俳句の缶詰め」でこの兼題が出たときの天の句。 「夜の庭に打ちつくす」みたいなフレーズだったかと思います。(記憶力が・・) 夏の明るい季語の印象とちがって、でもリアルに迫ってくる句でした。 こうした名句が心に刻まれていく、というのも俳句を長年やってきたありがたさだなあ~、 (といいつつ記憶力が(^-^;)と思います。 /天玲
○うーむ確かに記憶をくすぐられるが、思い出せない・・・(苦笑)。

●夏井先生、よしあき様いつも楽しく投句させていただき感謝致します。教えてください。その場、その時での俳句、思い出しての俳句、何か違いはありますか?これからも色々体験し、又思い出しもあり投句させていただきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。/てるてる
●俳句は、実体験を詠むものなのでしょうか?それともフィクションでもいいのでしょうか?あるいはそのどちらでも?でも、実体験の方が、私はなんかしっくりきます。僅か十七音でも、十七音だからこそ難しいのですね。これからも頑張って詠みます。/コタロー
○実体験を土台としてフィクションがあります。逆に言い方をすると、フィクションを成功させるのは、実体験から得た小さなリアリティが必要だということです。

●俳句は長く続けていると、上手くなるのでしょうか?上達のコツは何でしょうか?/コタロー
○俳句は筋トレみたいなところがあるので、続けていると絶対に巧くなっていきます。コツは「続ける」ことです。

●「写生」できる季語を希望。「想像」句は、作りにくい。/風間昭彦
●水鉄砲をお題に選んだ意図は?/貴芭蕉
○さまざまな季語に皆で挑むことが鍛錬になるというのが、本サイトの考え方です。

●地方独特の季語などありますか?地域によって生物など違いが生じるかと思うのですが。/英恵
●季語。ペーペーの頃。先生に「ダービー」は季語ではないと云われ、あの規模の国民行事が 〇〇忌(無名人)に負けるとは、実際どうなんでしょう?/群楽太郎
●季節外れのような季語がありますが、どう生かしたら良いのでしょうか?/抹香鯨
○季語は生き物です。地域により時代により表情を変えていきます。様々な季語を体験し、実際に作ってみることをお勧めします。

 

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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