俳句ポスト365結果発表

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  3. 罌粟坊主

第219回 2019年4月18日週の兼題

罌粟坊主

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の表記~五七五の間は空けない
よたよたと 令和を歩く 罌粟坊主 Joko
けしぼうず ぱらんぱらん ぱらんぱらん あきおかば
甲乙は 無しぞがんばれ 芥子坊主 カトレア
令和の日 人々の夢 けしぼうず コトカタ
罌粟坊主 沈みゆく陽の 忘れ物 サラリーマン忍者
ハチ公前 パット傘咲く 芥子坊主 じじい風まかせ
君の香が 我の底に落つ 罌粟坊主 しょういち
かえり道 呼ばれて顔みる けし坊主 のりこはん
けしぼうず 真夜中寺にて 経を読む ひよこ
弾けるぜ 今にみておれ けしぼうず みつ子
芥子坊主 世の中知らぬ 赤子かな ももとせごえ
罌粟坊主 予選の球児と 熱い声 ゆこげん
少年も 母の手により 罌粟坊主 唄衣紋
風に揺る 友のおくれ毛 けしぼうず 歌恋@青森東
散りぬれど まだ咲いていて 芥子坊主 河辺なな花
庭先に ドラキュラ対策 罌粟坊主 玄和
罌粟坊主 河童の子達 賑やかに 秀歌
芥子坊主 大清国は 阿片に負く 春日
頭うち いたいとうなり けしぼうず 春野えがき
軒先きで 見つけて焦る 芥子坊主 初級
けし坊主 寂しげに舞う 風の中 小林 番茶
芥子坊主 散りて第二の人生に 節子
罌粟坊主 兵士のごとく 並びおり 川辺沓治
罌粟坊主 また罌粟坊主 秋吉台 相模の仙人
みいつけた このけしぼうずは うちのこや 大坪 美智子
花去りて、後に顔出す罌粟坊主 猫じゃらし
芥子坊主 じゃんけんぽんよ 相子でしょ 美智子
逮捕状 傷の跡ある罌粟坊主 木乃伊
罌粟坊主 悲哀吐露せよ 泪せよ 慚愧至
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪次のご投句待ってますよ。

◆季重なりブラザーズ
小鳥鳴く 初夏の陽気 けしぼうず 惠悟
祭り後去りゆく浴衣罌粟坊主 たかぴー
水色の夏掛けを干す罌粟坊主 秋月 馨
あいの風罌粟の坊主も首を振り てるてる
●あいの風、罌粟坊主は季重なりでしょうか?何となく気持ちが良かったので‥‥ご指導宜しくお願いいたします。/てるてる
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

◆兼題の考え方
戸隠の 山道蟻と 我も行く 愛棄丸
若葉雨 洗われし街 旨し風 上田 彌や
世羅高原 咲きて愉しや チューリップ 廃空
春雨や蛙は傘を断りて 佐々木胆造
初夏の風鳩のびやかに舞い踊る あき
浮き雲を腹一杯に鯉のぼり。 祥雲
晴天の桜散り行く初あんよ えまっちママ
●4月生まれの娘が1歳になり歩き始めました。 春の陽気の中楽しそうに、でもどこか不安定に歩く様子を句にしました。/えまっちママ
○えまっちママ、可愛い我が子の成長を写真に撮るように一句一句記録してあげてね♪
・・・とはいえ、本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出していますが、季語が出題された場合はその季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。
今募集中の兼題は、6月26日24時締切の「鱧」です。ちょっと難しい季語だけど、ご投句お待ちしてます♪

子が夢中 けしぼうずのごと チンアナゴ 吹田しがゆうこ
刈り上げて 見事わが子は 罌粟坊主 時化田 白金
●わが子の散髪に失敗してしまいました。/時化田 白金
○どちらも「罌粟坊主」が比喩に使われています。この場合は、季語としての力が弱くなってしまうのです。

初恋に心身やつれ罌粟の花 青玄
○「罌粟坊主」と「罌粟の花」は別の季語として認識されています。

◆季語深耕
●「罌粟」という字面が麻薬を想起させ妖しさ満載なのに、その下に坊主をつけるとアンバランス感半端ない!小さな実に何千もの種が隠れている繁殖力の強さも怖いです。/うに子
○このアンバランス感をどう表現するか。なかなか手強い季語です。以下、すりいぴい君からの情報もどうぞ。

●罌粟坊主(けしぼうず けしばうず、植物、仲夏、傍題:芥子坊主、河出新歳時記には「罌粟の実」)。「罌粟の花が散ったあと、球形または楕円形の実をつける。この実をいう。茎頭に青い実となって揺れ、やがて黄色化して熟し、上部の細孔から粟粒よりも小さな種を放出し、薬味料として用いられる。罌粟粒は、昔から小さなもののたとえに使われる」(「カラー図説日本大歳時記 夏」軽装版、講談社、1989、青柳志解樹。以下同)。**** 罌粟坊主の前にそもそも「罌粟」は、俳句上、生物学上ざっくり2種類に別れる模様。  A. 罌粟(の花):麻薬成分を含む(本種)。キンポウゲ目、ケシ科、ケシ属、ケシ。学名 Papaver somniferum 、Opium poppy。初夏、傍題:芥子の花、花罌粟、薊罌粟。
 日本語では他の園芸用ケシ属植物と区別するため、特に本種を阿片ケシと呼ぶことがあり、学会などでは種小名を用いソムニフェルム種と呼ぶ。栽培が禁止されているのは、このソムニフェルムと呼ばれるものの模様。栽培には厚労大臣の「許可」を要する。Opium とはアヘン、麻薬の意味。「未熟の果実から阿片やモルヒネを作る禁断の花」。古くは、薬用や観賞用に植えられたが、今では栽培が禁止されている。Aについては許可を得て特別に栽培しているところへ行かないと現在見ることは通常出来ない(許可を受けた研究機関、薬学部など)。某サイトによれば「罌粟」(の花)として詠まれるのは、ヒナゲシが多いとのこと。雛罌粟を別の単独季語とする歳時記があり、真偽は不明。**** 
B. 雛罌粟:実に麻薬成分を含まない(ナガミヒナゲシも同様らしい)。キンポウゲ目、ケシ科、ケシ属、ヒナゲシ。学名:Papaver rhoeas、英名:Corn poppy。初夏、傍題:虞美人草、美人草、麗春花。コクリコ(フランス語: Coquelicot)、シャーレイポピー (英語: Shirley poppy) とも呼ばれる(wiki)。「ヒナゲシなどの観賞用のケシは、麻薬成分を含まないので栽培しても問題は無い」(wiki)と書かれているがリスキーか。ケシやオニゲシに比べるとずっと華奢で、薄い紙で作った造花のようにも見える。**** 「公園や庭先などで観賞用に栽培されているものは、麻薬成分を含まない種である。近年では、植栽されたものの一部が市街地や道端に逸出し、分布を広げている。代表的な種としては、ヒナゲシやナガミヒナゲシなどが存在する」(藤吉正明記、ネット歳時記)。
 しかし実際上そうと言い切れるかというとそうでもないかも。現に多くの地方公共団体、例えば愛媛や東大阪の行政HPでは刑法上の注意喚起が書かれている。まれにヒナゲシと勘違いしあるいは知らずに栽培している場合もあるそう。とはいえもちろん詠むのは兼題通りの「罌粟坊主」で、視覚は特徴的だけれど聴覚・触覚もやや持つ。嗅覚・味覚成分は不明・・。/すりいぴい
●「新歳時記(夏)」(河出文庫、平井照敏)は季語の本意を茎の上にひとつずつ付くので愛らしくもあり、寂しくもある、と記す。代表句として 芥子坊主こつんこつんと遊ぶなり 田村木国 を挙げる。この本では明確に阿片成分の有無(罌粟の花・雛罌粟)の区別に触れている。この本では「罌粟の花」傍題にポピーを挙げる。「俳句の花 上」(創元社、青柳志解樹)には「雛罌粟」のみ掲載。やはり阿片成分はないと書かれている。この本では「ポピー」を単独季語としている(アイスランドポピーを指すとある)。****  阿片成分を含まない「雛罌粟」も罌粟坊主を作るだろうから、阿片、モルヒネ、違法などネガティヴ要素と「罌粟坊主」とを重ねて、想起させるような詠みかたの是非が若干気になる。「あへん法」(Opium Law)は昭和29年法律第71号なので、阿片成分を含む方の種の栽培原則禁止はこれ以降。この時までに罌粟の花・罌粟坊主を詠んだ句にはABの両方が含まれているだろう。****
 見分け方(葉の形など)、医療用途などは他の方も書かれるだろうから割愛するが、種子には(栽培品種にもよるが)モルヒネが含まれていないか、含まれていてもごく微量。長年にわたって食用に供されてきた歴史がある。あんパンやケーキ、七味唐辛子に混ぜるなどして使われる。和菓子の松風には必須の材料とか。日本の「あへん法」では「種子」は取り締りの対象から外されているが、発芽すると同法に触れるらしい(以上、wiki等まとめ)。直に接する機会がなく、2019年5月13日(組長の誕生日)、および2018年5月30日付の組長ブログの高橋寅次さまの記事・写真が大変参考になりました。ありがとうございます。****
 ややそれますが、この兼題をみて最初に頭に浮かんだのは、横溝正史原作の映画「犬神家の一族」でした・・。犬神製薬の創始者、犬神佐兵衛翁が財をなしたのは、罌粟から採った阿片?モルヒネ?を戦前の軍に収めていたからという設定。映画にもちらっと罌粟の花が映ります。あと「ザビエル」・・と思ったらやはり例句にありましたね・・。/すりいぴい

◆季語雑学部
●季語雑学部  室町時代にポルトガルから伝わった南蛮菓子のひとつ、こんぺいとう。そのこんぺいとうの古来の作り方は、ケシの粒を核にして周囲を砂糖でコーティングしていたそうです。1718年、享保3年に梅村市郎兵衛が発刊した「御前菓子秘伝抄」という本に、平鍋にケシの実(タネ)を入れて弱火にかけ、煮詰めておいた砂糖を少しずつかけながら茶せんでかき回しながら作っていくという記述があるそうです。/山香ばし
○へえ~! 知りませんでした。甘いものに関してほんと知識ないんで(苦笑)

●「罌粟坊主」という髪型があったといいます。 これは江戸時代に、奉公に出す幼い子供を、手入れの手間がかからないようにと、髪の一部を残して丸坊主にした髪型なのだそう。 そんな情報を踏まえて、改めて植物の「罌粟坊主」の画像を見てみると…心なしか、人の頭に見える気がして、なんだか不気味に感じられます。 徳島県には、「ケシボウズ」なる妖怪の伝承があると聞き、尚更不気味に見えて来る…(ちなみに妖怪の「ケシボウズ」は赤ん坊の妖怪で、集団で人を襲ったそうな…ヒェッ)。 この感覚は私だけかも知れませんが、夕方あたりの罌粟坊主は、さぞかし不気味なんだろうな…。/多々良海月
○坊主という言葉の多義性を改めて認識!

◆俳句文法研究部
●一句一遊の方であったことですけど、「けり」のつけ方のことです。 詠嘆や過去をあらわす「けり」は活用語の連用形に付きます。注意しないといけないのは、形容詞に付く場合です。形容詞の連用形には「(し)く」と「(し)かり」の二種類ありますが、「けり」は「(し)かり」のほうに付きます。例えば「白かりけり」「楽しかりけり」のようになります。文法無視して、なんでも「けり」つけりゃあいいってもんじゃないって話です。(笑) /ひでやん
○ははは!その通りです。形容詞の、ク活用・シク活用はいちいち確認したほうがいいですね。

●「桜鯛」回にて、「散文的とは何ですか?」という質問を見かけました。プレバトでもすっかりお馴染みの用語となっていますが、けっこう厄介な言葉かもしれません。 「散文的」とは、詩ではない普通の文章から五・七・五を取り出してきて俳句に当てはめたような印象を受けることを言います。語順を変えると解決することが多いものの、「普通の語順である」=「散文的」ではないことに注意が必要です。たとえば、 たむろして金魚のよしあしを論ず 夏井いつき という句は、詩ではない普通の文章の中にあったとしてもそのまま通用する語順ですが、「文章が先にあって、そこから五七五を取り出してきた」わけではないので、散文的というのとはちょっと違うのです。「もとになった文章がある」「文章の一部切り取りに見える」と感じたら、それが散文的ということです。 散文的にならないようにするには、文章ではなく詩を作るのだ!という意識を持つことがまず大切ですが、「普段の生活から12音のフレーズを作っておいて、季語を取り合わせたら、いつの間にか散文的になってしまった」とか「意味が正確に伝わらないかもしれないと思い、語順をあれこれいじっているうちに、普通の文章の一部っぽくなってしまった」ということはよく起こります。なにより、自分の句を自分で読んでみて、文章の一部っぽい印象を受けないかチェックすることが重要ですね。特に“原因・結果”という印象を受けやすい「~して~となる」のような表現は要注意です。 散文的になってしまったものを詩に引き寄せるには、語順を変えるほか、「や」などの切れを上手く使うのも有効です。普通の文章は「や」で切ったりしないですから、散文ではなく韻文ですよ、というアピールになるわけです。(もちろん、安易に切らないほうが良い場合もあります。この辺りがすっと判断できるのが、ベテラン俳人なんだろうなあ。) 以下は、語順の工夫や上手い切れが見られる例です。 夏河を越すうれしさよ手に草履 蕪村 →実際には、草履を脱いで手に持ってから河を渡るのでしょうが、「手に草履夏河を越すうれしさよ」だと「手に草履を持って夏の河を越す時のうれしさよ」という文章の一部という感じがします。中七が「よ」で優しく切られ、下五が草履という物のアップで終わる方が効果的ですね。 風死すや非常階段宙に泛く 野村和代 →もし「風死して非常階段宙に泛く」だと、説明文の雰囲気が出てきます。「風が死んだ。そのせいで~」のような。「や」でピシャリと切ることで、風もピシャリと消えて、より暑さが際立つようです。/いかちゃん
○いかちゃん、小さな宗匠やね~♪

◆こんなお便り、質問届いてます!
●むずかしい/はるちゃん
●罌粟坊主には怪しいイメージがあります。/けーい○
●カナダの大麻解禁に合わせた兼題!?/こま
●中で鳴るのがけし粒?/こま
●実物見たことないです…。/こま
●鳴るんだ。/こま
●アヘンになる芥子パンにふられる芥子。いろいろです。/しんしん
●罌粟ってあんぱんに乗ってるつぶつぶですか?坊主は見たことがないですねえ。/のぼ子
●罌粟坊主、まず読み方から入りました。目に留めることもなかった植物でした。名前を知り、モノを知り、世界が広がりました。/でらっくま
●あまり馴染みのない兼題なので大学の同期のいつの間にアラカンさんから画像を送ってもらいました閃かないものですね。/寝たきりオヤジ
●罌粟坊主の種類を詠み分けられていると嬉しいです/西川由野
●兼題の罌粟を、友人に現物を教授してもらう。体験のない季語は難しい/富樫 幹
●最近身近ではない植物ばかり。。地域性もあり、知識不足もあり。でも出会えて嬉しい言葉たちです。/海野しりとり
●ぐすん。罌粟坊主、見たことありません。/横ちゃん
●罌粟坊主、丸かったり細長かったり、スイカのような柄だったり、色々個性があるのだなと思いました。面白かったです。/片岡ひまり
●調べました……! 罌粟坊主は見たことなく、家の歳時記、辞書、図書館の植物図鑑など読んで読んで調べまくりました! 皆さんの得た知識も読みたいです!/夕波
●あら?こんなとこに?と見慣れてるものだけど、兼題として俳句にしなきゃ!と考えると、ん~・・・と中々言葉にできず、苦戦しました。/里甫
●罌粟坊主、周りに咲いているのは長ヒナゲシと呼ばれるものばかりで、ずんぐりむっくりのものは見て見たいです。/栞
●罌粟坊主は普段なにげなく川堤で見ていました 名前も知らずにいましたが小さな頭を風に揺らす姿はとてもかわいいです 俳句に詠みこめればいいのですが……/慈温
●季語の植物図鑑で どうゆう植物と 分かり 見た記憶があり 何とか詠む事が出来ました。/句詩呼
●もう実は生えているんですよね。実に頼りない。ひなげしの罌粟坊主でしょうけど・・/砂山恵子
●罌粟坊主…まず漢字が難しく読めなくて“なんじゃそりゃ?”と思ったけれど意外と近くにいっぱいあってびっくり。季語のある風景にいるんだなー(=田舎ってことかな)とまたもや実感させていただきました。/古都 鈴
●この兼題がでて、あらためてじっくり罌粟の花を観ました。今まで蕾だと思っていたのが実の罌粟坊主で、実だと思っていたのが蕾でした。まだまだ、知らないことだらけです。/なかの花梨
○知らないことを知るのが楽しい!

罌粟坊主平和生まれる令和かな 貴茂菫
●5年の次男に罌粟坊主について「中に種がものすごくたくさん入っている」と説明したら、平和が生まれてきて育っていくみたいと答えたところから思いつきました。/貴茂菫
●終戦時、けしの花はキレイで、世の中の鬱憤をはらすため、 親爺に良く、親父は食わせるために、戦争の恐れのない、 平和な平成、令和の世の中と違う忙しさが あったのでしょう。 けしの種を播かされた、子供のころを良く思い出します。 まいた種の中にアヘンの原料になる 種が良く混じっていました。 当時の世の中の混乱さがらでしょう。 親爺は、警察が来ると面倒だからだと、よく言ってました。 /ひよとり
●誰かが、知らずに見た目の可愛いさで植えた「罌粟の花」種が、飛び散り我が畑にも生え「巡回」の警察官に、抜くように指導受け根絶するのに3~4年かかりました。繁殖力の強さに、人知れず弾け飛び散り宇宙の旅も可能かもと!!!!!! /里甫
●この10連休、高知の牧野植物園に行った時の実景です。本物のケシの花は観賞用ポピーと明らかに違いデカい??立ち入り禁止の立て看板と有刺鉄線に囲まれた柵が、他の可憐な花々の待遇とあまりに違っていました。/あつむら恵女
●実は罌粟坊主をしっかり見た事がなく、完全に想像の世界となりました。そして罌粟坊主と聞くと職業柄、麻薬、強い痛み止め、癌などにしか視点が行かなかったです。決して悪い発想ではないとは思うのですがこれを淡々と事実を詠ってしまうと、物凄く倫理観に欠ける冷たい人間になってしまうので凄く難しかったです。悩んだ末、患者側の句に落ち着きました。/カズラ梅
○罌粟との様々な出会いと思い!

芥子坊主子規のみた夢種となり かつら子
●青春が晩年の子規芥子坊主 金子兜太 に感動して作った句です。兜太先生の句に、思わず笑ってしまい(確かにあの横顔が浮かびます)その後、じわっと悲しみが来ました。そして今、組長や多くの俳人の方々が、その芥子坊主の中の種を播いて育てている。私の中に蒔かれた種を大切に、花咲かせたいと思いました。/かつら子
○面白うてやがて悲しき・・・ですね。自分の中のある種を大切に育てましょう。そして、周りの人たちにも「俳句の種」蒔いて下さいね♪

けし坊主二重鉄柵の生と罪 じゃらんじゃらん
●東京都薬用植物園にて。麻薬のモトとなる罌粟の栽培、そして、全国から違法所持していたケシはここに投棄されるそうです。持って行かれないように二重の鉄格子が周りを囲んでいます(花の時期は入れるそう)。がん患者さんなどの緩和ケアにも犯罪にも使われる麻薬。使うどの人も、病に、そして、罪に、心の闇にとらわれの身だと感じました。/じゃらんじゃらん
●罌粟坊主は何も思いつかず難産でした。 可愛らしい名前の割に、阿片の原料だそうで、驚きました。/海老名吟
●芥子と言うと麻薬の原料のイメージが強いです、花も毒々しく感じますし、実も薄気味悪い感じがします。 まあそれこそ、人の勝手な思い込みなんでしょうけど・・・。/藤郷源一朗
●芥子の実から作られる主な物質にモルヒネとヘロインがあります。ヘロインは麻薬として有名ですけど、実はモルヒネを更に作り変えたのがヘロインで、モルヒネ自体は癌患者の鎮痛剤として使われていたりもします。とはいえ量を間違えては意味がないので、ヘロインほどではないにしろ麻薬として見ている国も少なくありません。“薬も過ぎれば毒となる”とはよく言ったものですね。/ミズカラス
●以前アヘン戦争について講義を受けたことがありこの話を聞きました あまりにインパクトの強い話でお題を見た瞬間に やせ細った子供達の姿が眼に浮かびました 乳液を舐めるとお腹が空かないそうです アヘンを生成したモルヒネは外科手術を飛躍的に向上させました 現在も医療現場で麻酔としてモルヒネは不可欠なものです /山下 勲
●罌粟坊主を実際に見たことがなく、アヘンや麻薬と安易な発想しか出来ませんでした。/山部オーリー
●初めて見ました。阿片とかとの関連性を詠まれることはありますか?/秋
●罌粟坊主という季語を存じてなかったので調べたところ、栽培してはいけないものもあるということにまず驚きました。/青月
●罌粟坊主、罌粟畑には私にとってはこの世のものと思えない妖しい美しさを感じます。イランや他にもありますが、私にとっては、アフガニスタンの罌粟が蒼空と相まって一番美しいと思います、この兼題で色々な思いが蘇ってきました。まさに会うは別れの始めなりです。/村上優貴
●「罌粟坊主」という言葉から連想するのは、どうしても「アヘン」で、「アヘン」から連想するのは、どうしても「阿片窟」で、もうそうなると、阿片窟で寝そべって長いパイプからアヘンを吸引している人が浮かんで、その人たちはもう廃人(俳人に非ず)で、映画「愛人/"L'Amant"」のシーンなんかを思い出したりして、妄想が広がる一方で、まぁ大変な季語でありますね。(ワタクシだけでしょうか??)/平本魚水
○妄想をかき立てられるのも季語の力というヤツやね(笑)

●季語、限りなくありますね。そして、なんと素敵な音や意味や背景から生まれてきたのかと、歳時記を少しずつ読みながら、感動することしばしばです。/なよろ
●季語は、時代の流れによって、絶滅したり、新しく出来たりするものなのでしょうか?/コタロー
○季語は生もの。死んだり、生き返ったり、生まれたりします。

●芥子坊主っていう子どもの髪型があるようですね。河童の頭にも似てますが…植物の罌粟坊主もよくみるとカッパの頭…。/うしうし
●恥ずかしながら罌粟坊主、と言うものを知らず検索してみたら妙ちきりんな髪型の小僧が出てきたので吹き出すとともになんて難易度の高い兼題かと戦慄しました。/横縞堂
○季語雑学部に、詳しい解説が届いてますよ♪

●夏井先生は本物のけし坊主を見たことがありますか。ぼくは本物を見ることができないので、身近にあるナガミヒナゲシを見て作りました。/ゆうが
●恥ずかしながら罌粟坊主を知らずインターネットで調べてみました。正直に述べると罌粟の花さえも今まで気に留めて見ることがありませんでした。ところが資料写真で「ふ?ん」と見ていた罌粟坊主が散歩の途中に幾つも立っているのを発見して、「なんだこんな近くにあったんだ」と嬉しく感じ、「どうしてこれまで気づかなかったんだろう。」と思ったしだいです。/高梅 仁
●罌粟坊主 また馴染みのない季語だと思い困惑していましたが、よくみていると通勤経路の道にいくつもあったことに驚きました。 /ふるてい
●罌粟生産発祥の地は大阪の三島郡。現在の箕面市などになった。/都花
●罌粟が通勤路の傍らに、こんなに沢山咲いていることに、改めて感心しました。/童好
●注意するといっぱい居ました。/まちる
●芥子もポピーも良く見た事が無いので困っていたら近所の道端にひなげしが野生化してたので観察しました。ひなげしは蕾が下を向いたまま茎が伸び、花が咲く時に上を向くらしく蕾は下を向き芥子坊主は真っ直ぐ上を向いていました。私が見た時は花が咲いていなかったので花は観察出来ませんでした。/大佛清
●芥子は知っていますが罌粟という字は初めて知りました。そして、うちの庭に次から次へと生えてくるナガミヒナゲシの花が散ったあとのアレに、罌粟坊主という呼び方があることも初めて知りました。  てっぺんの蓋?の部分とか、縦長の形とか、なんとなく見かけが生理的に苦手で、繁殖力もすごいし、庭にあると片っ端から引っこ抜いていました。でも兼題として眺めてみると、かわいらしさとかユーモラスな感じ、健気な感じが伝わってきたような・・・。中を割ってみたらまだ柔らかく白い種がものすごくたくさん入っていて驚きました。 罌粟坊主は秋になると蓋が少し開いて種が出てくるのですね。振ると音がするというのも興味深いです。今年は数本そのままにしておいて、秋の罌粟坊主を観察してみようと思います。 /香羊
●ナガミヒナゲシのさく果を見て”罌粟坊主に出会った!”と思っていたのですが、やはり薬事法対象の罌粟のさく果を[罌粟坊主]と言うのでしょうか? 投句直前までこの道端の果実をイメージしていました。ヒナゲシに似ているが、雑草とされその繁殖力が迷惑視されている。空地にゆらゆらと乱立している様子は的外れの景色だったのでしょうか? ナガミヒナゲシもケシ科ケシ属の花であり、果実も形は芥子坊主のようでもある。/天晴鈍ぞ孤
●先に疑問/質問を書いたのですが、5/30付「いつき組日誌」で理解しました。 よって本日追加投句です。 /天晴鈍ぞ孤
●去年、組長のブログに「芥子の花」の特派員レポートを載せていただきました。その時の記憶も辿っての作句となりました。去年は植えてはいけない罌粟を中心に観察したので、本意的には毒、危険、禁じられている(抑制)、不穏、といったイメージが導かれてきました。しかしながら、罌粟には植えてもよい品種もあって、オレンジ色の花を咲かせるナガミヒナゲシは雑草のようにあちこちで見受けられます。それを観察していると、河童に似ている、<坊主>というネーミング、ゆらゆら揺れる、構ってちゃん、ひょうきん、といったイメージが導かれてきました。後者は俳諧味にも繋がりそうです。それから、あの膨らみの中にはまさに「ケシ粒」状の種が詰まっています。そこからは、命、生死、代々、といったイメージも読み取れるのかなと思います。あとは、これらが作句に生かせるか否かが問題です。/高橋寅次
○案外近くにあった! それが季語との出会いというヤツです。栽培が禁じられているものもあります。気をつけてね!

毛深さは無垢なる証し罌粟坊主 うに子
●阿片など毒性の強い罌粟と無毒な芥子の違いは毛深さだとか…毛深い芥子は無害と叩き込みました!/うに子
●兼題は罌粟坊主ですが、芥子坊主と表記する時とは、何かニュアンスや意味の違いはあるのでしょうか。/ふくろう悠々
●けしぼうず、罌粟坊主、芥子坊主。表記で随分イメージが違います。/白居千夜
●「坊主」という言葉が少なからず意味を持っているので、このあたりをどのように句に組み入れるかということを考えました。/る・こんと
今回の兼題「罌粟坊主」は、今までに詠まれた多くの句の中で、「芥子坊主」という表記はありましたが、意外にも「けしぼうず」とか「罌粟ぼうず」などとかなで柔らかく表現した句が見当たりませんでした。何か約束事があるのか、それとも字面にこそ本意があるのかなど、いろいろと考えさせられた兼題だったように感じました。/山香ばし
●例句を調べてみたのですが、「坊主」という言葉の印象もあるのか、可愛らしい句が多いように思いました。ただ、ネットで画像検索をして出て来た罌粟坊主の写真で、特に乾ききったものは、不気味に思えるものも多く(個人の感想です 笑)、例句の雰囲気と自分の感じたこととの差が大きくて、一句目がなかなか出ませんでした。今も、季語の本意を間違っていないか、悩みながら取り組んでいます。/次郎の飼い主
●「罌粟坊主」という兼題ですが、どうも「坊主」という言葉に引き摺られ、仏教に関連するイメージばかりが湧いてしまい、なかなかそこから離れることができませんでした。修行不足です。/虚実子
○「坊主」は可愛いような、怖ろしいような。そこがまさに「罌粟坊主」なのでしょうね。

●俳句のおかしみが最近減ってきているように感じますがいつき先生のおかしみについての考え方をお聞かせください。/達哉
●プレバトに、宇多喜代子先生出演、よかったです。もっとしゃべってほしかったです。 格調高い俳句とは、どのようなものなのか、はっきりとわかりません。格調高い俳句を目指すには、どうすればよいのでしょうか。少しでも近づきたいです。/波の音
○「おかしみ」とか「格調」とか、俳句はこうあるべきと決めつける必要はないと考えます。自分が何を表現したいのか、正直に一句一句書くのみです。

 

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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