俳句ポスト365結果発表

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第220回 2019年5月16日週の兼題

楊梅

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の表記~五七五の間は空けない
喰うて母 酔うて親父の やまももや 美魔女
ジムニーで 山里深し 楊梅の実 朋雅
子供3人 俯瞰し見守る ヤマモモの木 さこちん
やまももや ケーキの赤い実 令和の夜 じじい風まかせ
母の好きな ヤマモモのジャム 私も作る みかん
やまももや 五臓六腑は 夢心地 ももとせこえ
喧騒の 街路で摘まん やまももの実 ゆこげん
楊梅や 恋の味かな 種を吐く 橋
やまももを 食べてうれしい 三津の人 香代子
楊梅を 落としつ分ける 獣道 梨航
北の果て 楊梅の味 懐しむ 時化田 白金
主亡き、庭の揚梅、天高く 潤司
梅酒と やまももの酒 呑みくらべ 小林 番茶
楊梅の 実の熟れ頃か 鴉啼く 相模の仙人
やまももや 食べ易さ知り 店繁盛 中川 徳之
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪次のご投句待ってますよ。

◆季重なりブラザーズ
晴天に楊梅踊らすソーダ水 すみ
行列の蟻やまももを独占し ビッグマム
楊梅のうまさ蜂に刺されし痛みで知る ひよとり
楊梅もももと伸び夏寝転んで待つ 2才
楊梅や砂糖に焼酎風物詩 笑々
掴むやまもも汗滲んだシャツ 如月零時
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

楊梅木で作りし玩具暖かし 小熊利雄
〇「楊梅」は実を指す季語なので、「楊梅木で作りし」は季語としてキビシイ。

しなやかに生きる楊梅のよう七変化 カタツムリ
●のびやかに育つヤマモモを思い浮かべて詠みました。いま思春期を迎えた我が子らが将来社会で役立つ人になってほしいと願いを込めて。/カタツムリ
〇比喩に使われている「楊梅」は、季語としての力が少々弱まります。「七変化」は紫陽花の別名でもあるので、さらに悩ましい。

陽に褪せし駆けた夏の色は楊梅 太朗丸
●初めに兼題を見て思ったのは“楊梅って何!”でした。それから調べてみてもあまり身近にはない植物なのでどう句の中に使っていこうか困っていた時に“楊梅色”というワードを見つけ、色を見てみると茶褐色っぽい色だということが判明。その時の第一印象が“なんだかセピア色みたいだな”でした。そこから着想を受け子供の頃の夏の思い出というテーマを定めて作ってみました。/太朗丸
〇うーむ、これは「夏」という季語が主役のような気もする。悩ましい。

◆兼題の考え方
夏に酔い つまみをえらんで 夏鱧を 春野えがき
あたら夜を幾ら過ごせど徒情け 夏の恋
連休の 溜まりし業の 暑さ増す ねむ
風薫る ひこうき雲の 筋一閃 ほろ酔い人
緑茂ゆ 天に届け 力みなぎる さださん
あまがえる 芍薬の上 座禅かな 廃空
空に舞うブーケをさらう春一番 穂波さつき
○本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出していますが、季語が出題された場合はその季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。
今募集中の兼題は、7月10日24時締切の「轡虫」です。ご投句お待ちしてます♪

山車のごと 大樹を運ぶ 商店街 Joko
〇「楊梅」という言葉が入っていません。残念。

霧雨や楊梅色に匂い立つ 藍時 湘
●雨に降られると楊梅は大味になってしまうらしい。楊梅に触れた雨水はきっと甘酸っぱいと思う。/藍時 湘
〇「霧雨」という季語が主役で、「楊梅色」は比喩になっています。

サイダーに楊梅入りの豪華水 紫香菫
●どこも行かない夏。普段飲むサイダーに凍らせた楊梅を入れて避暑地でも行った気分にひたる休日を句にいたしました。/紫香菫
〇「サイダー」が主役の季語。

◆季語深耕
●梅にも桃にも見えない。/こま
●楊梅!モモなのにウメなのですね。漢字テストで引っかかりそうです。/海野しりとり
●梅という字が入っているのに、「やまもも」と読むことに驚きました。/海老名吟
●「楊梅」と「やまもも」とで、漢字表記とひらがな表記でかなり違いを感じました。 /三番目恵佑
●「楊梅」と書くと樹木を、「山桃」だと果実のほうのイメージがあります。わたしの勝手な想像です。/こなねこ
〇字面の違いって、大きいよね。イメージが全然違うもの。以下、いもがらぼくと君の、字面についてのレポートです。

●今回の兼題は楊梅です。私の手持ちの電子辞書の漢和辞典で「楊梅」を調べると「ヨウバイ」、「やまもも」となっていました。国語辞典で調べてみると「楊梅」は山桃の漢名とあり、読みは「ヨウバイ」となっていました。そして、「やまもも」は「山桃」という別項目になっていました。同じ「やまもも」といっても全く違う字を使っており、また漢和辞典と国語辞典では扱いが異なっており少し戸惑ってしまいました。文語が基本となっている俳句の世界では漢名の「楊梅」を「やまもも」としていますが、「楊」は「柳の木」を意味し、それに梅を合わせた熟語はどうも実感が湧きません。やはり「山桃」という漢字の方がしっくりきます。
 さて、実物の山桃は山中だけでなく、街路樹としても植えられており、赤色の実で道路上が染まっているのを見かけた方もいらっしゃると思います。実の色は赤ではありますが、黒赤色をしており、少し暗い情景をかもし出します。また、その甘酸っぱい匂いは郷愁をさそうものがあり、これらの感覚と結実する時期が6月であるということから夏の明るさというよりも、もの悲しさ、寂しさを含んだ季語のように思います。/いもがらぼくと
〇道にボトボト落ちている光景、思い出します。

●楊梅(やまもも、仲夏、植物、傍題:やまうめ、ももかわ、楊梅(ようばい)、樹梅、山桃)。暖地性の常緑高木で、高さ十五メートルにも達する。葉は緑濃く革質で、樹形は堂々としている。梅雨のころ、暗紅色球形の苺に似た実を結ぶ。甘酸っぱく軟らかで生食されるが、そううまいものではない。熟した実は痛みやすく、楊梅酒として用いることが多い。雌雄異株で、雄木には実がつかない。近年、庭・公園に多く栽植されるようになった(「カラー図説日本大歳時記 夏 愛用版」講談社、1989年、青柳志解樹)。表面につやがある粒状突起が密生しています。梅の字がつくのに読みはややももなんですね・・。//////
バラ類ブナ目ヤマモモ科ヤマモモ属ヤマモモ。学名:Morella rubra、英名:Red bayberry, またはWax myrtle。「楊梅」は漢名由来なんですね(ようばい、ヤンメイ、(?音: yangmei)。別名として火実など。なお、間違って「楊桃」で画像検索すると「スターフルーツ」ばかりが。スターフルーツは現在「楊桃(羊桃)」(ヤンタオ、yangtao)と呼ぶのが一般的とか。ややこしい。/////// 
閑話休題。「木そのものの名では、季語にならないものが多いのです。この木の実とか花とかが季語になります」、との記述が過去の俳句ポストにありました(by組長「無花果」18年9月)。「楊梅」も「楊梅の花」という別季語があります(春)。このことから今回は「花」を詠むものではないことはわかります。///////
植物季語には、○○(植物種の名)、○○の実、○○の花、とそれぞれで単独(かつ季節が異なる)な季語になるものがあります。枇杷と枇杷の花、蜜柑の花と蜜柑、林檎の花と林檎、など。この場合、~の実と言わなくても、実を詠む季語ですよね。楊桃はどうか。「楊桃の実」という季語は3種の歳時記を見るかぎりありません。実そのものではなく、「実がなった状態の樹」を詠むことの可否はどうか。この判断は個々の句によるのかも知れず。もちろん実がなっていることがわかるように詠むので、仲夏の楊桃ということはわかるのですが、さて・・。//////
反面、「~の実」とあえて言う季語があります。この違いはどこから来るのか。流通が多く、生で食することが一般的な果実の樹は、あえて「~の実」と言わないのではないか・・。例えば前述の「蜜柑」「林檎」などなど。「楊梅」は加工品も多いけれど生食も多い。夏の季語で「~の実」という季語は、「すぐりの実」「桑の実」など。夏の実は少ないですね。夏の花は多いけど(なお「カラー図説日本大歳時記 秋」(講談社)には、「~の実」という単独種の季語が49個掲載されています)。今回は「実」と言わずして「実」を詠む、あるいは実がついている時期の樹を詠むものとしました。///////
なお「さくらんぼ」は桜の実ではありませんよね。「西洋実桜」の実(桜桃の実、仲夏、傍題:桜桃、さくらんぼ)。「桜の実」(仲夏、傍題:実桜、桜実となる)という、また別の季語もありますね。/すりいぴい
●ちょっと印象が似た夏の季語に「青梅」(仲夏)「木苺」(初夏)「山桜桃」(ゆすら、ゆすらうめ、仲夏)「李」(すもも、李子、仲夏)「杏子」(あんず、からもも、仲夏)、「夏茱萸」(なつぐみ、晩夏)、先述「桑の実」など。これらの「花」はおおむね春の季語ですね(李の花など)。特に見た目が似ているのは「木苺」かなあ。この詠み分けは難しいなあ。///// 
 ただ「木苺」(夏)は一番「楊梅」に似ているのにバラ目バラ科キイチゴ属。英名Brambleで、キイチゴ属の総称。植物学上この中に含まれるのが「ラズベリー」 (Raspberry)、「ブラックベリー (Blackberry) 」などの栽培種。キイチゴ属は分化が激しく雑種も多く数百種あるとする学者もいるとか。「ベリー」は木苺のことではなく、多くの属・科にまたがる食用果実を広義では指す。すぐり、桑の実もベリー(マルベリー)。では、ラズベリー、ブラックベリーや、これら以外のブルーベリー、クランベリーを直接詠みこんで「木苺」句になるか。手持ち数種歳時記には言及なし。これら「ベリー」類が「木苺」傍題になる日も来るのか??最新の歳時記ではどうなのか。///// 
 やや古いデータですが、生産量は徳島70%弱でトップ。「県の木」でもありますが、県のキャラクターは「すだちくん」です。以下、高知県が30%弱で、あとは岡山・兵庫でほぼ100%に。珍しいような。ただ他の多くの市街地の街路や公園や海沿いに植えられています(栽培収獲目的でない)。/////
イメージとしては、夏の果実らしいみずみずしさ、温暖な気候感じる一方、どこか昏く妖しい?感じも個人的にはするので、難しいです。少数派なのかなあ。ジャム、缶詰、砂糖漬け、リキュールなどにも利用されます。本サイトトップに書かれているように加工過程を詠むことも多そうな気も。どうかなあ。液体になったものは季語として弱いか。///// 
 あ、それと間違って「楊桃」と書かないよう注意しなければ。/すりいぴい
〇ははは! 時々目にする間違いやね~(笑)

◆季語雑学部
●季語雑学部  ヤマモモの樹皮は別名を「桃皮」、「渋木」と呼び、樹皮からとった成分で様々な繊維を染める染料として利用されてきました。特に魚網などを染める上では柿渋が有名で、成分のタンニンが空気に触れることで薄い皮膜を作り、水をはじいてすべりを良くし、魚網が沈みやすくなるという効果が期待できます。ヤマモモの樹皮も同じくタンニンを含むため、特に塩水に強く、耐水性にすぐれるだけでなく、魚網に張りを出させる効果もあるのだとか。また、防腐効果も認められるため、魚網のみならず、蚊帳などの染色にも使われていた時代があったようです。/山香ばし
〇へえ~そんな使われ方してたのか。だから、海岸近い山とかにはかなり植わってたのかもしれません。私の生まれた海辺の村では、ヤマモモの木は沢山ありました。

●楊梅の話をすると、四国の人以外は知らない人が多いのに驚いた。生産量は、徳島が68%、高知が29% と、岡山、兵庫を合わせるとほば100%になっている。関東以南の痩せた土地でも育つので、街路樹として植えたり(横浜市でも見かけた)、伊豆高原の駅でジュースとして売られたりもしているようである。楊梅の果実が傷みやすく、2週間も持たないのが、流通も悪くしている。樹皮が染料や肥料になりこともあり、徳島藩では御禁木として保護していたが、今でも徳島県の「県の木」となっている。因みに、高知県では、「県の花」である。/重翁
〇ヤマモモの花って、どんなだったか? 記憶がないなあ。調べてみよう!

◆俳句文法研究部
●俳句文法研究部 「来たる」といった場合に、(1)「来たる」で一つのラ行四段活用の動詞として使っている場合と(2)「来+たる(完了の助動詞「たり」の連体形)」の場合があるので注意が必要です。今回はこれだけ。 「水鉄砲」の週、ウロさん、小市さんへの回答ありがとうございました。「ひぬ」が載っている辞書が私の周囲になくて、時間切れでしたので、だれも回答していなかったらどうしようと思っていたのですが、ありがとうございました。/ひでやん

●兼題「水鉄砲」の週で、以前質問した切れ字について、分かりやすく回答くださりとても嬉しかったです。ひでやんさんがご指摘してくださった通り、俳句の型について、私自身少し硬く考え過ぎていたなと、反省しました。ひでやんさん、ありがとうございました。/乙子女
〇俳句文法研究部の皆さん、いつもありがとう! 助かります。参加者誰もが、勝手に「俳句文法研究部」そして「季語雑学部」に参加できますので、ご協力いただければ嬉しいです。

◆こんなお便り、質問届いてます!
●楊梅?ブルーベリーしか思い浮かばない。/藤郷源一朗
●楊梅、、、そういえば食べたことないかも。/真紅ゆうこ
●楊梅見たことあるのかもしれないのですが、全く意識してこなかったので苦労しました。 味は甘酸っぱいとの事ですが実際に食べてみたいです。/けーい○
●やまももは食べたことないですが、どうやら酸味があるようで、酸味フルーツ好きとしては気になります。/なつぽよ
●楊梅は見たこと無いくらい御縁がありません 赤い実で酸っぱかった記憶がうっすらと... 熟すと黒っぽくなっていたような /玉井 瑞月
●楊梅・・・初めは簡単そうに思いましたが、おっとどっこい中々の季語でありました。 そこで、ネットや季語帳でいろいろ調べましたが、頭の中で右往左往する始末。 山桃・やまもも・楊梅、みな同じようなもの、そこで楊梅に統一して句を詠む事にしました。 ようするに、山桃は食べ物であると言うところから先ず浮かんだのは赤ワインに絞り何句か詠みました。 俳句ポストの兼題はひねくれておりますなぁ~? いつものながら関心しているのでござる、ため息が出るのう。/山口雀昭
●楊梅は生っている所も見たことなく、写真で見るとサクランボみたいです。大きさも分からずどう俳句にしたら良いか迷いました。 馴染みのない兼題が出された場合はどう俳句を作れば良いのでしょうか、教えてください。/千歳
●今楊梅が育っているような場所は、ほとんど見かけません かつて林だったとこは、すっかりマンションが建ってしまいました/都貴子
●あまりに難しいので練馬区光ヶ丘に住む兄に泣きつきました。光ヶ丘では街路樹として普通に植わっているそうです。/寝たきりオヤジ
●楊梅は排気ガスに強いとかで徳島に住んでいた頃街路樹に植えてありました。50年も前の思い出です。/摂津の嫗
●滅多にお目にかからない季語です、何か郷愁を感じさせてくれます。/村上博志
●楊梅が分からず調べてみたら「ああ!あれか。あれが楊梅か」と膝を打ちました。食べてみたいです。/竹内みんて
〇俳句を始めると、「ああ!あれか!」という経験、よくしますね。それもまた季語との出会いです。

●「楊梅」をヤマモモとは読めませんでした。台北の市場で見たのに食べる機会逸して残念。歯でこそげるようにして食べるそうです。/うに子
●楊梅は、中国や台湾ではとてもメジャーな食べ物なのですね。調べたらたくさん情報がでてきました。楊梅狩りにいってみまくなりました。/日午
●古事記では、イザナギが黄泉の国から追ってくる雷神やイザナミに黄泉比良坂(よもつひらさか)の楊梅を投げつけて退治します。一度は愛した妻に別れを述べるイザナミにとって楊梅の味は甘いのか酸いのか苦いのか。/わたさん
〇確かに、中国のお話や古事には「楊梅」よくできますね。

●「楊梅」は温暖な地に育つ樹木とあり、北国の当地には育たないようです(泣)季語体験のできない今回の季語も妄想の世界で考えました。きっと山法師の実のようかな?とこちらでよく見かけるこの実のことを思いながら詠んでみました。/じゃすみん
●関東で生まれ育ち田舎も秋田県なので楊梅は写真を探して見てみましたが実物を見た記憶がないので今回の兼題季語は難しかったです。どうも楊梅の生息地は関西とか南の方らしいです。/大佛清
●いつもありがとうございます。季語の楊梅-やまもも-ですが、伊豆には沢山あり、我家の目の前にも大木が自生してます。この地方では やまも、あるいは やんも とよびます。季語としてこの通称を使ってもよいのでしょうか?1文字少なく助かりますが。 この目の前の大木は、季語に選んでもらって喜んだ為か、今年は凄く沢山の実をつけてます。 赤い実をつけた やまも は可愛くて好きですが、これが黒く熟れて落ちた時を考えると・・・。 あまりに身近でうまく作句できず、勿体ないことでした。 これからも宜しくお願い致します。/しー子
●楊梅が生えるのは伊豆が北限という情報を見ましたが、神奈川県の私の祖父母の家に大木があり、毎年夏に実をつけていました。梯子をかけて、摘んで、庭の洗い場で洗って食べました。懐かしい思い出です。祖父母の家の近くに山縣有朋の別邸があり、祖父の家は代々そこの出入りの職人だったので、山縣邸から株を分けてもらったという話を聞きました。本当かどうか今となっては確かめられませんが、もっともらしい話でしたので、本当だと思っています。/楠青庵
●やまももの木、自宅のすぐそばにありました。五月下旬では、やまももの実はまだ小さく、青々としていました。仕方がないので、通販で「やまもも果汁濃縮液」を買って、やまももドリンク・やまもも酎ハイ・焼酎やまもも割りなどにして飲みました。要は、呑みました。本当に「一応」ですが、季語を体験したということに、しました。/星埜黴円
〇黴円くんは、横浜在住?この辺りが北限なのか?

●愛媛県ではやまももを食べるのですか。/ゆうが
●私は、幼い頃からヤマモモに塩をかけて食べるのが当たり前でしたが、他県の友人はそうではないことを知って驚いたことがあります。 また、こちらでは、保育園、幼稚園の子どもたちが、公園のヤマモモをみんなで採りに行くのが恒例です。/めりっさ
●やまももは徳島県の木として徳島県民は親しみがありますが、他の県の人、特に若い都会っ子はやまももを見た事がないとか知らないとかいう人がいるのではないかなぁと思います。もうすぐ30になる徳島県民の私でも数回しか見た事、食べた事がないんですよね。 …もしかしてそう思うのは私だけでしょうかね。/カヅラ梅
●子供のころ田舎に暮らしていたころに、必ず食べたことのある果実なのですが、あまり味を思い出せません。同じ赤いベリーのような実でも、食べてよいものといけないものを、祖母より教えられた記憶があります。今では、貴重なフルーツとして通販もされているようで、隔世の感があります。/る・こんと
●楊梅は両親が子どもの頃によく食べた思い出の味だそうです。 25年ほど前、父に請われて通販で苗木を購入。両親が母の実家に植えました。 やがて実をつけるようになり、私も食べてみましたが、可食部が薄くて、酸っぱくて、好んで食べることはありませんでした。 娘も食べる機会がありましたが、野イチゴほど喜びませんでした。 今回、実家の両親に「あの楊梅の木どうなった?」と確認したところ、母の実家を管理している叔父が最近切ったということでした。 両親からは「どうしたの急に?」と驚かれましたが、実際、楊梅が兼題にならなければ、あの楊梅のその後を知る機会はなかっただろうなあと思います。/ほしのあお
●はたして幻の楊梅を描けるかどうか、今回は苦労しました。まず野生のビワ、夏グミ、野生の李、ミニトマトを毎日見て、なんとかあの幼少期の楊梅の記憶を取り戻したい。でもなぜだろう?結局私、楊梅が「嫌い」だったのではと思うのです。あんなにきれいなのにあっという間に落ちて、食べられなくなる。とったらとったであっという間に酒につけないと、あるいは砂糖をまぶさないといけない。洗ったら痛むという。結局見捨てたという苦い記憶があったから。/砂山恵子
●楊梅は正直に言うと焼酎に漬けて果実酒にするくらいで、実家ではジャムにするなど他の用途はあまり考えていませんでした。俳句を少し嗜むようになり旬というものをより強く意識するようになりました。/高梅 仁
●夏井先生 正人さま スタッフの皆様いつも有難うございます  今回の兼題「揚梅」以前旅先で眼にして購入しました  煮詰めると輝くような蘇芳色の酸味の強いジャムに感激しました/水夢
●昔、高知県のやまもものコラムを読み、団地の中にやまももの木を見つけて以来ずっと気になっていました。なんと今回の季語が「楊梅」。そのおかげで近所に6本の楊梅の並木?を発見しました!!並木と言えば欅や銀杏、ポプラや桜のイメージでしたが、楊梅の並木には何とも言えない異国情緒を感じます。原産地は日本や中国、ベトナムと知り、納得。ベトナムシリーズで句作し、次は中国シリーズもと、楊梅愛が止まりません。/青伽
〇その気になれば、その木が見つかる! 私は子どもの頃、よく食べてました。食べるとこがちょっとしかないし、酸っぱいので、そんなに好きではなかったけど。

●楊梅の花言葉が「教訓」「一途」「ただひとりを愛する」だったのですが、花言葉のイメージを膨らませて、詠んでみました。/日午
●一番身近な妻情報は、食べたこと無し。自分も実感無し。やはり、季語調査から始まりました。 植物のすごさをあらためて実感しました。(全てネット情報です。) 自分の根で栄養分をつくり出し、自分自身で吸収するとは! やせた土地でも生き延びる術を持っている。追肥等は必要無し。すごいです。又、雄の木と雌の木があり、雌の木は雄の木の胞子で受粉、結実する。/天晴鈍ぞ孤
●「楊梅」と聞いた途端、近所の図書館の玄関先の大木が思い浮かび、近場の吟行!と、日参しました。が、今迄そんなに親しみを持っていなかったので、何も浮かばず。図鑑等調べても、精々ニ、三行の記述。藁にもすがる思いで、検索でヒットした宮王登美子の「楊梅の熟れる頃」を読みました。作者によれば、楊梅は高知の県花。梅雨時には楊梅売りの声が町に流れたとか… 朝採った実は夕方にはもう傷んでしまうという楊梅。この梅雨は、図書館の楊梅とじっくり付き合おう。/アガニョーク
●楊梅の実は特小ビーズでできているみたい→類想を調べよう→Wikiにありました。笑/松山めゐ
●楊梅とは日本ではどんな地域に生息するのか調べたところ、伊豆を最北端として育っているそうです。 なかでも高知県では、県の花に楊梅が指定されていたり、シイラ漬漁業に楊梅の枝が用いられていたりと、四十七都道府県で最も生活に根差している事が分かりました。 そして高知県といえばアンパンマンの作者やなせたかし先生です。空腹の子供に顔を分け与える優しさや、愛と勇気を友として戦う正義感を持つアンパンマンは、幼稚園の頃からの憧れでした。 ところが26歳になった現在でも、私はアンパンマンのよう優しさや正義感、愛や勇気や強さを持ち合わせていません。寧ろどんどんかけ離れていると感じます。 アンパンマンへの道はなんと険しいのだろうと、今回楊梅をきっかけに反省しました。/くにたち太郎
●楊梅は老木になると葉が丸みを帯び、葉の幅も広くなるとネットに出てました。ホントかな?何だかヒトの理想形にも似ていると思って親しみが湧きました。食用にはお腹をこわしやすいとありましたが、徳島県のやまもものアイスキャンデーは、大好物です。 /なみはやらんる
●植物の季語は、似たようなものがたくさんあるので、詠み分けは難しいですね。実際に触れるのが一番ですが、楊梅は全国的に流通しているわけではないので、特に北日本の方は苦労されたのではないかと思います。本サイトの兼題紹介欄にある『紫紅色の丸い実は、そのまま食べるほか、ジャムや果実酒などにも用いられる』という説明は、同じく夏の季語である「さくらんぼ」にもそのまま当てはまります。樹木は全然違うので、実ではなく樹を詠むか、実の大きさ・表面の形状に注目して詠むと、楊梅らしい句になるかもしれません。/いかちゃん
●「楊梅」と「蛇苺」どこが違うの?から今回の句作は始まりました。一番大きな違いは、前者は背の高い木になるのに対し、後者は茎が地を這うようにして成長し実をつけること。そこから「楊梅」は、落下したり、その様子が激しいことで注目を浴びたり、逆に落下しないと見過ごされたりする点が特徴かなと感じました。また、小さくて赤い実は、手に取りたくなる衝動に駆られるし、個人的にはマ行の連続も穏やかなイメージがあり親しみを感じます。今回は諸事情があって推敲しきれなさが残るのですが、現状できる範囲で投稿させていただきました。/高橋寅次
〇別の季語と比較することで、その季語の特性を分析していくというのも一つの手法ですね。

●季語を多数使って成立する句とは どのようなものがありますか?/クロチョイス
●俳句では「季語」を17音の中に1つしか使用しないのが基本とはこれまでも聞いてきました。しかし春の季語を使用する際にその俳句に秋をイメージさせる内容に発想を飛ばしたい時、秋の季語や関連する言葉を入れてはいけないのでしょうか? また、そういう事は行わないように考えるべきなのでしょうか? 例えばツバメが子育てするのは5月頃かと思いますが、その巣立つツバメの雛たちが秋に南国に元気に旅立ってほしい、と思う気持ちを詠みたい時などは春と秋の関連を外して俳句を考え難いのですが、そういう際の創作方法を教えていただければ幸いです。/中川 徳之
〇「秋燕」という季語もありますし、「くろがねの秋の風鈴鳴りにけり 飯田蛇笏」のような名句もあります。工夫次第です。

●初歩の質問で申し訳ありません。 地方の行事、動植物、時効なども季語となるのでしょうか?/南城馬天
〇季語となっているものもありますし、積極的に季語としようとしている人たちもいます。

●夏井いつき様、いつもプレバト見ています。夏井いつき様は、俳句が、浮かばない、スランプの時は、ありますか?又、そういう時は、どうやって乗り越えますか?/コタロー
〇一つは、基本に戻る。もう一つは、吟行に行く!

●伝統俳句の一端にいます。現代俳句を詠むと、「おもしろいわねー。」と言われます。決してほめ言葉ではありません。言われると、冷や汗がでます。伝統俳句と、現代俳句のあいだには、深くて暗い川が流れているようです。伝統俳句におさまりきれない時は、ここに来ます。ここで、「王様はロバの耳持つみどりの日」とか詠みます。逃げ込み先があってよかったです。/中原秋波子
〇伝統俳句、現代俳句という括りで俳句を考える必要があるのだろうかといつも思います。「俳句は、何をやったっていい。そこに一片の詩があれば。」私は、このように考えています。

 

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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