俳句ポスト365結果発表

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第229回 2019年10月3日週の兼題

初冬

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よしあきくん一期一会の一句!

 「いで湯と城と文学のまち・松山」を応援するのが、それがしの務め。本サイトを応援することも我が喜びにござる。そして、我が座右の銘は「一期一会」。我が心に怒濤の感動を呼び起こす一期一会の一句、今週もドドドーン!とご紹介いたしますぞ!
 以下、●が皆さんからの投稿。○が拙者のコメントでござる。

◆よしあきベストセレクション
第10位
初冬の磯辺の哀愁カラスをり ろん
○ろん殿、よしあきくんでございまする。カラス殿も冬になってガンバっておいででございまする。拙者もお城山でガンバルのでございまする。

初冬やお化け屋敷で彼を抱き 伊藤善隆
○伊藤善隆殿、お化け屋敷でございまするか。彼殿をそのようなところで。でございまするか。彼殿はお化け殿でございまするか。なかなかの寒さでございまする。

初冬の駆け落ち走る走る畔 萌
○萌殿、それは走るのでございまする。どんどん走るのでございまするな。拙者もなぜだか走るのでございまする。

美代の頬真っ赤に染める初冬かな 松山の大好きな老学生守安雄介
○松山の大好きな老学生守安雄介殿、美代殿でございまするか。真っ赤な頬がよろしいのでございまする。拙者からも美代殿によろしくお伝えくださいませ。

仏滅に式上げる子の冬はじめ 嫌佐久
○嫌佐久殿、さようでございまするか。いよいよお式でございまするか。拙者からもお祝い申し上げまする。

第9位
初冬よ今年は遅れてきておくれ 銀蜻亭
●被災された方々が一日でも早く、暖かく過ごせますように。/銀蜻亭
○銀蜻亭殿、さようでございまするな。今年の冬殿は暖かくしていただきたいのでございまするな。冬殿にもよろしくお伝えくださいませ。

まだ降らぬ雪を案ずる初冬かな 愚老
○愚老殿、さようでございまするな。冬殿はゆっくりでございまするな。どうぞ、暖かい冬殿でお願い申し上げたいのでございまする。

柳生に来しキラリ初冬一刀流 春果
○春果殿、柳生一刀流殿でございまするか。初冬殿の刀はキラリでございまするな。

就寝の厠へ増えし冬初め 雅由
○雅由殿、さようでございまするな。夜の厠殿は、冷えるのでございまするな。どうぞ、厠殿にもよろしくお伝えくださいませ。

第8位
やっと使えるチェックストール初冬だ 飴
○飴殿、チェックストール殿でございまするな。初冬殿もお元気でございまするな。

初冬や衣入れかへ防虫香 わわ
●初冬を迎え朝晩肌寒く、温かい冬物をだしました。 仕舞う時にいれたナフタリンの強い匂いが時の流れと 来たる冬のお洒落を同時に教えてくれました。/わわ
○わわ殿、冬着をお出しでございますか。拙者も、そろそろ、と考えておりまするが、拙者の冬着はたいへんなのでございまする。

初冬やスースーとスーツ突き抜け 渡邉 康之
●いつまでも夏の薄いスーツを着用していたので、スーツの中を風が吹き抜けていきました。/渡邉康之
○渡邉康之殿、さようでございまするな。冬の風が吹き抜けるのでございまするな。拙者には吹き抜けることがないのでございまするが。

初冬やダウン着て寝る四畳半 北村 鯨子
●昔懐かしい話ですが、学生の頃は下宿(アパート)には貧乏で仕送りも少ないため、物も何もなく、薄い布団では 冬になると寒くて寝ていられません。当然外で着るオーバーやジャンパーを羽織り、ズボンを重ねて穿いてウトウトしたものです。若い人には分かるかなぁ!/北村 鯨子
○北村 鯨子殿、さようでございまするか。拙者は重ね着をしておりまする?ので、大丈夫でございまする。

初冬を感じぬリアル肉襦袢 研知句詩
●季節の移り変わりの肌寒さを感じないほど太ってしまった切ない今日この頃を詠みました。/研知句詩
○研知句詩殿、それは拙者のことでございまするか。申し訳ございませぬ。拙者も寒さを感じることがあまりないのでございまするが。

第7位
生足の街から消えて初冬へ 一心
○一心殿、さようでございまするな。生足殿は、いいのでございまするな。しかし、冬は生足殿にも寒すぎるのでございまするな。

初冬や輝く人の肌ぢから 桔梗
●初冬を迎え肌ぢからの輝く人は美しい。羨ましい限りである。女性はみな生まれ持つ肌に磨きをかけて輝ける人となる。/桔梗
○桔梗殿、輝くのでございまするな。拙者もうらやましいのでございまする。拙者のお肌は輝かないのでございまする、グスン。

初冬に穂高夢見て丹沢へ 越仙
○越仙殿、登山殿でございまするか。冬の登山殿は厳しいので、お気を付けくださいませ。拙者は、登山殿は無理でございまする。

初冬や札幌行くか長浜か 札六(関屋@和祝句会)
○札六殿、さようでございまするか。ずいぶんと離れたところの洗濯に思えますが。拙者も札幌か長浜かにうかがいたいのでございまする。

初冬や窓に寄り添い夢の中 桂坂
○桂坂殿、夢の中殿でございまするか。窓殿の側では寒いのでございまする。お気を付けいただきたいのでございまする。

初冬やタイヤの下からカメムシ2匹 紀州快速
●冬用タイヤの点検をしようと、タイヤを動かすと、越冬中のカメムシが2匹出て来た様。 /紀州快速
○紀州快速殿、さようでございまするか。カメムシ殿はお元気でございまするか。カメムシ殿は冬殿とどのようにお過ごしになるのでございましょうか。

澄みわたる初冬の空舞う枝葉 治もがり笛
○治もがり笛殿、さようでございまするな。初冬殿の空殿が美しいのでございまするな。枝殿も葉っぱ殿もお元気でございまするな。

第6位
初冬の豪雨憎しや孫は来ず 荒磯魚々
●冬休みの前日に孫から、「明日お泊りするから」との電話があり楽しみにしていたが、当日朝から大雨になって来れなくなりました。その時の気持ちを詠みました。/荒磯魚々
○荒磯魚々殿、お孫さまはおいでになれず、残念無念でございまする。お天気が良くなり、お孫さまとお過ごしになれますように。

初冬やミサイル軌跡日本海 大三郎
●大和平に漁に出て災難に遭遇しないことをお祈りします。/大三郎
○大三郎殿、さようでございまするな。ミサイル殿もあまり飛んでこられないことを祈っておりまする。

初冬にタックルの意味理解して 州芳
○州芳殿、さようでございまするな。みなさま、ラグビーファンでございまするな。もしかして、違うのでございまするか?

タイガース奇跡の勝利初冬に 定規(じょうぎ)
○定規殿、タイガース殿でございまするか。奇跡が起こることを願っておりまする。

初冬や子らの悲鳴の温暖化 田邉真舟
○田邉真舟殿、ますますの温暖化殿が進んでおいででございまする。子ら殿も悲しんでおいででございまする。

初冬や朝ドラスカーレットスタート 三寺ひろみ
○三寺ひろみ殿、スカーレット殿でございまするな。拙者も応援しているのでございまする。

初冬にあげる消費税殺生なり 秋桜
●何日前か食品以外のもの色々にも税金があがり恐れ入りました/秋桜
○秋桜殿、上がっておるのでございまするな。消費税殿が上がっておるのでございまするな。

第5位
初冬コンビニ店員肉まん蒸す 花村マン
○花村マン殿、拙者も肉まん殿は大好きなのでございまする。コンビニ店員殿にガンバっていただきたいのでございまする。

初冬に羊羹食うて庭を掃く 泥塗れのポスト
○泥塗れのポスト殿、庭殿を掃かれるのに羊羹殿?でございまするか。拙者も羊羹殿は好きなのでございまするが。

初冬ってがらではなくてアイス喰む 青木健一
○青木健一殿、アイス殿は一年中、美味しいのでございまする。拙者も一年中、アイス殿でございまする。

ネズミさえ初冬子連れも我になし 詩楽麿
○詩楽麿殿、ネズミ殿も子連れ殿でございまするか。人生もネズミ生もいろいろでございまする。拙者もいろいろでございまする。

第4位
初冬の温度差にリモコンキー曲がり 太上天君
○太上天君殿、リモコンキー殿が曲がるのでございまするか。さて、どうされたのでございまするか。リモコンキー殿が心配でございまする。

ぽけっとの温度懐かしき初冬 箪笥
●5 8 4ですが、このようなものは許容されるのか、どのような切れ方なら許容されるのかなど知りたいです (プレバトで初句は余ってもよいとされていたと思います、そういう話がしりたいです)/箪笥
○箪笥殿、ポケットに手を突っ込まれたのでございまするな。拙者のポケットも暖かいのでございまする。組長殿も、だいたい575で良いとおっしゃっておられたと思います。

第3位
初冬に受験勉強一番星 秋籠る
○秋籠る殿、受験勉強殿をガンバっておられるのでございまするな。拙者も、応援するのでございまする。一番星になっていただきたいのでございまする。

禿頭解けぬ命題初冬かな 松岡 哲彦
○松岡 哲彦殿、解けない難問殿でございまするか。拙者の頭では解けないことがたくさん、たくさんでございまする。

第2位
初冬やわたくしという力かな 多可木@ノエル
○多可木殿、さようでございまするな。みなさまの力でございまするな。拙者も力はあるのでございまするな。

第1位
朱のドレスまとった子犬初冬かな 燕子花茜
●ほとんど落ちてしまった紅葉の上を子犬が転がり、赤色の紅葉が体中についている様子を表しました。/燕子花茜
○燕子花茜殿、子犬殿が可愛いのでございまする。朱いドレス殿も可愛いのでございまする。拙者も子犬殿は大好きでございまする。

◆掲示板

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

◆「ギャ句」に挑戦!
 古今東西の名句を1音変えてみると、愕然と意味が変わる?!「最小の音変換による最大の意味変換」を狙う知的遊びであります。

初冬の母の袖無し羽織り蹴り ⑦パパ
●ギャグ句です 元句:初冬の母の袖無し羽織りけり 小池槙女/⑦パパ
初冬や向上の一路また開かず ⑦パパ
●ギャグ句です。 元句:初冬や向上の一路まだ開かず 夏目漱石/⑦パパ
○⑦パパくん、いやどうもどうもどうだです。金子どうだです。なるほどほどほど。まあ、人生そんなこともアルジャロウ。ひとつ、よろしく哀愁!うほん。

【ギャ句】初冬やどこに落ちても死ぬる滝 いさな歌鈴
●【元句】初冬やどこに立ちても見ゆる滝 星野立子/いさな歌鈴
【ギャ句】初冬やぴんと張りたる髭のタマ いさな歌鈴
●【元句】初冬やぴんと張りたる袖たもと 橋本鶏二/いさな歌鈴
【ギャ句】初冬の夫ともならず性の雨 いさな歌鈴
●【元句】初冬の音ともならず嵯峨の雨 石塚友二/いさな歌鈴
【ギャ句】はつふゆや麩を満たしたる洗面器 いさな歌鈴
●【元句】はつふゆや湯を満たしたる洗面器 菅沼琴子/いさな歌鈴
【ギャ句】初冬や氷の底の飲めん酒 いさな歌鈴
●【元句】初冬や行李の底の木綿縞 細見綾子/いさな歌鈴
○いさな歌鈴くん、おお、そうかそうか草加せんべい。まあそうじゃのう、麩がそんなに好きなのか。そうかそうか草加せんべい。それにしてもじゃ、性格によっては、夫もたいへんじゃからのう、うほんごほん。

冬はじめ十日の六時真暗に じゃすみん
●ギャ句です。 元句「冬はじめ投函の六時真暗に  山口誓子」  /じゃすみん
初冬の海向いて居るコリーかな じゃすみん
●ギャ句です。 元句「初冬の海向いて居る鳥居かな  内藤鳴雪」/じゃすみん
初冬の炬燵は庭の王者かな じゃすみん
●ギャ句です。 元句「初冬の蘇鉄は庭の王者かな  尾崎放哉」  /じゃすみん
○じゃすみんくん、おお、よろしいよろしい。なかなかのもんじゃ焼き。確かに、6時は暗いからのう。そういうコリーもあるからのう。しかし、庭に炬燵とはのう、うほん。

はつ冬や我が子作りその筆捌 トマト使いめりるりら
●ギャ句でトマト。元句は「はつ冬や我が子持ちそむ筆硯」/飯田蛇笏 /トマト使いめりるりら
○トマト使いめりるりらくん、ん、なんじゃなんじゃなんじゃもんじゃの木。そんなこんな、どんなもんじゃの木。うほんごほーん。

初冬の古老の医師は禿げしまま にゃん
●ギャ句 元句「初冬の鋪道の石は欠けしまま」今泉貞鳳/にゃん
妻美奈の尻かんばしや冬はじめ にゃん
●ギャ句 元句「つまみ菜の汁かんばしや冬はじめ」松瀬青々/にゃん
初冬の俺枯れ寂びぬ校閲期 にゃん
●ギャ句 元句「初冬の苔枯れ寂びぬ光悦寺」長谷川かな女/にゃん
気になりて毛の数かぞふ冬はじめ にゃん
●ギャ句 元句「木に倚りて木の数かぞふ冬はじめ」岡本眸/にゃん
あらたかな冬のはじめや火事に雨 にゃん
●ギャ句 元句「あたたかな冬のはじめや樫に雨」藤田あけ烏/にゃん
初冬の譲渡びくりす熊の肌 にゃん
●ギャ句 元句「初冬の浄土びかりす熊野灘」福田甲子雄/にゃん
初冬や氷の底のお面皺 にゃん
●ギャ句 元句「初冬や行李の底の木綿縞」細見綾子/にゃん
初冬の継ぎ痕まざと僕黒部 にゃん
●ギャ句 元句「初冬の月痕まざと奥黒部」有働亨/にゃん
鱈の顔して冬のはじめのほとの神 にゃん
●ギャ句 元句「只の顔して冬のはじめのほとの神」森澄雄/にゃん
初冬や俄にかわく腹の音 にゃん
●ギャ句 元句「初冬や庭木にかわく藁の音」室生犀星/にゃん
初冬やチャペルの先の栗鼠キレて にゃん
●ギャ句 元句「初冬やシャベルの先の擦り切れて」山口青邨/にゃん
○にゃんくん、うんん、どうしたどうした竹下景子。禿じゃと。ワシは髪の数なぞ数えておらんのじゃ。ほんとにほんとにご苦労さんじゃ。まあ、黒部に行って、ほとの神の鱈ちゃんでも拝んでくることじゃ、うほんげほん、ごほごほ。

「ギャ句に挑戦!」戴かな福のはじめや菓子の雨 ひろ志
●原句は「あたたかな冬のはじめや樫に雨/藤田あけ烏」 /ひろ志

「ギャ句」言い切るの大好き「冬野萌が波瑠に似てる!」 亀田荒太
●(元句)「生きるの大好き冬のはじめが春に似て/池田澄子」冬野萌(ふゆのはじめ)さんが女優の波瑠さんに似ているそうです。/亀田荒太
○亀田荒太くん、ん、誰じゃ誰じゃ、どうしたのじゃ。ワシには分からんが、そうなんじゃろう。アルジャロウ。うほん。

ギャ句“:初冬の荻も芒もたばねけり 吉村よし生
●原句:初冬の萩も芒もたばねけり/正岡子規 /吉村よし生
ギャ句“:初冬の黒き皮剥くハバナかな 吉村よし生
●原句:初冬の黒き皮剥くバナゝかな/正岡子規 /吉村よし生
ギャ句“:初冬に何の苦もなき一日かな 吉村よし生
●原句:初冬に何の句もなき一日かな/正岡子規 /吉村よし生
ギャ句“:初冬の家ならびけり妻の里 吉村よし生
●原句:初冬の家ならびけり須磨の里/正岡子規 /吉村よし生
○吉村よし生くん、ほうほうほうたるこい。ハバナでは、黒い皮をのう。まあ、苦も無いこともよいことじゃ。うほん。

浪々の懐見ても初冬かな 根本葉音
●ギャ句です。元句は「浪々のふるさとみちも初冬かな/飯田蛇笏」/根本葉音
初冬やふたつ子に場所取らせ見る 根本葉音
●ギャ句です。元句は「はつ冬やふたつ子に箸とらせ見る/暁台」/根本葉音
初冬やドバイとおもふ人来り 根本葉音
●ギャ句です。元句「初冬や訪はんとおもふ人来り/与謝蕪村」/根本葉音
初冬や鶴見の旅は水曜まで 根本葉音
●ギャ句です。元句は「初冬や鶴見の旅の周防まで/松根東洋城」 鶴見線(JR東日本)の駅巡りの旅は、水曜まで申し込み可ですよーという意味(く、苦しい!)/根本葉音
初冬にだけ見えるなりシーサイド 根本葉音
●ギャ句です。元句は「初冬の竹緑なり詩仙堂/内藤鳴雪」シーサイドホテルは初冬にだけやっていますという意味(汗。/根本葉音
○根本葉音くん、ふんふんふん鹿の糞。いやあ、なかなかご苦労をおかけしたようじゃのう。よろしいよろしい。しかしじゃ、ドバイやら、シーサイドやら、いろいろと集まっていただくのもいいじゃあ内科小児科肛門科。うほん。

初冬の道伸びゆけば難工事 山香ばし
●ギャ句 元句は「初冬の道伸びゆけば善光寺/廣瀬直人」/山香ばし
初冬や野辺同宿す藪の中 山香ばし
●ギャ句 元句は「初冬や野葡萄熟す薮の中/寺田寅彦」/山香ばし
初冬のシロコロ煮たモツ色や何 山香ばし
●ギャ句 元句は「初冬のこころにたもつ色や何/原コウ子」/山香ばし
初冬の月痕まだ遠く黒部 山香ばし
●ギャ句 元句は「初冬の月痕まざと奥黒部/有働亨」/山香ばし
しのび寄る光るトカゲと初冬かな 山香ばし
●ギャ句 元句は「しのび寄るひかりと影と初冬かな/中山純子」/山香ばし
はつ冬や妹のメイの大きな丸 山香ばし
●ギャ句 元句は「はつ冬や万年青の銘の翁丸/久保田万太郎」/山香ばし
○山香ばしくん、ほうほうほうたるこい。なかなかのもんじゃ焼き。「難工事」はよろしいよろしい。「モツ色」もちょっと好きじゃ。その、なんじゃ、メイくんにも紹介してもらいたいがのう、うほんごほほん。

頭頂に羽虫とぶ日の禿はじめ 星埜黴円
●元句: 山頂に羽虫とぶ日の冬はじめ  篠田悌二郎/星埜黴円
初冬や涙のごとき糞流れ 星埜黴円
●元句: 初冬や涙のごとき雲流れ  岸秋渓子/ 昔、イミテーションゴールドを聞いたとき、「彼が窓辺で話しかけるわ/流れる糞さえ季節の色だと」と思っていました。/星埜黴円
由美脱ぐと初老の満座ふりかえる 星埜黴円
●元句: 湯にゆくと初冬の星座ふりかぶる  石橋秀野/ 御老公は、初老なのかな? 弥七は初老っぽいかな。由美かおるは、いつまでも若いな。/星埜黴円
はつふゆや下呂満たしたる洗面器 星埜黴円
●元句: はつふゆや湯を満たしたる洗面器  菅沼琴子/ あくまでも、下呂温泉のきれいなお湯です。汚い俳句ではありません、たぶん。/星埜黴円
初冬や樹の根掘ろうはやな仕事 星埜黴円
●元句: 初冬や樹の根貰うて山仕事  原月舟/星埜黴円
初冬の上手テトリス熊野灘 星埜黴円
●元句: 初冬の浄土びかりす熊野灘  福田甲子雄/星埜黴円
初冬の尻伸びゆけば便通痔 星埜黴円
●元句: 初冬の道伸びゆけば善光寺  広瀬直人/星埜黴円
極上の絮が手に入る冬はじめ 星埜黴円
●元句: 屋上の絮が江に降る冬はじめ  宮武寒々/星埜黴円
朝泣の頬のももいろに姫はじめ 星埜黴円
●元句: 朝凪の帆のももいろに冬はじめ  柴田白葉女/星埜黴円
初冬の音蚊も鳴らす佐賀の雨 星埜黴円
●元句: 初冬の音ともならず嵯峨の雨  石塚友二/ 佐賀の蚊は、越冬するぎんた、がばこわかです。/星埜黴円
涎の手俺ゴメンの冬始まる 星埜黴円
●元句: 前垂の手織木綿の冬始まる  草間時彦/星埜黴円
金目の切れしが冬のはじめなり 星埜黴円
●元句: 赤糸の切れしが冬のはじめなり  赤澤千鶴子/星埜黴円
初冬や股間をかくす藁の音 星埜黴円
●元句: 初冬や庭木にかわく藁の音  室生犀星/星埜黴円
木にあそぶ杣に初冬の犬吠えぬ 星埜黴円
●元句: 忌にあそぶ杣に初冬の犬肥えぬ  岡部弾丸/星埜黴円
"がみらすは宇宙のかなた冬はじめ " 星埜黴円
●元句: てのひらは宇宙のひとつ冬はじめ  丸山街道/星埜黴円
初冬の岩戸のかげに天照入るゝ 星埜黴円
●元句: 初冬の平戸のかげに汽船入るゝ  前田普羅/星埜黴円
初冬の借金取に金少し 星埜黴円
●元句: 初冬の大塵取に塵少し  阿部みどり女/星埜黴円
初冬や盗犯とおもふ人来り 星埜黴円
●元句: 初冬や訪はんとおもふ人来り  蕪村/星埜黴円
初冬の禿薬なり資生堂 星埜黴円
●元句: 初冬の竹緑なり詩仙堂  内藤鳴雪/星埜黴円
○星埜黴円くん、いやどうもどうもどうだです。なんとなんと南都銀行。ガンバッタじゃあ内科小児科肛門科。おまけに、リューマチ科。と思っておったが、禿じゃと。誰のことじゃ、ワシはそんなことは気にはしておらん、気にはしてオランのじゃ、気にはしておらん。ふんふんふん鹿の糞、うほん。

あたたかな冬のはじめや下賜の飴 西村 小市
●どうだ先生に捧げるギャ句゛シリーズ@原句は《あたたかな冬のはじめや樫に雨/藤田あけ烏》/西村 小市
ガス灯透き初冬へのびる悪女の手 西村 小市
●どうだ先生に捧げるギャ句゛シリーズ@原句は《ガス灯透き初冬へのびる握手の手/和田悟朗》/西村 小市
きよらかに庭がありけり冬はじめ 西村 小市
●どうだ先生に捧げるギャ句゛シリーズ@原句は《きよらかに川がありけり冬はじめ/飛鳥田?無公》/西村 小市
一悪を断つと初冬の天に告ぐ 西村 小市
●どうだ先生に捧げるギャ句゛シリーズ@原句は《一木を断つと初冬の天に告ぐ/川島喜由》/西村 小市
走れトロイカ ミルク初冬の喉に白し 西村 小市
●どうだ先生に捧げるギャ句゛シリーズ@原句は《ペレストロイカ ミルク初冬の喉に白し/国しげ彦》/西村 小市
出没のすばやきロビン冬はじめ 西村 小市
●どうだ先生に捧げるギャ句゛シリーズ@原句は《出没のすばやき洩瓶冬はじめ/赤松蕙子》/西村 小市
冬浅き畳にひろぐはじき類@組事務所 西村 小市
●どうだ先生に捧げるギャ句゛シリーズ@原句は《冬浅き畳にひろぐ肌着類/高澤良一》/西村 小市
初冬のけはひにあそぶ酒と月 西村 小市
●どうだ先生に捧げるギャ句゛シリーズ@原句は《初冬のけはひにあそぶ竹と月/原裕》/西村 小市
○小市くん、どうもどうもどうだです。いや、なかなかのもんじゃ焼き。ホッとするもんじゃ焼き。「走れトロイカ」は懐かしいのう。悪女から逃れ、悪を打つのかのう。ドンパチはたいへんじゃのう。ロビンくんにガンバってもらいたい、うほんごほん。

◆今週の「聞き做し季語」?!
 兼題の季語が、耳にどう聞こえるか?……というクダラナイ試み。

発注振る・暑冬・あっち冬・初浮遊 さとう菓子
●「聞き做し季語」/さとう菓子
○さとう菓子くん、いや、どうだです。なんか聞こえ方が可愛いのう。いいじゃあ内科小児科肛門科。うほん。

「聞き倣し季語」初頭 書道 諸島 消灯 ひろ志
○ひろ志くん、おお、こちらは音読みで来たか。なるほどほどほど。いや、その調子で、ひとつ、よろしく哀愁!うほん。

「聞き做し季語」What's? Who You? 亀田荒太
●えーっ、何だー? お前、誰だー?/亀田荒太
○亀田荒太くん、なんじゃなんじゃなんじゃもんじゃの木。ごほんげほん。咳が出るわい、うほん。

heart to you 大塚迷路
●聞き做し季語です。(和風英語?) /大塚迷路
○大塚迷路くん、いやどうもどうもどうだです。サンキューサンキューサンキューベリマッチ売りの少女、うほん。

「聞き做し季語」酒盗 竹織
●酒を盗んででも呑みたくなる罪な「あて」。/竹織
○竹織くん、そうかそうか草加せんべい。あては雁之助でんねん。ごほげほ。うほん。

◆今週の「なんちゃって回文」

宴会続く初冬から粥棄つ佩く筒いかんえ sakura a.
●回文です。 えんかいつづくはつふゆからかゆふつはくづついかんえ 棄つ→ふつ  太刀を佩くように酒筒を腰からさげているようすを京言葉で忠告されているさまです。 無理があるでしょうか?/sakura a.
お爺泳ぐ初冬に湯普通ハグよ老い路を sakura a.
●回文です。 おじいおよぐはつふゆにゆふつはぐよおいじお       *お爺さんが温水プールや広い風呂に抱かれて癒されているようすです。/sakura a.
○sakura a.くん、おお、なかなかの労作じゃ。よろしいよろしい。まあ、そろそろ宴会の季節も始まるからのう。よろしおすえぇ。うほんごほん。

初冬へ来し子規へ夕石蕗 あつちやん
●なんちゃって回文 はつふゆへきししきへゆふつは 少し楽しくなってきた回文づくり。/あつちやん
○あつちやんくん、おお、穏やかに出来てオール5。まあ、子規さんにしては、少々、破調じゃが、これはこれで、楽しい。ひとつ、その調子で、よろしく哀愁!うほんげほん。

初冬や榛名に鳴るは野夕鍔 ウロ
●回文俳句です。 はつふゆやはるなになるはやゆふつば / 八州血祭り笠は忠治の長脇差「小松五郎」、夕方になると鍔が鳴りだすのです。 /ウロ
衣は神田初冬打つは啖呵売 ウロ
●回文俳句です。 いはかんだはつふゆぶつはたんかばい / 啖呵売(たんかばい):啖呵売り。縁日に威勢のいい口上を調子よく言い立てながら物を売ること。また、その香具師・的屋・露店商・実演販売。/ そろそろ秋もおわりかという境内で神田の風采の男が、タンカバイをしていた。人だかりもなくて何だか侘しいものだ。/ウロ
○ウロくん、おお、そうかそうか草加せんべい。なかなか、異性が、いや、威勢がいいのう。懐かしい風景じゃあ内科小児科肛門科。うほん。

由布椿屋は終いマジ早き初冬 くろべぇ
●なんちゃって回文 ゆふつばきやはしまいまじはやきはつふゆ/くろべぇ
冬はじめまかり通る鳥釜飯は由布 くろべぇ
●なんちゃって回文 ふゆはじめまかりとるとりかまめしはゆふ 湯布院の観光案内でござる なんちゃって/くろべぇ
○くろべぇくん、なるほどほどほど。湯布院に行ったか。いいのういいのう伊能忠敬じゃ。ゆっくりと湯に浸かりたいもんじゃ焼き。2句とも、良く出来てオール5。うほほん。

夜見な初冬しばし由布津は波よ さとう菓子
●「なんちゃって回文」よみなはつふゆしばしゆふつはなみよ(由布津=由布市の河川の船着き場)/さとう菓子
○さとう菓子くん、おお、キミも湯布院か。いいじゃあ内科小児科肛門科。まあ、旅を楽しんでもらいたいもんじゃ焼き。うほん。

友の冬はじめ夢路はゆふの元 塩の司厨長
●(とものふゆはじめゆめじはゆふのもと) 回文俳句です。初冬を迎えた友人の夢は九州を走る特急列車「ゆふ」に乗ること、だと申しておりました。今回は「冬はじめ」で作句致しました。ご容赦下さい。/塩の司厨長
○塩の司厨長くん、まあ、よろしいよろしい。傍題も可じゃ。しかし、今週の兼題のせいか、穏やかに出来ておる回文俳句が続くのう。いや、嬉しいもんじゃ焼き。うほん。

初冬の火葬場嘘か野湯仏は 星埜黴円
●回文です。 はつふゆのかそうばうそかのゆぶつは/星埜黴円
肥後の国の宇土よ初冬の肉の恋 星埜黴円
●回文です。 ひごのくにのうとよしよとうのにくのこひ/星埜黴円
村の長は初冬打つは稲架乗らむ 星埜黴円
●回文です。 むらのさははつふゆぶつははざのらむ/星埜黴円
○星埜黴円くん、なんとなんと南都銀行。初冬らしい回文になったのう。いや、よろしいよろしい。争いが起きそうな空気じゃのう。うほん。

瀬は朝初冬と言う翼合はせ 西川由野
●回文です「せはあさはつふゆとゆふつばさあはせ」/西川由野
初冬毛布抱き懦夫羽毛と餘事 西川由野
●回文です「しょとうもうふだきだふうもうとよじ」・・・漢字出ますでしょうか?だ=(りっしんべんに需)よ=(食に余) /西川由野
○西川由野くん、初句は冬の景が見えるのう。いいのういいのう伊能忠敬じゃ。2句目は、ご苦労をかけたのう、うほんごほん。

茎を結ふ兵も初冬を聴く 遠音
●回文俳句。くきをゆふつはものもはつふゆをきく/草の茎を、編んでいた。地の上のものはみな、色を失い、雑草も引けばあっけなく抜けてしまった。編むには固く、引き絞るたびに細かく折れ曲がっていく。鞘がいつ緩んだのか、ずるっと刀が抜け落ちてしまうのだ。柄と結び合わせようと思い立ち、草を物色し、いつしか夢中で編んでいた。鯉口からのぞいている刀身には、拭いきれぬ血や体液がこびりつき、乾いて色を失っている。意味を考えてはならなかった。生きる。駆ける。得物を構える。幾たびも浴びた、生暖かく生臭いものが、今また鼻をつく。意識が染まりそうになった刹那、背後から髪を吹き散らして、見えないものが抜けていった。ざんばら髪が視界を遮る。己の臭気とともに、甘い気配がひとすじ、流れた。見上げると、いつの間にか、厚く灰色に垂れ込めている。ああ、雨だ。いや、雨がこごるときの、においだ。白いものに変わるときの。だいすきだった。こどものころ、このにおいをもとめて、河原へいったっけ。けものの匂いをふきけして、ふきわたるなかに、あめとゆきのはざまのあまいけはいをしゅんかん、ぜんしん鼻にしてすいこむのだ。おとなたちがいやがる、ふゆ。ああ、ぼくは/遠音
○遠音くん、なるほどほどほど。冬の心象が広がるのう。いや、いつも、よろしいよろしい。その調子で、ひとつ、よろしく哀愁!うほん。

策安易の初冬図書の印飽くさ 純音
●回文俳句。さくあんいのしょとうとしょのいんあくさ/野桃摩耶。21歳。極音句会で一目惚れしてしまったマダムキラーこと大羽田優弦が、両子主催の小人数句会に来ることを知り、有休を使って髪型や洋服などばっちり極めたものの、何かしら違和感と不安を抱くうら若き俳句女子である。 よく眠れないまま翌朝を迎えた。会社のドアを開けたとたん、社員一同の強い視線を感じた。「摩耶ちゃん・・随分と気合い入れてきたわねえ。誰だかわからなかったわよ。」囁くように話しかけてきた両子もまた、朝にかけなおしてきたのであろう、螺旋ヘアーが一昨日よりもビヨヨヨンとよく揺れた。「今夜のこと大丈夫?誰にも言ってないでしょうね?」「はい、決して。」 そーしてなんとか一日の仕事をこなし、公民館のある小岩駅で下車し、近くの蕎麦屋で腹も満たした二人は公民館の中へと入っていった。句会の行われる部屋は二十畳ほどの畳の部屋で、すでに卓を囲んでほとんどのメンバーが席についていた。「こんばんは。もうみんな揃ってる・・・あ、まだ彼来てないのお?」「まだ来てないのよ!両子さん!ほんとにほんとに来るんでしょうねええ!」飢えた闘犬のごとく言葉を返したのは御年90の俳児さんであった。 と、そのとき表の方でバイクのエンジン音であろうか、品のいい重低音が響いて止った。いつも無口なデュー句トウゴウさんが珍しく口を開いた。「あの音はホンダRC213V、フルレプリカのマルケス仕様だ。こやつ・・ただ者ではないぞ。」やがて階段を上がるスリッパの音が聞こえ、ゆっくりと引き戸が開いた。 上背180は優にあろう、すらーっとしているが明らかに引き締まった肉体に長い脚、そしてなんとも爽やかな笑顔であるのだが、その瞳の奥にはどこまでも少年のような冒険心をたたえているのだった。「こんばんは、大羽田です。今夜はお誘いいただいてありがとございます。」眩しい・・とにかく眩しいのだ・・。夜間工事の投光器に照らされたごとく部屋が真っ白になり、一同完全にフリーズ状態となってしまった。「灰になったよ・・真っ白な灰に・・」あしたのジョー句さんの呟きに、一同なんとか我に返り、両子はなぜか拍手をし始め、それに釣られて皆も手をたたき出し、ついに俳児さんの指笛までも鳴り渡り始めた。「優弦君・・よく・・よくぞ来てくれたわ・・まさかほんとに・・」涙と鼻水とつけ睫毛で言葉に詰まった両子の横で、摩耶もまたこれが本当に現実なのか受け止められずにいた。思えば極音句会では、いつも50メートルは離れたところからでしか見ることができなかったのだが、それがこんな至近距離の手を出せば触れることさえできる現実に、すべての思考回路は停止し、ただNHKのど自慢大会の例の鐘の音が再び無限ループし始めるのだった。「優弦君・・今日はバイクで来たの?」両子がつけ睫毛を付け直した顔で聞いた。「はい。」「キャー、いい!あたしを後に乗せて走って欲しいわ~!第三京浜!」両子のやり取りに女性メンバー一同こめかみに青筋がうねり、俳児さんは湯呑を倒し、摩耶もその第三京浜とやらをガス欠するまで行ったり来たりして欲しいと思った。 「ところで、みんなの自己紹介するまでもないんだけど・・優弦君は・・彼女だけ、まだ知らないわよねえ。」そう言いながら両子が目線を送ってきた。摩耶の心拍数はキツネの魔の手から辛うじて逃れた野ネズミのそれよりもはるかに高くなっていた。「摩耶ちゃん、自己紹介してよ。」 顔を見ることができなかった。うつむく先には昨日染められたファイナル・エモーショナルなんとかの赤い爪がちらりと見える。なんでこんな派手な赤に染められたのか。うちが田舎者だってわかったからか。そうさ、どうせうちは高知の山奥の山猿ぜよ、田舎者ぜよ・・嗚呼、おじーちゃん何してるやろ。脱藩の道が懐かしい、脱藩に帰りたい!帰りたいぜよおお! 「の、のもも・・まや・・です」辛うじてそれだけを告げた。「まやさん、はじめまして。大羽田優弦といいます。・・何度か句会で見かけたような気がするんだけど、髪型や服の雰囲気がちょっと違うので、間違ってたらごめんね。」・・え? それ、たぶん・・たぶん・・うちのことじゃ・・それって、それって、もしかして・・脈があるってことなんじゃなかろうかぜよおおお! 極音のライバル結社「虎の鼻の穴」(本部は大阪の道頓堀にある)主宰者の南斗芯(なんとしん)に(策安易の初冬図書の印飽くさ)という句がある。これは彼が中学生の頃、学年一美少女の百合亜に恋心を抱き、彼女が図書室の本を毎日のように借りる読書家であることを知って、読みもしないくせに自分も彼女の借りる本を片っ端から借りて貸しカードに印を押してもらっていたのだが、ある日、そうあれは忘れもしない11月の寒い日だった、百合亜から珍しく声をかけられ、「南斗君もけっこう本読むんやね。ところで、この間借りてた夏目漱石の坊ちゃん、うらなり君をいじめる、あの青シャツって、ほんまムカつくよなあ」「う、うん!うん!青シャツってほんまムカつきよるわ、あんなのどっかにホホイっていなくなって・・ほしい・・わ・・」百合亜の目が据わっていた。「ちょっと、あんたほんまに読んどるん?読んでへんやろ?青やなくて赤!レッドやで?あんなあ、言うときますけど・・読みもせーへんくせに本とかガンガン借りんてんじゃねーぞ!このバカチンがあ!」そんな切ない思い出の一句なのである。 何事も背伸びし過ぎてはいけない。等身大でいこうやということだ。 摩耶も、明日はいつもの新小岩駅近くの美容室(タンポポ)に行って、もとの髪型に戻してもらおうと思うのであった。/純音
○純音くん、おお、摩耶くんの物語もなかなかのもんじゃ焼き。展開が楽しみじゃ。まあ、ひとつ、よろしく哀愁!うほんげほん。

 

※『俳句ポスト365』の文字が小さすぎる?
 この問題に関しては「それぞれのパソコンの個性によって見え方が違ってくるので、統一して同じ大きさにするのが難しい」のだそうです。次の方法でひとまず対処して下さい。
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よしあきくん

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