俳句ポスト365結果発表

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第238回 2020年2月20日週の兼題

ボートレース

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の表記~五七五の間は空けない
汗滴る 青春の日々 ボートレース sugarlily
敗れたる ボートレースや 握り飯 柾木稲穂
波紋生む ボートレースに 咲きし花 双月
一斉に ゴールは漁場 ボートレース 放蕩
ボートレース 勝っても負けても エイトマン 小林番茶
赤転覆 青空に飛沫 ボートレース あみだじじい
ボートレース 「ソーレ」で揃えろ オールと心 オシラサマ
ボートレース 焦茶の汗の 沸ききるまで 与太郎
背を向けて ボートレースに 散る飛沫 鵺
ボートレース 子供の歓声 桶の中 むさかず
我は明日 父になるらし ボートレース 鮎味
亡き父の 走る雲海 ボートレース 疾風怒濤
初デート ボートレースや ゆるり漕ぐ 筋太郎
ボートレース 父のスカルを 吾子が漕ぐ 満帆
ボートレース 戸田橋行くや 声揃え 舞妓はん
流れさえ ボートレースに 息を飲む 山の雫
赤と白 ボートレーサー 飴しゃぶる 鵠洋
三十路の恋 ボートレースの モンキーターン 秀たぁ
レガッタの 愛おしき靴擦れ ピンク  にしみなみし
祖父たちが 床屋にたむろ 競漕会 結城えり
競漕や 幾何学定理は ままならず 神誉
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪次のご投句待ってますよ。

◆季重なりブラザーズ
春一番子らが遮るボートレース 尾垂無尽
交差するボートレースと桜かな 小池敬二
水面に夕焼ボートレースのゴール前 Q&A
あと三日花見を兼ねたボートレース ふくうめ
春に打つボートレースを盛る花火 ぽんかん
水ぬるみ櫂をしならせボートレース 越仙
春告げのボートレースの応援歌 木乃伊
レガッタに湧くや川土手はるじょおん 山口富子@Mamaly House俳句道場
●初めて俳句を詠んでみました。まだまだありふれた季語しか思い浮かびません。俳句に季語が重ならないように作ろうと思うのですが、どうしても二つ入ってはいけないのでしょうか?/歩深
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

◆兼題の考え方
餅レンジ 蠢き這い出た 蛇花火 丸木戸 佐渡
満開や 一輪挿しの 河津桜 おときん
紙(神)が消え混乱の世や春の乱 美慶
ランナーと香る梅花の海通り ひろこ
散る花の潔ぎよきことひらりひら 野うさぎ
鳴きごえに 見上げれば群れ 北帰行 えつ子
●白鳥の鳴きごえが聞こえたので上空を見上げた所、白鳥の群れがV字飛行で飛んでいった。北帰行は季語になりますか?/えつ子
○本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出していますが、季語が出題された場合はその季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。
今募集中の兼題は、4月15日24時締切の「鰻」です。ご投句お待ちしてます♪

馬酔木 泣く 夜半 ( よは ) には 君の 夢を見る  撫子児
●撫子児 ( なでしこ ) です。相変わらず、兼題に添わず 申し訳ありません …先回の " 山桜 " 投稿の際、問い合わせました " 寒椿 " 2句、選考は 如何なってましたか ? 当方、目の具合が 芳しくなく、細かな 詰まった字列 判読が困難で、未だ わからずにおります。折り返し、お願い申し上げます。/撫子児
○一人一人の結果をお伝えすることは難しいですが、結果発表の画面の字を大きくする方法はあるようです。以下、ご参考までに。
※『俳句ポスト365』の文字が小さすぎる?
 この問題に関しては「それぞれのパソコンの個性によって見え方が違ってくるので、統一して同じ大きさにするのが難しい」のだそうです。次の方法でひとまず対処して下さい。
 「CTRL(コントロール)」のキーを押さえておいて「+(プラス)」のキーを押すと、自動的に文字が拡大されます。同じ方法で「-(マイナス)」のキーを押すと小さくなります。一度この方法を試してみて下さい。

パシャパシャーン水輝きて櫂がゆく 文緒
隅田川花見をよそに早慶戦 能登の里
オール漕ぎ光る波紋にそよぐ風 あみ
早春や湖に大学競艇部 きょうや
ボート部の健闘祝う幟立て 蛾触
○たしかに「ボートレース」の現場を書こうとしているのですが、兼題「ボートレース」という言葉が入っておりません。

伝馬漕ぐ繋がり固し大漁旗 陶然
ハーリーよ水面をすべる指笛よ 猫渓
メナム寿ぐボートレスや椰子の空 万斛
●タイのナーン県で、8月から雨季の終わりにかけて行われるボートレースの情景を読みました。/万斛
○各地に様々な行事もありますが、季語「ボートレース」かと言われると、これはちょっと違うなあ。

ボートレース蛭子能収大敗だ ひろしげ12さい
ボートレースに青春かける徳光さん なかしまともこ
三連単の大穴狙いボートレース しもさん
●徳光さんのモットーだそうだ/しもさん
○今回の兼題は「ボートレース」ですが、ギャンブルの方の競艇を詠んだ句が山盛りてんこ盛りザックザックと届きました。以下、競艇場からお届けする投句の数々。

父の夢の終わり 私の出席番号 近迫 龍和
●父がボートレース会場に向かう途中に言っていた数字3文字の1番最後が私の出席番号だった という思い出です。幼い私は「それは僕の数字だよ」と言い、疎まれた記憶があります。/近迫 龍和

テレビ音夕方の記憶ボートレース 藤井天晴
ボートレース 見たことないよ CMでしか みんなのきが
CMのしぶきが誘うボートレース ひろむままん
羨ましボートレースにはまる友 新谷ノル
●小心者なので賭け事がどうしてもできません。 でもはまっている友達は本当に楽しそうでちょっぴり羨ましくもあります。/新谷ノル

ボートレート競艇行きの目が光る くじやく女
●宮島競艇の有る日 たまたま電車に乗ると 座席は中年男達が 座席に新聞を広げ熱心に予想しています 異常な光景です 帰りの電車も その男達で こみます/くじやく女

ボートレース4時の電車に戦士の背 のりた
●以前、ボートレース場の近くに仕事で行く事があって、その時に夕方4時頃その周辺を車で走っていると競艇が終わり、勝った人負けた人が一斉に駅へ向かっていた時の異様な感じを詠んでみました。/のりた

水被るボートレースで二連単 刀虫
人事異動やボートレースの三連単 マソップ
会議中スマホの中はボートレース 小くじら山
新成人奮う競艇場の春 ずみ
●新成人の新たなる門出としてボートレースをしに来ているということを書きました。/ずみ

突抜る轟音浸るボートレース 下村ひじり
水煙と響きで勝負ボートレース せっちゃん
ボートレース場の轟音間近金縛り 聖一
旋回に色見失ふボートレース 貝花
ボートレースゲームで見てたあのターン 庄司直也
ボートレースモンキーターン風光る 水玉香子
歪曲に水のカーテンボートレース 呆爺  (ほうや)
●コーナーで追い越しを図る水飛沫がカーテンとなり翻る。最終コーナーで抜ききれるか。/呆爺  (ほうや)

ボートレース尻上げてスタートは今 笑酔
ボートレース 1コーナーに運尽きる 春日
B一級ボートレースの選手層 細川小春
ボートレース竜乗りこなすごとレーサー 都乃あざみ
鏡面の湖上や性差なき競艇 暢気
八百長やボートレースのインコース マムシ銀行
●今ボートレースと聞いたら、少し前にニュースになったこれしか思い浮かびません。/マムシ銀行

妻出かけボートレースの予想中 宮写楽
デート代ボートレースの運次第 ゆぃ
無観客ボートレースや金金金 笠原 理香
ボートレース舟券握る遍路笠 乙華散
●遍路を歩きながらいつもボートレース場が気になっていました。長旅ゆえ巡礼で徳を積みつつ罰当たりなことにうつつを抜かすのも人間らしい気もして。/乙華散

舟券を拾う人あり夢の後 玉城
舟券やお冷で粘る得意客 高尾梨歩
捲られ差され螻蛄になりしボートレース 松野勉
ボートレース発券悩やむ初レース 清水 千種
締切前二分一分ボートレース 林わこ
●電光掲示板で投票締切りまで何分何分と掲示されるのが、買う気持ちも選ぶ気持ちも焦らされてしまう様子を、助詞を入れず名詞で畳みかけて表現してみました。/林わこ

空に舞ふ外れ舟券ボートレース しげ爺
ボートレース終り舟券風に舞ふ ひろ志
ボートレース場に落ちている券と吸殻 黒亞
ボートレースで散り飛びて水面へと 皓太
●春のボートレース場でのレースにて、舟券と桜が散り飛び、水面の方へと向かっていく姿を詠みました。/皓太

ボートレース返還欠場紙失せり 紀友梨
●ボートレース観ていて返還欠場という言葉を初めて知りました。紙持っていけば返還してくれるのに、だいたいそういう時って紙なくしますよね、/紀友梨

白黒赤青黄緑が飛ぶ六艘 煌宙
●公営ギャンブルの「競艇」は1号艇白2黒3赤4青5黄6緑と 6艘で勝負する。個々勝負服の色は 着順が色でも判別可能になっています。そして猛スピードで競うので波に乗り上げ一瞬 船艇が浮き其の様は「飛ぶ」 ように見えます。 注釈:下世話なコメントすみません。 /煌宙
○煌宙さん、かなり競艇に詳しいようですが(笑)、残念ながら徳光さんやら蛭子さんやらの競艇ではないのです。季語の「ボートレース」なのです。

◆季語深耕
競艇の終わりし夕暮れ羽音聞く 三水(さんすい)
競艇も水面下にはコロナかな 佐藤一人
●夏井先生、正人さん、ハイポニストのみなさま、いつも選句をありがとうございます。  今回は何かてがかりがないかと藁をもすがる思いで、同居する藁?(夫)に、ボートレースという兼題についての印象を聞いてみました。その結果、「ボートレース=競艇」という図式が判明しました。よくある回答ですか?/榊裕江子
●ボートレースというと競艇のイメージだったのですが、ここでいうボートレースに競艇は含まれないんでしょうか。/鯖寿司
●季語となっているのはオールを漕ぐ方のボートレースなのですね。モーターボーによる競争のギャンブルとして認知されている「競艇」を指しているのかと思い驚きました。/京野さち
●ボートレースとは最初競艇のことかと勘違いしました。 漕艇はテレビでしか見たことが無く難しい、 競艇ならいろいろな視点で詠めたかもね。/近藤承穂
●兼題季語の中の競艇とかで詠むと何とかなるけど? 兼題季語のボートレースになると難しい でも あくまで兼題季語で勉強しようと思います。要するに例句が少ないからです。/句詩呼
●ボートレースと聞いた時は早慶レガッタの事とは知りませんでした。てっきり昔でいうところの競艇のこととかと思いましたがあのボートレースは年がら年中やっていますから季語にはなりませんよね。/ねずみ男
○「競艇」と書けば、ギャンブルのほうのボートレースになります。これは季語ではありません。「競漕」ならば、季語「ボートレース」の傍題なのですが・・・

二気筒の水面に跳ねる競漕や 迫 久鯨
競漕やチャインの波が白くなり 三重真浪
●チャインはボート船体の後ろの方の側面で、ボートレースだと大体このあたりから水面に接して波が立っているように見える。また、高速で進む場合は波が空気を含んだり飛沫が細かくなったりして白く見えるが、始動して速度が遅いうちは透き通った波を立てている。速度が上がって波が白くなっていく場面をモーターボートの最も期待が膨らむ部分とみなして季語を詠んだ。/三重真浪
○「競漕」と書いてはいますが、「二気筒」とか「チャイン」の様子などからして、ギャンブルの方のボートレースを詠んだものと判断できます。

●兼題ボートレースですがレガッタを使ってもよいのでしょうか?/古都 鈴
○季語「ボートレース」の傍題としては、「競漕・競漕会・レガッタ・お花見レース」などがあります。

●ボートレースといってもギャンブルではなくスポーツとしてのもの。爽やか成分多めにし過ぎると、しぶき・波・風の類想の泥沼に…/うに子
●「ボートレース」という兼題を見てまず頭に浮かんだのは公営ギャンブルの競艇でした。しかし、季語は当然それではありませんでした。傍題に「お花見レガッタ」があり、早慶レガッタに辿り着いてようやくイメージできるものとなりました。しかしながら、「ボートレース」という6音が使いにくく、「競漕」という4音の傍題の方が作句しやすかったです。実際、例句も「競漕」が多いようでした。この季語で一番私の印象に残ったのが、ボートが一直線に滑って行く様子でした。「一直線」「滑る」、この辺りはこの季語の本意に含まれるのかなぁと考えて作句しました。もちろん、「レース」「競」というイメージも忘れてはいけないでしょう。あと、「花見」から「桜」の雰囲気も出したかったのですが、季重なりの危険があり、これは難しかったです。/高橋寅次
●ボートは後ろ向き。オールで漕ぐ。カヌーは前向き。パドルで漕ぐ。今回改めて違いを確認。ただ「ボートレース」なので、祭のような華やかさ、応援の人垣の雰囲気も感じさせたいけれど、17音に何を入れたらよいものやら。/黒子
●ただ単にボートを漕いでいるだけではだめで、レースをしていなくてはいけないというところがさらに難しかった。/月の道馨子
○それぞれ的確な分析してくれてますね。皆さんも参考にして下さい。

●ボートレース(晩春、生活、傍題:競漕、競漕会、レガッタ、お花見レース。英語:boat race)。「三月下旬から11月上旬まで催されるが、春がもっとも華やかである。伝統を誇るイギリスのケンブリッジ対オックスフォードの対抗試合は、春、テームズ河で行われ、わが国では明治十年代のおわりに、隅田川のボートレースが市民を湧かせた。向島がわが国ボートレースの発祥地で、「春は、春は、桜咲く向島」「オール持つ手に花が散る」と歌われてきた。関西では琵琶湖・瀬田川のレースが有名で、関東では現在、埼玉県戸田のコースで盛んに行われる。大学対抗レースなどのほかに社会人のお花見レースもあって、春の競漕会・レガッタは応援も賑やかである」(「カラー図説日本大歳時記 春」講談社、1982年、川崎康宏)。★ 「数多く行われるのは春。有名なのは隅田川、戸田のレース。関西では琵琶湖、瀬田川など」(「いちばんわかりやすい俳句歳時記 春夏」主婦と生活社、2017年、辻桃子=阿部元気)。「多くは花盛りの四月に行われる。各大学や会社、団体の対抗レース」。例句では、競漕の船腹ほそく岸に寄る 鷹羽狩行 が響いた。★ いわゆる「競漕」であり、シートが前後に動きオールを使って脚力で進む船でレースをする競技。ローイング(Rowing。オリンピックの競技名でもある)、漕艇(そうてい)、端艇(たんてい)とも呼ぶ。競技大会はレガッタregattaともいう。レガッタはヨットなど水上スポーツ「大会」を指す言葉でもあり、ある種の動力付き船舶による競争もこう呼ぶため、やや複雑。船体をレガッタとは言わないかと思う。一人一本のオール(櫂)を使うもの、二本のオールを使うものがある。漕ぎ手は一人、二人、四人、八人まで。舵手がつくものとつかないものがある。船体は単に「艇」と呼ばれ、シェル艇とナックル艇に分けられる。欧米諸国に比べると知名度が低く競技人口も少ないとも(wiki)。イギリスのテームズ川で1839年から毎年行われている漕艇の祭典「ヘンリー・レガッタ」(Henley Royal Regatta、Henley Regatta)や、前述オックスフォード大学とケンブリッジ大学の対抗戦ザ・ボート・レースが有名。前者は7月第1週、後者は毎年6月頃行われる。「ボートレース」といえばまず英国なのだろうか。日本ボート協会が主催または主管の競漕会は、5月から11月、3月(国内大会、年度不明)。 みなさん書かれるでしょうがもちろん「競艇」とは異なるもの。「競艇」法令・ルールの下、プロの選手達によって行われるモーターボート競技のこと。1997年から2009年度まで「競艇 (kyotei)」に統一されたが、2010年からはブランド名「BOAT RACE」(ボートレース)とした(wiki)ので紛らわしい。俳句にいう「ボートレース」はオールを使うもの。/すりいぴい
●似た別の季語に「ボート」(夏、傍題:貸しボート、モーターボート)、「ヨット」(夏、傍題:ヨットパーカー)がある。前者は競技でないものを指し、電動もある。後者は大小、帆で走らせる舟である(超大型帆船は含まれるか否かは分からない)。これらとの違いは一出したいところ。なお「カヌー」は季語か否かは分からなかった。カヌーは世界各地の伝統的な舟艇を指して使われる用法が一般化しているが、明確な定義は無い、らしい。「現代における言葉の使い分けとして、『カヌー』は基本的にオープンデッキのタイプを指すのに対して、『カヤック』は基本的にクローズドデッキのタイプを指すが、日本においてはカヌーという言葉の中に広義でカヤックを含める場合もある」(wiki)とのことだが、これの例外もありややこしい。カヌーで使うのはオールでなくパドル。「競漕」で使うのがオール。★ 脱線した。「カヌー」は季語として認知されていないかも知れないがやはり行楽・競技のカヌーは夏がふさわしい気がする。海外の生活・民族的なものは別にして。「ボートレース」は手で漕ぐものであり、スピードであり(主に複数人数の)競技として詠みたい。見た目もカヌー、ボート、ヨットとは異なる特徴を持つ。疾走感や華やぎ。季重なりの句もちらほら。また、他の集団競技(ラグビー、ナイター)や「泳ぎ」などの句との詠み分けも意識して。オール漕ぐ、櫂を漕ぐ、では「ボート」の句としても通用しそう。案外(季節は異なるが)「ボブスレー」などが発想のヒントになるかも。公園ボートはともかく、「ボートレース」を体験するのは難しいけれどなにより「春らしさ」を大切にしたい。★ 大阪の桜ノ宮駅近くの大川でボートレースの練習や艇を見たことがある(堂島川、土佐堀川かな?)。また、あるいは大阪城公園、OBP(大阪ビジネスパーク)界隈の寝屋川・第二寝屋川(と思う)あたりでも。見たのがどの季節だったかは忘れているけれど、どちらも大阪の桜の名所であり、傍題「お花見レース」というのもうなずける。/すりいぴい
○すりいぴいくん、いつもありがとう。傍題「お花見レース」ってのは、なんか緊張感薄い感じして、可愛い。

●「ボートレース」季語六角成分図より。うむむ難題ですねぇ。春の季語であることから早慶レガッタを中心に据えています。 ★(視覚)細長い艇、平行に伸びるオール、前後への動きを繰り返す漕手、唯一前を向く舵手(エイトの場合)、河や湖の水面と波、航跡、橋や応援席、など多彩。(嗅覚)汗や水の匂い。(聴覚)掛け声、励ましや指示の声、水しぶきの音、応援の声や歌、実況の声、などこれも多彩。(触覚)オールを握る掌、伸び縮みする筋肉、水しぶき、汗。(味覚)なし。(連想力)大学生、高校生、対抗心、チームワーク、一定のリズム、隅田川。 ★視覚と触覚が強く、独特のボートの形状とクルーの動き、応援する周囲の状況、流れるゆく春の景色など注目ポイントはたくさん。個人的には一定のリズムを刻むオールとそれに伴う一見冷静なレース展開(その水面下でものすごい駆け引きがありそう)などに注目したいところ。
一方で季語の性質としてあまり発想を飛ばすと破綻しそうで、取り合わせが難しいですね。組長も一物仕立ての句にキャッチャーミットを構えてらっしゃるのではと予想しています。 6音季語であることも悩ましく、過去の「柏落葉」などの天地選を参考にさせてもらいました。/碧西里
○碧西里の分析も確かですね。取り合わせの難しい季語という点においては、同感です。

◆季語雑学部
●季語雑学部  公益社団法人日本ボート協会審判委員会での、「審判員の心得と号令・動作」平成29年版において、けっこう面白い記述が見受けられたのでいくつか抜粋してみました。
「発艇台上に立てば、キョロキョロ、ソワソワしてはならない。堂々としていること」、「サングラスは認めているが、異形の色つきゴーグル等は審判長に問い合わせる。サングラスを頭の上にかけていることは不問とする」、「号令と号令の間には1つの“マ”がなければならない。“ひと呼吸”の“マ”は次の行動に移させる心(体勢)の“マ”である。良く認識しておくこと」、「(少し)、(もう少し)という言葉を使い、(チョイ)等の言葉は使ってはならない」、「全艇異状なく発艇したとき、“ヨシ”と小さく発声して自己確認をする」、「競漕中の問題有無確認の方法は決してザーッと見てはならない」などがあり、これを文書にしているおかしみを感じました。/山香ばし
○チョイ笑いました。きまじめであればあるほど、面白いというヤツやね。

●処変われば(21)ボ-トレース 今年の東京オリンピックで参加するボート数からみれば強豪は英国 とオランダの10隻を先頭にイタリア、ニュージーランドと続きます。日本は男女ともで2隻。メダルを期待される種目ではないようです。大学対抗のボ=トレースというのがあって、学生の数が足りなくて急遽卒業したての職員だった私が駆り出され、人生に一回だけエイトの経験をさせて頂きました。当時からよっぽど間の抜けた顔をしていたのでしょう。練習と試合後の手は豆だらけ、身体ボロボロの超ハードだった思い出があります。
 ボートレースといってもいわゆる競艇という賭け事はドイツにはありません。競艇といえばなんとなく故横山やすしのいろいろな意味での反社会性を感じます。偏見かな。子供の頃家族4人で東京の郊外にあるボ-トレース場に伯父さんを捜しに行ったことがあります。指物師の伯父さんは何か気にいらないと失踪することがあり、戦後は進駐軍の兵隊を上野で殴って2年間ほとぼりが冷めるまで北海道に隠れていたというハナシです。その伯父さんがもしかしたらこの競艇場に賭けにきているかもしれない、という途方もない理由です。その日は日曜日で物凄い群衆の異様な雰囲気を覚えています。後日談ですが、別の競艇場で実の息子がその伯父さんを途轍もない群衆の中から見つけたのは親類には周知の事です。その伯父さんも父も鬼籍に入って久しいですが、「ボートレース」と聞けばテムズ川での高尚なるThe Boat Race ではなく、競艇場の異様な群衆が思い出されます。 /ぐれむりん
○そうか、ドイツには競艇場はないのですね。競馬場はあるんだよね?

◆俳句文法研究部
●俳句文法研究部 ▼もしかすると以前に一度書いたかもしれませんが、やっぱり見かけることがあるので書いておきます。
▼受身、自発、可能、尊敬と場面や文脈によって4つの意味がある助動詞「る」「らる」。 ▼受身の「~れる」「~られる」は分かりやすいかもしれません。▼自発というのは、「自然に~する」という意味での「~れる」「~られる」です。例えば「思ひ出でらる」(自然と思い出される)のような使い方です。▼可能は「~することができる」という意味です。口語における「そこに行けば見られる」というような場合と同じです。▼尊敬は、例えば「仰せらる」(おっしゃられる)のような使われ方をします。口語でも、敬語として、「見られる」「行かれる」といった言い方がありますが、それと同じです。 ▼「る」と「らる」の違いは、「る」が四段活用、ナ行変格活用、ラ行変格活用の未然形に付き、「らる」がそれ以外の活用(上下の二段活用やサ行変格活用)の未然形に付くという違いがあります。 ▼例えば、季語によくある「植う」(ワ行下二段活用)。この場合、「らる」をつけるべき動詞なので、口語の「植えられる」の意味では、「植えらる」となり、連体形だと「植えらるる」となります。 ▼連体形の「~るる〇〇」「~らるる〇〇」という表現は、俳句でもよく使うと思いますが、くっつける動詞の活用をよく考えて、どちらの助動詞になるのか考えて使わないと、間違えます。 ▼また、「る」「らる」という終止形でもって連体形のように使ってしまってるケースも見かけます。終止形ではそこでいったん切れが生じてしまいます。注意が必要です。連体形は「~るる」「~らるる」です。/ひでやん

●俳句文法部への抹茶金魚さんへ。ひでやんさんがお答えになっておられるかも しれませんが。私もひとこと。 「吠ゆな」は「吠ゆるな」ではないか。とのご質問について。
 古典文法では、終助詞「な」は活用する語の終止形につく。 ラ変型の動詞には連体形につく。という決まりがあります。 「吠ゆ」はヤ行下二段活用の動詞なので、終止形は「吠ゆ」 連体形は「吠ゆる」となります。ですから、古典文法通りでは 「吠ゆな」となります。実際、『徒然草』などでも「あやまちすな」と サ変動詞終止形についています。 どうしても「吠ゆるな」が耳に馴染むというのは、 中世から近世にかけて二段動詞は一段化する傾向にあり、 虎清狂言台本などでも終止形が「吠ゆる」「吠ゆ」などと混載しているわけです。つまりは、現代語の「吠える」が終止形なので。「吠えるな」という感覚が身に馴染んでいる所からの疑問ではないでしょうか。 江戸時代の文献、例えば浮世草子、仮名草子などには、文法が整理されず、「吠えるな」「吠ゆな」などが混在しているようです。表記も「やうな」「ような」様々あります。いつからが古典文法、いつからが現代文法というくくりではなく、言葉の変化の様が近世には残っており、近代に国文法が整理されて現代文法となったのです。 学生時代の国語学の研究と高校古典の教員としての見解でした。/谷口詠美
○ひでや~ん、俳句文法連休部・・・いや、研究部の新しい戦力が!

◆こんなお便り、質問届いてます!
●発表2回目で気づきました。発表に載らない、選ばれない句は、選ばれた句と比較できますが、選ばれた句は選ばれなかった句を読むことはできません。無言のすごい教えを受けているんだと。がんばります。/ブービー
○なぜこの句は選ばれなかったのか? そこから学ぶものの方が大きいということです。その無言の教えを積極的に自分のものにするか否か。そこが重要なところだやね。それに気づくのが、えらいッ!

●プレバトを見たり見なかったりしながらぼんやりと「俳句やってみようか」と思い、今年の1月から作句投句を始めました。中途半端に観ていた中途半端な知識で始めたため、最初は「句またがりは人気がある」ですとか「ガンガン字余りにして言いたいこと全部言えばいいんだ」ですとか、このひと月余り半ば間違った認識で突き進んでいたことを、最近になってようやく気付いたところです。まずは基本の型と季語、身近なものの写生に徹して、少しずつ自分の気付く範囲を増やしていきたいと思っています。今後も多捨多作多投の精神で取り組んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。/石井一草
○プレバトを上っ面だけで見てる人の、見当違いなご意見は、この6年半聞き飽きるほど聞いてきましたが、君は大したものぢゃ。「中途半端な知識」「半ば間違った認識」だったことを「ひと月余り」で気づいただけでも、えらいッ! ここから始まるプレバト俳人への道やな!

●ボートレースとは、新しい季語感満載ですね。あの、8人一体となった弾丸の舟スタイルが思い浮かびます。夏かな?とも思えますね。あまり記載がないのですが、「レガッタ」と置き換えることは少々厳しいでしょうか。また、競艇のボートは、動力エンジンを使っていると思いますが、競艇のレースはこの兼題に含まれるのでしょうか?/榊裕江子
●ヨット、漕艇、バクチのボートレース、季語としてどう扱うか、難しいかったです/裾野51
●ボートレースといえば、舟券買うボートレースが先に思い浮かびました。季語のボートレースはレースは見たことないのですが、練習はあります。桜が散るころに川をのんびり行き様子を日向ぼっこしながら見ているというイメージです。/浅河祥子
●私の住んでいる県には競艇場が多く、ボートレース=競艇なので、春の季語として考える事が非常に困難で、頭が固いのでしょう、レガッタとかそういう物に寄り添う、自分の中に取り込むのが、どうしても嘘っぽくなってしまう。だから、投句した句が、果たして季語にかなっているのかが、甚だ疑問であります。/田中ピロミン
●ボートレースと見た時、変わった面白い季語だと思いました競艇の事と思い込んでいてそんな風な句を考えながら歳時記を見ると傍題に競漕、レガッタともあり間違えていたと分かりました複数でオールを使い手で漕いで競走するスポーツなんですね隅田川や琵琶湖などで行われシーズン開幕の春が特に盛り上がるので春の季語に取り入れられているそうです毎年の早慶戦が有名な伝統のある対戦で見応えありそうですね私の身近には無いことなのでネット検索で見ると選手の学生たちの織り成すドラマが窺え興味深く感じましたボートは歴史的にも古代から交通手段をはじめスポーツとしても扱われていてオリンピックの競技に採用されているので知るひとぞ知るってことなんでしょうか私の地元には国道沿いに競艇の券売所がありそっちの方に気がいってしまいました /斗三木童
○困惑する人々だらけでしたなあ。(苦笑)

●今回のお題のボートレースのように長い場合は 傍題を使うようになりますが、 長いお題を うまく使う方法コツを教えていただけないでしょうか/新米笛
●今回の季語は、6音。どこにどうつけるか悩んで、結局上五につけてばかり。いくつか例を見ると「レガッタ」が多く、使っていいのかな?と思いつつやっぱり「ボートレース」で読みました。/浅河祥子
●ボートレースという長い季語だと中七にしかできず、バリエーションが減り表現しづらい。/刀虫
●今回の「ボートレース」は六字で扱い難い兼題でした。致し方なく「競漕」「レガッタ」等を使いました。/東京極遊山人
●6文字!下五に使ってもよろしいでしょうか。/海野しりとり
●6音ってどう取り込んだらいいのでしょうか?/コキア
○上五あるいは下五の字余りにするか、中七にもってくるか、破調にするか。

●破調と句またがりはどう違うのですか?/サイコロピエロ
○「破調」は音数、「句またがり」は構造。

●ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジは夏の季語なんですね。見立ての悪だくみ中止。/末尾波世遠
○見立てを成功させるのは、超上級者技。

●ボートレース、読み込みが難しい季語だと感じました。いまいち詠み込めなかった… 競漕やレガッタのほうが、連想がうまくできると思うのは、おそらくボートレース=競艇という図式が頭にあるからなのかなと思いました。(笑)/南方日午
●季語そのもの「ボートレース」を用いた作句ができませんでした。」/風間昭彦
●今回は『ボートレース』とあるだけでしたが、『競漕』とか『レガッタ』とかではダメなのでしょうか。音数がもったいない。 /楢山孝明
●六音の季語、難しかったです。競漕やレガッタと言わずに、どうにかボートレースを句にしたいと奮闘しました。/明世
●兼題「ボートレース」は詠みづらく傍題「競漕」等に変えようかと思いましたが、あえて「ボートレース」にこだわりましたが、意味ある事でしょうか。/しんしん
●季語として調べる前は競艇のことかと思っていましたが、大学のボート部とかがやってる方のボートレースなのですね。でもほとんど身近に思ったことなくて、いままで以上に全然浮かばなくて困りました。例句が「競漕」や「レガッタ」など短い傍題をつかう句ばかりで「ボートレース」をそのまま入れているのが見つけられなかったので、がんばってそのままつかってみましたが、もて余してる感満載です…。/離松
●競艇界も「ボートレース」というコトバを使っています。次の時代の歳時記に「ボートレース」に「競艇」の意味が入ってくる可能性はあるのでしょうか。/沢拓庵
●レガッタの派生季語としてオール、コックスなどは使えるでしょうか。/豊田マカデミア
○「オール」は、カヌーなどでも使うので、ちと難しいかもしれませんが、「コックス」は使えるかもしれませんね。もし今後ボートレースの人気が上がってくれば、「エイト」=八人漕ぎ、「ナックルフォア」=四人漕ぎ、などが傍題になる日も来るかも? 「競艇」が季語になるとは思えないが・・・(苦笑)

●練習は一年中。夏の季語でもよかろうに。/こま
●ボートレース、はいやったことも見たこともないです。でも大学にはボート部があってビラが貼ってありました。青春という人生の春と季節の春とのリンクなんでしょうね。/こーらるむーん
●レースらしい勢いのある、かつ春らしい句を詠みたい…と足掻いていて、転覆しそうです。/でらっくま
●何となく、若くて光ってる感じの季語でトマト…何となくね。 /トマト使いめりるりら
●またまたYouTubeのお世話になりました。レガッタ、美しいです。伝統行事としての競漕もあり、そちらは勇ましく見て楽しいものですね。 /夏 湖乃
●長く暗い、寒い冬が終わりを告げ、明るく温かな春が訪れる時、ボートレースというのは、爽やかな水辺の颯爽としたスポーツに思え、嫌が応でも新しい春という門出に期待が湧くものです。/間仁田彩
● できたら「競漕」を使わずに古典的に早稲田慶応のお花見レガッタを表したいなと思います・ オリンピックと同じ「特別な大会」だから。もともとボートは夏の季語なんですが早慶戦が 隅田川の花の散るころになったのでボートレースになりました。 あとはボートは夏の季語。です・・・じゃ。夏のボート大会はというとボート競技というのでしょうか? 早稲田と慶応戦からはじまったボートレース。ふつうのボートと違って、これだけは桜の花が散る4月にするので この季語だけは春になっています。大好きな季語です。ふつうのボートの大会とどう違うか、それを描きたいです/砂山恵子
●結構昔から存在するのが驚きでした。/迫 久鯨
●「ボートレース」を見て、「琵琶湖周航の歌」が思い浮かびました。/アガニョーク
●ボートレースは以外と色々やれる/山の雫
●最初に兼題を見た時、とうとう自分も住之江デビューかと思ったのですが、全然違いました(笑)。麦踏同様、見たことも経験したことも無かったので、まずはひたすらネットで情報収集しましたが、大阪市立大学ボート史のページがテキストも写真も読み応えがあって面白かったです。昨年12月に句会ライブのあったアサコムホールのすぐ近くでこんなレースが開催されていたとは!/次郎の飼い主
●実感できるようなことが無くて難しいお題でした。早慶レガッタを初めて知りました。隅田川っていわれても長いしと思って、googlemapで場所を見たら、水面のストリートビューが見れて、選手から見た水面からの空の広さも書きたかったけど、まとまりませんでした。/小虫
●東京の江戸川区に住んでいますが、オリンピックではカヌーの競技が行われます。 カヌーもボードレースでしょうか。/ひろきち
●大隅半島高隅山の大隅湖はボートレース場とし賑わっていました。国体を目指す中高生が練習に明け暮れていました。今は台風禍のため湖への往復路が使えなくなって残念です。 もう一度あの賑わいみたいものです。/マツイミキロウ8191
●ボートレースというイメージからは少し離れたかもわかりませなが、奄美の舟漕ぎ大会は、ボートレースの原型をみるようです。海を愛し、海に親しみ、海に感謝するという人類の素朴な姿を見ることができます。よろしくおねがいします。/マツイミキロウ8191
●大隅湖のボート練習場は 波もなく 風も乱れることもなく 素晴らしい練習湖だったのですが、台風で 道路が壊滅状態になってしまいました。同好の士が使える状態に復旧したとは聞きますが、公認への道は遠いようです。オリンピックの後 鹿児島国体もありますので、復旧を心待ちにしています。/マツイミキロウ8191
●ボートレースのお題でしたので、戸田漕艇場へ行ってきました。この漕艇場は橋を境にして、東側2300mくらいが、お題の季語のボートレースをする場所です。橋の西側600mくらいは、モーターのついた違う種類のボートレースをしています。えっと、舟券を買ったり、お金をすってみたりする、アレです。新型コロナの影響で、無観客試合となっていました。
 季語の方のボートレースでは、高校生(偶然、私の出身校の端艇部が練習していました)や大学生、実業団の方々が練習している様子を、間近に見ることができました。想像よりもずっと細くバランスの悪そうな舟であったり、水尾は白くなく黒いものであったり、オールの先に校章がペイントされていたり(←それで、母校だと気づきました)、水面につくオールの跡の法則を発見したり、色々なことがわかりました。
 一番感動したのが、オールの揃い方です。漕いで戻しての繰り返しですが、それぞれの転換点でオールをくるっと回すのです。漕ぐときは、水を確実に掴むためにオールが鉛直線上にあります。戻すときは、空気抵抗がないように、オールが水平になります。その動きがとてもきれいで、見とれてしまいました。人の声、風の音、水の音、鳥の声などに囲まれて、良い吟行場所だと思いました。 背中側では、もうひとつのボートレースが、すごい爆音をたててダイナミックなレースをしていました。静と動というか、静と騒というか・・・対照的でした。そちら方面(券を買ったり、お金をすったり)が好きな方にも、絶好の吟行場所だと思いました。/星埜黴円
○えらいぞ、黴円せんせー、よい吟行でしたなあ。「見とれてしまいました」という気持ち、よく分かります。上手いチームは、ほんと見とれます。下手なチームは、ホント進みません(笑)。

●私が卒業した高校では学校行事として毎年七月に「校内ボートレース大会」を開催していました。何十年も前の高校時代を懐かしく思い出しながら母校のホームページを見てみたら、この行事は今でもしっかり続いてるようで。校長挨拶に「明治時代に始まり、全国でも4校だけが実施している伝統の校内ボートレース大会」とありました。そんなレアな行事だなんて知りませんでしたー。 レースの数日前にボート部員から乗り方を教わり、当日はクラスメイトと必死に漕いで、丸一日レースを観て、チームに入らなかった生徒はスケッチをしたり俳句を詠んだりするという、のどかで楽しい行事でした。ちなみに私は三年間ずっと漕ぎ手だったので、俳句を詠んだことはありません。今回は折角なので高校時代の記憶をたどりながら詠んでみたかったのですが、難しかったです!/めぐみの樹
●伊予東高(松山東高)女子ボート部の映画を思い出しました。単純なスポ根ものなんかではなく、高校生の漠然とした不安や家族との関係、友情なんかがよく表現されて、いい映画でした。/閑茶
●兼題をみてTVドラマの「がんばっていきまっしょい」を思い出したのですが、この原作の舞台は松山だったことを、今更ながら初めて知りました。「コックス」というクルーの存在を知ったのは、このドラマでした。/る・こんと
●高校時代の夏、三津浜で4グループ対抗のボートレース大会がありました。選手でなかった私たちは応援をしつつ西瓜を割ったり、誰彼構わず海に投げ込んだりしていました。懐かしい思い出です。/樫の木
○樫の木くんは、松山東高校出身ですが、私は宇和島東高校出身です。うちの高校は、クラスマッチの種目でボートレースがありました。男子はエイト、女子はナックルフォアでした。私は当然、クラスマッチの選手でした! 体が小さかくて声が大きかったので、最初はコックスをやらされましたが、途中で腕力があることを分かってもらえて、漕ぎ手に! 三年間クラスマッチの選手を。ボート部入りたかったぐらい、面白かった♪

 

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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