俳句ポスト365結果発表

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第240回 2020年3月19日週の兼題

姫女苑

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の表記~五七五の間は空けない
姫女苑 俳句ポストで 初めて知り 薪
道端に 素朴で美し 姫女苑 豊人
日曜の 姫女苑とわたし 庭いじり 真理
我は我 雑草と呼ぶな 姫女苑 あすか
コッペパン 娑婆の味也 姫女苑 しょういち
ぽつり来し 土手にあふれる ひめじょおん まみたす
遮断機で 想いは消され 姫女苑 吉沢かずみ
遠き日に 道端でみた 姫女苑 弦音
ミルク瓶の 水や光りて 姫女苑 玄久
触れ合いて 慣れあいていし 姫女苑 古里鵠洋
草の間に 姫女苑探す 乙女十九 桜餅
薄命の 安寿恋しや 姫女苑  秀翠
おぶわれて 姫女苑揺れる 畦の道 大嶋日出子
気づかれず そっと見守る 姫女苑 藍青
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪次のご投句待ってますよ。

◆季重なりブラザーズ
あまご釣り はやる気持ちを ヒメジオン 小林番茶
さくら散り、それでも咲くか、ひめじぉん りくらん
八月の 仏花を見上ぐる 姫女苑 ハルミチ
夜空に咲く花火道端姫女苑 手荒れ
夏服のまだ白い腕姫女苑 ゆあな
姫女苑ホバリングせし燕なり 秋童子
カエルとり蛇に睨まれ姫女苑 星夢 光風
静止するアオスジアゲハ姫女苑 地に根ざし陽に伸びる
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

◆兼題の考え方
四分桜 不要不急も ついついと hana
花散らす 長雨楽しむ 小鳥たち 鈴蘭
母と行く 学びの杜に 桜待つ こうだいのおじいちゃん
春光る 花も人も みだれいる チェラスオーロ
耳なくし 痩せ細りゆく 雪うさぎ ちっち
コロナより 上司が怖い 春一番 宮野平敦煌
安倍昭恵 空気読めない ノータリン 安倍政権に絶望
春来れば 人が病んでも 花は咲く 牧嶋一茶
仰ぎみる 松山の城 春の風 餅
コロナにて 子と離れり 寂しきか 体離れて 心離れる みき
花吹雪 幸せだったと 残し逝く 八十路
満開の桜を襲う狂い雪 雅山
菜の花や江戸利根川の土手沿いに 謝 満生
ぼんぼりの灯り恋しやさくら咲く さるた
熟田津や弔う石におぼろ月 玲子
●「熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」という句が好きです。いろいろ解釈があることを知った上で、自分なりに初めての俳句を作ってみました/玲子
○五七五七七は短歌ですね。額田王の時代ですから、和歌と呼ぶべきかな。熟田津は、松山の港です。
 さて、本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出しています。季語が出題された場合は、その季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。
今募集中の兼題は、5月27日24時締切の「翡翠」です。ご投句お待ちしてます♪

靴ひもをキリリと締めて春の朝 スキちゃん
●コロナ関連で在宅勤務になりました。そんな時でも、朝早く起きるいつもの行動パターンはくずしたくはありません。そこで、朝はいつものように6時前に起き、しっかり朝食をとり、そこから近くの公園に、約1時間の散歩に行くことを自分に義務づけています。その散歩の前、玄関で靴紐を締めている時「よし、今日も散歩、そしてその後の一日しっかりがんばるぞ!」と言う気持ち表したつもりだす。これがはじめての投句で、「楽しいな俳句」の要領で作りました。/スキちゃん
○『プレバト!』の「楽しいな俳句」の要領、マスターしてますね。次回の兼題は「梅雨寒」です。季語から入っていく場合は、「梅雨寒」って季語は、「どんな感情を表現する時に似合うかな?」というふうに考えれば、応用できますよ。

◆今週のそっくりさん
  ひめじよおん雑草といふ草はなし  じゃすみん
  姫女苑雑草という花は無い     華
  雑草といふものはなし姫女苑    久蔵久蔵
○「雑草といふ草はなし姫女苑   古川充子」という先行句があるようです。

  踏まれてもまた踏まれても姫女苑  KAZUピー
  踏まれても踏まれても立つ姫女苑  清波
  踏み分けても踏み分けても姫女苑  双月(そうげつ)
  姫女苑ああ踏まれても踏まれても  亀田勝則

  あっけなく刈りとらけり姫女苑 香壺
  あっけなく刈られているや姫女苑 有田みかん
  あつけなく刈られてゆくや姫女苑 KAZUピー
  あつけなく刈られてをりぬ姫女苑 鹿沼 湖@木ノ芽

   尿切れの悪き朝なり姫女苑   山名凌霄
   尿切れの悪き朝なりようず吹く  京都の凡鑽
○どこかで聞いたフレーズだと思ったら!「一句一遊」ででてきた句だったらしい。……中年男性の実感か?

◆季語深耕
時代劇には出ちゃいかん姫女苑 吉村よし生
●*明治時代に渡来したのに、江戸時代のドラマに写ったらいかんでしょ/吉村よし生
○ちょっと笑ってしまった。時代劇撮ってる人たちも、まさかそんなとこ突っ込んでくる視聴者がいるとは思わんやろね。俳人もまた、恐るべしか(笑)

ひめじおん埋む夢充つ朽ちし庭 haruwo
ひめじおんウエブで姿確認し とんとん
ヒメジオン世紀を跨ぎ我が天下 輝峰亭
我が孫もたくましさではひめじおん 山帰来
もう少し抜かずにおこうヒメジオン 山野はな
●ユーミンの名曲「ハルジオンヒメジョオン」が脳内再生~物憂げな夏の土手に咲く白い花ははかなく見えるのに蔓延る力は半端ない!/うに子
○表記を先に確認しておきましょう。まさに、このユーミンの曲が正解なのです。「春紫苑」は「はるじおん」、「姫女苑」は「ひめじょおん」。漢字を知れば、迷わなくなりますね。

姫紫苑その名平安婦女想う 玉治
姫紫苑地球のことを密告す 檀凛凪
○「姫紫苑」って、あるの?と思ったら、以下、すりいぴい君のレポートに出てくる!

●(ひめじょおん、ひめぢよをん、植物、初夏、傍題なし)。「キク科の多年草。北アメリカ原産。日本へ明治初期に渡来し、今では畑や路傍など、どこにでも生えている。茎は直立して六〇センチくらい。茎・葉ともに毛がある。梢は枝分かれして、その先に多数の頭状花をつける。周囲は白色で中央は黄色い。帰化植物の代表格で、繁殖力旺盛な草である」(「カラー図説日本大歳時記 夏」(講談社、1989年、青柳志解樹))。 「キク科。野原や道端にあり、白、淡紅の花をつける。花期が早く、茎の髄が空洞なのは春女苑(「いちばんわかりやすい俳句歳時記 春夏」(主婦と生活社、2017年、辻桃子=阿部元気)。平井照敏の「新歳時記 夏」河出文庫には記載なし。犬娵菜(いぬよめな)とも言う、と書くサイトもある。
★ 姫女苑(ひめじょおん、ひめぢよをん)、キク科シオン連ムカシヨモギ属ヒメジョオン。学名:Erigeron annuus、英名:annual fleabane、eastern daisy fleabane。ものの本には雑草とある。同属にハルジオンがある(後述)。花弁が細く、5月から8月に花を咲かせる。子の寿命が35年と長いこともあり、驚異的な繁殖能力をもっている。したがって、駆除がとても難しい。線路わきなどに見られ「鉄道草」などともいう。日本には1865年頃に観葉植物として導入された。北アメリカ原産で、ヨーロッパ、アジアに移入分布した。ハルジオンとともに要注意外来生物に指定されているほか、日本の侵略的外来種ワースト100にも選定されている(以上wikiより)。ハルジオン、ヒメジョオンとはまた別の種に「ヒメシオン」(姫紫苑)というのがあり、ややこしい。ヘラバヒメジョオン(箆葉姫女苑。文字化けするか)という同じムカシヨモギゾク属の別の花もありよく似ていて難しい。これは葉の形に特徴がある。
★ 見た目が非常に似ている「春紫苑」(はるじおん)は上記歳時記には掲載なし。載せている歳時記はあるのかなあ。みなさんが触れると思うので簡単に書くと、花弁の幅、高さ、根元の茂り具合などいろいろある。知ってよく見ればわかりそうな感じ。写真を見比べると確かに「姫女苑」の花弁の幅はやや広くてしゃっきりとしている。ただ「春紫苑」が季語ではないようなので(違ったらゴメンナサイ)、詠み分けというのは個人的にはあまり気にしない。
★ この花名は実は初めてきいたけれど、写真を見れば馴染みある花。上記のように類似種なのかも知れなかったけど。ものの本にあるように鉄路脇などで見かけた花(と思う)。似た夏の花に「除虫菊」「マーガレット」「松葉菊」「蝦夷菊」(後者2つは花弁の色が白ではない)がある。春では「東菊」「花簪」(はなかんざし。文字化けするか。ローゼンセ、ヘリプテラム)がある。 なお、今回は句が出てこなさ過ぎて、季語深耕は以上です・・。残念。ただ、初夏らしい感じは出したいなあ。/すりいぴい
○歳時記では「初夏」となってるけど、咲く時期は結構長いように思う。・・・と心の中でつぶやいてみれば、以下ベトナムの碧西里のレポートにも、似た感想が。

●季語六角成分図「姫女苑」より。 (視覚)白~薄いピンク又は紫の細い花びら(※舌状花)、中心の黄色の部分(※管状花)、すっと伸びた茎と葉、上を向く蕾、短い毛。群集で風に揺れる丈の高い姿が印象的。背景には夏の野原や庭、河原など。(嗅覚)草の青臭さ、ほのかな花の香。(聴覚)草の葉擦れ、風、夏の虫の音。(触覚)草いきれ、繊細な花びら。(味覚)なし。(連想力)名前の可憐さとたおやかさ、その一方で逞しさやしぶとさ、素朴でありふれた雑草、童心、郷愁
★名前の可憐さ、花の繊細さに対し、繁殖力が強く侵略的外来種とされるなど、結構逞しくしぶとい草です。とても身近な草花で、子供のころは野原や登下校の道端などでよく見かけました。まさに花言葉である「素朴で清楚」に加え、郷愁などが核となる要素ではないかと思います。 個人的には花期が5月~10月と長いのに「三夏」ではなく「初夏」の季語とされているのが気になりました。本格的な夏の前に雑草として刈られてしまうからか、それとも初夏の爽やかさにすっとした立ち姿と白い花がいかにも似合うからか。これも結構重要なポイントかもしれません。/碧西里

◆季語雑学部
●季語雑学部  ヒメジョオンの学名はErigeron annuusで、種小名にあるannuusは「毎年」のことで、いわゆる一年草を指す言葉なのだそうです。これは、同じキク科のヒマワリの種小名にもなっている言葉でもあります。しかし、他のヒメジョオンの近縁種を見ていくと、ハルジオンの種小名はphiladelphicusでアメリカの都市「フィラデルフィアの」という意味。ヒメムカシヨモギはcanadensisで「カナダの」、アレチノギクはbonariensisuでアルゼンチンの都市「ブエノスアイレスの」、オオアレチノギクはsumatrensisuでインドネシアの島、「スマトラの」、本家シオンはtataricusuで中央アジアの「韃靼の」という意味を持つそうです。帰化植物だけに世界を旅している印象がありますが、ヒメジョオンもどこかの地名が付けられていたら面白かったでしょうね。/山香ばし
○へえ~名前が語る遍歴。面白いなあ!

●ヒメジョオンの別名を見ると、アメリカグサ、ご維新草、明治草、敗戦草、天長草、大正草、開墾草、鉄道草、戦争草などがあるようですが、どの別名も花の美しさに言及していない点が面白いですね。近づいてみると、意外と綺麗な花なんですよね。/山香ばし
○それぞれの名前がいちいち俳人魂をゆすってくれるよな~(笑)

●二年草で毎年おなじ所に見かけます。群生すると天の川みたいできれいです。初夏から8月半ば頃まで咲いてフワフワの種になります。「鉄道草」、「貧乏草」(←哀)の異名があるそうですが子どもは「目玉焼きの花」と呼んでいました。よく似た春紫苑との区別は、咲く時期がより遅く草丈が高くて茎に白いスポンジ状の髄(?)がつまっていること。その茎が甘かったように記憶します。例句に甘味を詠んだ句がありました。異名には「柳葉姫菊」とも。葉と花は天ぷらにするとおいしいとのネット情報です。/わこたんのまま
○え? 天ぷら? マジ?

●ウイキペディアで知りました! 姫女苑の種って、五十年も生きるんですって!!/アガニョーク
●締切5分前に出会ってしまった野田市のサイトの姫女苑の解説が凄く良くて困りました(笑)。 https://www.city.noda.chiba.jp/shisei/1016739/1016740/kusakoho/kusazukan/1011012.html/次郎の飼い主
○観ました! キッズ向けもあったな。兼題「蒸し鰈」の時は、小浜市『御食国若狭おばま食文化館』にお世話になったが(笑)、今回は野田市さん、ありがとう!

●処変われば(22)姫女苑と鵞鳥のいる風土 物心ついて現在まで、つまり半世紀以上も、てっきり「ひめじおん」だとばかり勝手に思いこんでいて、こんな大層な漢字までついていたので愕然としています。じゃあ「ひめじおん」はどういう字かと問われたとすれば「姫紫苑」とか真っ赤な嘘を貫き通せるかもしれないほど「姫女苑」は知りませんでした。
 ではドイツではどうなるか、というとFeinstrahl(こまかい光)というらしいのですが、Ganseblumchen(鵞鳥の小花)というのが一般的で、いづれにしても日本の姫女苑とはちょっと 違います。特に後者はデイジーに似ていてどこにでも生えている雑草です。このGans (単数形)鵞鳥は英語ではマザーグースのグースですが、ドイツではクリスマスにこの鵞鳥を焼きます。米国は七面鳥、拙宅はここ15年来単なるローストチキン。Gansewein 鵞鳥のワインは「水」という意味です。わざわざもってまわった言い方をして、「子らには鵞鳥のワインでもやっとけ」みたいな使い方をします。“ ? 二重引用符はGansefuschen 鵞鳥の小足 と呼びます。鵞鳥がクリスマスのご馳走だったり羽根布団に使ったり日常生活に鵞鳥は近くにいたのでしょう。日本ならネギを背負って来るのは鵞鳥ではないし、あの肉は固く脂こく、やっぱり「鴨」あたりですかね。 /ぐれむりん
○「Ganseblumchen(鵞鳥の小花)」って命名も、俳人心を刺激してくれるなあ~。

◆俳句文法研究部
●ウロさん、ひでやんさん、「吠ゆるな」の質問に対してご回答いただきありがとうございます。大変勉強になりました。お二方の角度の違う解説がとてもありがたいです。また、燃ゆな、についてですが私の見間違いだったかもしれません。どこで見たのかを探そうとしたら見つからず。うろ覚えのことを書かないように今後は気をつけます。すみません。
 それから、ひでやんさんが、吠ゆるなと書かれたものがいつのものかというご質問ですが、現代でした。なので、間違いだろうかと思い質問をさせていただきました。 そもそも吠ゆな、は文法として正しくても使われない表現ということ、吠ゆるな、は文法の変遷の中で語るならあり得たという程度の表現であることを踏まえると、吠ゆるな、は敢えて使うのでなければ使用を控えた方が良さそうと受け止めました。/抹茶金魚
○ウロ、ひでやん、いつもありがとう。ほんとに助かってます。俳句文法部、さらに絶賛部員募集中!

◆こんなお便り、質問届いてます!
●あまり縁のない季語で、図鑑で確認した。難しい季語ですね。/富樫 幹
●アメリカ産とか、鉄路の土手とか、知らない花ですねぇ/藤源卿
●今回の季語は姫女苑。絶対に知らない花だと頭から決めつけていました。ネットで調べてびっくり。そんな名だったんですねえ。あまりにもいろいろなところで見かけていたのでよく憶えています。俳句投稿を始めてからさまざまな季語に出会い、その都度調べ、知らないことがこれほどあるとは思いませんでした。日本語再発見というか日本再発見というか、とにかく勉強になります。/峰江
●姫女苑、見た目は蒲公英に似ていますね。もしかしたら今まで蒲公英だと思って見てきた花の中に姫女苑があったかもしれません。/京野さち
●姫女苑も姫紫苑も春紫苑も全部ヒメジオンだと思っていました、さらに私の中では雑草に分類して庭の草取りには真っ先に引っこ抜きます(汗)兼題を見ていろいろ調べて違いが有る事に吃驚!俳句をやらなければ知る事も無く一生を終わってた気がします(大汗)/筬葉
●姫女苑?聞いたことない名前だと調べ画像をみてビックリ!「貧乏草やん!」と思わず声が出てしまった。馴染みのあるあの貧乏草が姫女苑だったなんて(゚-゚)なぜ貧乏草と呼ばれるようになったかも調べて納得したり。この花を摘んだら貧乏になるよ!って印象付けられてきていたので1度も摘んだことはない貧乏草改め姫女苑 見る目が変わった44歳の春です(^_^;)/藤田ゆきまち
○44歳になって初めて知ることがあるって、新鮮♪ 私も63歳(@なったばっかり)にして、日々新しく知ることばかり。油断できないほど刺激的な日々。

●パリコレモデルみたいなスタイルだけど、花は素朴。/こま
●ちょっとピンクの混じる白。/こま
●気が付けばそこに生えてる姫女苑。 /トマト使いめりるりら
●細くて白いヒメジョオンの花びらは、歯ブラシの毛に見えませんか?それも使い込んで毛先が開いてきた歯ブラシに。/めりっさ
●子どもの頃、ひめじょおんでよく遊びました。つぼみを親指でピンッと飛ばすのです。いま思えば、ひめじょおんには可哀想なことをしました…。最近はあまり見なくなった気がします。/くみくまマフラー
●ヒメジオンは、検索して特徴を読むと、あまり印象にあるようなないような、ただ、雑草にしては可憐で素朴で愛おしい。無視される事も多い花だろうが、健気に、しかし図太く種子を増やしては咲く、そのようなひとくせある印象。/間仁田彩
●姫女苑。馴染みの草花が兼題だと、作りやすくて楽しいです!帰化植物で鉄道草とも。雑草ですが、スラッと上品な感じもします。/夏 湖乃
●漢字があるなんて、またしても目からうろこでした。子供心にもヒメは「姫」の意味で小さいからだと思っていましたが、ハルジオンと混同して「ジオン」とか、きっと英語だと思って「ジョーン」と言ってみたりしていました。だんだん「ジョオン」という不思議な音にも慣れましたけれど、「女苑」だったとは!何事も突き詰めて考えない性格でここまで歩んできてしまいました…。/キートスばんじょうし
●姫女苑を漢字でこのように書くと初めて知りました。ヒメジオンではなくてヒメジョオンと読むことやハルジオン(ハルジョオン)との違いなど、好奇心がわき上がる季語で、勉強になりました。/岸 来夢
●ヒメジョオンって、漢字で書くと、秘め・女・怨、ではないかと思ったり。清楚で可愛いようで恐ろしさを秘めた花に感じます。/えりいも
●手持ちの季寄せ、歳時記に姫女苑がのっていなかったのですが、季語としては比較的新しいものなのでしょうか。/秋熊
●姫女苑って初めて知りました。 姫女苑を使った名句を教えてほしいです。/くるみデニッシュ
○金曜日には、新しい名句が続々発表される予定♪

●姫女苑といえば「ハルジオン・ヒメジョオン」懐かしいユーミンの歌。そう書かれたメールがたくさん届くのだろうなぁと思いながら改めてユーミンの歌詞を読み返し、彼女の才能に舌を巻いています。/えりいも
●ユーミンの歌にハルジオンヒメジオンという歌があります。 日常の風景を美しく幻想的に描いた名曲。哀しげではかなげなメロディ。 薄情なわたしと自然の永久さを描いた詩。姫女苑の本意を良く掴んだ 歌だなとしみじみ懐かしくおもいました。/谷口詠美
●組長はじめスタッフのみなさま、いつもありがとうございます。 「蕨餅」の週では人選をいただきありがとうございました。 今回の「姫女苑」、日ごろ見かける花ではありますが、「蕨餅」同様難題ではありました。 いつものウォーキングコース風景を思い浮かべながら、それも桜がようやっと咲こうかという気温の中での妄想。なかなか辛いものがありました。 この姫女苑の風景も、麦踏同様、都市化の波の中に埋没してしまっています 「さだまさし」さんの楽曲の中に、「春女苑」という楽曲があり、私は今回、「春紫苑」と「姫女苑」と「春女苑」と大いに混乱し、悩みました。 さださんの「春女苑」は、夫を亡くした主人公が、「春女苑」に良く似た夫を想う楽曲なんですが、歌詞の中に 「今年もまた咲きました 貴方に良く似た春女苑・・・・・・一つが二つ 二つが四つ 四つが八つ いつしか庭中 あなた」。 と、「春女苑」「「姫女苑」の特徴をよく捉えた歌詞になっています。このさださんの「春女苑」をBGMに流しながら、作句したりしていましたが、いつしか、「姫女苑」なのか「春女苑」なのか、「春紫苑(ハルシオン)なのか、ハルジオンなのか、脳がいつしかグチャグチャ・・・・・。 それでも、ネットの力を駆りながら得た知識によると、「春女苑(ハルシオン)」はまだ寒い頃、「姫女苑」は4月以降・・・・・らしい事がわかってきましたが、さて、実際に目にしたら区別がつくのやら何やら・・・・・・・。ネットで区別の手段は手に入りましたので、咲くのを楽しみに作句してみました。 季語はホントに勉強になります。「季語は日本文化のインデックス」を確認している毎日です。/江戸人
○ユーミンもさだまさしも、植物に触発されて作品作ってるんですねえ♪

●小さい頃からお馴染みの花ですが「ハルジョオン…ヒメジョオンともいう」という認識でおりました。まさか別の花だったとは!咲く時期が違うとのことですね。だから年中見ている感じがしていたのかーと。しかも姫女苑は夏の季語だけど春女苑は季語ではないとか!よーく知っている花だと思っていたのですが驚きと再認識の連続。いやー勉強になります。俳句ポストに出会ってなければ一生知らずにいたと思います(^^;/古都 鈴
●ヒメジョオン、小学生の頃理科の授業で習ったような気もしましたがその後存在をすっかり忘れていました。今回改めて調べて、春紫苑とのことや要注意外来生物のことなど勉強になりました。ありがとうございます。なんで春紫苑は季語にならないんでしょうね?/みょん
●姫女苑とハルジオンとの違いを、この際だから知っておこうと思ったのですが。私の手持ちの平凡社の歳時記には、ハルジオン載ってなかった。どっちも外来種で、季語とするには新しいからかな。写真で見ると、下向きでしんなり柔らかそうなハルジオンに対し、姫女苑は初夏らしいやんちゃな咲きっぷり。鉄道敷設に伴い全国に広がったと。「鉄道草」のいわれもナルホドですね~。/いしはまらんる
●ウィキペディアでは/日本に入ってきた当初は、鉄道の線路沿いに広がったことから「鉄道草(てつどうぐさ)」と呼ばれたりした。とありますが/「鉄道草」だと季語では「秋」で「ヒメムカシヨモギ」の方を指すようでややこしいです /沢拓庵
●兼題の本意がいったいどういうものかということに悩みました。その由来からアメリカの題材と取り合わせる句が結果的に多くなりました。歳時記の例句から「普段意識はしないけれどもよく見ればまぁ可憐、しかしながら逞しい」と解しましたが、合っているのかどうか、、、/る・こんと
●「姫女苑」という名前ではピンとこず、ネットで画像を探して、見たことあるかも…という感じでした。歳時記等いろいろ調べていくうちに、全国至る所にあるとか、雑草であるという説明を目にしました。雑草のようにあちこちにあるから、「見たことあるかも」ぐらいの印象なのか。でも、このことが今回の作句では一番の取っ掛かりになりました。また、「雑草」から、抜いてもすぐまた生える・しつこい・雑草魂という方向性も見えてきました。/高橋寅次
●あまりにも身近にありすぎてあまりにもかわいそうな雑草ですが、花は可憐。そういう頼りなさと、意外と強いこと、今度は姫女苑からイメージを広げてみます/砂山恵子
● 私の持っている歳時記には「姫女苑」「貧乏草(ひどいですね)」なる季語は、載っていませんでした。でもネットのサイトを見てみると、どれもありました。歳時記も、1種類ではいけない、ということですね!/榊裕江子
○歳時記編者によって、考え方の違う部分もあるので、歳時記は幾つか種類の違うものを持っておくといい。お財布にちょっと余裕がある時に、少しずつ買い足していけたら楽しいね。

●以前塾で講師をしていたことがありますが、小学校4年生くらいでヒメジョオンとハルジオンの見分け方を毎年教えました。ハルジオンは季語でないそうで。 ハルジオンは大正時代に流入した外来種だそうです。(大抵の人はヒメジョオンとハルジオンを区別しないので)ヒメジョオンに感じる夏らしさが薄まる結果になってしまっているかもしれないなあと思ったりしました。/箪笥
●姫女苑って夏の季語なんですね。 桜すらピークを迎えていないのに、記憶をフル動員しての作句です。皆さんのイメージとあってますでしょうか。 また、春紫苑は季語ではないようですが、姫女苑と春紫苑を並べても季語重なりにならないという認識であってますでしょうか。/殿さまペンギン
●あっという間に、夏の季語になって驚いています。俳句は、プレバトで、夏井先生のファンになって以来、ストレス解消?も兼ねて少し作っています。  もう一つ、ネット俳壇?があって、そちらには本名で応募しています。佳作、時どき、人、入選が精一杯です。  冬の季語に、蒲団があって、布団干すも季語のようです。でも、東北で冬季間布団を干すのは、現実的ではない。はた、と困ることが、あります。動揺に暖かい地方にお住まいの方も、季語に関しては、疑問を持たれることが有るのではないでしょうか?  今回も、作品の出来は置くとして、こまりました。 今生きている日常のなかに、ヒメジョオンが存在しないからです。幸い、調べてみたら、あれか!と思い出しました。季語が出されたら、問題を解く気持ちでやっています。そういう感覚や感性も、磨くことが出来るのは、たいへんですが、面白いですね。  /山河穂香
●姫女苑について軽く調べると、繁殖力が強く駆除が困難、なんだそうです。うん、確かに、畔や道端で白い花の群れを毎年見かける。 駆除が困難といえば、いつの間にか増えてしまった自分の白髪もそう。お、これ俳句になるかも、とあれこれやっている一方、ふと思い立って、学名を調べてみたところ…… ヒメジョオンの学名Erigeron annuus Erigeron(エリゲロン)は、 ギリシャ語の「eri(早い)+ geron(老人)」が語源で、 早く咲き(春の花)、白い軟毛で覆われた花、という意味のようだ。(引用:季節の花300 https://www.hana300.com/) えっ、こんな偶然あるのか! ギリシャ人(かどうかはわからないけど)と同じ発想じゃん、と笑ったり、いや、もしかして凡人のありふれた発想なのでは?と疑ったりしております。/オサカナクッション
●夏井先生 正人さま スタッフの皆様いつも有難うございます  兼題(姫女苑)同じキク科の(春紫苑))と似ています  調べてみると開花時期 花びらの色と形 葉のつき方 茎の構造!!  それぞれに違いがあるのですネ 勉強になりました 水夢/水夢
●姫女苑とよく間違われる花に春紫苑があります。茎を折ると、前者には白い綿のようなものがあり、後者は空洞になっています。 後者の方が有名だからなのか、「ヒメジオン」と言う方をよく見かける気がします。/白傘
●姫女苑と春紫苑のちがい、つぼみのときにうなだれるかどうか(姫女苑はうなだれない)と、貧乏草の別名があるかどうか(貧乏草は春紫苑の項にだけ載っている)もあるのを発見して、姫の一字に納得しました。とはいえ姫女苑も雑草扱いされてるし、いろんな場面で貧乏草扱いされているよなぁ…不憫…お前はシンデレラか…という思いで詠みました。/離松
●姫女苑とよく似た春紫苑。違いは様々なところに書かれていて調べ易い反面、「姫女苑」として花びらの幅が1mm以下の「ハルジオン」とおぼしき画像が上がっていることもありました。因みに姫女苑の花びらは1.5mm以上の幅とのこと。違いを知った今、2種類どちらも咲くのが楽しみ!/黒子
○違いが分かると、確かめたくなる。これも好奇心!

●姫女苑、見つけた例句のほとんどに「これ季語動くのでは」と思ってしまって、だいぶ苦戦しました。(姫女苑とはこの花か名に負けて、の句は動かないけどこういう方向にはしたくない…)少なくとも春紫苑と入れ換え不可、と自分なりに思えるように詠みました。といってもめちゃくちゃ似てる花なので、葉の付き方などの見た目のちがいや字面と音の印象のちがいなど、甚だ心もとない根拠ですが。/離松
●取り合わせで詠む時の季語理解の発想が課題。発想だけで飛ばして選ばれる目的で作る俳句もあり、と思いながら先に進めぬジレンマの日々。/夏銀
●姫女苑、季語として成立するんだと今回の兼題で初めて知りました。 姫女苑、漢字の字面が強すぎませんかね… すごい使いづらい文字列だなあと思いました。 例句をみると、カタカナやひらがなのものもあったので、句の内容によって使い分けようと思いました。/南方日午
○漢字の印象は、確かに大きいね。片仮名、平仮名いろいろ試してみると、表記の効果について学べますね。

●3月のめっちゃ寒い日に近所で姫女苑を一株探しあてた話。その時は、引っ張るとこまではやってみましたが、摘んだりせずに写真にとってそのまま帰りました。花を手折るのはかわいそうだなあと、せっかくの句材をゲットせずに作句。そしたら見事にやらかしました。「姫女苑折れば空しき茎に音」って作っちゃったんですね。みなさん、お調べになっている通り、姫女苑は中空の茎じゃありません。中に髄が詰まってます~。どこかでハルジオンと情報を混同して、頭で作っちゃったわけです。投句しちゃった後でもう一回歳時記調べて、こらあかん、と思いました。もう遠慮せんと、改めて姫女苑を「摘みに」行きました。大丈夫、きっと。生命力旺盛だから。根元は枯れた色で折りやすく、てっぺんほどしなやかで折れにくいです。小さな葉の形に、葉脈が精巧で、意外にもレリーフのように美しいです。時期的に越冬した子だとと思われるのですが、いつもそんなに強いのかなあ。どうだろう。この冬が暖かかっただけかな。 自宅に持ち帰った一枝はとりあえず空っぽのゼリーのカップ(広口)に投げ入れてみましたが、柔らかそうなのに強情で、ちっとも形になりゃしません。一輪挿しでも茎が細すぎるし花と花器の大きさのバランスが悪い。花の形は菊っぽいのに、仏花にするならかなり残念な感じです。明治期にこの花を「柳葉姫菊」なんて言って育てちゃった人も「だまされた!」とか思ったでしょうか。やっぱり摘んでくるんじゃなかったかなあ。かわいそうなことしただろうか。広口の容器の縁にもたれかかって横にしかならない花ですが、これはこれで部屋に置いてきちんと世話してやろうと思ってます。根が生えてくるかも。ついでに句が作れればいいけど。 /播磨陽子
○季語の現場って、やっぱり大事。播磨陽子の体験、ちと笑いつつ、大いに参考にさせてもらうよ。

●最近、「散文的」ということがとても気になります。 出来上がった句を「説明になっていないか」という観点で見直すと、どれもこれも説明くさい気がしてなりません。 みなさまの解決法があればご伝授下さいませ。/むげつ空
●私は、俳句を作るときは、作ろうと考え込んでやっと少しずつできる感じで、生活のなかで自然に俳句が浮かんだことがありません。きれいなものを見ても、おいしいものを食べても、それをその時に俳句にできたことがありません。長年俳句をやっている方に、それが出来るようにしろとアドバイスを受けましたが、どうすれば出来るようになるか分かりません。練習の仕方はありますか。 /ふくろう悠々
●今はひたすら5.7の調べに季語を取り合わせる訓練中です!ただ、私なりに取り合わせた季語やいかに?と思いながらの投句です。季語の解釈、感じ方はどのように学べば良いでしょうか。瞑想?迷走?の日々です。/久素木葉子
○迷走しながらつかみとるのが「学び」です。そして、私は、俳句というのは実学だと思ってます。

●桜蕊は季語ではなく、 桜蕊降るが季語ですか。/千聖
○「桜蘂降る」が、七音の季語ですね。

●「花百句」について質問です。これを書いている3月31日の東京の桜は、木によっては葉桜だったりしています。「花百句」の「花」は「桜」のことであることは認識しているのですが、百句詠む場合、単純に「桜」または「花」のみでお作りになられているのでしょうか?傍題がとても多いのですが、傍題も可としているのでしょうか?また、分類上同じ植物の「落花・葉桜・桜蕊ふる」などはいかがでしょうか?「花衣・花曇」などの分類が植物ではない季語はやはり当てはまりませんでしょうか?お聞きしたからと言って、短期間に花百句を私が詠めるとは到底思えませんが…。/高橋寅次
○最初は、花関連の季語ならば、というユルい感じでやってました。寒桜から始まり、落花・残花あたりまで。さらに「花衣・花曇」など別ジャンルの句もいれて、ひとまず百句を目標に。
 それが達成できたら、今度は植物の季語としての「花」または「桜」に真正面から取り組む。この取り組みの中まで、さまざまな傍題にも挑戦してみたくなるのではないかと。来年こそは、一緒にチャレンジしてみましょう♪

 

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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