俳句ポスト365結果発表

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第244回 2020年5月28日週の兼題

プール

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今週のお便り&俳句道場

■今週の俳句道場~初級者向け解説コーナー
さあ、今週も皆さんからいただいた投句をもとに、俳句のイロハを解説していきます。毎週読んでいるうちに俳句の作り方がわかってくる講座でございますよ。

◆俳句の表記~五七五の間は空けない
プールプール イルカになった 君を追う あきはつ
夕暮れの プール帰りに 香る君 カワチョメ
プール視て 涼むバタ足水しぶき さとあき
無人のプール 雨の輪 アメンボの輪 むさかず
木影揺れる プールサイドの 夕暮れや りのん
休校中 はしゃく声待つ プールかな 愛子さま
犬が皆 寝てるプールの 帰り道 玄久
プールより どんどんへ行く 子どもたち 香川ゆきを
早朝に 我のみはしゃぐ プール宿 鵠洋
廃校の プールの匂い 走馬灯 小夜
プールでは 水泳部とも 競い合い 小林番茶
コロナ禍に 水無きプールの 胡蝶かな 日張男
プールにて 陽を避ける我 子ら笑う 布原りさ子
プールで逆立ち 水が入り ひそめ 舞踊クリーナー
○俳句は五七五の間を空けず一行に縦書きするのが正しい表記です。ネット俳壇の横書きは、泣く泣く許容しております。強い芸術的主張がある場合、敢えて分かち書きしたり、多行書きしたりもしますが、初心の時期は基本を守っていきましょう。
 この関門をクリアしないと、木曜日「並選」以上には進めません。俳句の修行の第一歩は、正しい表記から~♪次のご投句待ってますよ。

◆季重なりブラザーズ
プール買う 帰省出産 100日目 星尾みゆき
炎天のプールに浮かぶ富士の山 晴海南風@木の芽
夏の空 しかと写して プール開く 茶墨
道中のマムシ 枝で葬りすてた父とプール 瀬戸ノ内はじめ
今はスイカ浮かぶ赤子用プール たるみ
プールの中スイカ浮かべて孫遊ぶ のんまま
子とプール日焼けを越へて火傷かな 早稲田晴女
山の池みどりとセミのプールなり 土屋 木漏れ日
朝焼けのリバーサイドのプールかな まな
プールなどない子の夏は旭川 延江勝彦
足踊るプールサイドの酷暑かな 嘉美
夏近く不安離れよプール開き 海凪
夏休みプール帰りの楽しみお好み焼き ばんびぃむーん
遊休のプールに跳ねる水馬と ジェダイヌ
薄闇にたゆたうプール夜光虫 楠青庵
プールに蟻もがきてただの粒になり 風ヒカル
○季語が複数入っている名句もあるので、「季重なり」は絶対にダメ!とは言いませんが、複数の季語を作品として成立させるのは、上級者コースのウルトラ技。まずは、一句一季語からコツコツ練習です。

プールへと木の実を投げた所まで すずらん
●小学生の時の夏休みのプール沢山思い出があります!友達とプールサイドから木の実を投げてどっちが先に木の実を取りに行けるか!今日はこの木の実にしようと木の実選びから始まり水の中に潜ったりでんぐり返りしたり全身で夏を楽しんでました!今年の夏はwithコロナの夏…子供達にいっぱい夏を感じでもらいたいなぁ/すずらん
○素材としては面白いです。ただこれを十七音で表現するのは、ちょっと難しい。良き思い出なのでいつかカタチにできたらいいね。

●冬のプールや、枯れ葉舞うプールなど、夏以外の季節を詠みだい時は、どのようにするのでしょうか。冬の季語を入れると、プールと季語が2つになってしまうし…。ご教示頂けますと幸いです。(今回で投句二回めの初心者です。) /恵泉
○たぶん取り合わせる季語のほうが強くなりますから、冬の句になるでしょうね。

◆兼題の考え方
苗刺して 景色も揺らぐ 水面かな あまやま想
梅雨晴れの マスクのしたの  はんげしょう いっぷくちゃんりん
夏休み 水にぷかぷか 空中遊泳 まさのり
ゲームした テレビ見ていた 漫画見た S太
炎昼や 主人(あるじ)忘れて ビート板 夏野ひまわり
葵い潮 微笑む君が いた浜辺 夏暉
水馬です 水温バッチリ おいでませ 花鳥はむ
網戸越し 十三夜の月は メッシュ柄 廃合
水底遊泳 ただ君の声のみ 由美子
誰一人コロナにならず春の月 鍋田建治
加護山の夏にはためく赤コロナ かごやまのじっちゃ
蝉の声も静まる一笛飛び込み台 はつお
泳ぎたい若葉に透ける青空を ちゅーちゃん
玉の汗父と並んだ入場口 貢川
泳ぎ切りざわめく水面雲の峰 香河
桜実をよけて愛しむウォーキング 山本 歩有
山々の果てし処に夏の寺 住友虎穴
ごきぶりや心療明けて出社の僕 粟野陸
からっぽの塩素水にて鳴く蝉よ 如疾風
登校日の体育館 キョウチクトウ薫る 蜜柑
●私が小学生だった時の夏休みの記憶。8月6日原爆の日の登校日、全校生徒が体育館で原爆の惨状を記録した8ミリフィルムを見る。暑くてプールに入りたいなと思いながら見始めるのですが、フィルムの中のヤケドの少女や閃光で溶けた瓶に恐怖と平和の尊さを胸に刻んだ。時折ドアの暗幕からキョウチクトウの独特な香りが流れ込み、今でもキョウチクトウを見るとあの光景が浮かびます。/蜜柑
○これも強い印象のある句材です。是非、夾竹桃の句として完成させて下さい。
 本サイトでは毎週「兼題」と呼ばれるお題を出していますが、季語が出題された場合はその季語(あるいは、その季語の傍題)を必ず詠み込む、というのがたった一つのルールです。今募集中の兼題は、7月22日24時締切の「野分」です。ご投句お待ちしてます♪

水無月にプレゼントなどいらねども せめて浮かべよ親父の顔 貫
○これは、短歌かな? 俳句は、五七五が基本です。

◆今週の類想
○腰までの消毒槽やシャワーが冷たかったとか、女子の水着にドキドキしたとか、見学の子が気になったとか。プールの後は焼きそば、カレー、おにぎり。「あるある」な思い出の句がたくさん。
 さらに、太陽や青空はもちろん、夜のプールに映る月や星を詠んだ句や、プールが宇宙とか柩とか、そういう発想も意外にありました。河童や人魚ネタもそれなりに。

◆そっくりさんシリーズ?
  プール飛び込み太陽飛び散る   ドイツばば
  プール飛び込み太陽の砕け散る  どかてい
プールへとダイブ太陽は粉々   めぐみの樹

  プールあと塩素の匂う四時間目  タック
  プール終へ塩素の匂ふ四時間目  でらっくま
  教室にプールのにおい五時間目  みずの風華
  教室にプールの匂ふ五時間目   円堂 実花

  月面に水あるやうにプールゆく  可笑式
  月面の如くプールを跳ね歩く   幹弘
  月面のごとくひとり歩くプール  靫草子

◆季語深耕
●温水プールやスポーツジムのプールは1年中あるので、そうではないプール、つまり、学校のプールや遊園地などの巨大プールを想定して作句しました。また、「先生」「授業」といった言葉を使えば、そのプールは学校という場所が想定されると思ったので、場所の情報を含む言葉を使うことも考えてみました。あと、作句していくうちに「プールの子」という使い方をする句を詠んでいたのですが、ちょっと引っ掛かりました。「プール」という季語は基本的に泳げるほどの水を溜めておく器というイメージがあったからです。もちろん、調べてみると「プールの子」の例句もあり、冬の季語ですが「ラグビー」の傍題に「ラガー」があるので許容範囲なのでしょうが、私は「器」に絞って考えてみました。/高橋寅次
●「プール」は兼題の説明にも「思い切り夏を楽しむ風景が拡がるのは屋外のもの」とあり、「屋外プール」に「本意」があるのかと。室内プールでも夏を描けるのかもしれませんが…★「プール」関連の他の季語が多くてそこも難しい!「季重なり」も軽重を付けて詠めるのでしょうが…★「泳ぎ」傍題に、泳ぐ・水泳・遊泳・遠泳・“クロール”などの各泳法・飛び込み・浮輪・ビーチボールなど★「水着」傍題に海水着・水泳帽★「水中眼鏡」傍題に、水眼鏡。(以上、角川支店『俳句歳時記』)“ゴーグル”はいいかと思えば、「雪眼鏡」の傍題となっている歳時記もある…冬?!★“ビーチサンダル”はもしかすると「サンダル」に入る?★プールと言えば、上記のものばかり思い付く。「プール」が主役となるように、せめて切れ字を入れる努力をしようと思います。/黒子
○「プール」を器として使うか、行為を受けとめる=泳ぐところとして詠むか。悩みは深いね。

●プール(晩夏、生活、傍題なし)。「プールは、海や川に遠い都会から普及したが、水上競技の進展と水泳人工の増加から昨今では山村の小学校でもプールを持つまでになっている。また、レジャーを加味したホテルのプールは都会の夏のはなやかな一面を伝えている。そして、五十メートルのものを長水路、二十五メートルのものを短水路といい、水上競技は長水路で行われるのが普通である。季語として使われるようになったのは、昭和のはじめで、水原秋櫻子・山口誓子などはプールを素材として連作を発表している」(「カラー図説日本大歳時記 夏愛用版」講談社、1989年、大井雅人)。★ 「長方形の人工の水槽で、五十メートルと二十五メートルのコースがあり、ここで水泳競技や練習を行う。屋内のもの、屋外のものがあり、照明のある夜間設備のものや、温水を張ったものもある。<本意>海や川では同じ条件がつくりにくいので、水泳競技はプールでおこなわれる。条件の一定、設備などの点で、プールは水泳場としては好ましい場所ということになる。水泳練習場としても水遊びの場所としても、安全な、好ましいところといえよう。ダイビングなどもおこなわれる」。本意をもっとも表す句として 夜の辻のにほひてどこかプールあり 能村登四郎 を挙げる(「改訂版新歳時記 夏」河出文庫、1996年、平井照敏。傍題なし)。「泳いだり飛び込んだりするための施設」(いちばんわかりやすい俳句歳時記 春夏)(主婦と生活社、2017年、辻桃子=阿部元気。傍題なし)。★ 季重なりしそうな季語に「アロハシャツ」「海水着」「海水帽」「水着」「サングラス」「ソーダ水」「炭酸水」「アイスクリーム」「ビール」そして「泳ぎ」(クロール、立ち泳ぎ、犬かき、背泳、平泳、バタフライ、競泳、潜り、浮袋を含む)・・。なお「ダイビング」(飛び込み台、飛び込み、高飛び込みを含む)は飛び込み競技に言う。他に「水遊び」(夏の子供の遊び)「水鉄砲」。悩ましいのが「裸」(素裸、丸裸、真裸、裸子含む)「跣足」(素足)、「汗」「日焼」(日焼止め)。まだまだ。「水中眼鏡」「昼寝」「外寝」「行水」「日射病」(厳密には違うけど今なら熱中症も?)「夏休」「花火」(以上、夏・生活分類)。そして「夏の空」「夏の雲」(天文)。「灼くる」「涼し」「炎ゆる」(時候)。さすがに「髪洗ふ」はないだろう。続く。/すりいぴい
●続き。詠み分けを意識するべき別季語に「泳ぎ」(潜り含む)「水遊び」があり、どちらも悩ましい。いずれも行為であり、「プール」は入れ物・施設という違いはあるけれど。高飛び込み(飛び込み台を使わない)ではない飛び込みを詠むことは可か。足の裏を詠むことはどうか。講談社歳時記「泳ぎ」例句をみると、どうもプールではない泳ぎを詠んでいることがなんとなくわかる句が多い(波、瀬、川、櫓、沖、渓流、ふんどし、藻、河原、潮などが詠みこまれている)。他方、各歳時記、ネットで例句をみると、「プール」例句はほぼどことなく都会的である。「プール」句には泳ぎを詠みこんだ句もある(仰向けに夜のプールに泳ぎをり 森重昭など)。どちらかというと泳いでいない句が多いが。上がる、プールサイド、人気がなく、「プール」そのものを詠んだ句。海川と違い、夜泳ぐのもプールならでは。★ これぞ「プール」句と感じたものに プールサイドの会話が青く光りあふ 中村舟路、プールとは平らな水よ顔をのせ 嶋田摩耶子、プールサイドを日暮のひとり濡らして去る 林田紀音夫、満天の星を浮かべしプールかな 竹下一記、ピストルがプールの硬き面にひびき 山口誓子、プール閉づ張りたる水の青きまま 池田秀水、ライターをつけてプールに未だ濡れず 平畠静塔 など。★ 以下、つらつらと。市民プール、学校、巨大施設、ホテル、高級リゾート、流れるプール、船上のプールなどさまざま。晩夏季語なので「プール開き」はどうか。また、空っぽのプールを詠むことはどうか。掃除を詠んだ句がある(プール深し掃除の子らのどの背より 岡本眸)。★ 「プール」と単に言った場合、何を指すか。水の入った部分がプールか。周囲はどうか、プール施設全体を指すのか。海川と違い、結局「プール」とは水を入れる巨大で四角い夏の箱なのだ、と言えば言い過ぎか。この季語はもうすでに十分に夏らしさをもっている。視覚・聴覚・嗅覚・触覚。第六感。味覚は少な目というかほぼ無い、か。★ 「プール」には「友達が流れてこないプールかな」(うろ覚えです。違ってたらごめんなさい)という怖いようなブラックジョークのような句が頭に残っている。「炬燵」と似たある種の「怖さ」みたいな成分。学校の怪談では定番のひとつでもある。すでに怪談が夏っぽくはあるけれど。ビニールプールはどうか。これは季語「水遊び」になるような。理屈はともかくやはり実感第一。真向勝負。今回は季語深耕も作句もいつも以上に楽しかった。「プール」なのになかなか浮かばなかったけれど。/すりいぴい
○すりいぴい君が挙げてくれてる、例句は興味深いですね。良き参考になりそうです。月曜日のギャ句への投句に、こんなのもあったよ。

桃たちの流れてこないプールかな にゃん
●ギャ句 元句「ともだちの流れてこないプールかな」 宮本佳世乃/にゃん

●「プール」季語六角成分図より。 ★(視覚)25/50mプール、学校、遊園地、ジム・ホテルにあるプール、市民プール。泳ぐ人たち、ビート板、浮き輪、飛び込み台、コースロープ、更衣室。見上げる空と水面のゆらぎ。天気と時間帯。(嗅覚)水の匂い、カルキ臭。黴臭さ、土臭さ、生乾きのタオル。(聴覚)様々な水音(飛び込む、潜る、泳ぐ、流れる)。水中の無音、笛、子供らの声。(触覚)水の冷たさ、ぬるさ。ざらざらしたプールサイド。張り付く水着。帰り道の身体のほてり。(味覚)水のまずさ。プールサイドで口にするスイカやラムネ。(連想力)学校の授業、家族の休日、プロスポーツ、健康づくり。男児・女児の気恥ずかしさ、泣き虫、かなづち。 ★どの感覚も等しく刺激してくる季語で、景色がバラエティ豊か。これだけ日本人共通に繰り返し体験し、人それぞれの思い出がある生活季語は珍しいんじゃないかなと思います。あるあるネタが沢山あって共感は得やすいですが、その分類想の範囲も広いですし、ちゃんと詩になっているかが疎かになりそう。 ・季重なりになりそうな言葉も多いです(上に挙げただけでも多数)。注目したいのはプールはある程度の広さを持ち、かつ区切られた空間だということ(ビニールプールは水遊の傍題になりそう)。この空間を空間として主役にするのが他の季語との違いを出すポイントかと思いますが、さて、どうしたらいいのだろうと悩みました。/碧西里
○碧西里嬢の「プールはある程度の広さを持ち、かつ区切られた空間」、すりいぴい君の「プールとは水を入れる巨大で四角い夏の箱」という定義も面白い。

◆季語雑学部
●季語雑学部  近年は少子化の影響もあって廃校などが増え、また市民プールなど施設の老朽化などもあって、各地で使われなくなったプールが様々なパターンで再利用されているようです。たいていの場合は水をそのまま活かして防火用水や釣堀、ビオトープなどにしたりしているようですが、意外な使われ方も散見されます。北海道の新冠町では、こたにがわ学園の使われていないプールを利用して、カフェとして営業していたり、埼玉県毛呂山町ではかつて町営プールだった流れるプールを利用して古代ハスの蓮池にしたりしています。他にも、栃木県那珂川町ではトラフグを養殖、北海道の美深町や福島県北塩原村、香川県東かがわ市、山口県下関市などではチョウザメを養殖しキャビアを生産、広島県神石高原町ではナマズを養殖したりもしています。また、高知県室戸市ではむろと廃校水族館として、プールでウミガメやサメなどを飼育。岩手県雫石町では旧小学校のプールを水を抜いてスケボーパークのリンクとなり、栃木県茂木町ではグランピングの宿泊施設にもなっています。他にもあるかと思いますが、けっこう幅広い利用価値があるようです。/山香ばし
○生き物や植物を育てるのは、発想の中にあったが、スケボーパークのリンクとか、グランピングとか、なるほど今ドキですなあ。

●処変われば(24)プ-ルなどの外来語 小学生の時小賢しい同級生が、「水がのみたかったらH2Oと言えば世界中に通じる」とのたまった。その時はなるほどと感心しましたが、砂漠で行き倒れになりやっとたどり着いたオアシスでそんな事を言ったら、もらえた水も貰えないだろうと思います。「ウオーター」でいいのですよ。プールも水泳場とかSchwimmbeckenとか従来の単語を使うより短くて、それが便利さにつながります。ドイツでもプールです。日本語独特な外来系短縮語に「デパ地下」「ガラケー」「アラフォー」などがありますが、普段外国語をしゃべる人間として、ほとほと感心します。過日都知事の「ロックダウンでオーバーシュート回避」発言が取りざたされていましたが、親切な言い回しではありませんね。このコロナ禍でドイツ語でも新造語ができ、Webinar(Web-Seminar)オンラインでのセミナー、Homeoffice は在宅勤務で日本語ではテレワークです。ウイルス学者のPodcastが流行り、ポッドキャストは単に私が知らなかっただけで、別に今始まったわけではありませんが、これで一般化しました。今日は家の改修の件で工事の会社からWhatsApp(Facebook)のSNSで音声メッセージでオファーが入っていました。メイルさえこない時代。 /ぐれむりん
○ウィルスが作る新しい言葉もあるということか・・・。

◆俳句文法研究部
●「鰻」火曜日にて、キートスばんじょうしさまからお訊ねのあった「聞こゆ」の件です。お邪魔いたします。「聞こゆ」を辞書(ベネッセ全訳古語辞典改訂版、ベネッセ、2007年)でひくと2種のっています。 1「聞こゆ」他動詞、(本動詞として)謙譲語「~を申し上げる」(a通常語では「言う」)、「~をお願いする」(b通常語では「願う」)。  2「聞こゆ」自動詞「~が聞こえる」「~が自然に耳に入る」とあります。キートスばんじょうしさまの句が、遠くに聞こえる、自然に耳に入る、の意味に思われましたので、(旧)の方の「聞こゆ」自体に文法的に誤りはないと考えます。 ただ、この「聞こゆ」の後の「なり」が「伝聞」「推定」」の「なり」(~だそうだ、~のようだ)であれば、(この「なり」は終止形から続くので)「聞こゆなり」で誤りではないですが、「断定」のなり(~のである)ならば、「聞こゆなり」に誤りがあるかも知れません。「断定」の「なり」は体言・連体形から繋がるので、「聞こゆるなり」(聞こえるのである)が正しいかも知れません。「聞こゆ」はヤ行下二段活用なので「え・え・ゆ・ゆる・ゆれ・えよ」。連体形では「聞こゆる」ですね。「すりいぴい君、それは違うな」ということでしたらどなたか訂正くださいね。最後にもう一度言うと「~が聞こえる」(上記2)の意味で「聞こゆ」自体には誤りはないと考えます。失礼いたしました。 蛇足:上記辞典には「聞く」も掲載されています。他動詞(~を聞く)、カ行四段活用。聞か(ず)、聞き(て)、聞く、聞く(とき)、聞け(ば)、聞け、となります。失礼いたしました。/すりいぴい
●▼「鰻」の発表週に、キートスばんじょうしさんが「聞こゆ」が「言ふ」の謙譲語だったのに「聞こえる」の意味で使ってしまったと嘆いていらっしゃいましたが、ご安心を。 ▼「聞こゆ」には自動詞と他動詞があって、他動詞ヤ行下二段活用「聞こゆ」はおっしゃるとおり「言ふ」の謙譲語で、「申し上げる」(話を聞く人への尊敬をを込めて話している人がへりくだっています。)なのですが、自動詞ヤ行下二段活用「聞こゆ」は、いわゆる音や声が「聞こえる」の意味で使われています。古くは万葉集、源氏物語にも用例があるようです。 ▼それよりも私が気になったのは、自己添削前の「聞こゆなり」という表現です。「聞こゆ」が下二段活用なのでこれは終止形です。終止形に付く「なり」は「上で述べたことが聞いたものであること、伝聞である事実であること」をいう「なり」ですので意味としては「聞こえると耳にしている」又は「聞こえるそうだ」となります。これが、「聞こえるのである」と「断定」をしたいのであれば断定の助動詞「なり」は連体形に付くので「聞こゆるなり」となります。句の意味として伝聞で読むと、歓声がその場にないようになってしまうので、断定をしたかったのかなとか思うのですがどうなのでしょうか。 ▼それから、自己添削後の「聞かる」は、四段活用動詞「聞く」の未然形「聞か」+自発の自動詞「る」ですよね。「自然と聞く(つまりは「自然と聞こえてくる」)というような意味になります。思いがけず聞こえてくるという感じがして個人的には好きです。 /ひでやん
○さすがは俳句文法研究部、お見事です!

●「鰻」回の地選句より。「中核派てふ過去とほし鰻喰う/月の道馨子」この句を一読したとき、「あれっ」と思ったのです。「てふ」「とほし」は歴史的かな遣いなのに、「喰う」は現代かな遣いだな、と。はじめはミスかなと思ったのですが、好意的に解釈することもできると思い直しました。中核派であった「過去」と、鰻を食べている「今」との対比を浮き上がらせる、ダメ押しとして機能しているのではないか、そんな風に考えてみたのです。かな遣いの混在が許されるのはかなり特別な場合だと思うので、やはりこの考えは無理があるでしょうか。有識者の皆さんはどのように考えますか。(なお、かな遣いの問題がどちらであったとしても、この句が名句であることは揺るぎないと個人的には思います。)/いかちゃん
○仮名遣いを直して掲載しようと思ってたのに、直し忘れていたケース。仮名遣いは統一されるべきです。本サイトでは、最低限の添削を入れて掲載される場合もあります。並選も含めて、仮名遣い、明らかな文法ミスは添削しています。・・・が、見落としたり、直し忘れたりすることも現実にはある・・・とほほ。

●俳句文法部ひでやんさんへ 鰻の回のご発言について。 俳句に古典文法を使うならば、私も平安時代の古典文法を統一して使うのがいいと思います。 抹茶金魚さんが感覚的にこう感じると言われていたので、文法の揺れや言葉の変化 の流れが我々の感覚の背景にあるからかもと書いたつもりであり。混同して使うべきと言ったわけではありません。紛らわしい書き方で申し訳ありません。
 また、入試問題では、近世のものが出題されても比較的、擬古文が出される場合が多いので、やはり平安時代の文法マスターが大学入試でも大切かなと実感しています。ちなみに、高校で学んだ古典文法を簡単に復習されたい方は。YouTubeの「うえのあい」先生の動が端的でみやすいですよ。ポイントだけを掴んで一つが15分
間。オススメします。/谷口詠美
○YouTubeの「うえのあい」先生、探してみます♪

◆こんなお便り、質問届いてます!
●学校かリゾートか。/こま
●海水浴とは違うプールらしさというと学校や競泳の生き生きしたイメージ。幼児プールやホテルプールもまた別の表情!/うに子
●プールは海や川などの自然で泳ぐのと違い、人工的なものを感じる。なので人間の営みの匂いをよみこみたい。/ひろきち
●プールというと楽しかった記憶が最も鮮明に残っています。しかしながら、晩夏の季語であることを考えると、プールじまいやプールを後にする時の名残惜しさ、またプール遊びへの飽き・倦怠感などのような晩夏に馴染む光景を表現するほうが季語を活かせるのでしょうか。/フジ
●自分の中でのプールが「競泳をする場所」のイメージになってしまっていて、なかなか「楽しい夏の遊び」というイメージが出てきませんでした…。でも確かに室内プールは季節感がないので、屋外プールのイメージと”季語を主役にする”ことを意識して作ってみたつもりです。/みょん
●レジャー的なプールなど無いこちら地域。プールと言えば学校のプールです。でも、同じことを思う方が多いかもしれませんね。/めりっさ
●屋外のプールの方がより季語の持つ季節感が出るのでしょうが、元水泳部だったので色々な思い出があるのはむしろ室内プールの方です。今回は屋外も室内も何句か作ってみました。/安溶二
●プールの季語に「水」を入れて詠むのはどうなのでしょうか。例えば、「プールの水の温さ」のように。「水」込みのプールと云うことなら避けた方が良いでしょうか。/菊池 克己
●プールという季語に限った話ではないのですが、例えば、競技用プールやナイトプールなどのように、プールという単語に他の単語をくっつけた時、季語が損なわれてしまうのでしょうか。/黒猫
●ホテルのプールは 室内だからダメでしょうね/狩谷和寓
●兼題のプールは夏の季語とありました。 温水プールとは違うと思いましたが、高齢者が行く歩行者もいる温水プールはやはり、夏の季語になるのでしょうか?/吹子
●最近は水泳教室は一年中ある。例えば、清掃工場の温水プールでも夏の季語になるのですか?/無苦路
●今回の兼題のプールって、よく庭に出すビニールプールもセーフなのでしょうか?/よしざね弓
○子どもの遊ぶビニールプールは、「水遊」という季語の範疇に入るようにも思います。

●プールは最近行きませんが頭の中のイメージや過去の体験や思い出からの作句で大丈夫でしょうか?/千家彩香
●海や川遊びと違い、誰にでも経験がある!思い出の良し悪しには差がありそうです。/夏 湖乃
●季語は主役になるべきもの、とうかがっております。例ば今回の「プール」ですと、プールに入れる喜びなど、プールを良い意味合いにとるべきであり、泳げない人が水泳の授業が心底嫌だった、という負の捉え方をするのは、どこか本質から逸脱するものになりますでしょうか。/砂楽梨
●水泳は大の苦手でカナヅチの私は詠めないと思いながらも詠みました。 39年の東京オリンピックは あまり記憶にないですけど テレビのドキュメンタリーで知り 印象に残っていたので詠みました。/句詩呼
●遊園地の中にあるような屋外プールよりも、学校のプールを思い浮かべて作りました。/幸花うらら
●これぞ!です。あまりにも身近すぎて(実はまだ六十路で毎日プールにいっていますので)いかに屋外プールと屋内プール、今は屋内プールでコロナ渦に負けずずっと開けてくれていました。なんとありがたかったことか・・・本当にこの屋内プール(スイミングスクール)がなかったら生きておれなかった。/砂山恵子
●プールに縁のない者としては苦戦しました。その結果駄作を4つも投句して、お手数をかけます。「季語を生かす」ということを意識してプールを上五にするとどうしても字足らずになってしまい、初心者にもかかわらず句またがりを多用してしまいました。/暢気
●我々世代にプールは夏そのものですが 「このプールお外にある!」と驚く世代には季節感はないような いつか消えゆく季語でしょうか/定吉
●プールは晩夏の季語のようですが、それだと「プール開き」より、「プール納め」の方が、「プール」という季語の持っているイメージが強いのでしょうか。(活用中のプールが一番強うとは思いますが)/迫 久鯨
●学校のプール、公共のプール、ホテルのプール、競泳プール等々、その施設によって同じプールという言葉でも、イメージが全然違ってくるように思います。 うまく、イメージするプールを表現できたらと思いますが、難しいです。/平井伸明
●プールというのも季語なんですね。毎回いろいろと勉強になります。私にはプールは学びの場所、海は遊びの場所というイメージがあります。プールは学校の体育の授業の一環で泳ぎを学ぶ場所であり、海はスイカ割りをしたりビーチボールで遊んだりする憩いの場。海で遠泳とかを連想する人もいるでしょうからこのイメージは人それぞれでしょうね。/峰江
●「プール」は生活の季語なのですが、場所を示すという意味で地理の季語っぽくもありますね。/古田秀
●プールの例句を見ると、プールを季語としていないものもかなり多かったです。新しく季語になった時期と、年中入れるプールのできた時期とが前後しているのでしょうか。夏のプールのまわりには、泳ぐとか日焼けとか蝉とか、落とし穴のように他の季語がたくさん潜んでいますね。今回の投句では夏要素をプールだけにしてみましたが、夏らしくなったかというと微妙な気がします。/離松
○さまざまな疑問も書かれていますが、「季語深耕」のレポートをじっくり読んでみて下さい。かなりの疑問が解けてしまうはずです。

●超初心者の質問です。 兼題とは、その単語を句に含まなくてはならないというのがルールなのでしょうか。 今回であれば「プール」を含むのは○、例えば「クロール」「ターン」等でプールと伝えるのは×という理解で合ってるでしょうか。/ぽん吉
●プール に関連して「ビキニ」は季語になりますか?/みつみつこ
●「プ-ル」を「長水路」「淡水路」などに置き換えて使用することが兼題の場合可能なのでしょうか。/朋部 琉
●「水着」「泳ぐ」「飛び込み」「裸足」「シャワー」「日焼」などの季語が次々に重なってきて、「プールで起こっていること」ではなく、「プールの佇まいや空気そのもの」を表現しなければならないのだと感じ、非常に苦戦しております。/る・こんと
●クロールを入れると、季語の泳ぎとかぶらないのか?少し不安になりました。簡単にネットで調べたくらいでは分かりませんでしたので。短歌は、お題を詠み込まなくてもいい場合もありますが、俳句ではそうも行かないようで、悩みました。/Karino
○他の季語との季重なり等については、「季語深耕」にて皆さんから様々な情報書き込まれています。参考にして下さい。

●プールの兼題は範囲が意外と範囲が広く、色々と思い浮かぶのですが、季重なりになったり誰でも考えそうな句が出来たりと意外と大変でした。/真喜王
●気づけば季重なりとなることが続き、難しかったです。最終的に季重なりを避けられてないかもしれません。。/久素木葉子
●今回は、季重なりになりそうな言葉が特に多かったように思います。/渋谷晶
●「泳ぐ」が別に季語として存在。さて、これをどうするか。別の映像を切り取るか、季重なりに挑戦するか。どちらも難解でトマトね。 /トマト使いめりるりら
○なぜ兼題が「プール」なのか。そこを考えるのが、今回の眼目。

●「プールサイド」を使ってよいのか迷いました。歳時記に例句も無く、今回は避けました。/石田将仁
●兼題に対して、プールサイドを詠んでもいいのでしょうか?/桃子ママ
●お世話になります。季語プールの兼題で、プールサイドはどうなんだろうと思いつつ、迷句を送ってみました。/妹のりこ
○句の出来次第の判断となるか。

●プ―ルという季語に、どんな感情が似合うか、どんな名詞が連想できるか、考えながら作句しました。そこから季語の考察をできればと思います!まずどんな感情が似合うかですが、ワクワクドキドキ、待ちきれない、気持ちいい、爽快!、眩しい、(気温が低いときは)早く帰りたい。こう見ると、気持ちのいい、さっぱりした感情が多い気がします。スポーツに近い季語だからかな。夏のむわっと感を解消してくれるのも大きいかも。そして、どんな名詞が連想できるかですが、水泳キャップ、ゴーグル、タオル、浮き輪、ビート板(浮き輪は季語で、ビート板は季語ではないのですね)プールサイドの一時休憩、熱い足裏、寒いときの紫の唇、プールの匂い、更衣室などでした。プールという場所には、なにがあるかな?と想像すると連想しやすい気がします。そして、ここから「場所」という要素も、プールの特徴なのかと思いました。さらに、ここをつきつめると、季語「泳ぎ」との違いも出しやすいのかなと思います。季語「泳ぎ」は今まさに泳いでいる「人」を描写します。対して季語「プール」は気持ちのいいさっぱりした「場所」を描写しています。それなら「プール」はそういう「場所」と響きあう「名詞(物)」と組み合わせて作句するといいのかも。(ちなみに名詞(人)を組み合わせようとするとやはりうまくいきませんでした)(これらをふまえてもう一句作りました!そっちはうまくいったのか!?)大人になってからここ何年もプールに行くことはなく、小学生の頃のプール教室やプール遊びを思い出していました。私にとっては子どもの頃の記憶が蘇りやすい季語かも。家族や友人とプールのエピソードを話し合うのは楽しかったです!/小鳥ひすい
●自信満々に「プール」と「名詞(人)」を取り合わせるのは難しいと書いていたのですが(例えば「プール」と「母」や「父」を取り合わせようとすると、しがみついて「泳いだ」になったり、「上級生」を取り合わせようとすると手を引いてもらって「泳いだ」になったりで、季語「プール」と季語「泳ぎ」の差が出なかった)(うーん、発想の修行が足りん!)、でも自分の句をよくよく見返したり、他の方のツイッターを見たりしているうちに、「プール」と「名詞(人)」を取り合わせるの、うまくやれば全然よいのでは?と思いました。(というか、私、「名詞(物)」だけじゃなく、「人(の部位)」・「場所」などとの取り合わせも作ってますよね!)(文章の勢いに酔いすぎていろいろ抜け落ちてしまいました。反省)そして、人によっては「名詞(人)」の方が作りやすいかもしれません。ということで、今回は最後に私も「名詞(人)」を取り合わせた「プール」の句を投稿して終わりたいと思います。/小鳥ひすい
○繰り返す自問自答。それもまた楽し♪

●プールといえば、爽やかな青春!を思い起しますが、部活でもデートでもそんなプールに関する思い出が全くなく・・・正直困りました。ですが、近所にプールはあるので、身近ではあるのですよね。なので、そのような無の思い出を逆手にとって、長い昼下がり、ぼーっとしながらもプールにふと思いを馳せるようなイメージになりました。/間仁田彩
●小学校のプール、生き物観察を兼ね高学年が掃除をさせられていました。田んぼが近かったので、おたまじゃくし、アメンボ、ミズスマシ、ザリガニ、ヤゴ、タガメやらチスイやら、なぜか魚や亀まで、ヌルヌルどろどろ緑色のプールにいました。わが子にもさせたかったです。今は先生方がそこそこきれいにしてから掃除するらしいです。チッ。/わこたんのまま
●どの思い出からも塩素の匂いがしてきます。塩素は使うのやめよう。/海野しりとり
●55年ほど前に山の学校に出来たプール、未だ珍しく試泳に名前は忘れましたがオリンピックのメダリストが来てくれました。15年前に廃校になりましたが、壊されず水が貯められたままに放置されています。/欲句歩
●北海道は室内プールで天井があるので本州みたいな空を見ながら泳ぐのが羨ましいです。/梨田碧
●プールが思ったより難しかったです思い出すのは小学校の夏休み、学校のプールの解放日、近所の子達と集団で行って遊んだこと、今ではそんなプール日なんて有るのかななど、また、特にこの夏はプール営業はどうなるんだろうと時代のちがいや環境の変化を思いました/斗三木童
●プールは私の人生です(突然の発言)。一応大会に出ていた経験もあるので、俳句がとても考えやすかったなぁと思いました。ただ、「発想」の点においては苦労しましたね。どうも「泳ぐ」ことしか出てこなくて……笑/日々樹 愛(ひびき めご)
●コロナ禍もどうやら沈静化しつつあるということですが、みなさん、無事乗り越えられたようで結構でした。 俳句を考えることがこんなに力になってわれわれを支えてくれる。そのことを実感した昨今でもありました。プールにポカーと浮いて空を眺めている。こんなに幸せでいいのでしょうか。/ウロ
●どうも自分の中では、夏というと母の故郷新潟へ行った時の思い出、プールというと若き日に障害児と入った学校のプールでの様子が自動的に頭に写ってくる図式になっているようです。新潟というと日本海側ですので、やや砂浜は狭く海はグレーという印象なのですが、海に面したホテルのプールで遊んだことがありました。その時の海はきれいに青く、なぜせっかく海があるのにわざわざプールをつくるのかな?と感じたのですが、今その記憶画面を引っ張り出すと、海に向かって白亜のプールが堂々と突き出している絵が浮かびます。これも、心の夏の風物詩なのだと、認知されているみたいです。また、ひょうきんでお茶目なダウン症児たちとプールに入ると、最初は「恐い」「冷たい」と、傍にいる大人にしがみついてきます。その足の形が、みんな決まって一緒であることに大笑いした若い自分を詠んでみました。現在はプールには、滅多に近づきません。 /榊裕江子
●昔住んでいた名古屋市守山区には民間がやっている流れるプールや市が執り行っている大きなプールがありよく行ったものです。少し足を伸ばせば瀬戸市には川を堰き止めて作った天然のプールがありそこにも子どもと一緒に行ったものですプールには多くの思い出があります。/ねずみ男
●今の京都踏水会でよむか過去の粗水でよむか悩みました。 一寸流行り病をうっちゃって時間旅行ができました。ありがとうございます。/佳子
●かつて東京の西新井には東京マリンというプールがありました。波のプール、流れるプール他ウォータースライダーの先駆けだったような、競泳プールでは父の見事な潜水、ラーメンコーナーでパートしていた私のおばあちゃん、友達、家族、東京マリンプールは今でも夢に出てくるほど沢山の思い出があります。そんなプールの俳句を詠めたらいいなと思います。/藤田ゆきまち
●30年ほど前まであった屋外の町民プール。水深が沖(南側)へいくほどリアルに深くなり、最深2メートル近くあったようです。そこへ放り込まれたら嫌でも泳げるようになっていました。深さが均一で安全な現在の屋内温水プールが、物足りなく感じます。水泳所といえば、『坂の上の雲』の「お囲い池」の場面、他所で羽目を外すなというお手本だなと思います(マナー違反したのが同県人で、遺憾です)。/わこたんのまま
●プール(水泳)の授業はニュージーランドの小中学校でもあります。日本の気候で言うとまだ桜が咲いているような肌寒い頃に、屋外プールでの授業が始まることに驚愕しました。もう一つ驚いたのはプールに入れない体調の子はプールサイドで見学するのではなく、よそのクラスに預けられることです。眼から鱗が落ちました。娘の学校のように卒業式の日の夕方から学校のプールで卒業を祝うプールパーティーを行う学校もあり、プールをめぐる思い出ひとつとっても国によって様々なのだなあと感じています。/ほしのあお
○プールの思い出さまざま。プールパーティ、楽しそうやな♪

●このご時世ですから、「プールへ吟行」と称して、プールの近辺をカメラ片手にうろついていたら、通報されること必至です。 コロナのせいで、近所の温水プールもやっておりません。しかたないから、誰も居ない休日の学校の周辺をうろついて、目隠しのフェンス越しのプールを眺めてきました。これだって、ひと目に触れたら、通報されるかもしれませんね。通報されるかどうかは、見た目にもかかってくると思います。私の場合、不審者モード全開なので、コッソリ吟行としました。/星埜黴円
○吟行にて職質? 笑えんな、カビマル先生~(笑)

●今回も苦しみました。「プール」で作っているつもりが、翌日見返すと季語「泳ぐ」で作り変えた方がマシになる、というケースが多かったです。なぜなの……(力尽き)/オサカナクッション
●だから3文字の季語をどうしたら良いのか分からないー!と唸りながら句作。 「鰻」のときは動詞をつけて上五や下五にしましたが、今回は「プール」を含む単語として句またがりや中七にしてみました(というか、そうなりました)。 「プール」には傍題や子季語が無いようなので、伝えたいプールの種類を示すのに「『プール』を含む単語」になってしまったのですが、「プール」だけを単語として使った方が、季語の使い方として良いのでしょうか?/岸来夢
●プール…プール(3文字)は五七五の中で収まりが難しい!いいのかなぁ?これで、と思いつつ考えてます。/古都 鈴
●三文字。上五下五だとバランス取りにくい。五七五崩れっぱなし。/いしはまらんる
○これこそが、創作の苦しみという楽しみ♪

●季語重なりの俳句の良し悪し?/抹 香
●季語と季節感についてご教示願います。質問も憚れるほどの初歩的なことですが、まだ、はっきりと理解できないので。/ブービー
●冷やし蕎麦、冷やし素麺って季語なのでしょうか。 調べてみてもイマイチ分からず。 是非教えてください!/園田烈
●日焼け止めを一年中使うのですが、日焼け止めはやっぱり夏の季語なのでしょうか…。/布原りさ子
●質問です。「なになにしている」とすると1字多くなるので、「なになにしてる」と書きたいのですが、これは避けた方が良いのでしょうか。教えて下さい。/菊池 克己
●俳句を鑑賞する際のポイントを教えてください。プレバトを見ていて、才能ありの句や特待生・名人の句を、ただただ素晴らしいと感動する時と、先生の解説を聞いて尚ピンと来ない時の落差が激しく、どうしたものだろうと困っています。 /ふくろう悠々
●俳句で使っていけない言葉ってありますか? 差別用語や卑猥な言葉は 芸術のためでもだめですか?/しゅうちゃん@5さい
○この手の質問・疑問などについては、YouTube『夏井いつき俳句チャンネル』にて扱っていきますので、そちらにコメントとして書き込んでいただけると有り難い。本サイトでは兼題となっている季語についての意見交換をしていきましょう。

○最後は、兼題「鰻」への追加、お便りです。
●さかのぼっての兼題鰻で思い知った事 鰻の子、シンクーパックの鰻 これでは夏の季語にはなって無いのですね? 鰻ときたら亡き母の好物でしたので 頭の中は思い出に走ってしまいました 季語をしっかり捉えられるように成りたいです 母の思い出に密かに良く出きたあ?と思っていただけに、季語の重たさと深さを思い知りました。今後ともご指導宜しくお願いします /樹孝
●組長、ハイポニストの皆様、いつもお世話になっております。兼題「鰻」では季語雑学部として「斎藤茂吉の牛乳鰻茶漬け」について話題に挙げていただきありがとうございました!恐らく誰も作ってはいないと思いますが。今回こうしてお便りを出したのは、組長が常日頃仰っている「季語の現場に立つ」ことや「季語(と茂吉)を信じる」ことが如何に大切か、身をもって感じたためです。しょーもない話ですが、是非お付き合いください。 ご存知の通り斎藤茂吉は日本を代表する大歌人です。研究者の間では大の鰻好きとしても知られており、大戦開始直後に缶詰を大量に買い込み、戦後まで食べ続けたほどだそうです。そんな茂吉ですが、その食べ方として彼は日記にこう記しています。 『今日ハツカレテ朝ヨリ臥床ナドセリ。夕食ニうなぎナドヲ取リ牛乳ヲカケテ食ス。』 これです!!!!これが茂吉の鰻茶漬けです!!!! という訳で作ってみました。作り方は非常に簡単で、買ってきた鰻をご飯の上に乗せ、山椒を振りかけた後にフライパンで熱した牛乳をかける紅生姜を乗せるだけです。誰でもできます。みんなできます。見た目はあまりよろしくありませんが、思ったよりは?不味そうには見えない感じです。食べてみたところ、そこそこ美味しいご飯でした!蒲焼のタレと牛乳が混ざってクリーミーになり、リゾットに近い食べ物になった気がします。言うまでもなく普通に食べた方が美味しいです。…ただこれだけでは、「そりゃあね」で終わってしまうのですが、ここから思いの外学べたことが大きかったのでもう少しお話をしたいと思います。 前述の通り、茂吉は決して豊かではない時代に缶詰として鰻を食べ繋いでいました。当時の缶詰は今ほど加工技術も進化しておらず、また保存食として加工された風味は焼き立ての鰻には遠く及ばなかったと考えられます。現代の感覚では「ゲテモノ」の一言で片付けられそうな食べ方ですが、もしかしたらこれが当時最大限に考え抜かれた缶詰鰻の最も美味しい食べ方であったのかもしれません。そう考えた時、改めて「季語の現場に立つ」ことの大切さがわかったような気がしました。その時代に想いを馳せながら当時の食べ方を再現してみることも、また勉強であると学ばせていただきました。今回は非常に非常に特殊な例でしたが、季語について調べる過程でこういった発見があれば、今後もしっかり実践して報告したいと思いますのでよろしくお願いします。/石井一草

 

●新しい投句・投稿システムについてのお願い
 投句・投稿フォームが新しくなっています。投句数の増加に伴って、仕分け作業に多くの時間を要します。以下の事項を守って投句投稿して下さると、組長の負担が大きく減ります。ご協力よろしくお願いします。

①俳句の欄には俳句のみ記入して下さい。一つの欄に一句を厳守。

②「俳句に対するコメント」の欄は記入する必要はありません。(特に気になることがあれば記入していただいても結構です。)

③「ギャ句」「聞き倣し季語」は俳句欄に記入して下さい。ギャ句の原句は「俳句に対するコメント」の欄に必ず記入して下さい。

④「兼題季語についての質問・考察・情報(火曜日「俳句道場」)」は、火曜日「俳句道場」への投稿です。

⑤「『俳句ポスト365』への感想・質問・要望・俳号の変更・各地の吟行情報など」「組長&ハイポニストたちへのお便り・近況報告など」はそれぞれ水曜日への投稿です。内容に合った欄に書き込んで下さい。

夏井先生

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