俳句ポスト365結果発表

  1. TOP >
  2. 結果発表 >
  3. プール

第244回 2020年5月28日週の兼題

プール

  • よしあきくん一期一会の一句
  • 初心者向け解説コーナー今週の俳句道場
  • 今週のお便り
  • 人・並選の俳句
  • 天・地の俳句
本選句欄では、添削した形で句を掲載する場合があります。
添削は作り替えの提案として句会等でも議論されます。示唆された添削案が自分の表現したいことに合致すれば、作者の判断においてその案を自作として採用してかまいません。

人

くしゃくしゃに濡れてプールの回数券
にゃん
かなぶんも浮かぶプールの消毒槽
にゃん
プール一度入ればこんなにも広い
京野さち
泳ぐとも潜るともなくプールかな
京野さち
プール出て「男」「女」へ別れけり
純音
雲一つ真上に来るプールかな
純音
高飛び込みプールに触れるまでは空
潤目の鰯
プールの底に仰向けば空の底
潤目の鰯
浮力とは淋しプールの底に触れ
古田秀
歓声のちプールをとはのうすぐもり
古田秀
高い鼻欲しアメリカのプール欲し
南方日午
東京の底や発光するプール
南方日午
背伸びしたらプールの光だけ見えた
あいだほ
陽光の捕獲装置としてプール
あいだほ
真夜の海プールの底へつながって
まこちふる
原色のプールや雨はあたたかし
まこちふる
流れるプールみんなはぐれてしまいけり
とんぼ
親戚の子が監視員市のプール
とんぼ
退社して未だ明るきはプールかな
いくた 武
さざ波の走る休憩中プール
いくた 武
ターンしてプールの月光へ浮上
いさな歌鈴
鳥の影プールのひかりの底を飛ぶ
いさな歌鈴
ざんざんとプールの空を攀じ登る
いしはまらんる
プールのばた足悪口聞かぬふり
いしはまらんる
上がり来てプールに肺を置き忘る
ウェンズデー正人
あだ名「容疑者」とプールの外で遭ふ
ウェンズデー正人
最上階に空とプールを侍らせる
きゅうもん@木ノ芽
バルザック小脇にホテルプールかな
きゅうもん@木ノ芽
プール出て骨が太陽充電中
シュリ
プールから給食係先上がる
シュリ
三日後に発つこの国や夜のプール
影山らてん
ヒロシマのプール昭和二十年
影山らてん
暗闇に遠くプールの飛び込み音
可笑式
プールの夜くらげのやうに愛し合ふ
可笑式
プール終へ山田の卵焼き貰ふ
玉庭マサアキ
老人が隅にゐる摩天のプール
玉庭マサアキ
ばしやばしやと甘くなるまでプール打つ
公木正
プールよりつかむ梯子の手に細し
公木正
プールだプール!僕は明るく老いてゆく
酒井おかわり
プール見て太陽の死を考える
酒井おかわり
噂の女がプールに来ているよ
城内幸江
浮く光ナイトプールの甘ったるい
城内幸江
こすられて徐々にプールの現れる
常幸龍BCAD
からっぽのプールはプールじゃないプール
常幸龍BCAD
学習院のプールの水の塩素臭
西村小市
濃紺の胸の眩しきプールかな
西村小市
プール好きで嫌いでみんな濡れている
青海也緒
飛び込みたきプール親指より波紋
青海也緒
差し入れる腕は鋭角プール開き
石井一草
プールの香満ちて給食いただきます
石井一草
引退や空青ければプールもまた
長谷川凜太郎
プールいま着水の指みな尖る
長谷川凜太郎
8コース襲ふプールの返し波
楢山孝明
対角の隅から隅へプール波
楢山孝明
この羽根はなんの虫だろプール脇
南風の記憶
水は青ではなかつたプールの面
南風の記憶
あや子先生決して濡れないプールかな
板柿せっか
人の子を上から叱るプールかな
板柿せっか
水を抜くたびに老いゆくプールかな
比々き
すなほなるプールのなかのからだかな
比々き
プールより出る引退の足取りで
稗田鈴二郎
飛び蹴りの形でプールを折り返す
稗田鈴二郎
今日女子と一緒プールの燦燦と
平本魚水
俺たちは数学あいつらはプール
平本魚水
黄昏れて首長竜のゐるプール
龍田山門
世界には男子と女子がゐてプール
龍田山門
曙のプールや彼女に尾びれあり
露草乃
笑ひごえ不思議と遠きプールかな
露草乃
正論の煙たしプール入れない
GONZA
空広き富士の裾野のプールかな
GONZA
一列に己が影踏みプールの日
M.李子
ひと雨の過ぎしプールの匂ひかな
M.李子
プールの面かたし太陽やはらかし
あまの太郎
青青とひかりを閉づるプールかな
あまの太郎
プールの熱溢る帰宅の右耳に
流れるプール流れないプール流されるわたし
2秒更新プールを雲の影しづか
ぐでたまご
陽をたべてプール開きを待つプール
ぐでたまご
音のないプールの底に眠れたらいいな
けーい〇
プールの裏でペットボトルを潰す宵
けーい〇
大丈夫プールの底へ逃げておいで
こま
おひさまにみとれるためのプールかな
こま
青空はかき消えプールは尖り出す
ざうこ
プールの子ひかりの網にかかりたる
ざうこ
外周を野球部プールをにらみつつ
さるぼぼ@チーム天地夢遥
ヒラメ筋硬くプールを上がりけり
さるぼぼ@チーム天地夢遥
とびこみの勇気は真白プールに陽
じゃすみん
プールのへそ押さば津波の起こりくる
じゃすみん
すべからくプールへ水と星を入れ
すりいぴい
アイドルのたまごが歌ふプールかな
すりいぴい
そりゃ庭にプールがあれば俺だって
たろりずむ
プールある駅で降りずにゆくバイト
たろりずむ
雨に梳くプール帰りのきしむ髪
トポル
プール出る神父の赤い胸毛かな
トポル
泳ぎ掬ふ最初のプールの水頑固
トマト使いめりるりら
天窓のやうなプール開きの朝
トマト使いめりるりら
号砲のひとり転落するプール
とりこ
水溜めただけでしょプールこわくない
とりこ
水しぶきプールはプリズム工場
はごろも
中休みプールもひとつ呼吸する
はごろも
失恋すプールの水がやわらかい
はまのはの
プールから出れば私はただの人
はまのはの
父として来たる地元のプールかな
ふるてい
陽だまりの浮くプールなら走れさう
ふるてい
プールそこらぢゆう太陽のきれつぱし
ほろろ。
夜のプール際にしやがんでゐる白衣
ほろろ。
あをあをあをプールの向かう岸は海
まどん
デッキチェア大人は泳がないプール
まどん
まだ何も映さぬプール紺の朝
まんぷく
プール碧し何も棲めないみづの色
まんぷく
ぶすぶすと人刺さりゆくプールかな
みくにく
魂の脱け殻あがるプールかな
みくにく
プールてふコンクリートの箱きらい
みやかわけい子
人なくて不穏のにほふプールかな
みやかわけい子
しいなちゃんさっきのじゅぎょうプールやな
むらさき(7才)
プールの水ゆれるかにの絵もゆれる
むらさき(7才)
プールプール人はもともと浮くんだよ
ももたもも
プール帰りのバスまたも乗りすごす
ももたもも
けがしたらプールはいれんけんきをつける
ゆうら(3才)
くまぐみきらきらプールもきらきら
ゆうら(3才)
きらきらと横浜の夜のプールかな
ラーラ
屋上のプールぶどう酒色の宵
ラーラ
別荘の木漏れ日浴びるプールかな
りこ
夕暮れのウクレレ響くプールかな
りこ
静けさやプール飛び込む二秒前
りんたろう
プールには不敵な伏兵いたりする
りんたろう
プールの歓声図書室の森閑
るるの父
プールに吐き出す青春のどろどろ
るるの父
プールの月崩さぬやうに抛ちぬ
ローストビーフ
プール開き先生らしくないパーカー
ローストビーフ
プールで燥げど彼等みな童貞
ワイズ万太郎
犬の糞踏んでなお向かひしプール
ワイズ万太郎
腰洗ひ槽に砂踏むプールかな
葵新吾
真ん中を寂しと思ふプールかな
葵新吾
有害なことばがあふれでるプール
或人
夜のプール置き去りにされる音楽
或人
胡散臭き匂ひやプール付きの家
杏と優
真面目な人やましい人のゐてプール
杏と優
息継ぎやプールは新記録拒む
伊予吟会 宵嵐
市営プール第六のコースに美人
伊予吟会 宵嵐
声援の滾るプールのコンマ1
一斤染乃
プールサイドの列ぴかぴかの膝小僧
一斤染乃
七十五日で消えたりしないプールの噂
羽沖
落とされておとなと同じ大プール
羽沖
十三歳の私が沈んでいるプール
横縞
プールサイドまずいラーメンがうまい
横縞
潜る子に笛の届かぬプールかな
夏 湖乃
パラソルの角度直してプール番
夏 湖乃
プールの鉄梯子 母の乳房ゆれ
夏雨ちや
プールサイドの少年の手術痕
夏雨ちや
本校のプール開きと黒板に
河本かおり
四時限はプール給食は揚げパン
河本かおり
膝抱へてプールの先を見てゐたり
花伝
プールなら泣いても誰もわからない
花伝
廃校のプール絶対何かいる
花紋
プール開き合図の前に落ちる子ら
花紋
プールにも妖怪少し棲むといふ
楽花生
プールの子何がそんなに可笑しくて
楽花生
プールサイドに並びて反りて木の名札
樫の木
息継ぎの口へ羽虫の入るプール
樫の木
プールから吾子を引き抜く重さかな
友人の姉がプール監視員
プールの底に君の目玉が沈んでた
瓦すずめ
プールサイド隅の一人が異星人
瓦すずめ
プール掃除デッキブラシで磨く雲
干しのいも子
プールから上がる地球に引っ張らる
干しのいも子
天然プール河童の影一瞬
輝棒
市民プール錆びた蛇口で目を洗う
輝棒
雨のプール両生類の郷愁
亀の
青きプール海近くして海遠く
亀の
プール上る地球の重さ三倍に
亀田荒太
屋内プール青く塗られ空を映さず
亀田荒太
太陽と遊ぶ約束プールかな
亀田勝則
雷さまが来るからプール早く出て
亀田勝則@雷さま(らいさま)雷のことを様をつけて言います。栃木では普通に使います。
ぎらぎらとどの子も飢ゑてゆくプール
久我恒子
プール満たす水に始めと終はりかな
久我恒子
またひとり取り残されしプールかな
久蔵久蔵
プールから雲に抜かれし帰り道
久蔵久蔵
中学のプール序列の入れ替わる
宮永 風太
初プール女子更衣室にある湿度
宮永 風太
プールより空より青し高校生
宮間ミヤマ
友達と云ふほどでもなきプールなり
宮間ミヤマ
プールより水の塊上がり来て
宮武濱女@塊(かたまり)
全校生五十三人皆プール
宮武濱女
息継げば肺白くなるプールかな
虚実子
一掻きに凹むプールの面の柔さ
虚実子
別荘のプールに浮かぶしっぽかな
元喜@木ノ芽
花嫁がプールの中から現るる
元喜@木ノ芽
新郎の突き落とされるプール晴れ
古都ぎんう
ひとりだけプールサイドにゐて砂漠
古都ぎんう
月光は錆びてプールの面へ降り来
古瀬まさあき
舐めるやにわたしへ入り込むプール
古瀬まさあき
プールにて事件凶器は空の青
広瀬 康
おじさんは無政府主義者プールは可
広瀬 康
黒雲の襲ふプールのてんやわんや
江戸人
雨の日のプール水輪を消す水輪
江戸人
しゆん君も給食もプールも嫌ひ
香野さとみZ
プールのあとの木の温かい美術室
香野さとみZ
プールの日アンネ・フランク展のあと
砂山恵子
ファウルボール飛び込む市民プールかな
砂山恵子
夜のプールぬれぬれと身に闇まとひ
彩楓(さいふう)
当直のたった独りの夜のプール
彩楓(さいふう)
眼球は濡れたるままのプールのなか
斎藤秀雄
巨いなる水を支ふるプールかな
斎藤秀雄
海よりも深きビニールプールかな
三重丸
月明のプールに蒼き河童どち
三重丸
プールから空の重さを持ち上げよ
山名凌霄
プールサイド足指攣ってゐないゐない
山名凌霄
プールが味方太陽かかって来い
司啓
技術室からプールサイドの女子の足
司啓
プール揺れ飛板はもうひかりだけ
氏家つかえ
プールに仰向けば星の真ん中へ落ちる
氏家つかえ
脱力てふ浮力にプール初めかな
息つぎの貌の美醜のプールかな
永遠の螺旋を降りていくプール
紫宗
水彩のタツチで揺れてゐるプール
紫宗
月削るやうに水掻く掻く掻くプール
七瀬ゆきこ
もう陸に上がる理由のなきプール
七瀬ゆきこ
天井を影が泳いで夜のプール
朱契
波音をプールの隅に楽しめり
朱契
柵越えの白球誰もいぬプール
山香ばし
高速道路渋滞プールはカラフル
山香ばし
飼ひ馴らされた水を湛えてプールの蒼
山内彩月
プールには光の綾を見に潜る
山内彩月
雨の日のプール硝子の涙壺
渋谷晶
プール出て目洗ふ水の目に痛し
渋谷晶
貨車の音長々プール日和かな
淳風
白抜きの真昼の月のあるプール
淳風
古式泳法プール横切る気骨かな
諸塚凡志
朝のプールにテニスボールぷかぷか
諸塚凡志
テニス部の腿の真白きプールかな
小川めぐる
プール楽し光の網をたぐりよせ
小川めぐる
おめおめと四肢を晒してプールの我
小泉岩魚
プールきらきら正しい親が欲しかった
小泉岩魚
潜水すプールの底を舐めるごと
小野更紗
プールより上がればしばし歯の痛み
小野更紗
プール満つ分水嶺に雲わづか
昇華
列をなすプールサイドの定食A
昇華
プール壁蹴って対岸までの旅
笑松
投げ込んだ奴もプールに突き落す
笑松
プールというわざわざ作る水溜り
真繍
ブルーハワイ飲む短き宵のプールにて
真繍
夜のプール底に鼓膜を置き忘れ
神山刻
千行の紀行のごときプールかな
神山刻
プール底八分前の太陽を
世良日守
太陽を一つ飾りてプールかな
世良日守
西伊豆の夕日満たせるプールかな
星埜黴円
百年を終えたプールと旧校舎
星埜黴円
プールあゝふざけたりにやけたりふやけたり
西川由野
潜るほど胸青くなるプールかな
西川由野
夜プール影を失くした娘をり
青田奈央
青空が近いプールを開く日は
青田奈央
少年の蛇行の跡やプールの灯
石田将仁
子を抱いて眼鏡のままのプールかな
石田将仁
禊と思ふ朝のホテルのプールかな
雪うさぎ
モヒートを掲げプールは眺むだけ
雪うさぎ
こんじきの城めける夜景やプール
赤馬福助
ぼくのたましひを欲しがるプールかな
赤馬福助
喉の奥あらわプールのクロール陣
雪華きなこ
プールでは自由歩けば杖の要る
雪華きなこ
空淡しプールの金網にふれて
倉嶋志乃
プールゆらゆらあゝ青空に吸はれさう
倉嶋志乃
世界とは疎遠プールの底にゐて
倉木はじめ
校舎からたぶん見られてゐるプール
倉木はじめ
プールの底に右の聴覚落ちたまま
足立智美
プール後の微睡フルーツ牛乳味
足立智美
信長は早よ死ね次はプールやし
多喰身・デラックス
担任を投げ込みプール納めかな
多喰身・デラックス
プール上がる皆が尻より滴らせ
多々良海月
見学授業プールの青が疎ましい
多々良海月
野放しの水にプールは檻となる
大和田美信
喧嘩してケンカのままのプールかな
大和田美信
プールの日オマエ北島オレ松田
鷹星
図書室の窓からプールそして君
鷹星
息継ぎのプールや遠き水平線
沢拓庵
教室にプール漂う午後の皮膚
沢拓庵
プールの子足が届いてジャンプジャンプ
谷川の蛍子
雨の日のプールの波紋喋り過ぎ
谷川の蛍子
今はもう飲めない味のプールかな
地球人
プールに映る月退職を決意
地球人
水のないプール水深示す十字架
痴陶人
プール開き見学届けの理由を練る
痴陶人
「あら、プール」たしかに夜に仄めいて
直樹里
迷ひ雲翳りをプールから吾に
直樹里
キャップ取りプールサイドの石となる
田中勲
息継ぎを真似つつプール開きかな
田中勲
黒潮の光とび込むプールかな
田中耕泉
球音やプール監視のラジオ鳴る
田中耕泉
ラーメンの汁跳ねてプールに日射し
渡野しえん太
町営のプール注意の多いこと
渡野しえん太
プールの底からの空幻想水晶
渡邉くるり
ピアノの音残照ゆらゆらゆらプール
渡邉くるり
指の血の一筋溶けていくプール
冬木ささめ
犬かきのできない犬がいるプール
冬木ささめ
まどろみやプールに忘れたる心
島崎伊介
ぬるみゆくプールへ山の影わづか
島崎伊介
こぼれ出る水に鳩よる子のプール
知らぬ児も混じりて遊ぶプールかな
プールから夜火事の端を見付けたり
内藤羊皐
恋人の腿の痣知る夜のプール
内藤羊皐
乳の張るベビープールの母の艶
南風紫蘭@木ノ芽
学級崩壊プールの底に黙
南風紫蘭@木ノ芽
プール開き次亜塩素酸鼻に抜け
日下まひろ
プールサイドネイルの色は赤と金
日下まひろ
バタ足のプール忘れろ何もかも
日出時計
歓声のプール懺悔の保健室
日出時計
プールサイドの足跡は母趾から乾く
能登あつし
プールの底にアニメのカニの目の昏し
能登あつし
天窓は光る柱をプールへと
播磨陽子
見学の子らへプールの子らへ雨
播磨陽子
壜底に揺れて昭和のプール見ゆ
畑山六十二
初プール水中メガネのゴム苦し
畑山六十二
リーゼント濡らさず泳ぐプールかな
風慈音
背泳ぎでプールゆらゆら雲薄ら
風慈音
ぎゅうぎゅうの流れるプール流れない
服部勝枝
総理4人出た県プールぼろぼろさ
服部勝枝
プールサイド光のやうな子が走り
福蔵
ずぶ濡れの十代プールの水甘し
福蔵
天蓋の歪みプールの底しづか
碧西里
流れるプールこの陽だまりの幾度目か
碧西里
手を振って流れぬプール行進す
朋知
息継げばプールすれすれ迫る空
朋知
大波のプール乳歯を攫ひけり
蜂里ななつ
きんだんののみものとプールはセット
蜂里ななつ
金網にもたれプールのギプスかな
北村 崇雄
揚げパンの列に並ぶや市民プール
北村 崇雄
晩飯を聞いてプールへ駆け出しぬ
北藤詩旦
頼もしき上級生のゐてプール
北藤詩旦
芳しからんプールの底へ降る光
北野きのこ
父の忌を菱形に揺蕩うプール
北野きのこ
先づ鼻の喜んでゐるプールかな
堀口房水
九枚見る「学童注意」プールの日
堀口房水
空に水足してプールの色になる
未補
泳ぐのに不向きプールは美しい
未補
プール出る鉄梯に腹乗せて
椋本望生
ピストル一発プールの雲を消す
椋本望生
コースローププール直進のみゆるす
明世
蜜漬けのからだプールの帰り道
明世
十秒は自由プールの底ゆけば
綿井びょう
天井は光プールの底は音
綿井びょう
天地失ひてプールへ吐き出さる
木江
プールより出づる顔皆たひらなり
木江
かあさんはプール当番サボるかも
由づる
ハワイアン流れて怠けだすプール
由づる
プールとは青き鯨の腹の底
雷紋
天か地か分からぬプールの底ざらり
雷紋
プール授業あいつを視界から外す
隆月
プールってこんなに小さかったんだ
隆月
プレゼンの前にプールに誘ひたり
蘭丸結動
プールサイドの置き去りの千羽鶴
蘭丸結動
あをきプールへ月は玉子をうみおとす
緑の手
生徒百人プールのへどろ削り取る
緑の手
焼きそばとフランクフルト付きプール
令ちゃん@埼玉
たましひを水に残してプール際
令ちゃん@埼玉
両手持つ父はいなくてプールサイド
麗し
プール建つ昔ここまで海でして
麗し
東欧に鉄のにほひのプールかな
露砂
見学のギプスまでプールの飛沫
露砂
放課後の校舎の映るプールかな
茫々
屋外プール土耳古青なる耳飾り
茫々
プール後のシャワー心臓毛羽立てり
蓼科川奈
水底の音折れ曲がるプールかな
蓼科川奈
夜のプールひたひた満ちてくる軍歌
RUSTY
町営プールのビキニと割るるハワイアン
仁和田 永
火の踊り果ててプールの水昏き
雀虫
快勝のプールに普段地味な司書
戸部紅屑
真昼の陽プールの壁にへばりつく
28あずきち
神島やプール開きのホイッスル
28ひろきち
投げて投げてと子の絡みつくプールかな
⑦パパ@いつき組広ブロ俳句部
無人プール一枚のアクリル面
99カリン
晴れし朝プールを覆う山の影
Dr.でぶ@いつき組広ブロ俳句部
プール出て鼻梁に触るる午後の風
Mコスモ
大空を掻くよに抜き手切るプール
okapi
キッズプールの側にチワワの座りをり
Q&A
漕ぐペダル プール臭わせ重い重い
TAKO焼子
潜水に日の歪みたるプールかな
あー無精
十五才乱反射のプールへダイブ
あいみのり
耳鳴りのプールの歓声けものへん
あおのめ
象百頭分がっこうのプールには水
あきのひなた
好きな子はプールの匂い赤い髪
あつむら恵女
流れるプール何処までも何時までも
あべべ
二十五メートルプールのゴール果てしなき
いいよかん
子と逸れ流れるプールを逆行す
いかすみ
八の段九の段プールを流れつつ
いかちゃん
潮風に松葉落ちたるプールかな
いたまきし
プールの日我は海の子みたいな子
いなだはまち
のんびりとプール頭上に飛行船
いまいやすのり
恋果てて五体を放りだすプール
うしうし
廻るプール毎度手を振る荷物番
うづら
友だちはもう月のものプールの日
うに子
プール青々して進路調査票
えむさい
重力を一気に背負いてプール帰路
おうれん
プール終わり噂も溜まる更衣室
オサカナクッション
絵日記の空零れ出すプールかな
かざばな
冒険の自転車辿り着くプール
かたな
こんな小雨でプールが中止なんて
かつたろー。
見学のプールさびしき膝頭
かまど
夜深くプールに揺れる観覧車
きっちゃん
ガムランのプールサイドが眠いねむい
ギボウシ金森
脱皮終へプールに浮かぶ男かな
キャサリンまさこ
くちなはの昏きプールを渉りをり
きょうや
プール出て瞳を洗ふこゑ洗ふ
ぎんやんま
飛行機雲ゆっくりプール無重力
くさ
なまじ背の立つのが怖きプールかな
ぐずみ
耳孔を水光零れ落つプール
くま鶉
一張のプールぞつぷと人を呑む
くらげを
プール出で来て黙祷となる正午
くりでん
いろいろと浮かんだままのプールかな
ケビン
プールより伸ばされた手とハイタッチ
こうや こう
さざ波の収まるプール風の底
こじまはじめ
おばさまと憂さ捨てにゆくプールかな
ことまと
ががんぼの気分でプール一周す
さとけん
休憩のプールの鼓動どぷんどぷん
さゆみ
割引券リュックへ入れる明日プール
しー子
引退パーティー終はりて金色のプール
ししまる
息継ぎへ糸雨の絡むるプールかな
しゃれこうべの妻
ビート板プールの深みまで進み
ジョビジョバ
真夜中のプールの静と蛾の交尾
ず☆我夢@木ノ芽
プールより大海原を眺めをり
すえよし
プールの子飛行機雲をつかまへる
そうま純香
太陽の申し子集いたるプール
そうり
真夜中のプールは黄泉の潦
たま走哉
虻避けて頭沈めるプールの子
たん造
無防備な背中にプールサイドの灯
ちびつぶぶどう
プールそこちいさくみえるしろいいし
ちま(6才)
覚めている身体に熱や夜のプール
ちゃうりん
スタートの笛にプールの目覚めけり
つちや剛
いっせーのーでプールサイドに響く声
ツユマメ末っ子@8歳
教室の重力の増すプール後
テツコ@第二まる安
解かるるポニーテールにプールの香
でんでん琴女
プールに浮かびて仰ぐ大三角
どいつばば
火の色のおはじき拾ふプールかな
どかてい
子の声にプールたぷたぷ動き出す
としまる
曇天のプールの底に住みたき日
なご
死後のこと頭に浮かぶプールかな
にじのすみれこ
同伴のことを小耳に出るプール
ねずみ男
プール際広背筋は水弾き
ねむり猫
子の腿の眩しプールの肩車
のつり
片仮名のプール活き活き時間割
のら
プールサイド並ぶ天使の肩甲骨
のりのみや
プール終えけだるさは今ふくらはぎ
はまゆう
日曜のプールに吾子を見失い
はむ
流れてるプールはまさに山手線
ひろしげ12さい
プールで気取る永久に二十歳の君の写真
ふくろう悠々
休校のプール映る雲でかい
ぺた
区役所のたらい回しプールは閉館
ペトロア
遠すぎるプールの縦の向かう側
ぽおや
太陽がプールの底に沈んでる
ほしのあお
十回目の補しゅう鈍色のプール
ほしの有紀
ほとびたる己をつつむプールかな
ぼたんぴ
鮭マヨを二つ忍ばせプールまで
ほのぼぉの@蚊帳のなか
プール開き鱗一枚漂へり
ぽんたちん
真夜中のプールは完全なる羊羹
ほんよむひと
放課後のプールにひらく診断書
マーフィー
プールラインゴーグル曇って真っ白だ
まお9才
髪束ねプールサイドの妻若し
マツイミキロウ8191
魂をかすかに揺らすプールかな
まつだまゆ
歓声なきプールでも陽は煌めいて
まみのすけ
帰りのバス代手に確かめてプールの日
まりい@木ノ芽
白鳥座よりターンするなり夜のプール
まるちゃん2323
プールの歓声点滴中の午後
みー
顔に雨プールの水は生ぬるい
ミセウ愛
プールから水持ち上げて上がりけり
みどちゃん
プール無き子供時代でありにけり
みどり
眼鏡とる先生の顔プールの日
みのる
考査終えプールを雲の影悠々
むらぴ
昼休みプール静かに空の色
めりっさ
プール上がる胎児は重さ得て人に
もせきのこ
抜き手の真似しつつ帰るプールの子
もりお
百円を握るしわしわプールの手
もりのまりりん
三組の山田プールんときスター
モルディブ春乃
プールの水の抜けてゆく寂しさよ
ヤヒロ
初恋やプール終わりの水しぶき
やぶつばき
1時間歩くプールの外眩し
ゆぃ
プール深く見上げる水面こぽぽぽぽ
ゆかりん
骨折を忘れて子らとプールかな
ゆすらご
監視台僕はプ-ルが苦手です
よぶこどり
背泳ぎの真白き腕や夜のプール
らくさい
息殺しピストルを待つプールかな
ラランジャ
一昨日の絶交癒したるプール
る・こんと
プール出づれば一段ごとの万有引力
るびちゅ
飛び込めばプールのびやかなる孤独
るりぼうし
生徒集う空のプールや弾き語り
れい
灘の子の抜き手プールの終る迄
わこたんのまま
繋がって途切れて散ってプールの日
わさび
柔らかい指プールより君戻る
阿山季思
我のみの補習プールの透明度
安宅麻由子
あの歌を幾度プールの更衣室
安溶二
玻璃戸抜けプールの水とたはぶる陽
伊奈川富真乃
真夜中のプール真昼の子らの影
伊予吟会 心嵐
教室とまた違う子のプールかな
位相朗
そのかみの溜池の地のプールかな
井上じろ
プールの碧廃校の片隅に
育由
漂うて真夜のプールの星すくい
一人静
それとなくプールサイドの眼のやり場
一太郎ラン坊
明鏡の夜のプールに夜の空
一日一笑
プールを噛み跡だらけのビート板
宇田建
泣きながらクラゲになって浮くプール
卯年のふみ
屋上の子供プールの水冷た
映千
監視されているプールの監視員
永想
市民プール通常料金にて入る
プール飛び込む心と体あべこべに
猿猴川のドブネズミ
上履きでプールサイドてふ背徳
遠音
スライダー抜けて現世のプール也
塩の司厨長
プールの匂ひ算数は気もそぞろ
遠野肇
足つかず沈むプールの蒼さかな
奥山凜堂
プールの底空の入口かもしれぬ
奥野悦穂
プールサイドの先輩後輩を見つめ
プール満ち闇に煌めく鋼なり
乙華散
雑音をプールの底へしづめけり
佳山@水戸
プールへと消毒槽を長き列
夏柿
プール辺足をぶらぶら仮病の子
河原つばめ
跳び出せば空の扉の開くプール
火炎猿
五階から見下ろすプールの号笛
花結い
七秒の孤独プールの底ざらざら
茄子美
プールサイドで腕だけ回し済ませけり
海峯竜寿
譫言をプールの底に沈めゆく
海老海老
波の出るプールに北斎の波濤
灰色狼
夕日射すプールの底に落し物
絵十
羽虫浮く町営プール夕暮れて
幹弘
照明に夕陽の絡むプールかな
甘泉
雨降のプール対角線を泳ぐ
閑茶
太陽は真上プールの人工波
岸 れん
ミサちゃんといっしょだったらプールすき
季音句歩
シャツはおるプールサイドへギムレット
亀山酔田
空より青い一番乗りのプール
蟻馬次朗
藻の生えたプールに突き落とされそうに
吉井いくえ
プールの声掻き消し米軍機は通過
吉行直人
盆地の子盆地の底のプールの子
吉野川
先生に託されプール解錠す
宮坂暢介
指先からプールが我を受け容れる
宮本象三
八雲立つプールの底に光在り
合図待つプールサイドのやんちゃくれ
玉井瑞月@腕白小僧でさえ10分のプール休憩は指示に従っていたなぁ?
気泡吐きプールの天地見るターン
玉響雷子
濡れぬまま女性教師のプール番
金子加行
髭白く扨てもプールは遠くなり
銀命堂
プールサイドよりプールへと一礼す
駒斗
ふた月の空を汲み置くプールかな
空想婆
海を見て富士山を見てプールの子
君島笑夢
飛び込んでみろよと誘う夜のプール
渓翠@青東高
真夜中のプール足裏に陽のむくろ
月の道馨子
生温き子供プールの泣き笑ひ
月影の桃
プール潜るモザイクとなる友の声
月見柑
プールより降る声拭ひ集金日
月青草青
直方体美しくあるプールかな
原田駿
胸騒ぎ今日のプールにゐない人
好文木
水を掻く度にたわむ夜のプール
江口小春
飛び出してしぶきプールの空を打つ
浩朗
プールあがる子の清らかな盆の窪
紅さやか
プールサイド彼の噂を風に聞く
紅塩寝子
熱量がプールを蹂躙して寂し
香椎
夜のプール星を湛へて眠りけり
香壺
いつも捕手の子イルカになれるプール
高橋寅次
給食当番呼ばれて折り返すプール
高橋無垢
素直とはプールの底のようで雨
綱長井ハツオ
目が合って逸らしたプールサイドかな
高田祥聖
青春を盗み聞くプールの底で
高尾里甫
葉も虫もへっちゃらだった日のプール
克巳@夜のサングラス
船上のプール太平洋のど真ん中
国代鶏侍
魂の輪郭ちぢみたるプール
黒子
雲モ水プールサイドヲ離陸セヨ
今田無明
今夜母船呼ぶぞプールに集合な
紺乃ひつじ
去年より背の伸びてゐるプールかな
佐々木ふく
立ち漕ぎの自転車五つプール行き
佐藤志祐
プール囲み準備体操きらきらと
佐藤儒艮
水満ちてプールに映える芙蓉峰
佐藤俊
鍵当番一番乗りの朝プール
佐保
飛び込んだプールの底は滑走路
沙那夏
揺蕩えばプールから観る世はいびつ
砂楽梨
見失ふ五秒の恐怖プール際
斎乃雪
ゴーグルの隙間にプール流れ込む
三浦にゃじろう
プールなら泳げるんだと言つたよね
三子
プール掃除あの変な虫なんじゃろな
三重真浪
因数分解プールのにおい残る指
三重野とりとり
プール泳ぐもアメリカはまだ遠く
三水低@第二まる安
温度計空まで上るプールの日
三毳
昨今のプール無色無味無臭
山くじら
プールにて水の重みに歯向かひぬ
山河穂香
プールサイドはツベルクリン痕見せ合ひ
山踏青時雨
下敷きの眠たいさまよプール後
山乃火穂
皆去りしプールにぬるき波のまだ
山風
検定試験鬼にも蛇にもなるプール
山歩き
死のうともしないんだけどプールいく
山本汐固
拡声器熱しプールの塩素の香
山本先生
プール上る縋りつく水振捨てて
志保川有
子どもいないプールに浮かぶ星とネオン
糸川ラッコ
水といふ初めての武器プールの子
紙鍵盤
スパイクを脱ぎて駆け込むプールかな
紫鋼
週末やホテルのカレーと夜のプール
紫香菫
ふかく深くおもく重くプールかな
鹿沼 湖@木ノ芽
やご千匹救ひ出したるプールかな
鹿本てん点
白熱のプールサイドや龍うねる
篠田ピンク
かにぱんの足ちぎり合うプール後
朱海 祥
プール脇タオルの上に夕陽指す
樹孝
温水の水膜粘し夜のプール
樹朋
風の無きプールよ逆さまの君よ
宗平圭司
抜け道を急ぐ自転車プ-ルの日
秋月なおと
青白きプールの底を歪むライン
春野いちご
眼鏡取る君のらうたきプールかな
升 丁茶
旅先のプールに習ふターンかな
宵眞智
仕事終えジムのプールや星の夜
小鞠
太陽がどんどん西へプールの日
小山晃
狂宴のプールサイドのライブかな
小春
背浮きするプールこのまま青空へ
小石日和
をんな先生午後のプールに飛び込みぬ
小川野棕櫚
プール開き気温水温体温も
小梅
あの石の白きを見失いプール
小野 睦
新郎を投げて電飾散るプール
小林妙
星屑が溶けて冷きプールかな
松ぼっくり
憂鬱なプール仮病の僕嫌い
松井くろ
ブラシ持つ腕隆々とプールかな
松永裕歩
休む子はひとり高きにプールの日
松山のとまと
プール照る我らの昼を閉じこめて
松山めゐ
月の夜は月もプールで泳ぐらし
松本裕子
こめかみにプール帰りの風通る
焼饅頭
豪邸のプールにもカップヌードル
章媛
プールといえば元彼と行ったっきり
笑酔
もんじや食ふ互ひにプールくさきまま
上倉すず女
二割引のプール会員募集中
上津 力
吾子の手のつかむ乳房やプール入り
上津嘉子
氷嚢の冷たさ恨むプールかな
常陸人
泳げぬ子を集められてるプールかな
新開ちえ
ここで僕だけが楽しくないプール
新蕎麦句会・凪太
七色の要塞あれがプールとは
森川いもり
居残りのプールは雨か生温し
飛び込んで底に見えしプールのへそ
真喜王
夜のプール羊羹のごと重き水
真咲よしの
たっぷりの空を見上げるプールから
水夢
位置につくプールのフロートぎしと鳴き
神誉
プールでも作戦続く少年期
秦 浩
髪を拭くプールサイドのふやけし手
粋田化石
交はらぬままにプールと海と空
酔下弦
病棟の窓より眺むプールかな
杉本とらを
野球部の長打飛び込むプールかな
是空
和解案のむかプールの水重く
成瀬源三
記録出た市民プ-ルのアナウンス
星降松
一丁前のいびきのプール帰りの子
晴好 雨独
血も尿も涙も融けプールの青
正山小種
石棺の如きプールや水の星
清波
矍鑠とプールに一人古式かな
誠馬
プールあと靴下履いた時の妙
青山あじこ
プールの方が私に飛び込む
青木健一
空うらがへる水中じやんけんのプール
石あい女
いちまいのプールをたたみペダル漕ぐ
石川聡
プールは鏡一人浮かべて水弛む
石野上路無
瘡蓋の燃へ尽きる日のプールかな
雪陽
プールとふ水の姿勢を正すもの
千仗千紘
仁王立ちしてもプールの脚くにゃり
川越羽流
プールの塩素臭焼け付く舗装
川口みち
プール出る大気の重さしかと受け
川島 欣也
黒板の九九煌きたるプール日和
浅河祥子
プール潜る水のあくびの音の中
蒼奏
南国やナイト・プールに星浮かぶ
村上 無有
背の黒子初めて知ったプールかな
村上やまだ
母の代に那覇のプールの奇しきかな
母親と喧嘩しているプールの子
蒼鳩 薫
「好き」という言葉にかえて飛び込むプール
駄口竹流
うどん噛む頬にプールの水伝う
大小田忍
水替へのプール冷たき月曜日
大谷如水
吾子すでに空とプールを手に入れし
大塚迷路
ターンする蹠にプールざらついて
大槻税悦
選手きてプールの水は滑らかに
谷山みつこ
真夜中のプール浮かんだ俺と虫
淡嶋テンシ
プールに映るワタシはワタシでない
丹波らる
抜き手きる今日にけぢめを夜のプール
池田郁英
地下水のプール五億年ぶりの陽
池之端モルト
プールの面こはばる号砲までの須臾
中岡秀次
遺伝子の水恋へばプールに潤ぶ
中根由起子@「潤ぶ」は「ほとぶ」
太陽とプール共謀のシナリオ
中山月波
バタ足で進むプールの風優し
中山白蘭
ドクターストップかかってプールの水騒ぐ
宙のふう
鰓呼吸してる人いたりしてプール
衷子
飛び込みの一瞬プールに抗う手
暢気
午前の光吸い尽くすまで待つプール
朝桜咲花
音無き豪雨のプールに子は仰ぐ
長ズボンおじさん
握り飯二つ目掴むプール際
津軽まつ
金婚の縁始まりしプールかな
津軽わさお
好戦のプール抜き手の肘揃ふ
辻が花
プールより上げた児のまた飛び込んで
定吉
裏道を抜けて補習のプールかな
泥酔亭曜々
猛禽類の影が静かに寄るプール
泥塗れのポスト
正面の星を掴みにプール入る
天晴鈍ぞ孤
プールの子夕陽めがけてバタ足す
天陽ゆう
プール上がり落ちる鱗の塩っぽさ
貼女(ちょうじょ)
二コースは高齢者用プールなり
田村美穂
プール開きや拡声器の音割れ
田中舵郎
夜のプール光るは星か龍の眼か
都乃あざみ
時間割飛び出て見えるプールの文字
島村福太郎
本命になれずあかるきプール満つ
桃蓮まらん
真夜中のプールはどうも底が無い
当卯
プール監視員賄ひはラタトゥイユ
藤色葉菜
名水を引き込む村のプールかな
藤倉密子
衝突前の地球をプールが受けとめる
藤鷹圓哉
水高く空へ放つてプールの日
藤田ゆきまち
プール後の夕陽だるくて腹へって
豆闌
背泳ぎにプールが「もっと凭れろ」と
尼島里志
プールにも空にも馴染まぬ制服姿
肉野州民菜
水濁るプールを描く美術室
日々樹 愛(ひびき めご)
休憩の笛をもう聞くプールかな
馬祥
分校のプールのんびり漂う蛇
白薔薇
商談は休止プールの声しばし
麦吉
デッキブラシと走るプールの底に青
君が笑ふ山のプールは雨催
飯村祐知子
月光の一杯分のプールなり
彼方ひらく
プールシャワーの塩素に錆びの匂ひかな
比良山
四分音符弾むプールの水面かな
美翠
水恐しプール眩しき底がある
柊 月子
父さんを取り合い飛沫プールかな
百合乃
号令の水位を上ぐるプールかな
百草千樹Z
プールてふ水の巨体の寝そべおり
漂碌魂ひいろみ
プール際名は何んと草に問う
富士 遊歩@ありす句会
空全て我にプールに音の無し
武井かま猫
明後日はスカートにするプールの日
風花まゆみ
スタートのプールに揺るるスカイツリー
風峰
プール開きどんどん雲の剥がれゆく
福花
プール開き牛乳二本一気飲み
平井伸明
トラス梁黄ばむプールに錆こぼす
福良ちどり
二歳児は無心プールに通り雨
文月さな女
急な雨プールがきざむジャズドラム
平野水麦
夜のプールに身が溶けてゆく恐ろしさ
豊田すばる
いぶし銀一枚夕闇のプール
プールの底の人違いして足つかむ
望月ゆう
魂を抜かれたプール施錠する
北川蒼鴉
高気圧張り出しプール覆いけり
堀雅一
晴れ無風乾くプールの水面まで
抹茶金魚
夜のプール南京錠の外れさう
末尾波世遠
ヒト進化せりプールから出るたびに
万喜ミツル
我は河童プール潜りて無垢の足
眠井遠雷
見て見てとプール逆さに潜りたる
夢堂
「奢るよ」と市民プールの塩ラーメン
無苦路
そよ風に星ぽわんぽわんとプール
明惟久里
息つぎの二回でくじけ立つプール
明明
我が身木つ葉になるらむ夜のプール
茂る
焼け跡のプールに集う日曜学校
網代
午後の部へ二度目のプール生乾き
網野れいこ
漂えども漂えどもプールなり
木染湧水
流れ来る度に目の合ふ子とプール
木村ひむか
タンクトップの横顔プールの残り香
木乃伊
プールぎわ二周まだ迷子ではない
木綿
耳にまだプールの水や貸本屋
也和
潮騒の聞こえる市営プールかな
野の花 誉茂子
夕暮れのプール思春期のさざなみ
野ばら
プール授業へ水天宮の守り提げ
野地垂木
啄木の十五の心浮くプール
野々原ラピ
ここまででやめれば温きプールかな
野良古
プール開き君の波紋が僕の乳へ
矢橋
プールに藻覗いて走る五年生
薮内椿
と言ふとも吾には深きプールなり
悠久
放課後のプールは少し澄ましてる
柚木みゆき
友だちの胸板厚きプールかな
遊亀
青々とプールの底にある音色
遊飛@蚊帳のなか
風強しプールに映る雲速し
余熱
解約の派遣プールの清々し
余部
子ら去りてプールの空がのびちぢみ
与志魚
プールでは背筋美しき子と知りにけり
葉るみ
プール後の陸地は特異点のやう
葉月
飲み込みし水のまずさよプールの日
遥風
眼下に夜景プールは星を写す
遥明
揺れるプールの水面ワープの入り口
陽気姫
誰の所為プール開きが雨なのは
藍植生
夜深のプール北高七不思議
おばさんがドスんと歩くプールなり
梨田碧
喧嘩して潜るプールの底静か
離松
ペディキュアであの娘とわかるプール際
琉璃
こんなにも雨のプールは寂しいか
竜胆
タオル達揺れてプールは強張りて
竜田側
虫へんの漢字90書きプール
鈴廣
揺れる陽に届かぬプールの底の吾
瑠璃茉莉
川沿いのプールや夕日たたえをり
蓮花麻耶
影孤独雨のプールに捨つるもの
老人日記
月も星も泳げぬ今年の涸れプール
六々庵
水分けあうプール帰りの兄妹よ
和田重
唇にプールの青を留めけり
洒落神戸
白雲映す明るき夜のプールかな
朶美子(えみこ)
星の庭プール濾過機は眠らない
柝の音
折鶴が流れるプール泳いでる
涅槃girl
予科練の臀部隆々プールかな
脩斎@105さい
二人きりのぷうる濡れた髪結はふ
芍薬
空切り取ったプールは無重力
蘂六
手を広げプールの雲に直滑降
藪椿@木ノ芽
縁遠くなりて眩しきプールかな
蜥蜴の尻尾
五線譜となりしプールの波紋かな
颯(はやて)
トビウオのやうなヤツゐるプールかな
アイゴー
生温き更衣室へプールの匂い
あまぐり
一万人プールに今日は二万人
あみま@一万人プールは栃木県真岡市井頭公園にある大型プール。最多入場者は27,000人以上らしいです。
ひと蹴りのプールの底へ千の泡
アン
方形の空方形のプールかな
ウロ
リゾートプール水の底のなんてしづか
カンガルーのしっぽ
背面跳びでダイブするプール空の青
アマビエ様のお通り
大会前夜プールに映る非常灯
ほろよい
四限目のプールに透けし進路票
ぽんぽこぴーな
飛び込んだプールの底の無音すがし
ゆこげん
なんで雨だとプールが休みなんだろね
花屋英利
磨かれしプールの底の空青し
花菖蒲
プールサイドの重力1.2倍
海野しりとり
人混みにゐぬ子を探すプールかな
海野碧
右耳を押し当てているプールサイド
杵築きい
プールにはプールサイドという見せ場
今井佳香
見学の子らも濡れたるプールの日
根本葉音@花芭蕉句会
心地よき疲れやプールサイドは雨
佐藤直哉
監視員の笛の鋭きプールかな
沙恵子
生温きプールの碧を持て余す
朱夏A
列進み徐々にプールの匂ひかな
小川 都
プール穏やかビート板をはずせた日
小鳥ひすい
両横は無人のコースプールの日
承穂
中学のプールざらつく足の裏
松の実
すべらかな指紋のやうにプールの面
石神湖畔
プール脇デッキブラシは整列す
千葉睦女
星へ手を伸ばさば沈むプールかな
多事
小走りにプールサイドの長い方
牟礼あおい
力尽きプールサイドに這い上がる
雙凜

並

落球を返すあてなしプール開き
いち坊
制御棒冷やされてゐるプールかな
きなこもち
すべりたいプールの大きなすべりだい
さくらちゃん@4歳
膝を抱くプール教室彼岸まで
安芸子守熊
急流のプール崖の木から飛び込む
一愚
プールには今日は行かぬと大人びて
蛾触
根尾川がわが青春のプールなり
三水(さんすい)
多景島や竹生島あり我がプール
山辺道児
快晴のプール大会泳ぎ切る
山口朝子
プールの日朝はカレー食ふ子の光り
知念帆意
プール嫌い傷を見られたあとも好き
知無須園
プールへと補助輪外し初飛行
村崎 雫
立ちたればプール浅きを苦笑い
長田写々
おとひかりかるきをくはへプールなる
珍紛漢
あかね色プールの水面に油ひく
殿さまペンギン
歓声はプールに浸みて黄泉の声
白藍こはく
糧畑へ変えたプール上敵機が飛ぶ
与六
歓声今も市民プールの跡地かな
良生
こんなにも狭きプールと同窓会
令雅
怖がる子深きプールを泳ぎだし
aya
プールでも無心に泳ぐバイク乗り
Benじい
風強しビニールプール飛んでゆく
HARUKO
雨の波紋見学届けし日のプール
haruwo
放課後の髪にプールの匂ひする
k.julia
クロールの息継ぎ出来ずプール端
Karino
友誘い十円握りゆくプール
KAZUピー
閉じたまま校内プール空の青
KKK
夕闇にアヒル横たわり庭プール
kuri
しぼみたる心ふくらむプールかな
Kかれん
沈黙のプール青空映すのみ
PON
掻き蹴るプールの水満々と記録会
sakura a.
ベガ光るプールに浮かぶ街の声
sol
ハイターの香りふと思い出す学校のプール
sugarlily
雨になれ級長の憂いプールの日
Sweet Taxi Driver
狭き空やプールを囲む摩天楼
syuusyuu
リゾートの深夜君と二人のプール
wolf626
陽光にひかるうぶ毛や初プール
yoko
指先が飛び込む朝日射すプール
あーすススメ
久々にプールに水張り笑みにけり
アーナンダ
全身を期待で踊らせいざプール
あいあい
教室を裸で走る子プールの日
あいむ李景
手や足の元気さ悟るプールかな
アオキシゲル
負けぬぞと無呼吸タッチプールの端
アオハル
塩素の匂いまといつくプールの日
アガニョーク
髪濡れてプール帰りの女の子
あけみ
プールまで便所スリッパ履いたまま
あさのとびら
水満ちてプール真青になりにけり
あずお
プールデビュー母の後追い飛ぶ子熊
あすか
プール後八百円のカレーライス
アストロ@夏銀河
夜のプール潜水艦ごっこ語るまじ
あたなごっち
懐かしき天然プール半世紀
あつこっとん
プール帰りの隣のサラリーマン
あなうさぎ
授業中うつらうつらのプールあと
アマリリスと夢
ゴーグルの跡白きなりプールの子
あらら
プール出で声の泳ぐや甘味処
アリマノミコ
牛乳を飲む時プールの香のゲップ
あろーま
プール開き古式泳法水を切る
あわの花水木
優勝の歓喜かすかに夜のプール
イエロー雲
小石投げ友と競ひてプール底
いくちゃん
髪濡れて夕映えのプール閑かなり
いくらちゃん
プールの飛沫蒸発の音は擬音
いく葉
昼の顔隠してプール夜の貌
いごぼうら
初恋はプールつんつんカルキ味
いしい美髯
雲映ゆる朝のプールに飛び込みて
イチロー
プール揺れ幾何学模様水底に
いつか
濡れ髪はプールの水の匂いかな
いと茶
プールの日空は快晴わたし雨
いむら堅
プール出て熱き小石を耳にあて
うさぎまんじゅう
プール塀に子供の数のタオルかな
うま子
螺旋プール子らの帽子のつぎつぎと
うめがさそう
プール開き水神さまに手を合わす
うらら恵子
錐のごとプール突き刺す飛び込みぞ
えいぎょ
谷川を堰き止めプール開きかな
えび天
ぱしゃぱしゃと子らばかりなるプールかな
えま素翠
島の子や太平洋はプールなり
えらぶゆり
赤帽子ひとつ漂ふプールかな
えりいも
出番待つプールに波紋俺5番
オアズマン@高校時代の体育の高飛び込み、期末テスト。最初の飛び込み者が終わりプールを見ると飛び込み後の 波紋が大きく広がっている。5番目だが更に不安が広がる。
プール満ちブラシ置くもう走らない
おおそとガリコ
川水のプールに寄りて戻りゆく
おおるり
小学生すれ違いざまプールの香
おかか丸
パズル解くプールサイドの異邦人
オキザリス
プールサイド濡れた睫毛にやられたり
おくにち木実
その昔市民プールに十円で
おけら
足つかぬプール中央吾子放つ
おたまじゃくし
プール開きチューブを抜けて青い空
おつたみんし
紫のくちびる震ふプール端
おやま文枝
プール終えなかなか出せぬ耳の水
オリゼ
プール観る色とりどりの花模様
お漬物
プルメリアプールにゆれて遠ガムラン
カオス
プールより望む天守と沖に島
かこ
息継がずプールサイドへ一等賞
かずポン
プール日や何と足取り軽きこと
かすみそう
プールでの無音の底で泡ゴボリ
かたおかルナ
憂いごとプールで流れ星の朝
かたちゃん@いつき組広ブロ俳句部
pHの色待つ静かプール前
カヅラ梅@pH『ペーハー』と読みます。突然ですが学校薬剤師をご存知でしょうか。学校薬剤師の仕事の内容の1つにプールの水質検査があります。プールの水質検査をクリアしてから学校のプールが始まります。水質検査の1つにプールのpHを調べるというのがあります。その結果を待つ時の句を読みました。
プールサイドに熱し熱しと踊る子等
カネケン
水の無いプールに俺のロケンロー
かは
プールの日水をぶつけてはしゃぐなり
カモメ
滝のような雨のプールに仰向けに
かもん丸茶
ひそとしたプールサイドでメール打つ
カラス
完泳は必須条件プール晴れ
からすちゃん
プールが私を抱きしめる五時の鐘
カロニク
隣人のしぶきに怯むプールかな
キートスばんじょうし
夜のプールビーチホテルでシャンパン
キーヨ
プールなき海辺の町に転校す
キイロイトリ
バス停のプール歓声よく通り
ギコ
プール開き水しぶきへ歓声10m
きさらぎ
着替へてもプールの匂ひ昼下り
キッカワテツヤ
ひとり来てプール往復する頸
きのした 小町
夜のプール星のおしゃべり聞こえ来る
きのと
髪を切りプール開きを待つ少年
キヨ
仰向けば空果てしなきプールかな
キョンちゃん
プールの日メタセコイヤの木の下で
きんえんくん
土砂降りの屋根なしプールに神の声
クウシンサイ
プール塾帽子の青線目が光る
くつき
プールから溢るる声の金色に
くみくまマフラー
プールの授業見学の児の一人おり
くめ仙人
見学のあの子を探すプールかな
クラウド坂の上
直方体に涅槃閉じ込めプール
ぐりえぶらん
小川からプールへ転勤族の子
くれまてぃす恵子
プール掻くまだ青年にならぬ子よ
ぐれむりん
ターンのはずがごろりプールの底にいる
クロまま
皮膚と耳だけを沈めし夜のプール
けいママ
空ばかり見上げて今日はプールの日
けら
空高くプール開きか笛の音
ゴールデン文子
けだるきやプール開放帰り道
コキア
漣を弄ぶプールの孤独
ココダン
腹痛か熱か捻挫かプールの日
こじ
プール上がり贅沢だった氷菓子
こてつ川
底に腹つけてプールの光追う
コナラ
摩天楼のプールより見る水平線
こはまじゆんこ
青空を泳ぐ雲プールに浮かぶ吾
こぶこ
おどおどとプールを囲む赤帽子
こんどうちひろ
庭先のプール小さく子の成長
さかも
プール出てガリガリ君の待つ家路
さかもと眞紅
プール後の手足の重さ五時間目
さきの咲野
切り裂くは記念プールの3コース
さくみ
雨上がりプール静かに陽が落ちる
さくやこのはな
いつかまた入ってみたいプールかな
さくら
ただいまの声やプールの匂いさせ
さこ
プールにて幼馴染みが眩しくて
ささき良月
爪先で歩くプールの筋の波
ささくれ
プール授業の見学は常連者
さとう菓子
静寂のプール休憩あとニ分
さとし
飛び込んだプールの底は静寂で
さぬきのたぬき
柴犬を覗くプールの柵の穴
さばちー
七十の爪を染めをりプールの日
さぶり
ゴーグルの跡タヌキだねプール楽し
さんさん珊瑚
フレイルを脱する一歩プールかな
しげる
たゆたえりプールの底で見上ぐ空
ジミーあゆみ
閉館の空プールにも陽は照りぬ
しみみ
絢爛や夜のプールとネオン管
ジャマイカ丼
夜のプール底なし沼に沈むよう
しゅういずみ
重力を解かれ宇宙を知るプール
しゅうふう
水描くプールの底の万華鏡
シュトゥットガルト俳句女子の会 三ツ藤康子
船上のプールは続く碧は濃し
シュルツ
けふの役終へしプールに夜のとばり
しゅんらん
プール開き飛び込む子らの白き足
じょいふるとしちゃん
平泳ぎ飲んでおぼえたプールかな
シロクマ太郎
半ドンのおにぎり二つプールかな
しをの
顔つけたプールの自慢話かな
しんしん
紫の唇やんやプールの子
スピカ
雨近しプール開きではしゃぐ吾子
スマホ優
金網を静かに登るプールかな
スローライフ
ざわめきと風にまどろむプールサイド
せいじ
ガキ大将プール遊んだ子は父に
せっちゃん
庭プールタライの子らの写真かな
せり花
青空とはしゃぐ子供らプール日和
セントポーリア
傘さしてカメラ水筒プール番
せんべい
豪邸のプールに椅子の影一つ
そまり
眼下には太平洋やプール置く
そめやまさみ
太陽の光きらきらプール底
それぞれのしあわせ
駐輪場に歓声届く子等プール
ダイアナ
チャイム鳴りプールサイドに尻の後
たいき
いまでこそ歩くしかなき夜のプール
たいぞう
水中へプール便より駆る足に
たかこ姫
学校のプールの小石耳にあて
たくや
網の目の光を泳ぐプールかな
だだちゃ豆
プールあと塩素の匂う四時間目
タック
名札縫うプール開きの前の夜
たま蛙
プールの子ぽかりぽかりと雲流れ
たむらせつこ
夕暮れのプールの果てはボスポラス
ダリア@トルコへ旅行した時、泊まったホテルのプールで泳ぐと、プールとボスポラス海峡が繋がって見えた時の驚き
開館を待ちてプールの水しずか
たんくろう
塀超ゆる喧騒の波プールの日
たんじぇりん金子
タッチの差プールの時計振り向けり
タンチャン
面がぶりプール怖いよ水しぶき
ちか丸
足裏の白に追いつくプールかな
ちな
黒潮の海水プール島の子ら
ちばくん
プール後の惚けた君にチョコミント
ちゃんぽんこつ
プールの息止め記録は五十秒
ちょくる
タオルにはプールの匂い昼餉食う
チョコレートおじさん
プール潜るアマビエ捕獲できぬかと
ちょろたこいん
幾重にもターン時間の止むプール
つぎがい
金婚式はバリ島のホテルのプール
つつ井つつ
待合室に園のプールの高き声
つつ井つつ夫
例えればプールに落ちたコンタクト
ツユマメ
プールサイド偏平足をごまかして
ツユマメ@いつき組広ブロ俳句部
水着袋ぐるんぐるんプールの日
ヅラじゃない
早朝のプールに浮かぶ落葉かな
つわきの嫁
旅最中婿の不義知るプールかな
ティアラ文緒
鉄柵にタオルはためきプール青
ティーダ
プールがらがら巡業幟はためきて
てつお
持て余すプール休憩時間かな
てまり
産業とルールプールで知る未来
テラダスオウ
雨粒もしぶきもプールの笑ひ声
でらっくま
横顔の眩しき娘プール際
でんきゅう
そわそわとプール開きの白い肌
ときめき人
飛び込みのプールのしぶき礫ほど
ときわ露草
村の朝碧きプールの水静か
どくだみ茶
5コースの影追うプール4ビート
としなり
騒騒とプール開きの響みかな
とし子
あの子からプールの匂い4時限目
とみことみ
厨二とは放課後ひとり問うプール
どみそ
アレルギー性鼻炎じんましんプール
ともかわすてむ
プールへとはやる子の声日に抱かる
とも子
いつ来てもプールに座すお師匠さん
どら猫
息止めてしゃがむプールの壁の色
とんとん
プールサイドのラジオ体操二年生
なかの花梨
最上階ホテルのプール雲映す
なきうさぎ
放課後のプール白雲の流るる
ナタデココ
ビート板あればプールの小さき王
なつめモコ
庭プール歓声あとの寝顔かな
なにわっこ
屋上プールより歓声の降る小学校
なみは
イルカショープールの水を共に浴び
にいやのる
ドルフィンのやうなうねりのプールの子
にし子
泳がずにプールサイドで過ごす女
ニッシャン
制服の背中を濡らすプール後
にぬき
父の説く浮力感じて初プール
ねぎみそ
プールゆれ空に稜線飛び出せり
ねこじゃらし
プールへと歪む世界に白球1つ
ネコ目
中耳炎プール授業は見学者
ねもじ
プールから溢れた水もプールなり
ノグチダイスケ
隠沼やプール水面に声も無し
のぶ子
空や雲や流れるプールに身を任せ
のもとみな
窓外のプール眺めて授業中
のりた
プール開き1メートルあけ1人ずつ
のりりん
水はじき光もはじくプールの子
パーネ・メローネ
子供プールあすの約束3回目
バーバラ
宿題はプールの底の碁石取り
ハイジ
夜忍び込むプールの水の生温さ
パクヒロ
プール掃除すらも楽しきあの時代
はずきめいこ
曇天やプールのカルキ臭強く
ハチ太郎
まだ濡れず話が弾むプール際
パッキンマン
飛び込みて雲とひとつになるプール
はなあかり
背に憑く未練プールより這い出る
はなたれ
歓声の響くプールの自由時間
はなだんな
自転車と市民プールと二百円
はなちゃちゃ
人去りてプラネタリウムとなるプール
ははろ
在りし日のプールの歓声照らす月
はまお
プール出るご飯二合の成長期
ハヤシ
プールの日絵日記書かず昼寝する
はらこ
ビート板ひとり遊びのプールかな
はら美華子
飛び込むやプールへ躰突き刺さる
はるく
プール開き子らの唇はムラサキ
ハルノ花柊
着替えからレースの始まりプール授業
ばんどうまーぴー
健康優良児プールカードに〇の並む
は志むら
十分間休むプールの水の影
ビー玉
立ちこぎで「七つのプール」へまっしぐら
ひぐちいちおう(一応)
胎中のプールを泳ぐ吾子の脚
ひじこ
放課後のプール夕日を映すのみ
ひだ岩魚
大プールポンポン船を横切らす
ひでやん
休憩10分プールサイドの白い肌
ひとえ
見学のプールサイドの日陰かな
ひともじ
プール帰り道々食べるブルーハワイ
ヒドリガモ
水の壁壊すか否か初プール
ひなた
大声で内緒話のプールかな
ひな子桃青
髪ゴムを固く引張るプールかな
ひねもす
これじゃもう温泉だよと笑うプール
ひびの侘助
考の言うプールはいまやアスファルト
ヒマラヤで平謝り
プール水がばっと鼻を塩素臭
ひよこ草
祖母半裸吾はマッパのプール写真
ひよはるばば
鳥の目や幽霊さがす夜のプール
ひろきち
ゴーグルクリップ取れてはプール捜索する吾子
ひろくん12さいのママ
筋肉が笑うプールの帰り道
ヒロシ
縁側で大の字寝息プール後
ひろちゃん
プール台すっと飛び込む小坊主ら
ひろのじょう
リハビリに戻る胎児の如プール
ひろろ
なに食べるプール帰りの子らの声
ひろ史
入口に検温と消毒液や児のプール
ひろ志
ははのゐた川のプールのかんし小屋
びんごおもて
苔ぬるり誰もいない夜のプール
ふあり光
プールの棚に消毒液とビート板
ふうせんかずら
悔しさの涙拭ひてプール出づ
ブービー@全没が最高の無言の教えでした。却って、何故没か少しは分かったような気がします。勉強のためです。また厳しい評価をお願いします。そのため質問が生じましたので火曜日の俳句道場へ。
曇空プールプルプルふるえてる
ふぇるまー
髪濡れた学童プール帰りかな
ふくうめ@木ノ芽
子の声とプールの匂う駅の裏
ふさこ
音楽と光とナイトプールの面
フジ
見学のプール塩素のよく匂ふ
ふじこ
駆けだせばプールサイドの乱反射
ふじのん
プールの匂いスイミーとヒロシマのうた
ふたあい
漣や灯をちりばむるプールの夜
ふっこ
喝采と溜息交じるプールわき
ふみ
入るまでの水の冷きプールかな
ふみちゃん
駆け回るデッキブラシプール開き
ふわり子
プール掃除轟き渡れ子らの声
ほうすい
プール脇ばあちゃん手製の命札
ぼたにこ
息はずむプールサイドの人魚かな
ぽぷり
「時間だよ」姉の呼ぶ声プールに消えて
ぽん吉
塩素臭うロッカールーム雨プール
まー坊
プール行く青い袋の水着いれ
マキコ
定番のおにぎり焼きそば初プール
まぐのりあ@蚊帳のなか
息切らしプール開放二番乗り
まこ@いつき組広ブロ俳句部
初恋やプールでチラ見やめられず
まさ
心地良いプールの後の気だるさよ
まつやま孝子
君に似た人魚が居りぬプール底
まにあ
リズムよくプール飛び込むリレーかな
まぬう
三十分歩きて通ふプールかな
マムシ銀行早乙女
プール底歪む太陽眺めたり
マユミ
なんで今なのよ初潮のプールの日
まゆりんご
午後の授業はプール子ら走り来る
まるかじり
水の輪の広がるプール雨止まず
みぃすてぃ
外出自粛解禁プールへ傾れ込む子等
みえ
緑色のプール来年は泳ぎたい
みかん
保育所のプールに浮かぶアンパンマン
みずの風華
清流のプールに浮かび風を聴く
ミセス水玉
夜のプール涙の匂ひ揺れてをり
みつき小夏
生温きプール越しナンプラーの香
みつみつこ
五メートルのはるかに遠きプールかな
みつれしずく
煩悩を呑みて吐き出すプールかな
みどりがめ
砂だけを残してプール静まりぬ
みどりくん
プールにはデッキブラシと先輩と
みなつ
プールサイド若き教師の響く声
みやこわすれ
クロールスタートプールの水を四分割
ミユキ
雲眩しつま先歩きのプールサイド
みょん
解き放てプールの響み青空へ
むげつ空
髪絞るプール帰りの乙女たち
むじーじ
朝のプールホームランらし球ぷかり
むったん@狐狸山会
海を見て泳ぐホテルのプールかな
むにむにちゃん
コイン投げ潜って遊ぶプールかな
むらたふみ
プール開きロッカー室の弾む声
めしめし
生配信バブル期のナイトプール
める
プール好き疲れて眠る平和かな
もとこ
ガレージの小さきプールに残る砂
もりたきみ
ふちに立ち雲に飛び込むプールかな
やっせん坊
コーチを囲むプールに笑顔の波
ヤッチー
プール子のもれなく眠る市民バス
やまぶき
プールから向かふ二限目身の重さ
ヤマボー
はしゃぐ子のいないプールに風泳ぐ
やまやま
園庭に飛び交う歓声プールの日
ヤモリ
ゆらゆらとプールへコイン沈みゆく
やよえ
プール後の風に微かな塩素かな
ゆみづき
バタ足も唇蒼し初プール
よう
苔生したプールの脇に薬缶麦茶
よーきー
流水プール逆へ闊歩の婆余人
よしざね弓
初プール庭踊る声きらきらと
よし季
はしゃぐ声プールの側の芝生濡れ
よつ葉
海そばのリゾートホテルプール混む
よひら
足湯ごとかなづち達にぷーるぎわ
らごん
プール了へ龍宮の世をおよぎをり
ららやにほ
水跳ねて青きプールや空の色
リカ
声もせぬフェンス向こうのプールかな
リバティーさん
大島の白波見ゆるプールから
りんごのほっぺ
待ちわびたプール開きやカルキ臭
るみ
休憩時プールの面の揺れ止まず
れっどべりー
青空やプールいっぱい子の笑顔
れんげ畑
静けさや夜のプールにひとり浮く
ロクヨン
吾子の沈むビート板プールスクール
ろん
プール端笛待つ子らの膝小僧
わかこ
このプールから泣き逃げし日もむかし
わたりどり
プール行きしぶきにはしゃぐ魑魅魍魎
わつきさんご
腕のかくプールの水の重たき日
わらび一斗
嫌がる児プール通わせ迷う我
わわ
隅っこに葉っぱも我もいるプール
阿波豊
雨の日はプールで遊ぶ河童の子
愛棄丸
プール出でふやけし指と駄菓子屋へ
芦田翔悟
プール友上の名知らず少年期
安笑
堰止めしプールで魚の摑み取り
安田信洲
ワシントン広場聴いてゐるプールサイド
案山子@いつき組広ブロ俳句部
プールにて軽く軽くと浮く練習
伊沢華純
ビニールのプール設置す父追ふ子
伊藤はな
プール臭すこしく人に伝染す
伊藤欣次
プールには熱い眼が光ってる
伊藤善隆
ラーメンに決めたプールの帰り道
伊豆子
ビニールプールもう卒業と孫は言う
位子
休み明け飛び込むまっさら一番プール
意志雄
プールから帰る子青い風つれて
井田みち
泳ぐあと波追ひかけてくるプール
郁季
プール中歩いて行き来する男女
一の介
ナイトプール月へ飛び込む波の綾
一井蝸牛
プール帰りカドヤで飲むアイスフロート
一碁一会
プールでの歩くリハビリ日課なり
一周
消毒剤競い探してプールかな
一純。
リハビリの右足プールの底を蹴る
一走人
プールで逆立ちはなはだ鼻痛し
一茶お
ビニールのプールの底の陽は深し
壱太
氷砂糖舐めるプールの帰り道
稲垣由貴
三十度プールおのずと賑はへり
右田俊郎
黒揚羽舞う空っぽのプールかな
烏兎
長笛にプール這い出る河童かな
雨霧彦@木ノ芽
初めてのプールや山の園児たち
浦野幸一
カメラ手にプール見下ろし親並び
閏 務 (うるうつとむ)
オフェーリアとなりて流れるプールへと
英子
図書館かプールか迷う昼下がり
英与
背泳ぎでプールの壁に座礁の子
詠頃
肱川のプールで遊ぶ幼き日
詠野孔球
コロナ禍夢も棚上げ我がプール
越仙
水門の水塞き止めてプールかな
教室にプールの匂ふ五時間目
円堂 実花
助手席でうたた寝プール帰りの子
園田烈
裏庭のビニールプール鳥遊ぶ
奥ノ木 蛍子
プール卒海を真横に泳ぎをり
横じいじ
水際に思い出にじむ丸プール
黄麗
夜の学舎きみを浮かべたプールかな
温湿布
プールの日ラッシュガードの許可の印
音 のあ子
コロナ渦や月はプールを泳ぎおり
下村ひじり
第二コース犬かきでゆくプールかな
佳月
水路閣過の日の君のプール追い
佳子
引き返す子等背に赤旗のプール
佳里
白き雲掻き分け進むプールかな
加賀もずく
人の居ぬプールの底に異界あり
加世堂魯幸
水の影まだらに遊ぶプールかな
加能あさふろ
プール帽夕陽が照らす忘れ物
加容
故郷の川を堰きとむプールかな
加和 志真
家を出た二人月夜のプールかな
嘉門生造
開きしは庭先孫のプールなり
夏みかん
耳を病むプール開きの遠き日や
夏みかんの亭主
澄んだ目に涙の満ちるプールかな
夏綱
息詰めてプール見守る子のテスト
花おうち
トンネルのプールの水深足の裏
花印
飛び込んだプールの中は亜空間
花咲明日香
スモッグを泣きて恨みしプールの日
花実人生
飛び込む姉の尻を見ている小プール
花南天anne
廃校のプールの底のホイッスル
茄子紺
涙の味かプールの味か失恋の味
華らんまま
前日のプールにデッキブラシの音
我省
川の土手兄貴力泳するプール
賀代
プールでも牽制し合う男女かな
雅な童
あくびするパンダも入るプールかな
雅喜
プール授業下級生に教えられ
雅鬼
プールの日唇青し帰る子等
雅咲
不自由な目耳鼻口プールかな
雅枝
声援にゴ-ルひとかきプール波
雅由
涙目で見上げ探すはプール脇の母
会 里糸
町中へプールの音が響きたる
潮風はべとべとプールの風さらさら
海豹
足の砂はたき入る海水プール
海葡萄
腰掛けてバタ足ばかり初プール
貝花
PTAプール当番あと2回
笠原理香
爪切りを慌てて探すプールの日
葛谷猫日和
肌くぐる無音の水やプール澄む
叶田屋
我が終章プールの底を踏みてより
寒国
思い切りプールの水を飲みにけり
勘太郎
腹を打つプールの水の硬きこと
甘ん
プールでもいこかと連れのミケに問ふ
間仁田彩
プール休憩終わり尻の跡点々
丸山隆子
インフィニティプールと海と青空と
岸来夢
プールより深き空へと飛び込みぬ
岩のじ
掃除終えプール満水さぁシーズン
企鵝
青空がプールの先にさんざめく
喜祝音
裏庭にアンパンマンのプールかな
喜多輝女
廃校のプールカランの錆赤く
喜多野羆
プールの日バッグぜんぜんおもくない
喜奈子
船上のプール微かな潮味と
希平
初プールあかいビキニの吾子2歳
季切少楽@いつき組広ブロ俳句部
友の声プールサイドの読書かな
紀杏里
光さすプールの底はしんとせり
紀友梨
朝いちばん鏡のプール足を入れ
軌一
プールの水面揺れる光彩無限大
輝峰亭
塞き止めしにわかプールや孫と夫
亀石
昼の光プールの青を照りかへす
菊川和奏
無重力手で掻き進むプールかな
菊池 克己
当面は規制線張るプールかな
菊池洋勝
ステイホーム感情プールに漂へり
吉 や
川がプール野がグラウンド昭和の子
吉村よし生
白煙の合図は遠くプールの日
桔梗
プール飛び込む腰に浮き玉しばりつけ
久衛(ひさえ)
勝手口出れば盥のプールかな
久素木葉子
プールから見える窓には人魚姫
久鍋得利子
ワイン手に顔濡らさずナイトプール
久美
早起きの帽子が二つプールの日
久留里61
走り出すプールの水面二歩三歩
宮坂変哲
孫たちのビニールプール爺監視
宮写楽
帽子おきざり25メートルプールをかける
宮川裕光
吾も燈も夜のプールにたゆたふる
宮田和可子
気怠い午後静寂を破るのはプール
宮島ひでき
夜のプール子どもの声に揺らぐ月
宮﨑紅清
海抜が零のプールやイルカ飛ぶ
弓女
コロナ禍で子らの声なく空プール
球子
プール底泳ぐ私は空の魚
魚返みりん
恐々と足浸したる初プール
京あられ
プール出る耳にカルキの匂いする
京丸
プール行き深さ見ずして飛びこんだ
京子
9度目のターン遠いプールの壁
京人参
河童めくプール楽しむ我が子かな
玉井令子
仰向けで手をつなぎ流れるプール
玉悦
町大会プールの歓声大空に抜け
玉京
子の監視プール当番座談会
玉治
てとてとて碁石ひろわんプール底
玉泉
プール終へ待ち構えたる目薬や
玉繭
廃校のプールや吾の村しづか
筋肉男
どしゃ降りの雨音プール受けにけり
金治宜子
片田舎プール人なし終わりけり
金目銀目猫
別荘のプール空っぽ貸家札
吟  梵
からプール月にうつくし去ぬる友
銀凜
島の子の真水のプールの苦手なり
空山
歓声も水しぶきもなきプールかな
空歩(からっぽ)
令和二年や歓声の無きプール
熊縫まゆベア
滑台プールの底へあぶぶぶぶ
栗田茂登枝
プールの底の深き蒼から覗かれて
桑島幹
LEDのプールサイドやジャズ聞こゆ
薫風
初プール騒めきも一興のコース
ひとりだち五歳プールの5メートル
恵泉
夕日さすプールの隅に浮き一つ
敬之
タッチの差くやし涙のプールサイド
景清華
プールとカイピリーニャとボサノバの午後
蛍源氏
プールの日合図の笛や空の突く
月の砂漠★★
波立たぬプールを凝視レース前
月城花風
参観日プールに並ぶパーマヘア
月野ひとみ
真夜中の星屑揺れるプールかな
犬散歩人
滑り台から一気にプール空ひかる
犬塚たま
プールの水面の先の瀬戸内海
研知句詩@いつき組広ブロ俳句部
碧きもの空とプールと少年と
古都 鈴
変声期の点呼の返事大プール
湖雪
プールからアナとエルサの歌空へ
胡麻栞
進級を逃しプールのせいにする
五月野敬子
ポッケには祖父の百円プールの日
吾光広成
バス停や今は無かりしプールの名
吾亦紅也
二人になりたくて海沿いのプール
後藤麻衣子
飛び込みて唇青し初プール
鯉女子
木陰よりプール監視の老教師
光観
浮き沈みプールの中に思うまま
光風
憧れの先輩5コースのプール
光本弥観
歓声にプールが揺れてタッチの差
光友
杖を置きページをめくるプール脇
公毅
懐かしきプールの授業友の声
幸花うらら
プール楽し唇蒼し吾子笑ふ
康々爺
湧水のプールで泳ぐ冷たさや
康寿
プール監視に気づかれぬよう潜る
江雲
青々と無人楽しむプールかな
江戸川青風
湯の郷の温水プールやや温く
江州
そびえるプール苦い授業の記憶
江藤薫
赤道を映すプールや豪華船
江里口泰然
プールの渦でワープし還暦のわが身
浩章
喧騒を笛が切り裂く朝プール
甲山
鷹の目や市民プールの吾子四人
荒磯魚々
小石つみ波に砕けし海プ―ル
香栄
泥つけて飛び込みし日や川プール
高橋 冬扇
五体縮むお日様無しの川プール
高橋笑子
ストレスの量はジムのプールほど
高倉ちとさ
庭先も稚には大きなプールかな
高津喜久子
誰も居ぬプールの匂う雨催い
高田 仁和加
呼吸する彼方の記憶プールかな
合歓
広い紺碧プールサイドが痛すぎる
豪七五
流れるプール流せない君の嘘
黒星払拭隊72
風そよぐプールの波と香る髪
黒猫
プールの子空の青さの水を掻く
今野夏珠子
水底に消えし童やプールの日
佐々木照風
水底に落とし物ありプール後
佐々木葉一
『プール行こ』行くよウォータースライダー
佐山夕子
サンダル一つ残りたるプールかな
佐藤恒治
海の子の汐香そのままプールまで
砂金 文昭
宿題はプールの水の重さかな
最中
「位置について」プールサイドも息を止め
彩葉彩音
塩素嗅ぐ此より二時限のプール
歳三
プール壁蹴って吾子浮き上がるかに
細川小春
水揺れる太陽揺らすプール底
細木さちこ
プールバック抱き寝る子夜の雨音や
榊裕江子
見守りもプール遊びに弾けたや
咲耶とこ野@木ノ芽
アンパンマン干され畳まれ子のプール
桜の翳
海育ちプールはからだ重きかな
桜姫5
石積みて天然プールや昭和の子
桜木レイ
プールの日廊下で出番待つ浮き輪
薩克期風
ビート板抱えてプールデビューかな
雑草おばさん
浮きながら流れるプールは思考する
三雲
人の居ないプールの水は澄み静か
三寺ひろみ
愛しき名叫ぶプールの水の中
三乗
贅沢ねプールサイドでアガサ読む
三大夜景
プール出づ予想だにせぬ容姿かな
三泊みなと
プールの匂いひなたの匂い記憶の底
三木庭
はずむ歩やプールバッグとうたう空
三塁審
分校のプール小さく遊びおり
山口雀昭
「あとすこし」プールサイドで繰り返す
山川真誠
しがみつき泣く吾子初めてのプール
山茶花静
大股でプールサイドをかの女
山田 哲也
一人泳ぐプールしぶきに射す光
山田檸檬
紅型染めプールサイドでレゲエ聞き
山本明美
初恋やプール帰りの濡れた髪
山野はな
蹴伸びして無音やプール最後の日
山羊座の千賀子
「おぼえたよ」プールの底で七の段
山陽兵
実習の母校プールの小ささよ
四丁目
プールには都会の香り海育ち
士王
青きプールや真裏に大西洋
始の子
ゆらゆらと人魚の明かき尾のプール
糸慌@木ノ芽
友の札消えしプールの更衣室
紙威
孫はしゃぐビニールプールも海のごと
紫雲
満天の一人プールの泳ぐ音
紫雲英
プールにいま万華鏡てふ足手足
紫小寿々
まっさらのスタンプカードプール嫌い
紫檀豆蔵
仰向けに浮きしネオンのプールかな
侍真満陽陰
青空を独り占めしてゐるプール
慈温
プールの底淡い太陽つかみとる
時化田白金
届かないプールの底を捜す脚
耳飾り
聞き古リし演歌流るる市民プール
柴原明人
ブラシの杖だうだうとプール漲る
縞午
夜のプール青く光りて蛙鳴く
舎人
コロナ渦ひっそりプール滑り台
紗々
靴下を脱ぐ見学の子のプール
紗千子
濡れ髪で自転車飛ばすプールの子
紗智
海水浴尻の沈まぬプールっ子
守安
ペダル漕ぎ前畑が来たプール跡
狩谷和寓
声援も一コマとなるプールかな
珠桜女絢未来
プール縁いつもの匂い足触り
寿山
園庭の弾ける声やプールの日
寿女
先生を見る暇もないプールかな
監視当番は父プールさんざめく
宗貞
プールから泣きじゃくる子を引上げる
宗本智之
泣く我が子担ぐ先生プールへと
秀たぁ
光満つプールの底の無重力
秋熊
園庭に干されしプール午後三時
秋月
鼻をつくプールの傍の先体槽
秋月流音@木ノ芽
オリンピックプールの歓声今年はなし
秋桜
お目当てを眼で追いかけるプール際
重翁
芋になる覚悟のプール開きかな
塾志
キャップで目みなつり上がるプールの子
俊夫
プール開け小学校の昼下がり
春果
人去りてさざ波残るプールかな
春川一彦
女子会は夜空に浮かんでプールかな
春日
思いきり蹴伸びプールが狭くなる
春爺
プール来る切磋琢磨の同い年
春来 燕
月光充ちるプールや歓声の後
春蘭素心
足裏がざらり冷やりのプールかな
准壹
海月のやうに揺れてみるプールかな
順女
青空を底に映してプールの日
勝野綾子
プール後や友の持ち来るコッペパン
小橋春鳥
先生の声しわがれるプールかな
小笹いのり
プールにて歩く水中汗をかき
小川健治
プールサイドで語る未来や雲白し
小倉あんこ
流れるプール心配そうな母の顔
小塚蒼野
川プールくちびるの色茄子に勝つ
小島神泉
プール満つ虫など居ない居やしない
小椋チル
大波に併せて跳ねるプールかな
庄司直也
小学校のプールは眼前の大海
松浦麗久
プールには人影はなし静かなり
松岡 哲彦
顎を引き泳ぎ切ったるプールかな
松山
プールサイド付いた足跡偏平足
松山女
プールサイドに脱がれた鰐の着ぐるみよ
松茶 巴@プレバト木ノ芽
身の影はプールの底へ放れ落つ
松田てぃ
プール後の友と餡蜜日暮れかな
湘輝
我がプール四国一周達成す
照波
プールにも波高くあり低くあり
笑々
ゴールインプールサイドのエールかな
上月ひろし
高原のプールに続く温泉場
上江洲睦
子供プール注意事項の二十条
城山 英
味のせぬプールサイドのレストラン
譲羽
プール開き今年は横目に過ぎていく
植木照美
明日への力をためる夜のプール
慎吾
白壁に揺らぐ水紋ビニールプール
慎乱
足届くプールに不安島育ち
新見遊子
去年の水抜くプールに魚影あり
新田 淑@狐狸山会
異国にてプールで浮けば空一つ
新田 正美
さらさらとプールの後の午後授業
新藤柑子
プール監視泳ぎ癖見抜く技術あり
新濃 健
プールサイドは蘇芳に暮れて初デート
新米笛
プールの子水掛け合ひて跳ね合ひて
森 初音
子ら去りて鏡面戻るプールかな
森 毬藻
飛び込みて雲の消えゆくプールかな
森の水車
ロッカーの財布狙はる市のプール
森一平
フウセンクラゲになりたし夜のプール
森中ことり
プールサイド迷子の名呼ぶ監視員
真宮マミ
沖縄のプールサイドの猫二匹
真珠星倫世
仰向きてプールに落とすけふの夢
真心素秋
課外授業はりきる児らのプール掃除
真土
山間の狭きプールや飛び込まん
真林
西陽射すプールのロッカー家の鍵
神宮くみち
プール解禁憂さも時間も飛びて晴れ
神山やすこ
プール見ていつか見た日の喧騒よ
震源公
あつあつのハムカツのあじプールあと
仁葉
子らが飛ぶ自然のプール深き淵
吹子
友と競う潜りの二十五mプール
水晶文旦
幼き日プールのあの娘の眩しさよ
水蜜桃
壁を蹴りぐうんと進むプールの子
水無月
背に浮いて暫しの無想夜のプール
数鉄砲
プール出て英会話なり午後三時
杉浦夏甫
大プール浮輪の吾子を追い回す
杉尾芭蕉
プール底潜りて塩素の白き粒
裾野51
飛び跳ねてぞめくプールの河童ども
澄海
帰還せし体の重さプール出づ
瀬波秋鮭
雨粒のレース静まりゆくプール
瀬尾白果
夜のプール女ばかりがじやれてをり
星加 鷹彦
昼前のプールの後の給食当番
星私
警笛の聞ゆるプール昼下がり
星野美咲
黄色い声プールサイドの夢に入る
正子@いつき組
JKのひかがみ白きプールかな
正木羽後子
プールサイドつま先つま先てんてんと
清水祥月
ナイトプールグラスに反射するネオン
清水仙人掌
プールぎわ一周すれど陰はなし
清水千種
今日もまたプール演習銃背負い
清白真冬
休園のプールに子等は恨み投げ
聖一
日が暮れてプールに揺れる月明かり
聖橋
しわしわのプール上がりの手を翳す
西山哲彦
庭プールはしゃぐ声止む午後三時
西川あきや
プールへと飛び込む一瞬コマ送り
西村愛美
照度増し子らを迎える市民プール
西田武
プール浮く水の声を聴きながら
青い月
歓声の無くてプールのはぐれ雲
青雅
プール灯ゆらぎ見下ろす天の穴
青鬼灯
青空と子等を映してプールかな
青玄
プール台ラインを追いてバタフライ
青修
デコボコの川のプールに追う魚
青柘榴
真っ新のプールの水面我先に
青木豊実
重力が戻り微睡むプールサイド
青嵐
しぶき上げレーンはみ出す勇士たち
静香
仰向けにプールに浮くや空の青
石井せんすい
ふるふると女体に触るるプールかな
石井茶爺
暁にゴーグルひとつプール底
石岡女依
舳先ごとプールに叩き入れる腕
石原 由女
休憩時間明鏡となるプール
石崎京子
足先の底蹴るプールサイド青
千の葉
プール干すゾウさんも干すアヒルも干す
千恵
アルバムのプール半券つまを呼ぶ
千条之御息所
プール百余名で大渦を作る
千鶴
足跡の直ぐ乾き行くプールサイド
千波
プールサイド水中眼鏡忘れられ
千曜 桜
プールにてフランクフルトをかぶりつく
千葉時郎
プールにて救助訓練機動隊
千里一歩
サイレンや小学校の夜のプール
占新戸
蹴る脚をつかむ気配や夜のプール
川越雷鳴
軒先のプールの吾子の独擅場
川西勝久
ライバルは隣予選のプール際
川村ひろの
プール片隅が定席幼き吾
川﨑鶴巻
川の子のプールに魚も泳ぎけり
浅見弓楽
浮き輪抱きプールの夢見て明日を待つ
浅田典子
談合のプール開きや神酒祝詞
善多丸
母と子ら川の字になるプール後
蘇州
飛び込めばプールに飛沫の花開き
双月(そうげつ)
浮き輪つけプールサイドに母の顔
倉の人
思ひ出はプールの底に眠りおり
想予
回復期プールで水中歩行かな
相模の仙人
プール底飛び込むたびに開きけり
草子
プールにて昔の杵柄孫にみせ
蒼涯
プールサイドふわり横切るディオリシモ
蒼空蒼子
人を恋ふプールは黙し空深し
村上優貴
響く笛プールサイドの子の会議
多々良遼太
目の覚めぬ一時間目のプールかな
多聞仙
神光の降り注ぐ波プールかな
太子
生徒来ぬ午後のプールに緑映え
打楽器
母を呼び飛び込み見せた天然プール
泰然
藍深しひとりプールに浮かぶ月
大月ユリコ
満点の星を泳がすプールかな
大村真仙
せき止める川はプールににぎり飯
大嶋メデ
プール傾け耳の水抜きケンケンケン
鷹之朋輩
青空とカルキ懐かしプールかな
沢庵和尚
歩行は可遊泳禁止わがプール
沢瀉
ハワイアンプールに響きあゝ昭和
脱 流民
瓶覗のプールの底に永遠を見た
谷口詠美
プールの声教室の子らそわそわと
丹耶
思春期の脇毛を疎むプールサイド
短夜の月
登りきて水門を開くプールかな
箪笥
腹打ちはプールの必須事項なり
檀凛凪
子と孫と喜色満面プールかな
池と堀
アルバムの川のプールに我ゐたり
池田香
胸筋の鍛錬三月プール開く
竹さ
犬かきで五十メートルプールかな
竹の子
子等集ふ「10円プール」てふ手頃
竹庵
指の差で負け音消ゆるプールかな
竹春エリザベス
ナイトプール光るスマホの万華鏡
竹織
初プール今年の水を抱き寄せる
竹村マイ@蚊帳のなか
号砲やプールに突き刺さる選手
竹田むべ
プール出て十五分後の待ち合わせ
竹内うめ
川プール水抜く底の踊る鮒
竹林
あの頃は川がプールの白ブルマ
茶々
マスクしてプールサイドの女かな
中井笙石
ステイホーム明けのプールよ塩素濃し
中村 邑
プールより太平洋を望む夕
中村すじこ
雲泳ぐプールを飛び行く銀の魚
中村水音
プールでの舞と演奏カルテット
中野風鈴
雨の日のプール寂しや鳥の声
朝ぼらけ
焼きそばに並ぶ子の列プール後
長谷川ひろし
目を開けておはじき拾うプールかな
鳥羽南良
なまぬるきプールは子宮たゆたへり
直木葉子
放水銃シャワー替わりのプールの子
津葦
足痙りて悶ゆるプール吾と彼女
津軽ちゃう
陶郷に響く歓声川プール
追師うさぎ
河童にもプール嫌いがいるだろう
辻愛生
人混みやプール癒して射す夕陽
鶴屋桃福
夢のなかプール遊びの幼顔
鶴田梅勝
プール無く橋から飛び込む昭和の子
定規(じょうぎ)
プールから湧きたつ声に立ち止まり
泥水
プールの底蹴るも水面は遥か上
笛柾(ふえまさ)
間に合わすプール開きの水真青
鉄道員
大の字でプールの底から見る世界
天辺
賑わいしプールも今は駐車場
田中ようちゃん
プール掃除手伝ってくれて惚れた
田中面倒太
ゴール後のプールの底の線歪む
田辺 ふみ
山の子の遊ぶプールは川の中
田邉真舟
ホイッスルきりりと響くプールかな
徒然のひろ
雨上がり屋外プールの水軽し
斗三木童
夜のプール歓声リセットし眠る
杜まお実
プールにも人種差別の抗へず
渡邊むく
溺れ鳥のごとくばたばしゃ足掻く初プール
登一
プール授業塀高く成り歓声のみ
都花
プールサイド競歩のやうに歩く子ら
嶋田奈緒
フライングで飛び込むプール水飛沫
東京堕天使
反抗と不安の日々やプール焼け
東山
生真面目がプールの中でもマスク付け
東児
昼寝の子頬に畳目プール後
東風子
学校のプール開きは曇り空
桃花
海よりも青き船上プールかな
桃香
ボロプール剥がれしペンキに足切りて
桃子ママ
小さき手プールの水面打ち笑顔
桃泉
七色のしぶき弾けるプールかな
桃葉琴乃
照明の揺らぐプールや外は雨
桃和
プールとは結膜炎をもらう場所
湯築塔
初プール泣く吾子抱きし焼けた腕
灯路奈
カレンダー見てプールの日数えし子
藤すみ
プールから塩素の臭ひ陽の匂ひ
藤ちゃん
ハワイアン流れるプール波の上
藤井天晴
背をつけた途端の孤独プールかな
藤岡美波
四限はサボりプールの声遠し
藤花
一歳児ビキニを着けるプールかな
藤原訓子
シロクマの肉球数えてみたプール
藤源卿
青春はプールの波に始まれり
藤川さくら
炭鉱消へて歓声残るプール跡
藤田康子
プール後のチップス旨し塩旨し
藤野あき
二十五メートル泳ぎ切るかプールの日
陶豪
老体の意外な抜き手喝采す
陶然
仰向けで浮かぶプールや雲近し
瞳子
プールまで自転車こぐや赤サンダル
瞳子
プールべりモンローヲーク風がいい
銅鑼の音
子供らの知らぬ泳法抜きてかな
徳永 北道
老夫婦黙してプール歩みけり
徳翁
川プール神伝流の抜き手かな
独星
朝練のプールに亀等泳ぎ出す
豚ごりら
屋外プール雲行ききにす先生か
那須いづみ
青い空凄まじき声プールかな
那須の田舎者
楽しさを努めて見せるナイトプール
那津
滝壺は昭和の子にはプールなり
南 風
歓声としぶき飛び散る鯱プール
二上松風
見学のプールサイドの秘密かな
日記
肩車プールへ転落50年過ぐ
日本酒
猫もいる鯨も跳ねるプールかな
入口弘徳
細い足プールサイドのハンモック
如庵
二百歩と数へてあがるプールかな
忍冬
ボコボコと吐く息響くプール中
寧女
廃校のプールの底に生ふる竹
猫渓
陽の溶けしプールに愚痴も溶けゆきぬ
猫舌扁平足
プール脇まだ漫画家を夢見てた
濃イ薄イ
忘れない水着忘れたプールの日
能千
ビニールプ-ル猫の来て水を飲む
馬場馬子
船外は訓練プール浮遊して
馬門宗太
試合後の勝者と敗者プールサイド
俳菜裕子
プールなど要らぬと向かう琵琶の湖
秤防人
青空に笑顔はじけるプールかな
博さん
初プール顔つけられず泣くばかり
白山
プールサイド親群がりて記録会
白石青白
浮き輪抱き児の乗つてくるプール前
白鳥国男
いつものプール端から端の遠きこと
迫 久鯨
プール終へふわふわ歩く帰り道
畑 詩音
プール中止や疫病の未終息
八幡風花
漣や蒼きプールは朝まだき
半熟赤茄子
一段と黄色い声はプールから
斑山羊
ビニールプールは吾子育む宇宙(そら)か
斑晶(まだらあきら)
25mの必死プールの果てへあと一指
樋口滑瓢
プール満ち鏡のように星映す
尾張の黒うさぎ
孫達のプールおさめの応援だ
美泉
月曜日ビニールプールに溜る雨
美年
休業日静まるプール巡回す
百舌鳥
プールサイド親は掃除とユーチューブ
不利を
プールてふ四角い水を満たす朝
富山の露玉
ループするナイトプールのEDM
富山湾
空青くプールに咲くはジャカランダ
風花美絵
波のまま満月映すプールかな
風間 昭彦
プールサイドギラギラ今日の監督はハズレ
風舎哲坊
真青なる空とプールと子は二十歳
風紋
放課後の静かなプール独り占め
風由花
飛び込んだプールの風が虹を呼ぶ
風蓮徹
見学日プールは近くて遠きもの
文芸サロン
ビニールのプールが僕の初デート
文女
夜風にはプールの匂ひ灯り消す
聞岳
プールの子泳げば親の嬉しがる
平松洋子
喧騒をよそにプールの無音
片岡里沙
ゆったりとプールの波に白き腕
片栗子
プールサイド唇の色見せあった
勉邪明
水色の国に到着プールの日
弁女
ブルーハワイ海とプールの境なく
穂庵
一瞬で音消すプールの水の妙
峰江
人疎ら流れるプール夜風吹き
放浪
追憶やプ-ルの底の初キッス
朋部 琉
真昼間のプールの喧騒ジャスピアノ
記憶せよプールない年コロナ禍を
邦生
妹とカニパン午後のプールかな
房菓
村の小学校プールは4コース
北の山猫
髪の毛も皮膚もプールのにほひかな
北の星
プール帰りは駄菓子屋に直行だ
北摂美美
ビート板を2枚持つ子やプール開き
北大路京介
給食のやたらとすゝむプールの日
凡々人
二階からプール飛び込む羽根布団
麻衣
みつちやんと葉つぱと飴と水泳場
麻野文江
放課後のプールの匂い空に満つ
麻呂助
星ひとつ浮かべてプールの静寂かな
妹のりこ
三世代共演してるプールかな
抹香鯨
プールある豪邸の裏スラムあり
慢鱚@ジャカルタ在住です。豪邸にはプールがだいたいあります。豪邸の住宅街の一画のすぐ裏にはスラムがありバラックが多くあり貧富の差がとても近くにあります。
プール開放休憩中のドボンドボン
満る
足跡の乾かぬプール帰ろかな
湊吾子
モンローになりきってホテルのプール
眠 睡花
太陽光ゼリーのやうなプール揺れ
眠兎
競泳の前のプールや波立てず
妄 児
がらんどうのプールに響く雨の音
木の葉
監督の声にプールの水しぶき
木寺 仙游
プール開くはしゃぐ子供の高き声
紋舞蘭
ぶらんぶらんプール登校の道長し
門前町光乃
初プール揺れる水面に映る笑み
野の花 倖菜
プール後のうなじに落ちる水一滴
野井みこ
水入れて若返りたるプールかな
野中泰風
ネコの雲見つけたプールらっこ浮き
野本 踊
燦燦とプールの底は万華鏡
野々りんどう
去年からプールには彼がずっと居る
弥日
波あれど確かにプール塩素の香
矢的@第二まる安
プールいちめん光るおうとつ雲うかべ
柳児
プールの子バディーを組みて手を挙げる
有田みかん
校庭のプール今年は音のせず
柚和
プール出て耳ゴロゴロと帰り道
由空
うつむきの母へ声はるプールかな
夕虹くすん
まずさきにひよこの浮かぶ庭プール
余花
バタ足の水やプールの匂ひ撒く
葉月けゐ
背泳ぎの青空近いプールかな
葉月のりりん
五千円のビジターでホテルのプールひとり占め
葉子 A
声高き一団向かふプールあり
陽広
廃校のラジオ体操待つプール
欲句歩
古希むかえ行くはプールかビリヤード
羅風音
豪雨のプール水色がくっきりと
藍時 湘
プール脇カベの日影にゐる一人
利平
プール後のプラネタリウム夢うつつ
理観
プール後のさらさら白い土踏まず
裏山小虫
幼子やプールフロアにこわごわと
里甫
人魚との待ちあわせは夜のプール
立石神流
赤い目と褐色の肌プール出づ
立歩
飛び込みの飛沫に虹吹くプールかな
流雲
石灰寄る昭和の記憶プール隅
隆松
初恋や塩素の香りプール熱
隆美
プールの中若者が騒いでおる
遼子規
素っ裸ビニルプールに水弾け
林 和寿
おさげ髪プールの雲敷き波枕
林檎嬢
ウオーキングプールの中もままならず
鈴音(れいね)
後ろから浮き輪を抱えプールかな
鈴木雨信
蹴飛ばされプールの底を老眼鏡
鈴木麗門
黒き背の水面織りゆくプールかな
和季
波しぶき空は飾りにプールかな
和光
引き潮にプールの水面逆巻けり
和鹿島
カレンダープール開きに五重丸
丼上秋葵
足の裏鼻先まで来るプール最奥
8ミリビデオの吾子ザラザラプール
咏芽
双眼鏡プールサイドに忘られて
巫女
我もまた海獣となるプールの日
戌亥
プール出てケンケンをして耳の水
攝津の嫗
花びらのプールに沈む夜もある
足裏の熱さにはしゃぐプールサイド
泗水
真夜中のプールと月を独り占め
淺野紫桜
高齢者プールサイドの長話し
煌宙
葉っぱ浮く市民プールは五十円
獺八(うそはち)
プールプール溺れてない泳いでる
祺埜 箕來
立てかけのデッキブラシやプール開く
笙女
流水のプールに漂う小半時
笙平
プールにて古式泳法自慢する
筬葉
プール揺れスイムボードはイルカなり
籠居子
見る男見せる女のプールかな
綉綉
プール授業荷物濡れ髪非日常
喧噪も今季で終ひプールサイド
菫石ケイ
姉は海妹はホテルの小プール
萬太郎
爪先で走る焼けるプールサイド
萬代草舟
秒針が無音を刻むプール際
蓼蟲
初プール父の自覚が芽生えけり
邉見
最終ターン波うねり立つプールかな
霖之助
吾浮くはプールの水面空との狭間
靫草子
園児らのプール開きやみずしぶき
見下ろせばナイトプールの未成年
鵺野純
リゾートの夕日のプール嗤ふ影
松野勉

ページの先頭