俳句ポスト365結果発表

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第251回 2020年9月17日週の兼題

  • よしあきくん一期一会の一句
  • 初心者向け解説コーナー今週の俳句道場
  • 今週のお便り
  • 人・並選の俳句
  • 天・地の俳句
本選句欄では、添削した形で句を掲載する場合があります。
添削は作り替えの提案として句会等でも議論されます。示唆された添削案が自分の表現したいことに合致すれば、作者の判断においてその案を自作として採用してかまいません。

人

ファンファーレで馬券を握る嚔かな
宗本智之
5回ほどのくさめの量で落ち着きぬ
秋ひろし
おっさんの嚔べぶらっほうぶほう
秋熊
くさめして魔法は解けるシンデレラ
渋谷晶
汐の香の明けを嚏の新聞屋
純音
朝日浴び嚔を放つ平和かな
諸塚凡志
嚔二度佳き便り来る兆しかな
小鞠
山猫座のくしやみ象の耳ぴくり
小川野棕櫚
嚔して肋骨に波の弾力
小泉岩魚
咲く会話かの世の祖父は嚔して
小鳥ひすい
くさめして異郷のビルの高きこと
小豆白虎
くしゃみころすころすピアニシモの終章
小野更紗
案の定来ない嚏の嘘くさい
小野睦
大嚔天上天下吹き飛ばし
承穂(つぎお)
あやつりの動きぎくしゃく大嚏
昇華
ローカル線逃し駅舎の嚔かな
松山
可愛いくしゃみ次は誰に取り入る
松山めゐ
大くさめうそを吐き出す頭蓋骨
松本裕子
幼な子のくさめに通夜の静寂かな
鐘ヶ江孝幸
大くさめ謝ることに決めにけり
上倉すず女
超新星爆発或いは大嚔
新蕎麦句会・凪太
大くさめ昭和へ戻る映画館
新濃 健
大仏の嚏こらえる顔したり
森 佳月
核実験再開嚔不発なり
森川いもり
しまなみ海道大嚔吹き抜ける
森爺
嚏して股間に温き思ひあり
真心素秋
嚔して耳目一気に集まれり
仁葉
嚏して地球ぐわっと縮こまる
水無月
鼻ひるやイグアノドンは歯にすき間
粋田化石
嚔して星を散りばめたる夜空
酔下弦
〆切はきのうであつた大嚔
世良日守
嚔ひとつ彗星ひとつ尾を引いて
西村小市
ひぇくしょんの「ひぇく」が江戸っ子大嚏
西尾婆翔
忽然と受話器に大き嚔かな
青柿
くさめして一番星の孤独知る
青田奈央
ドーランの褪めしピエロの嚔かな
青蜥蜴
嚔して肺のありかに気づきけり
斉藤立夏
背中よりどやされるごと大嚔
石あい女
三世紀富士が寝てます大嚔
石井一草
どの道も星空に出る嚔出る
石原由女
大嚔どこか体の螺子弛む
石塚彩楓
読経して嚔 読経して嚔
赤松諦現
くさめくさめ鼻にはなにか住んでいる
雪華きなこ
嚔して演歌の如き余韻かな
千里一歩
いやなやつがだしたくしゃみがいやなやつ
千仗千紘
くつさめや吾の丹田にある火薬
川越羽流
くさめくさめ鈴の音弾む草履かな
浅河祥子
大阪のおばはん嚏はつきりと
善多丸
くしゃみ一発僕こんな声だったっけ
倉嶋志乃
逸走し宙(そら)の片隅くさめする
想予
くさめ三連発世界変わらぬか
早稲田晴女
海神の嚔怒涛となりにけり
蒼鳩 薫
このくしゃみ秘術尽くしておさへこむ
村上 無有
外つ國に嚔が止まぬ三島の死
村上優貴
すき腹のかくも健やか大くさめ
嚏してもう一度読む二面記事
大塚迷路
猫乗せたまま嚏して叱られる
大槻税悦
嚔一つ、、九つまでは数えたり
沢拓庵
くさめしてもう聖人の顔ならず
谷川の蛍子
祖母100年生きて萎んで嚔せり
知念帆意
大くさめ悪い人ではないらしい
地無須園
ブーメラン戻つてこない嚔かな
中山月波
大くさめ惑星が一つ滅んだ
中村すじこ
嚏してからだのなかはまっさらに
宙のふう
嚏して栞はさみし本を置く
朝ぼらけ
夢に見し濡れ場乾かす大嚔
津軽わさお
嚔して太陽少し遠ざかり
泥塗れのポスト
デモの銃撃戦四畳半の嚔
哲太
サリバドールダリの髭嚔出そう
田村美穂
嚔して満天の星散りにけり
田中一升
金曜と土曜を跨ぐ嚔かな
渡野しえん太
嬶の地獄耳に戦き嚔
渡邉くるり
大嚔遙か銀河の超新星
登一
教祖さま我にくさめをかけたまへ
土井デボン探花
革命の狼煙上ぐごとくしゃみする
冬樹 立
大嚔しても離さぬワンカップ
冬木呑子
くさめより戻りて紅を引きなほす
島陽広
ペンと出る嚔北京の晴れた朝
東風子
大仕事終りし如き嚔止む
桃泉
くさめして暮鳥の童話閉じにけり
湯葉子
死にたいという脳嚔する体
藤すみ
この風は金剛山の鬼の嚏だ
藤岡美波
嚔してときどき黄泉へ戻りけり
藤色葉菜
逆立ちの練習暮れてくさめかな
藤田ゆきまち
クソババの百まで生きる嚔かな
豆柴
くさめくさめ くさめなんまんだぶつかな
豆闌
山神の応へ賜へる嚔かな
嚔とは漢字がくしゃみをしたような
篤彦
くさめ二つ斜陽が鼻に差しかかり
楠青庵
嚏する宇宙の果てにゐる我も
日出時計
嚔音借家の壁の立ち尽くす
嚔して大三角を傾むかせ
忍冬
嚔して嚔の前に戻りけり
馬祥
骨盤をささえて備ふ嚏かな
飯村祐知子
大嚔壁の向こうも独り身か
彼路
くしやみ三つけふのいて座は十一位
柊 月子
おんなチュンとなんと無意味な嚔じゃろ
武者小路敬妙洒脱篤
近づくや魔物のごときクサメして
風子
我の名を正しく呼べず嚏せり
風慈音
連発のくさめ地球は廻っている
風紋
嚔して星空少し近づきぬ
福蔵
嚏三つ期待されたる四つ目かな
聞岳
異国来た証に一つ嚏かな
平井伸明
手相見に嚔されたる夜更けかな
碧村
嚔てふ字面短距離走者めく
歩く鳥
病院へ猫の嚏を提訴せり
呆爺
嚔かなどこまでも夕映えつづく
朋部 琉
くしやみした世界としなかつた世界
蜂喰擬
ひつこんだくさめちきゆうのうらへきゆ
蜂里ななつ
ごうとなるてんぐのくしゃみ夜半の雲
豊田すばる
がぎぐゲご誤字脱字めく嚔かな
北川蒼鴉
嚔して胃の上に嫉妬の重み
北野きのこ
着飾った魔法嚔で吹き飛んだ
北野南瓜
ペダルから落ち裏返す嚔かな
堀アンナ
カピバラの歯をふくらませくしゃみかな
本田ちま(4歳)
浮気疑えば隣家の大嚔
妹のりこ
地球儀に酸性雨が降る嚔かな
眠兎
数独の穴に飛び込む嚔かな
椋本望生
嚔して不意に腑に落つ天動説
明世
独り身やテレビに謝りし嚔
綿井びょう
大嚏天狗は鼻を落しけり
木寺 仙游
「どちらともいえない」に○嚔する
木染湧水
嚏するソプラノの背の広きかな
門前町光乃
ロンドンでくさめ単身赴任の夜
也和
大嚔胃は半分の体なり
野の花 誉茂子
くしゃみして口から吹き出す歯みがき粉
野の花さな(8才)
はすかひに田中邦衛の嚔かな
野分波平
よその子に嚔のしかた教えゐる
野良古
おたがいの嚔の顔を知る仲ぞ
矢橋
リカオンの嚏サバンナに夕闇
矢想
くさめより南無阿弥陀仏の生れにけり
矢嶋博士
階下より嚏駅前ホテル更く
柳児
嚔して宇宙の加減乗除かな
柚木みゆき
嚔から善きものばかりそんな朝
遊飛@蚊帳のなか
逆鱗は案外やはし大嚔
遥風
大嚏して千切りに戻りけり
陽光
目ん玉落ちぬよう蓋をして嚔
雷紋
もうくさめなどで隠せはせぬ嘘ぞ
利平
ワンルーム存外広し嚔かな
梨村 梨
やはらかなはなうたふいに嚔かな
離松
波に揉まれる軽すぎる遺灰 嚏
立石神流
ぬか床の底の古漬け大嚏
立田 鯊夢
大嚏善き隣人に恙無し
流士
嚏して忘れる何をしに生まれた
流川透明
ジャグラーのクラブ操る間の嚏
留野ばあば
三回のくさめに心当たりあり
隆美
吾より吾がすこし飛び出す嚏かな
龍田山門
お隣のご主人嚔短調気味
緑雨
ほろ酔ひに猫のくさめを貰ひけり
令ちゃん@花芭蕉
参拝や鳩吹くやうな嚔せり
鈴ノ樹
くさめくさめ小さくするわ先斗町
鈴木麗門
学園祭舞台の袖の嚔かな
蓮花麻耶
大嚔一つに人の散りにけり
朗善千津
投げ入れしくさめ賽銭二十円
和季
カルデラの歪む感触大くさめ
和鹿島
あのひとの背中にまはり嚏せり
和泉穣
くしゃみして嬰ももいろの一大事
攝津の嫗
くさめして一音抜かす第九かな
朶美子(えみこ)
最終楽章未だ終わらぬか嚔ああ
柝の音
嚔隠す小袖の色や濃紫
戌の箸置
くしやみしてページで人死んでゐて栞
脇坂拓海
物語いよいよ佳境 大嚔
洒落神戸
嚔して百年後へとジャンプする
涅槃girl
嚏する地球ひっくり返すごと
淺野紫桜
嚔ひとつ手紙の縁に指を切る
游真
嚔して謎という謎解けるよう
籠居子
嚔まだ聞いたことなく入籍す
綉綉
大嚔響く異国の中央駅
芍薬
大嚔する壮快を忘れたり
茫々
仮設風呂瓦礫の街の大嚔
萬太郎
嚔まで可愛い人はすこしきらい
蓼科川奈
紙パンツ穿かせてひとつ嚏の父
蘂六
特急の風に和音のくさめかな
薔薇真理コ@くさめの漢字が変換できませんでした。
電気鋸作動してをり大嚏
蜥蜴の尻尾
判決の傍聴席の嚏かな
ウィヤイ 未樹
嚔一つ堪え深夜のエゴサーチ
こうせん
記憶より父の嚔の力なく
海老名吟
ホールに響く嚔「悲愴」の二楽章
絵十
腕の鳥去りて嚔のクラーク像
金のキウイ
くさめして鍬打つところ違へけり
銀 次郎
遠慮なく嚔のできる残務かな
高橋寅次
レスラーの小さき嚏の鼻の皺
紙ふうせん
フキダシの底突き抜けて大嚔
朱契
物干しや放つ嚔は青空へ
小橋春鳥
君のくさめ揺らす東京タワーの灯
小真珠
オトコマエすぎる嚔に惚れました
小川めぐる
昏睡の妻夜半の幽けきくしやみ
かめのべ
たましひをくすぐる嚔またひとつ
きなこもち
ふしだらも無かったことにする嚔
きのした小町
嚏して話の継穂失へり
きのと
嬰児の母乳の香る嚔かな
キャサリンまさこ
嚔して世界の色の変はりたる
ギル
終電や嚔が描く明日の地図
クウシンサイ
ブラジルの嚔日本を吹き飛ばす
くさ
くつさめあくつさめあくつさめ悪寒
くま鶉
嚔の字口がすたすた走りさう
くみくまマフラー
くしやみして五重の塔の歪みかな
くめ仙人
むず痒き七割ほどの嚔かな
くりでん
嚔してやや歪みたる時間軸
けいママ
夜錆びて嚔しいしい男行く
コナラ
会長は猫のやうなる嚏せる
こま
くさめくさめこんなに広かった我家
ざうこ
しんにょうは走り出しさう嚏かな
ささ乃
珠うけるごと掌中の嚏かな
さだとみゆみこ
嚔して何かが脳天突き抜けり
さゆみ
嚔して樹海は横に肋をひらく
さ青
里の兄父の嚏となる齢
しゅうふう
大くさめ隣家より六甲おろし
じょいふるとしちゃん
大嚏する気の構へ崩れ顔
ジョビジョバ
嚔して自縛の縄を解かむとす
ず☆我夢@木ノ芽
大くさめ星の二三個弾けたり
そうり
大嚏からだの芯をつらぬけり
だだちゃ豆
大くさめ物の怪立ちし庭木かな
たむらせつこ
大嚏なれどフランス訛りかな
たんじぇりん金子
受話器越しのくさめや外はいま暗し
ちょくる
遠くから嚔きこえて嫌な奴
ちょろたこいん
くしゃみは治まらず着ぐるみは脱げず
ツナ好
ペラペラと漫画めくる夜大嚏
ツユマメ末っ子@8歳
大くさめ脳は一気に晴れ始め
でぷちゃん
父の嚔ほぼ踏襲の次男坊
てまり
太陽が笑へば嚏陸奥のひと
でらっくま
くしゃみしたら夜のむこうがわに出た
でるた
何も今くしゃみ出ぬとも、、、、、
ドイツばば
嚔々白き波頭ぞくぞくと
トウ甘藻
天気図の気圧の谷にいる嚔
ときわ露草
嚏出る象をまるごと吸い込みて
どくだみ茶
嚔して散らかる星の光屑
トポル
あのくしゃみ肋骨に皹入ったかも
とんぼ
生まれ出で何回目かの嚏かな
なご
のうのうと生きて時折おおくさめ
ねぎみそ
秘め事の後に嚔の風俗嬢
ねずみ男
くさめのむブラックホールねじれけり
ねむり猫
各人の位置を嚏で確かむる
のぶ子
嚔してふるさと遠のくばかりなり
バーバラ
嚏して朝の仮面が外れけり
はずきめいこ
これまでとこれからの際くさめなり
はち えいと
嚔して目覚め 生きてゐると知る
はまのはの
嚔一回あの世にて目を覚ます
はるく
嚔して軋む肋の隙間かな
は志むら
宇宙にも寿命あるとや大嚏
ひだ岩魚
嚔する闇を刻んで置時計
ひな子桃青
嚔なり地軸も嚔してゐるか
ひねもす
抑えると喉に穴開く嚔かな
ひろくん13さいのママ
通過するN700系嚔かな
ひろしげ13さい
全身を使い切りたる嚏かな
ふさこ
十八番の節まわし嚔にも
ふわり子
小さき足の抗議臨月のくさめに
ペトロア
嚏我慢して核心を聞漏らす
ぽおや
嚔して驚く生後二日かな
ほしのあお
自販機に札戻さるる大嚏
ぼたにこ
くさめして小さくはにかむ勝力士
ほろよい
なにもかも中途半端だくしゃみまで
まあぶる
眼裏の故郷燃え尽きぬ嚔
まおう@5年振りくらいに投句してみました。
嚔してこそばゆきことおもひけり
まぐのりあ@蚊帳のなか
嚏してたまゆら世から消えかかり
まこ@いつき組広ブロ俳句部
くしゃみしてうつむいたままのうなじ
まこも
火山灰おちてきそうなほど嚔
まどん
嚏して穴ばかりなり霊長類
まるちゃん2323
嚔の子アンパンマンのティッシュくしゅっ
マレット
嚔から生まれたような今日の雲
みえ
百歳の百歳らしい大くしゃみ
みずの風華
抱きしめてしまひたくなる嚏かな
みどちゃん
七回のくさめ自分で怒りけり
みどり
ぞうねずみ友と嚔を喩へあふ
みやかわけい子
悲しいのなのに嚔が止まらない
むげつ空
一切を許さぬ教官でも嚏
むらぴ
この星の生まれた理由大くさめ
めぐみの樹
大嚔迷路のような温泉宿
めしめし
嚔ひとつ夜半に破水のはじまりぬ
ももたもも
嚏二回金買取のチラシ踏む
もりたきみ
超新星爆発の空へ嚔
ヤヒロ
嚔七回まだわからない夫のこと
ゆすらご
大嚔すなる少女の目に潤み
よしざね弓
海女小屋の若き声して嚔かな
よぶこどり
名人の下げに堪える嚔かな
る・こんと
嚏して月のこぼるる水鏡
るるの父
神楽鈴誰が嚔にもたじろがず
レーヌ・クロード
くしゃみ三つさてあの子かなあの子かな
わかこ
まんばうのやうな顔してくさめかな
雲雀葵子
大嚏結婚生活第二章
阿山季思
後れ毛が弾ける光る嚔かな
安芸子守熊
くつさめの聞こえたやうな仏壇を見る
案山子@いつき組広ブロ俳句部
嚔して半音跳びしファのシャープ
伊藤興味
くさめしてよからぬ夢の失せにけり
伊藤欣次
くしゃみより打ち解くるなりバス旅行
伊奈川富真乃
堂々たる嚔性的マイノリティ
伊予吟会 宵嵐
父と子とくさめ同時に星の帰路
井田みち
男湯の嚏やきつとあれは夫
一生のふさく
くさめして前言撤回してしまう
一走人
白龍が烈火吐きたるごと嚔
宇田建
大くさめ月と星とを放ちけり
烏兎
嗅いで嗅いで嗅いでくさめの犬つころ
越智空子
怒(いか)れるを嚔こらふる顔と思(も)ふ
遠音
嚔して宇宙無言の二秒間
奥野悦穂
雨曇り嘘のまじる日嚔する
横ちゃん
けんかしてほっとかれてるくさめかな
温湿布
嚔してこぼれ落ちたる方程式
音弥
今日といふ日の始まりのくしやみかな
佳山@水戸
貫入に嚔をたたむ乾夜かな
佳子
大嚏巨大な卵生まれけり
加世堂魯幸
嚏して脳の響きやふはふはと
加良太知
嚔まで古文教師の真面目さよ
夏 湖乃
あの雲は今の嚏でできたもの
河原つばめ
くしゃみして地球一周したような
河合郁
嚔して生まれた子あり又三郎
河本かおり
大欠伸むかえうつかに大嚔
火炎猿
嚔してつくづく家は箱の中
花伝
子猫ほどのくしゃみして立つ大将戦
花南天anne
会議中くしゃみするなら今だよね
花紋
大くさめ月はちょっぴりだけ笑う
茄子美
嚔して合図のやうに別れけり
雅喜
吾よりも鸚鵡の上手き嚔かな
海峯企鵝
TOKYOの夜景小さく嚔して
海野碧
くっさめや夜通し組み上げたる足場
灰色狼
嚔が可愛かった恋に落ちいる
貝花
猫の嚔今日は仕事に行きたくない
笠原理香
くしゃみして太陽吹き飛んでしまう
梶原翔星
くさめして顔真中に集まれり
閑茶@くさめ、漢字出ません
地震国くさめにずれしジュラ紀層
丸山まる子
目を開けて嚏してみいできひんで
丸山隆子
嚔して独居に吾を見つけをり
岩のじ
嚏して関東平野の隅の角
輝棒
嚔響く骨折それでも一人
鬼平哀歌
くさめくさめバンクシーのねずみ消されぬ
亀の
二つ三つ嚏分身現れず
亀山酔田
嚔して月のうらがは見たやうな
蟻馬次朗@TFP句会
それなりの毎日に喝くさめかな
吉野春夏
マンモスがくしゃみ地球は氷河期へ
吉野文
くつさめや仕事正しく休む理由
橘まゆこ
嚏して比婆ごんの地から嫁が来る
久留里61
かみさまのくしゃみで恋がうまれたんだ
宮間ミヤマ
太陽へくしやみ宇宙線のゆらぎ
宮武濱女
判決を言い渡します 嚔
宮本象三
くっさめやいつかは抜ける反抗期
宮﨑紅清
出ぬくしゃみ光を求め放つなり
弓女
嚔して余韻の中に籠りゐる
虚実子
己が顔裏返るかの嚏かな
玉響雷子
嚔一つ娘の唇の朱華色
近江菫花@朱華(はねず)色
花柄を裁つ嚔出る独り言つ
空野千鶴
くさめして追分京へ京へかな
君島笑夢
嚏や聞き流したる母の愚痴
群馬くん
飢ゑる人飢ゑ知らぬ人嚔する
桂奈
大嚔腹から鬼が躍り出る
渓翠@青東高
太陽に逆らえはせぬ嚏する
畦のすみれ
たましいを慌てて掴むくさめかな
結壱隆月
嚔して異形乗り込み終電車
月青草青
嚏三つ祖母のにほひの葛根湯
古都 鈴
二枚目に斬り込む段の嚔かな
戸部紅屑
狂言師かがり火近き嚔かな
吾亦紅也
輪唱のやうに嚏を銀婚式
光本弥観
くしゃみする子くしゃみする子に話し掛け
公毅
くさめしたついでに高い本を買う
公木正
太平洋の真中で大嚔
向原かは
大嚔飴色に染む御堂筋
康々爺
嚏すら気にも留めない距離であり
江藤すをん
流星群ゼウスの嚔かも知れぬ
香壺
火星すら噂控えるほど嚔
高倉ちとさ
をちこちのくさめくさめや水の星
合歓
会心のくしゃみ鼻腔に育ており
克巳@夜のサングラス
捕へたる巨人の嚔町ぢゆうに
国代鶏侍
この星も嚔するなり間欠泉
黒兎
商談を断るごとく大くさめ
今井佳香
嚔、月光の曲にシンバル
佐藤啓蟄
喫煙の屯に嚔移りけり
佐藤志祐
こらへてはつひに地声の嚏かな
佐藤儒艮
嚔してまた夕景と認めけり
佐藤和束
流れ星の音を掻き消す大嚏
沙那夏
インコのくしゃみわたしのくしゃみゴリラのくしゃみ
座敷わらしなつき(9才)
太陽に呼ばれ返事は嚏かな
細木さちこ
嚔してけがれなんかも落ちるかな
三雲
二階から嚔の主を盗み見る
三子
しばらくを嬰児のくさめいつくしむ
三泊みなと
手打ちうどんつなぎに嚏二回ほど
山くじら
客来れば嚔あるなり古本屋
山乃火穂
教頭の嚏廊下をやってくる
山風
思ひきや嚔に肋折らるとは
山辺冬里
嚔して吾は萎んでしまひけり
山名凌霄
嚔する朝や孤独死でもいいや
山陽兵
大くしゃみ死を気にするはもう飽きた
志保川有
大くしゃみ客席中央より左
糸川ラッコ
太陽に力を託す嚔かな
紫雲英
三方の海巡る風嚔せり
篠田ピンク
野良猫のくさめの顔が水っぽい
縞午
恐竜の嚔にしなる針葉樹
縞田径
肋骨の一本たりぬ嚔かな
紗千子
くしゃみして猫の最期を思ふかな
周防の兎
くつさめやたまゆら歪む陽のひかり
久蔵久蔵
ひつそりと春画めくりし大嚔
久蔵久蔵
嚔して聞き漏らしたる神の声
京野さち
嚔して体わづかに減りにけり
京野さち
肉体は見える空洞大嚔
玉庭マサアキ
齢とはしはわせの和よ大嚔
玉庭マサアキ
早朝の嚔の行方晴天なり
金治宜子
とりあえず嚔にしばし専念す
金治宜子
海峡と月の間の嚔かな
空想婆
みどりごのくさめ光の粒放つ
空想婆
配達のカッパ干したるくしやみかな
月の道馨子
たつぷりとまりてくしやみをして独居
月の道馨子
嚔して帝国にたちまち火の手
古瀬まさあき
しわくちやの嚔ミルクの香のかすか
古瀬まさあき
土曜日はおほかた待たされて嚔
古田秀
足裏よりぞはぞは発火して嚔
古田秀
導火線二センチ程の嚔かな
古都ぎんう
からっぽの空から落ちて来る嚔
古都ぎんう
鉄塊が空飛ぶなんて嘘嚔
広瀬 康
嚔してサグラダ・ファミリアは未完
広瀬 康
くしゃみして上唇のミルク膜
高橋無垢
嚔して加害者として入る部屋
高橋無垢
嚔するふりより出たる嚔かな
高田祥聖
嚔して神学生の手に煙草
高田祥聖
くつさめや移動図書館に子ひとり
高尾里甫
嚔のあと息漏れて 沈黙
高尾里甫@「嚔=くつさめ」
くつさめやにんげんのにほひはきいろ
黒子
ボイジャーの音盤ひやり大嚔
黒子@数万年後、ボイジャーのレコードを聞いて、宇宙人が地球人のことをなんて話し合うのでしょう。
くしやみする自分の顔は見られなき
砂山恵子
くしやみする警察官ともう一人
砂山恵子
ルリルラと嚔螺子飛ぶオートマタ
三浦にゃじろう
嚔して入れ替わったか僕と亀
三浦にゃじろう
1カメのぐっつぁん3度目のくしゃみ
三重丸
能舞台松の裏なる大嚔
三重丸
ハングルの語頭清音くさめせり
山香ばし
次頁に真犯人かふと嚔
山香ばし
大嚔をして静かなるローカル線
山内彩月
嚔して魂小さじ一杯分
山内彩月
からっぼのこうべふきとぶくしゃみかな
山羊座の千賀子
隣人の嚔明日の予報晴れ
山羊座の千賀子
嚔と降りてきたが女神は逃げた
司啓
ハルカスからも判る嚔の動きかな
司啓
かしたかねかへすかはりの嚔かな
七瀬ゆきこ
月の痘痕みな剥がれ落つ嚔かな
七瀬ゆきこ
大嚔くさめと続く書架のかげ
淳風
くさめして父と子の鼻相似形
淳風
大嚏黄泉平坂徒歩三分
潤目の鰯
嚏して須佐之男を生むこともある
潤目の鰯
嘘めいた嚔やっぱり舌噛んだ
松井くろ
嚔出る出るその話ちょっと待て
松井くろ
はっきりとした発音のくしゃみかな
城内幸江
全身で嚔になつてしまひけり
城内幸江
嚔してすとんとろ過されるわたし
常幸龍BCAD
嚔するお前はうらがはもきれい
常幸龍BCAD
嚏続く遺伝子をちょつと疑う
仁和田 永
大嚔の刹那あほうになる賢者
仁和田 永
狼のくさめを買いに旅に出る
雀浪乱
くさめして街がむくりと眼を覚ます
雀浪乱
嚔した友よ旅順の土塊よ
成瀬源三
嚔した友は隊列から消えた
成瀬源三
医学士という称号のくさめほど
星埜黴円
なぜここでくさめ正中線へメス
星埜黴円@よしあきくん殿は、刀を振り上げた瞬間「ぶぇーっくし」になった覚えは、ありませぬか? 拙者はあります。幸い、外科医でなく病理医だったので、相手から文句は言われませんでした。
くっさめや縁の日向は老いの席
清波
背骨より虫出づるごと大嚔
清波
大くさめ胎の子どもは未だ出せぬ
青海也緒
嚔して心地良き記憶喪失
青海也緒
アンドロイドのネジ二本とぶ嚏
赤馬福助
をなごの嚏口から胎児を噴く
赤馬福助
嚔して疼くも寂し腹の傷
雪うさぎ
嚔すれば鍾乳石の落ちさうな
雪うさぎ
臓物のどつぷと暴る大嚔
雪陽
嚔して三面記事の捲れけり
雪陽
一人旅くしゃみする度人恋し
岨川
自殺サイト画面に嚔する夜半
岨川
鼻の奥孵化し膨張して嚔
倉木はじめ
ジグソーパズルぶち撒けるごと嚔
倉木はじめ
嚔に身体はくつと透き通る
早田駒斗
嚔して世界はすこしだけ進む
早田駒斗
嚔せりチョークは神経質な音
足立智美
嚔して輸液の落つる音の満つ
足立智美
大嚔響いて家庭裁判所
多喰身・デラックス
嚔あり我が首を吊るものを握りて
多喰身・デラックス
嚔して同心円を生み出せり
多々良海月
夜に罅入りさうなるくしやみかな
多々良海月
膝抱へ嚏に家の記憶かな
大和田美信
嚏して代打の美しき流し打ち
大和田美信
亡き妻に聞こえるような嚔する
丹波らる
嚔する前の世界に戻れない
丹波らる
今くしゃみしたのは犬のロコでした
短夜の月
嚏して話打ち切るつもりでしょう
短夜の月
星ちりばめて初孫のはつくさめ
池内ときこ
不発かもしれぬ嚏をもちあるく
池内ときこ
突堤の先を独りの歌 くっさめ
池之端モルト
嚔して無口入国審査官
池之端モルト
嚔する三秒前のあほうづら
中原柊ニ
嚔して髭が邪魔だと独り言つ
中原柊ニ
おほくさめ貧乏神も神のうち
中根由起子
大嚔して捨てられぬ母の恋
中根由起子
乳飲み子のくしゃみの後の大きな目
追師うさぎ
髭落とし淋しい顎でくっさめす
追師うさぎ
ちがう母語おなじ嚔の夜行便
渡邉桃蓮
割れてゐるスミノフ瓶と嚔かな
渡邉桃蓮
結石をただ怒らせて大嚔
冬のおこじょ
嚔して鬼の目玉をぶつけられ
冬のおこじょ
嚔する前の視線の遠きかな
嶋田奈緒
嚔出て話の少し巻戻る
嶋田奈緒
三度目は猫に移りて嚏かな
東京堕天使
上陸の一歩や固く嚏せり
東京堕天使
くしゃみしてお日様のこと一寸好き
当卯
鼻母音の嚏美しフランス人
当卯
鳥たちの空へ嚏を抛りけり
内藤羊皐
湯浴みせる乳を揺すれる嚏かな
内藤羊皐
嚏して鏡の我の非対称
南風の記憶
嚔して薄給の吾の愛国論
南風の記憶
制帽の襟足美しき嚔かな
南方日午
H列5番に父の嚔かな
南方日午
夢でみた魚はくしゃみするだろうか
二重格子
目をつむり世界を止めてくしゃみせり
二重格子
嚏からくさめくつさめこんちくしやう
板柿せっか
くつさめのきらきら宇宙膨張説
板柿せっか
終電を待てる嚔の酒臭き
比々き
大仏の嚔さながら寡婦のそれ
比々き
耳のーー遠いーー夫ーー嚔
福良ちどり
大嚔ほどよくひらく恥骨かな
福良ちどり
聖堂の嚔一つを恥じており
文月さな女
大嚔分別中のベルマーク
文月さな女
清張を捲れば昏き嚔かな
平本魚水
スカジャンの龍うねりたる大嚔
平本魚水
嚏して端から吾を組み立てる
碧西里
嚏して鼻から蟲が逃げてしまふ
碧西里
肺の巣の蛹とび出す大嚔
北藤詩旦
のみ込みし小言嚔として吐きぬ
北藤詩旦
くしゃみくしゃみおすなのやまのつぶがとぶ
本田ゆうら(4歳)
くしゃみくしゃみシャベルもひとりぼっちかな
本田ゆうら(4歳)
背後からつらぬかれたるごと嚔
木江
家父長制滅びて嚔しづかなる
木江
手のひらになほあるやうな嚏かな
夜行
乾ききる太陽通学路へ嚏
夜行
かわいいと言つて欲しそな嚔かな
野地垂木
呑み込めば瞼へくぐり出る嚔
野地垂木
嚏して親しくなりぬ旅の街
与志魚
新宿に大嚏して無名なる
与志魚
火の色のこゝろもとなく大嚔
蘭丸結動
嚔して聖の席に戻りけり
蘭丸結動
少年のくさめみどりのにほひして
緑の手
傀儡師のくさめやまなこぬれてゐる
緑の手
嚔してなほも動かぬ将棋盤
丼上秋葵
嚏して頭の螺の外れけり
丼上秋葵
くつさめや空はこんなに青かつた
脩平
くつさめや筋ジスの吾の息つよし
脩平@くしゃみして自分に残る肺活量にほっとすることがあります。
波音が昏くて嚔つづけざま
RUSTY=HISOKA
太陽の塔嚔しそうな休園日
いしはまらんる
嚏や五右衛門風呂は5人待ち
あいだほ
而して李氏放逐の大嚔
ウェンズデー正人
大日本帝国万歳大嚔
吉行直人
大嚏して縮みゆく大男
99カリン
伊邪那岐の嚏淡路島のかたち
あまぶー
鞭のごと体をしならせて嚏
こでまり
舞妓さんの嚔は白し茶屋遊び
28あずきち
嚔や外気浴するモンゴル斑
acari
嚔して嚔の人に避けられる
GONZA
祝詞奏上の嚏もいつくしく
kao
三日月の顎を揺さぶる嚏かな
KAZUピー
一門を喝す法衣の嚏かな
M.李子
嚔して太平洋と笑い合い
あいみのり
月みあげ嚔ひとつの帰り道
あおのめ
嚔するたびに世界が暗転す
あおはる
かきくけこ恋の兆しかこの嚔
アガニョーク
腕時計の虚に四度目の嚔
あきののかなた
ぱくちいと小さき祖母の嚔かな
あさのとびら
体内のほとんどは水大嚔
あずお
校長の嚔廊下にゆきわたり
あつちやん
ごめんねを言えぬ代わりのくさめかな
あなぐま家の母
湯上がりのジェンガ佳境の嚔かな
あみま
嚔する土偶の居たり人形町
アラ
青空の一つ眩しき嚔かな
アン
噛み殺す嚔五臓を駆けめぐる
いいよかん
式典の片隅くさめ潰れけり
いごぼうら
大嚔地軸のずれて戻らない
いしい美髯
電柱の電工太き嚔かな
いなほせどり
大嚏そしてだあれも居なくなり
いまいやすのり
嚔して隣の奈良は天気晴れ
いろはニホ
もんげえてふ最上級の嚔かな
うさぎまんじゅう
嚔して眼裏に星生まれけり
うづら@第二まる安
客来ぬが潰れぬ床屋大嚔
うま子
大嚏孤独を天へ放ちけり
うめがさそう
くさみする朝刊の香港暴動
えいぎょ
うつくしく解けぬ方程式くしやみ
えむさい
田舎道山膨らみて嚔する
おうれん
嚔して古き友の名甦る
おかか丸
金箔を酒に浮かせてより嚏
おきいふ
閻魔の嚔吾今少し生く
おさむ
嚔して方程式の解逃げる
おたまじゃくし
くしゃみして崩れ落ちるピサの斜塔
お漬物
骸骨の寂しいくしゃみ理科室だ
カオス
くさめして星を揺らすよソロキャンプ
かたちゃん@いつき組広ブロ俳句部
ほこりつぽい古書ずれさうな嚔かな
カタツムリ
嚔して保険屋置きし飴二つ
せり坊
魂の澱の痒みやくさめする
せり坊
嚔して最後の墓守となる我
トマト使いめりるりら
海豹の末期のやうな嚔かな
トマト使いめりるりら
嚔つゞく生きてゆくとは湿ること
稗田鈴二郎
画期的嚔だったのに一人
稗田鈴二郎
風神に嚔の芯を賜りぬ
にゃん
脱輪の峠JAF待つ大嚔
にゃん
変な顔「只今嚔準備中」
シュリ
大嚔宇宙は膨張している
シュリ
嚏してペインティングナイフのたわみ
いさな歌鈴
嚏して焼きそばパンに指の跡
いさな歌鈴
嚔して便座の父のひとりかな
亀田荒太
パレードの嚔に大太鼓遅れ
亀田荒太
くさめして積木の家が崩壊す
Kかれん
立ち酒のくつさめ仲間笑い合ふ
Kかれん
大嚔壁のざらめく気配して
Mコスモ
嚔して嚔を誘ふ遊歩道
Mコスモ
くさめしてピアノぽろん ばんぼろん
okapi
魔女のスウプこぽこぽ嚔ひ、ふうみ
okapi
頭蓋骨蛸の形に嚔する
あさふろ
嚔してる雲で体を洗ふから
あさふろ
嚔一つ銀のビルより冷気落つ
あなうさぎ
月見座頭くさめして野は静か
あなうさぎ
このをとこ嚔に五秒かけてゐる
いかちゃん
嚔して枕に頭蓋嵌りけり
いかちゃん
おひさまでくしゃみするじいちゃんとぼく
いなだはまち
新聞の勧誘去りて嚔かな
いなだはまち
東尋坊くつさめを逃して独り
うすけ
宝くじ当たる妄想して嚔
うすけ
怒りの沸点に女神の大くさめ
オキザリス
くさめしてかわいいといわれるあのこ
オキザリス
嚔するB判定まであと5点
オサカナクッション
へんないきもの生まれ出る嚔かな
オサカナクッション
嚔して飯食い糞したら月曜
かつたろー。
可愛げな嚔がまさかこの男
かつたろー。
晴ればれの嚔聞くのだ隅田川
かむろ坂喜奈子
東京の肺入れ替える大嚔
かむろ坂喜奈子
仁丹は散弾ではないか嚔
かもん丸茶
夜の街くっさめは邪宗の祝詞
かもん丸茶
くつさめや階段室を貫ける
キッカワテツヤ
くしゆといふ台詞のやうなくしやみかな
キッカワテツヤ
堺刃物手にしてまずは嚔
きゅうもん@木ノ芽
大阪府知事かわゆい嚔をして終る
きゅうもん@木ノ芽
嚔して燐寸の匂ふ番屋かな
ぎんやんま
嚔して夕風乾く古墳かな
ぎんやんま
くつさめくさめ終末が来たかと思ふ
嚔して朝へひかめく吾の破片
夜の底に星を眺めて嚏かな
ぐずみ
某国のくしゃみに順を競いけり
ぐずみ
結婚前はそんな嚔ではなかった
ぐでたまご
嫌いな教師の嚔がかわいい
ぐでたまご
睾丸の縮みきつたるほと嚔
けーい〇
嚔して星を電気の走りけり
けーい〇
嚔して龍の名残と思ふかな
さとけん
ひこうきをこわさぬようにくしゃみする
さとけん
浅草のこれぞ浅草といふ嚏
さるぼぼ@チーム天地夢遥
午後休の伏線としてまづくしやみ
さるぼぼ@チーム天地夢遥
さそり座の熱揺らめいて嚔なる
しかもり
漱石の筆跡に似る嚔かな
しかもり
わだつみの大嚏して来る津波
じゃすみん
嚏して膝のボルトの目覚めたり
じゃすみん
くしゃみして明日の俺は三十路なり
ジャマイカ丼
嘘つきも詩人も一人嚏かな
ジャマイカ丼
現世の終わらんばかりの嚔かな
しゃれこうべの妻
吾の嚔のみぞ残れる夜更かな
しゃれこうべの妻
くしやみして残像くしやみして残像
すりいぴい
人の道ひとつ踏み抜く大嚏
すりいぴい
嚔して我の半分出て行きぬ
そまり
猫達のそれは楽しき嚔かな
そまり
三大欲求「嚔」を足してよい
ぞんぬ
青空の全てを吸うて嚔せり
ぞんぬ
後夜祭くしゃみをひどく真似される
たろりずむ
あれそんな嚔の仕方だったっけ
たろりずむ
東京のゴシップ大阪の嚏
ちゃうりん
嚔してぎゅうと目鼻の真中なる
ちゃうりん
ソクラテスも大きな嚏するってさ
ツユマメ@いつき組広ブロ俳句部
嚏ふと見る手のひらの生命線
ツユマメ@いつき組広ブロ俳句部
百寿くさめ白寿くつさめ喜寿くしやみ
どかてい
東入ル旅のしをりに嚔かな
どかてい
嚏して今日初めての人の声
としまる
大嚏体の錆ががたつきぬ
としまる
嚔見てますます好きになりました
とりこ
この土地の記憶としての嚔せり
とりこ
嚔してこころの隅のかるさかな
のつり
あれがまああの奥さんの嚔とは
のつり
嚏して真夜中の部屋歪をり
はごろも
表情の整わぬ間の嚏かな
はごろも
丹田を絞りて放つ嚔かな
はまゆう
嚔して戻る現世を歩き出す
はまゆう
ビル風に嚏の響く県庁前
ふくろう悠々
思い出は嚏するたび抜けていく
ふくろう悠々
嚔して上京の夢あたためる
ふもふも
嚔して鳥獣戯画の輪の中に
ふもふも
前世が一瞬大嚔の眼裏
ふるてい
全車両へ嚔のまじるアナウンス
ふるてい
パイプ椅子軋む方々喪の嚔
ベーグル
嚔一つ吾が弾倉の乏しかり
ベーグル
般若心経二百文字目の大嚔
ほろろ。
嚔するたび星くづが肺のなか
ほろろ。
涅槃図の右手ふっくら嚏する
まこちふる
五回目の嚏となればのっぺらぼう
まこちふる
嚏噛み応挙の龍は帯電す
まんぷく
嚏して犬吠埼へ夜の猛る
まんぷく
くしゃみひとつ星の集まる駐車場
みやこわすれ
王様のマントは緋色大くしゃみ
みやこわすれ
あのねあのね嚔はもろき愛ですか
モッツァレラえのくし
体内の悪魔を追っ払う嚔
モッツァレラえのくし
死ぬ前を死より恐るるくさめかな
ローストビーフ
街娼の何処も見てゐぬくさめかな
ローストビーフ
無職一日中くしやみ数える日
ワイズ万太郎
故郷など帰ってたまるか大嚔
ワイズ万太郎
恐竜のやうに嚔したるたれか
わこたんのまま
こらへたる嚔に軋るパイプ椅子
わこたんのまま
ちひさくて風に嚏はさらはれた
葵新吾
恍惚を吸うて吐ききる大嚔
葵新吾
嚔して山の相続決まりたり
葦たかし
くさめくさめ明日は妻の誕生日
葦たかし
「パスワード忘れた方はここ」嚔
安溶二
嚔して昨日は過去になる朝日
安溶二
嚏して闇市のあの日にかへる
杏と優
噂さるるはずもなけれど嚏三つ
杏と優
魂を拾われている大嚔
一斤染乃
律儀なる山の木魂の大嚔
一斤染乃
肩書きのない男あり大嚔
影山らてん
子規の咳さて漱石の嚔かな
影山らてん
教科書のきれいな子きれいなくしゃみ
横縞
大学図書館地下倉庫の嚔
横縞
掛け合ひのやうな嚔や夜の団地
可笑式
そのあとに何か忘るる嚔かな
可笑式
曇天にも似合う嚔を思案せむ
海野しりとり
くさめくさめ両の目玉が逃げぬやう
海野しりとり
嚔して肺切り取りし背の傷
樫の木
女湯のくさめへ男湯のくさめ
樫の木
海の香に触れなばしばしくさめして
くさめして円空仏のかたちかな
死体役Cの田中の大嚏
瓦すずめ
大くしゃみ地球に頭突きしかけたわ
瓦すずめ
チャルメラの灯に集まりし嚔かな
干しのいも子
魂はまだある嚔の鼻の奥
干しのいも子
くしゃみくしゃみ横隔膜の頼りなし
関津祐花
胃袋を嚔の神が引つこ抜く
関津祐花
嚔してユーラシアより離れけり
喜祝音
留守電に小さき嚔を残しけり
喜祝音
につぽんの夜明け龍馬の大嚔
輝 龍明
くさめせるくとさのあいだ顔のくしや
輝 龍明
子は嘘と嚔を一つ背を向ける
杵築きい
四畳間の建付悪し大嚔
杵築きい
くすくすと電波みだるる嚔かな
久我恒子
網走の嚔ハワイのくしやみかな
久我恒子

並

嚔して"Oh, bless you."に破顔して
白傘
やっと寝せ嚏いっぱつ絵本から
美年
隣家よりノクターン家主の嚔
膝丸佳里
天遠く嚔ひとつが吸い込まれ
百音
幼児のくしゃみつよきや未来あり
百合乃
親をまごつかせる初の嚔かな
百草千樹Z
朝ぼらけ鉛筆握りくさめする
浜糠八帆
くさめして恥らんばかり顔隠す
付いてる付いてる!
嚏して浴びる集中砲火の目
富樫 幹
嚔ひとつ此処で目立つのは嫌
富山の露玉
真夜中に隣人が嚔3回
風ヒカル
静寂の闇を引き裂く嚔かな
風花あつこ
「お大事に」一言貰ふ嚔かな
風花まゆみ
夫の癖挨拶代わり嚏かな
風花美絵
本山に轟く尼の嚔かな
風間昭彦
喧嘩すも妻の嚔に声かける
風精
くさめ一発で世の中吹っ飛んだ
風峰
嚔耐え接写のピントあと2ミリ
風由花
白金にくさめ響くや風の音
風蓮徹
空っぽの魂の音嚏なり
服部勝枝
法要に祈り通じぬ嚏かな
福田みやき
嚏嚥む嚥んだ嚏が爆発す
文芸サロン
嚏して赤子大きくおどろけり
文女
ずらし合い笑み含みつつくさめする
文鳥
人波の途切れて嚔思ひきり
平松洋子
目閉じ口開け嚏待つ間の無力
平野水麦
くさめ二個あの人ゆるしてゆるされたい
勉邪明
前頭葉鍛えし父の小くしやみ
弁女
繰り返しの日々にくさめ走り出せ
穂垂
憎まるる心あたりの嚏かな
峰 乱里
日々おなじ嚔一つで時を見る
峰江
熊野路や法螺貝よりも大嚏
放浪
思い切りくさめ三発青い空
吊り橋を嚔しながら渡りきる
アパートの端から端まで嚏吹く
邦生
出会いがしら子犬たじろぐ嚏かな
くさめする襖ぶつかり逃げる猫
房総たまちゃん
和尚の大くさめ木魚の大たたき
望月ゆう
人の世は嚏で評価を煩いし
第九三楽章嚏禁止令
北の山猫
もう一つと掛け声上がるくさめかな
北の星
木魚の一瞬止まる僧嚏
北摂美美
ランドリー出て晴天のもと、嚔
北窓
密避けて土手立ち尽くし嚔でる
北村 鯨子
嚔止む月餅割れば栗ひとつ
北村 崇雄@TFP句会
UNDOのキーをカチカチ大嚔
北大路京介
嚔して袖の震へる産着かな
堀口房水
晴天の口癖のごとし嚔かな
本村なつみ
くさめして心の扉開けにけり
麻衣
制服の上目づかひの嚏かな
麻子
嚔して怒り羅漢を見過ごせリ
麻呂助
痩身のふりしぼつてや嚔かな
繭彦
小爆弾嚔一発四万個
万波五逸
綿棒に突かれて出る大嚔
慢鱚
赤ちゃんはおっぱいのんでねてくしゃみ
満る
稚児というかわゆき者よ嚔まで
満月ポンデュ
ストラドを構えし君の小さき嚔
岬りこ
大嚔快か不快か恋ごころ
岬夕顔
朝や無言くつさめ交わす台所
妙歌
吾が輩というなの猫も嚔する
妙女
過疎の里傍若無人の嚔かな
夢バーバ
嚔するマラソンランナー異国人
夢多英子
四五六ひいはあ嚔やり直す
夢堂
何もない空へ向かって嚏かな
名前のあるネコ
破供且武(はくしょん)と垢(く)みなはき出す嚏かな
明惟久里@しづの女の須可捨焉乎をオマージュして作りました。反語にはなっていませんが、使った漢字は同様な使用にしました。
大嚏きょうも隣人元気らし
明神おぼろ月
望遠鏡嚔し逃し縞の星
明日汰
独りに慣れてきたと言ふ大嚏
茂る
二つ目を飲み込むくさめ涙せり
妄 児
2回目の嚔こらえる噂かな
毛馬きゅうり
ビッグバン宇宙始めの大くさめ
網代
くしゃみ三連発涙目の息子
網野れいこ
棟梁の嚔後に言うバカヤロウ
木の葉
風強し散歩途中にくさめかな
木犀女
時止まる父のくしゃみの二秒前
木村となえーる
使ひ分け出来る嚔の齢過ぐ
木村ひむか
嚔一つ折れた脇腹痛む音
木乃伊
「オデッヘン」父の嚔はこうだった
木綿太夢
嚏され食介の飯顔に浴ぶ
門司区ビリケン
ライオンは日本が嫌い大嚏
夜明鳥
朝明けに小さき嚔と珈琲と
野の花 倖菜
ははそはのははににあはぬおほくさめ
野ばら
くつさめはぎつくり腰を呼ぶさうな
野井みこ
夕飯と乳飲む吾子の嚔かな
野上つにむ
噴火して嚔為したる地球かな
野中泰風
大嚏潮の香混ざる港の灯
野々りんどう
その漢字目にせし途端嚔せり
野々原ラピ
野にひとり嚔ひとつ遠慮なく
野良人たま
人混みに嚔抑えたつらさかな
弥山
年々と嚔大きくなる嫁に
弥日
くしやみしてシナモン席に香りけり
弥彦
頭勝ちくしゃみ1つも儘ならぬ
柳水
嚔して飛んでくるのは人目かな
友と歩くゾウ
ケチがつく心剥き出し大嚔
有田みかん
読経中くしゃみ一つの通夜の席
柚和
大くさめ妻の「ただいま」鍋温む
由羽@俳号准壹の妻
くさめして星の三つ四つとびにけり
遊亀
あの二人夫婦じゃないね嚔かな
夕顔
嚔して和紙の滲みの仰々し
夕虹くすん
お日様に向かい嚔立てつづけ
余熱
くさめして感染病と巣篭りぬ
与六
ゴミ出しを忘れ嚔の立て続き
揺子
居るようだ隣の嚏三連発
葉るみ
壁越しのくしゃみ三回安普請
葉月けゐ
嚏して辺りうかがう部屋のなか
葉月のりりん
大くさめ五臓六腑の大掃除
葉子 A
嚔の音薄着の夫に布団足す
遥かなるなっつー
カメラoffのくしゃみ一つでまた会議
遥明
くさめ出る寸前時の止まりけり
陽気姫
仰ぎ見る大仏殿の大くさめ
欲句歩
独りでする嚔の虚しさよ
羅蒐
内職の母の嚏の聞こゆ路地
羅馬巴里
胎動や母のくしゃみに呼応して
藍時 湘
嚏ひとつ傍の目線の常ならず
藍植生
窓開けて五軒隣の嚏かな
裏山小虫
コロナ禍に我慢が仇の大嚔
里山昌夫
風神の風車を倒す大嚔
里甫
くしゃみして夕餉の献立なんだっけ
里野蚯蚓
嚔する人の噂もなんとやら
立香
心付けば七十四日の嚔かな
立歩
くさめ二度ふるさと思いもう一度
流鏑馬
新生児一人前にくさみせり
琉璃
風神に見事惚れられ四嚏
隆松
どの猫も俺の嚏に毛を立てる
竜胆
苛ちたる父かなひょんと吾の嚔
竜田側
静寂や観客の嚔サーブ前
龍音
嚏にて倍返しする意地悪に
亮水
明け烏誰が恋ふるか嚏三つ
林 和寿
日矢射して大きく嚏放ちけり
林檎
衝立の向うの嚔あれは部長
瑠璃茉莉
「静粛に」の言葉が呼びし大くさめ
令雅
音高し猫跳び上がる嚔かな
鈴木翠月
独り身やくさめを一つ消灯す
麗し
くさみさえ空しくひびく独り身は
蓮花
くさめする前の五秒の攻防戦
露砂
オルガンの教会を出づ嚏かな
露草乃
映画館嚔飛び出す大団円
浪速の蟹造
この爺にしてこの孫の嚔かな
老人日記
窓曇り小さき嚏膝の猫
六花
嚔ひとつ二次会抜けた帰り道
六々庵
クシャクシャくシャン快き風くさめ
論子
大くさめ亡き父親の形見かな
和光
山頂は頬叩くあめくさめ
野仏も嚏するかの山路ゆく
國本秀山
嚏して魂チャリンと床に落つ
崔游己
老犬の餌をふやかし嚔する
戌亥
君と似た嚔の音に振り返る
嚔して魔女の一撃飛ぶ予定
嚔して子のプリントの丸ゆがむ
梵庸子
人混みに元彼見つく嚔かな
榮駿(えいしゅん)
太陽に輝く埃大嚏
櫻波
変わらない朝を切り裂く嚏かな
泗水
嚔なぞ聞かせぬほどに冷えた仲
澤井竜子
嚔一声父はまだまだ生きるぞと
煌宙(そら)
テレワーク階下で嚏響きけり
獺八(うそはち)
子と嚔合わす家族の証かな
琲朴
押し殺すコロナの声を聴いたかい
眞熊
母の嚏皆に居場所を知らせけり
眞知まち子
嬰児や一丁前の嚔せり
祺埜 箕來
くつさめのみつつとなれば歌になり
笙女
嚔してセンターライン歪みけり
筬葉
問い詰めて返事はくしゃみ一つなり
映画館涙も止まる大嚔
萬代草舟
涙腺が緩むくつさめ周五郎
蓼蟲@最近、山本周五郎の短編を読み直している。七十を過ぎて読む周五郎はさらに味わい深い。/蓼蟲
魂(たま)に冷水(ひやみず)浴びせるごとく嚔
靫草子
寡黙なる夫の嚏の三度四度
最小公倍数にて君嚔
鵺野純
ドア越しの嚏三回父の音
槇原
激くさめうわさされてる墓前かな
鳥の声嚏ひとつや澄んだ空
つわきの嫁
抱く吾子の嚔と共に鼻水も
川上法子
出るはでる数も忘れる大嚏
川西勝久
嚔もう一枚着込むべきだった
川村ひろの
読経途中嚔までも有難し
川村湖雪
カラオケのさわりに障る大くしゃみ
川島 欣也
子の涙くさめ一つで消え失せる
川畑 彩
くしゃみでて葛根湯さがしおり
扇英
嚔して揺れた気がする広葉樹
浅田百合根
吾も猫も嚔し思ふ皆生けり
浅野薫
大くしゃみ猫の昼寝の不意をつく
全裸デカ
嚔して人くらふなり家康公
楚材
嚔にも人柄のでておもしろし
蘇州
嚏前むんずと掴むはんどるを
双月(そうげつ)
空高くところ構わぬくさめかな
倉の人
くしゃみして夢の続きは第二章
倉形サラ
嚔ひとつ闇夜吸い込む旅の街
相沢 雨
3か月赤子の発する大くさめ
相模の仙人
雑踏に顰蹙を買う嚔哉
草央
嚔して後ろ振り向き誰もいず
草流
女房のくしゃみで島が飛びさうな
蒼の海
大嚏團十郎見得となす
蒼涯
くさみせし目覚めの枕猫眠る
蒼求
頸椎よし腰椎よしいざ嚔
蒼空蒼子
嚏出て辺りに感ず冷たい目
蒼香
終電のホームに嚔立ち消えし
蒼奏
先生のくしゃみ笑って叱られて
蒼大
Iwishlovemeと吐く嚏かな
蒼來応來
皺くちゃの赤児に戻る嚔かな
村松 縁
窓あけて肌の冷たさくさめかな
村田南海夫
弟の嚏顔面「蒸」のごと
打楽器@クシャミをしたときの弟の顔が目鼻口のパーツが全部中央に寄って、漢字の「蒸」の文字のように見えたのでこの俳句を作りました。
マンモスへ曳かれ南米大嚏
多事
前を行く黒いブーツが嚔によろけて
多幡のやち
隣人や朝のしじまを大くしゃみ
太子
二十二時亡父の嚔空耳か
楕円@本日(投稿日)が亡父の命日です。 七月に母が亡くなり、父のことを思い出す機会が増えました。父も母もまだ遠い存在ではないなと感じています。
褒められも憎まれもせぬする嚔
駄口竹流
楚々として嚔が後の鼻かむ音
泰乙女
一瞬を真空にする大くさめ
泰然
或る葬儀嚔こらえて泣く女
鯛 風
ちぎれ藻の波にただよふ嚏かな
大村真仙
謗られも褒められもせぬ嚔かな
大谷如水
熟睡の犬もんどりを打つ嚔かな
大嶋メデ
負け車券嚔に釣られ空に舞い
大和屋としより
嚔して今日は昨日に変わりけり
鷹星
嚔して未知なる道を進む夜
鷹雪
嚏とは口から飛び出るご愛嬌
沢瀉
嚔さえ常連顔で次を注ぎ
濁夫
猫のごと小さき嚏や喜寿の妻
達ちゃん
嚔して水輪に廻る邪気と怒気
谷口詠美
その嚔あっ!もしかして香ちゃん
谷山みつこ
嚔うん押さえ飲み込む散る火花
狸漫住
嚏一つ翁浄土へのぼりけり
丹耶
不発なり嚔すごすご巣に帰る
檀の実
神経の速さのひかり嚔かな
地球人
集積所まで聞こえる夫の嚔かな
池と堀
雲水のくさめ悟りは遠からず
池田郁英
夫のくさめ豪快なりてやかましき
池田香
くさめ後「あらどっこい」と祖母生きている
痴陶人
まじないの罵言を添えた大嚏
竹さ
黒服のくだまく男くさめする
竹の子
チクショウのコンチクショウとなり嚔
竹庵
嚏して石礫受く浜ナンバー
竹春エリザベス
魂を拾う間もなく嚏かな
竹織
大嚔ゴール手前のドミノ牌
竹村マイ@蚊帳のなか
ふたつめの嚏を待てる目鼻かな
竹田むべ
くさめして弓引く少女しなやかに
竹林
嚔屁す天狗が来ると脅されし
茶々
老人の三つ目に放つ大嚔
中井笙石
ラブロマンス読むには老いて大嚔
中村 邑
連発に好きも嫌いも無い嚔
中村笙平
くさめしてコロナの年や身を縮む
中嶋敏子
嚏聞く末広がりの講談師
中野風鈴
廃ホテルに発破嚏で崩落
昼行燈
吾のくさめ合図に開店なだれ込む
朝桜咲花
嚔して今朝も昨日の靴だけど
潮ベルト
嚔する獅子は虚勢の眉間かな
長ズボンおじさん
嚏して降りるタラップ北空港
長谷川ひろし
深更の座敷童子のくしゃみかな
鳥羽南良
鼻奥の存在教へ嚔出る
鳥越暁
棄てるべき迷ひ嚔に載せきれず
直樹里
大嚏試験答案飛び上がる
津葦
どん底に息吹き返す大嚔
津軽ちゃう
勝負師の大器さすがに大嚔
津軽まつ
大嚔待合室の硬き椅子
辻が花
映画館ホラー佳境のくさめかな
鶴屋桃福
特売日おお嚏して独り占め
鶴田梅勝
嚏して般若心経詠みなほし
定吉
・・・ーーー・・・く嚔つ!
帝釈鴫@前半はモールス信号。SOSを表し「トトトツーツーツートトト」と読みます。また、一般的な中黒と長音符を使っているので環境依存文字ではありません。
独り居の遠慮はいらぬ大くさめ
庭野ちぐさ
かざしものとびちる嚔厄日かな
禎乃
台所位置情報のくさめかな
泥水
新幹線に負けぬ速さの嚔
泥酔亭曜々@くしゃみは時速320kmで、新幹線のはやぶさの最高速度と同じくらいだそうで。
嚔あり安否確認できました
哲庵
私だとわかる嚔や夜明け前
哲山
嚔にも電線の鳩動かざり
天王谷 一@鳩は反応が薄い。太々しく思われがちなカラスでも、こちらの嚔に首なり尾なりが少し動く。鳩は、全く反応しないことがほとんど。散歩のあるあるをそのまま詠みました。
嚏かな得体の知れぬ唱えごと
天晴鈍ぞ孤
肺癌の嚏で咳が止まりけり
天日
嚔して妖怪の子を生み落とす
天陽ゆう
読経する僧のくさめに泣き笑い
貼女(ちょうじょ)
大男顔に似合わぬくさめかな
殿さまペンギン
憂さはらすように漢の大くさめ
田中ようちゃん
アルメニア人兵士の画像くしゃみする
田中勲
嚔もう手段を選ぶ暇なし
田中面倒太@羅生門の下で下人が盗人になる決断をしたように、私もまた、転校という大きな決断をいたしました。
お祝いのろうそく吹くや大嚔
田畑 整
くさめくさめ今日から我は太郎冠者
田辺 ふみ
嚏する寸前逃げる膝の猫
田邉真舟
くしゃみする先生これは初期微動
吐草
一人二人くしゃみ伝染りぬ疫病神
斗三木童
老妻の嚏ちゅんちゅん愛らしき
杜まお実
ママ友のくしゃみ怖がる小型犬
登子
家族皆目が覚めたらし吾の嚔
都乃あざみ
窓の外闇をつんざく大嚏
島村福太郎
アイメイク爆音くしゃみ飛びあがる
東の山
大嚏僅かに動く夜叉の面
東山
独り身や朝のくしゃみは豪快に
桃花(ももか)
大くさめ全身固き棒となり
桃香
嚔や鍋底の焦げ酢で落とす
桃子ママ
山越へる嚏もきっとあるだらう
桃葉琴乃
嚔から息止め逃げるエレベーター
桃和
嚔せり磊落の背にタックルし
灯路奈
猫二匹我の嚔に飛びにけり
藤えま
嚔嚔嚔嚔嗚呼嚔!
藤井天晴
嚔する度にギロリとまもられき
藤井梨音
キムチ買う顔をちらりと猫くしゃみ
藤岡伊集
天井の高きホールや大嚔
藤岡詩音
内に飼う悪魔出たがる嚔かな
藤原訓子
母曰く僕の嚔はおっさん似
藤原龍介
橫綱も子犬も嚏は同じ文字
藤源卿
嚏して森閑とする部屋の中
藤川鴎叫
くしやみして我のみ見ゆる星が舞ふ
藤倉密子
漢検一級「嚏」ご自愛のほど
藤鷹圓哉
静寂や夫のくさめの響きをり
藤田由美子
嚏してブレスユー!と聞こえたり
陶豪
嚏が浄めて五感回復す
陶然
嚔して二度目は笑い誘いけり
瞳子
嚔して人目はばかりまた嚔
童好
居間の嚔遺影の友が噂して
道霞
われ嚏八百屋のおばさんもう一丁
銅羅の音
雲の無い青空に富士嚔する
そぞろ寒む一段冷えて嚔する
阿奇羅
大嚏美女も才女もワタクシも
毒林檎
くつさめや街の息吹の遠ざかる
独星
大嚔九秒前の記憶消ゆ
敦子
大魔王嚔 の後に現れる
豚ごりら
いたずらに時をつまびくくっくさめ
那津
暫し待て嚏出さうな止みさうな
楢山孝明
気不味きは祝辞の席のくしゃみかな
南 風
嚔して我の影踏む月夜かな
南椎
「Bless you」テキサス訛りの嚏かな
南風紫蘭@木ノ芽
お食い初め孫の嚔を真似る爺
二上松風
おはようと言ったつもりの嘘嚏
尼島里志
くしゃみ出てログインパスを変更す
日下まひろ
風神の袋へ発す大くさめ
日本酒
異邦人去りゆく早き嚏かな
入口弘徳
くさめ止まらず離す繋いだ手
如庵
文具店跡地均して嚔音
忍者
爺嚔ホールいっぱい反響す
寧女
誰に怒るのでもなくくしゃみのこんちきしょう
猫ふぐ
くっさめや富士のお山は雲の中
猫楽
やはらかな猫のくさめや雨の午後
猫渓
一夜漬け朝の嚔と消えにけり
猫舌扁平足
嚏して緊急電話途切れけり
馬場馬子
腹の上犬のクシャミに目をさまし
馬門宗太
初恋の君の嚔の小さきかな
俳句ファイヤー立志@TFP句会
みはるかす大和三山に嚏かな
俳菜ひろこ
望まれて嚏生まれたことありや
煤竹
大くさめ猫逃げ去りし石畳
秤防人
全人類我をわすれる嚔前
博さん
長患い猫の嚔や顔歪む
白井百合子
嚔しつ旧街道を辿りをり
白石青白
神さまの大嚔なるビツクバン
白鳥国男
父嚔スカジャンの龍奮いたる
白猫
古書店の本の迷路で嚔せり
白藍こはく
嚏して身を縮めたり今朝のバス
白蓮華
光浴び小さきくさめすみどり児よ
白薔薇
居間ひとり嚔の波動ぶちかます
迫久鯨
長考に見えし老師の嚔まえ
麦吉
冷戦二日目いただきますの嚔かな
箱庭
嚔してからだ震はし血はめぐり
畑 詩音
バス停に昭和の嚔懐かしむ
畑山六十二
あくびしてくしゃみして老いの日の暮れ
畑中真土
退きし後も焦るばかりの夢嚏
八ちゃん
「運命」のごとはじまる夫の大嚔
八十美
居所は嚔一つで判りけり
八藤
まず一度我慢してみるくさめかな
八幡風花
嚔の息吸う目の先を追う子らよ
半熟赤茄子
詩想得てものする見事なる嚔
斑山羊
既読つかぬや部屋に嚔のひとつかな
磐田小
隣人の聞こへよがしの嚔かな
比良山
父と子の同じ手順のくしゃみかな
緋乃捨楽
ロボットにはできぬ嚏をほしいまま
樋口滑瓢
静粛に飛び出す嚔四苦八苦
尾張の黒うさぎ
ダジャレ言う夫の嚔独りごと
枇杷子
年重ね嚔の余韻長くなり
美翠
車から部屋にはいると嚔かな
美泉
バス停でくさめ飲み込むアスファルト
皿檸檬
缶満たす灯油の重さ大嚔
三ツ藤康子
くさめをねみんなでするとなかよしよ
三浦さんなん
嚔一つ夜勤の一時盛り上がり
三寺ひろみ
嚔して苦心の一句忘れたり
三重野とりとり
嚔して穏やかに子に説教す
三水(さんすい)
呑み助や静かに嚏殺しけり
三水低@第二まる安
恋人の前の小さきくさめかな
三大夜景
きなくさし否は応とやくさめかな
三宅くいな
いくさ終へ分娩台の初くさめ
三宅雅子
嚔して五體字類に無き字覚ゆ
三木庭
風呂上がり着替え探して嚔出る
三和花子
夜勤明け三連発の嚔有り
三毳
くさめして厄介事の浮かびけり
山河穂香
産まれ出て小さきくしゃみをする赤子
山口 朝子
「はーくしょん」と大きなクシャミ地球揺れ
山口雀昭
嚔する赤児は手を握る
山城明子
独り居に何もおこらぬ嚔かな
山水(さんすい)
腹が立つとなりのくさめは若々し
山本梅子
4つ目を我慢で止める嚔かな
山野はな
羅漢の嚔一つ邪気覆滅
士王
嚔して不意に現る街灯下
始の子
嚔してひとりでも咳エチケット
糸賀太
一つ目のくさめで月を吹き飛ばす
糸慌@木ノ芽
嚔三回微笑みかけて羽織掛け
紙威
リポーターに嚏くる来る規制線
甲つねり笑ひ堪へし嚔かな
紫鋼@「つねり」は漢字表記したかったのですが、変換できませんでした。
会えなくも恋心ここに嚔す
紫香菫
くつさめやイエロストンは空洞説
紫小寿々
母帰る路地の嚔の太き声
紫檀豆蔵
亡き父や卓袱台叩き嚔す
紫蘭
くさめして園児や缶けり混じりたる
侍真満陽陰
嚔してこの世の外へ出されさう
慈温
嚔して大事な言葉とんでゆく
時化田白金
嚔様自然現象抑止不可
汐海さくら
警報のごとき嚔となりにけり
鹿沼 湖@木ノ芽
くさめ一つけふは佳いことありそうな
鹿本てん点
ついくさめ周りを気にしバスの中
七夕乃
渡り合ふ嚔大地の西東
斜楽
父さんの居場所知らせる嚔かな
紗々
バスでゆく野外学習大嚏
紗智
我慢するすればなほ出る嚔かな
若春
友からの電話に母の大嚔
若葉猫
嚏だけ職場に残し閉める鍵
主藤充子
海神の嚏したるや大津波
守安        雄介
ちくしょうと口を衝きたり大嚏
守宮やもり
馬券散るツキのない日の嚔かな
朱夏A
鼻水と共に嚔の嵐なる
朱久瑠
くしゃみで繰り出す大雁塔まで
狩谷和寓
嚔して夫の定年なりし朝
珠桜女絢未来
嚔散る落選ハガキ役得たり
種種番外
大くさめ周囲に詫びる小くさめ
寿女
ひくひくと溜めて嚏で今日の終め(しめ)
寿摩子
墨をする二組から師の大嚔
宗貞
着ぐるみが嚔す展示会場に
宗平圭司
大くさめ車内の四面より視線
秋月
大嚔ねこ跳ぶ子泣く母怒る
秋月流音@木ノ芽
網膜で太陽吸って撃つくしゃみ
秋沙美 洋
嚔して睨みのつぶて銀座線
秋山ちえこ
教室を震撼させる師の嚔
重翁
電車揺れ今朝の嚔のリズムかな
宿川
終い湯に気合の入りしくさめかな
塾志
チキショーとオヤジの背中大嚔
出席番号43番
3度目のくしゃみで頬が緩くなる
俊也
くさめして昨夜の悪さの蘇る
春よ来い
嚔かな一回限りの良い噂
春果
嚏して大聖堂の谺かな
春川一彦
鼻薬効かされたりや嚔する
春爺
くさめてふブラックホールに吸ひ込まる
春野いちご
銭湯の着替えを待たぬ嚏かな
春来 燕
くっさめやこのジーンズはビンテージ物
春蘭素心
魂の漏れ3割か高くしゃみ
准壹
こだわりを吹き飛ばしたる大嚔
順女
大嚏邪気も一緒に飛び散れり
勝山
拙作はまだ世には出ず嚔した
升 丁茶
気配して腰に手を置く嚏かな
宵眞智
はなひりにしゃっくりおくびせはしなし
小だいふく
ガマンしてんぐっぐぶぶくさめせり
小笹いのり
数Ⅲの眠り覚ますや師の嚏
小山晃
嚔して真っ暗闇に葬られ
小春
渋谷駅ごめんね5回目の嚏
小薪まりちゃ。
路地の奥月飛び退くや大くさめ
小石日和
轟音の嚔が家を突き抜ける
小川 都
吾子くしゃみ襁褓替えたる母喃語
小倉あんこ
咳こんでやがてくさみで咳とまり。
小倉治山
ねこ同居とたんにくしゃみ鼻水が
小太郎
大嚔猫に蹴られて睨まれて
小塚蒼野
地下鉄の広告ピリリ嚔かな
小梅
ロバの耳!と叫ぶ穴欲し大嚏
小林妙
いつからか嚏に続き「えい」と言う
小林弥彦
近いのか遠いのか夜中の嚔
庄司直也
大くさめ全身の筋はずれけり
松ぼっくり
ヤバいなあ出てきそうだあおおくさめ
松岡 哲彦
ビッグベン尻からいでし嚔かな
松高日子
愛犬も思わずびくとなる我が嚏
松坂慎太
隣家より嚔三回響く朝
松山のとまと
覚悟して杖つきなおしくさめせん
松山女
隣室のくしゃみ一つで寝不足に
松瀬章々
交代の看護婦の来てする嚔
松茶 巴@プレバト木ノ芽
禿頭の親父の嚏待合室
松野勉
田舎道大きな嚔誰かいる
樟明子
山小屋の朝の冷気に嚔かな
湘輝
喧嘩してくしゃみも憎しわが亭主
焼饅頭
真夜中の静寂破るくさめかな
照波
式典に学長嚏する珍事
笑松
夫の嚏の背後から襲い掛かる
笑酔
コロナ禍の嚔一つに気遣はれ
上月ひろし
薬草食む猫の嚏や土手の風
城山 英
悶々やくしゃみに乗って宇宙(そら)の果て
常陸人
人混みで割けていく道くしゃみかな
植木照美
猫くさめ家族の話題掻っさらう
心草
亡き義父の悪口言うも嚔なく
新井ハニワ
事務員さん赤子のごとき嚔かな
新開ちえ
門先の嚔ひとつ老父の訪れ
新田 淑@狐狸山会
嚔して夜の川面ただ上下す
新藤柑子
サブスクに漂う君じゃないくしゃみ
新陽
逃げる児もくさめするとき止まりおり
森 毬子
太陽の眩しさ借りてくさめする
森の水車
蒲柳なる親子三代すぐ嚔
森一平
オスメスの裸体と嚔とミルの音
森山陽介
大嚔確かに父の居し茶の間
森初音
朝の冷え挨拶がわりの嚔かな
森澤佳乃
隣人の顔は知らねど大くさめ
深草あやめ
目の前の何故に嚏は伝染す
片鼻になほ残りたるくさめかな
真井とうか
嚔して忘れた名前思い出し
真喜王
身をよじる術後一日目の嚔
真宮マミ
「惚れられた」嚔三度で夫笑ふ
真咲よしの
風神の嚔鉄塔なぎ倒し
真珠星倫世
出るぞ出るぞ一万回目の我が嚔
真繍
小さき孫嚔も小さき散歩道
真林
嚔しぬ天使をみてた気もするが
神威
くしゃみ二回幼稚園からの電話あり
神宮くみち
全身の血の爆発す嚔して
神山やすこ
石を積む嚏の木霊返れども
神誉
何をかを足さずにおれぬ嚔あと
秦 浩
くしゃみして黄化葉巻の二千本
紳久@温室ハウスにて、オウカハマキ病株のトマト二千本の除去作業。疲れたー。
子と猫がクシュクシュ輪唱の嚏
甚兵衛
くしゃみは最小限に全校集会
須藤かをる
病身の嫗と思えぬ大嚔
吹子
また嚔また嚔する一人家よ
水間澱凡
演出に無い嚏連発すっと立ち
水城
タイ文字の書き取り 嚏響く夜
水色猫
くさめしてこんちくしょうとささめけり
水蜜桃
地下鉄のB4出口大嚔
水夢
坊さんの嚔までありがたく聴く
粋庵仁空
思案点越えろ会議の嚔かな
酔人雲助@思案点とは、リンク機構においてどちらに動くか決まらない点の事。死点。デッドポイントとも。技術的な言葉ですが、くしゃみが出る瞬間というのは、この点を越える感じに似ているなと。更に、行き詰まった会議の風景も合わせてみた。
心身の邪悪払ひや大嚔
数鉄砲
上目して一拍置きし嚔かな
杉尾芭蕉
嚏したあとに毒吐く男かな
杉本とらを
くしゃみする前の2秒の変な顔
杉柳才
嚔する隣家の声で朝を知る
裾野51
味気無し「へ」だけで終わる嚔かな
裾野はな
楊貴妃も嚔は醜女並みだとか
澄海
大くさめ老犬腰を抜かしけり
瀬尾白果
終い湯の女将のくさめ二連発
是空
ひさかたにどこぞの爺の大嚏
成久巳子
くもる窓開きたちまち大嚔
星海
静かなる朝ヨガ一人大くさめ
星月さやか
校庭の古びた蛇口嚏口
星夢 光風
やっぽーとぽっぽぽっぽとくさめやす
星野組長
くさめして金剛力士鼻すすり
星野美咲
大くさめ地球の軌道がずらしたり
晴海南風@木の芽
嚏して弄ぶ匙粥ひとつ
晴峯旬草
嚏して脳ずきずきと蘇緋色に
清水祥月
大嚔明けのしじまに穴の開く
清白真冬
嚏する文字の間違い気付きをり
聖 橋
くさめして高度変えたか耳つまり
西の海牛
土壇場を嚏で逸らす神経戦
西山哲彦
アイメイクずれて週明けくしゃみかな
西川あきや
癖のある嚔と夫九時帰宅
西田武
懐紙持つ綺麗どころの嚏かな
誠馬
くさめする吾子のひとみの無邪気かな
青い月
くさめして変わるリズムの夜汽車窓
青い太陽
くっさめをひってぶるぶるゆっくり湯治
青鬼灯
二回目は少し恥じらうくさめかな
青玄
嚔してそっと離れし人の影
青修
嚏してパソコンデータ仮保存
青木豊実
嚔ふたつ山門の仁王の睨み
青嵐
嚔でた飛沫飛行や闇の中
静香
嚔して静まる空気他人事
昔花まり姫
駆けながら犬は嚔を小さく発つ
石井せんすい
大嚏なにをするかを忘れけり
石岡女依
嚔するこんちくしょうもついてくる
石崎京子
炎色反応に背き嚔す理科教師
石田将仁
コロナ禍や我慢できずに嚏する
石野上路無
新幹線の速さより嚔かな
赤井味彩
乗り換えの誰かのくしゃみ吾のくしゃみ
雪乃
嚔して身の置きどころ探しけり
千の葉
変哲もない本日やたら嚔
千恵
快感の余韻広がる大嚔
千鳥城
風凪ぎて嚔に揺れる高き草
千波
快晴を仰ぐ嚔よ摩訶不思議
千風もふ
嚏する卓拭く妻の愚痴つばき
千曜 桜
嬰児の嚔一つで気をもみて
千葉睦女
朝礼台の長話絶つ嚔
占新戸
身の内の空になりたる大嚏
川岸輪子
快晴の路飛鳥の影に嚔
川口みち
深海のごと帰り路をくさめして
雨野セイウチ
嚔忍び寄るサイレンが近くで吠えて
雨露
愚痴不満妬み嫉みもくさめごと
卯月十二
一人の夜闇濃くする嚔かな
卯年のふみ
【ペシミスト】嚔連発また悪い噂かも
浦野幸一
嚔すら愛しい老犬と二人
年毎に嚔大きくなりにけり
永想
嚏してまた貫乳の増えし顔
英子
大嚔ドラマの台詞聞き逃す
英与
篁に嚔怺ふる笠地蔵
詠頃
真夜中に一人厠で嚔かな
詠野孔球
豪快な嚏が飛ばす噂かな
独り居の嚔へ会話するがごと
塩の司厨長
コロナ禍やトイレに隠れくさめかな
塩原太助
丑三に響く嚔はご近所か
塩小路とんてき
添い寝する猫が驚く孫嚏
奥ノ木蛍子
巫女さんに貰いし嚔大の吉
奥山凜堂
野良猫もくさめする朝風和む
横じいじ
窓ガラス突抜届く嚏かな
黄昏空(たそがれくう)
白色の天に嚔の音高し
岡田浩彰
生きてるよと独居老人大くさめ
音のあ子
嚏せり犬在宅でしょぼくれり
下村ひじり
嚔くさめ吃逆ほどには嫌でなく
加賀もずく
憚らぬくしゃみ三回年の功
加和 志真
しわんぼう家計簿睨みて嚔哉
嘉子
嚔しても会釈
嘉門生造
特訓は女子の嗜み小嚏
夏みかん
止めようと嚏止まらず塵積る
夏みかんの亭主
くさめの子小枝ふりふり唱ふ九九
夏雨ちや
痴話喧嘩くさめ一つに終はりけり
夏柿
くさめする私のそばに犬寄らず
夏空
臆病なピリオッドとも嚔とも
夏綱
夜なべする祖母の嚏聞き憂う日々
夏生祐子
大嚏周りの人の肩つぼめ
夏目たんちゃん
新宿駅落ち合う君の嚔かな
果禄
長談義くしゃみに出でし本音かな
歌い鳥
くさめにも笑い転げる双子かな
花ほっぺ
足音が大嚔あれはいい人
花屋英利
嚔してフェルマー定理が解けにけり
花結い
目に涙握手交わしてくさめかな花弘
花弘
骨の髄まで震わせて嚔かな
花咲明日香
大嚔今の飛沫はあのあたり
花菖蒲
夜食手にドア外で聞く子の嚔
茄子紺
嚔嚔噂をされる嚔かな
華らんまま
道すがら嚏と嚏の行き違い
華徳
おまじない休息万病嚔止め
蝦名瑠緋
嚏して夜間のオフィスビルひとり
我省
独り寝の己が嚔に目を覚まし
蛾触
生垣を越えて男の嚔かな
賀代
連続嚏記録更新中なり
雅な童
くさめ5発暫し宇宙を遊泳す
雅鬼
くさめする反実仮想の君求め
雅枝
モヤモヤの心持吐く嚏かな
雅由
嚔なら適度に詰めを甘くして
海月莉緒
後退る犬にくさめの一つならず
海猫
まさか今ですか再起動の嚔
海葡萄
ふぁふぇふぇふぇで止まる嚏の情けなし
葛谷猫日和
嚔して新居の道へ向かいけり
叶田屋
会議中我慢の果ての嚏かな
勘太郎
コロナ禍の朝刊にとぶ嚔かな
永遠の時か嚏の二秒前
幹弘
親と子と大小くしゃみふたつずつ
甘泉
寝かしつけてひとつ嚔や夜静か
間仁田彩
くさめ出る出る出ずに咳払う
丸助
くしゃみして便り無き子を思ひけり
岸 れん
夫難聴吹っ飛びそうな大嚔
岸 れん
嚔して緊急地震速報音
岸来夢
聞こし召し止まぬ嚔や夜半の床
岩沙参
年ごとに派手な嚏となりにけり
岩澤佳音
豪快なくしゃみや鉄の仕事人
喜心
はばからず大嚔するひとりの夜
喜多輝女
くしゃみする吾子を見守る母ありて
喜多吃音
嚔して体育座りの童かな
幾太波末
嚔して病めるがごとく憐れなり
帰郷
朝の空青く夫の嚔長く
季切少楽@いつき組広ブロ俳句部
不意打ちやむずむず鼻の大嚏
紀杏里
清張を読破の残夜嚏でる
貴桜李
真夜中に隣家のくさめ聞こえくる
軌一
山路来てブナの葉揺れるくさめかな
輝峰亭
朝靄にくしゃみも柔く日も柔し
亀子
テント泊嚔こらえる日の出待ち
亀石
脳みそを震えさせたる嚏かな
亀田かつおぶし
夜々中嚔するロボ再起動
義眼ヶ原
新聞を開けて朝のくさめかな
菊池 克己
綿棒で細胞拭う嚔かな
菊池洋勝
終電の窓突き抜けるくしゃみ音
吉 や
一回の嚏で失うものひとつ
吉井いくえ
タイミング逃(のが)し出番のなき嚔
吉村よし生
大嚏午睡の窓を揺らしたり
吉田海音
起きぬけて鼻ぐしゅぐしゅの嚏顔
久衛
嚔聞こゆ今夜のおかず決まりけり
久鍋得利子
嚔してこの世の歪み飛ばしたろ!
久美
シンバルまで五分我慢するくしゃみ
久留里
眼前の嚏飲み込む真顔かな
宮坂暢介
三度目の嚔不発や物足りぬ
宮坂変哲
会議室漏れてくる音嚏かな
宮写楽
三回で嚔止めたく鼻摘む
宮地弓恵@「一に褒められ 二に憎まれ 三に惚れられ 四は風邪」 の言い伝え
朝の市くさめくさめと歩く婆(ばば)
宮島ひでき
くさめ耐え最後の一筆書きおえぬ
弓弦葉
ランチ会くさめでにごす本音かな
球子
思いきり嚔する日が懐かしく
京あられ
嚔して浮かぶ顔あり未練かな
京丸
嚔して人のうわさも笑いなり
京子
嚔して秒針の音響くなり
曲がりしっぽ
外灯の明るさ増すや嚔でる
玉井瑞月
テッシュ箱空にして孫くさめする
玉悦
くつさめの形に似合ぬ相撲取り
玉京
嚔する猫を横目に吾も耳鼻科
玉治
遅き湯にくさめ小さく沈み込む
玉泉
朝礼は輪唱のごと嚔かな
玉繭
嚏して周り全員俺にらむ
筋肉男
それぞれに二十面相して嚔
近藤承穂
ばらばらに体壊るる大嚔
金子加行
おおくしやみ関節がばらばらになりそう
金太郎
はぁうはぁうしパチパチ目してくしゃみでる
金目銀目猫
湯気が立ち嚔が響く箱根の湯
金曜日の男
鼻ひりの音おとろへぬ卒寿かな
吟  梵
嚔する大きな口は母譲り
説教の一時中断大くさめ
空山
乳飲み子のくさめ時々はふと云い
熊縫まゆベア
ポケットに指輪嚏とともに待つ
栗子
いからこい目覚め闇夜を嚔かな
栗田もとえ
一震えつづけばほてり嚔かな
薫風
年をとれば嚔も楽し独り言
爺さんは嚔で知らすここに居る
敬之
反射して外から響きし父の嚔
景奇
常識のタガをはずすや大嚔
景清華
ハチ公前嚏し君の小さき肩
暗闇に大地の嚏スマホの灯
渓雪
嚏してモーゼは葦の海を割る
蛍源氏
秒針の打ちつづく夜の嚔かな
月の沙漠★★
二の腕は嚏飛沫の着陸地
月影ミウ
夜行バス降り新宿に嚔かな
月見柑
禁断の嚔ドミノは走り出し
月城花風
良い噂狙って嚔もう一つ
月野ひとみ
くさめして背筋伸ばしぬ大田舎
犬井山羊
大くさめ飛び立つ鳥の空青く
犬散歩人
嚔してみんなちがった音がして
研知句詩@いつき組広ブロ俳句部
待合室をいでてこつそりする嚏
元喜@木ノ芽
テーブルの一円玉も飛ぶ嚏
弦流
背中に嚔二人乗りの自転車
古賀
仲なをり嚔ひとつを皮切りに
胡麻栞
隣室のくさめ消えたる社宅かな
吾光広成
へんてこな彼の嚔を偏愛す
後藤麻衣子
父起きてウルトラマンのごと嚔
鯉女子
居娘の憚り(はばかり)揺らす大くさめ
光観
親方の帰り知りたる嚔かな
光源爺
くさめして出向先の辞令かな
光友
押し殺す何が何でもこのくさめ
好文木
大くしやみ呪縛が解けし心地なり
宏楽
大くさめ手元狂わすわんこ蕎麦
嚔して具沢山にも程がある
幸久
大嚏たびものがたり"の三ページ"
広島 しずか@コロナのスティホームの毎日、そろそろ旅行に行きたい気分になりDOTOトラベルキャンペーンの「カタログ」を見ている夫が突然くしゃみをしました。今朝はよく冷えました。
くしゅくしゅと猫も嚏をする季節
康子紫
静かなり狙い定めて嚔でり
康寿
大嚔話の続き途切れけり
江雲
即興のジャズに突然嚏かな
江戸川青風
大くさめ猫は尻尾をひと揺らし
江藤薫
筑波嶺に向かひ一発大嚏
江里口泰然
手を合わす入日くつきり嚏かな
甲山
独り居の嚏ひとつの儚さよ
甲斐 紫雲
嚏して暮れゆく空のはやさかな
甲斐紫雲
咳き込みて夫必定の大嚏
紅さやか
添ひ猫や嚏二回の午前二時
荒磯魚々
嚏して苦にもされない孤独かな
香栄
そっと雨戸開け暁の嚏かな
香羊
大嚔眠りし猫の上げし顔
高橋 平地草
雨戸開け嚔出て朝始まりぬ
高橋笑子
籠る日やうつぷん飛ばす大くさめ
高橋冬扇
嚔ひとつ世界が変わる会議室
高津喜久子
大くさめ銭湯帰りの通り雨
高飛洋子
隣人と嚔重なる夜更け頃
高野きぬ
五歳児の嚏偉大に放ちけり
根本葉音@花芭蕉句会
夕まぐれ大白猫の嚔かな
紺乃ひつじ
嚏して非常ベル鳴り響く夜
佐々木ふく
嚔する起き抜けの孫鼻赤し
佐々木照風
大嚔父に振り向く母の目よ
佐々木葉一
スカイツリー遠山眺め大くさめ
佐山夕子
上向きてくさめする子の身震いや
佐藤恒治
嚔せる老狂言師の枯淡かな
佐藤香珠
大嚔足取り軽し勤務明け
佐藤俊
嚔してくっきりと遠近の山
左馬頭直義
ははふんと一つ嚔のし損ない
沙葵
朝刊のインク冷え冷えつと嚔
砂楽梨
道路際垂れ落ちくさめしゃがむ母
砂霧
二回目は子に邪魔されし嚔かな
歳三
くさめくさめ合奏のごと蹴る胎児
斎乃雪
リビングのしみはくしゃみの日本地図
細川小春
深酒の締めは嚔で終わりける
菜々の花
信号のなき交差点嚏かな
坂崎座美
上目使い独居の老父の小嚔
榊裕江子
くっさめのひとつふたつに理由ありて
咲耶とこ野@木ノ芽
観劇の鼻おしころすくしゃみかな
桜姫5
未来には嚏エネルギー存在してるかも
桜木さくらもっち(レイ改め)
大嚔一瞬時がはじけ飛ぶ
薩克期風
嚏嚏くで止み惚れらておらず
雑魚寝
寝入り端震度二弱の嚏かな
雑草おばさん
怪獣の咆哮のごと嚔かな
鮫みわ
傷口をそっと押さえし嚔かな
でんきゅう
以外にも可愛き嚔強面
でんでん琴女
しんがりの路ゆく一茶嚔かな
ときめき人
とおちゃんのくっさめ女湯に三度
としなり
くさめして作句のことば逃しけり
とし子
嚔止む網膜剥離手術前
ととおとうと
中二女子太宰読了大嚔
どみそ
いたきほどつめたきからだ嚔かな
ともかわすてむ
児を抱き心残りの嚏かな
とも子
風呂蓋に本を置きたる嚔かな
とりまる
くしゃみして素知らぬ顔で犬伏せり
ドレッシング
あの人のくさめわたしのくさめあり
とんとん
嚏散るや力士の塩撒きがごと
とんぶりっこ
隣人の嚔我が家の屋根も飛ぶ
ナオPAN
腹筋を鍛える男の大くさめ
なかの花梨
旭岳鼻腔冷え冷え嚔かな
なきうさぎ
介護ケア嚏にトイレ駆け込みぬ
なごやいろり
ボス猿の威風堂々嚔かな
ナタデココ
朝の清かさを猫の嚔で知る
ナナナナ
麗しの媛の嚏の雄々しきや
なみは
くさめ断つまとい付く猫二匹の夢
なゆた
嚔して全世界から睨まれる
にいやのる
連続の嚔冷や汗掻きにけり
ニッシャン
くさめ聞き今朝の気温がわかります
にゃんみー
嚔する社長残して家帰る
ねこか花はっか
大嚏銅鐘震わす法隆寺
ねこごはん
くさめして世界の場面転換す
ノグチダイスケ
宴のあと嚔かなまだ始発来ぬ
のもとみな
宇宙船軌道ずれそな大嚏
のら
一瞬の非難の視線嚔かな
のりた
つい釣られ妻の嚔に吾も亦
のろ爺
無人の野くしゃみを空に解き放つ
パーネ・メローネ
此の時に此処を出ゆく嚔する
ばあ哉
マスク下吊革にぎり嚏堪え
はすみん
嚔ひとつ笑顔みっつの茶の間かな
はちゃ
終電の車両遠のく駅嚔
パッキンマン
嚔する背の子の小さき足包む
はとり千倖
茶ばなしをやんわり抜くる嚔かな
はなあかり
くさめくさめ物言いかけてまたくさめ
はなだんな
コーヒーと父の嚔で目覚めし日
はなちゃちゃ
夫の背も嚏も小さくなりゆきぬ
ははろ
マドンナの嚏の顔に恋冷めて
ぱぷりかまめ
くしゃみして空気も背骨も緩む朝
はまお
風神の袋ゆるむや大嚏
はむ
父帰る姿見えずにくさめかな
はらこ
大空に飛ばすくさめの気持ち良さ
はら美華子
嚏してその後の韻を踏みをりぬ
はる
師匠の引退する日嚏する
ハルノ花柊
それぞれが指紋と同じ嚔音
ばんどうまーぴー
手の中に広がる世界嚔あと
腰割りて準備万端くさめかな
ひーちやん
夕暮の独居を揺らす嚏かな
ひぐちいちおう(一応)
雑草やおまえも嚏するのかい
ぴっぴー
空気が尖る日嚔が止まらない
ひでやん
安普請近所に響く嚔かな
ひとえ
嚏とぶ通勤電車は共同体
ヒドリガモ
アイアンでボール打つごと吾の嚔
ひなた
嚔した父が仕事の話をす
ヒマラヤで平謝り
くしゃみ待て電話切るまで待ってくれ
ひめのつばき
大くさめ乳房に並ぶ夜の吾子
ひめりんご
くさめする胸の痼を吐き出して
ひよこ草
くさめする80台の私お迎えかな
ひよとり
セットなの?天を仰いでからくしゃみ
ひよはるばば
嚔なき通勤電車寝てをりぬ
ひろきち
連発す法話の僧のくさめかな
ひろ史
大くさめ背の一寸も伸びるかな
びんごおもて
嚔咳尿漏れ気にすお年頃
「くつさめ」が耳に残るや太郎冠者
ふあんた
ジョーカーのほっかむりして大嚔
ブービー
邪気払うほどに大きな嚔かな
ふくじん
手で覆い出そうで出ない大嚔
ふじかず(み)
くさめして「くさめくさめ」とつくもがみ
ふじこ
深々と身体ををりてくしゃみかな
ふっこ
嚏して天女衣を纏はせて
ふみちゃん
晩支度嚔くさめと紙探す
フレブル
鼻嚔れば火花飛び散る薄羽織
ペイタックス
嚔が出るまでの間の邯鄲の夢
ぽいプー
くしゃみして五臓六腑にひびきおり
ほうすい
嚏してまたその話ふりだしに
ほしの有紀
くつさめに負い目あるごと顔かくす
ぼたんぴ
二階より招く幼きくさめかな
ほのぼぉの@蚊帳のなか
立ち読みを睨む店主の大くさめ
ぽんこ
早朝の車内モーゼのごとくしゃみ
ぽんたちん
嚔する隣も嚔する連鎖
まいまい
酔痴れる華の香りの嚔かな
マキコ
嚔にも個性あふれて我かえる
まこと(羽生誠)
久方の都も晴れのくさめかな
まさ
三日目の赤んぼくさめ人の顔
マツイミキロウ8191
くさめして皆の視線のあつまれり
まな
拘われの心吐き出すくさめ出で
まにあ
控えめにシスターのする嚏かな
まぬう
嚔して下ごしらえの肉を揉む
マムシ銀行早乙女
何処かで誰か噂する嚔かな
マユミ
天狗にも隙のありける嚏かな
まりい@木ノ芽
牛小屋にでかめの牛の嚏の夜
まるかじり
わざとわかりにくくしてますか嚔
みあ
祖父豹変くさめの後のべらんめえ
みー
子巣立ち嚔響く一人の夜
みかん
典型的亭主関白大嚔
みくにく
嚔して夕べのポトフすする朝
ミセウ愛
老猫の鼻からぷしゅん嚔かな
ミセス水玉
二つ目に顔を構える嚔かな
みつき小夏
山入端に夕陽沈みて嚏なり
みつみん
嚏して父母の声知る墓前かな
みどりくん
嚔して天に向かって息を吸う
みどり川
ヨガの会ズームに映る嚔かな
みにとまあいこ
噛みつぶすミスS高の嚔かな
みのる
はっくしょん祖父のくさめになく赤子
みほ
窓明かり抱っこの吾子の嚔かな
みほめろ@いつき組広ブロ俳句部
リモート会議嚔を我慢しない犬
みやたひろみ
涙目や一褒めくさめ二をとめて
み藻砂
前髪パツン鏡の中の嚏かな
むさかず
一日は嚔三回嘘五回
むじーじ
授業飽き時計を見上げ大嚔
ムスカ大佐(み)
懺悔室神父の嚏しかと聞く
むったん@狐狸山会
嚔して摺鉢だすや吉野くず
むべ
四姉妹銘々似合いの嚔せり
むゆき
堪えたる嚔は人のためならず
むゆらー
静けさや寺中響く大嚏
むらたふみ
襟元に嚔残してホーム跨ぐ
もこ
一つ星剥げ落つるかの大嚔
もせきのこ
パチンコの玉爆ぜるほど大くさめ
もりさわ
魂が飛び出るくしゃみ祝福を
もりのまりりん@欧米ではくしゃみをすると”Bless you! (「祝福を」「(神の)ご加護がありますように」など)と言ってくれるので、サンキューと答えます。理由は諸説ありますが、くしゃみをすると魂が抜けて悪魔が入り込むので、それを防ぐためというのもあります。"
十八歳お国言葉と嚏消ゆ
もんちゃん
映画館後部席より大嚏
やこばあば
嚔して青空全て占領し
やっせん坊
大いなる嚏や嚏また嚏
ヤッチー
みどり児の己が嚔に泣き出だす
やっちゃんち
一山を超え行く嫁の嚏かな
やぶつばき
焦げパンの美味しさ半減嚔かな
ヤマザキけんと(み)
ようように寝た子を起こす嚔かな
阿波豊
嚔して子等笑いしも懐かしや
悪七兵衛
嚏にさへ笑い湧く赤子来し家
葦乃灯子
闇深き倉庫にひとり嚔かな
安春
星空に嚔三回火の用心
安田 信洲
思ひきり嚏するなり野良仕事
杏ちゃん
授業中耐えたくしゃみが猫のよう
伊沢華純
朝一番身をふるはせて大くさめ
伊藤はな
へぼ将棋もう一番の嚔かな
伊藤善隆
朝五時の証明写真機で嚔
伊藤彌響
くさめひとつ遠き吾子に思ひ寄す
伊豆子
くさめ止まらず隣家には知らぬ人
伊予吟会 心嵐
名を呼ばれくしゃみで返す道の駅
位子
存念を飛ばして虚なる嚔かな
位相朗
みんな似てみんな違つてゐる嚔
井伊辰也
水くさき仲をしるべの嚔かな
井上たとぅや
嚏して八十路の貌になりにけり
育由
くさめする四方に他人の無きがごと
磯野昭仁
ひのふのみ三つで止まるくさめかな
一の介
羊水のごとき湯船で大嚔
一井蝸牛
嚔する嚔で返す噂かな
一周
疳の虫やつと治まり嚔かよ
一純。
隣家との掛け合いとなる嚔かな
一日一笑
嚔さえ愛しと思う日もあった
壱太
嚔して魔女の一撃くらう妻
稲垣由貴
決めましたくしゃみの単位なので発
羽沖
実家の犬久しぶりやと嚔かな
羽光
手弱女の大くさめして相転移
雨楠
待合の故郷訛りのくさめかな
雨霧彦@木ノ芽
お日様は嚔スイッチ入れにけり
HNKAGA
みんな目をつむってしちゃうくしゃみかな
本田むらさき(7歳)
はなもじもじ小さいくしゃみ赤ちゃんの
時藤無一郎(ときとうむいちろう、8歳)
三歳で孫の嚔の嚔なる
長田写々
大嚔隣人はまだ起きている
クロまま
隣室の男の長き嚏六つ
みつれしずく
本日も隣家の安否くさめにて
みどりがめ
あの頃はくしゃみも可愛かったのに
みょん
君の前では可愛い嚔がしたいのに
Karino@俳句ポストでは様々なことに挑戦していきたいので、「今週のそっくり君」、「季重なりブラザーズ」への掲載はお断りさせて頂きます。
レモネードくさめ三つで恋の予感
aya
カルデラは地球のくしやみ箱根山
波南
大噴火御嶽山の嚏かな
新米笛
噴火とは地球の嚔かも知れぬ
ことまと
交差点くにょっんと嚔る異星人
千条之御息所
京まで聞こゆ奈良大物の大くさめ
もりお
嚔にも人は出ますとしつけをり
海老海老
嚔来て毛穴をとほり抜けて行く
楽花生
本日のラッキー反射:大嚔
山本先生
嚔犬鼻震わせて鼻ねぶる
98
大嚏太平洋に白き波
眠 人
四万十の沈下橋にて嚔かな
28ひろきち
鼻ひりて洟垂れる子のもうおらず
⑦パパ@いつき組広ブロ俳句部
ミントガム鼻腔スルリと嚔呼ぶ
8の月
くしゃみしてフルフェイス内塩っぽく
Benじい
くさめ出ても二進も三進も行かず
Dr.でぶ@いつき組広ブロ俳句部
沈黙にこらえて育ち大嚔
haruwo
人気無き閲覧室に大くさめ
hiroro
令夫人嚔の仕草しとやかに
HNKAGA
ポスト手に嚔ぬぐいし朝風に立つ
MMゆき
事務所出てひょうきん声のくさめかな
O3
帰宅して気兼ねなく出す嚔かな
PON
ワンルームに響ける夜の嚔かな
Q&A
大ホール嚏一つひゞく幕間
sakura a.
老犬の散歩のゆるき嚏かな
sol
真夜中のくさめ君我想うか
sugarlily
嚔もて思い出したる彼の女
syuusyuu
出掛かりたる吾子のくさめの見得のごと
TAKO焼子
身二つに折りて吐き出す大嚏
yoko
家にても咳も嚔も憚られ
zzda
嚏して君と繋がる世界線
あーすススメ
縁日や大空見上げ大くさめ
アーナンダ
くさめしてあばら一本折りにけり
アイゴー
くしゃみ聞き誘われ我はくしゃみ飛ぶ
アオキシゲル
嚔聞く電車の中が能面に
アオハル
黒い犬ぐふんとくしゃみ葉っぱ舞う
あかりまる@はじめは落ち葉舞うとしていましたが季重なりに気づき、葉っぱとしました。 俳句初心者です。俳句ってパズルみたいで楽しいです。
つづけざまに大嚏して仲直り
あけみ
旅先の聖堂に入りくさめ出る
あさ
後ろから座席蹴られるくさめの子
あさり
教室の先生嚔吾も嚔
あじさい涼音
独り居に遠慮のいらぬ大クシャミ
あすなろ
むずずと嚔やまごん出没碑に立ちて
あたなごっち@やまごんは1980年、福山市山野町に出没したといわれる類人猿に似た未確認動物のことです。 1970年以降何度も出没し、世間をにぎわせたヒバゴンが移動してきたとも・・・ 今はその出没地に碑が建っています。
嚔する顔して嚔出ぬままで
あつむら恵女
嚔して切子のグラス乱反射
あべべ
嚔聞く父のお土産なんだろう
アポロチョコ
公衆浴場嚔の老女の黒き爪
あまぐり
会議中視線の先は我が嚔
アマリリスと夢
嚔ひとつふたつ写真師慌てけり
あめふらし
大嚔一人暮らせばなほ静か
あらら
嚔して生きるか死ぬか安曇星
アリマノミコ
くさめして羽織る一枚重き愛
あんず
野球部の秘密兵器の大くさめ
イエロー雲
嚔してあの一言を後悔す
いかすみ
我慢してあげく巨大な嚏たり
いくた 武
小鳥見むと窓辺の赤子嚔かな
いくらちゃん
嚔の後合う眼君の俯きて
いく葉
寄り添ひし犬のくしゃみや雨が来る
いたまきし
浄瑠璃の母娘の別れに大くしゃみ
いちご一会
マスクしてなお遠慮する嚏かな
イチロー
嚔する夫につられし金婚式
いち乃
図書委員くさめにまぶたちぎれさう
いち坊
改行の文字乱したる嚔かな
いつか
講演に嚔三回野次がわり
いつせ
五時間目嚔聞こえてキリリとす
イッセイ@受験生なので授業中寝る訳にもいかないのですが、うとうとする事は避けられません。クラスメイトのくしゃみで目が覚めた経験を俳句にしました。
大くさめ振り向く家族顔こわし
いばしん
休暇中嚔ひとつの生返事
いまいち
くっさめや呪詛もろともに放ちけり
うたた
嚔して三面鏡もくもらせて
うに子
リフレイン二度が必須の嚏かな
うみのひつじ
大くさめ今日の掃除は終りかな
うらら恵子
舌噛んでテニスを終えるくさめかな
ウロ
説教に付す返り点嚔かな
えりいも
夕陽の爺鋤鍬片し大嚏
オアズマン
嚔して生きる奇跡に驚けり
オイラー
演奏会嚏こらえて音逃し
おこそとの
くつさめを我慢して裏返るこヱ
おちゃうけ
散歩中犬も振り向く嚔かな
オリゼ
自転車のブレーキ嚔して雨夜
おんこう
マスクをすれども嚔殺す社内
お盆
終日の夫の嚔に置き薬
かこ
くさめ出るぎっくり腰に手の支え
かごやまのじっちゃ
風ひやり大嚔して回覧板
かざばな
草木切り袋詰めつつ大嚔
かずポン
ラジオから嚔かき消す恋の歌
かすみ
親友の無音の嚔Zoom飲み
かたな
嚔して何を言おうとしてたつけ
かっとび
『A tes souhaits!』くさめに異文化交流よ
カヅラ梅@くしゃみをするとフランスでは『A tes souhaits』(アテスエと読みます)と言われるそうです。あなたの願いが叶いますように!という意味だそうです。なんかオシャレな異文化交流だなぁと思い句にしました
度忘れや出そうで出ない嚔に似
かまど猫
嚔して鳥取砂丘を駆け上る
からすちゃん
嚔ひとつ人を産んだと自覚せり
カルメ狐
誰だろう噂のせいか大嚔
カワウソ(み)
Bless you!へ返す間もなくまた嚔
カンガルーのしっぽ@Bless you→ブレスユー。英語圏でくしゃみをすると、見知らぬ人にでもBless youと言われる時があり、Thank youと返さないと失礼とされています。
注射打つナースまさかの嚔かな
かんこ鳥
大嚔曲がり角より佳人出で
キートスばんじょうし
バス待ちのベンチに一人くしゃみする
キイロイトリ
二度寝してくさみ三回予定無し
ギコ
愛犬の嚏吾も移り笑む家族
きさらぎ
大嚏残る一葉ゆれもせず
きっちゃん
嚔して猫と目が合う通勤路
ギボウシ金森
大嚔止めるすべなく写経の間
キヨ
嚔するマスクの中の知らん顔
キョンちゃん
くさめした後の静けさクリック音
きんつば羊羹
寝室でくさめ轟き走る猫
くさめのくさめ
待ち伏せの自転車置き場の嚔かな
ぐりえぶらん
朝の庭つづけて二回する嚔
クリスマスローズ
彼の方の行くまで待てぬ嚏かな
くれまてぃす恵子
はなひるや夫婦喧嘩におりた幕
ぐれむりん
デパ地下や仁王ふり向く嚏かな
くろべぇ
くしゃみする角度まちまち大都会
ケビン
役者絵は嚏我慢の睨みかな
こいぬ
みどり児のからだ震はす嚔かな
こうちゃんおくさん
右耳に赤子の嚔吾の寝覚め
コキア
クセ強いくしゃみ止まらずヒロシです
コケデカ
寝言には口を挟めぬ嚏飲む
ココダン
残業中休みたいなと嚔する
こた。
くさめくさめ唱える人無し東山
こてつ川
隣からひそひそ声と大嚔
こぶこ
嚔して元の話に戻りけり
こむらさき
駅ナカに響くくしゃみや午前九時
ごようまつ
自習室静かさ破る嚔かな
こんどうちひろ
狛犬につられて宮司嚏かな
さかもと眞紅
静けさや隣家の嚔届く夜半
さくみ
嚔して噂は世界駆け巡る
さくやこのはな
くしゃみをすればハートは白くなる
さくらちゃん
後家ひとり遠慮要らんわヘックショイ
さこ
嚔する誰かが吾の噂して
ささき良月
がたい良き男の嚏こだまして
さとう菓子
杣人の爺がくさめに木霊来て
さとし
臥す父の細き嚔の夜明けかな
さぶり
傍らに嚏数える夫がいて
しーたん
胎内に響くくしゃみに児も跳ねる
しー子
畜生と嚔の後に何故叫ぶ
じおさこん
まだこぬかくるかくるかと大嚏
しかのせんべい
卵割り形くずれて嚔かな
しげとし
式前の新婦の父の大嚏
しげる
母一番子がニで犬三数珠くさめ
ジミーあゆみ
一瞬の好機を逃す嚔かな
しみみ
会えぬまま半年すぎぬ嚏する
シャンシャン
大嚏一町先で知れる主
しゅういずみ
嚔して今日一日がはじまりぬ
シラクサ
嚔して写真の夫に恥ずかしや
シルバーメダカ
くさめする想い出ポロポロわが恋は
シロクマ太郎
ひとりごと吐いて一人の嚔かな
しをの
大広間ひとり寂しき嚔かな
じん
剣先(けんせん)は飛ぶ残心は大嚔
しんぎ
嬰児の嚏一つに大慌て
しんしん
伯仲の議論をほぐす大嚔
すえよし
大叔父の苦言横切る嚏かな
すがりとおる
くさめして筋肉痛を悟る朝
すずらん
老猫の嚔ぶるり髭そより
スパイみかん
微睡の赤子くしゃみやまた泣くや
すぴか
くしゃみしてくしゃみして又くしゃみして
スマイリー正子
嚔するつられて夫も二度ばかり
スマホ優
嚔してあすの予定の気に迷ふ
すみれ色の涙
丼の湯気と辛みに大嚏
せーたん
嚏せり政治も替わる世も変わる
せっちゃん
悪霊を払う大声夫くしゃみ
せり花
幅からぬ祖父のくしゃみ尾ひれ付き
せんべい
恋女房くさめする様古女房
せんり
貧乏の神吹き飛ばすくしゃみかな
そうま純香
遠くにも近くにも聞く嚔かな
それぞれのしあわせ
嚔して老いらくの恋破れけり
たいぞう
気をつけて朝に手を振るくさめかな
たかこ姫
嚏して朝日に祈るごと曲がる
たけし
口約は大言壮語大くしゃみ
だけわらび
迂闊にも嚔の出来ぬ世となれり
たこぼうず
老い母や嚏の背に夜しじま
たつき
車中の目嚔ひとつに驚きぬ
タック
強面の嚔テノール歌うごと
たま走哉
夜具寄せる午前三時の嚏かな
ダリア
ドライブやあの人の独特くさめ
ダンサーU-KI
続けざま嚔数回さては奴
たん造
丸の内改札抜けて嚔かな
ちあき
エレベーター飲み込む嚔爆発す
ちあきんぐ
教員の連続くさめ子ら笑う
ちか丸
嚔して野球の季節終わりけり
ちばくん
嚏また嚏我慢からのはっくしょい
ちびつぶぶどう
明のホームくしゃみで緩みゆく気配
つづきののんき
新聞配達のバイクの音と大嚔
つつ井つつ
縁側に猫を抱く背の嚔かな
ティアラ文緒
真夜中の嚏聞こえぬように泣く
ティーダ
くさめして最後の東方美人茶
テセウス
大くさめ止める女優の痴話ニュース
てつお
呪文めく嚏の後の独り言
テツコ@第二まる安

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