見直して選外の句の活かし方
2026.09.03お便りを紹介します。
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●夏井先生、家藤先生、スタッフの皆様、いつもお世話になっております。昨年6月に初めて俳句ポスト365に投句させていただきましてから、1年が経ちました。なかなか上達いたしませんが、とにかく作句を続けるつもりです。入選はやはり嬉しいものです。親にも報告しております。一方の選外句。最近、反省をしながら改作しております。二つほど例を。
○原句 炊飯の前のLSIも冴ゆ
○改作 LSI回路の中も冴ゆる夜
寒い日は炊飯器のLSIも冷え切っているに違いないと思い、詠んだ句です。「炊飯の前」が説明的なので、「LSI」だけにしました。
○原句 春陰や空地のままの書架の塵
○改作 春陰や空地のやうな書架に塵
曇り日に書庫に入った時の印象を詠んだ句です。大きな「春陰」と小さな「塵」を対比させました。原句では、空地の話なの? と読み手を混乱させます。そこで「春陰の空地のやうな書架の塵」としましたが、各名詞の関係性がよく分かりません。また、これだと塵に焦点が絞られ、季語が活かせなくなります。なので上記のようにしました。
両先生やハイポニストの皆様にはそこが問題じゃないと笑われそうですが、時間を置いて拙句を時々見直したく存じます。夏井先生は句評で、〈ここに詩(詩性)がある〉とよく仰います。大事な基本なのに、どうも自作はその点が少し欠けている気がします。今後注意いたしたく存じます。/吉田達郎
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※お便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。
写真タイトル:坂の上の雲ミュージアム





















