俳句ポスト365 ロゴ

俳句ポスト365 ロゴ

新着情報

2025.11.24お知らせ
兼題「柿」結果発表WEEK!!
2025.10.27お知らせ
兼題「露」結果発表WEEK!!
2025.09.22お知らせ
兼題「終戦記念日」結果発表WEEK!!

一覧はこちら

■ピックアップ情報

ベスト句

中級・佳作おめでとう!

2025.12.03
お便りを紹介します。
***************************
●夏井先生、家藤先生、スタッフの皆樣、いつもお世話になっております。私は一時期俳句を詠んでおりましたが、字数が少ないので短歌に移りました。その後、某テレビ番組の俳句コーナーを視聴させていただき、改めて俳句の奥深さを知り、最近また作句しております。俳句ポスト365は、兼題「夜の秋」から投句。並に続き今月は佳作をいただき、感激しております。もりさわさんの特選句〈夜の秋を夜風のかたちなる犬と〉の助詞の効果につき、夏井先生の解説がございました。先日放送の某テレビ番組の俳句コーナーの蓮見翔さんの句〈わナンバーのサイドミラーを秋の海〉でも同様のお話が。『文藝春秋』10月号によれば、千原ジュニアさんは助詞に神経を使われているとのこと。しばらく、上級者の方の作品の助詞に注目したいと存じます。それから、発想の飛ばし方も勉強したいです。私はまだ意味・理屈にとらわれており、そこから抜け出せずにいます。やはり読みと詠みを増やすしかありません。今後ともご指導の程、よろしくお願い申し上げます。/吉田達郎
***************************
※たくさんのお便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。
写真タイトル:道後商店街①
写真参照元:https://dogo.jp/download

続きはこちら

ベスト句

【第314回】2025年9月20日週の兼題「柿」のベスト句
婆食つた爺ゐて柿が嗚呼赫い RUSTY=HISOKA

夏井 いつき 画像

夏井 いつき

 「婆食つた爺」とは『かちかち山』の狸に化かされて、「たぬき汁」ならぬ「ばばあ汁」を食わされたお爺さんなのでしょう。昔話や童話には残酷なものも多いのですが、この場面などはその最たるものとも言えます。日本の原風景を象徴するような季語「柿」を見上げ、思わず「嗚呼」と漏らす嘆息。そこに熟れる柿の「赫」のなんと腥いことでしょう。

各兼題の結果発表はこちら

募集中の兼題

冬至(仲冬/時候)

傍題:一陽来復
二十四節気のひとつ。陽暦12月22日頃に当たる。一年の内で最も昼が短く夜が長い。この日を境として、また日が長くなってくることから「一陽来復」ともいわれる。冬至の日には小豆粥や南瓜、蒟蒻などを食べる風習がある。
「冬至粥」や「冬至南瓜」などは人事の季語となる。「冬至」は時候の季語であるので注意したい。

  • 募集開始2025年11月20日
  • 締め切り2025年12月19日
投句はこちら ▶ おたより・質問フォームはこちら
過去の作品検索はこちら
投句はこちら