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新着情報

2025.12.22お知らせ
兼題「牡蠣」結果発表WEEK!!
2025.11.24お知らせ
兼題「柿」結果発表WEEK!!
2025.10.27お知らせ
兼題「露」結果発表WEEK!!

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■ピックアップ情報

ベスト句

自選ひきこもごも劇場

2025.12.22

お便りを紹介します。

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●夏井いつき先生、家藤正人先生、スタッフの皆様こんにちは。私は最近、奢っていたのです。中級の並選が続くという安心感、そしてそれは日常ではなく奇跡なのです。しかし私は、それにドキドキを感じていませんでした。火曜日、結果が出てしまって、金曜日までドキドキが続かないのです。そんな私に、兼題「露」で、夏井先生は爆弾級のドキドキを下さいました。並選にすら載らない、金曜日まで一応待ったけど、没、つまり才能ナシ!(ナシナシナシ…←エコー)。そこで今回、私のボン句を夏井先生風に解説します。落ち込んでる時に、心にギャルを住まわせると良い、とか言いませんか? ギャル語で励ましてくれるからと。そんな感じです。さて、私のボン句〈うすあかり宿して露の夜明け前〉。イマジナリー(想像上の)夏井いつき先生、その名をI・N 先生。「I・N 先生:この句は、問題点が二つあります。矛盾と、説明です。まず矛盾から。夜明け前は真っ暗です。薄明かりを宿せないです。 緋弧:はっ……! I・N 先生:はっとか言っても遅いんですよ。それと、説明。露は夜明け前におりますね。つまりは季語の説明です。15音も費やして、この句は露の、それも間違った説明しかしてないんです。直すとしたら、〈薄明かり宿して露の夜の開けて〉としたら、薄明かりは宿せます。アナタの言いたい句にはなりますか? 緋弧:は、はいそうです! I・N 先生:とりあえずは矛盾はない。でも元々直してもしょうがない句です。才能ナシ!」あれ、わたしのI・N 先生は、デフォルトの辛口モードでした。皆さんも、俳句を心の杖として、イマジナリー夏井いつき先生を心に宿してみては。緋弧でした。/和住 緋弧

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※たくさんのお便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。

写真タイトル:萬翠荘の内観

写真参照元:https://matsuyama-sightseeing.com/media/gallery/

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ベスト句

【第314回】2025年9月20日週の兼題「柿」のベスト句
柿の実の角張りきれぬ角の照る いかちゃん

夏井 いつき 画像

夏井 いつき

 季語「柿」を観察した一物仕立て。「柿」と書けば、実を指しますが、わざわざ「柿の実」と念を押すことで、読者は、どれどれとその実を凝視し始めます。全体は四角っぽいけれど、「角」とも言い難い感じを「角張りきれぬ」とした絶妙な表現。更に、その「角」が秋の日を弾くさまを「照る」と率直に言い切った点も佳き判断。ここまで描写に徹するさまに惚れ惚れと致します。

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募集中の兼題

冴ゆ(三冬/時候)

傍題:冴え 月冴ゆ 声冴ゆ など

「寒し」「冷たし」よりも更に寒さが極まった、透き通るような感じの冷たさをいう。月や星、風や声、物音なども冴え冴えと感じられる。感覚的な季語といえよう。
「月冴ゆ」は、「冬の月」の傍題ともなっています。

傍題よりも、まずは季語「冴ゆ」と真正面から取り組んでみましょう。

  • 募集開始2025年12月20日
  • 締め切り2026年01月19日
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