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ベスト句

季語深耕部 byハイポニスト

2021.07.26

兼題「 睡蓮 」に関する季語の考察や体験など、たくさんお寄せいただきました。

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●季語六角成分図「睡蓮」より。(視覚)白、桃、黄、紫など楚々とした色。八重のぴんと尖った花びらとつやつやとした濃い緑の葉。風で持ち上がり、揺れ、波紋が広がる。池の広がり、水面のきらめき、水鉢。鯉、水鳥、トンボ、あめんぼ、めだかなど水辺の生き物たち。(嗅覚)水と泥の匂い。(聴覚)静か。魚の跳ねる音。夏鳥の鳴き声。(触覚)池のほとりの泥土。(味覚)なし。(連想力)モネの「印象・日の出」をはじめとした連作が有名。古代エジプトでは太陽神の象徴。聖なるもの、透明感。★スイレン科スイレン属の水生多年草の総称。日本で見られるものは移入種が多く、自生種はヒツジグサ(傍題でもあります)の1種のみ。★大きな池を埋め尽くす艶のある濃い葉と清楚な花姿が印象的。朝に咲き、昼に閉じることを数日繰り返すためか、古代エジプトでは復活と再生の象徴として尊ばれたそうです。★類想沼ではありますが、モネと睡蓮の関係は興味深い。モネは睡蓮を描き続けることで、水面の移ろう光、つまり瞬間性の美を追求したと言われています。★蓮に似た花と言われますが、私からしたら全く印象が違う花たちです。蓮は豪華で孤高、睡蓮は清楚で儚げ、という感じ。ただ、俳句ではどちらも聖なる花として描かれることがあります。/碧西里

●組長、ウェンズデー正人さん、スタッフの皆様こんにちは!サイト運営いつもありがとうございます。睡蓮が兼題になり、いろいろ調べました。自分の一番衝撃だったのは、今まで睡蓮と蓮は同じと思っていたけれど全然違う花だったことです。睡蓮の葉は、切れ込みがあるけれど、蓮は、切れ込みがなくて丸いとか、睡蓮は水面に咲くけど蓮は水面から茎が長く伸びているとか…とても勉強になり、楽しかったです。/打楽器

●今回は夏の季語「睡蓮」です。季語の分類でいうと植物の季語となります。同じ水面に咲く蓮に似ていますが、蓮の花は茎が水面上に出て咲きますが、睡蓮は茎が水中にあり、花は水面上に浮いているように見えます。印象派の画家モネが好んで描き、睡蓮を描いた作品が今日に多く残されています。さて、季語としての睡蓮について見ていきたいと思います。いつものように歳時記の例句から睡蓮という季語の本質とはどのようなものか考えてみたいと思います。水面に咲く花ということで、水という文字が入った句が数多くあり水と合わせて甘美な心情を映した句が多く見られます。モネが睡蓮を愛してやまなかったのは、睡蓮が甘美な印象を人に与えるからかもしれません。次に例句から読み取った睡蓮の本質からどのように作句するか考えてみると、睡蓮は4音なので上五において、「や」と組み合わせて切るか、「の」等と組み合わせてつないでいくのが常套句となります。例句の中には「睡蓮花」と5音にして、下五においているものも見られます。睡蓮と言えば花を指すから1音無駄な気もしますが、1音無駄にしても全体が整うならそれはそれでよいかもしれません。いままで数多くの季語を取り上げてきましたが、自分好みの例句が数多くあった季語で、個人的に好きになった季語です。/いもがらぼくと

●睡蓮の締切日。愛媛県で震度四の速報にびっくりしました。皆さん大丈夫ですか?睡蓮、難しいですね。まず蓮との違いを調べました。季語が動かないように気をつけたつもりでも自信がない。難しかった~。/中村すじこ

●組長、皆さま、こんにちは。新しくリニューアルされて早くも3か月。月一の投句で寂しくなるなぁと思いつつ、この一ヶ月は睡蓮のことを考えているうちにあっと言う前に過ぎました。じっくりと悩む時間もまた贅沢ですね。以前、鷹の季語で鷲と鷹の違いが重要だと知り、今回は蓮と睡蓮の違いがきちんと表現できるかを考えながら、俳句を考えました。形状も大きさも花の終わりも、そこから派生する本意も全然違うことを初めて知りました。こんなこと、俳句でなければ、考えもしなかったです。一ヶ月の時間も悪くないなぁとおもいました。 /栗の坊楚材

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※たくさんのお便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。

 

写真タイトル 伊佐爾波神社(人物有)

写真参照元 https://dogo.jp/download

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ベスト句

【第261回】2021年4月20日週の兼題「蛇」のベスト句
蛇の水脈は蛇めき水へ還りけり いさな歌鈴

夏井 いつき 画像

夏井 いつき

 泳ぐ蛇を、くの字やS字に見立てる句は沢山ありましたが、「蛇の水脈(みお)」そのものを「蛇めき」と見て取った上で、「水へ還りけり」というところまで丁寧に観察している点に感心します。視点は「水」にありつつ、主役たるべき季語「蛇」の動きを活写する描写力も見事。下五「けり」の詠嘆もお手本のような使い方です。

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募集中の兼題

流れ星(天文/三秋)

【傍題:流星、夜這星、星飛ぶ、星流る、星走る】
宇宙間の微小な物体が、地球の大気圏に飛び込み、摩擦によって発光する現象。八月中旬頃が最も多いといわれる。一瞬のうちに流れ去り消えてしまう流星は美しく、同時にはかない思いも誘う。
※ 傍題の使用も可ですが、まずは兼題と真正面から取り組んでみてください。

  • 募集開始2021年07月20日
  • 締め切り2021年08月19日
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