夏井いつきさんが俳句ポスト365の俳句を動画で紹介
2025.10.21毎週火曜日(19:54~20:00)放送の市政広報番組「大好き! まつやま」をYouTubeでも配信しています。番組後半では俳句ポスト365の俳句を夏井いつきさんが紹介しています。音声での解説に加えて、字幕も表示しています。俳句ポスト365の秀作、特選の選評で鑑賞するのとは、またひと味違った楽しみ方ができるコンテンツです。
▼番組はこちらのリンクからご覧ください。
夏井 いつき選
傍題:牡蠣田・牡蠣割る・牡蠣剥く・牡蠣割女・牡蠣殻
その他 真牡蠣・蝦夷牡蠣など
主にイタボガキ科に属する二枚貝の総称。滋養に富んだ肉は「海のミルク」とも呼ばれ、すこぶる美味。生食、鍋物、雑炊、焼牡蠣、フライなど様々な料理に使われる。古くから養殖も盛んで、冬の味覚として愛されてきた。
歳時記によっては、「牡蠣飯」「牡蠣船」「牡蠣雑炊」などを人事の季語としているものもあれば、動物の季語「牡蠣」の傍題として載せているものもありますが、まずは季語「牡蠣」と真正面から取り組んでみましょう。
傍題:一陽来復
二十四節気のひとつ。陽暦12月22日頃に当たる。一年の内で最も昼が短く夜が長い。この日を境として、また日が長くなってくることから「一陽来復」ともいわれる。冬至の日には小豆粥や南瓜、蒟蒻などを食べる風習がある。
「冬至粥」や「冬至南瓜」などは人事の季語となる。「冬至」は時候の季語であるので注意したい。