特選・秀作の特徴がすっきりと言語化され、作句のヒントになるようなお便りをありがとうございます!
***************************
●私がこの「俳句ポスト365」に投句を始めたのが、2021年の初春の頃、初級者で始め、晩夏の季語「睡蓮」で初級者特選を頂き、すぐに中級者以上に挑戦を開始、あれからもう5年近くが経ちました。それ以来水曜の佳作を2、3度頂いただけで、火曜・並選の常連を続けています。振り返ってみると、2年前くらいまでは木曜、金曜の上位句に選ばれる人たちは、ほとんどが毎度お馴染みの30人前後で毎月いつも同じ名前が並んでいたように思います。このころの上位句は確かに「捻り」が効いていて、私なんかは「少し捻り過ぎじゃないの?」と思えるような句が沢山ありました。俳句は元々が和歌の「遊び」から始まったものですから、川柳のような「滑稽」とは違う、風流ながら面白い、楽しいものが俳句の捻りなのでしょう。しかしこの1年ほど前から、この句会も少し違う様相を呈して来たように、私は感じています。何より木・金の上位句の作者の名前が毎回違う、新しい名前が次々に出現してきました。その作風も昔と少し違って来て「捻り」というよりは、「独自性」、「個性」、「特異性」という感性を感じることが多いように思います。昨日テレビで聞いた「個性は出すものでなく、出るものだ」という言葉が印象的でした。「捻り」というのはもちろん「発想」もありますが「表現」に重きを置いているのでしょう。同じことを伝えるにも、こういう言い方があったか(?)という感じでしょうか。しかし今はそれよりも「発想のユニークさ」とか、「気づきの意外性」とか、そして何より「詩情」をどんな言葉で伝えるか、ここが評価の分かれ目になっているような気がします。やっぱり「当たり前のことを、当たり前に少し風流に詠んだ」だけでは、並選を抜け出すことはできないのでしょうね。私も、もっともっと色々な工夫を考えて新しい挑戦をしなければ……と2026年の年始に当たり、あらためて思い直した次第です。まだまだ努力が足りません。もしかして、努力の方向が違うのかな? とも……。/佐藤烏有
***************************
※お便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。
写真タイトル:道後温泉 第4分湯場(手湯)

.jpg)






