俳句ポスト365 ロゴ

DIARY

その句にとって最良なことは

2026.07.28お便り

お便りを紹介します。
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●選者の先生、スタッフの皆さんこんにちは。私は、兼題「春陰」で初投句し掲載していただいた者です。俳句は本格的に初めて三か月です。私も某テレビ番組の俳句コーナーがきっかけの口です。ちょっと思うことがあり、お便りをさせて頂きました。俳句ポスト365に投句したのは、「作った俳句に文法の誤りが無いかAIで調べていたところ思わぬ褒め言葉をもらい、俳句サークルにも入っておらず、身辺に俳句を嗜む人もいない中で、一人で鬱々楽しんで詠んでいた句に、急に日の目を見せたくなったから」であります。我が子を社会に踏み出させるような感覚です。……ということで掲載されなくてもかまわないからと、多くの句を投句していました。ところが、このところ心変わりがしてきたのです。夏井先生の仰る「多作多捨」という言葉が心に引っかかってきました。私は俳号のとおり「軽薄上滑り」の「バカ句」と称した上五中七下五で頭韻を踏む句を、四月末から始め、全清・濁・半濁・拗音で200句を超える数を終えました。そうすると思わぬ効能で本当の俳句を詠む力が随分ついてきたという実感を持つことができました。そこでふと今まで(と言いましても「春陰」「麦」「六月」の兼題だけですが)五句も六句も投句したことが果たしてその句にとって最良のことであったのか、という疑問が湧き出してきたのです。その程度の句を社会の目に触れさせることに価値があったかと自責の念にかられました。それを踏まえて兼題「夏の山」は二句に絞って投句しました。「天の川」も二句に絞って投句するつもりです。現段階で六句ほどありますが自信作として二句に絞っています。これを更にどれだけブラッシュアップできるか、またはそれ以上の自信作ができるか、楽しみたいと思っています。「多作多捨」は「多作多投句」の経験を経てやっと理解できたのです。/K・ハックワーズべリー
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※お便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。
写真タイトル:興居島から松山沖を望む

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