お便りを紹介します。
***************************
●今月のお題は「落葉」となっておりますが、「らくよう」と読んでも「おちば」と読んでもどちらでもよいのでしょうか?「落ち葉」を辞書で引くと「ち」が入ります。落葉=木の葉が枝から落ちること。落ち葉=散った木の葉。俳句にすると表現の違いが大きく出るように思います。/梔子芳香
●組長、皆さまいつもありがとうございます。今年一年も大変お世話になりました。「鈴懸の一葉落葉に須臾の空」今回投稿した句です。「落葉に」の助詞「に」にとても悩みました。季語の「落葉」の本意を、鈴懸の高木の大きな一葉がまさに枝から離れ地面に触れるまでの動きとして捉え、その短いながら、ハラリハラリと落ちる向こうに冬の空を見た、という場面を描きたいと思いました。季語の本意こそが、「須臾の空」を見出した場所であるという意味で「に」を選択したのですが……結果は如何に(汗)/靫草子
***************************
【俳句の基礎知識・上達法について知りたい方へ】
俳句雑誌、俳句関連書籍、俳句関連のテレビ番組、俳句関連のYouTubeなど、様々な媒体で発信されていますので、是非そちらをご覧ください。
調べたこと知ったことなど「学び隊レポート」も引き続きお待ちしています。
※たくさんのお便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。
写真タイトル 松山城山公園_堀之内地区
写真参照元 いよ観ネット