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DIARY

それいけ俳句学び隊!!

2021.07.27お便り

俳句上達の疑問「一年中あるもので、かつ季語になっている言葉の使い方」について、お便りをいただきました。みなさんは、どのように解決していますか?

 

【俳句の基礎知識・上達法について知りたい方へ】

俳句雑誌、俳句関連書籍、俳句関連のテレビ番組、俳句関連のYouTubeなど、様々な媒体で発信されていますので、是非そちらをご覧ください。

調べたこと知ったことなど「学び隊レポート」もお待ちしています。

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●今回の兼題「睡蓮」で、花の白さから月の光をイメージして睡蓮や朝まで月を包みおりという句を作ってみたのですが、「月」も「月光」も秋の季語だというではありませんか。一年中あるもので、かつ季語になっている言葉の使い方を教えていただければと思います。俳句、楽しいです。これからも張り切って投句します。よろしくお願いいたします。/山姥和

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【学び隊レポート/俳句文法研究部】

●俳句文法研究部より一句の中で口語文語の文体の混用は許容される場合があります。(仮名遣いの新旧混用はタブーですが)では、「まだ慣れぬ」といったときの「ぬ」はどうでしょう。文語では否定の助動詞「ず」の連体形になります。では、口語では...「あれ?文語の連体形なのだから「ぬ」は文語では?」と思われるかもしれませんが、この文語の連体形の「ぬ」が否定の助動詞の終止形及び連体形として口語に残っている状態なのです。文語同様連体形としても使います。なので、「ぬ」が単体である場合、口語なのか文語なのかは判断できません。全体を見て判断するしかないでしょう。「ぬ」が明らかに文語を引き継いでいる以上文語だという意見の方もいるかもしれません。グレーな部分だと思います。/ひでやん

●そろそろ次の兼題を、ノートに書かねばとポチポチしていましたら、なんと「お便り(45)」にあっという間に増えている。スゴーい!そして見つけた「学び隊レポート」文語の活用形の確かめ方。只今俳句ノートに写してます。第2弾お待ちしてます。/天道虫

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※たくさんのお便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。

 

写真タイトル 道後商店街(人物有)

写真参照元 https://dogo.jp/download

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