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DIARY

大いなる不思議

2024.04.15お便り

お便りを紹介します。
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●最近、俳句の「詩語」とは「洒落たセンスのある、一つの名言」なのだと思えてきた。「詩のある言葉」と言っても、歌謡曲やポップスのどこかで聞いたことがあるようなありふれたものではなくて、新鮮なオリジナリティに溢れたフレーズが「詩語」なのだろう。だからこういうものが生まれる背景として、その人の物事の「発想」が普通の人と違う、あるいは物事の「見方」とか「捉え方」が、他の人たちとは違う角度や、感覚で、ものを感じていると言えるのではなかろうか。これは誰にでも簡単に真似が出来そうでいて、出来ないからこそ、その人の才能だと思えるのである。しかし、こういう「ヘェー!上手いこと言うなあ」と感心する、所謂「大人の企み」とは違って、3~4才くらいの幼児が時として口にするハッとする言葉もある。「名言」と言うには少し語弊があるのかもしれないが、「ヘェー!君、面白いこと云うね」と驚くようなことが稀にある。無心の子供が思ったままに、感じたままに発する言葉には、詩人として注目してみる価値はあるのだと思う。「ポエム」なるものは、はたして、頭を使ってひねり出すものなのか、あるいは人により自然発生的に生まれ出るものなのか、今の私にとっては、大いなる不思議と言うほかはないのですね~。/佐藤烏有
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※たくさんのお便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。
写真タイトル:えひめこどもの城 こどものまちゾーン あいあい児童館1階
写真参照元:いよ観ネット

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