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DIARY

季語深耕部 byハイポニスト

2024.12.25お便り

兼題「冬暖か」に関するお便りを紹介します。
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●夏井先生、家藤先生、スタッフの皆様、ハイポニストの皆様、こんにちは。2024年10月20日の兼題「冬暖か」で、兼題ではありませんが「小春」という季語を思い出したので、両方調べることにしました。『新版 角川季寄せ(角川書店編)』によると、「冬暖か」は「本来ならば寒いはずの冬の、暖かな日をいう。」で、「小春」は、「旧暦10月(新暦11月)の異称。立冬を過ぎても、穏やかな日和がしばらく続くこと。」とありました。さらに、『合本 俳句歳時記 第五版【大活字版】(角川書店編)』では、「冬暖か」は「冬のさなかでありながら気温が上昇する日」、「小春」は「立冬を過ぎてからの春のように暖かい晴れた日のこと」と書かれていました。引用が長くなりましたのでまとめると、「冬暖か」は冬の中でも暖かい日そのものを指し、「小春」は連続した春のように暖かい日を指します。ポイントは2点あり、一つ目は同じ冬の中の暖かさを指す季語であっても、時期(冬暖か→一日、小春→連続する日)による違いと、感じ方(冬暖か→冬の中の暖かさ、小春→春のような暖かさ)による違いがあります。二つ目は、「小春」は「春」という一語がつくことで、春のような温かさをイメージしやすくなります。兼題をきっかけに、それに近い季語の違いがわかってよかったです。俳句は本当に奥深いです。/芥茶古美
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※たくさんのお便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。

写真タイトル:第4分湯場・見学室①
写真参照元:https://dogo.jp/download

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