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DIARY

「病」や「死」を俳句にする

2025.08.14お便り

お便りを紹介します。
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●現在、心身共に疲れ果て、精神科へ入院しています。病棟での作業療法で俳句を小学生の授業以来久しぶりにやったのですが、とても楽しくこれからも続けたいと思い、良いことも、悪いことも、日記のごとく句を作ろうと決めたのですが、余韻や情緒を楽しむ俳句に自身の苦しさや心境を余韻無く具体的に表現するのはタブーでしょうか? 例えば、以下の様な、死と言う形で余韻無くバッサリ切るかなり暗い、また強い言葉を使う句の事を指します。「土砂降りの叫び虚しく孤独死」/田舎否か
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自身の苦しさや心境からも俳句のタネが見つかります。余韻は季語が作ってくれますので、いろんな季語を取り合わせながら、季語ごとに異なる余韻の違いを楽しんでみてください。正岡子規の俳句にも「病」や「死」を詠みこんだ作品があります。子規記念博物館HPの俳句検索で、正岡子規が生涯に作成した俳句の内、季語別子規俳句集(松山市立子規記念博物館 編集・発行)に掲載の俳句を5つの条件から検索する事が出来ます。こちらもぜひご覧ください。

※たくさんのお便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。
写真タイトル:子規堂

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