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DIARY

季語深耕部 byハイポニスト②

2023.01.24お便り

兼題「落葉」に関する情報をお寄せいただきました。
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●兼題「落葉」についてです。「落葉」と書いて「らくよう」とも「おちば」とも読めますが、それぞれを広辞苑で引くと、▶「らくよう」:植物の葉の落ちること。また、その落ちた葉。おちば。▶「おちば」:散り落ちた葉。特に、晩秋から冬にかけて散る落葉樹の葉。……と、違いは明らかで、単語の上では「らくよう」は葉が落ちる現象が第一、「おちば」は落ちた葉という物体が第一となります。ただ、角川俳句大歳時記(2006年版)の例句を見ると「おちば」と読ませる句が殆ど。「おちば」に「散る」といった語を付けている句も少なくはありません。歳時記を改めて開いて「おや」と思ったのは、冬の季語「落葉」は「三冬」であること。葉が散る様子や葉が道を転がったりしている様子から、晩秋から初冬のイメージでした。しかし、季語の説明にある「冬が深まるとともに落葉にはいくたびも霜が降り、雨がかかって腐り、やがて土に還っていく」。そういや葉が落ちきっても「落葉」そのものは歩道の脇やら乾いた側溝の底やらにたまっているわけです。土に還るまでが落葉、そう考えると三冬なのも頷けます。作った句の中から実体験の句を一句、ある種類(名の木落葉)の葉を見ての感慨からの句を一句ずつ投句します。/千代  之人
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※たくさんのお便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。

写真タイトル 道後公園(湯築城跡) ②
写真参照元 https://dogo.jp/download

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