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DIARY

季語深耕部 byハイポニスト

2023.09.25お便り

兼題「コスモス」に関するお便りを紹介します。

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●今回の兼題「コスモス」。ありふれた花ですが、よく観察したことは無かったので、立秋を控え、ムッとした夏の匂い、湿気、猛暑日が続く中、少し気温の下がった日の午後の通勤路途中に一輪頂いてきました。茎や葉がヒョロヒョロしている分、大輪の花に見えます。花びらは8枚。真ん中の筒状花は焦げ茶~黒、そして先端が黄色。花びらに触れてみます。コスモスは色によっては「純潔」という花言葉がありますが、それを汚さないように、恐る恐る撫でてみます。優しく撫でれば滑らかな感触。咢片へと目を移していくと、花びらの大きさに対して、細く短い。そして茎。ヒョロヒョロした姿を見ると、コスモスは花びらの色と大きさに命を懸けたように思えます。茎に触れてみると、案外としっかりした強さを持っている。細さ相応のしなやかさ、それは簡単には折れない強さを感じられるものでした。撫でると花びら程ではないにしろ、なめらか。葉もヒョロヒョロ。ここまで、一輪のコスモスについて書いてきましたが、コスモスが群生すると、2mくらいになるコスモスですから、コスモスに何かが埋もれている、何かが隠れている。隠れていたものが出てきたら何かが起きるとか、そんなことも考えました。今回は、一輪のコスモスと群生するコスモスから、各一句ずつ提出させていただきます。/千代 之人

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※たくさんのお便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。


写真タイトル:南江戸公園

写真参照元:いよ観ネット


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