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DIARY

俳句は「座」の文芸

2024.01.10お便り

俳句は「座」の文芸とも言われます。俳句を作るだけでなく、俳句を読み解き鑑賞する、さらにそれを他者に伝えることで、コミュニケーションが生まれ、その句を中心により深い楽しさを味わうことができます。

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それいけ俳句学び隊!!(2023.11.02)で鑑賞文を募集されていましたね。鑑賞文を書くほどの才能を私は持っていませんが、私の予想が当たっているか外れているかは興味がありますので、私の鑑賞文をご添削頂けたら幸甚です。


波の音近くにくるる(暮る)牡丹也


この句の情景は「水平線に沈む夕日が凪に映っており、それがまるで牡丹のように見え、とても美しい。」と詠んだのではないか、と思いました。「波の音近くに」から、作者が浜辺で海を見ている姿を想像しました。情景から感じられるお母様の心情については、「夕日を牡丹のように美しく映す凪のように、穏やかな心を私も持っていたい。」という心情ではないか、と思いました。


感想を言語化することで、お母様がこの俳句を大事にされた理由が少しわかったよう気がしました。/ヒロヒ

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素敵な鑑賞をお寄せいただきありがとうございました!


※たくさんのお便りありがとうございます♪ 皆で楽しく、興味深く読ませていただいています。


写真タイトル:道後公園(湯築城跡)武家屋敷 ①

写真参照元:https://dogo.jp/download

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