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「初めての方へ」のページを読んで

2022.04.08お便り

俳句ポスト365を隅々まで見てくださってありがとうございます! 俳句との出会い、当サイトとの出会い、季語との格闘まで、楽しんでいただけているご様子大変嬉しく思います。
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●こんにちは。兼題「水仙」より参加させてもらってます。毎月膨大な数の作品やお便りが届くことと存じますので私はてっきり、ただ単に作品のみを評価するいわば匿名的なシステムであろうと思っていました。しかし「初めての方へ」に「俳号一つひとつを個人として、その作品の個性や進度もふまえて大切に選句します」とあり己の不明を恥じるとともに、まさに私のようなビギナーにありがたいと感じ入り私もなにか手短に自己紹介しておきたく本メールを送信いたします。幸い「水仙」は馴染みある草花でしたので、類想類句を気にせずこれまで自分が見てきた心象風景を思い返しながらいくつか作句。「もし選ばれるなら、この句かなぁ」という句を載せていただきました。ただ、貴サイトは、とりわけ初心者コースは掲載されること自体は目標でもステイタスでもなくあくまでも「俳句に馴染み、楽しみ、血肉にしていく」ための赤ペン先生と解釈しています。無手勝流で句らしきものを作ってきた私を適切な方向に導いてくれることとしばしお世話になろうと考えた次第です。ところが、まもなく発表される次の「山眠る」はまったく迷走し自分のイメージが十七音になりきれず悔しい思いをしました。そんなものを選別させてしまう心苦しさも……その後悔を経て今回の兼題「雛祭」を最初見た時は、すぐお手上げしそうになりました。雛祭りなんて女子のイベント。水仙と違い、私にとって馴染みがないからです。放り投げようとしたところ、ふと家藤正人先生の若干傾きながら丸く切り取られた写真が浮かび、試しに取り組んでみたら、梅の蕾のようにぽちぽちとイメージが現れ、なるほど、夏井いつき先生の仰るところの「季語と向き合う」とはこういうことかと得心いたしました。とはいえその自己満足がすぐさま上達に結びつくとはいかないでしょうけど一時は諦めかけていた「雛祭り」から思いの外いろいろ作れてしまったのでいくつかの句は小澤先生に送ることにしました。さて、来月は「百千鳥」???そんな鳥、見たことないよぉ~地名なら知ってるけど……と入力しようとしてハタと気付いた。私は「百舌鳥」と勘違いしていました。とはいえ「百千鳥」って何だそりゃってレベル。どうやら「季語と向き合う」どころじゃなさそうです。今度こそお手上げかなぁ。ン十年前、修学旅行の折に松山市を訪れたことを思い出します。といっても慌ただしい旅程。前日広島市に宿泊してから朝、岩国からフェリーに乗って松山市に入ると市内はバスであっさり通過して石手寺、そして藍染めの土産物を買った記憶しかありません。その時、まさか自分が数十年後に俳句を嗜むとは想像すらしてませんでした。昔も今も不変なのは、怠惰で不真面目な生徒ということ。いつまで続くか分かりませんが今後ともよろしくお願いいたします。「手短」のはずが長々と失礼しました。/アナミスト(旧俳号:泥水)
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※たくさんのお便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。

写真タイトル タルト

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