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DIARY

季語深耕部 byハイポニスト

2022.09.26お便り

兼題「原爆忌」に関する季語の考察をお寄せいただきました。

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●六角成分図による拙い季語分析を、頻繁に季語深耕部に取り上げていただき、誠にありがとうございます。しかし、今回の兼題である原爆忌については季語分析をお休みしました。広島と長崎で見た写真や遺物、記録映像、被爆者の方々の言葉、様々なものが思い浮かび、どうしてもできませんでした。小賢しい理屈や分析を受け付けず感情的にならざるを得ない、かつ戦争を遠いものとしか思えない私(現在も起こっていることなのですが…)がこの季語をどう考えたら良いのか戸惑い、向き合う覚悟ができませんでした。端的に言えば、とてもしんどいのです。また、今回の兼題にあたり、井伏鱒二「黒い雨」を読了し、原爆に関するテレビの特集番組を見ました。改めて、とても現実とは思えないようなその惨さに慄きました。あえて何か言えるとすれば、言い尽くされた言葉ではありましょうが、季語を通して戦争の悲惨さと平和の尊さを考えることが意味あることだ、と思うしかありません。迷いましたが、今回も不甲斐ないばかりの句を投句することといたします。/碧西里

●俳句ポスト365の運営様、ありがとうございます。突然ですが、夏井いつき先生へ聞きたくておたよりします。兼題「原爆忌」の投句が全国から先生の仕事場へ何千句と届きますが、いわば平和の祈りのような句が届くわけですよね。何千句のパワーにひよったりしませんか。すごい空間だなと、僕は想像ですらひよっています。祈りの香りこそコピー用紙のようである。/正岡丹ん

●いつもお世話になっております。毎年この時期になると、戦争と平和についてあらためて考え、俳句を詠みます。私は戦争の経験者ではありませんが、忘れてはいけないと思っています。大きなことはできませんが、平和を願いながら、詠んでいくつもりです。/やまさきゆみ

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※たくさんのお便りありがとうございます♪ 


写真タイトル 松山城天守閣(天守閣から見た松山市内)

写真参照元 いよ観ネット

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