お便りを紹介します。

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●ロシアとウクライナの戦争が続いています。コロナに加えて、戦争のニュースが毎日のように放送される中、平和を願う句を拝見することが多くなった気がします。俳句ポスト365の作品検索機能のキーワード検索を使って、「平和」という単語を使っている句を検索してみました。「平和」という語句を使った句が、兼題「暖か」「薔薇」「蝸牛」に二句から四句掲載されていました。兼題「百千鳥」には五句あり、これが最多でした。

平和の一方、「戦争」については、「百千鳥」で五句、「暖か」で一句、「蝸牛」で五句ありました。兼題「薔薇」の六句が最多でした。今年２月２０日週以前の検索結果とそれまでの検索結果を見比べると、「平和」という単語を織り込んだ句が、「冬眠」という兼題で一時的に増えたり、「戦争」についても、「水鉄砲」等の単語で一時的に句が増えることはありましたが、何か月も「平和」や「戦争」といったキーワードの句が掲載されるのは稀なことのようです。キーワード検索の結果から、句を作る方々の興味関心や心の動きを感じられます。厭戦であり、平和祈願であり、平和とは何かと思索したり、それらが思いの潮流になっているかもしれないと感じます。恐らく夏井先生や家藤先生は、俳句ポストで掲載されない句をはじめ、句会等でより多くの想像を絶するくらい大きな潮流に触れられているかもしれません。兼題を通して、平和とはなにか考え、共に願いを句にしようという出題側の呼びかけなのだと感じました。私はそれに応えることができたか。調べきれないことが沢山残っている気がします。そんな中、投句致します。よろしくお願いします。／千代 之人

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検索機能は、ご自身の俳号での検索や兼題での検索の他、「キーワード」での検索ができます。一文字だけでは候補が多過ぎて検索不可となりますので、まずは二文字以上で検索してみてください。例えば今回のお便りのように、「平和」と検索すると平和という言葉を使った句が複数表示されます。「平和」という言葉を、様々な型で取り入れた句に出会うことができます。

※たくさんのお便りありがとうございます♪　

写真タイトル　松山神社

写真参照元　いよ観ネット