兼題をきっかけに、いろんな歳時記を読み比べてくださったのですね。 すばらしい好奇心!
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●俳句ポスト365の皆さま、いつもありがとうございます。
就中「お便り」担当さま、昨日11月3日、「日々徒然」に我が乱文を添削掲載して下さり、ありがとうございます。お手数おかけしました。明日は更新されて、お後宜しく、真面目な「佐藤烏有さん」や楽しい文章の「ならば粒あんさん」等々のお便りに、成り変わることを望んでおります。
さて、あらためまして兼題「夜長」とともに「夜長妻」の傍題を掲載して下さり、ありがとうございました。いつも用いている「ハンディ版入門歳時記」には記載無く、インターネット歳時記「きごさい歳時記」では「見つかりません」でした。Google検索において「おウチde俳句くらぶ」の説明文と、「細見綾子・沢木欣一 俳句アーカイブ(scrapbox.io)」におきまして、沢木欣一先生の「夜長妻栗色の靴買へと言ふ」の句に巡り合う事が出来ました。ありがとうございました。細見先生が栗御飯を炊くために、栗の皮を剥いているお台所の様子でしょうか? 栗はやっぱり丹波産でしょうか? おかげさまで、この小説やドラマ、映画の主人公になるような、素晴らしい御夫妻の御名前を認識することが出来ました。ありがとうございました。ググって終わりでは申し訳ありませんので、100周年を迎えた名古屋の図書館「鶴舞中央図書館」に歳時記を探し求めて行ってまいりました。先ず『新版 角川俳句大歳時記』あれっ、載ってません。続いて『平凡社俳句歳時記』あらま、載ってない。『ザ・俳句十万人歳時記』十万でもダメみたい。『黒田杏子歳時記』やっぱり載ってません。もう司書さんにお願いしましょと思いカウンター近くまで戻って来たところ、参考図書との書架がありまして、その俳諧の棚の段にです。ありました『日本大歳時記 秋(講談社)』勇んで手に致しました。31頁です。縦書きの「夜長妻栗色の靴買へと言ふ」沢木欣一先生の句、堂々掲載されて御座いました。『日本大歳時記(講談社)』は写真も大きく、レイアウトも色使いも楽しく、憧れの歳時記となりました。いつかは……手元に置いておけたら良いなあと思うところであります。どこまでも広がる「それいけ俳句学び隊」の地平、これからもご指導ご鞭撻お願いいたします。よろしくお願いいたします。/鶴舞櫻山
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※たくさんのお便りありがとうございます♪ 皆で楽しく読ませていただいています。
写真タイトル:空の散歩道・句碑②
写真参照元:https://dogo.jp/download