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初級者結果発表

2023年7月20日週の兼題

コスモス

【曜日ごとに結果を公開中】

【入選】

アーカイブに掲載決定!


火曜日、水曜日、木曜日、と入選句を発表します。作品検索での検索も可能です。

入選句の評価は火、水、木ともに同じランクです。順不同での掲載です。


初級者用投句欄は、俳句の基本的なルールや表記など、基礎をかためたい方におすすめな投句欄です。金曜日「優秀句」の俳句は初級者コース卒業の目安です。もちろん「まだ心配」という方は、初級者コースへの投句継続もOK です。


☆こんな方にオススメ☆

・初めての1句を作った。

・どの句がいいか分からない。

・俳句を初めたけれど、まだ自信がない。

・何回か投句したけれど、なかなか選に残ることができない。


投句は何度でもできますが、自選も学びの一つです。選者からのコメントをヒントに、「自選」のための知識を集めましょう。「多作多捨」の精神で、自分の作った俳句を見直し投句する句を選んでみてください。

  • コスモスや更地となりし祖父の家

    四王司

  • 病得てコスモスの花雨に咲く

    杉田ひらさこ

  • コスモスや進路決まらぬ十五才

    佐倉英華 

  • コスモスの黄色い花粉床に散り

    京都さくら

  • 風のなき日の帆走よコスモスよ

    工藤遊子

  • 秋桜の波間にすっと十三重

    近藤和草

  • 秋桜や閉店告げる老夫婦

    芝野浅次郎

  • ありがたきコスモスほどの優しさよ

    青木 福

  • 丘に待つ聖母マリアよコスモスよ

    笹原あゆみ

  • 枯れゆくも我コスモスと主張せり

    才川眞猿

  • 釜炊きのおこげ香ばし秋桜

    侍真満陽陰

  • パピヨンの耳コスモスの風ふわり

    岩橋夕紀

  • コスモスがはらりと落ちるインターフォン

    三日月なな子

  • 廃院のコスモス手折る墓参かな

    古藤 史絵

  • 立ち退きの道にコスモス点々と

    三浦海栗

  • コスモスや街道沿いの摩崖仏

    実本礼

  • コスモスや次の試合は勝ちに行く

    青井季節

  • 咲いたわよ声のみぞする秋桜

    高木ひーちゃん

  • 蒼穹へ塔の古色や秋桜

    杉崎拙訓

  • コスモスの蕾つまみし小さき手

    玉川 緑風

  • コスモスや推しの横顔愛し夜

    王里かほる

  • コスモスや地球は宇宙構成員

    玉井令子

  • コスモスや空まっすぐに飛び立たん

    横辺理

  • コスモスや絶滅危惧の星ぽつん

    小林土璃

  • コスモスや飄々として咲き誇り

    山田翔子

  • コスモスや母の歌へしマイ・ブル・ヘブン

    稀名

  • 秋桜や経木に包む握り飯

    是出童大

  • コスモス畑いつどこで見たっけ

    神戸 美優

  • 微風に揺れぬ暇なし秋桜

    薩摩南風

  • コスモスと背くらべ孫のライン来る

    春めだか

  • トンネルを抜けてコスモス揺るる野へ

    犬人間陽子

  • コスモスや日曜は皇室アルバム

    鷺沼くぬぎ

  • 白きコスモス紅きコスモス靡き

    室井双月

  • コスモスの見える窓からバイオリン

    岡崎梗舟

  • コスモスや母の家への道しるべ

    横山 稲

  • コスモスや木波に浮かぶ三重塔

    古谷芳明

  • コスモスがすべて刈られて墓地のぼり

    漆崎 明

  • コスモスやしのさんの庭だつた庭

    水きんくⅡ

  • コスモスの花束一つ墓参り

    清正

  • コスモスやはるか旅路をたどり着き

    水野淨子

  • コスモスをへの字の口の母連れて

    志きの香凛

  • コスモスや人は枯れつつ毒を吐く

    真心素秋

  • コスモスの土手駆け抜けるユニフォーム

    宮原渓秀

  • 線路沿いコスモス終わったら右へ

    月夜田 しー太

  • きっとそう咲かぬコスモス母笑う

    森茉那

  • コスモスやアニメ列車に手を振りて

    勝瑞 陽

  • コスモスや三婆集う里帰り

    金治宜子

  • ポーズとるコスモスの中私居る

    宮沢寿風

  • コスモスや恋を捨てたと友が言ふ

    真咲よしの

  • 出られないコスモス達にとりこまれ

    奥井宣風

  • 病む娘つれコスモス畑埋もれいく

    坂本 節子

  • 秋桜活ける湿度55%の部屋

    酒楽康庵

  • 墓地からかコーラス遠くコスモスや

    三家端

  • コスモスとフュージョン吾子の指柔し

    小室雅俊

  • コスモスが揺れて老婆の背な丸し

    光散人

  • 秋桜やモアイの如く宙を待つ

    境界子(マージナルマン)

  • コスモスのスを隠して宇宙にする

    欣喜雀躍

  • 焼け野原風が秋桜持ち寄せり

    春照さとし

  • コスモスの支柱立てたり風の朝

    青空小鳥

  • コスモスや信号機みな青となる

    青桜ウインド

  • 秋桜と青天と吾の三拍子

    花弘

  • コスモスやヤングケアラーの初恋

    春野ぷりん

  • コスモスや見つめる先に姿あり

    可可夫豆

  • コスモスがそよぐあの日に帰りけり

    笹ゆうや

  • 柵越えたコスモス避けつつ走る朝

    山口鳩子

  • 野球後コスモス折れて影折れて

    吉岡幸一

  • 風運ぶコスモスひとひら黄泉の君

    橋本諒駿

  • コスモスの花束抱けり百箇日

    紗藍 愛

  • チャペルの音白いドレスとコスモスと

    小柳ジョージ

  • コスモスや振り返ることやめて咲く

    正雪

  • コスモスやスマホの地図に載らぬ群れ

    吉河好

  • コスモスや店に二人の買う指輪

    音葉りんきょう

  • コスモス野紙ひこうきでひとめぐり

    黒田 みつ

  • あそこまでエイドの脇のコスモスへ

    空エリカ

  • 残土の山には一面のコスモス

    星ガラス

  • 焼きたてのパンをお皿に秋桜

    十津川ポロ

  • コスモスは吾の親友仰ぎ見る

    松山まどけい

  • 底辺を生きる私にコスモスを

    神ヤ飛ビ魚

  • 寂寥の九十九里コスモスの紅

    上池がしお

  • ゴルフ帰路心身癒すコスモスや

    佐藤誠溢

  • コスモスや夕日の写る忘れ潮

    三毛山タマ子

  • コスモスで描きし気球ゆらりゆら

    加藤万理乃

  • コスモスの揺れる土手沿い友は来ず

    賀茂ももか

  • コスモスや一輪飾り退職す

    小野陽笑

  • 夜に咲く過労励ますコスモスや

    森島 蓮根

  • フルートの奏でにコスモスさわさわ

    山田千華

  • コスモスの揺れる鉄路や旅終る

    小林浦波

  • コスモス揺れて老猫の大あくび

    坂めぐみ

  • コスモスにおじぎする母車イス

    蛍草飛田

  • いじわるなコスモス分けて帰り道

    咲さこ

  • 人間の和顔しか知らん秋桜

    縞子勾苑

  • 馬わらうコスモス踏みし紅の床

    松下瑠璃

  • 抜かれ捨てられ積まれしコスモス咲く

    高石蓬莱

  • コスモスよ希望の光見せてくれ

    栄音

  • 酒の甕コスモス揺るるお接待所

    玉京子

  • 一面のコスモス彼はもういない

    丸岡彩映

  • 紅のコスモス見つけしラッキーぞ

    京野ののか

  • 前栽のコスモス迎うる義母の生家

    高橋昂昉

  • コスモスに隠れし吾子の帽子見え

    桜華姫

  • 怖いもの知らずは次男コスモス揺れ

    山本つくし

  • コスモスや左立山右白山

    高田多寡太

  • コスモスや括り寄せられ風止みぬ

    西山哲彦

  • コスモスや城を見上げる子らの列

    古川一光

  • コスモスに払ひし固定資産税

    金子加行

  • コスモスを活ける看護師母見舞う

    岡 草紅葉

  • コスモスの気ままに向かふ群れ中に

    雅由

  • コスモスや素直に言える散歩しよ

    市川こけもも

  • コスモスや描線溢れ彩色す

    松元春苑

  • 亡き母の好きな花です秋桜

    原颯太

  • 病室てふ箱に初孫のコスモス

    松山松男

  • コスモスの林を抜けて雲になる

    久生

  • コスモスや一人でパフェの誕生日

    海風ももみ

  • 秋桜に合わせて電車揺れにけり

    山田はつみ

  • コスモスに埋もれて記念写真かな

    鵜飼ままり

  • コスモスと名付けられしが見る夜空

    永井敞

  • 空ぬける嵐のあとのコスモスや

    松村 とん

  • 悪夢より覚めしコスモス残る月

    雨読人

  • コスモスに笑われてJAF待っている

    十月小萩

  • コスモスの丈は吾と子の間かな

    杉沢藍

  • 訪ぬるやコスモス群るる坂の家

    恵みの雨

  • まん丸のお腹の君にコスモス

    永松佳奈子

  • コスモスは荒れ地を嬉々と駆逐して

    山本星数奈

  • コスモスや蹂躙された黄金の地

    工藤ほたる

  • 秋桜や捨てる場所無きペットボトル

    佐々木四郎

  • 車窓から走るコスモスもう来ない

    上村 いま

  • コスモスに感じる大きさ繊細さ

    清水翔太

  • 畑にはなれぬが我が家のコスモスよ

    塾志

  • 路傍からコスモスが見る家族葬

    橋尾河川敷

  • 銀輪蹴る石積み畑にコスモス

    奥野恕宣

  • コスモスやあの頃みんな若かった

    水谷未佳

  • コスモスは生前葬のどまんなか

    四葉の苦労婆

  • 定年の庭やコスモス鉢三つ

    星鴉乃雪

  • コスモスを撫で進み行くドアミラー

    須賀川こけ子

  • コスモスや放課後は応援団

    弘月令五

  • コスモスやピアス揺らして会ひにゆく

    彩香

  • 恋も有る老人ホーム秋桜

    生駒 遊

  • コスモスや小顔の勝負に負けました

    桜よし榮

  • コスモスのグラジュエイションいつの日も

    近未来

  • コスモスや友の訃報を風に聞く

    季々諧々

  • 幕末の大筒光り秋桜

    芝滋

  • コスモスを路傍に数え街歩き

    小野一箭

  • いちニさん五人逝ったよコスモスよ

    坂田雪華

  • 義父広き眼鏡コスモス明滅す

    貴田雄介

  • コスモスや雲を映せる送迎車

    岡 里詩

  • 十日ぶり窓にコスモス粥沁みる

    新太子

  • 唄ふなら上を向いてをコスモスと

    岩清水 星斗

  • コスモスや卒寿やわらに生きている

    山薔薇

  • 阿蘇のすそコスモス広く風の日

    植木照美

  • コスモスや揺らぐ姿を望みしも

    英公蒲

  • 散らかった部屋に吾子からのコスモス

    深空汐音

  • 空き缶のコスモス幸せでいてね

    原田芝音

  • コスモスや隣りは引越し露地に咲く

    華花開く

  • コスモスや糞をひり出す赤い犬

    吾孫子彦丸

  • 秋桜富士を背負いて子は隠れ

    下村ヒジリ

  • せっかちな祖父コスモスを見ず逝けり

    神宮寺るい

  • コスモスや聴くのみ我の言を飲み

    水引草

  • 色水はお姫さま色コスモスは

    茄子の花

  • 竹垣のコスモス光る焼鳥屋

    空地ヶ有

  • コスモスや石竹色に生い茂り

    遠山貴弘

  • コスモスの点描花びらの疎密

    森野瑞樹

  • コスモスの揺れて忌明けの日となりぬ

    加藤理恵子

  • コスモスや野良着の婆の薄化粧

    今井もと葉

  • 倒れてもまた根たおやかに花秋桜

    荒木ゆうな

  • コスモスを待って五十路の屋形船

    岩田文彦

  • コスモスの風景ぼかし妻を撮る

    柴田一公丸

  • ついに母の背丈抜く今年の秋桜

    青い手まっちゃん

  • コスモスの畑に子らの声高く

    山木 新月

  • こすもすがすきひらがなでよんでみる

    花見鳥

  • コスモスやピアノレッスン弾む音

    出島 蘭

  • コスモスのたいらわらべのゆれるかげ

    黒猫はなこ

  • コスモスを孫と見上ぐる腰痛し

    佐藤朱子

  • コスモスや見合いなんてどうでもいい

    外町よしのり

  • バックミラー越しの母娘とコスモスと

    高辺知子

  • 一輪の赤いコスモス床の間に

    嗣子孫々

  • 和菓子屋の旗ひらめいて秋桜

    秋山らいさく

  • 誕生日俯くコスモス西の窓

    三杏樹

  • アラスカのコスモスでかし沈まぬ日

    永峯星雲

  • 秋桜やワンマン電車のドアのぞく

    山口ひろりん

  • 秋桜ちょつと気になる山の峰

    佐藤キキヨウ

  • コスモスを揺らすタクトを振ってみる

    浦中

  • コスモスの苗の真上に通り雨

    宮内温子

  • 倒れても倒れてもなおコスモスは

    古都酔仙

  • バザー後コスモス畑に落つポテト

    朱花千会蔵

  • 文机のコスモス友に辞書を引く

    菅野あっこ

  • コスモスの不意に消ゆるは空へとす

    青嵐

  • コスモスや七つの海を渡る風

    桜ことり

  • ふるさとのコスモスふみの日の切手

    月野うさぎ

  • コスモスやもうかたぐるまいらないわ

    小林共捺哉読

  • コスモスやサザンとユーミンは苦手

    弘法小子

  • コスモスや越すも越さぬもあと三月

    佐藤夏みかん

  • 母の恋雨のコスモス古手帳

    虎の尾

  • コスモスの咲く時期からの大学へ

    笹イボ太郎女

  • コスモスの海に子どもの浮き沈み

    世忍

  • 野育ちや寝相悪きコスモスは

    今琳

  • 秋桜の笑顔に自ずから笑顔

    水城ミズキ

  • 郷愁なく異郷で揺れるコスモスよ

    在仏変人

  • コスモスや全速力で朝の駅

    青い空加納

  • ライフルを棄てよ咲き誇れコスモス

    広ブロ&新蕎麦@摂田屋酵道

  • コスモスや心和らぐ七色に

    司 蓮風

  • コスモスの丘眺めつつ着地せり

    橘 春香子

  • コスモスやタピオカ屋跡埋めてゆく

    高見まったいら

  • コスモスのゆらり舟漕ぐ揺り籠よ

    河野空童

  • 秋桜今日も青空連れてくる

    宮井そら

  • コスモスや蒼き山裾駆ける子等

    花空木

  • コスモスや夜空へ届く周波数

    響楽境

  • コスモスや引越すからとくれた飴

    紫月歪丸

  • コスモスも霞んでしまう初孫よ

    哉球

  • コスモスや質入れ帰りレストラン

    佐野聖光

  • 海水位上がりコスモスのざわめく

    郷舞道

  • 風生れて秋桜の花触れ合いし

    秋葉 翠

  • この空にほうりなげたき秋桜

    生田萩の

  • コスモスを無邪気に愛でる母白寿

    甘蕉

  • 秋桜やひとの思いはすれ違い

    遠藤 千草

  • コスモスの丘や合唱コンクール

    寄り道

  • 今日は居るコスモスじっとするならば

    吉田 ルイ

  • コスモスの二十万本囁けり

    佐竹紫円

  • コスモスやクラスの子らと記念写真

    永山シャンシャン

  • 命日を祝うがごときコスモスよ

    三角山子

  • コスモスに平和を願えどもゆらり

    篠原 蝉秀

  • 夫はゴルフ子と待つ宿のコスモスや

    玉 ゆこげん

  • コスモスや長女と次女は病気がち

    三上 栞

  • 一輪のコスモス狭庭を明るく

    山桜昌子

  • Uターンふわと天向くあきざくら

    春蘭素心

  • 徐行せよコスモス揺るる通学路

    山田由紀子

  • コスモスや空き地は花神の命なるや

    城山 鷺

  • コスモスや路上ライブの客二人

    花星壱和

  • コスモスやリヤカーに鍬夕まぐれ

    鯨之

  • 日を浴びるコスモスに水お疲れさん

    夏野星一

  • コスモスは奄美の紺碧の海に

    菜緒木モカ

  • コスモスや参拝終へて手打ちそば

    岩岳太郎

  • 迷いなく少女にかえるコスモスと

    紗花譜

  • 潮待ちの帆船廃校のコスモス

    瀬戸 岬

  • 母手術の知らせコスモスはそよぐ

    寸草

  • コスモスやジイジを探せ肩車

    岸壁の龍崎爺

  • コスモスをコスモスらしくしてる風

    山田健蘭

  • 校庭の球蹴る子らとコスモスと

    水野 寿香

  • 帰郷してまず探すのは秋桜

    香田彩希

  • 引越は明日窓越しのコスモスよ

    銀座2丁目創次郎

  • コスモスの野の風深く追わぬ恋

    孝崎有辺

  • コスモスに話しかけたら花揺れた

    静月夜

  • コスモスや揺れる為にぞ生まれ来る

    灰心

  • コスモスの風に乗りあの人が来る

    山清

  • 手も目もかけず庭隅に小さきコスモス

    集 真藍

  • コスモスの顰に倣う我のいて

    森田一華

  • 選ばれし新七草のコスモスや

    河島はるちゃん

  • 秋桜コップに透けて嫋やかに

    森田 朴子

  • コスモスや球児の髪の長くなり

    西尾 翠峰

  • 髪飾りコスモス掴み写真撮る

    鹿哲里

  • 月降りて時は移れり秋桜

    小幡 宗滋

  • 気の変化そよぐ花びら秋桜

    梶原久

  • コスモスが見守る遠い日の指切り

    高津春駒

  • コスモスが女子の秘密を聞いている

    珊瑚霧

  • コスモスは喰える筈だと騙る奴

    酒井丈綱

  • 秋桜や風が嫌いで風が好き

    遠藤倫

  • コスモスや太っ腹なる母の顔

    神津草茶

  • コスモスの香マジックアワーの杳

    岩本じゅんじゅ

  • 片隅のコスモス顔も綻びる

    松本なにわっこ

  • コスモスと母と手つなぐ子のこぶし

    山根湖七

  • コスモスや従姉妹顔出す母の郷

    加藤恋入

  • コスモスやおやつは揚げたパンの耳

    菅野まこ

  • コスモスよ疲れをいやす畑すみ

    山ざくら

  • コスモスや円さ競わんお月様

    松尾 パッション

  • 秋桜や友の便りは絶えたまま

    加藤水玉

  • コスモスやドロップ缶を振る往路

    喜祝音

  • コスモスよ華奢が過ぎぬか米食うか

    国産ぱいん

  • 秋桜と親父の背中僕の足跡

    崇拝

  • 骨つぼの母に添え置く秋桜

    輝久

  • コスモスや慌てて作る玉子焼き

    今村 芳雪

  • コスモスや上手にケーキ八等分

    夏目あかり

  • 星空にアンテナ開くコスモスら

    山蔦 周平

  • コスモスや陽に艶めくはチョコレート

    照三平六

  • 客を引くコスモス畑道の駅

    古賀衝童

  • 帰る家なき黒猫とコスモスよ

    研亭

  • 現場脇はコスモス弁当旨し

    桂 歩

  • ついたちはエスプレッソねコスモス・りん

    金子ゆび

  • オカリナの調べしみじみコスモスよ

    五葉 松子

  • コスモスは大木と化し鋸で引く

    山﨑風花

  • コスモスの花弁の裏に棘探し

    若狭

  • コスモスやリボンがゆれるひなた道

    松本くらり

  • コスモスや荷解きのなお残る部屋

    環柚色

  • 秋桜や初乗り自転車5度転び

    新井ゆう

  • 背景はコスモス畑笑い顔

    上中未明

  • コスモスや予定なき日の空青し

    姉あね猫

  • コスモスを抱けば泣きたし何ならむ

    上田 薫

  • コスモスや何も訊かない母の顔

    三樹tack

  • 愚痴呑み込ませたり帰路のコスモス

    三輪白米

  • コスモスの5時の鐘の音聞く姿

    乗芹 空見

  • 厨にも牛乳瓶のコスモスよ

    上野 鈴女

  • 吾が廬に逃れ入りたかコスモスや

    三島 臨

  • そのほかはみなこすもすや鹿踊り

    高根柚子

  • ふる里にコスモス咲くや無人駅

    山元ひかる

  • コスモスや紅白揃い歌合戦

    小薗紀彦

  • コスモスや単語カードの長き影

    小田緑萌

  • コスモスや一両きりのレールバス

    紅さやか

  • コスモスに風ダウンロードはあと二分

    山田 梯子

  • 除染地を埋めるコスモス雲渡る

    松本マンボウ

  • コスモスの受け流す術学びたし

    山路ゆか

  • 百のコスモス揺れて心のあやか

    高原徒然想

  • コスモスやカフェに変わりし小学校

    浦野米花瑠

  • コスモスやカーブミラーのズレたまま

    高尾 草風

  • 友あてにコスモス贈るそれは白

    静 うらら

  • コスモスにいざなわれしは海鼠壁

    西乃羊雲

  • コスモスの身をよじり泣く更地の家

    酔夏

  • 記念の日コスモス畑と君を撮る

    月見里ふく

  • コスモスよ強くありたし我もまた

    西行葉牡丹

  • コスモスや母肺癌のケアセンター

    岸 れん

  • 顔上げたコスモス空に吸い込まれ

    小夏にこ

  • 秋桜や覚え始めのアルペジオ

    春菜理央

  • コスモスの横顔見せる写真術

    花山徳康

  • 黒のコスモスや倦怠期のLINE

    新井初夢

  • 一面のコスモス明日は月曜日

    笠川香奈

  • 犬と居なくなりたいコスモス畑

    三谷あいこ

  • コスモスが水溜まり飾る雨上がり

    遠澤人麻呂

  • 秋桜や長女に「小春」と命名す

    小暮修

  • 教室に僕が届けたコスモス少し

    青風ヨシユキ

  • コスモスの花弁むしり基地期待

    手塚童好

  • 一面の秋桜ゆれてカノンかな

    向井 音彩

  • 秋桜白の側へと曲がりおり

    四季

  • ミッキーの錆びたバケツに秋桜

    瑞々

  • 目印の角はコスモス手描き地図

    紙谷杳子

  • 剣山を拒みコスモス野に咲けり

    浦見 若菜

  • コスモスや強さを備え起き上がる

    加藤光狗

  • コスモスやロボット運ぶ昼御膳

    浩子赤城おろし

  • コスモスの声帯冷めた風含む

    榛 傘子

  • 藤原宮跡と秋桜は知らず

    新井ハニワ

  • コスモスに玄関先で見送られ

    古寺 憲子

  • コスモスに手を振り返す散歩道

    佐藤澄子

  • コスモスや迷路に響く吾子の声

    十四志

  • コスモスや夢叶い医師になったよ

    朱久瑠

  • マスカラは赤コスモスの面会日

    手島オルカ

  • コスモスをバックに愛犬舌は紅

    清水猿虎

  • コスモスの畑で見上ぐる飛行機雲

    山田 正山

  • コスモス揺るる音も無し友病みし

    小 日音

  • コスモスと小雨コソコソ話してる

    花咲 春

  • 一輪のコスモス言葉優しうす

    咲 まこ

  • バス停のコスモス連休最終日

    植田 三八

  • コスモスの延長線に日の沈む

    月奈利

  • 秋桜聞き流されて独り言

    山根祐子

  • 雨の秋桜何度目の面接

    橋本椿紗

  • 教官のまた男なり秋桜

    新谷桜子

  • 叩きのめされたる路にもコスモス

    高野妙介

  • コスモスや予防接種に抗す子ら

    山樫梢

  • 炎天や与野の蕎麦屋の築地塀

    下家 牧酔子

  • お寺にはコスモス墓石のすぐそばに

    青那 音

  • コスモスに誘いし返事いまだ来ず

    薩克期風

  • 一輪の紅増やしをり秋桜

    後藤 方丈

  • 秋桜や見送る先の留萌線

    海原ようざん

  • コスモスや更地の前は娼婦宿

    古舘粋狂

  • プランターのコスモス揺れてピアノの音

    球子

  • コスモスの群れやペダルの空回り

    高橋ひろみこ

  • コスモスや母の形見の裁ち鋏

    今井空陀

  • コスモスに一雨ありし雫かな

    森脇レイ

  • 好きな色だと君くれしコスモスよ

    丸 なちか

  • コスモスに話しかけよか帰り道

    渋谷桐峰

  • コスモスや無邪気に愛を問う少女

    小林 よひら

  • コスモスやプランターから路地の花

    淳朴草

  • コスモスは揺れて赤柴駆けてくる

    慶華

  • コスモスを一輪八十歳の恋

    横堀 鯉桜

  • 徒然に日にち薬の秋桜

    河地草芝

  • 両脇にコスモス続く恩師宅

    上村縷々

  • 曳き波や酒蔵へ寄せ秋桜

    生田久孫子

  • コスモスの伸びる先には昼の星

    久野 しろ

  • ふりむけばコスモス一輪無言館

    青木みかん

  • コスモスや西空眺む跨線橋

    坂本羊雲

  • 空耳の秋桜畑母の声

    岩村千恵美

  • コスモスやロングパットのカップイン

    詠野孔球

  • ゆく道にゆれるコスモス応援団

    岡本みい

  • コスモスを母とながめる待合室

    山広裕果

  • コスモスの土手や校舎の鐘とどく

    森器

  • 秋桜や雑草のごと立ち上がり

    丸山耄碌爺

  • コスモスや優しい顔のみ生けられて

    森の水車

  • 風に添い風に逆らい秋櫻

    笹倉沙希

  • コスモスの向こうに吾子の白帽子

    加藤直瑶

  • コスモスよ地球は疲れているのかな

    胡桃ぼたん

  • コスモスや友眠る地で空に咲き

    山野 のりこ

  • 私にもコスモスくらいの頃はあった

    山彦おーちゃん

  • コスモスとお茶の時間のベンチかな

    夏空なみ

  • コスモスの鮮やかな色に混じる子ら

    瑞雲和合

  • コスモスや豆腐喇叭に鴉鳴く

    今乃武椪

  • コスモスや山並遥か朝日影

    三富みつ葉

  • コスモスの真ん中正解のボタン

    青みどり

  • コスモスの他に色無し休耕地

    小野寺 余伴

  • W杯コスモスのタフネスを

    円谷琢人

  • 熊出没注意のコスモス畑

    秋月あさひ

  • コスモスや便り書きたしあの人へ

    柴田あやめ

  • コスモスの匂ひか君の残り香か

    神谷史記

  • コスモスの花殻摘みぬ風の色

    鯨尺

  • コスモスや十年ぶりのクラス会

    蝦夷野ごうがしゃ

  • コスモスや揺れて倒れど天を向く

    神酒猫

  • シーリングファンまわる部屋の秋桜

    青じろう

  • コスモスの花の向うに笑う富士

    輝雲彩

  • コスモスやシューズぶら下げ部室窓

    山本八

  • コスモスや今も心を照らす祖父

    守 菜月

  • コスモスや互いを語る空のもと

    児玉すず子

  • コスモスの桃色遠き故郷なり

    下地野雨

  • コスモスはどこにも咲いて駅の花

    久間 いたる

  • コスモスの饒舌に我ともに揺れ

    神無月みと

  • たらればは言わぬと決めてコスモス野

    紅三季

  • コスモスや少女と花見クッキーで

    松山女

  • コスモスや図書館で読む週刊誌

    恒産恒心

  • 秋ざくら踏んでも踏んでも囁いて

    市川文

  • 顎までのコスモス15センチの靴

    吉沢樰

  • 家が建つ重機で埋もるコスモス畑

    清水 木瓜

  • コスモスや水平線の丸い丘

    栗花落カナヲ

  • コスモスで亡父の戯言溢れ出す

    黒甜郷里

  • 三色のコスモス咲いて事故のあと

    吉野 五福

  • コスモスを揺らし飛び立つドバイ行き

    円錐角膜

  • コスモスは招くよ平和祈念館

    小笠原 くう

  • 茎倒れ曲がりて咲くや秋桜

    山本修

  • コスモスや母父逝きていとこの集い

    希凛咲女

  • コスモスやあの娘なかなか気丈者

    青木果林

  • コスモスのうわっと揺れてローカル線

    水浜義勇

  • コスモスや獣医やさしき傷あまた

    原貼女

  • 子ら見上ぐコスモスの空雲流る

    高橋せり花

  • 卒塔婆下げる墓石の横に秋桜

    曲遊ふくげ

  • コスモスのさざめき腕にこそばゆし

    森野栞

  • コスモスの揺れて定まるにわか風

    光顕

  • コスモスやなぞる手本のしなやかさ

    月最中 松本

  • コスモスや舗道のひびに何処から

    嬉居

  • コスモスやデッサンの線あやまたず

    山本美奈友

  • 妻の酌呑む酒旨し秋桜

    鬼石 祥子

  • コスモスとうねる白髪梳く風や

    小夜灯子

  • コスモスや遺跡出土に賑はへり

    蝦夷やなぎ

  • コスモスを揺らして猫の朝帰り

    石井 翠水

  • みはるかすコスモスの夢天空へ

    佐藤 萬充

  • コスモスや平均はばらつき隠す

    小林一弓

  • コスモスや守りなき墓を守る覚悟

    守屋 淨久

  • コスモスの朝に取り出すスカジャンパー

    寺ゆた

  • 一本より一面が好きあきざくら

    松浦のの福

  • コスモスを揺らしてゆきし太鼓台

    英 香朗庵

  • 婆ちゃんが死んだコスモス白ばっか

    沼沢さとみ

  • 夕暮れの映画の余韻コスモスよ

    寺尾向日葵

  • 花瓶に帽子一輪のコスモスと

    治爺

  • コスモスや利尻の海に散りし友

    高田むべ女

  • コスモスに吾子らの靴のおおきさよ

    青玄

  • コスモスのこみちに脚の長き影

    吉田行朋

  • コスモスや弾むハンドルまわり道

    山月 無辺

  • 風向きにあらがふもあり秋桜

    松本 文月

  • コスモスや工事現場のポニーテール

    山崎三才

  • コスモスや花嫁に降る日照り雨

    守田jj

  • 秋桜やすつとのびたる乙女の脚

    岡田論子

  • クロヒカゲふわりと秋桜を濁し

    浦島日和

  • コスモスの畑に隠るる迷ひ人

    家古谷 硯翠

  • 君のバス走り去り秋桜ゆれる

    薫子

  • コスモスや一つ二つはへそ曲がり

    窪田よっこばあ

  • コスモスの咲くバス停や青い空

    佐藤けい

  • コスモスの風吹くままに会社辞す

    花亭五味

  • 弟にコスモス供ふ早や九年

    越乃杏

  • 薄紅の少女の気風秋桜

    松本鈴玲

  • コスモスや目的地無きツーリング

    紫檀豆蔵

  • 夕映えのコスモスやがて輪郭に

    雁梛

  • コスモスをもしもしと言い笑う君

    春風京桜

  • クチビルを掠めコスモスまだ咲かず

    高松ニ三四

  • 秋桜一次面接一張羅

    横須賀うらが

  • 四十の誕生日やコスモスの波

    神田ピールリ

  • コスモスやフリースクールまでの道

    山口葵生

  • 音盤と裏の畑にも秋桜

    杉之坊妙案

  • コスモスや母の席には猫がつく

    今井佳香

  • コスモスやローカル線はスマホ族

    鴨の里

  • コスモスや息子と嫁は神前に

    斎藤コロンのママ

  • タンデムで駆けぬく脇のコスモスや

    水晶兎

  • 秋桜の折れし枝にも蕾あり

    佐藤香子

  • 走り来て暁闇のコスモス蒼し

    原口青猫

  • コスモスや風車が似合う遊園地

    春野桜草

  • コスモスやセンター競う少女たち

    永井無々

  • 晩婚の甥にひとり目秋桜

    根なし草

  • コスモスやゲートボールの白熱す

    岩清水 彩香

  • コスモスきれい余命ひと月なんて

    水上ルイボス茶

  • 早朝のコスモスゆれるマーキング

    小塚ちか丸

  • コスモスに埋もれし小さき手のピース

    西原 煌舟

  • お遍路の輪袈裟の汗じみコスモスや

    新城 三九

  • 一輪のコスモス天と地の央に

    遠藤玲奈

  • コスモスや髪を編み合ふ控室

    山月

  • いたいけに剣とされしコスモスよ

    水桜

  • コスモスや燧の灘の風に揺れ

    晴矢

  • コスモスにエイトビートを掻き鳴らす

    森下 一夜茸

  • コスモスと集団下校雨宿り

    松瀬章章

  • コスモスそよぐ巴里ランウェイの如し

    玉照

  • コスモス街道の奏でる童謡

    神谷元紀

  • コスモスも一年生も背丈伸び

    菅野望月

  • 還暦に赤いコスモス真珠婚

    秋谷 忍

  • コスモスの並ぶ姿と姪甥や

    小林衆馬

  • 田舎道秋桜の土手空を見る

    久世越仙

  • コスモスや登校の列に並びおり

    横ちゃん

  • コスモスの海に潜りて夢を見る

    小松谷 童鐘

  • コスモスの垣間に雲や山の宿

    山口 笑骨

  • コスモスやあの日の影が見え隠れ

    清 桜人

  • 一面のコスモス畑人集う

    翠善

  • 秋桜やペットボトルに挿す二輪

    市村 琳音

  • コスモスや同窓会を卒業す

    音拍

  • コンクリからコスモス引っ越しの朝よ

    斯波 子庭

  • 城址のコスモス揺れる礎石かな

    奥田圭衣

  • 絹雲がコスモス真似てピンク色

    御椀鶴芸

  • コスモスや孫は句友でライバルだ

    広島立葵

  • コスモスの揺るる谷間や摩天楼

    三笠木 草

  • コスモスの固きつぼみと我の口

    小春風 幸

  • コスモスや今日は練り切り売り切れね

    松和み

  • コスモスをぐるり箱根の予選会

    新田ダミアナ

  • コスモスや合唱団のタクト棒

    佐藤恒治

  • 越す女は酒呑む仕草秋桜

    蒲 公英

  • 「コスモスだ」君は指差しうでの引き

    江ノ島泰成

  • コスモスの真中にひとり泣く子かな

    山口隠元

  • コスモスやまだ肌黒き球児ゐて

    神戸の老寺士

  • コスモスは西に倒れて老母摘む

    小林 万花

  • コスモスや少女は母に母は碑に

    吹田よしよし

  • コスモスの濃いも淡いもともに揺れ

    高橋くらり

  • 群れて立つ人見ぬ里のコスモスや

    上四号庵

  • 出不精の母と写りしコスモス園

    河一子

  • コスモスにホルンの響き風伝え

    亀くみ

  • コスモスの萼からしたはただの草

    水無瀬りりー

  • 秋桜や空の青さは無限大

    卯之町空

  • コスモスの風や読経と線香と

    加田紗智

  • 秋桜を押し留めたり祖母の古書

    青葉彩羽

  • コスモスのいつもの眺めの異人館

    西脇美香月

  • 法面のコスモスはまっすぐに立つ

    新米にぎりめし

  • 火葬場のコスモスはみな人の顔

    永井うた女

  • コルモスやおこわふるまう婦人会

    神崎園子

  • コスモスや君と手をつなぐ鳥居前

    七星麦穂

  • コスモスの挨拶うけし通り風

    英 凡水

  • コスモスや待ちくたびれた無人駅

    佐藤俊

  • 過る野にコスモス拭う余熱かな

    山田季聴

  • コスモスや保育園では万国旗

    上野蕗人

  • コスモスを見渡し口の半開き

    山田はち

  • 園児らをひょろり見下ろし秋桜

    数哩

  • 指切りの爪磨く夜や秋桜

    恵猫

  • コスモスやパンツスーツを仕立をり

    黒猫団子

  • コスモスの真中に立つ母は羅針

    笠谷タカコ

  • コスモスよ前の建物なんだつけ

    沖 若永

  • 果樹園に競うコスモス高う咲く

    永田みゆき

  • コスモスや自立を急かぬこともよし

    古賀鈴奈

  • コスモスや駅を取り巻く休耕田

    山本浪子

  • コスモスや旅の駅舎の海の色

    佐藤夏みかんの亭主

  • 同じ方むかぬコスモス君と僕

    柑たちばな

  • コスモスや古民家カフェの最後尾

    春野鈴菜

  • アスファルトの罅コスモスは堅固

    五十嵐 驟雨

  • コスモスや季節外れのかろやかさ

    久木 諷

  • コスモスに帽子戯る水彩画

    小林乏硯

  • トロッコの終点コスモスの墓場

    勝本熊童子

  • コスモスや馬車のリズムは四拍子

    叶真茶子

  • タクト振る万のコスモスアダージョで

    歯科衛生子

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