俳句ポスト365 ロゴ

初級者結果発表

2025年7月20日週の兼題

終戦記念日

【曜日ごとに結果を公開中】

【入選】

アーカイブに掲載決定!


火曜日、水曜日、木曜日、と入選句を発表します。作品検索での検索も可能です。

入選句の評価は火、水、木ともに同じランクです。順不同での掲載です。


初級者用投句欄は、俳句の基本的なルールや表記など、基礎をかためたい方におすすめな投句欄です。金曜日「優秀句」の俳句は初級者コース卒業の目安です。もちろん「まだ心配」という方は、初級者コースへの投句継続もOK です。


☆こんな方にオススメ☆

・初めての1句を作った。

・どの句がいいか分からない。

・俳句を初めたけれど、まだ自信がない。

・何回か投句したけれど、なかなか選に残ることができない。


投句は何度でもできますが、自選も学びの一つです。選者からのコメントをヒントに、「自選」のための知識を集めましょう。「多作多捨」の精神で、自分の作った俳句を見直し投句する句を選んでみてください。

  • 録音の声のかすれて終戦記念日

    磯貝あさり

  • 終戦日大浴場の水踊る

    胡秋興

  • 真実を教えてたもう終戦記念日

    加藤耀月

  • 終戦記念日サクマのろろっぷ買いにけり

    城山 鷺

  • 亡き祖父が目を細めたり終戦忌

    加藤貴丸

  • 繋ぐ手をつよく握りし終戦日

    吉野 梁

  • たわいないおやつで喧嘩終戦日

    光稀

  • 敗戦日母に会えると目に光

    右立日嵐

  • 放映の佇む親子終戦日

    秋の桜光

  • 終戦日カーラジオからジョンの歌

    山 怠夢

  • 慰霊碑の倒れしままに終戦日

    河地 草芝

  • 杉山の静けさ深く終戦日

    熊谷子南

  • 終戦日八十路の月日ただ茫々

    高志

  • 終戦日海原越えて渡せばや

    出島廬 

  • 終戦記念日草むしりは一人

    奥柳華代子

  • 紙切れで父を迎えた終戦日

    越香

  • 終戦記念日朝の富士山頂

    山野 のりこ

  • 終戦日父の遺した出征旗

    高瀬忠子

  • 異次元の世界に見える終戦日

    遠藤倫

  • 語り部や記憶を記録終戦忌

    山乃 草花

  • 樫婚を言祝ぐ空や終戦忌

    月野風花

  • 法事集いはしゃぎすぎし子終戦日

    植木照美

  • 終戦記念日露出の過多の写真かな

    三富みつ葉

  • 雨雲が爆弾めいて敗戦日

    月待 小石

  • 巨大風車に錆終戦記念日

    印南天藍

  • 終戦記念日無人の小学校

    糸川綾

  • 国護り菩薩に抱かれ終戦記念日

    加藤茉莉花

  • 不惑八月十五日鐘止まず

    吹田よしよし

  • ホントにおわったの終戦記念日

    桜川流奈(7歳)

  • リーダーの決断遅し終戦日

    新城 三九

  • ラヂヲ解く終戦記念日母の背

    吉田 りぶ

  • 青空に終戦記念日を問えば

    汐海 岬

  • 終戦日ガラス欠片の飛んだカフェ

    桜ことり

  • 独り身の終戦記念日施設にて

    松 花良治

  • 水を吸う名撫で終戦記念日と

    一夏たけの坊

  • まだ温き錫の心臓終戦日

    古織沃

  • 戦火逃れ母は老いけり敗戦日

    松本けんけんぱ

  • 終戦日通用口のドア重く

    若葉 尚

  • 80回終戦記念日吾も傘寿

    玉治美

  • 青空にラジオの声のみ終戦記念日

    好陽晃

  • 孫と居る終戦記念日は小雨

    黄色てつを

  • 終戦日路傍の草もすぐ摘まれ

    群青江戸きりこ

  • 終戦記念日や赤い花咲けり

    上野蕗人

  • 鐘の音に背筋ただす子終戦日

    岡本聡子

  • 日没に続く線路や終戦日

    貴田孫兵衛

  • 梅田スカラ座の赤い絨毯終戦記念日

    秋月あさひ

  • 骨壷がカタリと鳴る終戦記念日

    金亀子

  • 星の子ら赤紙折るや敗戦忌

    境界子

  • 仰向けの虫や終戦記念日

    手塚童好

  • 星の灯よ八月十五日の灯ぞ

    春日 月秋

  • 遠くなりまた近くなる終戦記念日

    山田まもりい

  • 終戦日語らぬ祖父を語る孫

    稲荷森輝麗

  • 亡き母は腰がまがりし終戦記念日

    斎藤コロンのママ

  • 錆色の針尾無線塔終戦忌

    雅月

  • ゼロの虚無終戦の日の万歩計

    古拙機

  • 赤本に強くマーカー終戦日

    五十嵐翼

  • 空の先ミサイル唸る終戦日

    小巻小梅

  • 敗戦忌湯呑に沈む泡ひとつ

    銀葉言刻

  • 朝五時の庭粛々と終戦日

    紺ゆう奈

  • 締切の赤丸や終戦記念日

    春田さとる

  • 武道館終戦記念日の人波

    柑たちばな

  • 終戦忌子から聞き知る原爆の絵

    卯の花 京

  • 曽祖父に終戦記念日の五供や

    神津三徳

  • 終戦の日ランチ難民右往左往

    笹原あゆみ

  • 逃げ惑い戻りし母の敗戦日

    於河吏玖

  • 位牌磨きて終戦記念日来る

    吉田行朋

  • 遠い日の父の寮歌よ終戦忌

    奥田圭衣

  • 90歳父転院す終戦記念日

    稲荷なでしこ

  • 爆弾にならず帰れた終戦の日

    山村花月

  • 淡々と終戦の日を語る父

    松乃美伊那

  • 終戦日川面の揺らぎじっと見る

    吉川龍一

  • 校長の長き訓育終戦日

    三浦東洋士

  • こだまする終戦記念日鳩時計

    山之池四歳時記

  • 神棚から紙飛行機や終戦日

    紫月歪丸

  • 終戦記念日市塵も止む時報

    岡 里詩

  • 舞う風のオリズルタワー終戦日

    咲花 みえこ

  • 胃カメラするする進む終戦日

    胡桃ぼたん

  • 八歳が八十八や終戦日

    森隠ここん

  • オルガンは響く八月十五日

    三橋子石

  • 旅客機の雲白き筋終戦日

    松元春苑

  • 終戦記念日見あげれば白縹

    三谷あいこ

  • 耐ヱ忍ビ終戦記念日の勅語

    上山凡仁

  • 終戦日大人の課題子の課題

    吉田 ルイ

  • 終戦忌父は比国のいずこにか

    花菖蒲

  • 終戦日子や孫までも戦わぬ

    春の新々

  • 敗戦日箪笥に眠る羅針盤

    岸愛桃

  • 終戦日ノスタルジックを憂う叔父

    究果園ゆやま

  • 一分の重さ確かむ終戦日

    高々ぼうし

  • 焼け跡の駅舎遠望終戦日

    佐藤夏みかんの亭主

  • 宿題は動く星観る終戦記念日

    茨城つく婆あ

  • 終戦日星も瞬くのを止める

    高橋渓翠

  • 終戦記念日語り部の眼光

    上中未明

  • 終戦日墓を巡りて一万歩

    駒川はるみ

  • 刻まれし伯父の名いずこ終戦日

    吉村 空猫

  • もうここで荷を下ろさんか終戦日

    宮崎梅電

  • 知覧より消えゆく機影や終戦忌

    杉田ひらさこ

  • 青空に飛行機雲や終戦日

    詠野孔球

  • 『戦友』を口遊む祖父終戦日

    杉崎拙訓

  • 終戦記念日合唱に合掌す

    三宅 由華

  • 終戦日首を垂れる花さえも

    橘ミカンヌ

  • 飛行機音旅か戦さか終戦日

    詩蔦

  • 引き継ぎの戦死者名簿終戦日

    江戸の八五郎

  • 終戦忌第一章のままの本

    芥茶古美

  • 終戦日まだ見ぬ父にご馳走す

    新一歩

  • 平和だと誰が決めたか終戦日

    水タマリ

  • 味噌汁の香聞く終戦記念日

    篠崎蓮

  • 父の背を越したる息子終戦日

    今田白浜

  • 粥すする電球灯る終戦日

    坂田雪華

  • 孫が泣く家の賑わい終戦日

    緒方悠十

  • 軍服の遺影一枚終戦日

    佐藤 俊

  • 敗戦忌墓石ともども忘れられ

    山河美登里

  • 終戦日身体に光少しずつ

    松浦のの子

  • パフェ食す父と戦友終戦の日

    久世わわ

  • 終戦忌黙し語らず復員兵

    鬼石 祥瑞

  • 敗戦忌白いワンピースを選ぶ

    英迺にゆ

  • 玉音の意味も解らぬ敗戦日

    輝雲彩

  • 終戦の日の黙祷といふ大河

    瓦 森羅

  • 終戦記念日の見出しの横の天気予報

    笑田まき

  • 茸雲終戦記念日今日の僕

    奥山 言成

  • 終戦記念日生まれし憲の八十路かな

    松原白士

  • 丸刈りの無念を涙す終戦記念日

    岩見綾琴

  • ミッキーの踊るパレード終戦日

    永峯星雲

  • 宰相の碑は逆光のなか終戦記念日

    小我こうぢ

  • 終戦日孫乗せゆるる乳母車

    松本鈴玲

  • 敗戦日遠流の島の駐在所

    山下健太朗

  • 終戦記念日親の無い子も子の無い親も

    月山牧風

  • 終戦記念日染めゆくサンゴ礁

    英判子

  • 若者よきょうは日本の敗戦日

    春野ふう

  • 筐底の黙に縛され終戦日

    志恵李

  • 終戦忌祈りを超ゆるものは何

    小路愛生

  • 終戦日母の四十九日を待つ

    笹森茂樹

  • 終戦記念日の音の無い涙

    吉河好

  • 終戦忌漢は広き海を見て

    一徳斎 

  • 終戦日記憶の糸も切れかかる

    岡崎梗舟

  • 額縁の祖父は年下終戦日

    岡 萬美

  • 廃プラの仕分け朝より終戦日

    金子加行

  • 呉に在り終戦記念日の夜景

    桜見屋 犬一

  • 今日この人混みの終戦記念日

    小 日音

  • 終戦日浮かぶ思ひ出父の顔

    山治高

  • 終戦忌祖母の机の祖父の顔

    加藤日和

  • 空襲なし終戦記念日喜び合う

    司 蓮風

  • 八月十五日を生きているわたし

    栗林四世

  • 八十路なる終戦の日朝の鐘

    榎木葉蔵

  • 青年の熱き血潮と終戦忌

    高松多仮志

  • まだ青き島の終戦記念の日

    英 凡水

  • 紛争のニュースばかりの終戦日

    初老俳人

  • 終戦日五日後生まれ吾の運命

    群馬爽走

  • 晴れてたよと母は語りて終戦日

    小田緑萌

  • 御朱印や終戦日より八十年

    珊瑚霧

  • 終戦記念日オリーブのペンダント

    水木 晶子

  • 終戦日飛行機雲に燥ぐ子ら

    山樫梢

  • 水遣りに夕陽を待つや終戦日

    山岸かっち

  • 分かち合う黒よ終戦記念日よ

    神ヤ飛ビ魚

  • 終戦記念日長押の英霊に礼

    雲乃 紬

  • 銀傘やポンポン振りし終戦記念日

    閑里院 鮮墨

  • 敗戦日お腹の中で聞く玉音

    古谷芳明

  • 生き延びて余計なお世話よ終戦日

    粋狂

  • 敗戦日砂入りたるや叔父の骨壺

    鯨之

  • 終戦日我がおふくろは九十八

    鬼塚樹童

  • 雲多し終戦記念日の寡黙

    月奈利

  • 忘れまじかばねありての終戦記念日

    寺ゆた

  • 彼の人よ終戦記念日耳澄ます

    国崎 美栄

  • オルガンのホールに集う終戦日

    水口真奈

  • 終戦日母の夢旅佐渡島

    江口白犬

  • 国旗立て無口な父の終戦日

    高木ひーちゃん

  • 終戦記念日や祖父語りつつ水餃子

    山本八角

  • 懐かしき終戦記念日君の声

    詠み知らず

  • 終戦日私はまだ一歳だった

    山桜昌子

  • 八十の地層踏みしめ終戦日

    小谷青葉

  • 気付いてよ負けるが勝ちと終戦日

    瑛斗

  • 滑空のそこひを暮れぬ終戦日

    塩野樹

  • 棟梁の父は生かされ終戦日

    郁松 松ちゃん

  • 終戦日平和の歌を口ずさむ

    山本てまり

  • 終戦日吸えどレファラの音は無し

    金緑石

  • 白黒の終戦記念日の三振

    松凛り久

  • 俯きて草むしりする敗戦日

    上原まり

  • 終戦の日変わらないのは森の声

    師走竹万

  • 終戦日誓ひのことば響き合ふ

    松下節子

  • 陰を抜け終戦記念日陽を浴びて

    新川四郎

  • 終戦日祖父の眉間に皺2本

    松戸 新

  • 写真展子等静まりて終戦日

    詩小桃

  • 終戦記念日祖父の襟章星二つ

    照輝坊主

  • 両の手に貝殻抱く子終戦日

    我ふたり

  • 暦から消したのは誰終戦記念日

    金糸雀ローズ

  • 黙祷のサイレン鳴らぬ敗戦日

    新田ダミアナ

  • 終戦忌汽車待つホーム熱風来

    朱胡江

  • 崩れたる巣ごもり玉子終戦日

    秋山らいさく

  • 県勢の快進撃や終戦忌

    下地野雨

  • 我の手で我も黒塗り敗戦日

    嬉々雀躍

  • 終戦日四半世紀後生まれし我

    森野モコ

  • 松の傷は癒えぬ終戦記念日

    桜子

  • 始まりありて終戦記念日なり

    華風ルナ

  • 黙祷に間に合わざるや終戦日

    佐藤香子

  • バラックやどこまで続く終戦日

    松田白山

  • 「カチューシャ」を歌う露兵や終戦記念日

    欣喜雀躍

  • 終戦日家も庭も「しいん」とす

    斯波 子庭

  • 終戦日コスプレ軍歌観光客

    高野妙介

  • 大き目のローソク灯し終戦日

    好老金

  • 大合唱OHTANIコールや終戦記念日

    観の目

  • スマホからヒップホップ流る終戦日

    吉田千秋

  • 終戦日隣りに家族空の旅

    高梨りぽい

  • 大空に白きシャツ干す終戦記念日

    巻貝

  • 今日もまた塾終戦記念日

    小箱 守

  • 終戦忌勲章だけが残りけり

    数哩

  • 広島に色無き雨の終戦日

    佐々木四郎

  • 終戦日知らぬ世の手に「堕落論」

    神吉葉揺

  • 終戦記念日苦痛終わらぬ人がいて

    山田冬生

  • 独りかな終戦記念日映画館

    黒瀬三保緑

  • 表札にまだある子の名終戦忌

    松の本の芭蕉

  • 過ちは何かと問うて終戦日

    狭山茶娘

  • 初めての胃カメラ飲む日終戦記念日

    森の水車

  • 見つからぬ骨に会いたし終戦日

    高橋爽葉

  • 地球儀を回す小さき手終戦日

    朱那

  • 深海の底なほ暗し終戦日

    王里かほる

  • 昼めしの魚焼くなり敗戦日

    古閑 裕光

  • 終戦日大きく見える平和の字

    古寺 憲子

  • 終戦日祖父似の目してなんの日と

    山本美保

  • 目に痛し食の廃棄や終戦日

    春の風花

  • 抜け殻が花を抱いて終戦日

    十 助

  • 空見上げ終戦記念日活いれる

    九条麗子

  • 背に陽射し終戦記念日草むしり

    取丘八十仁

  • 終戦記念日マクドナルドで腹満たす

    宮本かんこ

  • 終戦記念日掌(て)の塩きらめきぬ

    佐藤史緒

  • 骨なしの祖先は何処終戦記念日

    魚木孫

  • 終戦記念日異国に流る血を思う

    首藤玲司

  • 終戦忌トランプ遊び従姉妹らと

    玉 ゆこげん

  • 噛み切れぬ軍隊堅麺麭終戦日

    佐藤浩章

  • 子の寝息夫のいびきや終戦日

    午下珠祢

  • 終戦記念日正午の空は綺麗なり

    紺藤香純

  • 畑のあと朝風呂へ終戦の日

    三上もなか

  • 終戦日息子が好きな歌歌う

    雨逸福

  • 終戦日賞味期限の切れたパン

    高橋ひろみこ

  • 敗戦忌便座に着くと受諾して

    小沼天道

  • 繰り返し語る母もなき敗戦日

    永井うた女

  • 終戦日戦知る父母逝き数年

    菜園ベジタベル

  • 終戦日星降る夜に夢ひとつ

    四宮蓮

  • 終戦日昭和の我は年金日

    春めだか

  • オスプレイ配備決まりて終戦忌

    三日余子・いつき組広ブロ俳句部

  • 亡き父が十七歳の終戦日

    森山考葉

  • かすれゆく「...海峡付近...」終戦忌

    吉田白山

  • 亡父名付八十路なる日は終戦日

    漆崎 明

  • 顔洗い背筋の伸びる終戦日

    松川 里甫

  • 亡き祖母の着物の整理終戦日

    若山真弓

  • 終戦日それから半島歩いたらし

    根子ねもじ

  • チャップリンがウインク終戦記念日

    森上はな

  • 背を向ける出稼ぎ父の終戦日

    子猫のミル

  • 語る師をじっと見つめる終戦記念日

    永田みゆき

  • 終戦記念日両手を繋ぐ吾子

    桂 歩

  • 兜巾風化して終戦記念の日

    梶原菫

  • 隣国は光戻る日終戦日

    金澤詩像麩

  • はじまりを知らぬ僕らの終戦忌

    橋本十三

  • 敗戦忌子の肩に寄り平和継ぐ

    桜華姫

  • 線香の仏間にぎやか終戦日

    海老田 幣男

  • 終戦日「浜辺の歌」や偲ぶ友

    松永恕淳

  • 終戦日そろばん一つ抱きしめて

    上野 鈴女

  • 吾子を抱く腕が力みし終戦日

    河上 晃

  • 背番号14八月十五日

    円錐角膜

  • 終戦の記念日在りて「サラダ」有り

    紅苑

  • 何に勝ち何に負けたや終戦日

    九編捨一句

  • 噛みしめる終戦記念日薄荷ガム

    三杏樹

  • 造花さげ生花を供える終戦日

    江梨子

  • 終戦日すいとん供え愛しき子

    華花開く

  • お味噌汁漬物ご飯終戦日

    高屋啓

  • 敗戦日後退りする力士かな

    朱久瑠

  • 終戦忌右腕のない我が祖父と

    河豚蛇燕 花子

  • 産声とサイレン交じる終戦忌

    杉浦貴湖

  • パレスチナ昨日の我が国終戦記念日

    久世越仙

  • 終戦忌蔵の奥なる古ラジオ

    一石 劣

  • 終戦忌ただいまの声が聞こえる

    季川詩音

  • 昼食をこれから作る終戦記念日

    横辺理

  • 終戦日父の作りし具なし汁

    松岡 月

  • 終戦記念日無口の父はさらに無口に

    秋風冬海

  • 戦争を生きる子観てる子終戦忌

    若狭

  • 終戦記念日コンビニの異邦人

    慈庵風

  • 青空に米撒く終戦記念日

    吉岡幸一

  • 終戦日CG描くキノコ雲

    松尾 一司

  • 終戦日二十五年後うまるる吾

    久呂朋実

  • 暗闇の隙間を探す終戦記念日

    花弘

  • 消すテレビ脳に焼きつく終戦忌

    月下小夜

  • 地下道の空き缶跨ぐ終戦日

    杉沢藍

  • ハーモニカの響く横丁終戦日

    小林昇

  • 転売のニュース溢るる終戦記念日

    十勝石

  • 終戦日令和の空にもボーイング

    松尾 パッション

  • 会えるのは写真終戦記念日や

    楽・豊・幸で行こう

  • 終戦日生後四日の子と眠る

    永山シャンシャン

  • 生きている今日も今日とて敗戦日

    橘高シャンプー

  • 進むより止まる難し終戦日

    酒井春棋

  • 終戦日きれいに焼けた卵焼き

    小花風美子

  • 兄の"名"を胸に抱く終戦記念日

    七星麦穂

  • 八月十五日父は語り部もう聞けず

    雲井草舟

  • おくるみや終戦記念日生まれの子

    菜の畑キイロ

  • 学徒らの天から見てる終戦日

    小野一箭

  • 終戦記念日何の戦争だったっけ

    三國雪國

  • ふるさとのやまなみおもい終戦記念日

    松 一彰

  • 八月十五日とたん屋根を鴉が歩いてゐる

    咲咲こるつ

  • 同じ空殺戮兵器ゆく終戦記念日

    三無季生

  • 十五日永遠に最後の終戦日

    三宅翔丞

  • 土砂降りのフェスは止まらず終戦記念日

    岩村雪嫌

  • 仏壇の遺影はかたし終戦日

    十四志

  • 終戦日加害反省胸底に

    深山薄雪草

  • 通過する観光列車終戦日

    小平葉子

  • 爆弾のような夕陽よ敗戦忌

    月雨新

  • 百二歳語る人逝く終戦記念日

    時の世道

  • 一族の語り部絶えて終戦日

    小原かおる

  • 始めてのライン電話を終戦日

    今井佳香

  • 沖遠く終戦記念日の鯨

    黒谷 黒山羊

  • 山歩き穴にて想う終戦記念日

    昇椿

  • ジリジリと終戦記念日蒸せる朝

    純全

  • 終戦忌叔父の行李のブロマイド

    孤句狸翁

  • 高らかに幼らの声終戦日

    慶華

  • マラリアを語る人亡き終戦日

    四十 カラ

  • 九条を考える葦終戦日

    一期一会

  • 英霊よ八十路の終戦記念日よ

    佐々木光風

  • 山頭火終戦記念日わがままばかり

    小林次郎茶

  • ハモニカのすみし音色や終戦日

    横浜青祥

  • 電話切る終戦記念日の正午

    丸屋文鳥

  • 過去帳をひもとく終戦記念日

    栗原生石子

  • 終戦記念日伯父の遺品は展示中

    深草 くう

  • 歳月は白黒写真終戦忌

    小鳥穂夏

  • 終戦日濃茶を立てる小間の席

    翠善

  • 硫黄島散るぞ悲しき終戦日

    佐藤正月

  • 地震空襲赤子もつぶれ終戦記念日

    松井龍髭

  • 朝また棘傷ばかり敗戦忌

    佐伯仙明

  • 終戦記念日いつものマーケット

    河島はるちゃん

  • 目と耳傾けし終戦記念日

    山田正山

  • アメリカの旅客機降りる終戦忌

    甲斐杓子

  • 終戦日正義を変へぬ世間かな

    丸山晴耕

  • 祖父の訃報聞いて間近の終戦日

    昭谷

  • 遺伝子へ刻む八月十五日

    朔弦望

  • 老一人城山背おい終戦記念日

    松前 三月

  • ホムセンにシャベル百本終戦日

    松山松男

  • 本当の終戦の日はいつですか

    七夕音頭

  • 渇望の水吸う土や終戦の日

    華ことり

  • 終戦記念日続け日常

    三宮香棆

  • 汐見坂に吹き抜く風や終戦日

    遠山貴弘

  • 終戦記念日時空をゆらす鈴の音

    松尾 すみ丸

  • ドシャブリヤ終戦記念日皇居前

    佐藤推敲子

  • ラヂオきく母の手にぎる終戦日

    月夜のふく

  • 世が移り負けるが勝ちの終戦日

    時田チクタク

  • 叡山に鐘響きたる終戦忌

    犬人間陽子

  • 終戦記念日飛車角落ちの祖父と指す

    四王司

  • 敗戦日正気の母に戻りけり

    海老原純情

  • 女学生てふ無学の者や終戦日

    古乃池糸歩

  • 城燃ゆと終戦記念日ごとに叔父

    樺 みず穂

  • 終戦記念日ゴム輪パツンと飛びにけり

    松山まどけい

  • 終戦日知覧へ行こう若人よ

    松原なぎさ

  • 桐箱に波の音聴く終戦忌

    紫炎

  • 終戦記念日家族で食べるコッペパン

    小塚ちか丸

  • 強者の終戦記念日風が泣く

    小原ヒデボー

  • 晴天の終戦記念日知覧の空

    寺尾銀次

  • ゼロ戦の模型は残る終戦記念日

    桜江いくこ 

  • だご汁はうすうす終戦記念日

    古川寿々恵

  • 終戦日抱いた我が子の息あつし

    広睦

  • 顔知らぬ曾祖父の名や終戦忌

    甲仙

  • 敗戦忌恩師と食べし混ぜご飯

    佐藤恒治

  • 高き空終戦記念日音はなく

    森 茉那

  • 終戦日明日から戦後片待ちて

    山桜桃

  • 鋼色の夜空終戦記念日

    春風京桜

  • 明日から安寝母言う終戦の日

    越山静山

  • 届かざりし声を想いて終戦日

    古由

  • ISSの閑かな軌道終戦日

    水上ルイボス茶

  • 好天のさて我生きる終戦忌

    空 行人

  • 天皇家終戦の日ささえおり

    山口歌子

  • ドライブのお供は懐メロ終戦記念日

    高山 碧翠

  • 「長崎の鐘」口ずさむ終戦忌

    今日女

  • 民衆の虫けらのごと終戦記念日

    亀くみ

  • 古時計忘れられない敗戦忌

    神 和幸

  • 敗戦日推しのグッズの長き列

    振戦太郎

  • 白が黒に変わりし日終戦記念日

    十七歳の乙女

  • 産声は高く終戦記念日に

    山々林々

  • 折り紙の本借りにゆく終戦記念日

    河孝

  • 退院日終戦の日の娑婆で息

    禾火人言

  • 歳とらぬ遺影身につむ終戦日

    浩子

  • 原点に終戦記念日鐘を聴く

    貴田雄介

  • 聞く地名終戦記念日開く地図

    小田拓

  • 永遠に終戦記念日は一つ

    深空汐音

  • 終戦日畳の縁のずれ少し

    語毒電作

  • コップ酒グラスに残る終戦日

    崇拝

  • 連弾の少女のおさげ終戦日

    岩清水 彩香

  • 泡盛の甕検める終戦日

    一谷いちにょ

  • 快晴の終戦記念日始まりし

    咲仁木

  • 校舎の影踏むや終戦記念日

    群馬の凡人

  • 小さき誕生日ケーキの終戦日

    小布施遊帆

  • 終戦記念日みどりごの笑み

    十市 涼音

  • 終戦日彼の日語れる親の亡き

    蒲 公英

  • ラジオの声終戦記念日今日も晴れ

    御雰小雰

  • 血を噴きし思いは消えず終戦日

    塵啄木鳥

  • 直向きに折り紙の鳩終戦日

    朽葉茶織

  • 終戦日正午のニュウス静かなり

    樹里庵

  • 終戦記念日みんなしあわせがいいね

    海野康代

  • 特売のチラシ見比べ終戦日

    小野たまお

  • 終戦日半旗を掲ぐ影濃くて

    羽根井しの

  • AIと話すひ孫や終戦記念日

    松山 桜子

  • 合掌の十指に力終戦日

    佐藤夏みかん

  • 終戦記念日妻のピアノとともに

    森嶋ししく

  • 日の丸の全き赤や終戦日

    戸村友美

  • 父伯父の名前つぶやく終戦日

    児玉すず子

  • 終戦記念日や令和の教科書

    音葉りんきょう

  • 足裏の小石を投げる終戦日

    月最中 松本

  • 人類に影の輝き終戦忌

    兼子駿

  • 終戦日届けよしこの皆踊れ

    松岡才二

  • 夕映えが空焼きつくす終戦日

    佐藤白行

  • 碑に祖父の名さがす終戦日

    京野ののか

  • 「黙祷」と蕎麦屋のテレビ終戦日

    佐藤友喜

  • 平成の終戦記念日呱々の声

    志瑞六実

  • 敗戦日今日も朽ちゆく気象塔

    神戸の老寺士

  • 終戦記念日不戦の鶴を皆で折る

    京都さくら

  • 八歳にデマの怖さの敗戦日

    睡蓮 堤

  • 姑娘と共に迎えし終戦日

    古賀衝童

  • 史学徒の折鶴重し終戦忌

    松和幸太郎

  • 終戦日老いて痛むは癒えた傷

    祥対無

  • 合掌す空突き抜けて終戦日

    水浜ギコ

  • 終戦記念日テレビラジオは全て消し

    海神 瑠珂

  • 終戦日世界は未だ活火山

    山彦 てっせん

  • 人は消ゆ刻の止まりし終戦日

    森脇レイ

  • 終戦記念日宿題を始める

    神戸 美優

  • 終戦記念日パッチワークのほつれ縫ふ

    江端 桜子

  • 終戦日同じ話を父がする

    小林一弓

  • 終戦忌父知らぬ子の傘寿かな

    若狭介源爺

  • 終戦日母と息子が笑い合い

    寺町 遊

  • 万博と核とにんげん終戦日

    春乃まあち

  • 目を逸らす終戦記念日胸の澱

    神谷理風

  • 薄明けのしづか終戦記念日よ

    杉ノ戸

  • なんとなくテレビつけたら終戦日

    空色いんこ

  • 終戦日孫は虫取り夢中なり

    七瀬 巧

  • 終戦日叔父の齢に孫届き

    春野桜草

  • そよぐ風無事のまくらや終戦日

    外松のりきよ

  • 終戦忌いづれ日付が変わるとも

    高井裕太

  • 毎年のだご汁終戦記念日

    四季風冨貴子

  • 焼き肉の匂い纏いて終戦日

    春風志乃亜

  • 本棚はぎしと鳴りけり終戦日

    久世青葉

  • 終戦日ひとひら落ちる白き羽

    結慧愛

  • ラジオからざわわざわわと終戦日

    糸田 つぶさ

  • 終戦日ジュピター・ヴィーナス早暁に

    佐藤根 雪華

  • ばあちゃんちの匂い一瞬終戦忌

    崇陀羅庵 酔睡

  • 敗戦日母は私を産みました

    古川川

  • 泣き明かし後は元気に終戦忌

    篠原 蝉秀

  • 外つ国で終戦記念日愛に生き

    松原 そら

  • 終戦記念日将来の夢を綴りけり

    小山蜜柑

  • 終戦の日も二次元画像や戦後生まれ

    遠藤 千草

  • 白黒の映像流れ終戦日

    沖優

  • 孫見てる空に飛行の敗戦日

    夏目 小太郎

  • 終戦日おまけ目当てのハンバーガー

    初野一歩

  • 雨に濡れし慰霊の塔や終戦忌

    空乃三日月

  • 終戦忌たらればだけが母のこゑ

    新代愛灯

  • 終戦日敗れて終いとなりぬ哉

    句詠犬

  • 終戦記念日靴紐硬く結ひにけり

    山田はち

  • 敗戦日祖父の言説追慕する

    広島れおん

  • 終戦日赤子の泣くを嫌ふ父

    小田コミマル

  • 敗戦忌抱かれし子と影ひとつ

    山和

  • 敗戦日Yナンバーの後につく

    吉岡ポチ

  • 故郷の遠くなりけり終戦日

    芝野浅次郎

  • 終戦忌英霊いまや年下に

    所沢のローライダー乗り

  • 終戦日雲は光に縁取られ

    勝本熊童子

  • 終戦日ひととき鎮まるグラウンド

    山広裕果

  • 芝に降るスプリンクラー終戦日

    三毛山タマ子

  • 抑留記書き置き亡父の終戦忌

    山内志津子

  • 終戦日外地の父と臥す病母

    横堀 鯉桜

  • 敗戦を終戦記念日と呼ぶか

    岩岳太郎

  • 八十年日の丸に問う終戦忌

    河国老保忠

  • あの記憶風になびかせ終戦記念日

    秋樹アカネ 

  • 空も地面も熱し終戦記念日

    小泉朱鷺

  • 敗戦忌伯父の御霊は父母と

    柿ノ木繁

  • 終戦忌平和を願い竿を振る

    奥山渓魚

  • 故郷に帰りたくなる終戦記念日

    黒鶫

  • 嫌いな上司の異動や終戦忌

    宮成貴寛

  • 児童らの展示パネルや終戦日

    久慈川九

  • 祖母語りき終戦記念日の空音

    開山Moon

  • 敗戦忌傘を飛ばさぬ角度あり

    後藤数

  • 終戦日より二万九千日余り

    郷舞道

  • 幸の名をもらいし母の終戦日

    高田 三毛

  • 終戦記念日爆撃の煙は画面内

    三家端

  • 黙祷の意味知らずして終戦記念日

    四季

  • 終戦日赤紙今も我家に

    海井ももみ

  • 影のびて終戦記念日終わりゆく

    紫泉

  • 終戦日寡黙に農具を磨く祖父

    松林梨香

  • 他が為に祈る終戦記念日よ

    芥川学楽

  • ボロ負けて終戦記念日というか

    高原 徒然草

  • 終戦日サイレンは時空を掴む

    小野寺 余伴

  • 終戦日瞬時に変えしポジとネガ

    光顕

  • かなたから思いたくして終戦日

    松 洋泉

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